説明

ランガサイト単結晶及びその製造方法

【課題】基板間の音速バラツキが小さく、SAWデバイス製造の歩留まりが良好なランガサイト単結晶及びその製造方法を提供する。
【解決手段】チョクラルスキ法によるランガサイト単結晶Cの製造方法であって、ランガサイト単結晶Cを引き上げるための引き上げ軸5にY54方位のランガサイト種結晶Sを取り付け、引き上げ軸5の回転数を、20rpm以上、30rpm以下の状態で、ランガサイト単結晶Cを引き上げることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、チョクラルスキ法を利用してランガサイトの単結晶を育成するためのランガサイト単結晶及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、チョクラルスキ(Czochralski)法を利用したランガサイト(Langasite:LaGaSiO14)の単結晶の製造方法として様々な技術が知られている。
例えば、特許文献1〜4には、ランガサイト単結晶の原料として使用するLa、Ga、SiOを、それぞれ所定の組成範囲内で秤量し、それらから生成したランガサイト原料融液からランガサイト単結晶を育成することにより、ランガサイト単結晶の均質性を向上させる技術が開示されている。
また、特許文献5には、良好なSAW(Surface Acoustic Wave:表面弾性波)特性を有する基板を効率的に取得できるランガサイト単結晶の製造方法として、ルツボ内のランガサイト原料融液からランガサイト単結晶を引き上げる際の引き上げ軸の回転数を20rpm(revolutions per minute:1分間の回転数)から2rpmへ徐々に減少させることにより、ランガサイト単結晶を育成する方法が開示されている。
また、特許文献6には、ランガサイトの原料となるLa、Ga、SiOを化学量論組成の組成で秤量し、所定の方位(Y54方位)の種結晶を利用してランガサイト単結晶を育成した場合に、ランガサイト単結晶が成長する方向の均質性が悪くなり、基板間の音速バラツキが300ppm以上となることが開示されている。
【特許文献1】特開2001−192298号公報
【特許文献2】特開2001−348299号公報
【特許文献3】特開2002−053393号公報
【特許文献4】特開2004−059404号公報
【特許文献5】特開2002−255691号公報
【特許文献6】特開2003−192495号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ランガサイト単結晶から良好なSAW特性を有する基板を効率的に取得するためには、Y54方位によるランガサイト単結晶の育成を使用することが好ましい。しかし、ランガサイト単結晶の育成方位をY54方位に限ると、ランガサイト型の単結晶に特有な(0001)面のカット面の成長による影響を受け、特許文献1〜4でランガサイト単結晶の基板間の均質性が向上するとされている組成比のLa、Ga、SiOを用いても、得られるランガサイト単結晶の結晶上部には、音速の低い領域が存在し、結晶の均質性が悪くなるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、基板間の音速バラツキが小さく、SAWデバイス製造の歩留まりが良好なランガサイト単結晶及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、チョクラルスキ法によるランガサイト単結晶の製造方法であって、前記ランガサイト単結晶を引き上げるための引き上げ軸にY54方位のランガサイト種結晶を取り付け、前記引き上げ軸の回転数を、20rpm以上、30rpm以下の状態で、前記ランガサイト単結晶を引き上げることを特徴とするランガサイト単結晶の製造方法である。
【0006】
また、請求項2に記載の発明は、前記ランガサイト単結晶を引き上げる際に、前記引き上げ軸の回転数を一定に維持することを特徴とする請求項1に記載のランガサイト単結晶の製造方法である。
【0007】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のランガサイト単結晶の製造方法により製造されたことを特徴とするランガサイト単結晶である。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、チョクラルスキ法の引き上げ軸の回転数を20rpm以上、30rpm以下とし、Y54方位のランガサイト単結晶を引き上げるようにした。
これにより、基板間の音速バラツキが小さく、SAWデバイスの歩留まりの良好なランガサイト単結晶及びその製造方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態によるランガサイト単結晶の製造方法ついて説明する。
