説明

キー接点構造、携帯情報端末及びキー接点構造の製造方法

【課題】 信頼性を向上させたキー接点構造、携帯情報端末及びキー接点構造の製造方法を提供する。
【解決手段】 ドーム型電極2のスカート部にドームの中心軸と垂直に外側に伸びる凸部12を形成したので、基板5上に実装する際にドーム型電極2の外形形状とほぼ等しい開口部を有する治具9をスカート部が基板5側になるようにドーム型電極2を通過させることにより、ドーム型電極2の治具9通過時に周方向に回転するのが規制され、ドーム型電極2のスカート部にエッジがあっても基板5上の絶縁シート7がエッジで摺り切れることがなくなり、信頼性が向上する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キー接点構造、携帯情報端末及びキー接点構造の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話機の操作部にはドーム型電極を用いたキー接点構造が用いられている。このキー接点構造には、基板の一方の面に円形状電極を設け、円形の電極を包囲するドーナツ形状電極を設け、スカート部が円形状電極に接触するようにドーム型電極を設け、基板の他方の面に円形状電極にスルーホールメッキで接続された線状の配線パターンを設けた構造を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。また、このキー接点構造に用いられるドーム型電極は、切断ポンチとダイスとで打ち抜き加工されたものが用いられる(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
しかし、基板の両面に電極パターンや配線パターンを有するので、その分だけ厚くなっていた。
【0004】
そこで、図9に示すようにしゃもじ形状の第1電極パターン6−A、6−C及び第1電極パターン6−A、6−Cを囲むC字形状の第2電極パターン6−Bの電極パターン対を複数配置し、第1電極パターン6−A、6−Cの直線部6−Cのみを絶縁シート7で覆い、頂部が第1電極パターン6−A、6−Cと対向しスカート部が第2電極パターン6−Bと接触すると共に、基板側に押圧されることにより頂部が第1電極パターン6−A、6−Cと接触するドーム型電極2aを配置したキー接点構造が提案されている。
【0005】
図9は本発明の前提となったキー接点構造の説明図である。図10は図9に示したキー接点構造を製造するための説明図である。
図9に示すキー接点構造を製造する際には、図10に示すように電極パターン6が形成され絶縁シート7で覆われた基板5上に、ドーム型電極2aが通過できる円形の開口部9−Bを有する治具9−1を載せ、位置決めした後でその開口部9−Bにドーム型電極2aを通過させ、治具9−1を除去した後でボタンユニット等を装着していた。
【特許文献1】特開2003−92042号公報
【特許文献2】特開2001−210172号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上述した従来のキー接点構造を製造する工程においては、円形のドーム型電極(「メタルドーム」とも言う)を用いており、治具にメタルドームを通過させる際に回転するので、メタルドームのプレス工程で発生したスカート部のエッジによって絶縁部が貫通し、ショートすることにより信頼性低下の要因になっていた。
【0007】
さらに、基板上にメタルドーム及び絶縁シートを実装した後の検査(メタルドームシートの検査)においても、メタルドームがほぼ円形状に近い形状の為、目視や画像認識で回転したか否かの確認が困難になる為、エッジ部の位置が定まらないメタルドームが製造される懸念があった。
そこで、本発明の目的は、信頼性を向上させたキー接点構造、携帯情報端末及びキー接点構造の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、基板上に、複数の電極パターン対を配置し、一方の電極パターンの一部を絶縁シートで覆い、一方の電極パターンと対向し他方の電極パターンと接触すると共に、前記基板側に押圧されることにより一方の電極パターンと接触するドーム型電極を配置したキー接点構造であって、前記ドーム型電極のスカート部にドームの中心軸と垂直に外側に伸びる凸部を形成したことを特徴とする。
【0009】
請求項1記載の発明によれば、ドーム型電極のスカート部にドームの中心軸と垂直に外側に伸びる凸部を形成したので、基板上に実装する際にドーム型電極の外形形状とほぼ等しい開口部を有する治具をスカート部が基板側になるようにドーム型電極を通過させることにより、ドーム型電極の治具通過時に周方向に回転するのが規制され、ドーム型電極のスカート部にエッジがあっても基板上の絶縁シートがエッジで摺り切れることがなくなり、信頼性が向上する。
【0010】
