説明

プラズマ源、処理装置及び処理方法

【課題】プラズマを簡単に被処理物に作用できるプラズマ源を提供すること、又は、被処理物の材質に係わらずプラズマ処理ができる処理装置と処理方法を提供すること。
【解決手段】面状のプラズマを発生するプラズマ発生装置と、プラズマを移動するプラズマ移動装置とを備えているプラズマ源、又は、プラズマ発生装置と被処理物保持部とを備えている処理装置、又は、面状のプラズマを発生し、プラズマを移動し、被処理物の表面をプラズマで処理する被処理物の処理方法にある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プラズマを発生するプラズマ源と、プラズマを利用した被処理物の処理装置と処理方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在、産業界では様々なプラズマ処理が行われているが、そのほとんどは真空容器中で行われている。例えば、ビニール等の印刷の際、インク等の接着度を増すために、現状では真空容器内でビニールのロールを巻き取りながらプラズマ処理が行われている。この方法ではロールの処理が終わると毎回真空容器を空けてロールを取り換える必要がある。これは、真空装置が不要である大気圧中で安定な大型プラズマを生成することが困難であることに起因している。近年、図8に示すように、面状の電極Aと電極Bを対向して配置し、電極B側に誘電体160を配置したプラズマ発生装置がある。このプラズマ発生装置は、電極Aと電極B間の数mmの間隔に大気圧下でプラズマ18を生成し、その間隔に被処理物28を挿入して、表面処理をしている。しかし、高電圧の印加された放電の中に直接、被処理物28を挿入するため、放電の安定性が低下する。また、被処理物28は、電気電導性がなく、電極間隔よりも薄いものに限られている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
(1)本発明は、プラズマを簡単に被処理物に作用できるプラズマ源を提供することにある。
(2)また、本発明は、被処理物に作用するプラズマのイオンと電子の比率を制御可能なプラズマ源を提供することにある。
(3)また、本発明は、真空容器を使用しないプラズマ源を提供することにある。
(4)また、本発明は、被処理物の材質に係わらずプラズマ処理ができる処理装置と処理方法を提供することにある。
(5)また、本発明は、被処理物の形状もしくは大きさに係わらずプラズマ処理ができる処理装置と処理方法を提供することにある。
(6)また、本発明は、イオン若しくは電子を被処理物に向けて加速又は減速可能な処理装置と処理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
(1)本発明は、面状もしくは線状のプラズマを発生するプラズマ発生装置と、プラズマを移動するプラズマ移動装置と、を備えている、プラズマ源にある。
(2)また、本発明は、面状もしくは線状のプラズマを発生するプラズマ発生装置と、プラズマを移動するプラズマ移動装置と、プラズマの移動先に被処理物を配置する被処理物保持部と、を備えている、処理装置にある。
(3)また、本発明は、面状もしくは線状のプラズマを発生し、プラズマを移動し、被処理物の表面をプラズマで処理する、被処理物の処理方法にある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
(プラズマ源)
プラズマ源は、面状もしくは線状のプラズマを発生し、プラズマを所定の方向に移動するものである。図1は、プラズマ発生装置12とプラズマ移動装置20を備えているプラズマ源10の例を示している。プラズマ源10は、ビニール面の印刷処理、半導体ウェハの表面処理など、種々な被処理物28の表面を処理する処理装置に使用することができる。もしくは、プラズマ源10は、被処理物28の表面に物質を堆積する処理装置に使用することもできる。
【0006】
(プラズマ発生装置)
