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Fターム[4K031AA01]の内容

溶射又は鋳込みによる被覆 (8,522) | 溶射対象物品 (1,023) | 線材、棒材、板材、管、容器 (194)

Fターム[4K031AA01]に分類される特許

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【課題】成膜対象面に原料粉末を溶射させる際、原料粉末を成膜対象面への付着に寄与する液相部分は、割合を減らして残し、固相部分の割合を増やすように成膜することで、高熱伝導性を確保する。
【解決手段】原料粉末Pを分級して、成膜対象面に溶射する際、成膜対象面到達時に固相のままの大粒径粉末Pbと完全溶融の小粒径粉末Psとを交互に溶射することで、小粒径粉末Psが固化する前に、大粒径粉末Pbが成膜対象面に着くように溶射タイミングを制御するようにする。成膜されるセラミック膜10は、固相状態の大粒径粉末Pbを、液相状態(溶融状態)の小粒径粉末Psをバインダとして、固相部10Sp(略50〜90%、望ましくは70〜80%)と液相部10Lp(略10〜50%、望ましくは20〜30%)として固化される。 (もっと読む)


【課題】硬度、耐摩耗性、耐熱衝撃性、および耐溶融金属腐食性に関する性能を維持しつつ、塩酸や硫酸などに対する耐酸性を飛躍的に向上させた溶射被膜を形成するための硼化物系サーメット溶射用粉末を提供する。
【解決手段】本発明の硼化物系サーメット溶射用粉末は、質量比にて、B:2〜12%、Ni:10〜40%、Cr:5〜20%、Mo:3〜10%を含み、残部Wと不可回避的不純物から構成される複合粉末組成物からなり、好ましくは、見掛け密度が3.0〜4.0g/cm3である。 (もっと読む)


【課題】処理対象の拡大が実現することができる高硬度耐摩耗性皮膜の形成方法を提供する。
【解決手段】炭素を含有する鉄鋼材料から成る基材1に高速フレーム溶射法により大気中でチタン粉末を酸化させることなく溶射してチタン皮膜2を成膜する。その後、酸素を排除可能な状態で800℃以上であり、基材の融点以下の温度で加熱することで、基材1中の炭素をチタン皮膜2側に拡散せしめ、チタン溶射皮膜2の基材1側に炭化チタン皮膜4を形成する。 (もっと読む)


【課題】電気伝導性を有さないセラミックスなどの保護層であっても容易に除去できる保護層の除去方法を提供する。
【解決手段】アルミニウムを含む消耗部材2から、この消耗部材を保護する保護層6を除去する保護層の除去方法であって、前記保護層は、多孔質な構造の溶射皮膜で形成されており、前記保護層と前記消耗部材との間に介在する、希土類元素(Sc、La、Ce、Pm及びTbを除く)の酸化物により形成された溶解層4を、前記消耗部材を腐食させない濃度に濃度調整された酸性の水溶液で溶解させることにより、前記保護層6を除去する。 (もっと読む)


【課題】酸化物、窒化物、炭化物、ホウ化物セラミックス、或いはフッ化物粉末を使用して衝撃焼結被覆によりセラミックス皮膜を製造する場合、従来のフレーム溶射ではフレーム温度が2200℃から3400℃になり粉末が容易に溶融、変態、分解、昇華、蒸発するため、被覆粉末と異なる変態した皮膜、異なる組成の皮膜となる。被覆粉末の変態、分解、昇華、蒸発する温度以下で衝撃焼結被覆をすることにより要求を満足する機能性を有する優れた皮膜を得る安価な方法を提供する。
【解決手段】ガンの燃焼室の後に、粉末と燃焼ガスを供給ノズルからフレームの軸に向けて燃焼ガスとスラリー状微粉末を噴射し、燃焼室に導入の酸素当量を下げ、粉末供給ノズルから導入する燃焼ガスの容量を調整してフレーム中に存在する微粉末の温度を制御し、また燃焼生成ガスにより加速して、衝撃焼結被覆をし、要求機能特性と密着性を有する皮膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】鋳鉄管の外面などの表面に溶射皮膜が形成され、前記溶射皮膜に封孔処理が行われ、さらに、塗料が上塗りされる鋳鉄管の表面処理方法において、上塗りされた塗料が剥がれることを最小限に抑えることを目的とする。
【解決手段】鋳鉄管1の表面に溶射皮膜2を形成し、溶射皮膜2に封孔処理剤3を供給して溶射皮膜2の封孔処理を行い、封孔処理を行った溶射皮膜2に塗料4を上塗りする鋳鉄管の表面処理方法において、封孔処理剤3に亜鉛または亜鉛系合金を含有させる。この方法により、鋳鉄管1の表面に形成された溶射皮膜2に対して封孔処理をすると、溶射皮膜2の表面に、封孔処理剤3に含まれている亜鉛や亜鉛系合金の皮膜3aが形成され、溶射皮膜2の表面の凹凸状態が大きくなり、皮膜3aを介して、封孔処理を行った溶射皮膜2に対して塗料4が良好に付着する。 (もっと読む)


