説明

カンナビノイド受容体リガンドとしての1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン化合物

本願は、式(I)のチアゾリデン含有化合物(R、R、R、R、LおよびAは明細書で定義の通りである)に関するものである。そのような化合物を含む組成物ならびにそのような化合物および組成物を用いる状態および障害の治療方法も開示されている。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式(I)の化合物または製薬上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩またはそれらの組み合わせ。
【化1】

[式中、
Aは、OR、CN、NR、NRc′C(O)Rd′、NRc′C(S)Rd′、C(O)ORw1またはC(O)Rw2であり;
は、C−C10アルキル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、複素環、複素環アルキル、Rg1h1N−C(O)−、Rg1h1N−C(O)−アルキル、アルケニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルカルボニルアルキル、アルキルスルフィニルアルキル、アルキルスルホニルアルキル、アルキニル、カルボキシアルキル、シアノアルキル、Rn1O−N=CR−、Rn1O−N=CR−アルキル−、Ro1p1N−N=CR−、Ro1p1N−N=CR−アルキル−、アルコキシアルキル、アルキルチオアルキル、アリールオキシアルキル、アリールアルコキシアルキル、アルコキシアルコキシアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシアルキル、ヘテロアリールオキシアルキル、複素環オキシアルキル、ヒドロキシアルキル、Re1f1N−アルキル、Rj1k1N−C(O)−NRm1−アルキル、RC(O)−O−C−Cアルキル−、Rz1SONRz2−アルキル−、Rz1C(O)NRz2−アルキル−、Rj1k1N−SO−NRm1−アルキル−、またはRg1h1NSO−アルキル−であり;
およびRはそれぞれ独立に、水素、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキル、アルキニル、アルキルカルボニル、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルチオ、アリール、アリールアルキル、アリールアルケニル、アジドアルキル、シアノ、シクロアルキル、ホルミル、ハロ、ハロアルキル、ヘテロアリール、複素環、ヒドロキシアルキル、Re2f2N−、Re2f2Nアルキル−、Rg2h2N−C(O)−、Rj2k2N−C(O)−NRm2−、Rn2O−N=CR−アルキル−、Rn2O−N=CR−またはRo2p2N−N=CR−アルキル−であり;
またはRおよびRがそれらが結合している炭素原子とともに、4、5、6もしくは7員単環式環を形成していても良く、前記単環式環は0もしくは1個の別の二重結合、環原子としての0もしくは1個の酸素原子および0もしくは1個の窒素原子を含んでおり;前記単環式環の2個の隣接しない原子が、2、3もしくは4個の炭素原子のアルケニレン架橋によって連結されていても良く、または1、2、3もしくは4個の炭素原子のアルキレン架橋によって連結されていても良く、前記単環式環は独立に置換されていないか独立にオキソ、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシおよびハロアルキルからなる群から選択される1、2、3、4もしくは5個の置換基で置換されており;前記単環式環の同一炭素原子上の2個の置換基が、それらが結合している炭素原子とともに、3、4、5もしくは6員単環式シクロアルキル環を形成していても良く、前記単環式シクロアルキル環は独立にアルキルおよびハロアルキルからなる群から選択される1、2、3、4、5もしくは6個の置換基で置換されていても良く;または
およびRがそれらが結合している炭素原子とともに、6員単環式環を形成していても良く、前記単環式環は2個の別の二重結合、環原子としての0もしくは1個の窒素原子を含んでおり;前記単環式環は独立に置換されていないか独立にアルキル、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アルコキシおよびハロアルキルからなる群から選択される1、2、3もしくは4個の置換基で置換されており;
は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロアリール、複素環、アリールアルキル、シクロアルキルアルキル、シクロアルケニルアルキル、ヘテロアリールアルキルまたは複素環アルキルであり;
は、結合または−NRm1−であり;
は、アルキル、アルケニル、アルコキシアルキルまたはアリールアルキルであり;
およびRはそれぞれ独立にアルキル、アリールアルキル、またはヘテロアリールアルキルであり、またはRおよびRがそれらが結合している窒素原子とともに5から7員複素環を形成しており;
c′は各場合で独立に、水素またはアルキルであり;
d′は各場合で独立に、アルキル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、ヘテロアリールアミノ、シクロアルキルアミノ、複素環アミノまたは複素環であり;
e1およびRf1はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アルコキシカルボニル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、複素環または複素環アルキルであり;
g1およびRh1はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルコキシカルボニル、アルコキシアルキル、アルキニル、アリールアルキル、シアノアルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、ヒドロキシアルキル、ニトロアルキル、シクロアルキルまたはハロアルコキシアルキルであり;または
g1およびRh1がそれらが結合している窒素原子とともに、5から7員複素環を形成しており;
j1およびRk1は各場合で、それぞれ独立に水素、アルキル、アルケニル、アルコキシカルボニル、アルコキシアルキル、アルキニル、アリールアルキル、シアノアルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、シクロアルキルまたはハロアルコキシアルキルであり;または
j1およびRk1がそれらが結合している窒素原子とともに、5から7員複素環を形成しており;
m1は各場合で独立に、水素、アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、アルコキシアルキルまたはハロアルコキシアルキルであり;
