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Fターム[4K029BC02]の内容

物理蒸着 (93,067) | 被膜の性質 (4,709) | 耐磨耗性 (939)

Fターム[4K029BC02]に分類される特許

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【課題】雨および砂の浸蝕の全期間で耐えることができ、必要な波長帯において透過性であり、かつ高速航空機における使用に耐えうる、20μmを超える厚いアルミナコーティングを硫化亜鉛およびセレン化亜鉛物品上に堆積させる方法を提供する。
【解決手段】a)硫化亜鉛またはセレン化亜鉛を含む物品を提供し;並びに、b)マイクロ波アシストマグネトロンスパッタリングによって、20μmを超える厚みのアルミナの層を硫化亜鉛またはセレン化亜鉛上に、60Å/分以上の堆積速度で堆積させる;ことを含む方法。 (もっと読む)


【課題】優れた耐候性及び耐摩耗性、耐擦傷性を有し、しかもシンプルで且つ低コストな工程によって量産可能な自動車用樹脂ガラスを提供する。
【解決手段】透明な樹脂基板12の少なくとも一方の面上に積層形成されたハードコート層14を、真空蒸着重合によって形成された有機高分子薄膜16を含んで構成した。 (もっと読む)


工具または摩耗部品は、基材を覆って形成されたコーティングを有する。このコーティングは、2つの硬質層の間に可塑性微小層を位置させた少なくとも1つの連続体を含むけれども、このコーティングは、可塑性微小層を硬質層と共に交互に重ねることによって作り出されるこのような連続体をいくつか有することができる。種々の硬質層は相互に組成を異ならせることができ、可塑性微小層もそうすることができる。随意的な接合層を基材と連続体との間に設けることができ、最も外側の硬質層を覆う表面層を任意で設けることができる。種々の層を物理的気相蒸着により単一のチャンバー内で堆積させることができる。
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【課題】
本発明は多成分単一体のスパッタリングターゲット及びその製造方法、これを利用した多成分合金系ナノ構造薄膜製造方法に関するものである。
【解決手段】
本発明による多成分単一体のスパッタリングターゲットは、窒素と反応して窒化物形成が可能な窒化物形成金元素及び前記窒化物形成金元素に対する高溶度がないか低く、窒素と反応しないか反応性が低い非窒化物形成金元素の非晶質または部分結晶化された非晶質形成合金系を含むもので、前記窒化物形成金元素はTi、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、Mo、W、Al、Siから選択された少なくとも一つの元素を含み、前記非窒化物形成金元素はMg、Ca、Sc、Ni、Cu、Y、Ag、In、Sn、La、Au、Pbから選択された少なくとも一つの元素を含んで構成してもよい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、MoNの特性とTiAlSiNの特性とを兼備し、特に耐摩耗性に優れた被覆膜を備えた表面被覆切削工具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材とその上に形成された被覆膜とを備え、該被覆膜は、MoNz(ただし式中zは0.01≦z≦0.2)で表されるMoとNとの固溶体、Mo2N、MoNまたはこれらの混合体からなるA層と、Ti1-x-yAlxSiyN(ただし式中xは0.3≦x≦0.7、式中yは0.01≦y≦0.25)からなるB層とが交互に各々2層以上積層されてなり、該A層の層厚λaと該B層の層厚λbとは、それぞれ2nm以上1000nm以下であり、その層厚比λa/λbは、基材側から被覆膜の最表面側にかけて増大し、かつ基材に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは0.1以上0.7以下であり、最表面側に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは1.5以上10以下であることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、VNの特性とTiAlSiNの特性とを兼備し、特に耐摩耗性に優れた被覆膜を備えた表面被覆切削工具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材とその上に形成された被覆膜とを備え、該被覆膜は、VNからなるA層と、Ti1-x-yAlxSiyN(ただし式中xは0.3≦x≦0.7、式中yは0.01≦y≦0.25)からなるB層とが交互に各々2層以上積層されてなり、該A層の層厚λaと該B層の層厚λbとは、それぞれ2nm以上1000nm以下であり、その層厚比λa/λbは、基材側から被覆膜の最表面側にかけて増大し、かつ基材に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは0.1以上0.7以下であり、最表面側に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは1.5以上10以下であることを特徴としている。 (もっと読む)


