説明

化合物、組成物およびそれらを作製する方法

細胞機能の汎用的な調節剤として、PP2Aは、正常な生物活性に不可欠である。PP2Aの機能障害は、多種多様な疾患状態に関連する。PP2Aメチル化および/または活性の変化は、なかでも神経障害、神経変性疾患、糖尿病、インシュリン抵抗および代謝症候群を含む様々な障害、疾患および状態に関連する。本発明は、PP2Aの脱メチル化をモジュレートし、PP2Aのメチル化をモジュレートし、かつ/またはPP2Aの活性をモジュレートするのに有用である、PP2Aメチル化および/または活性をモジュレートする化合物および/または組成物、ならびにその製造方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化93】

[式中、
Zは、
【化94】

からなる群から選択され;、
Aは、−(CHまたは−(CBであり、nは、0、1または2であり;
Bは、H、−NHC(=O)ORまたは−C(=O)ORであり;
Xは、NH、NR’、OまたはSであり;
Wは、10から25個の炭素を有し、NH、NR’もしくはOから選択される1または2個のヘテロ原子を場合により含み、1つまたは複数の−OR基またはハロゲンで場合により置換された直鎖状または分枝状の飽和または不飽和アルキルであり;
YおよびY’は、H、−OH、−R、−OR、−NH、−NHR’、−NR’R’、−NHR”、−C(O)NHR’、−C(O)NR’R’、ハロゲンまたは糖類から独立して選択され;
−Rは、H、直鎖状、環式もしくは分枝状であってよい−C1〜6アルキル、−C芳香族化合物、5もしくは6員複素芳香族環、−C(O)R’、−C(O)H、−C(O)OR’、−C(O)OH、−C(N)NH、−C(N)NR’であり;
−R’は、直鎖状、環式または分枝状であってよいC〜Cアルキルまたはアルケニル基であり;
−R”は、−OHで場合により置換された−C1〜2アルキルである]化合物であって、
(a)前記化合物は、天然でなく;
(b)Zが
【化95】

