説明

Fターム[4H006BD84]の内容

Fターム[4H006BD84]に分類される特許

81 - 100 / 1,152


【課題】触媒の存在下、酸素と酢酸とプロピレンの反応により酢酸アリルを製造するに際して、未反応の酢酸、さらには酢酸アリルを加水分解してアリルアルコールを得る際に副生する酢酸を回収し、酢酸アリル製造の原料として再利用する場合において、触媒の活性および選択性の低下を防止し、触媒寿命を向上させる。
【解決手段】触媒の存在下、酢酸3と酸素1とプロピレン2とを酸化反応器5で反応させ、酢酸アリルと水を生成させる工程と、未反応の酢酸を蒸留塔9で分離する工程と、酢酸を含む酢酸含有液を回収して、酢酸水蒸発器4を経由させて酸化反応器5に戻す工程とを備えた酢酸アリルの製造方法であって、酢酸含有液を含むプロセス液を加熱装置10で80〜250℃の温度に加熱する加熱工程をさらに有する。 (もっと読む)


【課題】電子工業用高純度酢酸の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は電子工業用高純度酢酸の製造方法に係り、1.工業用酢酸を高速蒸留し、2.孔径0.05〜0.3μmのろ過膜によって留分に対して膜ろ過を行い、3.精留を行い、4.再び膜ろ過を行うステップを含む。前記設計によって、純度が99.8%まで高く、単一金属イオン含有量が1ppbより小さく、0.5μm以上の固体不純物粒子の含有量が5個/mlより小さい電子工業用高純度酢酸を得ることができ、また、本発明により提供される製造方法はエネルギー消耗が低く、操作が簡単で、安全性が良い。 (もっと読む)


【課題】クロロプロペンを、塩素(Cl)と反応させる塩素付加反応により、クロロプロパンを効率的かつ連続的に得る製造方法および装置の提供。
【解決手段】下記式(1)CCl=CCl(2−m)(m−1)−CCl(3−n)(mは1又は2、nは0〜3の整数)で示されるクロロプロペンを反応系内に供給しつつ、反応混合液の一部を連続的に抜き出し、該抜き出し液は塩素を溶解させた後に反応系へと再添加して循環させ、添加されたクロロプロペン及び塩素から生成する反応生成混合物の量に相当する量の反応混合液を、別途連続的に抜き出し、該抜き出し液から下記式(2)CCl−CCl(3−m)(m−1)−CCl(3−n)(mは1又は2、及びnは式(1)における値と同一)で示されるクロロプロパンを回収する。 (もっと読む)


【課題】従来技術においては、植物試料などに含まれる揮発性化合物を、簡易的かつ効率的に抽出することが難しかった。
【解決手段】本発明の揮発性化合物抽出装置は、揮発性化合物を含有する試料から揮発性化合物を抽出するための装置であって、前記試料に含まれる揮発性化合物と溶け合わない蒸気を発生するための蒸気発生部と、前記試料を格納可能であるとともに、蒸気発生部にて発生した蒸気を前記試料に対して通気するための試料格納部と、前記試料格納部にて通気により気化した揮発性化合物と蒸気とからなる混合気体を導入可能であるとともに、前記導入された揮発性化合物の溶媒を蓄えるための揮発性化合物抽出部と、からなる。また、本発明の揮発性化合物抽出方法は、揮発性化合物抽出装置を用いて揮発性化合物を含有する試料から揮発性化合物を抽出する。 (もっと読む)


【課題】大型のプラントであっても、反応熱を効率的に除去でき、省資源省エネルギー型の設備で高純度の酢酸を製造する。
【解決手段】ロジウム触媒、ヨウ化物塩、ヨウ化メチル、酢酸メチル、酢酸及び水の存在下、メタノールと一酸化炭素とを反応器1で連続的に反応させる反応工程と、前記反応器1から反応混合物を連続的に抜き出して蒸発槽2に供給し、前記ロジウム触媒、ヨウ化物塩を含む高沸点留分と、酢酸、ヨウ化メチル、酢酸メチル、水及びプロピオン酸を含む低沸点留分とに分離するフラッシュ蒸発工程と、前記蒸発槽2で気化した低沸点留分を蒸留塔3に供給し、酢酸を蒸留する蒸留工程とを含む酢酸の製造方法であって、前記蒸留塔3に供給される前記低沸点留分の一部を熱交換器7に導入して凝縮し、凝縮した液状流分を反応器1にリサイクルする。 (もっと読む)


【課題】低純度プロパンから高純度プロパンを得るための簡便でエネルギー効率に優れた工業的に有利な方法と装置を提供する。
【解決手段】エタン及び/又はプロピレン、並びに、イソブタン及び/又はノルマルブタンを不純物として含む低純度プロパンを高純度化する。吸着器2に、エタン及び/又はプロピレンをプロパンよりも優先して吸着する分子篩αと、イソブタン及び/又はノルマルブタンをプロパンよりも優先して吸着する活性炭βを充填する。吸着器2にガス状の低純度プロパンを導入することで、分子篩αと活性炭βにより不純物を吸着する。吸着器2を通過したガスを高純度プロパンとして回収する。 (もっと読む)


