説明

交換機を用いた情報伝送システム

【課題】簡単な構成で高速情報データ伝送を可能とするとともに、端末としての情報収集装置変更や装置のレイアウト変更にも極めて容易に対処可能な交換機を用いた情報伝送システムを提供する。
【解決手段】子機(発信部)2は、ゲーム機(情報収集部)1で収集された情報を更新し、更新した情報を送信ダイヤル情報とし、外線指定ダイヤルに引き続いて、または直接に送信する電話機能を有する。主装置4は、交換機能を有し、前記発信部から受信した前記外線指定ダイヤルと送信ダイヤル情報に応答して外線トランクの動作を介して外線接続動作を行ない、前記発信部、前記外線指定ダイヤルに引き続く送信ダイヤル情報、時間情報の少なくとも一つの情報を記憶する。パソコン(受信端末装置)6は、主装置4から上記子機(発信部)2、外線指定ダイヤルに引き続く送信ダイヤル情報、時間情報の少なくとも一つの情報を取得する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は交換機を用いた情報伝送システムに関し、特に簡単な構成で高速情報伝送を可能とする交換機を用いた情報伝送システムに関する。
【背景技術】
【0002】
端末側の情報収集部で収集した情報データを無線回線または有線回線を介して管理側のセンター装置(受信端末装置)で受信し、当該情報を管理するようなシステムにおいては、リアルタイム性及び同時性を確保するためにはできるだけ高速な送信速度で伝送することが重要である。
【0003】
従来この種の交換機を用いた情報伝送システムでは、公衆回線等の通信回線を用いて端末装置からの情報データを交換機側に伝送するシステムが一般的である。PHSを内線に収容した交換機システムにおいては、内線PHSからパソコン等にデータを伝送し、PHSから発信されたデータを受信する端末が応答してから、つまり、通信相手とのネゴシエーション処理を経た後にデータの送受信が行なわれる。
【0004】
従来から用いられているシステムとしては、内線PIAFS通信でPHSからデジタルデータを送出し、内線S点に接続されたTAPでデータを受信してパソコンにデータを伝送するシステムや、内線PHSから「みなし音声」でデータ(音声帯域のアナログ信号)を送出して、アナログ内線に接続されたアナログモデムでデータを受信してパソコンにデータを伝送するシステムが用いられている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のような交換機を用いた情報伝送システムにおいては、高速通信がリアルタイム性にとって重要な要件であるにもかかわらず、PHSと受信側のパソコン間でデータを授受するには、通信相手とのネゴシエーション処理が必須であり、そのために要する時間は数秒程度にも及んでしまい高速通信の障害となっている。
【0006】
特に、かかる従来のシステムによっては、情報送信側の情報収集装置が多数設置される場合には、各情報収集装置で得られた情報データをできるだけ時間差がなく同時性を確保したデータ伝送を行なうことができない。
【0007】
また、通常、情報収集装置は、情報入力装置と発信部が一体化されて装備されることが多く、情報収集装置として、例えば、ゲーム機のようにライフサクルが短く、頻繁に設置場所(レイアウト)が変更される場合には、ゲーム機の更新やレイアウト変更の都度、装置全体を改修したり、新規設計装備したりするのでは非常に取り扱いが不便である。
【0008】
そこで、本発明の目的は、簡単な構成で高速情報データ伝送を可能とする交換機を用いた情報伝送システムを提供することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、端末としての情報収集装置変更や装置のレイアウト変更にも極めて容易に対処可能な交換機を用いた情報伝送システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前述の課題を解決するため、本発明による交換機を用いた情報伝送システムは、次のような特徴的構成を採用している。
【0011】