請求項2記載の発明は、基板上に、しゃもじ形状の第1電極パターン及び該第1電極パターンを囲むC字形状の第2電極パターンの電極パターン対を複数配置し、前記第1電極パターンの直線部のみを絶縁シートで覆い、頂部が前記第1電極パターンと対向しスカート部が前記第2電極パターンと接触すると共に、前記基板側に押圧されることにより前記頂部が前記第1電極パターンと接触するドーム型電極を配置したキー接点構造であって、前記ドーム型電極のスカート部にドームの中心軸と垂直に外側に伸びる凸部を形成したことを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の発明によれば、ドーム型電極のスカート部にドームの中心軸と垂直に外側に伸びる凸部を形成したので、基板上に実装する際にドーム型電極の外形形状とほぼ等しい開口部を有する治具をスカート部が基板側になるようにドーム型電極を通過させることにより、ドーム型電極の治具通過時に周方向に回転するのが規制され、ドーム型電極のスカート部にエッジがあっても基板上の絶縁シートがエッジで摺り切れることがなくなり、信頼性が向上する。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記凸部は、前記第2電極パターン上に位置することを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明によれば、凸部が第2電極パターン上に位置することにより、第1電極パターン上の絶縁シートへのドーム型電極の荷重が少ないので、基板上の絶縁シートがエッジで摺り切れることがなくなり、信頼性が向上する。
【0014】
請求項4記載の発明は、基板上に、複数の電極パターン対を配置し、一方の電極パターンの一部を絶縁シートで覆い、一方の電極パターンと対向し他方の電極パターンと接触すると共に、前記基板側に押圧されることにより一方の電極パターンと接触するドーム型電極を配置したキー接点構造であって、前記ドーム型電極のスカート部に凹部を形成したことを特徴とする。
【0015】
請求項4記載の発明によれば、ドーム型電極のスカート部に凹部を形成したことにより、基板上に実装する際にドーム型電極の外形形状とほぼ同一の開口部を有する治具をスカート部が基板側になるようにドーム型電極を通過させることにより、ドーム型電極の治具通過時に周方向に回転するのが規制され、ドーム型電極のスカート部にエッジがあっても基板上の絶縁シートがエッジで摺り切れることがなくなり、信頼性が向上する。
【0016】
請求項5記載の発明は、基板上に、しゃもじ形状の第1電極パターン及び該第1電極パターンを囲むC字形状の第2電極パターンの電極パターン対を複数配置し、前記第1電極パターンの直線部のみを絶縁シートで覆い、頂部が前記第1電極パターンと対向しスカート部が前記第2電極パターンと接触すると共に、前記基板側に押圧されることにより前記頂部が前記第1電極パターンと接触するドーム型電極を配置したキー接点構造であって、前記ドーム型電極のスカート部に凹部を形成したことを特徴とする。
【0017】
請求項5記載の発明によれば、ドーム型電極のスカート部に凹部を形成したことにより、基板上に実装する際にドーム型電極の外形形状とほぼ同一の開口部を有する治具をスカート部が基板側になるようにドーム型電極を通過させることにより、ドーム型電極の治具通過時に周方向に回転するのが規制され、ドーム型電極のスカート部にエッジがあっても基板上の絶縁シートがエッジで摺り切れることがなくなり、信頼性が向上する。
【0018】
請求項6記載の発明は、請求項4または5記載の発明において、前記凹部は、前記第1電極パターンのうちの直線部上に位置することを特徴とする。
【0019】
請求項6記載の発明によれば、凹部が第1電極パターンのうちの直線部上に位置することにより、ドーム型電極のスカート部のエッジが絶縁シートを貫通したとしてもドーム型電極のスカート部と第1電極パターンの直線部とが接触することがなく、信頼性が向上する。
【0020】
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項記載のキー接点構造を操作部に有することを特徴とする。
【0021】
請求項7記載の発明によれば、請求項1から6のいずれか1項記載のキー接点構造を操作部に有することにより、携帯情報端末の信頼性が向上する。
【0022】
請求項8記載の発明は、基板上に、複数の電極パターン対を配置する工程と、前記電極パターンのうち一方の電極パターンの一部を絶縁シートで覆う工程と、スカート部にドームの中心軸と垂直に外側に伸びる凸部を有するドーム型電極を準備する工程と、前記ドーム型電極の平面外形形状とほぼ同一形状の開口部を有する治具を準備する工程と、前記治具を前記基板上に配置し、前記開口部に前記ドーム型電極を頂部が上向きになるように通過させることで、一方の電極パターンと対向し他方の電極パターンと接触するようにドーム型電極を配置する工程と、前記治具を除去した後、前記基板上に全ドーム型電極ごとメタルドームシートで覆う工程と、前記メタルドームシートをボタンユニットで覆う工程とを備えたことを特徴とする。
