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Fターム[4K021CA11]の内容

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【課題】固体高分子形の水素製造セルの耐圧性能を向上させ、高圧水素製造時の差圧制御を不要とする。
【解決手段】固体高分子電解質膜11の両面に酸素側集電体12と水素側集電体13が配置された水素製造セル1において、酸素側集電体12は水素側集電体13よりも大きく、酸素側集電体12の縁部が、全周に渡って水素側集電体13の縁部の外方に位置し、水素側集電体13の外周にOリング22が配され、Oリング22の固体高分子電解質膜11を介した対向位置は、酸素側集電体12の縁部より内側である。水素側集電体13側から酸素側集電体12に対して正の圧力がかかっても、固体高分子電解質膜11を介して酸素側集電体12が受け止める。そのため固体高分子電解質膜11が直接圧力を受け止める事はなく、セル全体の耐圧性能が向上し、水素側集電体13側と酸素側集電体12側との差圧制御は不要である。両極間のガスが混合することもない。 (もっと読む)


【課題】固体高分子電解質膜を用いた水電解によって高圧水素を製造する場合に、従来よりも短時間で水素側の高圧ガスを排気して常圧まで減圧し、エネルギーの無駄を少なくして、迅速な再起動を可能とする。
【解決手段】水素製造セルスタック10に対して、ポンプ13によってタンク14内の純水が供給され、電源21からの電力が供給されると、水電解によって水素ガスが発生し、タンク24に送られる。電解運転の際には、酸素側は常圧としている。水素製造セルスタック10への電力の供給が停止した場合に、停止時間が計測され、停止時間が所定の値に達した時点で、制御装置Cによって電磁弁50が開放され、水素ガス側系内のガスが枝管51を通じて系外に排気される。 (もっと読む)


【課題】水分を含有する高圧な水素を良好に気液分離するとともに、十分強度を有し且つ水位を正確に測定することを可能にする。
【解決手段】水電解システムを構成する気液分離装置18は、ブロック体40を備える。ブロック体40の内部には、それぞれ上下方向に延在して気液分離用開口部54及び水位検出用開口部56が形成されるとともに、前記気液分離用開口部54及び前記水位検出用開口部56の各下端位置は、前記ブロック体40の内部で終端し且つ排水配管50に一体に連通する。水位検出用開口部56の上端位置は、ブロック体40の内部で終端し且つ気液分離用開口部54の上部側に連結される。導入孔部48は、水位検出用開口部56に設けられる上端水位用検出部58Hよりも上方に位置する。 (もっと読む)


【課題】リリーフ弁の故障を容易且つ確実に検出することができ、前記リリーフ弁から水素を無駄に放出することを可及的に阻止し、経済的な電解処理を効率的に行うことを可能にする。
【解決手段】高圧水電解システム10の制御方法は、水素の圧力が、背圧弁36の設定圧力まで昇圧する昇圧時間を算出する昇圧時間算出工程と、前記背圧弁36の上流側に配置された圧力計38により前記水素の圧力を計測する圧力計測工程と、算出された前記昇圧時間が経過した後、計測された前記水素の圧力と前記背圧弁36の前記設定圧力とを比較する圧力比較工程と、比較された前記水素の圧力が前記設定圧力よりも低圧である際に、システム停止を行うシステム停止工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】生成された高圧水素に含まれる水を良好に除去するとともに、前記水を無駄なく経済的に使用することを可能にする。
【解決手段】水電解システム10は、水を電気分解して酸素と前記酸素よりも高圧な高圧水素とを発生させる水電解装置12と、前記水電解装置12のアノード側から排出される前記酸素及び前記水が導入されて気液分離され、且つ分離された前記水を前記水電解装置12に循環供給する低圧側気液分離器14と、前記水電解装置12のカソード側から排出される前記高圧水素及び前記アノード側からの透過水が導入されて気液分離される高圧側気液分離器22と、前記高圧側気液分離器22から前記低圧側気液分離器14に水を戻す水配管24に配設され、高圧の前記水を減圧させる減圧水供給装置26とを備える。 (もっと読む)


【課題】ハロゲン含有溶液の電気分解を行う間に低い動作電圧をもたらす、電極の製造方法を提供する。
【解決手段】電極触媒コーティングおよび上にコーティングを有する電極に関し、そのコーティングは混合の金属酸化物のコーティング、好ましくはバルブ金属酸化物を伴うかまたは伴わない白金族金属の酸化物であり、そしてパラジウム、ロジウムまたはコバルトなどの遷移金属成分を含有する。電極触媒コーティングは特にハロゲン含有溶液の電気分解のための電解槽のアノードの構成要素として用いることができて、このときパラジウム成分はアノードの動作電位を低くするとともに、最も低いアノード電位を得るための「試行」期間の必要性を解消する。 (もっと読む)


