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Fターム[5G321AA11]の内容

超電導導体及びその製造方法 (9,304) | 超電導体の成分 (1,671) | A3B型(A−15型、β−W型) (111)

Fターム[5G321AA11]に分類される特許

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【課題】良好な加工性を有し、Nb3Sn相の生成を促進し、超伝導特性に優れたNb3Sn超伝導線材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】SnとBとCuを含む第1の基材と、前記第1の基材に隣接して配置されたNbを含む第2の基材と、NbとSnとの拡散反応により前記第1の基材と前記第2の基材との間に生成されたNb3Sn化合物層とを有する。 (もっと読む)


【課題】優れた電流伝導能力を有するNbSn超電導体物質を生成するためのドーパントを有し、より微細な複合介在物を含む、NbSn超電導線用の錫基合金およびその製造方法を提供する。
【解決手段】錫を含む金属マトリックスと、微細介在物とからなり、前記微細介在物は、ドーパントととして用いられる、チタン、バナジウム、ジルコニウム、ハフニウムの群のうちの1つの元素を含む複合錫基合金。金属マトリックスの融液11の小滴13と介在物微粒子12とをターゲット上15に噴霧して、混合、固化し、ドーパント元素を含有する微細介在物が錫マトリックス中に均一に分散した複合合金。 (もっと読む)


【課題】長尺化できるNbAl超電導線材、及びNbAl超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】NbAl超電導線材は、Nb及びAlを含む線材と、線材を覆うNb層又はTa層と、Nb層又は前記Ta層上に設けられる金属層とを備える。Nb及びAlを含んで形成される線材をNb層又はTa層で覆った前駆体線材を形成する前駆体線材形成工程と、前駆体線材を加熱して冷却することにより、過飽和固溶体線材を形成する熱処理工程と、過飽和固溶体線材の表面に金属層を形成する金属層形成工程とを備えるNb3Al超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 常電導素線の浮き出しを防止し、通電安定性の優れた平角超電導成形撚線及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】 少なくとも安定化材からなる部分と金属系超電導フィラメントを含む超電導素線と、安定化材からなる常電導素線とを撚り合わせ、成形してなる平角超電導成形撚線であって、前記常電導素線の直径が前記超電導素線の直径よりも小さいことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】NbAl超電導多芯線材の製造工程において、高いJc特性(輸送臨界電流密度特性)を損なわずに伸線加工時の断線を抑制して長尺化することにある。
【解決手段】NbAl化合物超電導多芯線材の中心には、1本又は複数本の中心金属線材としての中心ダミー材9が配置され、中心ダミー材9の外周は中心ダミー材9とは異なる材料で構成された金属緩衝層10によって被覆されおり。中心ダミー材9の外周には、NbとAl又はこれらの合金からなる複数本の超電導線材としてのシングル線材6が配置され、複数本のシングル線材6の外周が金属被覆層としての金属シース材12によって被覆されることで構成される。 (もっと読む)


本発明は、超伝導体の前駆体を構成する金属要素からなる組立体(1、35、71)に関するものである。組立体は、完成した超伝導体において超伝導フィラメントとなる少なくとも1つの導体要素(5、41、73)と、導体要素をドーピングするためのドーピング源を提供する少なくとも1つのドーピング要素(7、43、75)とを含む。また本発明は、超伝導体の製造に適した方法に関するものである。 (もっと読む)


【課題】
従来の超伝導薄膜線材をスリットして積層し、銀コーティングおよび銅メッキを施すことにより、最終ワイヤの形態が円形を呈して線材間の接合および巻線作業が容易である、超伝導薄膜線材を用いた円形ワイヤの製造方法および超伝導薄膜線材を用いた円形ワイヤの提供。
【解決手段】
超伝導薄膜線材をスリットする第1段階と、前記スリットされた超伝導薄膜線材に銀コーティングを施す第2段階と、前記銀コーティングされた超伝導薄膜線材を、断面が四角形を呈するように積層する第3段階と、前記積層された超伝導薄膜線材を乱れないように固定する第4段階と、前記積層固定された超伝導薄膜線材を熱処理して銀の間を拡散接合させる第5段階と、前記超伝導薄膜線材の表面を銅メッキして断面円形の形状にする第6段階とを含んでなる、超伝導薄膜線材を用いた円形ワイヤの製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】内部Sn法Nb3Sn超電導線材線としての良好な超電導特性を発揮すると共に、曲げ応力に対する耐性を効果的に向上させ、NMRマグネットへの適用が可能な、内部Sn法Nb3Sn超電導線材およびそのための前駆体を提供する。
【解決手段】前駆体13は下記(a)〜(c)の3種類の線材7、8、9が束ねて構成されている。(a)複数のNb若しくはNb基合金芯2がCu若しくはCu基合金マトリクス4に埋設され、且つ断面形状が六角形である複数のNbエレメント線材7、(b)単数のSn若しくはSn基合金芯3がCu若しくはCu基合金マトリクスに埋設され、且つ断面形状が六角形である複数のSnエレメント線材8、(c)前記(a)の複数のNb若しくはNb基合金芯よりも太径である、単数または複数の補強用金属芯14がCu若しくはCu基合金マトリクス4に埋設され、且つ断面形状が六角形である複数の補強用エレメント線材9。 (もっと読む)


