説明

ドラムユニット及びこれを備えた画像形成装置

【課題】部品点数の削減と駆動列の精度向上を図り、感光ドラムから清掃ローラへの円滑な動力伝達と帯電ユニットのドラムユニット本体への組込性の向上を図ることができるドラムユニットを提供すること。
【解決手段】感光ドラム2aに当接して回転する帯電ローラ3aとこれをクリーニングする清掃ローラ41を備えた帯電ユニット40が着脱可能であって、前記感光ドラム2aの回転をドラムフランジギヤ34とアイドルギヤ35及び清掃ローラ駆動ギヤ44を経て前記清掃ローラ41に伝達して該清掃ローラ41を回転駆動するドラムユニット30において、前記感光ドラム2aを回転可能に支持する軸受ブッシュ33に、前記アイドルギヤ35を回転可能に支持する軸33aを一体に形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、帯電ユニットを着脱可能に装着して成るドラムユニットとこれを備えた画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
電子写真方式によって用紙に画像を形成する複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、像担持体である感光ドラムが帯電ローラ等の帯電手段によって一様に帯電された後、該感光ドラム上に画像情報に応じたレーザー光等が照射されることによって感光ドラム上に静電潜像が形成される。そして、この静電潜像は現像装置によってトナー像として顕像化され、このトナー像は転写手段によって用紙上に転写され、トナー像が転写された用紙は、定着装置へと搬送される。定着装置においては、熱と圧力によってトナー像が用紙上に定着され、トナー像の定着を受けた用紙は、機外の排紙トレイ上に排出されて一連の画像形成動作が完了する。
【0003】
ところで、画像形成装置には、感光ドラムと帯電ローラをドラムユニットとしてユニット化し、このドラムユニットを装置本体に対して着脱可能とするとともに、帯電ローラとこれをクリーニングする清掃ローラを帯電ユニットとしてユニット化し、この帯電ユニットをドラムユニット本体に対して着脱可能としたものが知られている。
【0004】
斯かるドラムユニットにおいては、感光ドラムの回転をドラムギヤとアイドルギヤ及び清掃ローラ駆動ギヤを経て清掃ローラに伝達して該清掃ローラを回転駆動する駆動方式が採用されている。
【特許文献1】特開2001−249604号公報
【特許文献2】特開平7−077917号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上記駆動方式を採用する従来のドラムユニットにおいては、アイドルギヤを回転可能に支持する軸を独立した専用部材に設けていたため、部品点数が増える他、ドラムギヤとアイドルギヤ及び清掃ローラ駆動ギヤ間相互の位置精度に誤差が生じ、感光ドラムから清掃ローラへの動力伝達が円滑になされないばかりか、帯電ユニットをドラムユニット本体に組み込む際に清掃ローラ駆動ギヤのアイドルギヤへの噛合が良好に行われない可能性があった。
【0006】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、部品点数の削減と駆動列の精度向上を図り、感光ドラムから清掃ローラへの円滑な動力伝達と帯電ユニットのドラムユニット本体への組込性の向上を図ることができるドラムユニットとこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、感光ドラムに当接して回転する帯電ローラとこれをクリーニングする清掃ローラを備えた帯電ユニットが着脱可能であって、前記感光ドラムの回転をドラムギヤとアイドルギヤ及び清掃ローラ駆動ギヤを経て前記清掃ローラに伝達して該清掃ローラを回転駆動するドラムユニットにおいて、前記感光ドラムを回転可能に支持する軸受ブッシュに、前記アイドルギヤを回転可能に支持する軸を一体に形成したことを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の画像形成装置は、請求項1記載のドラムユニットを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、感光ドラムを回転可能に支持する軸受ブッシュに、アイドルギヤを回転可能に支持する軸を一体に形成したため、部品点数が削減されて構造の単純化とコストダウンが図られるとともに、ドラムギヤとアイドルギヤ及び清掃ローラ駆動ギヤ間相互の位置精度が高められ、感光ドラムから清掃ローラへの円滑な動力伝達が実現する。又、帯電ユニットをドラムユニット本体へ組み込む際に清掃ローラ駆動ギヤがドラムユニット本体側に残るアイドルギヤに常に円滑に噛合し、帯電ユニットのドラムユニット本体への組込性が高められる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0011】