プラズマ発生装置12は、プラズマ18、例えば大気中、即ち大気圧プラズマを発生するものである。プラズマ発生装置12で発生するプラズマ18は、平面又は湾曲した面を有する形状、又は、線状となっている。湾曲した面は、例えば、球面でも円筒面でも、又はこれらの面の一部でもよい。プラズマ発生装置12は、大面積な大気圧プラズマ18を形成できることが好ましい。
【0007】
プラズマ発生装置12は、例えば、格子状の電極14、16で構成することができる。プラズマ発生装置12は、例えば、棒状もしくは板状の電極14、16を平行に配列して格子を形成して作成することができる。この格子は、縦又は横の一方で構成される。隣接する電極の一方を電極A14とし、他方を電極B16とする。プラズマ発生装置12は、電極Aと電極B間に接続される電源120を備えている。電源120は、電極Aと電極B間に電圧を印加して、電極Aと電極Bの間にパルス放電または高周波放電または交流放電または直流放電を発生し、プラズマ18を発生する。安定な放電を生成するため、もしくは電極の材質をプラズマ中に混入させないためには、電極Aと電極Bの少なくとも一方の電極の周囲に誘電体の膜を形成するとよい。プラズマ発生装置12は、直線状の電極Aと電極Bを使用し、平面上に配置しても、又は、円筒面に配置しても良い。又は、プラズマ発生装置12は、曲線状の電極Aと電極Bを使用し、円筒面に配置しても、又は、球面に配置しても良い。又は、プラズマ発生装置12は、棒状の電極を縦と横の両方に平行に配列してなる格子を形成してもよい。この格子は、縦方向の電極と横方向の電極が所定の角度で交差することになる。プラズマ発生装置12は、電極14、16の格子の配置状態に応じた形状のプラズマを発生することができる。特に、電極を格子状に配置すると大面積のプラズマを生成することが可能となる。又は、線状のプラズマを発生する場合、電極Aと電極Bの組を棒状に配置してもよい。なお、本発明では、プラズマ18は、大部分が電離している状態でも、或いは、大部分が中性粒子で、一部が電離している状態でも、或いは、殆ど活性原子になった状態をも含む。なお、プラズマの発生は、プラズマを燃焼、高周波、レーザーなどで形成することもできる。また、プラズマの発生は、低気圧、大気圧、高気圧などで行うことができる。ただ、大気圧は、圧力の調整が必要ない点で有用である。
【0008】
(プラズマの作成例)
図2は、格子状の電極Aと電極B間に電圧を印加したときの大気圧プラズマ18を示す写真である。プラズマ発生装置12は、約100cm程度の平面に棒状の電極Aと電極Bを平行に配置し、格子を形成している。全ての電極には誘電体膜が被覆されている。プラズマ発生装置12は、電極Aと電極B間に約10kWの電力を供給し、高電圧パルスを付与している。プラズマ発生装置12は、電極Aと電極B間の空間にプラズマ18を生じている。このプラズマ18は、バリア放電の一種である。
【0009】
(プラズマ移動装置)
プラズマ移動装置20は、プラズマ発生装置12で形成されたプラズマ18を移動する装置である。プラズマ移動装置20は、プラズマ18を被処理物28の方に移動して、被処理物28をプラズマ処理することができる。プラズマ18の移動手段は、種々の方法があり、例えば、プラズマガスなどのガスをプラズマ18に吹き付けて、プラズマ18をガス流によって下流側に流すガス供給装置22がある。ガス供給装置22は、ガスの流量や流速を変化させてプラズマ18の移動速度や移動量の変化することができる。ガス供給装置22は、ガス流を均一にするガス拡散器220を備えるとよい。ガス拡散器220は、ガス供給装置22と別体でも、又は一体に形成しても良い。ガス拡散器220は、ガス供給装置22の前面のガス排出口側に配置するとよい。ガス拡散器220は、例えば、スポンジ状もしくは軽石状など、ガスが通過する際、ガスの流速が均一になるものが良い。プラズマ移動装置20は、プラズマガスを吹き付ける場合、プラズマ供給装置とすると良い。その場合、プラズマ供給装置は、プラズマガスの供給とプラズマ18の移動とを同時に行うことができ、特に、プラズマ18の移動速度や移動量を制御することができる。プラズマ18の移動速度や移動量の変化は、プラズマガスの流量を変化させることにより行うことができる。