n1は各場合で独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルコキシアルキル、アルキニル、アリールアルキル、シアノアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキルまたはニトロアルキルであり;
o1およびRp1は各場合で、それぞれ独立に水素、アルキル、アルケニル、アルコキシアルキル、アルキニル、アリールアルキル、シアノアルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、ヒドロキシアルキルまたはニトロアルキルであり;または
o1およびRp1がそれらが結合している窒素原子とともに5から7員複素環を形成しており;
e2およびRf2は各場合で、それぞれ独立に水素、アルキル、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アルコキシカルボニル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、複素環または複素環アルキルであり;
g2およびRh2はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルコキシカルボニル、アルコキシアルキル、アルキニル、アリールアルキル、シアノアルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、ヒドロキシアルキルまたはニトロアルキルであり;または
g2およびRh2がそれらが結合している窒素原子とともに、5から7員複素環を形成しており;
j2およびRk2はそれぞれ独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルコキシカルボニル、アルコキシアルキル、アルキニル、アリールアルキル、シアノアルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリールアルキルまたは複素環アルキルであり;
m2は、水素またはアルキルであり;
n2は各場合で独立に、水素、アルキル、アルケニル、アルコキシアルキル、アルキニル、アリールアルキル、シアノアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、またはニトロアルキルであり;
o2およびRp2は各場合で、それぞれ独立に水素、アルキル、アルケニル、アルコキシアルキル、アルキニル、アリールアルキル、シアノアルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、ヒドロキシアルキルまたはニトロアルキルであり;または
o2およびRp2がそれらが結合している窒素原子とともに5から7員複素環を形成しており;
は水素またはアルキルであり;
z1は各場合で独立に、アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、アルコキシアルキル、ハロアルキルまたはシアノアルキルであり;
z2は各場合で独立に、水素、アルキル、シクロアルキル、ハロアルキル、アルコキシアルキルまたはハロアルコキシアルキルであり;
w1およびRw2はそれぞれ独立にアルキル、ハロアルキル、アリール、シクロアルキルまたはアルコキシアルキルである。]
【請求項2】
AがOR、CN、NRc′C(O)Rd′またはC(O)ORw1である請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項3】
AがCNである請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項4】
がC−C10アルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルキル、RC(O)−O−C−Cアルキル−またはRz1SONRz2−アルキル−である請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項5】
が水素またはアルキルであり、Rが水素、アルキル、アルキルカルボニル、ハロ、シクロアルキルまたはヒドロキシアルキルである請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項6】
がアルキル、アリール、シクロアルキル、複素環またはヘテロアリールである請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項7】
AがOR、CN、NRc′C(O)Rd′またはC(O)ORw1であり、Lが結合である請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項8】
AがOR、CN、NRc′C(O)Rd′またはC(O)ORw1であり、Lが結合であり、Rがアルキル、アリール、シクロアルキル、複素環またはヘテロアリールである請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項9】
AがOR、CN、NRc′C(O)Rd′またはC(O)ORw1であり、Lが結合であり、Rがアリールまたはヘテロアリールである請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項10】
AがOR、CN、NRc′C(O)Rd′またはC(O)ORw1であり、Lが結合であり、Rがアルキル、アリール、シクロアルキル、複素環またはヘテロアリールであり、RがC−C10アルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルキル、RC(O)−O−C−Cアルキル−またはRz1SONRz2−アルキル−である請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項11】
AがOR、CN、NRc′C(O)Rd′またはC(O)ORw1であり、Lが結合であり、Rがアルキル、アリール、シクロアルキル、複素環またはヘテロアリールであり、RがC−C10アルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルキル、RC(O)−O−C−Cアルキル−またはRz1SONRz2−アルキル−であり、Rが水素またはアルキルであり、Rが水素、アルキル、アルキルカルボニル、ハロ、シクロアルキルまたはヒドロキシアルキルである請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項12】