図1は本発明に係る画像形成装置の一形態としてのカラーレーザープリンタの斜視図、図2は同カラーレーザープリンタの内部構造を示す断面図であり、図示のカラーレーザープリンタは、図1に示すように、矩形ボックス状の装置本体100を備えており、この装置本体100の前面には、ジャム処理時に開閉されるフロントカバー24が設けられており、装置本体100の上部には排紙トレイ21が開閉可能に設けられている。
【0012】
次に、カラーレーザープリンタの内部構造を図2に基づいて説明すると、該カラーレーザープリンタの本体100内の中央部には、マゼンタ画像形成ユニット1M、シアン画像形成ユニット1C、イエロー画像形成ユニット1Y及びブラック画像形成ユニット1Kが一定の間隔でタンデムに配置されている。
【0013】
上記各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kには、感光ドラム2a,2b,2c,2dがそれぞれ配置されており、各感光ドラム2a〜2dの周囲には、帯電ローラ3a,3b,3c,3d、現像装置4a,4b,4c,4d、転写ローラ5a,5b,5c,5d及びドラムクリーニング装置6a,6b,6c,6dがそれぞれ配置されている。
【0014】
而して、本実施の形態に係るカラーレーザープリンタでは、各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kにおいて各感光ドラム2a〜2dと帯電ローラ3a,3b,3c,3dは、後述のようにそれぞれドラムユニット30(図3参照)としてユニット化されており、各ドラムユニット30は装置本体100に対して着脱可能とされている。
【0015】
ところで、前記感光ドラム2a〜2dは、ドラム状の感光体であって、可変速の不図示のステッピングモータによって図示矢印方向(時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動される。又、前記帯電ローラ3a〜3dは、不図示の帯電バイアス電源から印加される帯電バイアスによって感光ドラム2a〜2dの表面を所定の電位に均一に帯電させるものである。
【0016】
更に、前記現像装置4a〜4dは、マゼンタ(M)トナー、シアン(C)トナー、イエロー(Y)トナー、ブラック(K)トナーをそれぞれ収容しており、各感光ドラム2a〜2d上に形成された各静電潜像に各色のトナーを付着させて各静電潜像を各色のトナー像として可視像化するものである。
【0017】
又、前記転写ローラ5a〜5dは、各一次転写部にて中間転写ベルト7を介して各感光ドラム2a〜2dに当接可能に配置されている。ここで、中間転写ベルト7は、二次転写対向ローラ8とテンションローラ9との間に張設されて各感光ドラム2a〜2dの上面側に走行可能に配置されており、前記二次転写対向ローラ8は、二次転写部において中間転写ベルト7を介して二次転写ローラ10に当接可能に配置されている。又、テンションローラ9の近傍にはベルトクリーニング装置11が設けられている。
【0018】
ところで、装置本体100内の各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kの上方には、前記各現像装置4a〜4dにトナーを補給するためのトナーコンテナ12a,12b,12c,12dが一列に並設されている。
【0019】
又、装置本体100内の各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kの下方にはレーザースキャナユニット(LSU)13が配置され、その下方の本体100の底部には給紙カセット14が着脱可能に設置されている。そして、給紙カセット14には複数枚の不図示の用紙が積層収容されており、この給紙カセット14の近傍には、給紙カセット14から用紙を1枚ずつ取り出すピックアップローラ15と、取り出された用紙を搬送パスLへと送り出すフィードローラ16とリタードローラ17が設けられている。