【0010】
また、プラズマの移動装置20は、プラズマ18の移動経路に電界を付与する電界発生装置24を使用することができる。電界発生装置24は、例えば、被処理物28の前面に配置された電界発生電極240と、電極14、16との間に電界を発生する電圧を印加する。電界発生電極240は、プラズマ18の移動を妨げずに、電界を発生できるものが良く、例えば格子状、メッシュ状等の電極を利用できる。また、電圧を付与できる金属製の開口部でもよい。格子状、メッシュ状等の電極を複数枚240、240配置すると、場所ごとに異なった電界の制御が可能となる。このように、電界発生装置24により、プラズマ生成時に発生する電界を外部に漏洩させない。電界発生装置24は、プラズマ18の移動経路に電界を発生できればよいので、保持部26とガス供給装置22に複数の電極を配置して、それらの間に電圧を印加してもよい。
【0011】
プラズマ移動装置20は、電界発生装置24を使用すると、被処理物28に作用するプラズマ18のイオンと電子の比率を制御することができる。又は、プラズマ移動装置20は、イオン若しくは電子を被処理物28に向けて加速又は減速することができる。例えば、被処理物28もしくはその下流側を正にし、プラズマ発生装置12側を負にすると、負の電子やイオンが被処理物28側に引き寄せられ、濃度が高くなり、加速され、逆に、正のイオンは、濃度が低くなり、減速される。それに対して、被処理物28側を負にし、プラズマ発生装置12側を正にすると、正のイオンが被処理物28側に引き付けられ、濃度が高くなり、加速され、逆に、負の電子やイオンは、濃度が低くなり、減速される。このように、電界発生装置24が印加する電圧の極性を変化させることにより、プラズマ18が被処理物28に作用する効果を変えることができる。特に、電界発生電極240を複数枚、対向して配置する、即ち多段にし、対向する電界発生電極240、240間に電圧を印加することにより、電子とイオンの加速や減速をより精密に制御することができる。電界発生装置24とガス供給装置22とを協働して使用すると、プラズマ18の移動速度や移動量の制御、プラズマ18のイオンと電子の比率、イオン若しくは電子の加速又は減速などの制御を複合的に行うことができる。このように、電子とイオンを加速又は減速する場合、低気圧又は高気圧にして気圧制御をするとよい。
【0012】
(処理装置)
図3は、プラズマ源10を用いた処理装置30を示している。処理装置30は、シリコンウェハなどの被処理物28を処理するものであり、チャンバ34と、チャンバ34内にプラズマ源10と、被処理物28を保持する保持部32とを備えている。プラズマ源10は、プラズマ18を発生し、プラズマ18を被処理物28の方向に移動し、被対象物28の表面を処理する。保持部32は、被処理物28を保持し、必要に応じて被処理物28を回転軸の周りで回転する。プラズマ源10は、被処理物28と対向して配置され、被処理物28対して相対的に離間運動と接近運動を行うことができる。また、プラズマ源10は、被処理物28に対して一定間隔を保ち、相対的に平行運動を行うことができる。この運動により、大きな被処理物28に対してもプラズマ処理が可能となる。
【0013】
図4は、バッチ方式で同時に複数枚の被処理物28を処理することができる処理装置30である。処理装置30は、ウェハなどの被処理物28を乾燥できる乾燥装置にもなり得る。処理装置30は、処理槽36を備えている。処理槽36は、図示しない薬液供給手段から供給される薬液(純水を含む)40を溜め、薬液40に被処理物28を浸漬させることで、ウェット処理を行うことができる。ウェット処理後、薬液40は、ポンプなどの排液装置44により排液管42から排出することができる。保持部26は、複数のウェハなどの被処理物28を直立させて保持しており、処理槽36の薬液40に複数の被処理物28を浸漬可能に設けられている。薬液40を排液管42から排出しつつ、又は排出した後に、チャンバ34の内部を減圧、あるいは加圧し、被処理物28を回転するなどして被処理物28を乾燥することができる。プラズマ源10は、チャンバ34の上蓋に相当する個所に配置され、チャンバ34内にプラズマ又は活性原子を供給する。処理装置30は、ウェット処理された被処理物26の清浄な表面に対し、水素原子等のプラズマ又は活性原子による処理を行うことができる。