【0023】
請求項8記載の発明によれば、ドーム型電極の平面外形形状とほぼ同一形状の開口部を有する治具を用い、ドーム型電極を基板上に実装する際に治具をスカート部が基板側になるようにドーム型電極を通過させることにより、ドーム型電極の治具通過時に周方向に回転するのが規制され、ドーム型電極のスカート部にエッジがあっても基板上の絶縁シートがエッジで摺り切れることがなくなり、信頼性が向上する。
【0024】
請求項9記載の発明は、基板上に、しゃもじ形状の第1電極パターン及び該第1電極パターンを囲むC字形状の第2電極パターンの電極パターン対を複数配置する工程と、前記第1電極パターンの直線部のみを絶縁シートで覆う工程と、スカート部にドームの中心軸と垂直に外側に伸びる凸部を有するドーム型電極を準備する工程と、前記ドーム型電極の平面外形形状とほぼ同一形状の開口部を有する治具を準備する工程と、前記治具を前記基板上に配置し、前記開口部に前記ドーム型電極を頂部が上向きになるように通過させることで、頂部が前記第1電極パターンと対向しスカート部が前記第2電極パターンと接触するようにドーム型電極を配置する工程と、前記治具を除去した後、前記基板上に全ドーム型電極ごとメタルドームシートで覆う工程と、前記メタルドームシートをボタンユニットで覆う工程とを備えたことを特徴とする。
【0025】
請求項9記載の発明によれば、ドーム型電極の平面外形形状とほぼ同一形状の開口部を有する治具を用い、ドーム型電極を基板上に実装する際に治具をスカート部が基板側になるようにドーム型電極を通過させることにより、ドーム型電極の治具通過時に周方向に回転するのが規制され、ドーム型電極のスカート部にエッジがあっても基板上の絶縁シートがエッジで摺り切れることがなくなり、信頼性が向上する。
【0026】
請求項10記載の発明は、基板上に、複数の電極パターン対を配置する工程と、前記電極パターンのうち一方の電極パターンの一部を絶縁シートで覆う工程と、スカート部に凹部を有するドーム型電極を準備する工程と、前記ドーム型電極の平面外形形状とほぼ同一形状の開口部を有する治具を準備する工程と、前記治具を前記基板上に配置し、前記開口部に前記ドーム型電極を頂部が上向きになるように通過させることで、一方の電極パターンと対向し他方の電極パターンと接触するようにドーム型電極を配置する工程と、前記治具を除去した後、前記基板上に全ドーム型電極ごとメタルドームシートで覆う工程と、前記メタルドームシートをボタンユニットで覆う工程とを備えたことを特徴とする。
【0027】
請求項10記載の発明によれば、ドーム型電極の平面外形形状とほぼ同一形状の開口部を有する治具を用い、ドーム型電極を基板上に実装する際に治具をスカート部が基板側になるようにドーム型電極を通過させることにより、ドーム型電極の治具通過時に周方向に回転するのが規制され、ドーム型電極のスカート部にエッジがあっても基板上の絶縁シートがエッジで摺り切れることがなくなり、信頼性が向上する。
【0028】
請求項11記載の発明は、基板上に、しゃもじ形状の第1電極パターン及び該第1電極パターンを囲むC字形状の第2電極パターンの電極パターン対を複数配置する工程と、前記第1電極パターンの直線部のみを絶縁シートで覆う工程と、スカート部に凹部を有するドーム型電極を準備する工程と、前記ドーム型電極の平面外形形状とほぼ同一形状の開口部を有する治具を準備する工程と、前記治具を前記基板上に配置し、前記開口部に前記ドーム型電極を頂部が上向きになるように通過させることで、頂部が前記第1電極パターンと対向しスカート部が前記第2電極パターンと接触するようにドーム型電極を配置する工程と、前記治具を除去した後、前記基板上に全ドーム型電極ごとメタルドームシートで覆う工程と、前記メタルドームシートをボタンユニットで覆う工程とを備えたことを特徴とする。
【0029】
請求項11記載の発明によれば、ドーム型電極の平面外形形状とほぼ同一形状の開口部を有する治具を用い、ドーム型電極を基板上に実装する際に治具をスカート部が基板側になるようにドーム型電極を通過させることにより、ドーム型電極の治具通過時に周方向に回転するのが規制され、ドーム型電極のスカート部にエッジがあっても基板上の絶縁シートがエッジで摺り切れることがなくなり、信頼性が向上する。
【発明の効果】
【0030】
