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Fターム[5J081FF18]の内容

Fターム[5J081FF18]に分類される特許

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【課題】従来の発振回路は、発振信号を増幅させる電流等の影響で発振周波数の高速化が制限されるという問題があった。
【解決手段】本発明にかかる差動発振回路は、帰還ループ回路を備えた差動型の発振回路であって、帰還ループ回路上に縦続接続され、入力された一対の差動入力信号を遅延させて一対の差動出力信号として出力する遅延回路2〜5と、発振回路が発振起動状態か安定状態のいずれかにあるかを検出し、検出結果を示す検出信号VSTPを出力する発振起動検出回路7と、を備える。さらに遅延回路2〜5は、発振起動検出回路7から出力された検出信号VSTPに基づいて、差動出力信号の出力電流値を制御する。このような回路構成により、発振周波数の高速化が可能である。 (もっと読む)


【課題】発振周波数を制御するPLL回路で生成可能な制御電圧の最大値を低電圧化しても、可変容量ダイオードに印加される電圧の可変範囲を広げることができ、しかも簡単な回路構成で実現でき、発振器の小型化を図ること。
【解決手段】この電圧制御発振回路1は、発振用トランジスタ2と、可変容量ダイオード16を有し発振用トランジスタ2に接続された共振回路13と、電源電圧が印加される電源端子T2とグラウンドとの間に介挿されると共に可変容量ダイオード16に対して並列に接続されたコレクタ抵抗RCと、コレクタ抵抗RCのグラウンド側の端部とグラウンドとの間に介挿され発振周波数を制御する制御電圧が印加される制御用トランジスタ21とを具備する。 (もっと読む)


【課題】PLL回路において、アナログ回路のデジタル化によって生じる量子化雑音を抑制することができる技術を提供する。
【解決手段】基準信号REFと分周後の信号DIVとの位相及び周波数を比較してデジタル値に変換するデジタル位相周波数比較器(DPFD)101と、デジタル位相周波数比較器101の出力から高周波雑音成分を除去するデジタルループフィルタ(DLF)102と、デジタルループフィルタ102の出力のデジタル値をアナログ値に変換するデジタルアナログ変換器(DAC)105と、デジタルアナログ変換器105の出力から高周波雑音成分を除去するアナログフィルタ(AnF)106と、アナログフィルタ106の出力に基づいて周波数が制御される電圧制御発振器(VCO)103と、電圧制御発振器103の出力を分周し、分周後の信号DIVを出力する分周器(DIV)104とを備える。 (もっと読む)


【課題】最大の周波数マージンで、発生させる発振周波数をロック状態にする。
【解決手段】ループフィルタ23は、発振周波数における所定の特性に基づいて、入力される制御電圧に対応して発振周波数を発生させるVCO63であって、所定の特性が粗調整されるVCO63に、制御電圧を入力し、VCO粗調整回路135は、制御電圧が所定の設定範囲を超えた場合に、VCOによる所定の特性を、複数の特性のうちのいずれかに粗調整し、DAC133は、制御電圧が所定の設定範囲内で変化する場合に、発振周波数がロック状態とならないとき、所定の設定範囲を広げる方向に更新する。本発明は、例えばPLL回路やCDR回路に適用することができる。 (もっと読む)


【課題】周波数の安定性およびジッタの要件を満たしつつ、CMOS技術における既存の最適化プロセスの手順に依拠した集積化の解決手法を利用した、温度に対して非依存型のLC型発振器を提供する。
【解決手段】実質的に温度に非依存のLC型発振器は、温度ヌル位相に実質的に等しい位相でタンク発振を生成するLC発振器タンク10を用いて達成される。該温度ヌル位相は、LC型発振器の出力発振の周波数の温度変化に伴う変動が最小化されるときの、LC発振器タンク10の位相である。該LC型発振器はさらに、該LC発振器タンク10に接続されて、該温度ヌル位相に実質的に等しい位相で該LC発振器タンク10を発振させる周波数安定化回路を含む。 (もっと読む)


【課題】温度信号の製造バラツキが小さく、高精度の温度信号を生成可能な電子回路を提供すること。
【解決手段】本発明は、ピンチオフ状態にせしめられる第1FET(FET1)と、第1FETのソース端子S1に接続されてなる温度信号Vtempを出力する温度信号出力端子と、を具備する電子回路である。本発明によれば、ピンチオフ状態のFETのソース端子から出力される温度信号を用いることにより。製造ばらつきの小さい温度信号を得ることができる。
である。 (もっと読む)