【課題】有機化合物を製造するための出発生成物としての、再生可能な原材料から得られるグリセロールの使用。
【解決手段】ジクロロプロパノールを製造するための方法であって、グリセロールを、酢酸又はその誘導体の存在下で行われるバッチ反応を除く、塩素化剤との反応に付す方法。 (もっと読む)


【課題】副生物であるテレフタル酸などの高沸物の析出を抑えたメタクリル酸の製造方法を提供する。
【解決手段】イソブチレンおよびt−ブチルアルコールの少なくとも一方を分子状酸素と接触させてメタクロレインを含む反応生成ガスを得る気相酸化反応工程(A)と、その反応生成ガス中のメタクロレインを酢酸およびプロピオン酸の少なくとも一方を含有する水溶液に吸収させるメタクロレイン吸収工程(B)と、その水溶液中のメタクロレインを貴金属触媒の存在下、液相中で分子状酸素と接触させてメタクリル酸を含む反応液を得る液相酸化反応工程(C)と、その反応液を蒸留塔に送り、その蒸留塔からメタクリル酸を含有する缶出液を取り出すことによってメタクリル酸を得るメタクリル酸分離工程(D)とを含むメタクリル酸の製造方法。 (もっと読む)


【課題】カルボニル化法において揮発性触媒種を封鎖するための方法を提供する。
【解決手段】生成物流れを、飛沫同伴された触媒種又は揮発性触媒種を封鎖する機能があるビニルピリジン又はビニルピロリドン樹脂ベッドと接触させることを含む方法及び装置。本発明は、飛沫同伴された触媒種又は揮発性触媒種の損失により触媒作用のある反応器内容物が枯渇する、メタノールのイリジウム触媒カルボニル化に関して特に有用である。かかる樹脂は、触媒金属を回収するために蒸解してもよい。 (もっと読む)


【課題】難分離性混合物であるグリコールモノ−tert−ブチルエーテルと、グリコールジ−tert−ブチルエーテルとの混合物を分離する方法を提供する。
【解決手段】前記分離方法は、下記の一般式1で表されるグリコールモノ−tert−ブチルエーテルおよび下記の一般式2で表されるグリコールジ−tert−ブチルエーテルを含む反応混合物を親油性抽出剤および親水性抽出剤を用いて分離することを特徴とする。




(式中、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子または炭素数1〜5のアルキル基であり、nは0〜4の整数である。) (もっと読む)


【課題】バイオマスをガス化して得られた水素と一酸化炭素とを含む合成ガスから低コストでエタノールを合成するエタノール製造方法、および該方法に用いることのできるエタノール製造システムの提供。
【解決手段】少なくとも水素と一酸化炭素とを含むバイオマスガスと、少なくともロジウムとマンガンとを含む触媒とを用いて、エタノールを含む生成物を得ることを特徴とするエタノール製造方法、バイオマスをガス化して少なくとも水素と一酸化炭素とを含むバイオマスガスを得る浮遊外熱式ガス化装置と、前記バイオマスガスを精製する圧力スイング吸着式精製装置と、精製された前記バイオマスガスを少なくともロジウムとマンガンとを含む触媒が充填された反応管に流通させることによりエタノールを製造するエタノール製造装置とを有するエタノール製造システム。 (もっと読む)


【課題】不純物を含むPCB混入絶縁油の無害化処理に適用することで無害化処理を安定的に行うことができ、さらに金属ナトリウムの消費量を低減させることができる、不純物を含む油を浄化する油浄化装置を提供する。
【解決手段】PCB混入絶縁油無害化処理設備1の回収油貯蔵タンク17に底部と頂部とを結ぶ外付けの水循環ライン60を設け、水循環ライン60を通じて、水溶性酸化変質油を抽出すべく回収油貯蔵タンク17に張り込まれた電解質を含む水を回収油貯蔵タンク17の底部から抜き出し回収油貯蔵タンク17の頂部に返送し、水と貯蔵する油とを油回収油貯蔵タンク17内で接触させ水溶性酸化変質油を水側に抽出させ、回収油貯蔵タンク17の底部水相64内に配設された電解装置62で水側に抽出された水溶性酸化変質油を酸化分解する。 (もっと読む)


【課題】高純度の水素原料が利用可能な環境に適したメタン合成方法を提供する。
【解決手段】H2/CO2モル比(r)と未反応CO2の関係を見ると、rが4.0を超えると急激にCO2値が低下し、r=4.5では約1ppm、r=5.0ではほぼ0となっている。また、4.1<r<4.2の範囲に変曲点が存在していることが分かる。一方、H2について見ると、r>4.0ではrの増加とともに過剰H2が増加していく。モル比と残留COの関係についても、上記CO2と同様の傾向であることが分かる。4.1<r<4.2の範囲に変曲点が存在することについても同様である。これらのことから、変曲点以上(r≧4.2)のモル比範囲で反応させた場合、CO2の低減効果は小さくなり、かつ、過剰H2の回収・リサイクルに要するPSAやコンプレッサの設備能力、ランニングコストが大きくなるため、経済的メリットが少なくなる。 (もっと読む)