【0020】
又、装置本体100の側部を上下方向に延びる前記搬送パスLには、用紙を搬送する搬送ローラ対18と、用紙を一時待機させた後に所定のタイミングで前記二次転写対向ローラ8と二次転写ローラ10との当接部である二次転写部へと供給するレジストローラ対19が設けられている。尚、搬送パスLの横には、用紙の両面に画像を形成する場合に使用される別の搬送パスL’が形成されており、この搬送パスL’には複数の搬送ローラ対20が適当な間隔で設けられている。
【0021】
ところで、装置本体100内の一側部に縦方向に配置された前記搬送パスLは、装置本体100の上面に設けられた排紙トレイ21まで延びており、その途中には定着装置22と排紙ローラ対23が設けられている。
【0022】
次に、以上の構成を有するカラーレーザープリンタによる画像形成動作を図2に基づいて説明する。
【0023】
画像形成開始信号が発せられると、各画像形成ユニット1M,1C,1Y,1Kにおいて各感光ドラム2a〜2dが図2の矢印方向(時計方向)に所定のプロセススピードで回転駆動され、これらの感光ドラム2a〜2dは、帯電ローラ3a〜3dによって一様に帯電される。又、レーザースキャナユニット13は、各色毎のカラー画像信号によって変調されたレーザー光を出射し、そのレーザー光を各感光ドラム2a〜2dの表面に照射し、各感光ドラム2a〜2d上に各色のカラー画像信号に対応した静電潜像をそれぞれ形成する。
【0024】
そして、先ず、マゼンタ画像形成ユニット1Mの感光ドラム2a上に形成された静電潜像に、該感光ドラム2aの帯電極性と同極性の現像バイアスが印加された現像装置4aによってマゼンタトナーを付着させ、該静電潜像をマゼンタトナー像として可視像化する。このマゼンタトナー像は、感光ドラム2aと転写ローラ5aとの間の一次転写部(転写ニップ部)において、トナーと逆極性の一次転写バイアスが印加された転写ローラ5aの作用によって、図2の矢印方向に回転駆動されている中間転写ベルト7上に一次転写される。
【0025】
上述のようにしてマゼンタトナー像が一次転写された中間転写ベルト7は、次のシアン画像形成ユニット1Cへと移動する。そして、シアン画像形成ユニット1Cにおいても、前記と同様にして、感光ドラム2b上に形成されたシアントナー像が一次転写部において中間転写ベルト7上のマゼンタトナー像に重ねて転写される。
【0026】
以下同様にして、中間転写ベルト7上に重畳転写されたマゼンタ及びシアントナー像の上に、イエロー及びブラック画像形成ユニット1Y,1Kの各感光ドラム2c,2d上にそれぞれ形成されたイエロー及びブラックトナー像が各一次転写部において順次重ね合わせられ、中間転写ベルト7上にはフルカラーのトナー像が形成される。尚、中間転写ベルト7上に転写されないで各感光ドラム2a〜2d上に残留する転写残トナーは、各ドラムクリーニング装置6a〜6dによって除去され、各感光ドラム2a〜2dは次の画像形成に備えられる。
【0027】
そして、中間転写ベルト7上のフルカラートナー像の先端が二次転写対向ローラ8と二次転写ローラ10間の二次転写部(転写ニップ部)に達するタイミングに合わせて、給紙カセット14からピックアップローラ15とフィードローラ16及びリタードローラ17によって搬送パスLへと送り出された用紙がレジストローラ対19によって二次転写部へと搬送される。そして、二次転写部に搬送された用紙に、トナーと逆極性の二次転写バイアスが印加された二次転写ローラ10によってフルカラーのトナー像が中間転写ベルト7から一括して二次転写される。
【0028】
而して、フルカラーのトナー像が転写された用紙は、定着装置22へと搬送され、フルカラーのトナー像が加熱及び加圧されて用紙の表面に熱定着され、トナー像が定着された用紙は、排紙ローラ対23によって排紙トレイ21上に排出されて一連の画像形成動作が完了する。尚、用紙上に転写されないで中間転写ベルト7上に残留する転写残トナーは、前記ベルトクリーニング装置11によって除去され、中間転写ベルト7は次の画像形成に備えられる。
【0029】