(1)内線端末から交換機に対して前記内線端末に入力された情報に対応する送信ダイヤル情報を送出して発呼処理後、前記発呼を放棄し、前記交換機に保存されている前記発呼した内線端末、時間情報、送信ダイヤル情報の少なくとも一つの情報を受信端末装置で受信する交換機を用いた情報伝送システム。
(2)内線端末から交換機に対して所定の番号、引き続いて前記内線端末に入力された情報に対応する送信ダイヤル情報を送出して発呼処理後、前記発呼を放棄し、前記交換機に保存されている前記発呼した内線端末、時間情報、送信ダイヤル情報の少なくとも一つの情報を受信端末装置で受信する交換機を用いた情報伝送システム。
(3)収集すべき情報を収集する情報収集部と、
この情報収集部で収集された情報を更新し、更新した情報を送信ダイヤル情報とし、外線指定ダイヤルに引き続いて送信する電話機能を有する発信部とを備えた内線端末と、
交換機能を有し、前記発信部から受信した前記外線指定ダイヤルと送信ダイヤル情報に応答して外線トランクの動作を介して外線接続動作を行ない、前記発信部からの前記外線指定ダイヤルに引き続く送信ダイヤル情報、時間情報の少なくとも一つの情報を記憶する主装置と、
前記主装置から前記発信部からの前記外線指定ダイヤルに引き続く送信ダイヤル情報、時間情報の少なくとも一つの情報を取得する受信端末装置と、
を備えてなる交換機を用いた情報伝送システム。
(4)前記発呼した内線端末、時間情報、送信ダイヤル情報の少なくとも一つの情報はメモリに格納されており、前記受信端末装置が前記メモリにアクセスする上記(1)、(2)または(3)の交換機を用いた情報伝送システム。
(5)前記発呼した内線端末、時間情報、送信ダイヤル情報の少なくとも一つの情報は前記受信端末装置に垂れ流し的に送信する上記(1)、(2)または(3)の交換機を用いた情報伝送システム。
(6)前記情報収集部は複数個設置され、各情報収集部対応で前記発信部が設置されている上記(3)の交換機を用いた情報伝送システム。
(7)前記発信部と主装置間は、無線回線または有線回線で接続されている上記(3)の交換機を用いた情報伝送システム。
(8)前記外線トランクの回線側は、回線が接続されていない上記(1)、(2)または(3)の交換機を用いた情報伝送システム。
(9)前記発信部は、前記発呼処理後に直ちに発呼を放棄する上記(3)の交換機を用いた情報伝送システム。
(10)前記発信部は、PHSである上記(3)の交換機を用いた情報伝送システム。
【発明の効果】
【0012】
以上説明したように、本発明の交換機を用いた情報伝送システムにおいては、複数の情報収集部の各々に子機(端末)を接続しておき、各情報発信部からの情報を、子機を介して特定番号としての外線接続指定用番号(例えば、“0”発信)に引き続く外線番号相当の番号で規定された情報収集部で得られた情報を親機を介して交換機に送出し、交換機側では、子機からの発信に関する情報を、即ち、発信した子機情報、発信時間、外線番号に相当する情報等を、いわゆるSMDR機能により記憶し、または、例えば、パソコン等の外部装置に送出しているので、迅速に情報伝送ができる。
【0013】
このとき、子機側からの情報伝送に際し、親機や外部装置が子機側の発信に対して応答する必要はなく、垂れ流し的に情報を伝送し続ければ良いので、送信側と受信側間の通信ネゴシエーションが不要となり、子機側では発信(発呼)処理後直ちに切断でき、極めて迅速な情報伝送が可能となる。具体的には、通常の技術を用いて子機とパソコン間で通信による情報データの送信には通信ネゴシエーションを含めて5秒程度の時間がかかるが、本発明では、この5秒の時間が不要となる。この時間は1台の情報収集部(例えば、ゲーム機)に対して必要な時間であり、多数の情報収集部が設置されている場合には、きわめてロスの多い通信となり、多数の情報収集部からの情報収集が困難となるが、本発明では、この膨大なロス時間を削除でき、高高率な情報伝送が可能となる。
【0014】