【課題】曲げ歪みに対する耐性を効果的に向上すると共に、臨界電流密度やn値等の超電導特性を劣化させないようなブロンズ法Nb3Sn超電導線材を提供する。
【解決手段】Cu−Sn基合金中に複数本のNbまたはNb基合金フィラメントが配置された超電導マトリックス部を備えると共に、その外周に拡散障壁層および安定化銅が配置された前駆体を、Nb3Sn生成熱処理することによって製造されるNb3Sn超電導線材において、前記NbまたはNb基合金フィラメントは、Nb3Sn熱処理した後に、拡散反応が起こっていないNbまたはNb基合金領域が、該フィラメント全断面に対して平均で2〜10面積%の割合で存在するものである。 (もっと読む)


【課題】Nb3Sn超電導フィラメントの径をできるだけ小さくすることによって、高い臨界電流密度Jcを維持しつつ、交流損失を極力低減し、NMRマグネットへの適用が可能な、内部拡散法Nb3Sn超電導線材およびそのための前駆体を提供する。
【解決手段】外周に安定化銅層を設けた筒状拡散バリア層を有し、該筒状拡散バリア層内に複合線材群が挿入された複合管を線材化して得られる前駆体であって、前記複合線材群は、Nb若しくはNb基合金芯がCu若しくはCu基合金マトリクスに埋設された複数のCu/Nbエレメント線材と、Sn若しくはSn基合金芯がCu若しくはCu基合金マトリクスに埋設された複数のCu/Snエレメント線材とからなり、前記複数のCu/Nbエレメント線材は、互いに連結配置された前記複数のCu/Snエレメント線材によって複数の領域に分断されるように配置されたものである。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度Jを実質的に増加させる超伝導線材を作製する方法を提供する。
【解決手段】超伝導線材を作製する方法であって、延伸中間要素が、変形ステップで初期要素から形成され、最終反応熱処理により、超伝導フィラメントが形成される方法は、最後の反応熱処理に先立って、変形ステップに続く1つ以上の高圧高密度化ステップにおいて中間要素中のフィラメントの密度が高められ、前記高密度化ステップでは、軸長Lを有する中間要素の一部分上に高圧P≧100MPaがつくり出され、延伸中間要素の軸に対して垂直な少なくとも4つの硬表面へ同時に作用されることを特徴とする。このことが、臨界電流密度Jを実質的に増加させ、これによって、異方性因子Γはほとんど影響を受けることなく、ほぼ等方性の線材またはテープの生産が可能になる。 (もっと読む)


【課題】Nb芯材の体積比率を増大できると共に、Nb芯材同士のブリッジングの発生を防止し、高い臨界電流密度Jc特性が発揮でき、必要によって超電導線材同士における超電導接続を可能としてNMRマグネットへの適用が可能な、内部Sn法Nb3Sn超電導線材およびそのための前駆体等を提供する。
【解決手段】外周に安定化銅層を設けた筒状拡散バリア層を有し、該筒状拡散バリア層内に複合線材群が挿入された複合管を線材化して得られる前駆体であって、前記複合線材群は、Nb若しくはNb基合金芯がCu若しくはCu基合金マトリクスに埋設され、且つ断面形状が六角形である複数のNbエレメント線材と、Sn若しくはSn基合金からなり、断面形状が多角形または円形である複数のSn芯材を備え、前記Nbエレメント線材が前記Sn芯材を取り囲むように相互に接して配置されたものである。 (もっと読む)