ドーム型電極のスカート部にドームの中心軸と垂直に外側に伸びる凸部を形成したので、基板上に実装する際にドーム型電極の外形形状とほぼ等しい開口部を有する治具をスカート部が基板側になるようにドーム型電極を通過させることにより、ドーム型電極の治具通過時に周方向に回転するのが規制され、ドーム型電極のスカート部にエッジがあっても基板上の絶縁シートがエッジで摺り切れることがなくなり、信頼性が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0031】
〔特 徴〕
キー操作を有する端末機器(本実施形態では携帯端末機器で説明)の、メール等を作成する際に必要なキー操作において、基板の接点部形状が、片面パターン配線の場合に懸念されていた、皿形状で押し込みによる弾性変形にてクリック感を有しかつ、電気的な信号を送るための、メタルドームの切断部との接触不良について、メタルドームの切断部を、凸形状もしくは凹形状にて形成することにより、製造時のメタルドームの回転を抑制し、メタルドームの基板への実装精度の向上と、さらに接続信頼性の向上及び、基板の片面パターン構成による装置の薄型化の実現を特徴とする。
【0032】
〔実施形態〕
本実施形態に係るキー接点構造は、基板上に、複数の電極パターン対を配置し、一方の電極パターンの一部を絶縁シートで覆い、一方の電極パターンと対向し他方の電極パターンと接触すると共に、基板側に押圧されることにより一方の電極パターンと接触するドーム型電極を配置したキー接点構造であって、ドーム型電極のスカート部にドームの中心軸と垂直に外側に伸びる凸部を形成したことを特徴とする。
【0033】
基板は、例えばガラスエポキシ基板が用いられる。絶縁シートは、例えばポリイミドが用いられる。電極パターンの材質は、例えば、金メッキ銅もしくは錫メッキ銅もしくは銅が用いられる。ドーム型電極は、例えば銀メッキ銅もしくは金メッキ銅が用いられる。絶縁シートは、例えばポリエステルもしくはポリイミドが用いられる。
凸部の数は少なくとも1つあればよいが、2つあるのが好ましい。凸部の数が3つ以上の場合は凸部が一方の電極を覆う絶縁シート上に位置しないことが好ましい。
【0034】
本実施形態に係るキー接点構造は、基板上に、しゃもじ形状の第1電極パターン及び第1電極パターンを囲むC字形状の第2電極パターンの電極パターン対を複数配置し、第1電極パターンの直線部のみを絶縁シートで覆い、頂部が第1電極パターンと対向しスカート部が第2電極パターンと接触すると共に、基板側に押圧されることにより頂部が第1電極パターンと接触するドーム型電極を配置したキー接点構造であって、ドーム型電極のスカート部にドームの中心軸と垂直に外側に伸びる凸部を形成したことを特徴とする。
【0035】
基板は、例えばガラスエポキシ基板が用いられる。絶縁シートは、例えばポリイミドもしくはポリエステルが用いられる。電極パターンの材質は、例えば、金メッキ銅もしくは錫メッキ銅もしくは銅が用いられる。ドーム型電極は、例えば銀メッキ銅もしくは金メッキ銅が用いられる。
凸部の数は少なくとも1つあればよいが、2つあるのが好ましい。凸部の数が3つ以上の場合は凸部が第1電極パターンの直線部を覆う絶縁シート上に位置しないことが好ましい。
【0036】
本実施形態に係るキー接点構造は、上記構成に加え、凸部は、第2電極パターン上に位置するのが好ましい。
【0037】
本実施形態に係るキー接点構造は、基板上に、複数の電極パターン対を配置し、一方の電極パターンの一部を絶縁シートで覆い、一方の電極パターンと対向し他方の電極パターンと接触すると共に、基板側に押圧されることにより一方の電極パターンと接触するドーム型電極を配置したキー接点構造であって、ドーム型電極のスカート部に凹部を形成したことを特徴とする。
【0038】
本実施形態に係るキー接点構造は、基板上に、しゃもじ形状の第1電極パターン及び第1電極パターンを囲むC字形状の第2電極パターンの電極パターン対を複数配置し、第1電極パターンの直線部のみを絶縁シートで覆い、頂部が第1電極パターンと対向しスカート部が第2電極パターンと接触すると共に、基板側に押圧されることにより頂部が第1電極パターンと接触するドーム型電極を配置したキー接点構造であって、ドーム型電極のスカート部に凹部を形成したことを特徴とする。
【0039】
本実施形態に係るキー接点構造は、上記構成に加え、凹部は、第1電極パターンのうちの直線部上に位置するのが好ましい。
凹部の幅は、第1電極パターンのうちの直線部の幅より大きいことが好ましい。凹部のドーム型電極の軸方向の高さは、第1電極パターンのうちの直線部の厚さより大きいことが好ましい。
【0040】
本実施形態に係る携帯情報端末は、上記構成のキー接点構造を操作部に有することを特徴とする。
ここで、携帯情報端末としては、携帯電話機等の音声端末、テレビ携帯電話機等の画像端末、ハンドヘルドコンピュータ等のデータ端末等が挙げられる。
【0041】