また、通常、例えば、1時間に9,000回のデータ通信を行なう場合、通信に5秒かかるとすれば、呼損0.001の場合、25の外線トランクの外線数としての受け口が必要で、1秒だと呼損0.001で9通話路を設置すれば良い。しかも、本発明では、通話路を増加させるには外線トランクを増設するだけで良い。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明による交換機を用いた情報伝送システムの一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の交換機を用いた情報伝送システムの好適実施形態の基本構成を示すブロック図である。
【0016】
本実施形態では、情報収集部としての多数のゲーム機が設置され、これらゲーム機でプレイするために投入されたコイン(または硬貨)の枚数、または売上をセンター側に設置されたコンピュータ(パソコン)で受信して管理するシステムへの適用例である。このシステムでは、各ゲーム機1対応で設置されている複数の子機2と、これら子機2と無線または有線で接続されている親機3、この親機3に接続されている交換機能を有する主装置4、この主装置4とシリアルインタフェース5を介して接続されているパソコン6とを備えて構成されている。
【0017】
各ゲーム機1には、コイン投入部11から投入された硬貨(コイン)を検出し、または硬貨の投入を検出するコイン投入検知部12が設置されており、コイン投入検知部12で検出された検出信号が、各ゲーム機対応で設置されている子機2の内蔵カウンタ部21に入力される。
【0018】
カウンタ部21は、硬貨の投入毎に入力される検出信号を計数し、計数結果C0をCPU22に送出する。CPU22は、この計数結果C0を受け、メモリ221にカウント値C1として記憶するとともに、後述する処理を経てカウント値C1をダイヤル発信部23に出力する。
【0019】
ダイヤル発信部23は、上記計数結果情報を所定のダイヤル信号としてアンテナ24を介して無線回線で、つまり電波信号として親機3のアンテナ31に向けて送信する。なお、子機1から親機2へのダイヤル情報の送出は、勿論、有線回線を介して行うことができるし、また無線回線としては赤外線等の光回線を介して行うこともできる。
【0020】
主装置4は、親機3と接続されており、例えば、ボタン電話やビジネスホン等の交換機能を有する交換機であり、親機3を介して受信したダイヤル情報をダイヤルバッファ41に記憶する。ダイヤルバッファ41に記憶されたダイヤル情報は、外線トランク42の動作を経て外線回線と接続される。
【0021】
主装置4は、例えば、子機1から発信される発信番号を受信して次のような処理動作を実行する。すなわち、子機1からは外線を指定するために最初に“0”番号が発信され、続いて発信される一連の番号で接続されるべき外線番号が指定され、外線トランク42を介して主装置4に接続されている回線と当該子機とが接続される。ここで、主装置4は、いわゆるSMDR機能を有し、どの内線(子機)が何時、どのようなダイヤル情報を送出したかの履歴情報をメモリ43に記憶している。本実施形態では、主装置4の外線トランク42の外線回線側には回線が接続されておらず、開放状態とされている。
【0022】
子機2のダイヤル発信部23から親機3に向けて最初に“0”を発信した後に発信される外線番号に相当する数字情報を上記カウンタ部21の計数結果情報として送出すると、主装置4では発信番号“0”に続いて受信した数字情報を外線番号として扱って当該子機から受信する。そして、それに続く番号を上記計数結果情報としてSMDR機能によりメモリ43に記憶する。尚、このメモリ43に記憶せずに、そのまま上記情報データを垂れ流し的に出力させることもできる。
【0023】
パソコン6は、シリアルインタフェース等のインタフェース5を介して主装置4と接続されており、主装置4のメモリにSMDR機能に基づく記憶情報としてのダイヤル情報(“0”に続いて受信した計数情報、つまり、計数された硬貨の枚数)を取り入れる。この取り入れは、主装置4のメモリにアクセスして記憶情報を読み込んだり、主装置4からインタフェース5を介して時々刻々と送出される計数情報を受信することにより行われる。
【0024】