次に、本発明に係る前記ドラムユニットの構成の詳細を図3〜図10に基づいて説明する。尚、図1及び図2に示すカラーレーザープリンタには4つのドラムユニット30が設けられるが、これらのドラムユニット30の構成は同じであるため、以下、マゼンタのドラムユニット30についてのみ説明する。
【0030】
図3はドラムユニットの斜視図、図4は同ドラムユニット端部の部分斜視図、図5はドラムユニット端部のフレームを外して清掃ローラ駆動系の構成を示す部分斜視図、図6は軸受ブッシュの斜視図、図7は帯電ユニットの斜視図、図8は図7のA部拡大詳細図、図9は帯電ユニットを取り外したドラムユニット本体の斜視図、図10は帯電ユニットをドラムユニット本体に組み込む状態を示す部分斜視図である。
【0031】
図3に示すドラムユニット30は、図9に示すように感光ドラム2aを含むドラムユニット本体31に図7に示す帯電ユニット40を着脱可能に装着して構成されている。ここで、ドラムユニット本体31は、図9に示すように、フレーム32によって感光ドラム2aを回転可能に支持して構成されており、感光ドラム2aの下方には帯電ユニット40を収容するための空間が形成され、フレーム32には帯電ユニット40を感光ドラム2aの軸方向(図9の矢印方向)に挿入するための略矩形の挿入口32aが形成されている。
【0032】
ところで、図5に示すように、感光ドラム2aは樹脂製の軸受ブッシュ33によってその軸方向両端が支持されており(図5には一方のみ図示)、図3〜図5に示すように、感光ドラム2aの一端(図の左端)にはドラムフランジギヤ34が結着され、その外側にドラムギヤ37が結着されている。
【0033】
他方、前記帯電ユニット40は、図7に示すように、感光ドラム2aに当接して従動回転する帯電ローラ3aと、該帯電ローラ3aをクリーニングするための清掃ローラ41をフレーム42に互いに平行且つ回転可能に支持して構成されており、図8に示すように、清掃ローラ41の回転軸43の一端(図8の左端)には清掃ローラ駆動ギヤ44が結着されている。尚、清掃ローラ41をブラシ等の回転伝達力の弱い構成とすることによって、帯電ローラ3aを感光ドラム2aの従動回転から外すことのないものとしている。
【0034】
而して、図5に示すように、感光ドラム2aの端部に結着された前記ドラムギヤ34は、アイドルギヤ35を介して前記清掃ローラ駆動ギヤ44に噛合しているが、本実施の形態では、図6に示すように前記軸受ブッシュ33には保持ブラケット33Aが一体に形成され、この保持ブラケット33Aには、前記アイドルギヤ35を回転可能に支持する軸33aが一体に突設されている。従って、アイドルギヤ35は、感光ドラム2aを回転可能に支承する樹脂製の軸受ブッシュ33に一体に形成された軸33aによって回転可能に支持されており、図9に示すように、帯電ユニット40をドラムユニット本体31から取り外してもドラムユニット本体31側に残る部品である。尚、図3〜図5において、36はギヤカバーである。
【0035】
以上の構成を有するドラムユニット30において、不図示のモータの回転動力がドラムギヤ37に入力されると、感光ドラム2aが所定の速度で回転駆動されるとともに、該感光ドラム2aに当接する帯電ローラ3aが従動回転して感光ドラム2aを所定の電位に均一に帯電させる。又、同時に感光ドラム2aの回転は、ドラムフランジギヤ34からアイドルギヤ35を経て清掃ローラ駆動ギヤ44へと伝達され、これによって清掃ローラ41が回転駆動され、この清掃ローラ41に当接する帯電ローラ3aの表面が清掃ローラ41によってクリーニングされて高い帯電性能が維持される。
【0036】
以上のように、本実施の形態では、感光ドラム2aを回転可能に支持する軸受ブッシュ33に、アイドルギヤ35を回転可能に支持する軸33aを一体に形成したため、部品点数が削減されて構造の単純化とコストダウンが図られるとともに、ドラムフランジギヤ34とアイドルギヤ35及び清掃ローラ駆動ギヤ44間相互の位置精度が高められ、感光ドラム2aから清掃ローラ41への円滑な動力伝達が実現するという効果が得られる。
【0037】
ところで、図7に示す帯電ユニット40は、前述のように図9に示すドラムユニット本体31に対して着脱されるが、ドラムユニット本体31から一旦取り外された帯電ユニット40は、図9に示すドラムユニット本体31のフレーム32に形成された開口部32aから図示矢印方向に挿入されてドラムユニット本体31に組み込まれる。尚、帯電ユニット40をドラムユニット本体31に組み込む途中の状態を図10に示す。