本実施形態に係るキー接点構造の製造方法は、基板上に、複数の電極パターン対を配置する工程と、電極パターンのうち一方の電極パターンの一部を絶縁シートで覆う工程と、 スカート部にドームの中心軸と垂直に外側に伸びる凸部を有するドーム型電極を準備する工程と、ドーム型電極の平面外形形状とほぼ同一形状の開口部を有する治具を準備する工程と、治具を基板上に配置し、開口部にドーム型電極を頂部が上向きになるように通過させることで、一方の電極パターンと対向し他方の電極パターンと接触するようにドーム型電極を配置する工程と、治具を除去した後、基板上に全ドーム型電極ごとメタルドームシートで覆う工程と、メタルドームシートをボタンユニットで覆う工程とを備えたことを特徴とする。
【0042】
本実施形態に係るキー接点構造の製造方法は、基板上に、しゃもじ形状の第1電極パターン及び第1電極パターンを囲むC字形状の第2電極パターンの電極パターン対を複数配置する工程と、第1電極パターンの直線部のみを絶縁シートで覆う工程と、スカート部にドームの中心軸と垂直に外側に伸びる凸部を有するドーム型電極を準備する工程と、ドーム型電極の平面外形形状とほぼ同一形状の開口部を有する治具を準備する工程と、治具を基板上に配置し、開口部にドーム型電極を頂部が上向きになるように通過させることで、頂部が第1電極パターンと対向しスカート部が第2電極パターンと接触するようにドーム型電極を配置する工程と、治具を除去した後、基板上に全ドーム型電極ごとメタルドームシートで覆う工程と、メタルドームシートをボタンユニットで覆う工程とを備えたことを特徴とする。
メタルドームシートは、例えば、ポリイミドもしくはポリエステルが用いられる。
【0043】
本実施形態に係るキー接点構造の製造方法は、基板上に、複数の電極パターン対を配置する工程と、電極パターンのうち一方の電極パターンの一部を絶縁シートで覆う工程と、スカート部に凹部を有するドーム型電極を準備する工程と、ドーム型電極の平面外形形状とほぼ同一形状の開口部を有する治具を準備する工程と、治具を基板上に配置し、開口部にドーム型電極を頂部が上向きになるように通過させることで、一方の電極パターンと対向し他方の電極パターンと接触するようにドーム型電極を配置する工程と、治具を除去した後、基板上に全ドーム型電極ごとメタルドームシートで覆う工程と、メタルドームシートをボタンユニットで覆う工程とを備えたことを特徴とする。
【0044】
本実施形態に係るキー接点構造の製造方法は、基板上に、しゃもじ形状の第1電極パターン及び第1電極パターンを囲むC字形状の第2電極パターンの電極パターン対を複数配置する工程と、第1電極パターンの直線部のみを絶縁シートで覆う工程と、スカート部に凹部を有するドーム型電極を準備する工程と、ドーム型電極の平面外形形状とほぼ同一形状の開口部を有する治具を準備する工程と、治具を基板上に配置し、開口部にドーム型電極を頂部が上向きになるように通過させることで、頂部が第1電極パターンと対向しスカート部が第2電極パターンと接触するようにドーム型電極を配置する工程と、治具を除去した後、基板上に全ドーム型電極ごとメタルドームシートで覆う工程と、メタルドームシートをボタンユニットで覆う工程とを備えたことを特徴とする。
【実施例1】
【0045】
次に本発明に係るキー接点構造を適用した携帯情報端末の一実施例について説明する。
図1は、本発明に係る携帯情報端末としての折畳み型の携帯電話機の斜視図である。また、図2は図1に示した携帯電話機の内部構成を示す分解斜視図である。
まず図2について詳細に説明する。
内部部品保護と意匠性とを目的とするケース20と、カバー21とで筐体が構成されている。筐体の内部には、通話やボタン操作で入手した情報を、携帯端末機器1に登録する為のメモリ機能や、その他の機能に必要な電気部品を搭載する基板5が内蔵されている。また、基板5の表面には、後で説明するメタルドーム2と接触し、電気的な信号を送るためのパターン6を有している。メタルドーム2は、粘着剤付のシート3にて基板5に固定される。このメタルドーム2とシート3とを構成したユニットをメタルドームシート4とする。メタルドーム2を押す為に必要なボタンユニット22がメタルドームシート4を覆うように配置される。カバー21には基板5に電気を供給する為の電池23が装着される。
【0046】
図3は本発明に係るキー接点構造の一実施例の平面図であり、図4は図1のIV−IV線断面図である。
図3、4を参照しながら説明する。
まず図3には、パターン6の構成が示されている。その内容を詳細に説明すると、パターン6は、メタルドーム2を押下した際に接触することにより、電気信号を送る為に必要なパターン6−A、6−Bを有している(本構成は、基板5の表面部のみに電気信号を送る為のパターンを有する構成の内容である)。
ドーナツ型パターンの一部切り欠いたC字形状のパターン6−Bが形成され、その切り欠いた部分を直線状のパターン6−Cが通ると共に、ドーナツの穴の位置に円形状のパターン6−Aが位置するようにしゃもじ形状のパターン6−Aが形成されている。