図1は、ランガサイト単結晶の製造方法に使用するチョクラルスキ法の高周波加熱育成炉10の構造を示す断面図である。また、図2は、本実施形態によるランガサイト単結晶の製造方法を使用する際の製造条件等をまとめた表である。
この高周波加熱育成炉10は、ルツボ1、保温材2、高周波ワークコイル3、引き上げ軸5を有する。ルツボ1の内部には、ランガサイトの原料となるLa、Ga、SiOの焼成したペレットが充填される。ここでは、ルツボ1の材質として、イリジウムを使用した。また、ルツボ1の形状として、外径170mm、高さ170mm、厚み2mmのものを使用した。また、ルツボ1内に約18.5kgのペレットを充填した。
【0010】
ルツボ1の周囲と下方には、アルミナ及びジルコニア製の保温材2が設置されている。この保温材2を設置することにより、ルツボ1内の熱が高周波加熱育成炉10の外部に拡散するのを抑制することができる。
保温材2の外周には、高周波ワークコイル3が設けられている。高周波ワークコイル3に電力を供給することにより、ルツボ1内に充填されるLa、Ga、SiOの焼成したペレットが加熱され融解して、ランガサイト原料融液Lが生成される。
【0011】
高周波加熱育成炉10には、ランガサイト原料融液Lの液面と垂直となるように、引き上げ軸5が設置されている。引き上げ軸5は、所定の回転数で回転することが可能であるとともに、所定の速度で引き上げることができるようになっている。
引き上げ軸5の先端には、Y54方位のランガサイト種結晶Sが取り付けられている。ここでは、ランガサイト種結晶Sの形状として10mm角の角柱状の結晶を用いた。なお、「Y54方位」とは、オイラ角(φ,θ,ψ)=(0°,144°,ψ°)で表示される方位をいう。
【0012】
ランガサイト種結晶Sの先端をランガサイト原料融液Lの液面に接触させて、引き上げ軸5を所定の回転数で回転させながら、所定の速度で上方に引き上げていくことにより、ランガサイト種結晶Sの先端にランガサイト単結晶Cが徐々に育成される。ここでは、引き上げ軸5を引き上げる速度を、0.1〜3mm/hとした。なお、引き上げ軸5の回転数については後述する。
【0013】
引き上げ軸5には、重量センサ(図示省略)が接続されており、ランガサイト種結晶Sから成長したランガサイト単結晶Cの重量の変化を検出することにより、円柱状のランガサイト単結晶Cの直径が制御される。この直径の制御には、ランガサイト種結晶Sとランガサイト原料融液Lとの個液界面の形状の変化に対応できるように直径制御プログラムに修正を加えたものを使用した。これにより、円柱状のランガサイト単結晶Cの形状として、直胴部の直径が120mm、直胴部の長さが70mmの結晶を育成した。
【実施例】
【0014】
上述した図1に示した高周波加熱育成炉10、及び、図2に示した製造条件を使用して、引き上げ軸5の回転数や、ランガサイト原料融液Lの組成を変化させることにより、育成されるランガサイト単結晶Cの結晶状態を調べた。
始めに、ランガサイトの原料となるLa、Ga、SiOをそれぞれ所定の組成比で秤量、混合し、電気炉で焼成することにより、ペレット状のランガサイトの原料を取得した。ここでは、ランガサイトの原料の所定の組成比として、原料組成Aと原料組成Bを使用する場合について実験した。なお、原料組成Aの組成比としては、La:Ga:SiO=48.35:46.22:5.43(重量%)を使用し、原料組成Bの組成比としては、La:Ga:SiO=48.04:46.06:5.91(重量%)を使用した。
【0015】
次に、そのペレット状のランガサイトの原料をイリジウム製のルツボ1に充填した後、そのルツボ1を高周波加熱育成炉10に設置した。また、そのルツボ1の周囲に保温材2を設置した。次に、高周波ワークコイル3に電力を供給することにより、ルツボ1内のペレット状のランガサイトの原料を加熱して融解させ、そのまま一定時間維持した。その後、10mm角程度のY54方位のランガサイト種結晶Sを引き上げ軸5の先端に取り付け、そのランガサイト種結晶Sの先端が、ルツボ1内のランガサイト原料融液Lに接触するように、引き上げ軸5を下降させた。
【0016】
そして、引き上げ軸5を所定の回転数で回転させながら引き上げることにより、ランガサイト単結晶Cを育成した。ここでは、引き上げ軸5の回転数を、5rpm、15rpm、20rpm、25rpm、30rpm、35rpmにそれぞれ設定した場合に、育成されるランガサイト単結晶Sの結晶状態を調べた。
また、参考例として、特許文献5に記載されているように引き上げ軸5の回転数を、ランガサイト単結晶Cの育成開始時には20rpmに設定し、育成終了時には2rpmとなるように徐々に減少させる場合についても実験した。
【0017】
そして、育成される円柱状のランガサイト単結晶Cの重量を、引き上げ軸5に接続される重量センサで検出することにより、円柱状のランガサイト単結晶Cの直径が120mmとなるように制御した。ランガサイト単結晶Cの直径が120mmに達したところで、その直径を維持しながら、引き上げ軸5を所定の速度で上昇させることにより、ランガサイト単結晶Cの直胴部が70mmとなるまで育成した。
