説明

反転式包袋アンローダおよびそれを用いた包袋搬送方法

【課題】 変形し易い包袋であっても、損傷させることなく確実に移送することができ、しかも、単位時間当たりの移送量を増加させることができる包袋の反転式包袋アンローダおよびそれを用いた包袋搬送方法を提供すること。
【解決手段】 複数個の包袋Pを整列状態に面状に載置せるバッチトレー1を載置して所定位置にまで搬送するトレー搬送コンベア手段2と;バッチトレー1を前後からクランプして上方へリフトせしめるトレークランプ機構部3と;多数の送りローラ41・41…が所定の平行間隔で配設され、かつ、これら各々の送りローラ41と41との間には抑えバー42が出没可能に配設されたローラコンベア手段4と;前記トレークランプ機構部3とローラコンベア手段4とを少なくとも一面に備えたベース部材5と;このベース部材5を転回せしめる転回機構部6と;前記ローラコンベア手段4の送りローラ41・41…を一斉に駆動せしめる駆動モータ7とを包含して構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、包袋の搬送装置の改良、更に詳しくは、変形し易い包袋であっても、損傷させることなく確実に移送することができ、しかも、単位時間当たりの移送量を増加させることにより、作業効率の向上、延いては、コスト削減にも寄与することができる反転式包袋アンローダおよびそれを用いた包袋搬送方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
周知のとおり、最近では、製造ライン工場における作業はオートメーション化されており、複数の処理工程を機械により自動的に行っているけれども、例えば、食品加工場においては、レトルトパウチのような変形し易い包袋を移送するには、形態が不安定であるがゆえに、通常のベルトコンベアでは取り扱いが困難であったため、従来、真空吸引によって包袋を持ち上げる装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、かかる吸引式の装置は、吸気の具合によって上手く持ち上げることができなかったり、また、誤って包袋を落下させて損傷しまうという問題があった。
【特許文献1】実開昭57−92608号公報 (第1頁、第1図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、従来の移送装置に上記課題があったことに鑑みて為されたものであり、変形し易い包袋であっても、損傷させることなく確実に移送することができ、しかも、単位時間当たりの移送量を増加させることにより、作業効率の向上、延いては、コスト削減にも寄与することができる包袋の反転式包袋アンローダおよびそれを用いた包袋搬送方法を提供することを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
【0006】
即ち、本発明は、複数個の包袋Pを整列状態に面状に載置せるバッチトレー1・1…と;これらバッチトレー1を載置して所定位置にまで搬送するトレー搬送コンベア手段2と;このトレー搬送コンベア手段2に配設されて前記包袋P・P…を載置したバッチトレー1を前後からクランプして上方へリフトせしめるトレークランプ機構部3と;多数の送りローラ41・41…が所定の平行間隔で配設され、かつ、これら各々の送りローラ41と41との間には抑えバー42が出没可能に配設されて、これら抑えバー42が突出動することによって前記トレークランプ機構部3でバッチトレー1と共にリフトされてくる包袋P・P…を当該トレーとの間に挟着せしめるローラコンベア手段4と;前記トレークランプ機構部3とローラコンベア手段4とを少なくとも一面に備えたベース部材5と;このベース部材5を転回して、これら包袋Pをバッチトレー1との間に挟着したローラコンベア手段4を上下に反転させて、かつ、バッチトレー1を上側へ移行せしめる転回機構部6と;このバッチトレー1が前記トレークランプ機構部3により分離されたとき前記ローラコンベア手段4の送りローラ41・41…を一斉に駆動させて当該送りローラ上の包袋P・P…を所定方向へ搬出せしめる駆動モータ7とを包含して構成するという技術的手段を採用することによって、反転式包袋アンローダを完成させた。
【0007】
また、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、ベース部材5におけるローラコンベア手段4の配設面を略水平に停止可能にするという技術的手段を採用した。
【0008】
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、ベース部材5の表裏面それぞれにトレークランプ機構部3およびローラコンベア手段4を設置するという技術的手段を採用した。
【0009】
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、トレークランプ機構部3の伸縮動作によりバッチトレー1をベース部材5のローラコンベア手段4方向に付勢し、かつ、トレー搬送コンベア手段2から持ち上げ可能にするという技術的手段を採用した。
