説明

建設機械の油圧駆動装置

【課題】油圧ポンプの急激な駆動負荷の発生を未然に抑止して、エンジンの回転数低下を防止する。
【解決手段】エンジン12で駆動する油圧ポンプ14と、該油圧ポンプ14からの吐出油が供給される油圧シリンダ16とを含む油圧駆動回路を有し、複数又は単数の油圧アクチュエータである油圧シリンダ16の少なくとも1つにストロークセンサ21を取り付ける。このストロークセンサ21は、油圧ポンプ14を駆動制御するコントローラ25に接続する。そして、該コントローラ25により、油圧シリンダ16がストロークエンド近傍に到達したときに、該油圧シリンダ16の作動を維持できる範囲内で、油圧ポンプ14の駆動負荷に関連する吸収トルク等の状態量が減少するように制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は建設機械の油圧駆動装置に関するものであり、特に、エンジンで油圧ポンプを回転駆動すると共に、該油圧ポンプから油圧シリンダに圧油を供給して駆動する建設機械の油圧駆動装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、此種油圧ショベル等の建設機械は、下部走行体上に上部旋回体が旋回可能に装架されていると共に、該上部旋回体の前部にブームが俯仰動可能に連結されている。又、該ブームの先端部にア−ムが上下回動可能に枢着され、該ア−ムの先端部にバケットが揺動可能に取り付けられている。そして、前記ブーム、ア−ム及びバケットは夫々、油圧アクチュエータとしての駆動用の各油圧シリンダにより駆動される。
【0003】
又、上部旋回体にはエンジンが搭載されていると共に、該エンジンの出力軸に可変容量型の油圧ポンプが連結されている。そして、該油圧ポンプは流量制御弁を介して上記油圧シリンダに圧油を供給することにより、該油圧シリンダを駆動するように構成されている。
【0004】
更に、前記エンジンの負荷を安定させるために、油圧ポンプの吐出ラインの最下流側(油タンク側)にネガコン絞りを設け、該ネガコン絞り上流側のネガコン圧を負帰還させて油圧ポンプを負帰還制御する方式が採用されている(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平6−117410公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の油圧駆動装置では、油圧シリンダがストロークエンドに到達すると、駆動負荷が急激に発生し、この時、上記油圧ポンプの圧力上昇等に基づいて駆動負荷を検出し、これに応答して該油圧ポンプの駆動負荷を低減させるべく制御している。
【0006】
しかし、このポンプ負荷低減方式によれば、油圧シリンダに駆動負荷が作用した状態で駆動負荷を検出し、その後に、油圧ポンプの駆動負荷を事後的に低減させているので、ポンプ負荷低減の対応が遅延する。その結果、油圧ポンプの駆動源であるエンジンの回転数が急激に低下するという問題があった。
【0007】
そこで、油圧ポンプの急激な駆動負荷の発生を未然に抑止して、エンジンの回転数低下を防止するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、エンジンと、該エンジンにより駆動される油圧ポンプと、該油圧ポンプから吐出された圧油が供給される油圧シリンダとを備えた建設機械の油圧駆動装置において、前記油圧シリンダにストロークセンサを取り付けると共に、該ストロークセンサをコントローラに接続し、該コントローラは、前記油圧シリンダがストロークエンド近傍に到達したときに、該油圧シリンダの作動を維持できる範囲内において、前記油圧ポンプの駆動負荷に関連する状態量が減少するように制御することを特徴とする建設機械の油圧駆動装置を提供する。
【0009】
この構成によれば、油圧シリンダがストロークエンド近傍に到達すると、油圧ポンプの駆動負荷に関連する状態量(以下、「ポンプ負荷状態量」という。)が所定値、即ち、油圧シリンダの作動を維持できる範囲内における所定値まで減少する。従って、油圧ポンプに駆動負荷が急激に作用する前に、油圧シリンダを停止させることなく前記駆動負荷が減少する。
【0010】
請求項2記載の発明は、上記油圧ポンプの駆動負荷に関連する状態量が、該油圧ポンプの吸収トルクであることを特徴とする請求項1記載の建設機械の油圧駆動装置を提供する。
【0011】