であるときは、nが0でなく;
(c)前記化合物は、以下の条件:
(i)前記化合物は、精製PP2Aおよび精製MTとともにインキュベートされると、100μM未満のIC50でPP2Aのメチル化をモジュレートすること;
(ii)前記化合物は、精製PP2Aおよび精製MEとともにインキュベートされると、100μM未満のIC50でPP2Aの脱メチル化をモジュレートすること;
(iii)前記化合物は、
精製PP2Aおよび精製MT;ならびに
精製PP2Aおよび精製ME
とともに個別にインキュベートされると、MEアーゼと比較してMTアーゼに対して選択的活性を示すこと;
(iv)前記化合物は、
精製PP2Aおよび精製MT;ならびに
精製PP2Aおよび精製ME
とともに個別にインキュベートされると、MTアーゼと比較してMEアーゼに対して選択的活性を示すこと;および/または
(v)前記化合物が精製PP2A、精製MEおよび精製MTとともにインキュベートされると、PP2Aのメチル化は、前記化合物を用いない同等の条件下で観察されるのと異なるレベルで観察されること
の少なくとも1つが満たされるようにPP2Aのメチル化をモジュレートできることを特徴とする化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
以下の条件:
(a)前記化合物は、単離PP2Aおよび単離非タンパク質PP2A標的とともにMTおよびMEの不在下でインキュベートされると、観察される前記単離非タンパク質標的のリン酸化は、前記化合物を用いない場合に観察されるものと同等であることをさらに特徴とすること;および
(b)前記化合物は、単離PP2Aおよび単離タンパク質PP2A標的とともにMTおよびMEの不在下でインキュベートされると、観察される前記単離タンパク質標的のリン酸化は、前記化合物を用いない場合に観察されるものと同等であることをさらに特徴とすること
の少なくとも1つが満たされる請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Wが、10から25個の炭素を有し、NH、NR’もしくはOから選択される1または2個のヘテロ原子を場合により含み、1つまたは複数の−OR基またはハロゲンで場合により置換された直鎖状または分枝状の飽和アルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
YまたはY’が、独立して、−ORであり、Rが−CHでない、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
N−(1,4−ジメチルペンチル)−5,6−ジメチル−3−ベンゾフランアセトアミド;
N−[2−(6−メトキシ−1H−インドール−3−イル)エチル]−ドデカンアミド;
N−(1,4−ジメチルペンチル)−1H−インドール−3−プロパンアミド;
N−(1,1−ジエチル−2−プロピン−1−イル)−1H−インドール−3−プロパンアミド;
N−(1−メチルヘキシル)−1H−インドール−3−プロパンアミド;
N−(1,1−ジエチル−2−プロピン−1−イル)−1H−インドール−3−アセトアミド;
N−(2−エチルヘキシル)−1H−インドール−3−カルボキサミド;
N−(1,1−ジエチル−2−プロピン−1−イル)−6−エチル−3−ベンゾフランアセトアミド;
N−[2−(5−クロロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−2−エチル−ヘキサンアミド;
N−[2−(5−ヒドロキシ−1H−インドール−3−イル)エチル]−5,8,11,14−エイコサテトラエンアミド;
2−エチル−N−[2−(5−メチル−1H−インドール−3−イル)エチル]−ヘキサンアミド;
1−メチル−N−(5−メチルヘキサン−2−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド;
N−(1,5−ジメチルヘキシル)−6−メトキシ−3−ベンゾフランアセトアミド;
N−(1,5−ジメチルヘキシル)−1H−インドール−3−プロパンアミド;
2−エチル−N−[2−(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)エチル]−ヘキサンアミド;
N−(1,4−ジメチルペンチル)−1H−インドール−3−アセトアミド;
N−[2−(6−メトキシ−1H−インドール−3−イル)エチル]−2−プロピル−ペンタンアミド;
N−(1,5−ジメチルヘキシル)−1H−インドール−3−アセトアミド;
N−[2−(5−クロロ−1H−インドール−3−イル)エチル]−2−プロピル−ペンタンアミド;
6−メトキシ−N−[(1S)−1−メチルヘキシル]−3−ベンゾフランアセトアミド;
N−[2−(5−メチル−1H−インドール−3−イル)エチル]−2−プロピル−ペンタンアミド;
N−(1,1−ジエチル−2−プロピン−1−イル)−6−メトキシ−3−ベンゾフランアセトアミド;
N−ドデシル−α−オキソ−1H−インドール−3−アセトアミド;
N−(1,4−ジメチルペンチル)−6−メトキシ−3−ベンゾフランアセトアミド;
5−ブロモ−N−オクタデシル−α−オキソ−1H−インドール−3−アセトアミド;
N−[3−エチル−2−(4−モルホリニル)ペンチル]−N’−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−尿素;
N−4−ヒドロキシ−N1−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−2−(2−メチルプロピル)−ブタンジアミド;
3−[2−[[2−(1H−インドール−3−イルエチル]アミノ]−2−オキソエチル]−メチル−エステル4−ヘキセン酸;
7−[[[6−(アミノイミノメチル)−1H−インドール−3−イル]カルボニル]アミノ]−1,1−ジメチルエチルエステルヘプタン酸;
7−[[[6−(アミノチオキソメチル)−1H−インドール−3−イル]カルボニル]アミノ]−1,1−ジメチルエチルエステルヘプタン酸;
2−[[2−(1H−インドール−3−イル)アセチル]アミノ]−(2S)−ヘプタン酸;
N−[3−エチル−2−(4−モルホリニル)ペンチル]−1H−インドール−3−プロパンアミド;
N4−ヒドロキシ−N1−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−N1−メチル−2−(2−メチルプロピル)−(2R)−ブタンジアミド;
7−[[[5−(アミノイミノメチル)−1H−インドール−3−イル]カルボニル]アミノ]−1,1−ジメチルエチルエステルヘプタン酸;
および
【化96】