本発明は、ガス雰囲気中におけるカソードスパッタリングにより、且つ、少なくとも1つの金属ターゲット(16)を使用することにより、摩擦的に有効な摺動層(6)を有する基材の表面(5)を被覆することによって滑り軸受要素(1)を製造する方法であって、円筒形空洞(3)を有する基材が使用され、且つ、ターゲット(16)は、空洞(3)内に少なくとも部分的に配置され、且つ、更には、ターゲット(16)をスパッタリングするための放電は、第3電極(26)によって支持又は維持される方法に関する。
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【課題】従来の皮膜よりも耐酸化性および耐摩耗性に優れた硬質皮膜を提供する。
【解決手段】(Al,M,Cr1−a−b)(C1−e)からなる硬質皮膜(但し、MはW及び/又はMo)であって、
0.25≦a≦0.65、
0.05≦b≦0.35、
0.5≦e≦1
(a,b,eはそれぞれAl,M,Nの原子比を示す。)
であることを特徴とする硬質皮膜。 (もっと読む)


【課題】高硬度材の高速切削加工で、すぐれた耐チッピング性と仕上げ面精度を発揮する表面被覆立方晶窒化ほう素基超高圧焼結材料製切削工具を提供する。
【解決手段】バインダー相であるTiNを20〜50vol%含有するcBN工具基体の表面から1μm以内の深さ領域において、上記バインダー相は0.1〜5原子%のSiを含有し、さらに、該工具基体表面上に、(Ti1−XSi)N層(但し、Xは0.001〜0.05)を下部層として蒸着形成し、cBN工具基体と下部層の付着強度を高め、この上にさらに、TiN、TiCNおよび(Ti,Al)Nの何れかからなる上部層を蒸着形成する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、AlNの特性とTiAlSiNの特性とを兼備し、特に耐摩耗性に優れた被覆膜を備えた表面被覆切削工具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材とその上に形成された被覆膜とを備え、該被覆膜は、AlNからなるA層と、Ti1-x-yAlxSiyN(ただし式中xは0.3≦x≦0.7、式中yは0.01≦y≦0.25)からなるB層とが交互に各々2層以上積層されてなり、該A層の層厚λaと該B層の層厚λbとは、それぞれ2nm以上1000nm以下であり、その層厚比λa/λbは、基材側から被覆膜の最表面側にかけて増大し、かつ基材に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは0.1以上0.7以下であり、最表面側に最も近いA層とB層の層厚比λa/λbは1.5以上10以下であることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性に優れた硬質皮膜を提供する。
【解決手段】本発明に係る硬質皮膜は、組成が(TiaCrbAlcd)(Bxyz)からなり、前記LはSi及びYのうちの少なくとも1種であり、前記a、b、c、d、x、y、zが原子比であるときに、0.1≦a<0.3、0.3<b<0.6、0.2≦c<0.35、0.01≦d<0.1、a+b+c+d=1、x≦0.1、y≦0.1、0.8≦z≦1、x+y+z=1を満足することを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】摺動部材の摺動面に成膜する場合などにおいても十分な耐摩耗性を有するDLC膜およびその成膜方法を提供する。
【解決手段】基材2の表面に形成された中間層3と表面層4とからなる硬質膜1の成膜方法であって、該成膜方法は、基材2上に金属系材料を主体とする中間層3を形成する中間層形成工程と、中間層3の上にDLCを主体とする表面層4を形成する表面層形成工程とを有し、中間層形成工程および表面層形成工程において、中間層3および表面層4は、スパッタリングガスとしてArガスを用いたUBMS装置を使用し、上記表面層形成工程は、上記装置内の真空度が0.2〜0.9Paであり、基材2に印加するバイアス電圧が70〜400Vである条件下で、炭素供給源となるターゲットから生じる炭素原子を、中間層3上に堆積させてDLCを主体とする表面層4を形成する工程である。 (もっと読む)


【課題】密着性の向上および厚膜化が可能であり、耐摩耗性に優れる硬質膜およびその成膜方法を提供する。
【解決手段】中間層3と表面層4とからなる硬質膜1の成膜方法であって、基材2上に金属系材料を主体とする中間層3を形成する中間層形成工程と、中間層3の上にDLCを主体とする表面層4を形成する表面層形成工程とを有し、中間層3および表面層4は、スパッタリングガスとしてArガスを用いたUBMS装置を使用し、上記表面層形成工程は、炭素供給源として黒鉛ターゲットと炭化水素系ガスとを併用し、アルゴンガスの導入量100に対する炭化水素系ガスの導入量の割合が1〜5、装置内真空度が0.2〜0.8Pa、基材2に印加するバイアス電圧が70〜150Vの条件下で、炭素供給源から生じる炭素原子を、中間層3上に堆積させてDLCを主体とする表面層4を形成する工程である。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性と靭性とを両立させたとともに、基材との密着性にも優れた被膜を備えた表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材と該基材上に形成された被膜とを備え、該被膜は、第1被膜層を含み、該第1被膜層は、微細組織領域と粗大組織領域とを含み、該微細組織領域は、それを構成する化合物の平均結晶粒径が10〜200nmであり、かつ該第1被膜層の表面側から該第1被膜層の全体の厚みに対して50%以上の厚みとなる範囲を占めて存在し、かつ−4GPa以上−2GPa以下の範囲の応力である平均圧縮応力を有し、該第1被膜層は、その厚み方向に応力分布を有しており、その応力分布において2つ以上の極大値または極小値を持ち、それらの極大値または極小値は厚み方向表面側に位置するものほど高い圧縮応力を有することを特徴としている。 (もっと読む)