AがOR、CN、NRc′C(O)Rd′またはC(O)ORw1であり、Lが結合であり、Rがアルキル、アリール、シクロアルキル、複素環またはヘテロアリールであり、RがC−C10アルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルキル、RC(O)−O−C−Cアルキル−またはRz1SONRz2−アルキル−であり、RおよびRがそれらが結合している炭素原子とともに4、5、6もしくは7員単環式環を形成していても良く、前記単環式環が0もしくは1個の別の二重結合、環原子としての0もしくは1個の酸素原子および0もしくは1個の窒素原子を含み;前記単環式環の2個の隣接しない原子が2、3もしくは4個の炭素原子のアルケニレン架橋によって連結されていても良いか、1、2、3もしくは4個の炭素原子のアルキレン架橋によって連結されていても良く、前記単環式環が独立に置換されていないか独立にオキソ、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシおよびハロアルキルからなる群から選択される1、2、3、4もしくは5個の置換基で置換されており;前記単環式環の同一炭素原子上の2個の置換基が、それらが結合している炭素原子とともに、3、4、5もしくは6員単環式シクロアルキル環を形成していても良く、前記単環式シクロアルキル環が独立にアルキルおよびハロアルキルからなる群から選択される1、2、3、4、5もしくは6個の置換基で置換されていても良く;または
およびRがそれらが結合している炭素原子とともに6員単環式環を形成していても良く、前記単環式環が2個の別の二重結合、環原子としての0もしくは1個の窒素原子を含み;前記単環式環が独立に置換されていないか独立にアルキル、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アルコキシおよびハロアルキルからなる群から選択される1、2、3もしくは4個の置換基で置換されている請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項13】
AがCNである請求項12に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項14】
AがCNであり、Rがアリールまたはヘテロアリールである請求項12に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項15】
AがCNであり、Rがアリールまたはヘテロアリールであり、RがC−C10アルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノアルキル、アルコキシアルキルまたはRz1SONRz2−アルキル−である請求項12に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項16】
AがCNであり、Lが結合である請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項17】
AがCNであり、Lが結合であり、Rがアルキル、アリール、シクロアルキル、複素環、またはヘテロアリールである請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項18】
AがCNであり、Lが結合であり、Rがアルキル、アリール、シクロアルキル、複素環またはヘテロアリールであり、RがC−C10アルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルキル、RC(O)−O−C−Cアルキル−またはRz1SONRz2−アルキル−であり、Rが水素またはアルキルであり、Rが水素、アルキル、アルキルカルボニル、ハロ、シクロアルキルまたはヒドロキシアルキルである請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項19】
AがCNであり、LがNRm1である請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項20】
AがCNであり、LがNRm1であり、Rがアルキル、アリール、シクロアルキル、複素環、またはヘテロアリールであり、RがC−C10アルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルキル、RC(O)−O−C−Cアルキル−またはRz1SONRz2−アルキル−であり、Rが水素またはアルキルであり、Rが水素、アルキル、アルキルカルボニル、ハロ、シクロアルキルまたはヒドロキシアルキルである請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項21】
AがCNであり、LがNRm1であり、Rがアルキル、アリール、シクロアルキル、複素環またはヘテロアリールであり、RがC−C10アルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルキル、RC(O)−O−C−Cアルキル−またはRz1SONRz2−アルキル−であり、RおよびRがそれらが結合している炭素原子とともに4、5、6もしくは7員単環式環を形成していても良く、前記単環式環が0もしくは1個の別の二重結合、環原子としての0もしくは1個の酸素原子および0もしくは1個の窒素原子を含み;前記単環式環の2個の隣接しない原子が2、3もしくは4個の炭素原子のアルケニレン架橋によって連結されていても良いか、1、2、3もしくは4個の炭素原子のアルキレン架橋によって連結されていても良く、前記単環式環が独立に置換されていないか独立にオキソ、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシおよびハロアルキルからなる群から選択される1、2、3、4もしくは5個の置換基で置換されており;前記単環式環の同一炭素原子上の2個の置換基が、それらが結合している炭素原子とともに、3、4、5もしくは6員単環式シクロアルキル環を形成していても良く、前記単環式シクロアルキル環が独立にアルキルおよびハロアルキルからなる群から選択される1、2、3、4、5もしくは6個の置換基で置換されていても良く;または
およびRがそれらが結合している炭素原子とともに6員単環式環を形成していても良く、前記単環式環が2個の別の二重結合、環原子としての0もしくは1個の窒素原子を含み;前記単環式環が独立に置換されていないか独立にアルキル、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アルコキシおよびハロアルキルからなる群から選択される1、2、3もしくは4個の置換基で置換されている請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項22】
下記式(XII)を有する請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【化2】

[式中、
Aは、OR、CN、NRc′C(O)Rd′またはC(O)ORw1であり;
101およびR102はそれぞれ独立に、アルキル、アルコキシ、アルコキシアルコキシ、シクロアルキルオキシ、シアノ、ホルミル、ハロゲン、アルキルカルボニルオキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ヒドロキシ、NH、または−CR(=N−ORn1)であり、R、Rc′、Rd′、Rw1、R、Rn1、R、RおよびRは請求項1で定義の通りである。]
【請求項23】
