説明

ステッキハンドル自転車

【課題】ハンドルが操作し易く、安全で転倒しない3人乗り自転車を提供する。
【解決手段】一対のブレーキ付ステッキハンドル1・1とこれを前後左右上下方向に不動に保持するステッキ支軸2・2が肩幅間隔を置いて配設され、該ステッキ支軸2・2がブリッジ3により連結され、その上に同乗者固定シート4がセンターフレーム5に固定され、その下方に自転車フォーク付11付操向前輪10が設けられ、センターフレーム5後部には親子サドル6及び駆動輪8が設けられ、該駆動輪8と同軸にフライホイール88が設けられるとともに該駆動輪8及びフライホイール88がペダル9によりチェーン駆動されうるようになされてなる構成にした。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【0001】
子供を乗せてもハンドルがふらつかず、安全で転倒しない3人乗り自転車に関している。
【背景技術】
【0002】
ハンドルがふらつかず、転倒しないように3輪タイプとした自転車が特開2001−10577号、特公昭53−17222号などに知られている。
【発明の開示】
【0003】
本発明は一対のステッキハンドルとこれを前後左右上下方向に不動に保持するステッキ軸が肩幅間隔に配設され、該ステッキハンドル操作で前輪を軽快に操向させる構造となされている。また後輪付近に設けられたフライホイールで転倒しにくい構造となされている。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のママチャリと呼ばれる2輪自転車では、スタート時や旋回時などにバーハンドルがふらつきやすく、前かごに重量物や子供を載せるとハンドルが重くなって操作が俊敏にできず、事故を起こしやすく危険であった。ハンドルの安定性を改善し転倒しにくくせんとするに3輪構造としたもの(特開2001−10577号、特公昭53−17222号)があったが、前輪に子供や重量物の荷重が大きくかかると、スタート時や旋回時でのハンドル操作信頼性が不十分で、今ひとつの感であった。
【0005】
【特許文献1】特開2001−10577号
【特許文献2】特公昭53−17222号
【課題を解決するための手段】
【0006】
今までのバーハンドルに替わって、本発明自転車では一対のステッキハンドル1・1及びこれを前後左右上下方向に不動に保持するステッキ支軸2・2を肩幅間隔に設けるとともにブリッジ3で連結され、そのブリッジ3の上方に幼児や荷物を載せられる固定シート4を落とし込むように設け、その下方に操向前輪10を配置することで、運転者が前後不動のステッキハンドルで両腕を支え、上半身の安定を保ったまま、ふら付かずにハンドル操作が出来るようにしたものである。
【0007】
また、第2の課題解決手段は、フライホイールを後輪上方もしくはこれと同軸に同じ回転方向になるように取り付け、人力もしくは電動で回転させ、低速走行時や凹凸道路にも、ハンドル安定性を保って運転でき、ジャイロ効果を働かせて転倒し難くしたものである。
【発明の効果】
【0008】
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。即ち、一対のステッキハンドル1・1が前後左右上下方向に不動に配設され両手を支えてくれる構造での運転のため、前輪に子供や重量物の荷重がかかってもハンドルの切れが悪くならず、スタート時や旋回時にもふら付かずに運転が出来、3人乗りで重量荷物をのせての安全走行も可能である。固定シート上の子供はハンドル操作時に振り回されないので目を回すこともなく、寝入った際に振り回されて落下する恐れもない。
【0009】
フライホイールを後輪付近もしくは後輪と同軸に取り付けたものでは、凹凸道路や坂道でも、ジャイロ効果で転倒しにくく、安全な自転車となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【実施例1】
【0010】
図1(a)(b)において、一対のブレーキ付ステッキハンドル1・1及びこれを前後左右上下6方向に不動なるも軸回転自在に保持するステッキ軸2・2が肩幅間隔を置いて設けられるとともに該ステッキ支軸2・2はブリッジ3で連結されており、下方にそれぞれ操向前輪10・10が自転車フォーク11・11を介して操向自在に並行配置され、前記ブレーキ付ステッキハンドル1・1のステッキ軸2・2に軸回転可能に保持されており回転操作でそれぞれの自転車フォーク付前輪10・10を操向しうるようになされている。タイロッドはない。ブリッジ3はステッキ支軸2・2を左右対称にブリッジ連結し、自転車中央のセンターフレーム5に溶接固定されている。
【0011】
4は子供を乗せる同乗者固定シートであり、前記ステッキハンドル1・1の間にすっぽり収まってブリッジ3上に保持おり、センターフレーム5の前部に載置固定されている。