この構成によれば、ポンプ負荷状態量が油圧ポンプの吸収トルクであるので、該油圧ポンプに吸収トルク制御手段を接続することで、油圧ポンプの吸収トルクが速やかに低減制御される。
【0012】
請求項3記載の発明は、上記油圧ポンプの駆動負荷に関連する状態量が、該油圧ポンプから吐出される圧油の流量であることを特徴とする請求項1記載の建設機械の油圧駆動装置を提供する。
【0013】
この構成によれば、ポンプ負荷状態量が、油圧ポンプから吐出される圧油の流量であるので、該油圧ポンプに吐出流量制御手段を接続することで、前記圧油の流量が速やかに低減制御される。
【0014】
請求項4記載の発明は、上記油圧ポンプの駆動負荷に関連する状態量が、該油圧ポンプから吐出される圧油の圧力であることを特徴とする請求項1記載の建設機械の油圧駆動装置を提供する。
【0015】
この構成によれば、ポンプ負荷状態量が、油圧ポンプから吐出される圧油の圧力であるので、該油圧ポンプに吐出圧制御手段を接続することで、前記圧油の圧力が速やかに低減制御される。
【発明の効果】
【0016】
請求項1記載の発明は、油圧ポンプに作用する急激な駆動負荷が未然に抑止できるので、該駆動負荷に起因するエンジンの回転数低下を確実に防止することができる。
【0017】
請求項2記載の発明は、ポンプ負荷状態量としての油圧ポンプの吸収トルクは容易、かつ、迅速に減少させることができるので、請求項1記載の発明の効果に加えて、ポンプ負荷状態量の減少制御を精度良く行うことができる。
【0018】
請求項3記載の発明は、ポンプ負荷状態量としての油圧ポンプの吐出流量は容易、かつ、迅速に減少させることができるので、請求項1記載の発明の効果に加えて、ポンプ負荷状態量の減少制御を精度良く行うことができる。
【0019】
請求項4記載の発明は、ポンプ負荷状態量としての油圧ポンプからの吐出圧は容易、かつ、迅速に減少させることができるので、請求項1記載の発明の効果に加えて、ポンプ負荷状態量の減少制御を精度良く行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
本発明は、油圧ポンプの急激な駆動負荷の発生を未然に抑止して、エンジンの回転数低下を防止するという目的を達成するため、エンジンと、該エンジンにより駆動される油圧ポンプと、該油圧ポンプから吐出された圧油が供給される油圧シリンダとを備えた建設機械の油圧駆動装置において、前記油圧シリンダにストロークセンサを取り付けると共に、該ストロークセンサをコントローラに接続し、該コントローラは、前記油圧シリンダがストロークエンド近傍に到達したときに、該油圧シリンダの作動を維持できる範囲内において、前記油圧ポンプの駆動負荷に関連する状態量が減少するように制御することにより実現した。
【実施例】
【0021】
以下、本発明の好適な一実施例を図1乃至図6に基づいて説明する。図1は、本実施例に係る建設機械としての油圧ショベル1を示す。同図において、下部走行体2上には上部旋回体3が旋回可能に装架され、該上部旋回体3の前方一側部にブーム4が俯仰動可能に連結されている。又、ブーム4の先端部にア−ム5が上下回動可能に枢着されていると共に、該ア−ム5の先端部にバケット6が揺動可能に取り付けられている。
【0022】
前記ブーム4、ア−ム5及びバケット6はブームシリンダ7、ア−ムシリンダ8及びバケットシリンダ9により夫々駆動される。又、前記上部旋回体3の前方他側部にはキャブ10が搭載され、該キャブ10の後方に設けたエンジン室11内にエンジン12等の装置機器が配置されている。
【0023】
図2は、本発明に係る油圧駆動装置の油圧駆動回路図を示す。本発明は、油圧駆動回路に設けた油圧アクチュエータとして、1又は2以上の油圧シリンダ(例えば、ブームシリンダ7又はアームシリンダ8等)を含むものであれば全て適用可能である。尚、説明の都合上、図2の構成例では油圧シリンダを1つだけ図示し、他の複数の油圧アクチュエータの図示を省略しているが、該油圧アクチュエータとしては油圧シリンダの外に油圧モータ等を設けることもできる。
【0024】
図2において、エンジン12の出力軸にはメイン油圧ポンプ13及びパイロット油圧ポンプ14が連結され、前記メイン油圧ポンプ13としては、斜板形可変容量型のポンプが採用されている。そして、メイン油圧ポンプ13の吐出ライン15には油圧アクチュエータとしての油圧シリンダ16が接続されていると共に、該吐出ライン15の途中に6ポート3位置切り換え型の流量制御弁(方向切換弁)17が設けられている。又、流量制御弁17は操作レバー18に連動するリモコン弁19を介して作動される。
