説明

インドール、アザインドール、および関連するヘテロ環状N−置換ピペラジン誘導体

本発明は、薬物性質およびバイオ−作用性性質を有する式(I)の化合物およびその医薬的に許容し得る塩、それらの医薬組成物および使用方法を提供する。これらの化合物は、単独で、または他の抗ウイルス薬、抗感染薬、免疫調節薬もしくはHIV侵入インヒビターと組み合わせて使用する場合に、特異的な抗ウイルス活性を有する。より具体的には、本発明は、HIVおよびAIDSの処置に関する。式(I)の化合物は、式(I)(式中、Zは(a)であり;Qは式(b)、(c)、(d)、(e)、(f)からなる群から選ばれ;mは2であり;Aはシンノリニル、ナフチリジニル、キノキサリニル、ピリジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリル、アザベンゾフリル、およびフタラジニルからなる群から選ばれ、これらの各々は場合により独立して、メチル、メトキシ、ヒドロキシ、アミノまたはハロゲンから選ばれる1個または2個の基で置換され;そして、−W−は式(g)から選ばれる)を有する。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

の化合物およびその医薬的に許容し得る塩。
[式中、
Zは、式:
【化2】

であり;
Qは、
【化3】

からなる群から選ばれ;
は、水素であり;
、R、RおよびRは独立して、水素、ハロゲン、シアノ、COOR、XRおよびBからなる群から選ばれ;
mは、2であり;
は、Oであるかまたは存在せず;
は、水素であり;
10は、(C1〜6)アルキル、−CHCN、−CHCOOH、−CHC(O)NR1112、フェニルおよびピリジニルからなる群から選ばれ;
11およびR12は各々独立して、Hまたは(C1〜3)アルキルであり;
- -は、炭素−炭素結合であり;
Aは、シンノリニル、ナフチリジニル、キノキサリニル、ピリジニル、ピリミジニル、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニル、アザベンゾフリル、およびフタラジニルからなる群から選ばれ、これらの各々は場合により、メチル、メトキシ、ヒドロキシ、アミノまたはハロゲンから独立して選ばれる1または2個の基で置換され得て;
−W−は、式:
【化4】

であり;
15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22は各々独立してHであるかあるいはそれらの1つはメチルであり;
Bは、C(O)NR1112C(=NH)NHNHC(O)−R10、C(=NH)シクロプロピル、C(=NOH)NH、およびヘテロアリールからなる群から選ばれ、ここで、該ヘテロアリールは独立して場合によりFから選ばれる置換基で置換され;
ヘテロアリールは、ピリジニル、ピラジニル、ピリミジニル、チアゾリル、ピロリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、オキサジアゾリル、ピラゾリル、テトラゾリル、およびトリアゾリルからなる群から選ばれ;
Fは、(C1〜6)アルキル、(C1〜6)アルコキシ、シアノ、COOR、−CONR1112、−CHCN、−CHCOOH、−CHC(O)NR1112、フェニル、およびピリジニルからなる群から選ばれ;
およびRは独立して、水素および(C1〜6)アルキルからなる群から選ばれ;
Xは、Oであり;
但し、
Aがピリジニルまたはピリミジニルであって、Qが式:
【化5】

である場合には、RはBである]
【請求項2】
15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22は、Hであり;
は、存在せず;
Aは、式:
【化6】

からなる群の要素から選ばれ;ここで、
Xwは結合位置であり、そして各要素は独立して、場合によりメチル、メトキシ、ヒドロキシ、アミン、およびハロゲンからなる群から選ばれる1個の基で置換され;
Qは、式:
【化7】

からなる群から選ばれ;
但し、
Qが式:
【化8】

である場合には、Rは水素、メトキシまたはハロゲンであり;RおよびRは水素であり;そして、Rは水素、ハロゲン、シアノ、COOR、XRおよびBからなる群から選ばれるか;
Qが式:
【化9】

である場合には、Rは水素、メトキシまたはハロゲンであり;Rは水素であり;そして、Rは水素、ハロゲン、シアノ、COOR、XRおよびBからなる群から選ばれるか;あるいは、
Qが、式:
【化10】

である場合には、RおよびRは各々水素であり;そして、Rは水素、ハロゲン、シアノ、COOR、XRおよびBからなる群から選ばれる、
請求項1記載の化合物。
【請求項3】
Bは、C(O)NR1112およびヘテロアリールからなる群から選ばれ;ここで、該ヘテロアリールは独立して場合によりFから選ばれる置換基で置換され;
ヘテロアリールは、ピリジニル、ピラジニル、ピリミジニル、チアゾリル、ピロリル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、オキサジアゾリル、テトラゾリル、およびトリアゾリルからなる群から選ばれる、
請求項2記載の化合物。
【請求項4】
Bはヘテロアリールであって、該ヘテロアリールは独立して場合によりFから選ばれる置換基で置換される、請求項3記載の化合物。
【請求項5】
Aは、式:
【化11】

(式中、Xwは結合位置である)
からなる群から選ばれる、請求項3記載の化合物。
【請求項6】
Bはヘテロアリールであり、該ヘテロアリールは独立して場合によりFから選ばれる置換基で置換され;そして、
ヘテロアリールは、トリアゾリル、ピリジニル、ピラジニル、およびピリミジニルからなる群から選ばれる、
請求項5記載の化合物。
【請求項7】
Bはヘテロアリールであり、該ヘテロアリールは独立して場合によりFから選ばれる置換基で置換され;そして、
ヘテロアリールはトリアゾリルからなる群から選ばれる、
請求項6記載の化合物。
【請求項8】
Fはメチルである、請求項7記載の化合物。
【請求項9】
請求項1記載の式Iの化合物またはその医薬的に許容し得る塩の抗ウイルス的に有効な量、および1個以上の医薬的に許容し得る担体、賦形剤または希釈物を含む、医薬組成物。
【請求項10】
HIVによる感染症を処置するのに有効な請求項9記載の医薬組成物であって、このものは更に、
(a)AIDS抗ウイルス薬;
(b)抗感染症薬;
(c)免疫調節薬;および,
(d)HIV侵入インヒビター
からなる群から選ばれるAIDS処置薬の抗ウイルス的に有効な量を含む、
該医薬組成物。
【請求項11】
HIVウイルスに感染した哺乳動物の処置方法であって、
請求項1記載の式Iの化合物またはその医薬的に許容し得る塩の抗ウイルス的に有効な量、および1個以上の医薬的に許容し得る担体、賦形剤または希釈物を投与することを含む、該方法。
【請求項12】
式Iの化合物またはその医薬的に許容し得る塩の抗ウイルス的に有効な量を、AIDS抗ウイルス薬、抗感染症薬、免疫調節薬、およびHIV侵入インヒビターからなる群から選ばれるAIDS処置薬の抗ウイルス的に有効な量と組み合わせて哺乳動物に投与することを含む、請求項11記載の方法。

【公表番号】特表2007−516205(P2007−516205A)
【公表日】平成19年6月21日(2007.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−518663(P2006−518663)
【出願日】平成16年6月22日(2004.6.22)
【国際出願番号】PCT/US2004/019890
【国際公開番号】WO2005/004801
【国際公開日】平成17年1月20日(2005.1.20)
【出願人】(391015708)ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニー (494)
【氏名又は名称原語表記】BRISTOL−MYERS SQUIBB COMPANY
【Fターム(参考)】