からなる群から選択される化合物でない請求項1または2に記載の化合物。
【請求項6】
式II:
【化97】

の化合物である請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
式III:
【化98】

の化合物である請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
式VI:
【化99】

の化合物である請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
式VII:
【化100】

の化合物である請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
式VIII:
【化101】

の化合物である請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
式IX:
【化102】

の化合物である請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
式Ia:
【化103】

の化合物である請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
式Ib:
【化104】

の化合物である請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
式Ic:
【化105】

の化合物である請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
式Id:
【化106】

の化合物である請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
式Ie:
【化107】

の化合物である請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
式I:
【化108】

[式中、
Zは、
【化109】

【化110】

からなる群から選択され;、
Aは、−(CHまたは−(CBであり、nは、0、1または2であり;
Bは、H、−NHC(=O)ORまたは−C(=O)ORであり;
Xは、NH、NR’、OまたはSであり;
Wは、10から25個の炭素を有し、NH、NR’もしくはOから選択される1または2個のヘテロ原子を場合により含み、1つまたは複数の−OR基またはハロゲンで場合により置換された直鎖状または分枝状の飽和または不飽和アルキルであり;
YおよびY’は、H、−OH、−R、−OR、−NH、−NHR’、−NR’R’、−NHR”、−C(O)NHR’、−C(O)NR’R’、ハロゲンまたは糖類から独立して選択され;
−Rは、H、直鎖状、環式もしくは分枝状であってよい−C1〜6アルキル、−C芳香族化合物、5もしくは6員複素芳香族環、−C(O)R’、−C(O)H、−C(O)OR’、−C(O)OH、−C(N)NH、−C(N)NR’であり;
−R’は、直鎖状、環式または分枝状であってよいC〜Cアルキルまたはアルケニル基であり;
−R”は、−OHで場合により置換された−C1〜2アルキルである]の化合物であって、
(a)前記化合物は天然でないこと;
(b)前記化合物が、以下の条件:
(i)前記化合物は、精製PP2Aおよび精製MTとともにインキュベートされると、100μM未満のIC50でPP2Aのメチル化をモジュレートすること;
(ii)前記化合物は、精製PP2Aおよび精製MEとともにインキュベートされると、100μM未満のIC50でPP2Aの脱メチル化をモジュレートすること;
(iii)前記化合物は、
精製PP2Aおよび精製MT;ならびに
精製PP2Aおよび精製ME
とともに個別にインキュベートされると、MEアーゼと比較してMTアーゼに対して選択的活性を示すこと;
(iv)前記化合物は、
精製PP2Aおよび精製MT;ならびに
精製PP2Aおよび精製ME
とともに個別にインキュベートされると、MTアーゼと比較してMEアーゼに対して選択的活性を示すこと;および/または
(v)前記化合物が精製PP2A、精製MEおよび精製MTとともにインキュベートされると、PP2Aのメチル化は、前記化合物を用いない同等の条件下で観察されるのと異なるレベルで観察されること
の少なくとも1つが満たされるようにPP2Aのメチル化をモジュレートできることを特徴とする化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項18】
以下の条件:
(a)前記化合物は、単離PP2Aおよび単離非タンパク質PP2A標的とともにMTおよびMEの不在下でインキュベートされると、観察される前記単離非タンパク質標的のリン酸化は、前記化合物を用いない場合に観察されるものと同等であることをさらに特徴とすること;および
(b)前記化合物は、単離PP2Aおよび単離タンパク質PP2A標的とともにMTおよびMEの不在下でインキュベートされると、観察される前記単離タンパク質標的のリン酸化は、前記化合物を用いない場合に観察されるものと同等であることをさらに特徴とすること
の少なくとも1つが満たされる請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
式II:
【化111】

の化合物である請求項17に記載の化合物。
【請求項20】
式III:
【化112】

の化合物である請求項17に記載の化合物。
【請求項21】
式VI:
【化113】

の化合物である請求項17に記載の化合物。
【請求項22】
式VII:
【化114】

の化合物である請求項17に記載の化合物。
【請求項23】
式VIII:
【化115】

の化合物である請求項17に記載の化合物。
【請求項24】
式IX:
【化116】

の化合物である請求項17に記載の化合物。
【請求項25】
式Ia:
【化117】

の化合物である請求項17に記載の化合物。
【請求項26】
式Ib:
【化118】

の化合物である請求項17に記載の化合物。
【請求項27】
式Ic:
【化119】

の化合物である請求項17に記載の化合物。
【請求項28】
式Id:
【化120】

の化合物である請求項17に記載の化合物。
【請求項29】
式Ie:
【化121】

の化合物である請求項17に記載の化合物。
【請求項30】
式I:
【化122】

[式中、
Zは、
【化123】

【化124】

からなる群から選択され;、
Aは、−(CHであり、nは、0、1または2であり;
Xは、NH、NR’、OまたはSであり;
Wは、10から25個の炭素を有し、NH、NR’もしくはOから選択される1または2個のヘテロ原子を場合により含み、1つまたは複数の−OR基またはハロゲンで場合により置換された直鎖状または分枝状の飽和または不飽和アルキルであり;
YおよびY’は、H、−OH、−R、−OR、−NH、−NHR’、−NR’R’、−C(O)NHR’、−C(O)NR’R’、ハロゲンまたは糖類から独立して選択され;
Rは、H、直鎖状、環式もしくは分枝状であってよい−C1〜6アルキル、−C芳香族化合物、5もしくは6員複素芳香族環、−C(O)R’、−C(O)H、−C(O)OR’、−C(O)OH、−C(N)NH、−C(N)NR’であり;
R’は、直鎖状、環式または分枝状であってよいC〜Cアルキルまたはアルケニル基である]の単離化合物であって、
(a)Zが
【化125】

