説明

ガス圧検圧用接続具

【課題】 ガスメータのガス流入筒部及びガス流出筒部がメータ用接続継手(34)(35)を介して接続するガスメータの上流側及び下流側の配管等のガス漏れを検知するガス圧検圧用接続具に関し、ガスメータとメータガス栓との間に、複数の配管や継手等が介在されている場合でも、メータガス栓からガスメータに至る上流側の配管や継手等のガス漏れの点検も容易にできるようにする。
【解決手段】 ガスメータの上流側の配管及び下流側の配管にそれぞれ接続された状態のメータ用接続継手(34)(35)に、一端が着脱自在に接続可能な主体筒部(11)と、一端が主体筒部(11)の他端に接続され且つ他端にソケット(4)が着脱自在に接続可能なプラグ筒(12)とからなり、プラグ筒(12)内には、ソケット(4)の接続により開弁する常閉の弁体(26)が内蔵され、弁体(26)の開弁により、プラグ筒(12)と主体筒部(11)とは連通する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス圧検圧用接続具、特に、メータガス栓よりも下流側の配管から末端のガス栓までのガス漏れを検知するガス圧検圧用接続具に関する。
【背景技術】
【0002】
図6に示すものは、一般的なガスメータ(50)の要部の斜視図である。
ガスメータ(50)の上面には、ガス流入筒部(51)とガス流出筒部(52)が突設されてあり、ガス流入筒部(51)にはメータガス栓(20)の接続管が接続継手(53)を介して接続され、ガス流出筒部(51)には、ガス圧検圧用接続具としてのT字配管継手(30)の垂直管(33)が接続継手(54)を介して接続されている。
【0003】
メータガス栓(20)は、ガスメータ(50)にガスを送り込むガス供給管(31)に接続されている。
また、T字配管継手(30)の垂直管(33)に連通し且つ前後に開放する水平管(32)の後方端には、ガスメータ(50)を通過したガスを屋内のガス機器へ送り込むガス送り管(3)が接続されていると共に、水平管(32)の前方端には、ガス漏れ検査用のソケット(4)が着脱自在に接続可能なプラグ筒(2)が螺合接続されている。
【0004】
ソケット(4)は、圧力測定装置(40)から延長するゴム管(41)の先端に接続されてあり、プラグ筒(2)の先端にソケット(4)を接続させると、ソケット(4)内に設けられている押し棒によってプラグ筒(2)に内蔵されている弁体が押されて開弁し、ガスメータ(50)から送り管(3)へ流れるガスの圧力を圧力測定装置(40)によって測定することができる。
【0005】
上記したような、圧力測定装置(40)を使用してメータガス栓(20)から末端のガス栓までのガス配管経路のガス漏れを検査する場合には、メータガス栓から末端のガス栓までのすべてのガス配管が完了した後にガス漏れ検査をすることになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平10−122926号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、高層住宅においては、都市ガスは空気より比重が小さいため、パイプシャフト内のガス供給管(31)からガスメータ(50)に送られるガスのガス圧は低層住宅に比べて高くなる。このため、図7に示すように、ガスメータ(50)のガス流入筒部(51)には、圧力調整器(5)の接続部がメータ用接続筒部(34)を介して接続されてあり、圧力調整器(5)によって、ガスメータ(50)より下流側へ送るガスの圧力が調整されている。
【0008】
このものでは、メータガス栓(20)は建物のパイプシャフト内のガス供給管(31)に接続されてあり、メータガス栓(20)に、フレキ管継手(42)を介して、金属フレキ管(36)が接続され、金属フレキ管(36)にフレキ管継手(43)を介して、L字型継手(37)が接続され、L字型継手(37)に圧力調整器(5)の上流端が接続されている。