【課題】小径の超電導素線材を作業効率よく製造することができる超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る超電導線材の製造方法は、第1の金属材料からなるコア材10に、第2の金属材料を圧延し、焼鈍熱処理を施して形成された金属薄膜テープを所定の巻き数で巻き合わせて、コア材10の長手方向にロールフォーミング成形可能な径を有する第1の線材を作製する線材作製工程と、第1の線材を切断して、複数本の第2の線材を形成する切断工程と、複数本の第2の線材をマルチ用ビレット70に充填してマルチビレット65を作製する充填工程と、マルチビレット65を押出して押出材を作製する押出工程と、押出材を引抜加工して引抜材を作製する引抜工程と、引抜材に熱処理を施して超電導線材を作製する熱処理工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】高い臨界電流密度を有すると共に長尺化ができるNbAl系化合物超電導前駆体線材の製造方法、及びNbAl系化合物超電導マルチ線材の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るNbAl系化合物超電導前駆体線材の製造方法は、Alを含む第1の金属材料と、Nbを含む第2の金属材料とを有して形成されるシングル線を準備するシングル線準備工程と、シングル線を第1の伸びを有するまで加工して伸びシングル線を形成する伸線加工工程と、伸びシングル線に第1の金属材料の融点より低い温度で熱処理を施し、第1の伸びよりも大きな第2の伸びまで伸びシングル線を加工可能にする中間熱処理工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】内部Sn法Nb3Sn超電導線材における機械的強度の強化を図ると共に、縮径加工の際の均一加工を可能とすることによって良好な超電導特性を発揮することのできる内部Sn法Nb3Sn超電導線材、およびそのための前駆体(超電導線材前駆体)を提供する。
【解決手段】内部拡散法によってNb3Sn超電導線材を製造する際に用いる超電導線材前駆体において、中央にSnまたはSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCuまたはCu基合金マトリクスと、複数本のNbまたはNb基合金フィラメントが配置されたシングルエレメント線を複数本束ねて配置して構成されるマルチエレメント線であって、前記シングルエレメント相互間および/またはシングルエレメントの外周には、棒状の補強部材を配設したものである。 (もっと読む)


【課題】高磁界特性向上に有効な添加元素を含んだNbAl化合物超電導線材を生産性よく製造することを可能とする。
【解決手段】Nbシート及びAlシートをジェリーロール状に巻いて形成した線材を急熱急冷処理した後、再度加熱処理してNbAl化合物超電導線材を製造する方法であって、前記Nbシートを前記ジェリーロール状に巻く前に、前記Nbシート上にTi層又はTa層からなる金属薄膜層を1層、又は間にNb層を挟んで複数層積層形成する。 (もっと読む)


【課題】伸線加工後にも均一な断面形状を維持し、加工による特性低下のないNb3Sn超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】芯材2の周囲に金属シートを巻き付けて、Nb3Snを形成するためのジェリーロール層5を形成し、これを縮径加工した後に熱処理してNb3Snを生成するNb3Sn超電導線材の製造方法であって、芯材2としてSnまたはSn合金を用い、その芯材2の周囲にNbまたはNb合金シート3とCuまたはCu合金シート4とを重ね合わせて巻き付けてジェリーロール層5を形成する。 (もっと読む)


【課題】Nb3Sn超電導線材を製造するときに用いるNbまたはNb基合金における加工性(特に、押出し比)を高めることのできるようなNbまたはNb基合金棒、およびこのようなNbまたはNb基合金棒を用いて良好な超電導特性(特に、臨界電流およびn値)を発揮する超電導線材、およびそのための前駆体とその製造方法を提供する。
【解決手段】Nb3Sn超電導線材製造用NbまたはNb基合金棒は、ブロンズ法によってNb3Sn超電導線材を製造するために用いられるNbまたはNb基合金棒であって、横断面中心点を通り長手方向に平行な縦断面における結晶組織の再結晶率が78%以上であり、且つ室温における0.2%耐力の値が220MPa以下である。 (もっと読む)


【課題】引き抜き加工時に線材内に生じる常金属量比のバラツキを抑え、高性能の超電導線を得るための超電導線加工装置および超電導線の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】超電導線加工装置は、キャリッジ10、チャック2、チャック3とから構成されており、キャリッジ10は口径の異なる複数のダイス群、上記ダイス群中から選ばれたダイス11、ダイス12などを所定個所に固定する枠体13、枠体13の下部に固定されて枠体13を移動させる台車14を有し、台車14はそこに内蔵された駆動手段により枠体13を左右に路面上あるいは路面上に敷設されたレール上を移動させることができる。 (もっと読む)


【課題】ブロンズ法Nb3Sn超電導線材における機械的強度の強化を図ると共に、超電導特性にも優れたブロンズ法Nb3Sn超電導線材、およびこうした超電導線材を実現するための超電導線材製造用前駆体を加工上の問題を生じさせることなく簡便に得るための構成の提供。
【解決手段】本発明のブロンズ法Nb3Sn超電導線材前駆体は、Cu−Sn基合金中に(A)NbまたはNb基合金フィラメントが配置された超電導複合エレメント3と、(B)TaまたはTa基合金フィラメントが配置された補強用複合エレメント7とを夫々多数本束ねて集合体とすると共に、外周に拡散障壁、安定化銅6が配置された前駆体であって、前記補強用複合エレメント内に配置されるTaまたはTa基合金フィラメントは、前駆体の線材断面内に占める面積割合を2〜15%とすると共に、線材の外径をDとしたとき、補強用複合エレメントの存在位置が0.7D〜0.9Dの範囲内である。 (もっと読む)


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