【課題】VCO利得の変動を抑圧した簡易な構成のVCOの提供。
【解決手段】二つの周波数可変手段を具備することでマルチバンド動作を行なう電圧制御発振器(VCO)において、可変容量素子11iaと12ia及び11ibと12ib(i=1、2、3)をそれぞれ互いに極性が逆になる向きに並列接続可能とし、可変容量素子対を形成する。一般に、可変容量素子11iaと12ia、11ibと12ib(i=1、2、3)の容量値は異なる値に設定される。これらの可変容量素子対は、ループコントロール端子3に印加されるコントロール電圧VCNTにより制御されると同時に、帯域設定信号VSW1、VSW2、VSW3によってオンオフされるスイッチ素子であるトランジスタ101a、102a、103a、101b、102b、103bの切替により、VCO本体に電気的に分離・接続される。 (もっと読む)


【課題】 この発明は、負性抵抗を示す帯域が広くして、使用できる発振周波数を多くすることを目的とするものである。
【解決手段】 この発明の発振回路装置は、相互接続された一対のトランジスタ1、2と抵抗・容量の回路網で構成された発振部100と、発振部100に接続されるループ状の伝送線路で構成された共振部200と、を備え、前記抵抗・容量の回路網の抵抗値及び容量値を前記発振部が第1の周波数帯で負性抵抗となり、その第1の周波数帯より高い周波数帯においてフラットな負性抵抗を示すように設定したことを特徴とする。 (もっと読む)


デジタル制御発振器(DCO)を較正するための技法を開示する。本開示の一態様では、DCOを動作させるための制御コードの初期セットを判断する。初期セットから生成された出力周波数レンジを識別する。周波数レンジにおけるギャップまたはオーバーラップインスタンスを識別する。オーバーラップの場合、修正されたセットを確立するためにオーバーラップインスタンスに対応する制御コードを初期セットから除去する。ギャップの場合、ギャップを充填する周波数値を生成するために、制御コードを初期セットに追加する。同じことを実行するための装置も開示する。
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【課題】低消費電力および低コストへの要求に応える通信装置を提供する。
【解決手段】任意の周波数の搬送波を生成する搬送波発振器であって、周期信号を生成するエネルギー貯蔵タンク21−1とエネルギー貯蔵タンク21−1に合体され前記周期信号の振幅を増幅するように構成された増幅器21−2とを有し、第1のインピーダンスを示す発振器21と、前記第1のインピーダンスより小さい第2のインピーダンスを示すアンテナ23と、前記発振器21と前記アンテナ23の間に接続され、第3のインピーダンスを提供するように構成されて、前記発振器から前記アンテナに向けて見た場合の前記第2及び第3のインピーダンスの合成インピーダンスが、任意の周波数で前記搬送波を生成するよう前記発振器21を促進するのに充分な大きさとなるようにしたネットワーク22とを備える。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、周波数選択特性を有する回路の出力の振幅をほぼ一定にすることである。
【解決手段】制御回路12は、インダクタL0とキャパシタC0と抵抗R0からなる共振回路にキャパシタC1を並列に接続した場合の共振周波数を予め算出し、その共振周波数において、インピーダンスZがほぼ一定値になるような抵抗値を算出しておく。そして、その抵抗値となるようにスイッチSW3とSW4を切り換えて、抵抗R1、可変抵抗R2を選択する。 (もっと読む)


【課題】可変容量素子の容量可変域に応じた広い周波数可変域を確保することができる電圧制御型可変周波数発振回路を提供する。
【解決手段】コイルL1,L2および可変容量素子111,112を有する共振回路101と、負性抵抗回路102とを含む発振回路部103を備える電圧制御型可変周波数発振回路である。発振回路部103と電源電位VDDとの間に第1の抵抗301を設ける。また、発振回路部と接地電位端との間には第2の抵抗302を接続するとよい。 (もっと読む)


【課題】通信機などが必要とする発振装置の発振周波数範囲の広帯域化が、簡単な構成で精度よく行えるようにする。
【解決手段】8GHzから12GHzなどの第1の周波数帯域幅の可変範囲を持つ低位相雑音な発振手段と、発振手段の発振出力を分周する周波数分周器とを備える。発振手段が出力する発振信号の周波数と、周波数分周器で分周する分周比を制御して、周波数分周器の出力周波数を、発振手段の発振周波数以下の周波数で、第1の周波数帯域幅と同じかそれ以上の周波数帯域幅で可変設定される所望の周波数とする制御を行う。 (もっと読む)