上述の実施形態において、例えば、ゲーム機1のコイン投入部11に投入された硬貨をコイン投入検知部12で検出し、カウンタ部21で計数された計数結果情報(例えば、硬貨枚数:123枚)をセンター側のパソコン6に送出したい場合には、子機2のダイヤル発信部23からは、先ず“0”を発信し、続いて上記計数結果情報としての数字情報(通常の交換機能の外線番号に相当する)“123”を発信する。この発信番号情報は、アンテナ24を介して親機3のアンテナ31に送信され、主装置4に送出される。
【0025】
主装置4では、受信したダイヤル情報に基づいて外線接続動作が実行されるが、外線トランク42には回線は接続されていないので、実際の外線接続は実行されず、SMDR機能に基づいて受信した当該子機の識別情報と、当該子機が送出したダイヤル情報が記憶される。これら子機の識別情報とダイヤル情報は、上述のようにしてパソコン6に取り込まれる。こうして、“0”発信後に続くダイヤル情報“123”を投入された硬貨の枚数として認識して、結局は、子機対応で設置されているゲーム機毎の投入硬貨の枚数が把握でき、集中的な管理が可能となる。
【0026】
図2及び図3には図1に示す交換機を用いた情報伝送システムにおける子機2の動作処理手順を示すフローチャートが示されている。
【0027】
先ず、図2を参照すると、ステップS1において、子機2にゲーム機1のコイン投入検知部12からの検出信号が入力されると(割り込みがあると)、この検出信号の入力回数を計数するカウンタ部21がインクリメントを実行し、現在の計数値C0をC0+1とする(ステップS2)。
【0028】
一方、子機2のダイヤル発信部23の動作は、図3に示すように、カウンタ部21からのカウント値C0をメモリにカウント値C1として格納しており、先ず、受信しているカウンタ部21からの出力C0がC1に一致しているか否かを、つまり、新しく硬貨が投入されたか否かを判定する(ステップS11)。両値が不一致となったときには、新しく入力されたカウント値C0をカウント値C1に置き換える(ステップS12)。次に、ダイヤル情報の送出を実行するが、この場合には、最初に“0”を発信した後、カウント値C1を送出する(ステップS13)。ここで、送出されるカウント値C1は、前述のように、通常の交換機動作では外線の呼出し番号になるが、本実施形態では、ゲーム機1のコイン投入部11に投入された硬貨(カウンタ部21のカウント値)、つまり投入された硬貨の総枚数のデータであり、したがって、その桁数の設定も任意である。ダイヤル発信部23は、ステップS13においてダイヤル送出を実行した後、何らの処理も実行せずに親機3と接続されている回線を直ちに切断して(ステップS14)、ステップS11の処理に戻る。
【0029】
以上の実施形態において、子機側では、上記外線接続用番号の発信及び情報を規定する外線番号対応の番号情報の送出後は回線を切断できるので、送信相手側の応答を待たずに、したがって、通信ネゴが不要となり、通信処理時間が大幅に短縮され、迅速な情報送信が可能となる。
【0030】
また、情報収集部としては、任意の装置が適用でき、例えば、前述のように、ゲームセンターのように非常に多数のゲーム機が設置されている場合には、ゲーム機の設置場所(レイアウト)は頻繁に変更されることが多いが、本発明では、情報収集部としてのゲーム機と発信装置としての子機の接続関係を変更するだけで良いので極めて汎用性と拡張性が改善される。
【0031】
更に、情報収集部としてのゲーム機には、コイン投入検知器を設置するだけで済むため、ライフサイクルの短いゲーム機等にあっては汎用性や拡張性が高く有用性が高い。
【0032】
以上、本発明の交換機を用いた情報伝送システムの好適実施形態を説明した。しかし、本発明はかかる特定実施形態のみに限定されるべきではなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが当業者には容易に理解されよう。従って、本発明にはかかる変形変更をも包含する。例えば、上述説明では、外線接続番号(例えば,“0”発信)に引き続くダイヤル情報を送信すべき情報としているが,この外線番号をダイヤルすることなく直接外線へ当該情報を送出することも交換機で設定できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明による交換機を用いた情報伝送システムの一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施形態における子機側のカウンタ部21の発信(割込)処理を示すフローチャートである。