【0010】
また、本発明は、複数個の包袋Pを整列状態に面状に載置せるバッチトレー1をトレー搬送コンベア手段2に載置して所定位置にまで搬送し、こうしてトレー搬送コンベア手段2に配設されて前記包袋P・P…を載置したバッチトレー1を、トレークランプ機構部3によって前後からクランプして上方へリフトせしめ、
次いで、ローラコンベア手段4に多数の送りローラ41・41…を所定の平行間隔で配設し、かつ、これら各々の送りローラ41と41との間に抑えバー42を出没可能に配設する一方、これら抑えバー42を突出動することによって前記トレークランプ機構部3でバッチトレー1と共にリフトされてくる包袋P・P…を当該トレーとの間に挟着せしめ、
然る後、転回機構部6によって、前記トレークランプ機構部3とローラコンベア手段4とを少なくとも一面に備えたベース部材5を転回して、これら包袋Pをバッチトレー1との間に挟着したローラコンベア手段4を上下に反転させて、かつ、バッチトレー1を上側へ移行せしめ、
このバッチトレー1を前記トレークランプ機構部3により分離し、前記ローラコンベア手段4の送りローラ41・41…を駆動モータ7によって一斉に駆動させて当該送りローラ上の包袋P・P…を所定方向へ搬出せしめるという技術的手段を採用することによって、反転式包袋アンローダを用いた包袋搬送方法を完成させた。
【0011】
また、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、転回機構部6によって、ベース部材5におけるローラコンベア手段4の配設面を略水平に停止させるという技術的手段を採用した。
【0012】
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、ベース部材5の表裏面それぞれにトレークランプ機構部3およびローラコンベア手段4を配設し、転回機構部6により、当該ベース部材5を回転軸61を対称にして下面と上面とを交互に反転せしめるという技術的手段を採用した。
【0013】
更にまた、本発明は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、トレークランプ機構部3を伸縮動作してバッチトレー1をベース部材5のローラコンベア手段4方向に付勢し、トレー搬送コンベア手段2から持ち上げるという技術的手段を採用することができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明にあっては、多数の送りローラを所定の平行間隔で配設し、かつ、これら各々の送りローラとの間には抑えバーを出没可能に配設して、これら抑えバーを突出動させることにより前記トレークランプ機構部でバッチトレーと共にリフトされてくる包袋を当該トレーとの間に挟着せしめることができるように構成したことによって、変形し易い包袋であっても、損傷させることなく確実に移送することができ、しかも、単位時間当たりの移送量を増加させることにより、作業効率の向上、延いては、コスト削減にも寄与することができることから、産業上における利用価値は頗る高いと云える。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明の実施形態を具体的に図示した図面に基いて更に詳細に説明すると次のとおりである。
【0016】
図中、符号1で指示するものはバッチトレーであり、このバッチトレー1は、複数個の包袋Pを整列状態に面状に載置可能な板状体である。
【0017】
また、符号2で指示するものはトレー搬送コンベア手段であり、このトレー搬送コンベア手段2によって、前記バッチトレー1を載置して所定位置(後述するローラコンベア4対向面)にまで搬送することができ、本実施形態では、公知のチェーンコンベアを採用する。
【0018】
更にまた、符号3で指示するものはトレークランプ機構部であり、このトレークランプ機構部3は、対向する掛止ツメ部材によって、前記バッチトレー1を前後からクランプして上方へリフトせしめることができる。
【0019】
更にまた、符号4で指示するものはローラコンベア手段であり、このローラコンベア手段4は、多数の送りローラ41・41…が所定の平行間隔で配設され、かつ、これら各々の送りローラ41と41との間には抑えバー42が出没可能に配設されている。
【0020】
本実施形態では、抑えバー42として、スポンジ体や軟質ゴム体、ウレタン材などを採用することができ、包袋Pのズレおよび損傷を防止することができる。
【0021】
更にまた、符号5で指示するものはベース部材であり、このベース部材5の少なくとも一面には、前記トレークランプ機構部3とローラコンベア手段4とを備えている。
【0022】
更にまた、符号6で指示するものは転回機構部であり、この転回機構部6は、前記ベース部材5を転回して、これら包袋Pをバッチトレー1との間に挟着したローラコンベア手段4を上下に反転させて、かつ、バッチトレー1を上側へ移行せしめることができ、本実施形態では、公知のサーボモータを採用する。
