説明

テトラゾール置換アリールアミド

【課題】P2Xプリン作動性受容体、より詳細には、P2X3及び/又はP2X2/3プリン作動性受容体に関連する疾患の処置方法、例えば、泌尿生殖器、疼痛、胃腸管及び呼吸器の疾患、容態及び障害の処置方法の提供。
【解決手段】式(I)の化合物又はその薬学的に許容しうる塩。


(式中、R1は、場合により置換されているテトラゾリルであり、Rは、場合により置換されているフェニル、場合により置換されているピリジニル又は場合により置換されているチエニルであり、R、R、R及びRは、C1−6アルキルなどの置換基を表す。)


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化27】


{式中、
は、場合により置換されているテトラゾリルであり;
は、場合により置換されているフェニル、場合により置換されているピリジニル、場合により置換されているピリミジニル、場合により置換されているピリダジニル又は場合により置換されているチオフェニルであり;
は、水素、C1−6アルキル、ヘテロ−C1−6アルキル又はシアノであり;
は、水素、C1−6アルキル又はヘテロ−C1−6アルキルであるか;
あるいはR及びRは、それらに結合している原子と一緒になって、C3−6炭素環を形成し;
は、C1−6アルキル;ヘテロ−C1−6アルキル;ハロ−C1−6アルキル;N−C1−6アルキルアミノ;N,N−ジ−(C1−6アルキル)−アミノ;C3−7シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;ヘテロシクリル;C3−7シクロアルキル−C1−6アルキル;ヘテロアリール−C1−6アルキル;ヘテロシクリル−C1−6アルキル;アリールオキシ−C1−6アルキル;−(CR−C(O)−R
[ここで、
mは、0又は1であり;
及びRは、各々独立に、水素又はC1−6アルキルであり;
は、水素;C1−6アルキル;ヘテロ−C1−6アルキル;C3−7シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;ヘテロシクリル;C3−7シクロアルキル−C1−6アルキル;アリール−C1−6アルキル;ヘテロアリール−C1−6アルキル;ヘテロシクリル−C1−6アルキル;C3−7シクロアルキルオキシ;アリールオキシ;ヘテロアリールオキシ;ヘテロシクリルオキシ;C3−7シクロアルキルオキシ−C1−6アルキル;アリールオキシ−C1−6アルキル;ヘテロアリールオキシ−C1−6アルキル;ヘテロシクリルオキシ−C1−6アルキル;又は−NR10(ここで、Rは水素又はC1−6アルキルであり;R10は、水素;C1−6アルキル;ヘテロ−C1−6アルキル;C3−7シクロアルキル;アリール;ヘテロアリール;ヘテロシクリル;C3−7シクロアルキル−C1−6アルキル;アリール−C1−6アルキル;ヘテロアリール−C1−6アルキル;又はヘテロシクリル−C1−6アルキルである)である]であるか;
あるいはR及びRは、それらに結合している原子と一緒になって、場合によりヒドロキシで置換されているC3−6炭素環を形成し;
あるいはR及びRは、それらに結合している原子と一緒になって、O、N及びSから各々独立に選択される1個又は2個のヘテロ原子を含有するC4−6ヘテロ環を形成し;
あるいはR、R及びRは、それらに結合している原子と一緒になって、場合によりハロ、アミノ又はC1−6アルキルで置換されている、1個又は2個の窒素原子を含有する6員のヘテロアリールを形成し;
は、C1−6アルキル;C1−6アルキルオキシ;ハロ;C1−6ハロアルキル;又はシアノであり;
ただし、Rがテトラゾール−1−イルであり、Rが4−メチル−フェニルであり、Rがメチルであり、Rが水素であり、Rが水素である場合には、Rはフラン−2−イルではない}で示される化合物又はその薬学的に許容しうる塩。
【請求項2】
が、C1−6アルキル又はハロ−C1−6アルキルで5位が場合により置換されているテトラゾール−1−イルである、請求項1記載の式Iの化合物。
【請求項3】
が、4−メチル−フェニル又は5−メチル−ピリジン−2−イルである、請求項1記載の式Iの化合物。
【請求項4】
が、水素である、請求項1記載の式Iの化合物。
【請求項5】
が、水素又はメチルである、請求項1記載の式Iの化合物。
【請求項6】
が、ヒドロキシメチル、メトキシメチル、ピラジン−2−イル又は5−メチル−ピラジン−2−イルである、請求項1記載の式Iの化合物。
【請求項7】
が、水素である、請求項1記載の式Iの化合物。
【請求項8】
が、水素であり、R及びRが、それらに結合している原子と一緒になって、シクロプロピルを形成している、請求項1記載の式Iの化合物。
【請求項9】
P2Xプリン作動性受容体、より詳細には、P2X及び/又はP2X2/3プリン作動性受容体に関連する疾患の処置用の、例えば、泌尿生殖器、疼痛、胃腸管及び呼吸器の疾患、容態及び障害の処置用の医薬を製造するための、請求項1記載の式Iの化合物の使用。
【請求項10】
請求項1記載の式Iの化合物を含む医薬組成物。
【請求項11】
請求項1記載の式Iの化合物の製造方法。
【請求項12】
P2Xプリン作動性受容体、より詳細には、P2X及び/又はP2X2/3プリン作動性受容体に関連する疾患の処置方法、例えば、泌尿生殖器、疼痛、胃腸管及び呼吸器の疾患、容態及び障害の処置用の方法であって、請求項1に係る式Iの化合物を、それを必要としている患者に投与する方法。
【請求項13】
本明細書に記載の発明。

【公開番号】特開2012−197303(P2012−197303A)
【公開日】平成24年10月18日(2012.10.18)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−134357(P2012−134357)
【出願日】平成24年6月14日(2012.6.14)
【分割の表示】特願2009−517107(P2009−517107)の分割
【原出願日】平成19年6月18日(2007.6.18)
【出願人】(591003013)エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー (1,754)
【氏名又は名称原語表記】F. HOFFMANN−LA ROCHE AKTIENGESELLSCHAFT
【Fターム(参考)】