メータガス栓(20)とガス流入筒部(51)との間には、上記したように、フレキ管継手(42)、金属フレキ管(36)、フレキ管継手(43)、L字型継手(37)、そして、圧力調整器(5)が新たに介在されているため、メータガス栓(20)から、ガスメータ(50)を介して、ガス送り管(3)に至るまでに配管接続部が多く、上述したような、ガスメータ(50)のガス流入筒部(51)に取り付けたガス圧検圧用接続具を利用して、メータガス栓(20)より下流側のガス配管のガス漏れ点検をする場合には、メータガス栓(20)から末端のガス栓までのガス配管を完了した後にガス漏れを点検することとなり、ガスメータ(50)の上流側のガス漏れか、下流側のガス漏れかの特定に時間を要することになる。また、ガスメータ(50)の上流側にガス漏れ箇所が検出されたときには、パイプシャフト内の狭所での作業となり、またガスメータ(50)や圧力調整器(5)を取り外して修理しなければならない場合があるので、修理作業にも手間がかかる。
【0009】
このように、図6に示したような、従来のガス圧検圧用接続具を利用して、上記したような高層住宅用の配管構造のガス漏れ検査を行って、ガス漏れを検出したとき、ガスメータの上流側と下流側のガス配管経路を調べる必要があるので、ガス漏れ箇所の特定に多大な時間を要するとともに、ガスメータの上流側にガス漏れ箇所が検出された場合には、修理作業にも手間取るといった問題がある。
【0010】
本発明は、『ガスメータのガス流入筒部及びガス流出筒部がメータ用接続継手を介して接続するガスメータの上流側及び下流側の配管等のガス漏れを検知するガス圧検圧用接続具』において、ガスメータの上流側に位置するメータガス栓が、前記ガスメータと前記メータガス栓との間に、複数の配管や継手等を介在させた状態で設けられている場合であっても、前記ガスメータの下流側の配管のガス漏れはもちろん、前記メータガス栓からガスメータに至る上流側の配管や継手等のガス漏れの点検も容易にできるガス圧検圧用接続具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、『ガスメータの上流側の配管及び下流側の配管にそれぞれ接続された状態のメータ用接続継手に、一端が着脱自在に接続可能な主体筒部と、
一端が前記主体筒部の他端に接続され且つ他端にソケットが着脱自在に接続可能なプラグ筒とからなり、
前記プラグ筒内には、弁装置が内蔵されてあり、
前記弁装置の開弁により、前記プラグ筒と前記主体筒部とは連通する』ことを特徴とするものである。
【0012】
上記技術的手段は次のように作用する。
ガスメータの上流側の配管及び下流側の配管にそれぞれ接続されてあり、且つ、ガスメータのガス流入筒部及びガス流出筒部を接続させる前のメータ用接続継手に、主体筒部の一端を接続する。この時点では、プラグ筒は弁装置によって閉塞された状態にあるから、プラグ筒から、メータ用接続継手を介して、ガスメータの上流側ではメータガス栓に至るガス通路、下流側では末端のガス栓に至るガス通路は閉じた状態となる。
そして、まず、プラグ筒に、手動ポンプ等の加圧装置を接続したソケットを装着する。ソケットを装着し、プラグ筒内の弁装置を開弁すると、前記加圧装置によって前記ガス通路に空気等を送り込んで加圧することができる。
次に、前記ガス通路内が所定の圧力に達するまで加圧された時点で、圧力測定装置を接続したガス通路に切り替え、前記ガス通路内に圧力の低下が見られないかを確認すればよい。
【0013】
また、『前記主体筒部の前記一端は、前記ガスメータのガス流入筒部及びガス流出筒部に形成した雄ネジ部と同一の雄ネジ筒部とした』ものでは、メータ用接続継手に、前記主体筒部を直接螺合接続することができる。
【発明の効果】
【0014】
以上のように、本発明のガス圧検圧用接続具によれば、ガスメータの新設時又は交換時に、ガスメータが接続される前のメータ用接続継手に主体筒部を接続させるだけでガス圧検圧用接続具の取り付けが可能となり、屋内のガス機器に至るまでの下流側のガス通路はもちろん、前記ガス圧検圧用接続具からメータガス栓に至るまでの上流側のガス通路のガス漏れ検査が可能となる。よって、メータガス栓とガス圧検圧用接続具との間に、複数の継手や配管、さらには、圧力調整器等が介在された高層住宅の配管構造であっても、ガスメータの上流側のガス漏れも容易に検査することができる。