であるときは、nは0でなく;
(b)前記化合物は、以下の条件:
(i)前記化合物は、精製PP2Aおよび精製MTとともにインキュベートされると、100μM未満のIC50でPP2Aのメチル化をモジュレートすること;
(ii)前記化合物は、精製PP2Aおよび精製MEとともにインキュベートされると、100μM未満のIC50でPP2Aの脱メチル化をモジュレートすること;
(iii)前記化合物は、
精製PP2Aおよび精製MT;ならびに
精製PP2Aおよび精製ME
とともに個別にインキュベートされると、MEアーゼと比較してMTアーゼに対して選択的活性を示すこと;
(iv)前記化合物は、
精製PP2Aおよび精製MT;ならびに
精製PP2Aおよび精製ME
とともに個別にインキュベートされると、MTアーゼと比較してMEアーゼに対して選択的活性を示すこと;および/または
(v)前記化合物が精製PP2A、精製MEおよび精製MTとともにインキュベートされると、PP2Aのメチル化は、前記化合物を用いない同等の条件下で観察されるのと異なるレベルで観察されること
の少なくとも1つが満たされるようにPP2Aのメチル化をモジュレートできることを特徴とする単離化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項31】
以下の条件:
(a)前記化合物は、単離PP2Aおよび単離非タンパク質PP2A標的とともにMTおよびMEの不在下でインキュベートされると、観察される前記単離非タンパク質標的のリン酸化は、前記化合物を用いない場合に観察されるものと同等であることをさらに特徴とすること;および
(b)前記化合物は、単離PP2Aおよび単離タンパク質PP2A標的とともにMTおよびMEの不在下でインキュベートされると、観察される前記単離タンパク質標的のリン酸化は、前記化合物を用いない場合に観察されるものと同等であることをさらに特徴とすること
の少なくとも1つが満たされる請求項30に記載の化合物。
【請求項32】
Wが、10から25個の炭素を有し、NH、NR’もしくはOから選択される1または2個のヘテロ原子を場合により含み、1つまたは複数の−OR基またはハロゲンで場合により置換された直鎖状または分枝状の飽和アルキルである、請求項30に記載の化合物。
【請求項33】
YまたはY’が、独立して、−ORであり、Rが−CHでない、請求項30に記載の化合物。
【請求項34】
式II:
【化130】

の化合物である請求項30に記載の化合物。
【請求項35】
式III:
【化127】

の化合物である請求項30に記載の化合物。
【請求項36】
式VI:
【化128】

の化合物である請求項30に記載の化合物。
【請求項37】
式VII:
【化129】

の化合物である請求項30に記載の化合物。
【請求項38】
式VIII:
【化130】

の化合物である請求項30に記載の化合物。
【請求項39】
式IX:
【化131】

の化合物である請求項30に記載の化合物。
【請求項40】
式Ia:
【化132】

の化合物である請求項30に記載の化合物。
【請求項41】
式Ib:
【化133】

の化合物である請求項30に記載の化合物。
【請求項42】
式Ic:
【化134】

の化合物である請求項30に記載の化合物。
【請求項43】
式Id:
【化135】

の化合物である請求項30に記載の化合物。
【請求項44】
式Ie:
【化136】

の化合物である請求項30に記載の化合物。
【請求項45】
式I:
【化137】

[式中、
Zは、
【化138】

【化139】

からなる群から選択され;、
Aは、−(CHまたは−(CBであり、nは、0、1または2であり;
Bは、H、−NHC(=O)ORまたは−C(=O)ORであり;
Xは、NH、NR’、OまたはSであり;
Wは、10から25個の炭素を有し、NH、NR’もしくはOから選択される1または2個のヘテロ原子を場合により含み、1つまたは複数の−OR基またはハロゲンで場合により置換された直鎖状または分枝状の飽和または不飽和アルキルであり;
YおよびY’は、H、−OH、−R、−OR、−NH、−NHR’、−NR’R’、−NHR”、−C(O)NHR’、−C(O)NR’R’、ハロゲンまたは糖類から独立して選択され;
−Rは、H、直鎖状、環式もしくは分枝状であってよい−C1〜6アルキル、−C芳香族化合物、5もしくは6員複素芳香族環、−C(O)R’、−C(O)H、−C(O)OR’、−C(O)OH、−C(N)NH、−C(N)NR’であり;
−R’は、直鎖状、環式または分枝状であってよいC〜Cアルキルまたはアルケニル基であり;
−R”は、−OHで場合により置換された−C1〜2アルキルである]化合物であって、
(a)前記化合物は、天然でなく;
(b)Zが
【化140】