AがCNであり、Rが水素またはアルキルであり、Rが水素、アルキル、アルキルカルボニル、ハロ、シクロアルキルまたはヒドロキシアルキルである式(XII)を有する請求項22に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項24】
AがCNであり、Rが水素またはアルキルであり、Rが水素、アルキル、アルキルカルボニル、ハロ、シクロアルキルまたはヒドロキシアルキルであり、RがC−C10アルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルキル、RC(O)−O−C−Cアルキル−またはRz1SONRz2−アルキル−である式(XII)を有する請求項22に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項25】
AがCNであり、
およびRがそれらが結合している炭素原子とともに4、5、6もしくは7員単環式環を形成していても良く、前記単環式環が0もしくは1個の別の二重結合、環原子としての0もしくは1個の酸素原子および0もしくは1個の窒素原子を含み;前記単環式環の2個の隣接しない原子が2、3もしくは4個の炭素原子のアルケニレン架橋によって連結されていても良いか、1、2、3もしくは4個の炭素原子のアルキレン架橋によって連結されていても良く、前記単環式環が独立に置換されていないか独立にオキソ、アルキル、ハロ、ヒドロキシ、アルコキシおよびハロアルキルからなる群から選択される1、2、3、4もしくは5個の置換基で置換されており;前記単環式環の同一炭素原子上の2個の置換基が、それらが結合している炭素原子とともに、3、4、5もしくは6員単環式シクロアルキル環を形成していても良く、前記単環式シクロアルキル環が独立にアルキルおよびハロアルキルからなる群から選択される1、2、3、4、5もしくは6個の置換基で置換されていても良く;または
およびRがそれらが結合している炭素原子とともに6員単環式環を形成していても良く、前記単環式環が2個の別の二重結合、環原子としての0もしくは1個の窒素原子を含み;前記単環式環が独立に置換されていないか独立にアルキル、ハロ、シアノ、ヒドロキシ、アルコキシおよびハロアルキルからなる群から選択される1、2、3もしくは4個の置換基で置換されている式(XII)を有する請求項22に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項26】
がC−C10アルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル、ヘテロアリールアルキル、複素環アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノアルキル、アルコキシアルキル、ヒドロキシアルキル、RC(O)−O−C−Cアルキル−またはRz1SONRz2−アルキル−である式(XII)を有する請求項25に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項27】
N−[(2Z)−3−ブチル−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′,2−ジメトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−3−ブチル−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−3−ブチル−5−tert−ブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−3−ブチル−5−tert−ブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′,2−ジメトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−3−ブチル−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−エトキシ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N′−(アリルオキシ)−N−[(2Z)−3−ブチル−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
(2Z)−2−[{[(2Z)−3−ブチル−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アミノ}(5−クロロ−2−メトキシフェニル)メチレン]ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル;
N′−(tert−ブトキシ)−N−[(2Z)−3−ブチル−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
2−[{[(2Z)−3−ブチル−5−tert−ブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アミノ}(5−クロロ−2−メトキシフェニル)メチレン]ヒドラジンカルボン酸tert−ブチル;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(2R)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−プロピル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−(3−メチルブチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
酢酸1−{[(2Z)−5−tert−ブチル−2−{[(5−クロロ−2−メトキシフェニル)(シアノイミノ)メチル]イミノ}−1,3−チアゾール−3(2H)−イル]メチル}シクロヘキシル;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(1−ヒドロキシシクロヘキシル)メチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
2−[(2Z)−5−tert−ブチル−2−{[(5−クロロ−2−メトキシフェニル)(シアノイミノ)メチル]イミノ}−1,3−チアゾール−3(2H)−イル]−1,1−ジメチル酢酸エチル;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
酢酸1−{[(2Z)−5−tert−ブチル−2−{[(5−クロロ−2−メトキシフェニル)(シアノイミノ)メチル]イミノ}−1,3−チアゾール−3(2H)−イル]メチル}シクロペンチル;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(1−ヒドロキシシクロペンチル)メチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−プロピル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′,5−ジシアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