6は長尺の親子サドルであり、親が2人目の子供を後ろに乗せて座り、ペダル9を足漕ぎ出来るようになされている。この親子サドル6は、シートポスト7により前記センターフレーム5の後部に支えられ、高さや前後位置を調整しうるようになされている。
【0012】
8はコースターブレーキ内蔵の駆動後輪であり、センターフレーム5の後部に回転自在に両持保持され、運転者の足漕ぎ用ペダル9により、チェーン駆動される構造となされている。運転者のペダル9逆転で、コースターブレーキを作動させ後輪を制動しうるようになされている。
また、ペダルからの後輪チェーン駆動と反対側には、フライホイール88が後輪8と同軸に配設されておりフライホイール小径スプロケット83により運転者のペダル9入力でチェーンスプロケット駆動され後輪8よりも高速回転しうる構造となされている。
【0013】
上記構造の本発明自転車では、運転者が子供2人を前と後ろの固定シートにのせて乗車することが出来、両手を一対のブレーキ付ステッキハンドル1・1に添えて上半身を安定に支えたまま操向操作することで、自転車フォーク付前輪10・10を別々のステッキハンドル1・1でスムーズに舵取りし、ペダルを踏んで後輪8を回転駆動し、またフライホイール88をも高速ジャイロ駆動する、3人乗り3輪安全自転車として、使用されるものである。
【実施例2】
【0014】
本発明の2番目の実施例を示す図2(a)(b)において、一対の肩幅間隔をおいてブレーキ付ステッキハンドル1・1及びこれを前後左右上下方向に不動なるも軸回転自在に保持するステッキ軸2・2が設けられている。12はヘッドライトであって、ハンドル全体として懐中電灯の形状をなし、取り外して2個の携帯ライトとなるものである。前記ステッキ軸2・2の間に固定シート4が配置されるとともに、ブリッジ3により連結されて全体としてU字形状となされている。ブリッジ3の中央部はセンターフレーム5の前部に溶接され、センターフレーム5の前部にハの字型双輪タイプの前輪10・10が該センターフレーム5先端に形成された垂直旋回軸部に旋回自在に保持配設されている。
【0015】
前輪10・10はそれぞれドラムブレーキを内蔵しており前記ブレーキ付ステッキハンドル1・1のブレーキレバーと連動されている。ステッキハンドル1はステッキ軸2を通過して下端に突出し、これと一体の操作突片にタイロッド13の一端が連結されている。タイロッド13の他端は前記垂直旋回軸を回動しうるように連結され、双輪タイプの前輪10を操向しうるようになされている。固定シート4と繁がって親子サドル6が一体に形成されており、遊動円木のように、親子が連なって座れるようになされている。
【0016】
上記構造のステッキハンドル自転車では、固定シート4とつながった遊動円木形状の親子サドル6に2人の子供をタンデムに並んで座らせ、大人が左右のブレーキ付ステッキハンドル1・1に両手を添えて上半身を安定させ、双輪タイプの前輪10の舵取りを操作し、ペダル9を漕いで後輪8を駆動し、3輪で安定走行することが出来る。なお、ドラムブレーキの内蔵された双輪タイプの前輪10は前記ブレーキ付ステッキハンドル1・1のブレーキをかけて操作する。
【実施例3】
【0017】
本発明の3番目の実施例を示す図3(a)(b)(c)において、1はブレーキ付ステッキハンドル、2はこれを前後左右上下方向に不動なるも軸回転自在に保持するステッキ支軸、3はこれらを連結するブリッジ、4はこの上の2人乗りの固定シート、5はセンターフレーム、6はその後方に設けられた親サドル、7はこれを支えるシートポスト、8はコースターブレーキ内蔵の駆動後輪、9はペダルでセンターフレーム5に回転自在に設けられている。10は小径の操向前輪であり、前記第1実施例と似てステッキハンドルの真下に自転車フォークにより回転自在に保持された構造である。
【0018】
本実施例において、肩幅間隔をおいて配設されたステッキ軸2により前後左右上下方向に不動に保持された一対のブレーキ付ステッキハンドル1の下にそれぞれ操向輪10が自転車フォークを介して設けられているが、本実施例では余分に左右の前輪を同期させるタイロッド13が補助的に設けられ、ハンドル操作を容易にしている。これにより片手運転も可能になっている。また、前席の固定シート4が子供2人用に作られており幅広い。横に子供2人並んで乗るが、これに一人乗るときはバランスを考えて真ん中に乗れるようになされている。
【0019】
さらに、本実施例では、駆動後輪8の上方には、自転車にフライホイールによるジャイロ効果を強力に与えるために、バッテリーモーター82と遊星ギア(モーターギア84とフライホイールギア86を組み込んだ)とフライホイール88とを有するフライホイールケース87が設けられている。フライホイールケース87は後輪軸89及びサドル6へ固定具60で固定されている。90はフライホイールスイッチを兼ねたスタンドであり、スタンド90を上げた際にモーター82の回転が始まり、ジャイロ効果が働いて、自転車がふらつかずにスタートできるようになされている。走行を終了し、スタンド90を立てると、モーターのスイッチが切れフライホイールの回転が停止する構造となされている。