【0015】
また、主体筒部に、ガスメータのガス流入筒部及びガス流出筒部を構成している雄ネジ部と同じ雄ネジ筒部を形成しておけば、前記主体筒部はメータ用接続継手に直接接続できるのでガス漏れ検査の作業性が向上する。また、メータ接続継手に主体筒部を螺合させる際に不具合がある場合、メータ接続継手の雌ネジ部が不適合であることがわかるから、ガスメータを取り付ける前に、メータ接続継手の不良を点検する点検具としても機能させることができる。
【0016】
さらに、前記主体筒部を略L字状に屈曲された屈曲管とすると、ソケットを接続させる方向を水平方向にできるので、ガス配管の状況により主体筒部が直線状のもの又は略L字状のものを適宜使い分けることによって、作業性がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の実施の形態のガス圧検圧用接続具を接続させるメータ用接続継手の正面図である。
【図2】本発明の実施の形態のガス圧検圧用接続具の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態のガス圧検圧用接続具をガスメータの上流側のメータ用接続継手に接続させた状態を示す部分断面図である。
【図4】本発明の実施の形態のガス圧検圧用接続具の変形例の説明図である。
【図5】本発明の実施の形態のガス圧検圧用接続具のさらに他の例の説明図である。
【図6】従来のガス圧検圧用接続具を利用してガス圧を検査する一例を示す説明図である。
【図7】従来のガス圧検圧用接続具を利用してガス圧を検査する他の例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に、本発明を実施するための形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、ガスメータを取り外した状態のメータ用接続継手(34)(35)の正面図である。これら二つのメータ用接続継手(34)(35)は取付板(44)にネジ止めされてあり、取付板(44)はガスメータ設置用の直立ポールや壁面に取り付けられて固定される。
【0019】
図7に示したように、ガスメータ(50)の上流側に位置するガス流入筒部(51)と下流側に位置するガス流出筒部(52)は雄ネジ筒部からなり、これらガス流入筒部(51)及びガス流出筒部(52)の上方開放端をそれぞれメータ用接続継手(34)(35)の下方開放端部に対向させて、メータ用接続継手(34)(35)の下端部にそれぞれ装着されている袋ナット(21)(22)をガス流入筒部(51)及びガス流出筒部(52)に外嵌螺合させることによって、ガスメータ(M)はメータ用接続継手(34)(35)に取り付けられる構成となっている。
【0020】
図1は、下流側のメータ用接続継手(35)の袋ナット(22)に本発明の実施の形態のガス圧検圧用接続具(1)を接続させた状態を表しており、図3は、上流側のメータ用接続継手(34)の袋ナット(21)に本発明の実施の形態のガス圧検圧用接続具(1)を接続させた状態を表している。
ガス圧検圧用接続具(1)は、図2に示すように、主体筒部(11)と、主体筒部(11)に螺合接続されるプラグ筒(12)とによって構成されている。
【0021】
主体筒体(11)の一端(図面では上端)は、図7に示したガスメータ(50)のガス流入筒部(51)及びガス流出筒部(52)を構成している雄ネジ筒部と同一の雄ネジ筒部(13)が形成されてあり、袋ナット(21)(22)内に螺合接続可能となっている。そして、主体筒体(11)の他端側には、雌ネジ部(14)が形成されている。
【0022】