【0025】
本実施例では、前記流量制御弁17を中立位置から伸び位置(イ)又は縮み位置(ロ)に切り換えることにより、メイン油圧ポンプ13から油圧シリンダ16のボトム側油室20B又はトップ側油室20Tに供給され、これに応じて油圧シリンダ16が伸長又は収縮するように構成されている。
【0026】
又、油圧シリンダ16のトップ側油室20Tにはストロークセンサ21が取り付けられ、該ストロークセンサ21は油圧シリンダ16のピストンストロークの変位量を検出して、その信号をコントローラとしての制御装置22に送信する。
【0027】
前記制御装置22は、主としてマイクロコンピュータから成り、図3に例示するように、信号入力部22A、記憶部22B、演算部22C、ポンプ状態量制御部22D及び信号出力部22E等により構成されている。そして、ポンプ状態量制御部22Dは、ストロークセンサ21から送信される検出信号に基づいて、メイン油圧ポンプ13の駆動負荷に関連する吸収トルク等の状態量(ポンプ負荷状態量)を制御する。
【0028】
例えば、前記油圧シリンダ16がストロークエンド近傍に達した時、即ち、ピストンストロークの変位量が最大値又は最小値に接近した時に、制御装置22は、ポンプ負荷状態量を所定値Sまで減少するように制御する。ここに、所定値Sとは、油圧シリンダ16が作動し得る範囲内で予め設定された一定値であって、メイン油圧ポンプ13の駆動負荷を有効に低減できるポンプ負荷状態量に対応する値である。
【0029】
更に、上記メイン油圧ポンプ13の吐出ライン15からは油路23が分岐している。又、油路23は油タンク24に連通していると共に、該油路23の途中にはリリーフ弁25が設けられている。該リリーフ弁25と上記パイロット油圧ポンプ14とは油路26により接続され、該油路26の途中に電磁切換弁27が設置されている。該電磁切換弁27のソレノイドは、制御装置22の出力側に電気的に接続され、該制御装置22からの指令信号により電磁切換弁27が動作制御される。
【0030】
電磁切換弁27は吐出圧制御手段として機能し、メイン油圧ポンプ13の吐出圧を制御する。例えば、制御装置22からの指令信号により、電磁切換弁27がノーマル位置から作動位置(ハ)に切り換わると、リリーフ弁25とパイロット油圧ポンプ14との連通が遮断される。その結果、リリーフ弁25の設定圧が低下して、メイン油圧ポンプ13の吐出圧が低下する(図4中の矢印Aを参照)。
【0031】
又、制御装置22の出力側にはレギュレータ28が電気的に接続され、該レギュレータ28は制御装置22からの指令信号により動作制御される。該レギュレータ28は吸収トルク/流量制御手段として機能し、メイン油圧ポンプ13の吸収トルク又は吐出流量を制御する。
【0032】
更に、レギュレータ28は、制御装置22により吸収トルク値又は吐出流量値が変更可能に設定されている。例えば、制御装置22からのトルク減少信号によって、前記吸収トルク値が減少するように、レギュレータ28における設定値が変更され、これにより、メイン油圧ポンプ13の吸収トルクが減少する(図5中の矢印Cを参照)。
【0033】
一方、制御装置22からの吐出流量減少信号により前記吐出流量値が減少するように、レギュレータ28における設定値が変更されると、メイン油圧ポンプ13の吐出流量が減少する(図4中の矢印Bを参照)。
【0034】
次に、上記油圧駆動装置の制御手順を図6のフローチャートに基づいて詳述する。先ず、エンジン12によってメイン油圧ポンプ13が駆動される。而して、メイン油圧ポンプ13から圧油が流量制御弁17を介して、油圧シリンダ16のボトム側油室20B又はトップ側油室20Tに供給されると、油圧シリンダ16が伸長又は収縮する。このとき、油圧シリンダ16のストローク量はストロークセンサ21により常に検出される(ステップS1)。
【0035】
そして、油圧シリンダ16のピストンがストロークエンド近傍に達すると(ステップS2)、ストロークセンサ21から制御装置22にストロークエンド近傍信号が送られる(ステップS3)。次いで、制御装置22は、ストロークセンサ21からのストロークエンド近傍信号に基づいて、上記ポンプ負荷状態量、即ち、メイン油圧ポンプ13の吸収トルク、吐出流量及び吐出圧の少なくとも1以上を減少させるべく、電磁切換弁27及び/又はレギュレータ28に指令信号を出力する(ステップS4)。これにより、油圧シリンダ16の作動を停止させない範囲で、メイン油圧ポンプ13の吸収トルク、吐出流量及び/又は吐出圧が減少するように制御される(ステップS5)。