【0020】
上記構造のステッキハンドル自転車では、固定シート4に2人の子供を乗せる際にはスタンド90を下げておき、子供を乗せた後で、スタンド90をあげてモータースイッチを入れてフライホイール88をまわし、ジャイロ効果を発揮させてふらつかず、スムーズに発進させられる。
【実施例4】
【0021】
図4(a)(b)(c)において本発明の2輪自転車での適用実施例を示し、一対のブレーキ付ステッキハンドル1・1およびこれを前後左右上下方向に不動なるも軸回転自在に保持するステッキ支軸2・2が肩幅間隔を置いて配設され、その間に固定シート4が設けられている。取り外して懐中電灯になるヘッドライト12はステッキハンドル1・1にそれぞれ設けられ、ステッキ支軸2・2はブリッジ3により一体に連結され、全体としてU字型に形成されている。一対のステッキ支軸2・2の下方センターには1個の小径前輪10が中央の自転車フォーク11を介して操向自在に設けられており、該中央の自転車フォーク11に連結された前記タイロッド13によりステッキハンドル1の運転操作で中央の小径前輪10を操向しうるようになされている。
【0022】
小径の前輪10を操向自在に保持する自転車フォーク11はセンターフレーム5の前端に回動自在に設けられており、その上端で前記固定シート4を支持している。親子サドル6は固定シート4と一体に形成されて3人乗り遊動円木形状となされ、シートポスト7で上下を調整可能に支持されている。
【0023】
後輪8にはフライホイール88が同軸フリーに設けられ後輪軸89に保持されている。後輪支持部にバッテリー内蔵のモーター82が取着され、モーターギア84、フライホイールギア86とかみ合わされてコンパクトに配設されている。
スイッチスタンド90の上げ下げにより、フライホイールの回転が制御される。
【0024】
上記構造のステッキハンドル自転車では、2輪構造であるから倒れる恐れがあるが、肩幅間隔を置いて配設され前後左右上下方向に不動なるも軸回転自在に保持されたブレーキ付ステッキハンドルのお陰で運転者の上半身が左右均等に支えられ、安定して低速走行でき、フライホイール88のジャイロ効果と相俟って、3人乗ってもふらつかない安全運転が出来る。
【実施例5】
【0025】
図5(a)(b)において本発明の第5実施例を示し、ヘッドライト12を内蔵し肩幅間隔を置いて配設された一対のブレーキ付ステッキハンドル1・1がステッキ支軸2に前後左右上下方向に不動なるも軸回転自在に保持され、このステッキ支軸2・2の下方には自転車フォーク付前輪10・10がそれぞれ設けられ、ステッキ支軸2・2の外側同士はブリッジ3(サイドフレーム30)により連結されている。左右の自転車フォーク11同士は柔軟性のあるタイロープ13で連結され操向輪を同時に操向しうるようになされている。
【0026】
ステッキハンドル1・1の間には子供を乗せる固定シート4が設けられ、センターフレーム5の先端に設置されている。センターフレーム5の後部にはリカンベント親子サドル6がシートポスト7により固定され、また一対のブリッジ3即ちサイドフレーム30の取り付け軸32が設けられ、軸32の上端に同期歯車33が設けられ、噛み合わせられている。これにより一対のサイドフレーム30が折りたたみ可能となされている。センターフレーム5後端には駆動輪8が設けられ、ペダル9からのチェーン駆動により回転を与えられるようになされている。
【0027】
上記構造のステッキハンドル自転車では、折りたたみ自転車となっており、運搬時や梱包時にはブリッジ3のサイドフレームを互いに引き寄せてコンパクトに折りたためるようになされている。
【実施例6】
【0028】
図6に本発明第6番目の実施例を示す。このものでは、ブレーキ付きステッキハンドル1・1は非回転となされてステッキ支軸に固定されており、ブレーキ付き前2輪も操向機能を殺されており、フォークリフトのように後輪8でカジ取りするようになされている。そのために後輪のタイヤに当たるところに環状に60個の固定キャスターが配設されており、この車輪は多輪構成キャスター車輪とよばれ、縦にも横にも動ける車輪となっている。(特開平10−179650参照)リカンベントスタイルの3輪車である。
このような構造であるから、方向変換する際にも前輪の向きが変わらないので前輪と前輪との間の大きなスペースに大きな固定シート4を設けられ、子供をゆったりと2人乗せることができる。
【実施例7】
【0029】
図7に本発明第7番目の実施例を示す。このものでは、前記実施例と同様にステッキハンドルが固定されており、前2輪もフォークリフトのように操向機能を殺されているが、この前2輪が多輪構成キャスター車輪となされており、やはり、縦にも横にも動ける構造(特開平10−179650参照)なので、ブレーキをかけた方に曲がり、方向変換が出来る仕組みである。