【課題】運転停止後に、アノード側にリークする水素量を良好に削減することができ、触媒電極の劣化を阻止して良好な水電解処理を遂行可能にする。
【解決手段】電解質膜の両側に給電体が設けられ、前記給電体間に電解電圧を印加することにより、水を電気分解してアノード側に酸素を発生させるとともに、カソード側に前記酸素よりも高圧な水素を発生させる高圧水電解装置の運転停止方法に関するものである。この運転停止方法は、給電体間に対する電解電圧の印加を停止する工程と、前記電解電圧の印加を停止した状態で、高圧水電解装置内に冷却用媒体を供給することにより、前記高圧水電解装置を冷却する工程と、少なくともカソード側の減圧を行う工程とを有している。 (もっと読む)


【課題】水素充填装置に水素を充填する際のエネルギ消費を可及的に削減することができ、効率的且つ経済的に水素充填作業を行うことを可能にする。
【解決手段】高圧水電解システムの運転方法は、水吸着装置を構成する吸着筒の吸着可能容量から得られる前記吸着筒の最低必要圧力を、背圧弁の設定圧力に設定する工程と、燃料電池車両の燃料タンクに水素の充填を開始する際に、前記水素の充填圧力の履歴を記憶する工程と、前記充填圧力の履歴から、前記吸着筒の残存吸着可能容量を算出する工程と、前記残存吸着可能容量に基づいて、前記背圧弁の設定圧力を、再度設定する工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】水素充填装置に水素を充填する際のエネルギ消費を可及的に削減することができ、効率的且つ経済的に水素充填作業を行うことを可能にする。
【解決手段】高圧水電解システム10は、水を電気分解して酸素と該酸素よりも高圧な水素とを発生させる高圧水電解装置14と、前記高圧水電解装置14から排出される前記水素に含まれる水分を吸着する水吸着装置20と、前記水吸着装置20の下流に配置され、前記高圧水電解装置14で生成される前記水素を高圧に保持する背圧弁24とを備える。この運転方法は、背圧弁24の圧力を、燃料電池車両48の燃料タンクに水素が充鎮された際の水素充填圧力未満の設定圧力に設定する工程と、水素を前記燃料タンクに供給するとともに、前記水素を前記設定圧力を超える圧力まで昇圧させる工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】 一隔膜二室型の電解装置で酸性又はアルカリ性の電解水を選択的に、かつ、単独で生成することができると共に、電解効率を向上させることで所望のpHや濃度の電解水を生成することができる電解水の製造装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 陽極室と陰極室とを隔てる陽イオン透過膜を有する第1の電解装置と、陽極室と陰極室とを隔てる陰イオン透過膜を有する第2の電解装置と、前記第1の電解装置と前記第2の電解装置に電解質水溶液を供給する供給槽とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】光エネルギーを利用して、電気エネルギーおよび熱エネルギーの双方を得ることが可能な発電システムを提供する。
【解決手段】発電システム1は、容器11内に、電解液Aと、光電変換機能を有する複数の半導体チップ12とが封入されてなり、光エネルギーを吸収してガスを発生するガス生成部10と、ガス生成部10により発生したガスを利用して電気エネルギーを生成する発電部20と、容器11内部から熱エネルギーを吸収する給湯器30とを備えている。ガス生成部10では、容器11内へ入射した光が複数の半導体チップ12により吸収され、電解液Aにおいて電気分解が生じる。容器11内でガス(例えば水素)が発生し、この発生ガスを利用して、発電部20が電気エネルギーを生成する。容器11内部では、上記電気分解による反応熱や、太陽光による輻射熱により温度上昇を生じるが、給湯器30により、容器11内部から熱エネルギーが吸収される。 (もっと読む)


【課題】排出されるガス成分を良好に希釈するとともに、消費電力の削減及び騒音の低減を図ることを可能にする。
【解決手段】水電解システム10の運転方法は、高圧水電解装置12から気液分離装置16に排出される透過水素流量及び酸素流量を算出する工程と、運転中の水素製造量に対し、前記透過水素流量及び前記酸素流量に基づいて透過水素を希釈するために必要な透過水素用希釈流量を算出する工程と、運転中の前記水素製造量に対し、前記透過水素流量及び前記酸素流量に基づいて酸素を希釈するために必要な酸素用希釈流量を算出する工程と、前記透過水素用希釈流量及び前記酸素用希釈流量を比較し、流量の多い方を希釈用空気流量に選択して気液分離装置16内に希釈用空気を供給する工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】排出されるガス成分を良好に希釈するとともに、水質の劣化を確実に抑制することを可能にする。
【解決手段】水電解システム10は、水を電気分解することによって酸素及び高圧水素を製造する高圧水電解装置12と、前記水を前記高圧水電解装置12に循環させる水循環装置14と、前記高圧水電解装置12から排出されるガス成分を、前記水循環装置14内の水から分離し、前記水を貯留する気液分離装置16とを備える。気液分離装置16は、ガス成分及び水を導入する貯留器78と、前記貯留器78内に希釈用空気を供給するブロア86と、前記貯留器78内に配設され、該貯留器78内の水面位置に追従して上下動可能で且つ前記ガス成分を透過可能な可動壁部90とを備える。 (もっと読む)