酢酸1−{[(2Z)−5−tert−ブチル−2−{[(5−クロロ−2−メトキシフェニル)(シアノイミノ)メチル]イミノ}−1,3−チアゾール−3(2H)−イル]メチル}シクロブチル;
酢酸1−{[(2Z)−5−tert−ブチル−2−{[(シアノイミノ)(5−シアノ−2−メトキシフェニル)メチル]イミノ}−1,3−チアゾール−3(2H)−イル]メチル}シクロブチル;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(1−ヒドロキシシクロブチル)メチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(1−ヒドロキシシクロブチル)メチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′,5−ジシアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′−シアノ−2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
酢酸1−{[(2Z)−5−tert−ブチル−2−{[(5−クロロ−2−メトキシフェニル)(シアノイミノ)メチル]イミノ}−1,3−チアゾール−3(2H)−イル]メチル}シクロプロピル;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(1−ヒドロキシシクロプロピル)メチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
酢酸1−{[(2Z)−5−tert−ブチル−2−({(シアノイミノ)[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}イミノ)−1,3−チアゾール−3(2H)−イル]メチル}シクロブチル;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(1−ヒドロキシシクロブチル)メチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′−シアノ−2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(2R)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′−シアノ−2−エトキシ−5−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−{[1−(シクロプロピルスルホニル)アゼチジン−3−イル]メチル}−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′−シアノ−2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−{[1−(メチルスルホニル)アゼチジン−3−イル]メチル}−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′−シアノ−2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N′−(アミノカルボニル)−N−[(2Z)−3−ブチル−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−2−メトキシベンゼンカルボヒドラゾンアミド;
N−[(2Z)−5−アセチル−3−(シクロブチルメチル)−4−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N′−(アニリノカルボニル)−N−[(2Z)−3−ブチル−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−2−メトキシベンゼンカルボヒドラゾンアミド;
酢酸2−{{[(2Z)−3−ブチル−5−tert−ブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アミノ}[(フェノキシカルボニル)イミノ]メチル}−4−クロロフェニル;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(2R)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−3,5−ジクロロ−N′−シアノベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(2R)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′−シアノ−2−ホルミルベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(2R)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′−シアノ−2,5−ジフルオロベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(2R)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′−シアノ−2−[(ヒドロキシイミノ)メチル]ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−3−ブチル−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,5−ジフルオロ−N′−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−3−ブチル−5−tert−ブチル−4−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′,2−ジメトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