このような構造であるから、前輪と前輪との間のスペースを有効に使えて固定シート4を極めて大きなものに出来る。前輪が操向しないので安全であり、車椅子のように子供を前から乗らせることも出来る。
【発明の効果】
【0030】
本発明のステッキハンドル自転車では、一対のブレーキ付ステッキハンドル1・1が肩幅間隔に配設され、これを前後左右上下方向に不動なるも軸回転自在に保持するステッキ支軸2・2がブリッジ3により連結され、その下方に操向前輪10が操向自在に設けられており、その上方には固定シート4がセンターフレーム5に固定して設けられているから、固定シートに子供や重量物を乗せて自転車を操縦してもハンドルがふらつくことがなく、危険のない運転が出来る。
【0031】
また、本発明ステッキハンドル自転車の後輪付近にフライホイールを装着したものでは、ジャイロ効果で姿勢の安定が保たれるので、倒れる恐れがすくなく一層安全な運転が出来る。
【0032】
また、ステッキハンドルにヘッドライトがつけられ、ハンドル全体が懐中電灯となされているものでは2鐙式のヘッドライトとなるから車幅間隔が表示され、視認効果が顕著なため、安全に走れる利点がある。
【0033】
後輪8に多輪構成キャスター車輪を採用したものでは、前輪と前輪とのスペースを大きく取れて車椅子のように前から乗ることも出来る。
【0034】
前2輪に多輪構成キャスター車輪を採用したものでは、前輪で方向変換できるから、スムーズな曲がり方が出来る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】(a)は本発明第1実施例の正面図(b)は側面図(c)は平面図
【図2】(a)は本発明第2実施例の正面図(b)は側面図
【図3】(a)は本発明第3実施例の正面図(b)は側面図
【図4】(a)は本発明第4実施例の平面図(b)は側面図(c)は断面図
【図5】(a)は本発明第5実施例の平面図(b)は側面図
【図6】(aは本発明第6実施例の平面図(b)は側面図
【図7】(aは本発明第7実施例の平面図(b)は側面図
【符号の説明】
【0036】
1はステッキハンドル
2は、ステッキ支軸
3はブリッジ
4は固定シート
5はセンターフレーム
6は親子サドル
7はシートポスト
8は駆動輪
9はペダル
10は操向輪
88はフライホイール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一対のブレーキ付ステッキハンドル1・1とこれを前後左右上下方向に不動に保持するステッキ支軸2・2が肩幅間隔を置いて配設されるとともにブリッジ3で連結され、該ステッキ支軸2またはブリッジ3の下方には、ブレーキ付前輪10が自転車フォーク11により設けられ、上方中央には、同乗者固定シート4が配設され、センターフレーム5に保持固定されてなる後輪ペダル駆動のステッキハンドル自転車
【請求項2】
一対のブレーキ付ステッキハンドル1・1のそれぞれに前輪ブレーキグリップが設けられ、これを前後左右上下方向に不動に保持するステッキ支軸2・2のそれぞれの直下にブレーキ付前輪10・10が自転車フォーク11・11を介して設けられ、後輪8にコースターブレーキが設けられた3輪構造の請求項1記載のステッキハンドル自転車
【請求項3】
上記操向前輪10がステッキハンドル1・1のステッキ支軸2・2間の下方中央に1個もしくは2個設けられてなる2輪もしくは3輪構造の請求項1記載のステッキハンドル自転車
【請求項4】
後輪にモーターフライホイール88とスイッチスタンド90が設けられ、該スイッチスタンド90を上げた際にスイッチオンするようになされたことを特徴とする請求項1乃至3に記載のステッキハンドル自転車
【請求項5】
後輪に小径フライホイールスプロケット83が同軸に設けられ、ペダル9からチェーン高速駆動されうるようになされてなる請求項1記載のステッキハンドル自転車
【請求項6】
上記ステッキハンドル1・1にヘッドライトが設けられ、取り外し可能の懐中電灯となされていることを特徴とする、請求項1乃至2記載のステッキハンドル自転車
【請求項7】
上記ステッキハンドル1・1が回転不能にステッキ軸2・2に固定保持され、ブレーキ付き前2輪は操向機能がなく固定され、後輪8もしくはブレーキ付き前2輪10・10が多輪構成キャスター車輪となされてなる、請求項1乃至2に記載のステッキハンドル自転車

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−280182(P2009−280182A)
【公開日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−157199(P2008−157199)
【出願日】平成20年5月20日(2008.5.20)
【出願人】(508180437)NPO法人発明大学校 (1)
【Fターム(参考)】