であるときは、nが0でない化合物、またはその薬学的に許容される塩。
【請求項46】
Wが、10から25個の炭素を有し、NH、NR’もしくはOから選択される1または2個のヘテロ原子を場合により含み、1つまたは複数の−OR基またはハロゲンで場合により置換された直鎖状または分枝状の飽和アルキルである、請求項45に記載の化合物。
【請求項47】
YまたはY’が、独立して、−ORであり、Rが−CHでない、請求項46に記載の化合物。
【請求項48】
式I:
【化141】

[式中、
Zは、
【化142】

からなる群から選択され;、
Aは、−(CHまたは−(CBであり、nは、0、1または2であり;
Bは、H、−NHC(=O)ORまたは−C(=O)ORであり;
Xは、NH、NR’、OまたはSであり;
Wは、10から25個の炭素を有し、NH、NR’もしくはOから選択される1または2個のヘテロ原子を場合により含み、1つまたは複数の−OR基またはハロゲンで場合により置換された直鎖状または分枝状の飽和または不飽和アルキルであり;
YおよびY’は、H、−OH、−R、−OR、−NH、−NHR’、−NR’R’、−NHR”、−C(O)NHR’、−C(O)NR’R’、ハロゲンまたは糖類から独立して選択され;
−Rは、H、直鎖状、環式もしくは分枝状であってよい−C1〜6アルキル、−C芳香族化合物、5もしくは6員複素芳香族環、−C(O)R’、−C(O)H、−C(O)OR’、−C(O)OH、−C(N)NH、−C(N)NR’であり;
−R’は、直鎖状、環式または分枝状であってよいC〜Cアルキルまたはアルケニル基であり;
−R”は、−OHで場合により置換された−C1〜2アルキルである]化合物であって、
(a)前記化合物は、天然でなく;
(b)Zが
【化143】

であるときは、nが0でない化合物、またはその薬学的に許容される塩を含む組成物。
【請求項49】
Wが、10から25個の炭素を有し、NH、NR’もしくはOから選択される1または2個のヘテロ原子を場合により含み、1つまたは複数の−OR基またはハロゲンで場合により置換された直鎖状または分枝状の飽和アルキルである、請求項48に記載の化合物。
【請求項50】
YまたはY’が、独立して、−ORであり、Rが−CHでない、請求項48に記載の化合物。
【請求項51】
【化144−1】

【化145−1】

【化146−1】

【化147−1】

からなる群から選択される請求項1、17、30および45のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項52】
【化148−1】

からなる群から選択される請求項1、17、30および45のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項53】
式I:
【化149】

[式中、
Zは、
【化150】

からなる群から選択され;、
Aは、−(CHまたは−(CBであり、nは、0、1または2であり;
Bは、H、−NHC(=O)ORまたは−C(=O)ORであり;
Xは、NH、NR’、OまたはSであり;
Wは、10から25個の炭素を有し、NH、NR’もしくはOから選択される1または2個のヘテロ原子を場合により含み、1つまたは複数の−OR基またはハロゲンで場合により置換された直鎖状または分枝状の飽和または不飽和アルキルであり;
YおよびY’は、H、−OH、−R、−OR、−NH、−NHR’、−NR’R’、−NHR”、−C(O)NHR’、−C(O)NR’R’、ハロゲンまたは糖類から独立して選択され;
−Rは、H、直鎖状、環式もしくは分枝状であってよい−C1〜6アルキル、−C芳香族化合物、5もしくは6員複素芳香族環、−C(O)R’、−C(O)H、−C(O)OR’、−C(O)OH、−C(N)NH、−C(N)NR’であり;
−R’は、直鎖状、環式または分枝状であってよいC〜Cアルキルまたはアルケニル基であり;
−R”は、−OHで場合により置換された−C1〜2アルキルである]化合物であって、
(a)前記化合物は、天然でなく;
(b)Zが
【化151】