プラグ筒(12)は、雌ネジ部(14)に螺合可能な雄ネジ部(12a)とソケットが脱着自在に接続可能なプラグ部(12b)とから構成されており、プラグ筒(12)の中間部分に位置する雄ネジ部(12a)には、プラグ筒(12)の雄ネジ部(12a)を、主体筒部(11)の雌ネジ部(14)に螺合接続させる際に工具を対応させるための工具対応部(23)が張り出しており、工具対応部(23)よりもプラグ部(12b)側の外周面には、Oリング(24)が装着されている。
そして、プラグ部(12b)の胴部の外面所定域には、ガス圧検圧用接続具(1)の不使用時に、プラグ部(12b)に被嵌させる保護キャップ(10)を螺合させるための雄ネジ部(25)が形成されている。
【0023】
プラグ筒(12)内には弁体(26)が内蔵されており、弁体(26)は、ソケットを接続させない限り、コイルバネ(27)によって、常時閉弁方向に付勢されている。
【0024】
このような、プラグ筒(12)としては、図3に示すようなガス配管接続用のソケット(4)が接続可能な周知の金属製プラグが採用可能であり、プラグ筒(12)のプラグ部(12b)にソケット(4)を接続させると、プラグ筒(12)内の弁体(26)が、ソケット(4)内の押圧軸(図示せず)によって、コイルバネ(27)の付勢力に抗して後方へ押し込まれることにより、ガス圧検圧用接続具(1)は開弁する構成となっている。
よって、加圧装置および圧力測定装置(40)を接続したソケット(4)をガス圧検圧用接続具(1)に接続し、ガス漏れ検査対象の配管等を加圧したり、前記配管等から送られてくるガスの圧力を測定したりすることができる。
【0025】
本発明のガス圧検圧用接続具(1)は、ガスメータの新設前またはガスメータの交換時等、ガスメータが取り付けられていないメータ用接続継手(34)(35)に、袋ナット(21)(22)を介して主体筒部(11)の雄ネジ筒部(13)を螺合接続させることにより使用するものであるから、雄ネジ筒部(13)に袋ナット(21)(22)を螺合させる際に適合性が悪いと、袋ナット(21)(22)の両方又は片方に不具合があることが判明する。この場合、ガスメータを取り付ける前にメータ用接続継手(34)(35)を交換して対処することができるから、本発明のガス圧検圧用接続具(1)は、メータ接続継手(34)(35)の袋ナット(21)(22)の不具合を点検する点検具としても機能させることができる。
【0026】
以下、ガス圧検圧用接続具(1)を利用して、特に、図7に示したような、ガスメータの上流側のメータ接続継手(34)が、圧力調整器(5)に接続されている場合の配管構造の検圧又はガス漏れ検査を実施する場合について説明する。
ガスメータ(50)の上流側には、圧力調整器(5)、L字型継手(37)、フレキ管継手(43)、金属フレキ管(36)、フレキ管継手(42)を介してメータガス栓(20)が接続されてあり、ガス圧検査時には、メータガス栓(20)は閉栓されているものとする。
【0027】
まず、図3に示すように、圧力調整器(5)に接続されているメータ接続継手(34)の下流端に、ガス圧検圧用接続具(1)の主体筒部(11)を対向させると共に、袋ナット(21)を、主体筒部(11)の雄ネジ部(13)に外嵌螺合させることにより、ガス圧検圧用接続具(1)をメータ接続継手(34)に接続する。
【0028】
そして、保護キャップ(10)をプラグ筒(12)から取り外し、プラグ部(12b)に、ゴム管(41)を介して加圧装置(40a)に接続されているソケット(4)を装着させる。
ソケット(4)の接続により、弁体(26)が、ソケット(4)に内蔵されている押圧軸(図示せず)によって押し込まれることにより開弁し、ガス圧検圧用接続具(1)からメータガス栓(20)までガス通路が連通する。この状態で、加圧装置(40a)を利用して、前記ガス通路を加圧する。
【0029】
所定の値に達するまで加圧した後、三方バルブ(45)の流路をデジタルマノメータ等の圧力測定装置(40)側に切り替え、前記ガス通路内に圧力の低下が見られないかを確認する。
圧力の低下が検出された場合は、ガス漏れの可能性があるとして、メータ接続継手(34)からメータガス栓(20)に至る範囲の配管や継手等の接続部等にモンジュ液等を塗布して漏れ箇所を検出する。漏れ箇所が特定できれば、施工をやり直して再度、加圧装置(40a)及び圧力測定装置(40)を利用してガス漏れ検査を実施すればよい。