【0038】
而して、本実施の形態では、前述のように軸受ブッシュ33にアイドルギヤ35を回転可能に支持する軸33aを一体に形成することによって、ドラムギヤ34とアイドルギヤ35及び清掃ローラ駆動ギヤ44間相互の位置精度が高められる結果、帯電ユニット40をドラムユニット本体31へ組み込む際に清掃ローラ駆動ギヤ44がドラムユニット本体31側に残るアイドルギヤ35に常に円滑に噛合することとなり、これによって帯電ユニット40のドラムユニット本体31への組込性が高められる。
【0039】
尚、以上は本発明をカラーレーザープリンタ及びこれに備えられたドラムユニットに適用した形態について説明したが、本発明は、単色のモノクロ画像形成装置及びこれに備えられたドラムユニットに対しても同様に適用可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明に係るカラーレーザープリンタの斜視図である。
【図2】本発明に係るカラーレーザープリンタの内部構造を示す断面図である。
【図3】本発明に係るドラムユニットの斜視図である。
【図4】本発明に係るドラムユニット端部の部分斜視図である。
【図5】本発明に係るドラムユニット端部のフレームを外して清掃ローラ駆動系の構成を示す部分斜視図である。
【図6】軸受ブッシュの斜視図である。
【図7】本発明に係るドラムユニットの帯電ユニットの斜視図である。
【図8】図7のA部拡大詳細図である。
【図9】帯電ユニットを取り外したドラムユニット本体の斜視図である。
【図10】帯電ユニットをドラムユニット本体に組み込む状態を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
【0041】
1M マゼンタ画像形成ユニット
1C シアン画像形成ユニット
1Y イエロー画像形成ユニット
1K ブラック画像形成ユニット
2a〜2d 感光ドラム
3a〜3d 帯電ローラ
4a〜4d 現像装置
5a〜5d 転写ローラ
6a〜6d ドラムクリーニング装置
7 中間転写ベルト
8 二次転写対向ローラ
9 テンションローラ
10 二次転写ローラ
11 ベルトクリーニング装置
12a〜12d トナーコンテナ
13 レーザースキャナユニット(LSU)
14 給紙カセット
15 ピックアップローラ
16 フィードローラ
17 リタードローラ
18 搬送ローラ対
19 レジストローラ対
20 搬送ローラ対
21 排紙トレイ
22 定着装置
23 排紙ローラ対
24 フロントカバー
30 ドラムユニット
31 ドラムユニット本体
32 ドラムユニットのフレーム
32a フレームの開口部
33 軸受ブッシュ
33A 軸受ブッシュの保持ブラケット
33a 軸受ブッシュの軸
34 ドラムフランジギヤ
35 アイドルギヤ
36 ギヤカバー
37 ドラムギヤ
40 帯電ユニット
41 清掃ローラ
42 帯電ユニットのフレーム
43 清掃ローラの回転軸
44 清掃ローラ駆動ギヤ
100 画像形成装置本体
L,L’ 搬送パス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
感光ドラムに当接して回転する帯電ローラとこれをクリーニングする清掃ローラを備えた帯電ユニットが着脱可能であって、前記感光ドラムの回転をドラムギヤとアイドルギヤ及び清掃ローラ駆動ギヤを経て前記清掃ローラに伝達して該清掃ローラを回転駆動するドラムユニットにおいて、
前記感光ドラムを回転可能に支持する軸受ブッシュに、前記アイドルギヤを回転可能に支持する軸を一体に形成したことを特徴とするドラムユニット。
【請求項2】
請求項1記載のドラムユニットを備えたことを特徴とする画像形成装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2009−145633(P2009−145633A)
【公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−322879(P2007−322879)
【出願日】平成19年12月14日(2007.12.14)
【出願人】(000006150)京セラミタ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】