【0047】
すなわち、本キー接点構造は、基板5上に、しゃもじ形状の第1電極パターン6−A、6−C及び第1電極パターン6−A、6−Cを囲むC字形状の第2電極パターン6−Bの電極パターン対を複数配置し、第1電極パターン6−A、6−Cの直線部6−Cのみを絶縁シート7で覆い、頂部が第1電極パターン6−A、6−Cと対向しスカート部が第2電極パターン6−Bと接触すると共に、基板5側に押圧されることにより頂部が第1電極パターンと接触するドーム型電極2を配置したキー接点構造であって、ドーム型電極2のスカート部にドームの中心軸と垂直に外側に伸びる凸部12を形成したものである。
【0048】
ここで、一般的なパターン6の構成は、基板5の一方の面に配置された円形状のパターンにスルーホールを形成し、次層もしくは基板5の他方の面にパターンを引廻していた。従って、パターンの形状は、パターン6−BのようなC字形状ではなくドーナツ型としていた。
しかしこの場合、基板5の裏面にはパターン領域が必要となるため、通常基板5が厚くなってしまう。
【0049】
これに対して本発明のパターン構成を適用することにより、基板の一方の面のみでのパターン構成が可能な為、基板5を薄くすることが可能となる。また、基板5に、メタルドーム2を実装した場合、メタルドーム2を介して、パターン6−B、6−Cが常時接続になる為、パターン6−Cとメタルドーム2との間にフィルムやレジスト等の絶縁部7を必要とする。(図3のハッチング部、図4参照)。
【0050】
次に、本発明に係るメタルドーム2の構成について詳細に説明する。
まずメタルドーム2は、帯状の金属材料をプレスで打ち抜いて形成するため、メタルドーム2自体の製造後の形状は、連結部8で連結されたメタルドーム列となっている(図5(a)、(b))。図5(a)はメタルドーム列の平面図であり、図5(b)はメタルドーム列の側面図である。
メタルドーム2をシート3へ実装する際に、メタルドーム列の連結部8を刃物等で切断してメタルドーム2の円周より凸形状になるよう形成する。
その結果、メタルドーム2のスカート部にドームの中心軸に垂直な方向の凸部12が形成される(図3参照)。
その後、メタルドーム2を設計者にて要求された位置に実装する為、メタルドーム2の外周(外形形状)より大きくなるように設定し、オフセットした開口部9−Aを有する位置設定用の冶具9を用いて実装(図6参照)した後、シート3に貼り付けたものがメタルドームシート4となる。
図6は本発明に係るキー接点構造に用いられるドーム型電極の基板への装着の説明図である。
【0051】
この冶具9を用いた基板への実装時にメタルドーム2に形成された凸部12が、回転止めの役割を果たし回転を抑制することが可能となる。従来のドーム型電極は切断部(スカート部)は凸形状ではなく、メタルドーム2の円周上とほぼ同形状(ベースは内側に設定)に切断する為、円形状の開口部を有する冶具を用いて基板へ実装する際に回転してしまうおそれがあった。
回転した際に考えられる不具合として、スカート部の凸部12にバリが発生するおそれと、コーナ部11にエッジが存在するおそれがある為、万が一メタルドーム2が回転した時に、スカート部がパターン6−Cの直上に配置される恐れがある。このため、メタルドーム2に荷重がかかった際に、絶縁シート7を貫通させてしまい、パターン6−Cと接触し常時接続するおそれがあった。
さらに部品完成後の外観検査等においても、スカート部が円形状の場合には切断部の形状がドームの形状とほぼ同形状の為に、目視又は画像処理にて選別することが困難であり、選別漏れが発生する可能性があった。
しかしながら本発明のようにスカート部に凸部を形成することにより容易に上記検査工程にて確認でき、かつ検査漏れも無くすことが可能となる。
【0052】
〔効果の説明〕
本発明による効果はまず、基板の片面パターン構成において、本発明であるメタルドームと接点形状を適用することにより、基板の厚さが薄くすることが可能となる為、携帯端末機器の薄型化に寄与する。また、片面でのパターン構成で欠点となっていた、真円メタルドームの実装時の回転による、切断箇所のエッジ部とパターンとの接触不具合についても、メタルドームの連結部の切断部を凸にすることにより、製造時のメタルドームの回転を抑制し、接触不具合を回避することができ、信頼性の向上を図ることができる。
【実施例2】
【0053】
次に本発明に係るキー接点構造の他の実施例について説明する。
図7は、本発明に係るキー接点構造の他の実施例の平面図である。
図7に示したキー接点構造の図3に示したキー接点構造との相違点は、ドーム型電極のスカート部に凸部の代わりに凹部を形成した点である。
【0054】