本発明は、耐火金属、抵抗性酸化物及び揮発性酸化物から選択される少なくとも1つの化合物を含むターゲットを、溶射、特にはプラズマ溶射によって製造するための方法に関する。当該方法は、粉末組成物の形態の前記化合物の少なくとも一部が、制御された雰囲気中で溶射によって前記ターゲットの表面の少なくとも一部に噴射され、及びその構築の際に前記ターゲットに向けられる強力な極低温の冷却ジェットが使用されることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】酸化イットリウム溶射皮膜の表面に、外観色が白色で、緻密かつ平滑で耐プラズマ・エロージョン性にも優れた白色二次再結晶層を生成させる技術を提案する。
【解決手段】大気プラズマ溶射法によって形成された白色の酸化イットリウム溶射皮膜の表面を、強酸化性ガス雰囲気中でレーザビーム処理することによって、外観色が白色の二次再結晶層を形成する方法、およびその白色二次再結晶層を表面にもつY溶射皮膜被覆部材。 (もっと読む)


【課題】鋳鉄管の外面に溶射皮膜が形成される鋳鉄管の表面処理方法において、水密性の低下や防食性能の低下を防止することができる鋳鉄管の表面処理方法を提供する。
【解決手段】鋳鉄管の外表面に、犠牲陽極効果のある溶射皮膜を形成し、この溶射皮膜に、イワタカップで20秒以下である粘度の液状物質を塗布し、さらにこの上に水系または溶剤系の塗料を塗装する。この方法によれば、溶射皮膜を形成した後に、イワタカップで20秒以下である粘度の低い液状物質を供給することで、前記液状物質の少なくとも一部が溶射皮膜に浸透して、前記液状物質の少なくとも一部が溶射皮膜の空隙や亀裂に入り込んで埋められて、溶射皮膜の水密性や防食性能が向上する。 (もっと読む)


基材を金属境界材料で熱被覆して第一層を形成するステップと、当該第一層を金属溶射材料で熱被覆して第二層を形成するステップとを含む、ポリマー基材を被覆する方法が記載される。関連の被覆物品、被覆部材、アクチュエータおよび他の品目も含まれる。もたらされる被覆物品は、化学的、機械的、および/または熱的に侵食性の環境において剥離抵抗性があり、高強度で軽量の容易に成形可能または機械加工可能なポリマーから主に製造される構成材の使用を可能にする。
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【課題】シリンダの軸方向における温度差の縮小を通じて燃料消費率の向上を図ることのできるシリンダライナの製造方法を提供する。
【解決手段】この製造方法では、ライナ上端23からライナ下端24までにわたり連続する態様の皮膜51を溶射装置52により形成する。具体的には、ライナ上部25の外周面22に皮膜51の高熱伝導部51Aを形成するとき、溶射装置52を同外周面22から基準溶射距離LAだけ離間させる。また、ライナ下部26の外周面22に皮膜51の低熱伝導部51Bを形成するとき、溶射装置52を同外周面22から基準溶射距離LAよりも大きい低率溶射距離LBだけ離間させる。 (もっと読む)


【課題】半導体デバイスにエッチング等の処理を施す処理室の内壁からの溶射材料に起因する異物の飛散を抑制する。
【解決手段】真空処理室内部に導入された処理ガスに高周波エネルギを供給してプラズマを生成し、前記真空処理室内部に配置した試料にプラズマエッチングを施すプラズマエッチング装置における前記真空処理室のプラズマと接触する部品に溶射機を用いて溶射膜を形成する溶射膜の形成方法において、前記溶射機は、溶射フレームにより溶射材料を加熱溶融して被覆対象面に吹き付ける溶射機本体107および該本体と前記被覆対象面111間に配置した遮蔽板109を備え、該遮蔽板により溶射フレーム外周部の流れに沿って前記被覆対象面に飛来する溶射粒子を遮蔽する。 (もっと読む)


【課題】オープンラック式気化器の表面を被覆するクラッド層が減少・消滅した部位や、クラッド層が存在していない非クラッド部を補修する表面保護方法を提供する。
【解決手段】クラッド層10が減少または消滅した部位(A面、B面)、および非クラッド部(C面)のいずれか一方または両方、ならびにそれらの周囲のクラッド層10(K0面)に対して、クラッド層が存在する部位と存在しない部位の表面粗さ(Rz)が均一でかつ粗くなるように処理を施した後、腐食電位がクラッド層の腐食電位より30〜100mV低いアルミニウム亜鉛合金を溶射して、当初のクラッド層の厚さより薄い溶融アルミニウム亜鉛合金溶射層を形成する。クラッド層の厚さを150〜1000μmとし、溶融アルミニウム亜鉛合金溶射層の厚さを50〜200μmとする形態、均一・粗面化処理後の表面粗さ(Rz)を100μm以上とする形態が望ましい。 (もっと読む)