2−[{[(2Z)−3−ブチル−5−tert−ブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]アミノ}(5−クロロ−2−メトキシフェニル)メチレン]ヒドラジンカルボン酸エチル;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−(2−メトキシエトキシ)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,3−ジクロロ−N′−シアノベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′,5−ジシアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′−シアノ−2−エトキシピリジン−3−カルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−(3−メチルブト−2−エンイル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−(3,3,3−トリフルオロプロピル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−(3,3,3−トリフルオロプロピル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′,5−ジシアノ−2−(2−メトキシエトキシ)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′,5−ジシアノ−2−(2−メトキシエトキシ)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−エトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−(シクロプロピルオキシ)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′,5−ジシアノ−2−エトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−{[1−(メチルスルホニル)アゼチジン−3−イル]メチル}−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′,5−ジシアノ−2−(シクロブチルオキシ)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−(3,3,3−トリフルオロプロピル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′,5−ジシアノ−2−(シクロブチルオキシ)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′−シアノ−2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′,5−ジシアノ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−(3,3,3−トリフルオロプロピル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′,5−ジシアノ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′−シアノ−2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−{2−[メチル(メチルスルホニル)アミノ]エチル}−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′−シアノ−2−エトキシ−5−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′−シアノ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)−5−(トリフルオロメチル)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−3−ブチル−5−tert−ブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−(シクロブチルメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−(4,4,4−トリフルオロブチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−ブト−3−インイル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシ−N−[(2Z)−5−メチル−3−(1,3−チアゾール−4−イルメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ベンゼンカルボキシイミドアミド;
5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシ−N−[(2Z)−5−メチル−3−[(2R)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]ベンゼンカルボキシイミドアミド;
N′−シアノ−N−[(2Z)−5−メチル−3−[(2R)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2−オキサトリシクロ[3.3.1.13,7]デカン−1−カルボキシイミドアミド;
N′−シアノ−N−[(2Z)−3−(2−メトキシエチル)−4,5−ジメチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシイミドアミド;
5−クロロ−N−[(2Z)−5−クロロ−3−(1,3−チアゾール−4−イルメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−ブロモ−3−(1,3−チアゾール−4−イルメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−(1,3−チアゾール−4−イルメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(2R)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−[(Z)−(メトキシイミノ)メチル]ベンゼンカルボキシイミドアミド;
5−クロロ−N′−シアノ−N−[(2Z)−3−(シクロブチルメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(2−メチル−1,3−チアゾール−4−イル)メチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
5−クロロ−N′−シアノ−N−[(2Z)−1−イソブチル−4,4−ジメチル−1,4,6,7−テトラヒドロ−2H−ピラノ[4,3−d][1,3]チアゾール−2−イリデン]−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−3−ブチル−7,7−ジメチル−6,7−ジヒドロ−4H−ピラノ[3,4−d][1,3]チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
5−クロロ−N′−シアノ−N−[(2Z)−3−イソブチル−4,4,6,6−テトラメチル−4,6−ジヒドロフロ[3,4−d][1,3]チアゾール−2(3H)−イリデン]−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
5−クロロ−N′−シアノ−N−[(2Z)−3−(シクロブチルメチル)−4,4,6,6−テトラメチル−4,6−ジヒドロフロ[3,4−d][1,3]チアゾール−2(3H)−イリデン]−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