すなわち、本キー接点構造は、基板5上に、しゃもじ形状の第1電極パターン6−A、6−C及び第1電極パターン6−A、6−Cを囲むC字形状の第2電極パターン6−Bの電極パターン対を複数配置し、第1電極パターン6−A、6−Cの直線部6−Cのみを絶縁シート7で覆い、頂部が第1電極パターン6−A、6−Cと対向しスカート部が第2電極パターン6−Bと接触すると共に、基板5側に押圧されることにより頂部が第1電極パターン6−A、6−Cと接触するドーム型電極2を配置したキー接点構造であって、ドーム型電極2のスカート部に凹部15を形成したものである。
【0055】
実施例1で説明したメタルドーム2の円周からの凸部12を凹部15で対応することにより、同様な効果が得られる。
【実施例3】
【0056】
次に本発明に係るキー接点構造のさらに他の実施例について説明する。
図8は、本発明に係るキー接点構造の他の実施例の平面図である。
図8に示したキー接点構造の図7に示したキー接点構造との相違点は、凹部が第1電極パターンのうちの直線部上に位置する点である。
【0057】
すなわち、本キー接点構造は、基板5上に、しゃもじ形状の第1電極パターン6−A、6−C及び第1電極パターン6−A、6−Cを囲むC字形状の第2電極パターン6−Bの電極パターン対を複数配置し、第1電極パターン6−A、6−Cの直線部6−Cのみを絶縁シート7で覆い、頂部が第1電極パターン6−A、6−Cと対向しスカート部が第2電極パターン6−Bと接触すると共に、基板5側に押圧されることにより頂部が第1電極パターン6−A、6−Cと接触するドーム型電極2を配置したキー接点構造であって、ドーム型電極2のスカート部に凹部15を形成し、凹部15は、第1電極パターン6−A、6−Cのうちの直線部6−C上に位置するものである。
【0058】
凹部15が第1電極パターン6−A、6−Cのうちの直線部6−C上に位置することにより、ドーム型電極2のスカート部のエッジが絶縁シート7を貫通したとしてもドーム型電極2のスカート部と第1電極パターン6−A、6−Cの直線部6−Cとが接触することがなく、信頼性が向上する。
【産業上の利用可能性】
【0059】
本発明は、携帯電話機等の音声端末、テレビ携帯電話機等の画像端末、ハンドヘルドコンピュータ等のデータ端末等に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】本発明に係る携帯情報端末としての折畳み型の携帯電話機の斜視図である。
【図2】図1に示した携帯電話機の内部構成を示す分解斜視図である。
【図3】本発明に係るキー接点構造の一実施例の平面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】(a)はメタルドーム列の平面図であり、(b)はメタルドーム列の側面図である。
【図6】本発明に係るキー接点構造に用いられるドーム型電極の基板への装着の説明図である。
【図7】本発明に係るキー接点構造の他の実施例の平面図である。
【図8】本発明に係るキー接点構造の他の実施例の平面図である。
【図9】本発明の前提となったキー接点構造の説明図である。
【図10】図9に示したキー接点構造を製造するための説明図である。
【符号の説明】
【0061】
2 メタルドーム(ドーム型電極)
3 シート
4 メタルドームシート
5 基板
6、6−A、6−B、6−C パターン
7 絶縁シート
8 連結部
9 治具
9−A 開口部
10 端部
11 コーナ部
12 凸部
15 凹部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板上に、複数の電極パターン対を配置し、
一方の電極パターンの一部を絶縁シートで覆い、
一方の電極パターンと対向し他方の電極パターンと接触すると共に、前記基板側に押圧されることにより一方の電極パターンと接触するドーム型電極を配置したキー接点構造であって、
前記ドーム型電極のスカート部にドームの中心軸と垂直に外側に伸びる凸部を形成したことを特徴とするキー接点構造。
【請求項2】
基板上に、しゃもじ形状の第1電極パターン及び該第1電極パターンを囲むC字形状の第2電極パターンの電極パターン対を複数配置し、
前記第1電極パターンの直線部のみを絶縁シートで覆い、
頂部が前記第1電極パターンと対向しスカート部が前記第2電極パターンと接触すると共に、前記基板側に押圧されることにより前記頂部が前記第1電極パターンと接触するドーム型電極を配置したキー接点構造であって、
前記ドーム型電極のスカート部にドームの中心軸と垂直に外側に伸びる凸部を形成したことを特徴とするキー接点構造。
【請求項3】
前記凸部は、前記第2電極パターン上に位置することを特徴とする請求項1または2記載のキー接点構造。
【請求項4】
基板上に、複数の電極パターン対を配置し、
一方の電極パターンの一部を絶縁シートで覆い、
一方の電極パターンと対向し他方の電極パターンと接触すると共に、前記基板側に押圧されることにより一方の電極パターンと接触するドーム型電極を配置したキー接点構造であって、