一方が他方の上に配置されたいくつかの層を含む、切削工具のための被覆材(10)であって、金属アルミニウム又はアルミニウム合金の第1層(3)と、第1層の上に配置された酸化アルミニウム又はアルミニウムと少なくとも1種の他の金属とを含有している混合酸化物の第2層(2)とを有することを特徴とする被覆材(10)。
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【課題】アルミナを原料に用いながらも少なくとも塑性硬さが30GPa以上得られる硬質保護膜及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】 何れも結晶粒径が20nm以下であるAlN微結晶とAl1-xOxNy微結晶との複合体からなる硬質保護膜。Al2O3ターゲットを用いて高周波電源によってAr及びN2の混合ガス中で放電させる高周波反応スパッタ法を用い、その際に印加するバイアス電圧と金属母材の温度との関係を調整することによって、硬質保護膜を30GPa以上の塑性変形硬さに形成する。 (もっと読む)


本発明は、コーティング及び基材を含み、該基材上にPVD堆積法を用いてコーティングが堆積された被覆物体の製造方法に関する。コーティングは、周期律表の第IVb族、第Vb族、第VIb族、ならびに、Al、Y及びSiから選ばれる1種以上の元素の窒化物、炭化物、酸化物、ホウ素化物又はそれらの混合物を含む。堆積方法は、活性ターゲットを維持しながら、基材バイアス電圧を変化させる少なくとも1つのシーケンスを含み、ここで、基材バイアス電圧を変化させるシーケンスはサブシーケンスSi;−第一の基材バイアス電圧Biにて10秒間〜60分間の堆積時間Tiの間堆積させ、その後、10秒間〜40分間の傾斜時間Riの間堆積させながら、基材バイアス電圧を徐々に第二の基材バイアス電圧Bi+1(│Bi−Bi+1│≧10V)に変化させることを含み、ここで、サブシーケンスSiをi=nとなるまで繰り返し、ここで、i=0,1,2,...nであり、n≧2であり、各新規のサブシーケンスは前のサブシーケンスが終わるときに使用されていたのと同一の基材バイアス電圧で堆積を開始する。
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【課題】高硬度材の高速切削加工で、すぐれた耐酸化性と潤滑性を備えることにより、耐チッピング性、仕上げ面精度の向上を図った表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】WC超硬合金、TiCN基サーメット、cBN基超高圧焼結材料からなる工具基体の表面に、TiN、TiCN、(Ti,Al)N層の少なくとも一層からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、上記硬質被覆層の最表面に、100〜500nmの膜厚の非晶質二酸化珪素膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】耐溶着性、耐摩耗性、および耐熱性の何れについても優れた性能が得られる硬質被膜を提供する。
【解決手段】ボールエンドミル10の刃部14の表面にコーティングされた硬質被膜20は、(Ala Cr(1-a-b) b ) Cc (1-c) 〔但し、a、b、cはそれぞれ原子比で、0.4≦a≦0.8、0.01≦b≦0.05、0≦c≦0.5の範囲内〕から成るI層20aと、CrCd (1-d) 〔但し、dは原子比で、0≦d≦0.5の範囲内〕から成るII層20bとが、1nm以上の積層周期Tp で交互に1周期以上積層され、総膜厚Ttotal が0.1μm〜10μmの範囲内とされている。AlCrN系のI層20aは高硬度で優れた耐摩耗性が得られ、CrN系のII層20bは低摩擦係数で優れた耐溶着性が得られる一方、I層20aにY(イットリウム)が所定の原子比で添加されることにより、高温での耐酸化性が向上して優れた耐熱性が得られるようになる。 (もっと読む)


【課題】Al合金等の軟質被削材の切削加工において、すぐれた化学的安定性と潤滑性を発揮する表面被覆切削工具を提供すること。
【解決手段】 炭化タングステン基超硬合金製工具基体表面に、 下部層として、平均層厚0.5〜3μmを有するCrとAlの複合窒化物(組成式:(Cr1−XAl)Nで表した場合、好ましくは、0.4≦X(原子比)≦0.7)層、上部層として、平均層厚0.5〜2μmを有するFeとTiの複合酸化物(組成式:FeTi2+2Yで表した場合、好ましくは、0.8≦Y(原子比)≦1.2)層からなる硬質被覆層を蒸着形成する。 (もっと読む)


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