【課題】 触媒の強度を低下させず、触媒が割れるのを抑制でき、安定的に運転が継続できる工業的に有利な共役ジエンの製造方法を提供する。
【解決手段】 炭素原子数4以上のモノオレフィンを含む原料ガスと分子状酸素含有ガスとを混合して、触媒層を有する反応器に供給し、酸化脱水素反応を行うことにより生成された対応する共役ジエンを含むガスを得る共役ジエンの製造方法において、触媒層が、固体触媒を含む層であって、下記式(1)で示される該固体触媒の外径変化率を−0.40%以上1.90%以下とし、かつ、原料ガスと分子状酸素含有ガスを混合して反応器に供給することを特徴とする共役ジエンの製造方法。
外径変化率(%)=[(酸化脱水素反応後の固体触媒の外径−酸化脱水素反応前の固体
触媒の外径)/(酸化脱水素反応前の固体触媒の外径)]×100 …(1) (もっと読む)


【課題】本発明は、触媒が短期間で劣化することを抑制でき、かつ原料ガスの利用効率が高いメタクロレインの製造方法の提供を目的とする。
【解決手段】触媒の存在下、tert−ブチルアルコールおよびイソブチレンの少なくとも一方を含む原料ガスを分子状酸素により気相接触酸化してメタクロレインを得る気相接触酸化工程と、気相接触酸化反応後の反応ガスからメタクロレインを捕集する捕集工程と、メタクロレインの捕集後のガス中の未反応のイソブチレンを吸着剤に吸着させて分離回収する回収工程と、回収したイソブチレンを前記吸着剤から脱離させて前記気相接触酸化工程に返送する返送工程と、を有するメタクロレインの製造方法。 (もっと読む)


【課題】イソシアネート残渣およびカーボネートを効率良く、有効に利用するための、イソシアネート残渣の処理方法を提供すること。
【解決手段】カルバメートの熱分解反応により得られる分解液から、イソシアネートおよびアルコールを分離したイソシアネート残渣に、カーボネートを配合し、高圧高温水に接触させて、アミンおよびアルコールに加水分解する。このようなイソシアネート残渣の処理方法によれば、カルバメートの分解液から得られるイソシアネート残渣に、カーボネートを配合して、それらを加水分解するので、アミンおよびアルコールを一度に得ることができる。そのため、このようなイソシアネート残渣の処理方法によれば、イソシアネート残渣およびカーボネートを、工業的に有効利用することができる。 (もっと読む)


【課題】カーボネートを効率良く利用するためのカーボネートの処理方法を提供すること。
【解決手段】ジアルキルカーボネート、ジアリールカーボネートおよびアルキルアリールカーボネートからなる群から選択される少なくとも1種のカーボネートを、高圧高温水に接触させて、アルコールに分解する。このようなカーボネートの処理方法によれば、カーボネートをアルコールに分解することができるため、カーボネートを工業的に有効利用することができる。 (もっと読む)


【課題】本明細書では、低アルデヒド濃度および0.2重量%未満の水分を含有する精製(メタ)アクリル酸生成物を提供する(メタ)アクリル酸を精製するための方法が提供される。
【解決手段】本方法の一つの実施態様は、アルデヒド処理化合物の存在下において(メタ)アクリル酸を蒸留するステップを含む。本方法の別の実施態様は、反応性乾燥剤の存在下において粗(メタ)アクリル酸を蒸留するステップを含む。この仕方で生成された(メタ)アクリル酸は、機能性(メタ)アクリル酸ポリマー、たとえば超吸収性ポリマー、バインダー、およびエチレン−(M)AAコポリマーなどにおいて使用するのに特に適している。 (もっと読む)


【課題】塩素含有フルオロアルカン又は含フッ素アルケンを原料として用い、水素ガスと反応させて含フッ素アルカンを製造する方法において、高い生産効率で目的とする含フッ素アルカンを製造できる方法を提供する。
【解決手段】塩素含有フルオロアルカン及び含フッ素アルケンからなる群から選ばれた少なくとも一種の含フッ素化合物を、触媒の存在下に水素ガスと反応させて含フッ素アルカンを製造する方法であって、触媒活性の異なる二種以上の触媒を用い、原料とする含フッ素化合物と水素ガスを、順次、触媒活性の低い触媒から触媒活性の高い触媒に接触させることを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】内部に除熱管を有する流動層反応器を用いて気相発熱反応させる方法において、温度の精緻な制御及び除熱管の保全性確保の両方を満足する気相発熱反応方法を提供すること。
【解決手段】内部に複数の除熱管を有する流動層反応器に原料を供給し、気相発熱反応させる方法であって、
前記除熱管が水を通ずる除熱管と水蒸気を通ずる除熱管とからなり、前記水蒸気の流量を最大流量/最小流量の比が3〜10となるよう操作して反応温度の調整を行うことを含む方法。 (もっと読む)


81 - 100 / 1,152