前記ドーム型電極のスカート部に凹部を形成したことを特徴とするキー接点構造。
【請求項5】
基板上に、しゃもじ形状の第1電極パターン及び該第1電極パターンを囲むC字形状の第2電極パターンの電極パターン対を複数配置し、
前記第1電極パターンの直線部のみを絶縁シートで覆い、
頂部が前記第1電極パターンと対向しスカート部が前記第2電極パターンと接触すると共に、前記基板側に押圧されることにより前記頂部が前記第1電極パターンと接触するドーム型電極を配置したキー接点構造であって、
前記ドーム型電極のスカート部に凹部を形成したことを特徴とするキー接点構造。
【請求項6】
前記凹部は、前記第1電極パターンのうちの直線部上に位置することを特徴とする請求項4または5記載のキー接点構造。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項記載のキー接点構造を操作部に有することを特徴とする携帯情報端末。
【請求項8】
基板上に、複数の電極パターン対を配置する工程と、
前記電極パターンのうち一方の電極パターンの一部を絶縁シートで覆う工程と、
スカート部にドームの中心軸と垂直に外側に伸びる凸部を有するドーム型電極を準備する工程と、
前記ドーム型電極の平面外形形状とほぼ同一形状の開口部を有する治具を準備する工程と、
前記治具を前記基板上に配置し、前記開口部に前記ドーム型電極を頂部が上向きになるように通過させることで、一方の電極パターンと対向し他方の電極パターンと接触するようにドーム型電極を配置する工程と、
前記治具を除去した後、前記基板上に全ドーム型電極ごとメタルドームシートで覆う工程と、
前記メタルドームシートをボタンユニットで覆う工程とを備えたことを特徴とするキー接点構造の製造方法。
【請求項9】
基板上に、しゃもじ形状の第1電極パターン及び該第1電極パターンを囲むC字形状の第2電極パターンの電極パターン対を複数配置する工程と、
前記第1電極パターンの直線部のみを絶縁シートで覆う工程と、
スカート部にドームの中心軸と垂直に外側に伸びる凸部を有するドーム型電極を準備する工程と、
前記ドーム型電極の平面外形形状とほぼ同一形状の開口部を有する治具を準備する工程と、
前記治具を前記基板上に配置し、前記開口部に前記ドーム型電極を頂部が上向きになるように通過させることで、頂部が前記第1電極パターンと対向しスカート部が前記第2電極パターンと接触するようにドーム型電極を配置する工程と、
前記治具を除去した後、前記基板上に全ドーム型電極ごとメタルドームシートで覆う工程と、
前記メタルドームシートをボタンユニットで覆う工程とを備えたことを特徴とするキー接点構造の製造方法。
【請求項10】
基板上に、複数の電極パターン対を配置する工程と、
前記電極パターンのうち一方の電極パターンの一部を絶縁シートで覆う工程と、
スカート部に凹部を有するドーム型電極を準備する工程と、
前記ドーム型電極の平面外形形状とほぼ同一形状の開口部を有する治具を準備する工程と、
前記治具を前記基板上に配置し、前記開口部に前記ドーム型電極を頂部が上向きになるように通過させることで、一方の電極パターンと対向し他方の電極パターンと接触するようにドーム型電極を配置する工程と、
前記治具を除去した後、前記基板上に全ドーム型電極ごとメタルドームシートで覆う工程と、
前記メタルドームシートをボタンユニットで覆う工程とを備えたことを特徴とするキー接点構造の製造方法。
【請求項11】
基板上に、しゃもじ形状の第1電極パターン及び該第1電極パターンを囲むC字形状の第2電極パターンの電極パターン対を複数配置する工程と、
前記第1電極パターンの直線部のみを絶縁シートで覆う工程と、
スカート部に凹部を有するドーム型電極を準備する工程と、
前記ドーム型電極の平面外形形状とほぼ同一形状の開口部を有する治具を準備する工程と、
前記治具を前記基板上に配置し、前記開口部に前記ドーム型電極を頂部が上向きになるように通過させることで、頂部が前記第1電極パターンと対向しスカート部が前記第2電極パターンと接触するようにドーム型電極を配置する工程と、
前記治具を除去した後、前記基板上に全ドーム型電極ごとメタルドームシートで覆う工程と、
前記メタルドームシートをボタンユニットで覆う工程とを備えたことを特徴とするキー接点構造の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−318653(P2006−318653A)
【公開日】平成18年11月24日(2006.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−136880(P2005−136880)
【出願日】平成17年5月10日(2005.5.10)
【出願人】(000197366)NECアクセステクニカ株式会社 (1,236)
【Fターム(参考)】