【0023】
更にまた、符号7で指示するものは駆動モータであり、この駆動モータ7は、前記ローラコンベア手段4の送りローラ41・41…を一斉に駆動させて当該送りローラ上の包袋P・P…を所定方向へ搬出せしめるものである。
【実施例】
【0024】
本発明における、反転式包袋アンローダを用いた包袋搬送方法の実施例を図1から図8に基いて以下に説明する。まず、複数個の包袋Pを整列状態に面状に載置せるバッチトレー1をトレー搬送コンベア手段2に載置して(図1参照)、所定位置(ベース部材5における下向きのローラコンベア4の対向面)にまで搬送する(図2参照)。
【0025】
こうしてトレー搬送コンベア手段2に配設されて前記包袋P・P…を載置したバッチトレー1を、トレークランプ機構部3によって前後からクランプして上方へリフトせしめる(図3参照)。
【0026】
次に、ローラコンベア手段4に多数の送りローラ41・41…を所定の平行間隔で配設し、かつ、これら各々の送りローラ41と41との間に抑えバー42を出没可能に配設する一方、これら抑えバー42を突出動することによって前記トレークランプ機構部3でバッチトレー1と共にリフトされてくる包袋P・P…を当該トレーとの間に挟着する(図4参照)。
【0027】
この際、トレークランプ機構部3を伸縮動作してバッチトレー1をトレー搬送コンベア手段2から持ち上げるとともに、加えて、ベース部材5のローラコンベア手段4方向に付勢できるように構成することによって、包袋Pを確実に挟持することができる。
【0028】
この際、バッチトレー1を搬送してきたトレー搬送コンベア手段2をローラコンベア手段4の傍らに退避させることにより、このローラコンベア手段4の作動時の干渉を防止することができる。
【0029】
また、本実施例では、転回機構部6によって、ベース部材5におけるローラコンベア手段4の配設面を略水平に停止させることによって、包袋Pがズレたりせず、安定載置することができる。
【0030】
然る後、転回機構部6によって、前記トレークランプ機構部3とローラコンベア手段4とを少なくとも一面に備えたベース部材5を転回して、これら包袋Pをバッチトレー1との間に挟着したローラコンベア手段4を上下に反転させて、かつ、バッチトレー1を上側へ移行せしめる(図5および6参照)。
【0031】
そうして、このバッチトレー1を前記トレークランプ機構部3により分離し、前記ローラコンベア手段4の送りローラ41・41…を駆動モータ7によって一斉に駆動させて当該送りローラ上の包袋P・P…を所定方向へ搬出する(図7参照)。
【0032】
この際、この上向きに反転されたローラコンベア手段4の上向き載置面において、送りローラ41の移送沿路に沿って配設した取出コンベア8により、送りローラ41上に載置した前記包袋Pを受継して搬送することができ、必要に応じて、送りローラ41の回転による包袋Pの移送進行方向と取出コンベア8の移送方向とは同方向であるので、これらの移動速度を等しくして相対速度差をなくすことによって、包袋Pを引っ掛けることなくスムースに取り出すことも可能である(図8参照)。
【0033】
なお、本実施例では、図9に示すように、ベース部材5の表裏面それぞれにトレークランプ機構部3およびローラコンベア手段4を配設し、転回機構部6により、当該ベース部材5を回転軸61を対称にして下面と上面とを交互に反転せしめることができ、2倍の量の包袋Pの処理ができるように構成することも可能である。
【0034】
本発明は、概ね上記のように構成されるが、本発明は図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、ローラコンベア手段4の抑えバー42は、包袋Pを緩衝的に抑え付けるものであれば、スポンジ体や軟質ゴム体、ウレタン材などに限らず、他のプラスチック材料や発泡材料などを採用することもできる。
【0035】
また、ローラコンベア手段4の送りローラ41およびトレー搬送コンベア手段2の取り付け方向などのレイアウトを変更することによって、包袋Pの移送方向を適宜変更することも可能であり、更にまた、ベース部材5に、トレークランプ機構部3およびローラコンベア手段4を4面に配設して、転回機構部6を90°ごとに反転させて、4倍の量の包袋Pの処理ができるように構成することも可能であり、これら何れのものも本発明の技術的範囲に属する。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の実施例の装置の搬送方法を表わす概略説明斜視図である。
【図2】本発明の実施例の装置の搬送方法を表わす概略説明斜視図である。
【図3】本発明の実施例の装置の搬送方法を表わす概略説明斜視図である。
【図4】本発明の実施例の装置の搬送方法を表わす概略説明正面図である。
【図5】本発明の実施例の装置の搬送方法を表わす概略説明斜視図である。
【図6】本発明の実施例の装置の搬送方法を表わす概略説明正面図である。
【図7】本発明の実施例の装置の搬送方法を表わす概略説明斜視図である。
【図8】本発明の実施例の装置の搬送方法を表わす概略説明正面図である。