【0018】
次に、育成されたランガサイト単結晶Cから、SAWデバイスに適した方位となるように、複数枚の基板を切り出した。そして、その基板を研磨することにより、基板の片面が鏡面状態のSAWデバイス用のウエハを作製した。そして、SAWデバイス用のウエハ上に、フォトリソグラフィ法により、SAWデバイスを500個程度作製した。
次に、ネットワークアナライザでそれらのSAWデバイスの中心周波数を測定し、その中心周波数の測定値から音速を求めた。そして、ランガサイト単結晶Cから切り出した複数の基板間におけるSAWデバイスの音速のバラツキを算出することにより音速バラツキを求めた。
【0019】
上述したランガサイト単結晶Cの製造方法により、高周波加熱育成炉10の引き上げ軸5の回転数、ランガサイト原料融液Lの組成を変化させた場合のランガサイト単結晶Cの結晶状態を図3の表にまとめた。
図3から分かるように、ランガサイト単結晶Cを育成する際に、引き上げ軸5の回転数を、5rpmに維持した場合、20rpmから2rpmに徐々に減少させた場合、20rpmに維持した場合、25rpmに維持した場合、30rpmに維持した場合については、得られたランガサイト単結晶Cが「欠陥なし」の状態であり、そのランガサイト単結晶Cからウエハを取得「可」であった。
一方、ランガサイト単結晶Cを育成する際に、引き上げ軸5の回転数を、15rpmに維持した場合、35rpmに維持した場合については、得られたランガサイト単結晶Cが「多結晶化」した状態にあり、そのランガサイト単結晶Cからウエハを取得することが「不可」であった。
【0020】
また、図3から分かるように、ランガサイト単結晶Cを育成する際に、引き上げ軸5の回転数を、20rpmに維持した場合、25rpmに維持した場合、30rpmに維持した場合については、基板間の音速バラツキが200ppm以下となり、SAW特性の良い基板が取得できた。また、これらの条件を使用した場合には、SAWデバイスの製造歩留まりが75%以上となり、SAWデバイスの高い生産効率を実現できることが分かった。
【0021】
一方、ランガサイト単結晶Cを育成する際に、引き上げ軸5の回転数を、5rpmに維持した場合、20rpmから2rpmに徐々に減少させた場合については、基板間の音速バラツキが250ppm以上となり、SAW特性の良い基板が取得できなかった。また、これらの条件を使用した場合には、SAWデバイスの製造歩留まりが70%以下となることが分かった。
【0022】
なお、従来技術では、ランガサイト原料融液Lの組成として原料組成Bをすると、得られるランガサイト単結晶Cの均質性が悪くなるとされていたが、本実施例における実験の結果では、原料組成Aを使用した場合であっても、原料組成Bを使用した場合であっても、ランガサイト単結晶Cの均質性に特段の劣化は見られなかった。
【0023】
上記実験の結果をまとめると図4の表のようになる。つまり、ランガサイト単結晶Cを育成する際に、引き上げ軸5の回転数を、20rpm〜30rpmの範囲内に維持することにより、ランガサイト単結晶Cの育成が可能になるとともに、そのランガサイト単結晶Cから切り出す複数の基板間の音速バラツキが200ppm以下となり、SAWデバイスに利用可能な均質性の良いランガサイト単結晶Cを育成することが可能となる。
【0024】
これは、引き上げ軸5を20rpm以上で回転させることにより、ランガサイト種結晶Sと、ランガサイト原料融液Lとの固液界面形状がフラット(平面状)に近くなり、ミクロ的な結晶の成長速度が均一となるためであると思われる。
なお、ランガサイト単結晶Cを育成する際に、引き上げ軸5の回転数を、20rpm以上とした場合であっても、引き上げ軸5の回転速度を35rpmにまで高速化すると、引き上げ軸5に軸ブレが発生し、ランガサイト単結晶Cの育成ができなかった。
【0025】
一方、ランガサイト単結晶Cを育成する際に、引き上げ軸5の回転数を、5rpmに維持した場合、20rpmから2rpmに徐々に減少させた場合については、ランガサイト単結晶Cの育成は可能であるものの、基板間の音速バラツキが250ppm以上となり、SAWデバイスとして利用するには好ましくないランガサイト単結晶Cが育成された
これは、引き上げ軸5の回転数を小さく設定、又は、ランガサイト単結晶Cの育成中に引き上げ軸5の回転数が小さくなるように設定すると、ランガサイト種結晶Sとランガサイト原料融液Lとの固液界面形状が、ランガサイト原料融液L側に凸の状態となり、その凸の状態がランガサイト原料融液Lの温度状況により変化するため、固液界面の位置によってミクロ的な成長速度が不均一となるためであると思われる。
【0026】
なお、ランガサイト単結晶Cを育成する際に、引き上げ軸5の回転数を、10rpm〜20rpmの範囲に設定した場合には、微小な温度環境の違いによりランガサイト種結晶Sとランガサイト原料融液Lとの固液界面が変化して、重量が大きく変動するため、重量変化から算出される直径の値が不安定となる。よって、ランガサイト単結晶Cの直径を制御することができず、ランガサイト単結晶Cを育成する際に多結晶化が生じた。