であるときは、nが0でなく;
(c)前記化合物は、以下の条件:
(i)前記化合物は、精製PP2Aおよび精製MTとともにインキュベートされると、100μM未満のIC50でPP2Aのメチル化をモジュレートすること;
(ii)前記化合物は、精製PP2Aおよび精製MEとともにインキュベートされると、100μM未満のIC50でPP2Aの脱メチル化をモジュレートすること;
(iii)前記化合物は、
精製PP2Aおよび精製MT;ならびに
精製PP2Aおよび精製ME
とともに個別にインキュベートされると、MEアーゼと比較してMTアーゼに対して選択的活性を示すこと;
(iv)前記化合物は、
精製PP2Aおよび精製MT;ならびに
精製PP2Aおよび精製ME
とともに個別にインキュベートされると、MTアーゼと比較してMEアーゼに対して選択的活性を示すこと;および/または
(v)前記化合物が精製PP2A、精製MEおよび精製MTとともにインキュベートされると、PP2Aのメチル化は、前記化合物を用いない同等の条件下で観察されるのと異なるレベルで観察されること
の少なくとも1つが満たされるようにPP2Aのメチル化をモジュレートできることを特徴とする化合物、またはその薬学的に許容される塩を含む組成物。
【請求項54】
以下の条件:
(a)前記化合物は、単離PP2Aおよび単離非タンパク質PP2A標的とともにMTおよびMEの不在下でインキュベートされると、観察される前記単離非タンパク質標的のリン酸化は、前記化合物を用いない場合に観察されるものと同等であることをさらに特徴とすること;および
(b)前記化合物は、単離PP2Aおよび単離タンパク質PP2A標的とともにMTおよびMEの不在下でインキュベートされると、観察される前記単離タンパク質標的のリン酸化は、前記化合物を用いない場合に観察されるものと同等であることをさらに特徴とすること
の少なくとも1つが満たされる請求項53に記載の組成物。
【請求項55】
Wが、10から25個の炭素を有し、NH、NR’もしくはOから選択される1または2個のヘテロ原子を場合により含み、1つまたは複数の−OR基またはハロゲンで場合により置換された直鎖状または分枝状の飽和アルキルである、請求項53に記載の化合物。
【請求項56】
YまたはY’が、独立して、−ORであり、Rが−CHでない、請求項53に記載の化合物。
【請求項57】
前記化合物を生成し、グリーンコーヒー豆、焙煎コーヒー豆、スペントグラウンドコーヒー豆、コーヒーワックス(総称「コーヒー」)、コーヒーチェリー(ベリー)、チョコレート、アシュワガンダ(withania somnifera)(果実)、ナギイガタ(根)、ココナッツ、イチョウ(ginkgo biloba)、バコパモンニエラ(bacopa monniera)、ニオイクロタネソウ(nigella sativa)、セントジョンズワート、アテモヤ(annova atemoya)(種子)およびスコロドカルプスボルネエンシス(scorodocarpus borneesis)(果実)からなる群から選択される植物源の少なくとも1つの成分をさらに含む請求項53に記載の組成物。
【請求項58】
治療、または重症度の軽減を必要とする患者における疾患または障害を治療する、またはその重症度を軽減するための方法であって、請求項1、17、30および45のいずれか一項に記載の化合物または請求項48および53に記載の組成物を前記患者に投与するステップを含む方法。
【請求項59】
前記疾患または障害が異常PP2Aメチル化および/または活性に関連する疾患または障害である、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
前記疾患または障害が、神経障害、神経変性疾患、糖尿病および/または代謝症候群から選択される請求項58に記載の方法。
【請求項61】
前記代謝症候群が、血糖過多症、インシュリン産生の低下、インシュリン分泌の低下およびインシュリン抵抗から選択される請求項60に記載の方法。
【請求項62】
前記神経変性疾患が、タウタンパク異常症である請求項60に記載の方法。
【請求項63】
前記タウタンパク異常症が、アルツハイマー病、ダウン症候群の成人の事例における神経変性、パンチドランカー、ピック病、グアムパーキンソン痴呆症候群、前頭側頭痴呆、皮質基部変性、淡蒼球−橋−黒質(pallido−pontal−nigral)変性進行性核上麻痺および染色体17(FTDP−17)のパーキンソン症候群である、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
前記タウタンパク異常症が、アルツハイマー病である、請求項62に記載の方法。
【請求項65】
前記神経変性疾患が、シヌクレイノパチーである、請求項60に記載の方法。
【請求項66】
前記シヌクレイノパチーが、パーキンソン病、レービー小体による痴呆および多系統萎縮症である、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
前記シヌクレイノパチーが、パーキンソン病である、請求項65に記載の方法。
【請求項68】
糖尿病の治療を必要とする患者に対して、請求項45に記載の化合物または請求項48に記載の医薬組成物の治療有効量を投与するステップを含む糖尿病の治療方法。
【請求項69】
脂肪酸含有量が約20%未満であることを特徴とする、約50μM未満のメチルエステラーゼの阻害(IC50)の活性を有する式(I)の少なくとも1つの脂肪酸化合物および/または抽出物を含む抽出物。
【請求項70】
以下の構造の請求項1、17、30および45のいずれか一項に記載の化合物。
【化152】