【課題】水電解処理を継続しながら、弁装置の洗浄作業を容易且つ迅速に遂行することを可能にする。
【解決手段】水電解システム10は、純水を電気分解することによって高圧水素を製造する水電解装置12と、前記水電解装置12から高圧水素配管20に導出される前記高圧水素に含まれる水分を除去する気液分離装置22と、前記気液分離装置22から水を排出する排水配管24に配設される弁装置26と、コントローラ28と、前記弁装置26に水の詰まりが発生するか否かを判断する検知装置150と、減圧弁98に直接装着され、前記検知装置150により前記減圧弁98に前記水の詰まりが発生すると判断された際に、前記減圧弁98の洗浄を行うために駆動される超音波振動子104とを備える。 (もっと読む)


【課題】簡素な構成、構造で、水素ガス生成原料を加熱することができる発電・水素ガス発生装置を提供する。
【解決手段】発電・水素ガス発生装置は、水素ガス発生装置10、太陽電池40及び熱輸送部材50を備えており、水素ガス発生装置10は、熱輸送部材50の一端の部分51から構成された分離壁部12によって分離された複数の電気分解セルを備えており、熱輸送部材50の他端の部分52から構成された太陽電池取付部53に太陽電池40が取り付けられており、太陽電池40にて生成した熱が太陽電池取付部53を介して分離壁部12から電気分解セルに伝熱される。 (もっと読む)


【課題】運転停止後の脱圧時に、シール部材の破損を可及的に回避するとともに、水素の廃棄を阻止することを可能にする。
【解決手段】水電解システム10は、水を電気分解して酸素及び水素を発生させる水電解装置12と、前記水電解装置12から前記水素を排出する高圧水素配管88に接続され、該水素を貯蔵する水素貯蔵部96と、前記高圧水素配管88から分岐し且つ前記水素貯蔵部96に接続され、減圧処理時に排出される前記水素を流通させて減圧制御を行う脱圧配管88aと、前記脱圧配管88aに配設されるポンプ装置100と、前記ポンプ装置100の1次側圧力と2次側圧力とを検出する圧力検出装置150と、前記2次側圧力が前記1次側圧力と同一の圧力以上であることが検出された際、前記ポンプ装置100を制御して前記水素を1次側から2次側に強制的に供給するためのコントローラ18とを備える。 (もっと読む)


【課題】塩素の強い刺激臭を持たない、用途の広い殺菌水を提供する。
【解決手段】チタン素材にイリジウムを焼結した電極を製作し、この電極を陽極として塩化物イオン水を電気分解して得られたことを特徴とする殺菌水。 (もっと読む)


【課題】多量のブラウンガスを発生させるブラウンガス製造装置およびブラウンガス製造方法の提供。
【解決手段】ブラウンガス製造装置は、i)一対の列をなしながら一方向に配列されブラウンガスを製造する複数の電解槽10、ii)複数の電解槽10それぞれの下部に電解液を供給する複数の給水ライン22、iii)複数の給水ライン22と連結し、一方向に沿って長く伸び、複数の電解層10の列の間に位置する電気絶縁性給水ヘッダ20、iv)複数の電解槽10それぞれの上部と連結し、電解液を排出させる複数の排水ライン42、v)複数の排水ライン42と連結し、給水ヘッダ20と対向する電気絶縁性排水ヘッダ40、vi)複数の電解槽10に電気的に連結し、電解液を電気分解する電流を供給する電源60、およびvii)複数の電解槽10それぞれの上端と連結し、製造されたブラウンガスを外部に排出させるブラウンガス排出管30を含む。 (もっと読む)


【課題】電解式水素水生成器において、強度性能、水密性能に優れた、コンパクトな電解槽を提供する。
【解決手段】白金めっきを施したチタン等、電気分解による損耗をうけにくい導電性材料から成り、平板形状で、かつ、外部引出し用の給電端子を有する陰極および陽極を備え、さらに、前記両電極の間隙に前記両電極と材質を同じくして、給電端子を保有しない平板形状の中間電極を絶縁材料から成るスペーサ16を用いてギャップを形成する様、配列した電極ユニット14を小径の円筒容器10に収納して構成する。 (もっと読む)


【課題】電解によって発生した気泡が電極表面に付着し電極の有効面積が減少することよる電解効率の低下を防止する電解技術を提供する。
【解決手段】電解装置20において、電解槽1に保持される電解液Lに浸漬され電圧が付与される電極2と、電解反応により前記電極2の表面に生成し付着した気泡を剥離させる剥離手段を構成する気液分離部7,気液分離部7で分離された電解液Lを電解層1に導く第1経路11,および、分離された生成ガスの少なくとも一部を導入ガスGとして第1経路11に合流させる第2経路12と、を備えることを特徴とする電極表面に付着する生成ガスの剥離手段を含む電解装置。 (もっと読む)


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