【課題】定電流源が有する雑音、電流の増幅及び折り返しのために使用するカレントミラー回路で発生するトランジスタのショット雑音並びにフリッカー雑音の影響を排除することができる共振型の電圧制御発振器を得る。
【解決手段】可変抵抗制御回路12の第1制御回路部21で生成された第1制御信号SR[n−1:0]を可変抵抗7に出力すると共に、可変抵抗制御回路12の第2制御回路部22で生成された第2制御信号DR[m−1:0]を可変抵抗8に出力することにより、発振回路11は、定電流源を有することなく消費電流が一定になり、所望の動作点を得ることができ、定電流源が有する雑音、電流の増幅及び折り返しのために使用するカレントミラー回路で発生するトランジスタのショット雑音並びにフリッカー雑音の影響を排除することができるようにした。 (もっと読む)


【課題】プロセスによる抵抗のバラツキの影響を受けにくい電流源回路を提供する。
【解決手段】上記課題を解決するために、電流源回路100に、MOSトランジスタQ6とQ7のドレイン電圧を入力としそれらの比較の結果を制御部104に出力するコンパレータ103と、コンパレータ103の出力に応じたデジタル制御信号を可変抵抗R1およびR2に出力して両抵抗値を変更する制御部104と、を有する抵抗値制御回路101を備える。 (もっと読む)


【課題】発振器において、発振周波数可変範囲を狭めることなく位相雑音を低減する。
【解決手段】バイポーラトランジスタTr1のコレクタとベース間にバイアス回路を備える発振器において、電源Vccとコレクタとの間に発振周波数よりも低いベースバンド周波数帯域において十分に高いインピーダンスを示す素子や回路、例えばベースバンドチョークコイル16を接続する。ベースバンド周波数帯域のノイズ信号はチョークコイル16により電源側に漏れることなくバイアス回路を介して負帰還される。チョークコイル16の代わりにカレントミラー回路を設けてもよい。 (もっと読む)


【課題】温度が変化しても中心発振周波数が安定している電圧制御発振器等を、簡単な構成で提供する。
【解決手段】入力信号Viに遅延量τdを加えて出力信号Voとする遅延発生部11と、遅延τdを制御する遅延制御部12とを備えている。遅延制御部12は、遅延量τdを調節する第一の制御信号としての制御信号S1を出力する遅延調節回路13と、温度による特性変化を補償する第二の制御信号としての制御信号S2を出力する温度補償回路14とを有し、制御信号S1と制御信号S2とを合成して得た第三の制御信号としての制御信号S3を遅延発生部11へ出力することにより遅延量τdを制御する。遅延制御部12は、遅延調節回路13と温度補償回路14とを直列に接続することにより、制御信号S3を得ている。 (もっと読む)


【課題】入力電圧に対する出力精度の高い電圧電流変換回路、及び電圧制御発振回路を提供する。
【解決手段】電圧電流変換回路は、入力端子1に入力された入力電圧を電流に変換して、出力する電圧電流変換回路であって、入力端子1に接続されたゲートを有するNMOS4を含み、NMOS4に流れる電流に応じた出力電流を発生する第一電流発生回路11と、ソース、及びドレインと異なる電位となるゲートを有するNMOS8を含み、NMOS8に流れる電流に応じた重畳電流を発生して、NMOS4に供給する第二電流発生回路と、を備えたものである。 (もっと読む)


2つの電圧制御発信部VCO1、VCO2を備えるデュアルバンド可能電圧制御発振VCO回路において、電圧制御発振部VCO1、VCO2は、少なくとも2つの結合伝送線TL1、TL2を介して同調および接続され、伝送線[TL1、TL2)は、2つの形態のうち1つにしたがって動作して、同調された発振部(VCO1、VCO2)の組み合わせたインダクタンスと電圧制御発振回路(VCO)の発振周波数とを変動させる。 (もっと読む)


【課題】分配器を用いることなく、位相同期した多数の発振信号を供給すること。
【解決手段】複数の発振周波数を同期させた発振器において、複数の発振器と、これらの複数の発振器のゲート/ベースを、全周長が発振周波数の1波長のマイクロストリップ線路から成る閉線路の各ポートに接続した線路で結合したリング共振器と、リング共振器の線路に挿入された励振位相を一方向に固定する励振方向固定装置とから成る発振装置である。閉線路間に配設される共通の発振器は、差動発振器で構成されている。 (もっと読む)


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