【請求項71】
抽出物を調製する方法であって、
コーヒーワックスを含む組成物と溶媒とを接触させるステップと、
前記組成物を前記溶媒の沸騰温度の約20℃以内の温度に加熱して、抽出物を生成するステップと、
前記抽出物を冷却するステップと、
請求項1、17、30および45のいずれか一項に記載の化合物を含む前記抽出物の一部を回収するステップと
を含む方法。
【請求項72】
前記溶媒が、アセトニトリルおよび酢酸エチルから選択される溶媒である請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記抽出物の前記一部と溶媒とを接触させるステップと、
前記抽出物の前記一部を前記溶媒の沸騰温度の約20℃以内の温度に加熱するステップと、
前記抽出物の前記一部を冷却するステップと、
請求項1、17、30および45のいずれか一項に記載の化合物を含む前記抽出部分の一部を回収するステップと
をさらに含む請求項71に記載の方法。
【請求項74】
前記溶媒が、アセトニトリル、ヘキサンおよび石油エーテルから選択される溶媒である請求項73に記載の方法。
【請求項75】
請求項1、17、30および45のいずれか一項に記載の化合物に富む前記抽出物の前記一部のフラクションを単離するステップ
をさらに含む請求項71に記載の方法。
【請求項76】
化合物I−63に富むフラクションを単離する請求項75に記載の方法。
【請求項77】
I−62に富むフラクションを単離する請求項75に記載の方法。
【請求項78】
I−62およびI−63に富むフラクションを単離する請求項75に記載の方法。
【請求項79】
式I:
【化153】

[式中、
Aは、−(CHであり、nは、0、1または2であり;
Xは、NH、NR’、OまたはSであり;
Wは、10から25個の炭素を有し、NH、NR’もしくはOから選択される1または2個のヘテロ原子を場合により含み、1つまたは複数の−OR基またはハロゲンで場合により置換された直鎖状または分枝状の飽和または不飽和アルキルまたはアルケニルであり;
Yは、H、−OH、−R、−OR、−NH、−NHR’、−NR’R’、−C(O)NHR’、−C(O)NR’R’、ハロゲンまたは糖類から選択され;
Rは、H、直鎖状、環式または分枝状であってよい−C1〜6アルキル、−C芳香族、5または6員複素芳香族環、−C(O)R’、−C(O)H、−C(O)OR’、−C(O)OH、−C(N)NH、−C(N)NR’であり;
R’は、直鎖状、環式または分枝状であってよいC〜Cアルキルまたはアルケニル基である]の化合物、またはその薬学的に許容される塩を調製するための方法であって、
式:
【化154】

の化合物と、
式B:
【化155】

の適切な酸とをカップリングさせて、式Iの化合物を形成するステップを含む方法。
【請求項80】
Yが−OHであり、XがNHである請求項79に記載の方法。
【請求項81】
前記ステップが、カップリング剤を添加するステップをさらに含む請求項79に記載の方法。
【請求項82】
前記カップリング剤が、HATU、PyBopおよびDCCから選択される請求項81に記載の方法。
【請求項83】
式B
【化156】

の酸と、好適な試薬とを接触させて酸ハロゲン化物を形成するステップをさらに含む請求項79に記載の方法。
【請求項84】
前記好適な試薬が、塩化チオニル、ヨウ化チオニルまたは塩化オキサリルである請求項83に記載の方法。
【請求項85】
Wが、
【化157】

である請求項83に記載の方法。
【請求項86】
pが17である請求項85に記載の方法。
【請求項87】
カップリングのステップが好適な塩基の存在下で実施される請求項79に記載の方法。
【請求項88】
式Iの前記化合物がI−63、またはその薬学的に許容される塩もしくはプロドラッグである請求項79に記載の方法。
【請求項89】
前記ステップが−12℃から約90℃の範囲の温度で実施される請求項79に記載の方法。
【請求項90】
前記ステップが約0℃から約60℃の範囲の温度で実施される請求項89に記載の方法。
【請求項91】
前記ステップが約16℃から約28℃で実施される請求項90に記載の方法。
【請求項92】
前記pHが約7.5から約10の範囲である請求項79に記載の方法。
【請求項93】
前記pHが約8.5から約9.5の範囲である請求項92に記載の方法。
【請求項94】
前記pHが約9である請求項93に記載の方法。
【請求項95】
約0.5%から約3.0%(重量%)の量の請求項1、17、30および45のいずれか一項に記載の化合物と、
約20%から約30%(重量%)の量のTween 80と、
約20%から約30%(重量%)の量のPEG−400と、
約40%から約43%(重量%)の量のPBSとを含み、
pHが約4.0から約9.0である組成物。
【請求項96】
約0.5%から約3.0%(重量%)の量の請求項1、17、30および45のいずれか一項に化合物と、
約0.01%から約1%(重量%)の量のオレイン酸エチルと、
約0.01%から約7%(重量%)の量のソルトール−HS15と、
約0.01%から約5%(重量%)の量のSDA−3Aアルコールと、
約0.01%から約7%(重量%)の量のイソプロパノールと、
約20%から約30%(重量%)の量のTween80と、
約20%から約30%(重量%)の量のPEG−400と、
約40%から約43%(重量%)の量のPBSとを含み、
pHが約4.0から約9.0である組成物。
【請求項97】
(a)式Iの複数の化合物を準備するステップ、
(b)前記複数の化合物の少なくとも1つの化合物のPP2A活性に対する効果を評価するステップ、および/または
(c)少なくとも1つの化合物がPP2A活性をモジュレートすることを確認するステップ
を含む方法。
【請求項98】
前記組成物が、化合物I−62、化合物I−63または化合物I−62および化合物I−63の混合物に富む、請求項30に記載の組成物。
【請求項99】
式I:
【化158】