【0014】
プラズマ源10の移動装置は、プラズマ又は活性原子を上方から供給し、下方に向かって移動し、処理槽36内部にプラズマ又は活性原子のみの気流及び雰囲気を作る。プラズマ又は活性原子は、移動の過程で被処理物28の表面に対して反応し、被処理物28の全体にドライ処理を均一に行うことができる。
【0015】
図4の処理装置30は、排液管42に接続された排気管46を備え、ポンプなどによる排気装置48で排気することができる。この処理装置30は、ウェット処理後、薬液40を排出させると共に、減圧下において処理槽36内を乾燥させることができる。この場合、処理装置30は、真空排気をおこなっている最中、または真空排気をおこなった後、真空排気をいったん停止し、水素原子等のプラズマ又は活性原子を上方から供給してもよい。なお、プラズマ源10は、大気圧下でプラズマを形成できるので、減圧下においてプラズマを発生させることも可能である。
【0016】
図4の処理装置30は、特に、プラズマ又は活性原子として水素を利用することで、被処理物28の半導体表面を水素原子によって不活性化することができる。この結果、処理装置30は、被処理物28上の汚染を低減し、表面を不活性化させることにより半導体装置の信頼性を向上することができる。さらに、処理装置30は、半導体装置の製造精度を高めることができ、製造歩留りを向上させることができる。
【0017】
処理槽36をマランゴニ洗浄乾燥槽とする場合、洗浄した後、ウェハなどの被処理物28を引き上げながら、被処理物28を乾燥することができる。処理装置30は、引き上げる最中、又は引き上げた直後に、プラズマ又は活性原子を供給することが好ましい。
【0018】
図5は、複数枚の被処理物28を保持する複数の保持部26、26を有している。この処理装置30は、バッチ方式で同時に複数の被処理物28を処理することができる。この処理装置30は、保持部26であるウェハの保持冶具を高速に回転することにより、被処理物28の表面に付着している水分を遠心分離法により除去することができる。同時に、処理装置30は、大量の被処理物28を乾燥処理することができるウェハ回転乾燥装置である。
【0019】
図5の処理装置30は、ウェハの回転乾燥時に、上蓋に相当する部分から、プラズマ源10の移動装置20からプラズマ又は活性原子を供給することにより、被処理物28の清浄な表面に対し、水素原子等のプラズマ又は活性原子による処理を行うことができる。
【0020】
図5において、上方から供給されたプラズマ又は活性原子は、下方に向かって進み、保持冶具26の回転に伴って、回転する。図5の処理装置30は、洗浄槽内部にプラズマ又は活性原子のみに満たされた気流及び雰囲気を作ることができる。その過程で被処理物28の表面に対しプラズマ又は活性原子が反応し、ドライ処理を被処理物28の全体に均一に行うことができる。この結果、ウェハの乾燥時に発生するウォータマークと呼ばれる乾燥不良を低減できる。
【0021】
図6の処理装置30は、例えば幅1mにも達する大面積ガラス基板である被処理物28の表面を処理することができる。この処理装置30のプラズマ発生装置10は、例えば、2000cm程度の平面に棒状の電極A14と電極B16を平行に配置して格子を形成する。この処理装置30は、チャンバ34と、チャンバ34の上部の個所に配置されたプラズマ源10と、被処理物28を移動・保持する保持部26とを備えている。この処理装置30は、全体としては長方形の形状をしている。プラズマ源10は、プラズマ18を発生し、プラズマ18を被処理物28の方向に向けて移動し、被対象物28の表面を処理する。保持部26は、被処理物28を保持し、矢印の方向(図6の右方向)に一定の速度で被処理物28を移動させる。プラズマ源10は、被処理物28と対向して配置され、被処理物28対して相対的に離間運動と接近運動を行うことができる。また、プラズマ源10は、被処理物28に対して一定間隔を保ち、相対的に平行運動を行うことができる。処理装置30は、この運動により、大きな被処理物28に対しても単位面積当たりのプラズマの照射量を増加させることが可能となる。