【0027】
図4における引き上げ軸5の回転数が20rpmの場合は、ランガサイト種結晶Sとランガサイト原料融液Lの固液界面の変化に基づく温度変化がやや大きいので、固液界面形状をフラットに近い状態に維持できる回転数の下限に近いと思われる。
また、図4における引き上げ軸5の回転数が30rpmの場合は、ランガサイト単結晶Cの重量偏差の増大により、引き上げ軸5の軸ブレの兆候が見られる。よって、引き上げ軸5の軸ブレが発生しない回転数の上限に近いと思われる。
なお、高周波加熱育成炉10を改良することにより、引き上げ軸5の軸ブレの発生する回転数を30rpmよりも大きくすることができる可能性はあると思われる。
【0028】
円柱状のランガサイト単結晶Cの直径制御で難しいのは、育成初期にランガサイト原料融液L側に凸であった固液界面形状が、ランガサイト単結晶Cの肩部育成中にフラットに近い状態に変化する際に、その変化が劇的に生じ、かつ大きな重量変化を伴うため、直径制御に使用される測定直径が設定値から大きく外れ、直径制御が不能となるためである。本実施例では、固液界面形状の変化を検出したときに直径制御を停止し、所定の処理を実施することにした。そして、肩部の育成が終了したときに、直径制御の処理を再開するようにした。
【0029】
上述したランガサイト単結晶Cの製造方法によれば、従来技術で均質性が悪くなるとされていた原料組成Bを用いた場合であっても、基板間の音速バラツキを小さくすることができる。これは、固液界面におけるミクロ的な結晶の成長速度が均一になることで、均質になりにくいとされていたランガサイト原料融液Lの組成からでも均質な結晶を育成できるようになるためであると思われる。
【0030】
また、上述した実施形態によるランガサイト単結晶Cの製造方法によれば、Y54方位のランガサイトの種結晶Sを引き上げ軸5の先端に取り付け、引き上げ軸5の回転数を20rpm以上、30rpm以下に設定した状態で、ランガサイト単結晶Cを育成することにした。このため、ランガサイト単結晶Cの結晶上部に音速の低い領域が存在せず、基板間の音速バラツキが200ppm以下でSAW特性が良好であるとともに、SAWデバイスの歩留まりが良好なランガサイト単結晶を製造することが可能となる。
【0031】
なお、上述したランガサイト単結晶Cの製造方法では、チョクラルスキ法によりランガサイト単結晶を引き上げる際に、Y54方位のランガサイトの種結晶を利用したが、この方位に限定されるものではなく、結晶学的にY54方位と等価な方位を有するランガサイトの種結晶を利用することも可能である。
【0032】
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】ランガサイト単結晶の製造方法に使用するチョクラルスキ法の高周波加熱育成炉10の構造を示す断面図である。
【図2】本実施形態によるランガサイト単結晶の製造方法を使用する際の製造条件等をまとめた表である。
【図3】引き上げ軸5の回転数、原料組成を変化させた場合のランガサイト単結晶Cの結晶状態をまとめた表である。
【図4】図3の実験結果をまとめた表である。
【符号の説明】
【0034】
1・・・ルツボ、
2・・・保温材、
3・・・高周波ワークコイル、
5・・・引き上げ軸、
10・・・高周波加熱育成炉、
C・・・ランガサイト単結晶、
L・・・ランガサイト原料融液、
S・・・ランガサイト種結晶

【特許請求の範囲】
【請求項1】
チョクラルスキ法によるランガサイト単結晶の製造方法であって、
前記ランガサイト単結晶を引き上げるための引き上げ軸にY54方位のランガサイト種結晶を取り付け、前記引き上げ軸の回転数を、20rpm以上、30rpm以下の状態で、前記ランガサイト単結晶を引き上げることを特徴とするランガサイト単結晶の製造方法。
【請求項2】
前記ランガサイト単結晶を引き上げる際に、前記引き上げ軸の回転数を一定に維持することを特徴とする請求項1に記載のランガサイト単結晶の製造方法。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のランガサイト単結晶の製造方法により製造されたことを特徴とするランガサイト単結晶。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−282426(P2006−282426A)
【公開日】平成18年10月19日(2006.10.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−102294(P2005−102294)
【出願日】平成17年3月31日(2005.3.31)
【出願人】(000006264)三菱マテリアル株式会社 (4,417)
【Fターム(参考)】