【0030】
このように、本発明の実施の形態のガス圧検圧用接続具(1)を利用することによって、ガスメータ取り付け前にガスメータの上流側の圧力調整器(5)からメータガス栓(20)まで、金属フレキ管や継手が介在されている高層住宅用のガス配管であっても、ガス漏れ検査を行うことができる。
【0031】
ガスメータの下流側の配管のガス漏れを検知するには、屋内の末端のガス栓が全て閉状態であることを確認し、図1に示すように、ガスメータの下流側のガス流出筒部を接続させるメータ用接続継手(35)に、袋ナット(22)を介してガス圧検圧用接続具(1)を接続させる。これにより、ガスメータより下流側のガス通路を閉じることができるから、上記した要領で、本発明のガス圧検圧用接続具(1)を利用してガス漏れを検査することもできる上に、メータ用接続継手(35)として、図5に示したような従来のT字配管継手(30)が配設されている場合では、ガス圧検圧用接続具(1)を、垂直管(33)を閉塞させる詰め栓として利用することにより、従来のガス圧検圧装置を利用しての検査も可能となる。
【0032】
尚、図4は、ガス圧検圧用接続具(1)の変形例の説明図であり、ガス圧検圧用接続具(1)を構成している主体筒部(11)をL字状に屈曲させた屈曲管とすることにより、プラグ筒(12)のプラグ部(12b)の向きを所望の方向に向けることができる。これにより、ガスメータが狭い場所に設置されている場合でも、ソケットを接続させ易い方向にプラグ部(12b)を向けることができるので、ガス圧検圧用接続具(1)の使い勝手が向上し、ガス漏れ検知が一層容易に行えることとなる。
【0033】
図5は、弁装置としてテーパ形状のせん(15)を使用したガス圧検圧用接続具(100)の、プラグ筒(120)とキャップ(110)を示す断面図である。このものでは、ソケットの装着とは関連することなく、せん(15)を回動させることで弁装置を開閉することができる。
【符号の説明】
【0034】
(1) ・・・・・・・ガス圧検圧用接続具
(11)・・・・・・・主体筒部
(12)・・・・・・・プラグ筒
(26)・・・・・・・弁体
(34)(35)・・・・・メータ用接続継手
(4) ・・・・・・・ソケット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガスメータのガス流入筒部及びガス流出筒部がメータ用接続継手を介して接続するガスメータの上流側及び下流側の配管等のガス漏れを検知するガス圧検圧用接続具において、
ガスメータの上流側の配管及び下流側の配管にそれぞれ接続された状態のメータ用接続継手に、一端が着脱自在に接続可能な主体筒部と、
一端が前記主体筒部の他端に接続され且つ他端にソケットが着脱自在に接続可能なプラグ筒とからなり、
前記プラグ筒内には、前記ソケットの接続により開弁する常閉の弁装置が内蔵されてあり、
前記弁装置の開弁により、前記プラグ筒と前記主体筒部とは連通することを特徴とするガス圧検圧用接続具。
【請求項2】
請求項1に記載のガス圧検圧用接続具において、前記主体筒部の前記一端は、前記ガスメータのガス流入筒部及びガス流出筒部に形成した雄ネジ部と同一の雄ネジ筒部としたことを特徴とするガス圧検圧用接続具。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のガス圧検圧用接続具において、前記主体筒部は略L字状に屈曲された屈曲管としたことを特徴とするガス圧検圧用接続具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−83567(P2013−83567A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−224044(P2011−224044)
【出願日】平成23年10月11日(2011.10.11)
【出願人】(000151977)株式会社藤井合金製作所 (66)
【Fターム(参考)】