【0022】
(処理方法)
図7は、処理装置30により被処理物28の処理方法を示している。まず、プラズマ源10と保持部32をチャンバ34内に配置し、被処理物28を保持部32に載置する(S1)。プラズマ源10を被処理物28に対向して配置する(S2)。大面積かつ均一な大気圧プラズマ18をパルス放電又は高周波放電であらかじめ生成する(S3)。プラズマ18をガス流もしくは電界によって移動して被処理物28に照射し、被処理物28の表面を処理する(S4)。被処理物28を移動して未処理の表面を処理する(S5)。
【0023】
以上のように、本発明の実施の形態は、大気圧下での処理が可能であるため、真空容器は必要とせず、被処理物28の処理効率を飛躍的に向上することができる。そのため、半導体などの大気圧プラズマプロセシングにも応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】プラズマ源の概略図
【図2】大気圧プラズマの写真の図
【図3】プラズマ源を用いた処理装置の図
【図4】プラズマ源を用いた他の処理装置の図
【図5】プラズマ源を用いた他の処理装置の図
【図6】プラズマ源を用いた他の処理装置の図
【図7】プラズマ源を利用した処理方法の流れ図
【図8】従来の狭い間隔に被処理物を挿入して処理するプラズマ源の説明図
【符号の説明】
【0025】
10・・・プラズマ源
12・・・プラズマ発生装置
120・・電源
14・・・電極A
16・・・電極B
160・・誘電体
18・・・プラズマ
20・・・プラズマ移動装置
22・・・ガス供給装置
220・・ガス拡散器
24・・・電界発生装置
240・・電界発生電極
26・・・保持部
28・・・被処理物
30・・・処理装置
32・・・支持部
34・・・チャンバ
36・・・処理槽
40・・・薬液
42・・・排液管
44・・・排液装置
46・・・排気管
48・・・排気装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
面状もしくは線状のプラズマを発生するプラズマ発生装置と、
プラズマを移動するプラズマ移動装置と、を備えている、プラズマ源。
【請求項2】
請求項1に記載のプラズマ源において、
プラズマ発生装置は、格子状に配列した電極と、電極間にプラズマ発生用の電圧を印加する電源とを有する、プラズマ源。
【請求項3】
請求項1に記載のプラズマ源において、
プラズマ移動装置は、プラズマを少なくともガス流又は電界でもって移動する、プラズマ源。
【請求項4】
請求項1に記載のプラズマ源において、
プラズマ発生装置は、プラズマを大気圧中で発生する、プラズマ源。
【請求項5】
面状もしくは線状のプラズマを発生するプラズマ発生装置と、
プラズマを移動するプラズマ移動装置と、
プラズマの移動先に被処理物を配置する保持部と、を備えている、処理装置。
【請求項6】
請求項5に記載の処理装置において、
保持部を内部に有するチャンバを備え、
保持部に配置された被処理物を処理する、処理装置。
【請求項7】
面状もしくは線状のプラズマを発生し、プラズマを移動し、被処理物の表面をプラズマで処理する、被処理物の処理方法。

【図1】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−41429(P2008−41429A)
【公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−214332(P2006−214332)
【出願日】平成18年8月7日(2006.8.7)
【出願人】(304021417)国立大学法人東京工業大学 (1,821)
【出願人】(503421128)リバーベル株式会社 (10)
【Fターム(参考)】