【課題】溶融亜鉛合金液や溶融アルミニウム合金液に対する耐腐食性をさらに改善した金属部品の表面処理方法を得る。
【解決手段】金属母材35の表面に、コバルト基合金材料からなる粉末にW,Moを加えた金属粉末を、プラズマ粉体溶接にて肉盛りし、ライニング層36を形成する金属部品の表面処理方法。コバルト基合金材料としては、Co−Cr−Fe合金材料、Co−Crを主成分とする合金材料を好適に使用することができる。ライニング層36の表面をスケーリング処理して金属酸化膜を形成すればより効果的である。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れ、プラズマ環境で使用したときに発生するパーティクルを低減できる耐食性部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】耐食性部材は、基材と、基材上に溶射により形成され、5%以上20%以下の気孔率を有する酸化ガドリニウム皮膜とを備える。耐食性部材の皮膜は、低気孔率の酸化ガドリニウムにより形成されているため、耐食性に優れ、プラズマ環境で使用したときに発生するパーティクルを低減できる。また、酸化ガドリニウム皮膜の気孔率が20%以下であるため、皮膜の強度が向上し、カケや剥離等が発生しにくく、プラズマが皮膜を透過して基材を損傷する可能性も低い。一方、酸化ガドリニウム皮膜の気孔率は5%以上であり、皮膜が緻密すぎないため、クラックが発生しにくい。 (もっと読む)


本発明によれば、鋼鉄から成り高温にさらされる、廃棄物ガラス固化坩堝の円筒壁の角度のあるセクターは、主にガラスとセラミックからなる混合物で覆われ、そのコーティングは、開放孔を塞ぐ混合物の表面溶解を起こすために、650℃から850℃の段階を含む熱処理を受けるので、過度な熱膨張を起こすことも、コーティングの急速な剥落をもたらし得るいかなる基板酸化も伴わずに、絶縁抵抗及びコーティングの結合を強化することができる。 (もっと読む)


【課題】基材から皮膜が剥離するのを防止するとともに、表面層が消失した場合でも高い耐食性を維持できる耐食性部材を提供する。
【解決手段】耐食性部材1は、基材2と、表面に形成される表面層4と、基材2上、かつ基材2と表面層4との中間に形成され、実質的に酸化ガドリニウムからなる中間層3と、を備えることを特徴としている。基材2上に中間層3として酸化ガドリニウム皮膜を設けることにより、中間層3の基材2からの剥離を防止することができる。さらに、表面層4が消失した場合であっても酸化ガドリニウムからなる中間層3が高い耐食性を有するため、消失部分からパーティクルが発生しにくい。その結果、長期間の使用が可能となる。 (もっと読む)


【課題】溶射成膜の際に生じる残留応力を予測できるようにする。
【解決手段】温度および速度を含む第1の解析条件の単一の溶射粒子を基材に衝突させたときの第1の残留応力を、基材を固体のラグランジェ要素、溶射粒子を流体のオイラー要素としてモデル化した数値解析によって求める単一粒子解析工程(S3,S4)と、単位面積あたりの溶射粒子の個数を含む第2の解析条件で複数の溶射粒子を基材に衝突させたときの第2の残留応力を第1の残留応力の重ね合わせによって予測する予測工程(S5)とを行って、基材に溶射粒子を溶射して成膜する溶射成膜の際に生じる残留応力を予測する。 (もっと読む)


【課題】特に、金属溶射皮膜を形成する際に粗面形成剤として好適に使用できる水系粗面形成剤を提供する。
【解決手段】成分として、(1)水溶性アミン樹脂硬化剤及び疎水性液状エポキシ樹脂からなるバインダー樹脂、及び(2)平均粒子径30〜150μmの不溶性固体粒子、を含有する。 (もっと読む)


【課題】製造時及び塗装時の人体への影響(危険性)が低く、しかも金属溶射皮膜との密着性、耐水性及び防食性が優れた金属溶射皮膜の封孔処理剤を提供する。
【解決手段】金属溶射皮膜上に、バインダー樹脂及び顔料を含む封孔処理剤であって、前記バインダー樹脂が、水溶性アミン樹脂硬化剤及び疎水性液状エポキシ樹脂からなり、顔料が、タルクからなり、タルクが、封孔処理剤組成物中5〜20質量%で含有される封孔処理剤にて封孔処理する。 (もっと読む)


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