【図9】本発明の実施変形例の装置を表わす概略説明正面図である。
【符号の説明】
【0037】
1 バッチトレー
2 トレー搬送コンベア手段
3 トレークランプ機構部
4 ローラコンベア手段
41 送りローラ
42 抑えバー
5 ベース部材
6 転回機構部
61 回転軸
7 駆動モータ
8 取出コンベア
P 包袋

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数個の包袋Pを整列状態に面状に載置せるバッチトレー1・1…と;これらバッチトレー1を載置して所定位置にまで搬送するトレー搬送コンベア手段2と;このトレー搬送コンベア手段2に配設されて前記包袋P・P…を載置したバッチトレー1を前後からクランプして上方へリフトせしめるトレークランプ機構部3と;多数の送りローラ41・41…が所定の平行間隔で配設され、かつ、これら各々の送りローラ41と41との間には抑えバー42が出没可能に配設されて、これら抑えバー42が突出動することによって前記トレークランプ機構部3でバッチトレー1と共にリフトされてくる包袋P・P…を当該トレーとの間に挟着せしめるローラコンベア手段4と;前記トレークランプ機構部3とローラコンベア手段4とを少なくとも一面に備えたベース部材5と;このベース部材5を転回して、これら包袋Pをバッチトレー1との間に挟着したローラコンベア手段4を上下に反転させて、かつ、バッチトレー1を上側へ移行せしめる転回機構部6と;このバッチトレー1が前記トレークランプ機構部3により分離されたとき前記ローラコンベア手段4の送りローラ41・41…を一斉に駆動させて当該送りローラ上の包袋P・P…を所定方向へ搬出せしめる駆動モータ7とを包含して構成されることを特徴とする反転式包袋アンローダ。
【請求項2】
ベース部材5におけるローラコンベア手段4の配設面が略水平に停止可能であることを特徴とする請求項1記載の反転式包袋アンローダ。
【請求項3】
トレークランプ機構部3の伸縮動作によりバッチトレー1がベース部材5のローラコンベア手段4方向に付勢され、かつ、トレー搬送コンベア手段2から持ち上げ可能であることを特徴とする請求項1または2記載の反転式包袋アンローダ。
【請求項4】
ベース部材5の表裏面それぞれにトレークランプ機構部3およびローラコンベア手段4が設置されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の反転式包袋アンローダ。
【請求項5】
複数個の包袋Pを整列状態に面状に載置せるバッチトレー1をトレー搬送コンベア手段2に載置して所定位置にまで搬送し、こうしてトレー搬送コンベア手段2に配設されて前記包袋P・P…を載置したバッチトレー1を、トレークランプ機構部3によって前後からクランプして上方へリフトせしめ、
次いで、ローラコンベア手段4に多数の送りローラ41・41…を所定の平行間隔で配設し、かつ、これら各々の送りローラ41と41との間に抑えバー42を出没可能に配設する一方、これら抑えバー42を突出動することによって前記トレークランプ機構部3でバッチトレー1と共にリフトされてくる包袋P・P…を当該トレーとの間に挟着せしめ、
然る後、転回機構部6によって、前記トレークランプ機構部3とローラコンベア手段4とを少なくとも一面に備えたベース部材5を転回して、これら包袋Pをバッチトレー1との間に挟着したローラコンベア手段4を上下に反転させて、かつ、バッチトレー1を上側へ移行せしめ、
このバッチトレー1を前記トレークランプ機構部3により分離し、前記ローラコンベア手段4の送りローラ41・41…を駆動モータ7によって一斉に駆動させて当該送りローラ上の包袋P・P…を所定方向へ搬出せしめることを特徴とする反転式包袋アンローダを用いた包袋搬送方法。
【請求項6】
転回機構部6によって、ベース部材5におけるローラコンベア手段4の配設面を略水平に停止させることを特徴とする請求項5記載の反転式包袋アンローダを用いた包袋搬送方法。
【請求項7】
トレークランプ機構部3を伸縮動作してバッチトレー1をベース部材5のローラコンベア手段4方向に付勢し、トレー搬送コンベア手段2から持ち上げることを特徴とする請求項5または6記載の反転式包袋アンローダを用いた包袋搬送方法。
【請求項8】
ベース部材5の表裏面それぞれにトレークランプ機構部3およびローラコンベア手段4を配設し、転回機構部6により、当該ベース部材5を回転軸61を対称にして下面と上面とを交互に反転せしめることを特徴とする請求項5〜7の何れか一つに記載の反転式包袋アンローダを用いた包袋搬送方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−168863(P2006−168863A)
【公開日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−360781(P2004−360781)
【出願日】平成16年12月14日(2004.12.14)
【出願人】(304042836)株式会社ルネッサ (2)
【Fターム(参考)】