【図3】図1に示す実施形態における子機側のCPU22の発信処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0034】
1 ゲーム機
2 子機
3 親機
4 主装置
5 シリアルインタフェース
6 パソコン
11 コイン投入部
12 コイン投入検知部
21 カウンタ部
22 CPU
23 ダイヤル発信部
24、31 アンテナ
41 ダイヤルバッファ
42 外線トランク
43 メモリ
221 メモリ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内線端末から交換機に対して前記内線端末に入力された情報に対応する送信ダイヤル情報を送出して発呼処理後、前記発呼を放棄し、前記交換機に保存されている前記発呼した内線端末、時間情報、送信ダイヤル情報の少なくとも一つの情報を受信端末装置で受信することを特徴とする交換機を用いた情報伝送システム。
【請求項2】
内線端末から交換機に対して所定の番号、引き続いて前記内線端末に入力された情報に対応する送信ダイヤル情報を送出して発呼処理後、前記発呼を放棄し、前記交換機に保存されている前記発呼した内線端末、時間情報、送信ダイヤル情報の少なくとも一つの情報を受信端末装置で受信することを特徴とする交換機を用いた情報伝送システム。
【請求項3】
収集すべき情報を収集する情報収集部と、
この情報収集部で収集された情報を更新し、更新した情報を送信ダイヤル情報とし、外線指定ダイヤルに引き続いて送信する電話機能を有する発信部とを備えた内線端末と、
交換機能を有し、前記発信部から受信した前記外線指定ダイヤルと送信ダイヤル情報に応答して外線トランクの動作を介して外線接続動作を行ない、前記発信部からの前記外線指定ダイヤルに引き続く送信ダイヤル情報、時間情報の少なくとも一つの情報を記憶する主装置と、
前記主装置から前記発信部からの前記外線指定ダイヤルに引き続く送信ダイヤル情報、時間情報の少なくとも一つの情報を取得する受信端末装置と、
を備えてなることを特徴とする交換機を用いた情報伝送システム。
【請求項4】
前記発呼した内線端末、時間情報、送信ダイヤル情報の少なくとも一つの情報はメモリに格納されており、前記受信端末装置が前記メモリにアクセスすることを特徴とする請求項1、2または3に記載の交換機を用いた情報伝送システム。
【請求項5】
前記発呼した内線端末、時間情報、送信ダイヤル情報の少なくとも一つの情報は前記受信端末装置に垂れ流し的に送信することを特徴とする請求項1、2または3に記載の交換機を用いた情報伝送システム。
【請求項6】
前記情報収集部は複数個設置され、各情報収集部対応で前記発信部が設置されていることを特徴とする請求項3に記載の交換機を用いた情報伝送システム。
【請求項7】
前記発信部と主装置間は、無線回線または有線回線で接続されていることを特徴とする請求項3に記載の交換機を用いた情報伝送システム。
【請求項8】
前記外線トランクの回線側は、回線が接続されていないことを特徴とする請求項1、2または3に記載の交換機を用いた情報伝送システム。
【請求項9】
前記発信部は、前記発呼処理後に直ちに発呼を放棄することを特徴とする請求項3に記載の交換機を用いた情報伝送システム。
【請求項10】
前記発信部は、PHSであることを特徴とする請求項3に記載の交換機を用いた情報伝送システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−67627(P2006−67627A)
【公開日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−316568(P2005−316568)
【出願日】平成17年10月31日(2005.10.31)
【分割の表示】特願平11−195511の分割
【原出願日】平成11年7月9日(1999.7.9)
【出願人】(000227205)NECインフロンティア株式会社 (1,047)
【Fターム(参考)】