[式中、
Zは、
【化159】

からなる群から選択され;、
Aは、−(CHまたは−(CBであり、nは、0、1または2であり;
Bは、H、−NHC(=O)ORまたは−C(=O)ORであり;
Xは、NH、NR’、OまたはSであり;
Wは、10から25個の炭素を有し、NH、NR’もしくはOから選択される1または2個のヘテロ原子を場合により含み、1つまたは複数の−OR基またはハロゲンで場合により置換された直鎖状または分枝状の飽和または不飽和アルキルであり;
YおよびY’は、H、−OH、−R、−OR、−NH、−NHR’、−NR’R’、−NHR”、−C(O)NHR’、−C(O)NR’R’、ハロゲンまたは糖類から独立して選択され;
−Rは、H、直鎖状、環式もしくは分枝状であってよい−C1〜6アルキル、−C芳香族化合物、5もしくは6員複素芳香族環、−C(O)R’、−C(O)H、−C(O)OR’、−C(O)OH、−C(N)NH、−C(N)NR’であり;
−R’は、直鎖状、環式または分枝状であってよいC〜Cアルキルまたはアルケニル基であり;
−R”は、−OHで場合により置換された−C1〜2アルキルである]化合物であって、
前記化合物は、以下の条件:
(i)前記化合物は、精製PP2Aおよび精製MTとともにインキュベートされると、100μM未満のIC50でPP2Aのメチル化をモジュレートすること;
(ii)前記化合物は、精製PP2Aおよび精製MEとともにインキュベートされると、100μM未満のIC50でPP2Aの脱メチル化をモジュレートすること;
(iii)前記化合物は、
精製PP2Aおよび精製MT;ならびに
精製PP2Aおよび精製ME
とともに個別にインキュベートされると、MEアーゼと比較してMTアーゼに対して選択的活性を示すこと;
(iv)前記化合物は、
精製PP2Aおよび精製MT;ならびに
精製PP2Aおよび精製ME
とともに個別にインキュベートされると、MTアーゼと比較してMEアーゼに対して選択的活性を示すこと;および/または
(v)前記化合物が精製PP2A、精製MEおよび精製MTとともにインキュベートされると、PP2Aのメチル化は、前記化合物を用いない同等の条件下で観察されるのと異なるレベルで観察されること
の少なくとも1つが満たされるようにPP2Aのメチル化をモジュレートできることを特徴とする単離された化合物、またはその薬学的に許容される塩を含む、組成物。
【請求項100】
請求項99に記載の組成物であって、該組成物は前記化合物を生産する植物源の少なくとも1つの成分をさらに含み、ここで該植物源は、グリーンコーヒー豆、焙煎コーヒー豆、スペントグラウンドコーヒー豆、コーヒーワックス(総称「コーヒー」)、コーヒーチェリー(ベリー)、チョコレート、アシュワガンダ(withania somnifera)(果実)、ナギイガタ(根)、ココナッツ、イチョウ(ginkgo biloba)、バコパモンニエラ(bacopa monniera)、ニオイクロタネソウ(nigella sativa)、セントジョンズワート、アテモヤ(annova atemoya)(種子)およびスコロドカルプスボルネエンシス(scorodocarpus borneesis)(果実)からなる群から選択される、請求項99に記載の組成物。
【請求項101】
前記組成物が、化合物I−62、化合物I−63または化合物I−62および化合物I−63の混合物に富む、請求項99および100のいずれか一項に記載の組成物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公表番号】特表2011−518196(P2011−518196A)
【公表日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−505265(P2011−505265)
【出願日】平成21年4月21日(2009.4.21)
【国際出願番号】PCT/US2009/041321
【国際公開番号】WO2009/132051
【国際公開日】平成21年10月29日(2009.10.29)
【出願人】(510152998)シグナム バイオサイエンシーズ, インコーポレイテッド (6)
【Fターム(参考)】