5−クロロ−N′−シアノ−N−[(2Z)−5−シクロヘキシル−3−(2−メトキシエチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
5−クロロ−N′−シアノ−N−[(2Z)−1−イソブチル−1,4,6,7−テトラヒドロ−2H−ピラノ[4,3−d][1,3]チアゾール−2−イリデン]−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−3−ブチル−4−tert−ブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−3−ブチル−6,7−ジヒドロ−4H−ピラノ[3,4−d][1,3]チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−(2−モルホリン−4−イルエチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−ネオペンチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′−(5−クロロ−2−メトキシフェニル)−N″−シアノグアニジン;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(2R)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N″−シアノ−N′−(1,2−ジメチルプロピル)グアニジン;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−ネオペンチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−2−アダマンチル−N′−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(2R)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N″−シアノグアニジン;
N−1−アダマンチル−N′−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(2R)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N″−シアノグアニジン;
N−[(1S,2S,4R)−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−イル]−N′−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(2R)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N″−シアノグアニジン;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(2R)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N″−シアノ−N′−[(1R)−1,2−ジメチルプロピル]グアニジン;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(2R)−テトラヒドロフラン−2−イルメチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N″−シアノ−N′−[(1S)−1,2−ジメチルプロピル]グアニジン;
N−[(2Z)−5−ブロモ−3−(シクロブチルメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
5−クロロ−N−[(2Z)−5−クロロ−3−(シクロブチルメチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−ブロモ−3−イソブチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−(2−シアノエチル)−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
5−クロロ−N′−シアノ−N−[(2Z)−3−(シクロブチルメチル)−4−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;
5−クロロ−N′−シアノ−N−[(2Z)−3−(シクロブチルメチル)−5−(1−ヒドロキシ−1−メチルエチル)−4−メチル−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド;および
N−[(2Z)−5−tert−ブチル−3−[(2R)−ピペリジン−2−イルメチル]−1,3−チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−クロロ−N′−シアノ−2−メトキシベンゼンカルボキシイミドアミド
からなる群から選択される請求項1に記載の化合物または該化合物の製薬上許容される塩。
【請求項28】
製薬上許容される担体と組み合わせて、治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物もしくは該化合物の製薬上許容される塩を含む医薬組成物。
【請求項29】
哺乳動物に対して、治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物もしくは該化合物の製薬上許容される塩を投与する段階を有する、処置を必要とする哺乳動物での神経因性疼痛、侵害受容性疼痛および炎症性疼痛の治療方法。
【請求項30】
哺乳動物に対して、治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物もしくは該化合物の製薬上許容される塩を投与する段階を有する、処置を必要とする哺乳動物での炎症性障害、免疫障害、神経障害、免疫系の癌、呼吸器障害および心血管障害からなる群から選択される障害の治療方法。
【請求項31】
哺乳動物に対して、治療上有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物もしくは該化合物の製薬上許容される塩を投与する段階を有する、処置を必要とする哺乳動物において神経保護を提供する方法。

【公表番号】特表2010−522760(P2010−522760A)
【公表日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−501085(P2010−501085)
【出願日】平成20年3月19日(2008.3.19)
【国際出願番号】PCT/US2008/057460
【国際公開番号】WO2008/121558
【国際公開日】平成20年10月9日(2008.10.9)
【出願人】(391008788)アボット・ラボラトリーズ (650)
【氏名又は名称原語表記】ABBOTT LABORATORIES
【Fターム(参考)】