【0036】
例えば、上記ポンプ負荷状態量としてメイン油圧ポンプ13の吐出圧を制御する場合は、制御装置22から電磁切換弁27のソレノイドに吐出圧低下信号を送信する。これにより、リリーフ弁25の設定圧が低下して、メイン油圧ポンプ13の吐出圧が低下する。この場合は、図4中の矢印Aで示すように、メイン油圧ポンプ13の吐出圧Pが低下するので、吐出圧Pの低下量に相当する分だけ(同図中の矢印Aを含む斜線部分だけ)、メイン油圧ポンプ13の駆動負荷が低減する。
【0037】
又、ポンプ負荷状態量としてメイン油圧ポンプ13の吸収トルク又は吐出流量を制御する場合は、制御装置22からレギュレータ28にトルク減少信号又は流量減少信号を送信する。これにより、レギュレータ28において吸収トルク又は吐出流量の設定値が減少するように変更される。その結果、メイン油圧ポンプ13の吸収トルク又は吐出流量が減少する。
【0038】
吸収トルクの減少制御の場合は、図5中の矢印Cで示すように、吸収トルク一定曲線Tが内側にシフトすることにより、メイン油圧ポンプ13の吸収トルクが低下するので、吸収トルクの低下量に相当する分だけ(同図中の矢印Cを含む斜線部分だけ)、該メイン油圧ポンプ13の駆動負荷が低減する。
【0039】
又、吐出流量の減少制御の場合は、図4中の矢印Bで示すように、メイン油圧ポンプ13の吐出流量Qが低下するので、吐出流量Qの低下量に相当する分だけ(同図中の矢印Bを含む斜線部分だけ)、メイン油圧ポンプ13の駆動負荷が低減する。
【0040】
叙上の如く本発明によると、油圧シリンダ16のピストンがストロークエンドに接近すると、油圧シリンダ16の作動を維持しつつ、メイン油圧ポンプ13の吸収トルク、吐出流量及び/又は吐出圧が減少する。
【0041】
斯くして、油圧シリンダ16がストロークエンド近傍に到達した場合でも、これに即応してメイン油圧ポンプ13の吸収トルク、吐出流量及び/又は吐出圧が可及的速やかに減少するので、エンジン12の回転数低下が未然に抑制され、以て、エンスト等の不具合が確実に防止される。
【0042】
更に、本実施例によれば、電磁切換弁(吐出圧制御手段)27及びレギュレータ(吸収トルク/吐出流量制御手段)28により、メイン油圧ポンプ13の吐出圧、吸収トルク及び/又は吐出流量を容易、かつ、迅速に減少させることができるので、ポンプ負荷状態量の減少制御を一層精度良く行うことができる。
【0043】
又、上記実施例において、油圧シリンダが複数である場合は、各油圧シリンダにストロークセンサを取り付けることにより、各油圧シリンダがストロークエンドに接近したことを各別に検出することができる。このように構成すると、ポンプ駆動負荷低減の制御精度がより一層向上する。
【0044】
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の一実施例を示し、油圧駆動装置を搭載した油圧ショベルの側面図。
【図2】本発明に係る油圧駆動装置の油圧駆動回路図。
【図3】本発明に係る制御装置の構成例を説明するブロック図。
【図4】本発明に係るポンプ吸収トルク制御を説明する流量−吐出圧曲線のグラフ。
【図5】本発明に係る流量制御/吐出圧制御を説明する流量−吐出圧曲線のグラフ。
【図6】本発明に係るポンプ負荷状態量の制御手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
【0046】
1 油圧ショベル(建設機械)
3 上部旋回体
7 ブームシリンダ
8 ア−ムシリンダ
9 バケットシリンダ
12 エンジン
13 メイン油圧ポンプ
14 パイロット油圧ポンプ
16 油圧シリンダ(油圧アクチュエータ)
17 流量制御弁
21 ストロークセンサ
22 制御装置(コントローラ)
25 リリーフ弁
27 電磁切換弁(吐出圧制御手段)
28 レギュレータ(吸収トルク/吐出流量制御手段)


【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジンと、該エンジンにより駆動される油圧ポンプと、該油圧ポンプから吐出された圧油が供給される油圧シリンダとを備えた建設機械の油圧駆動装置において、前記油圧シリンダにストロークセンサを取り付けると共に、該ストロークセンサをコントローラに接続し、該コントローラは、前記油圧シリンダがストロークエンド近傍に到達したときに、該油圧シリンダの作動を維持できる範囲内において、前記油圧ポンプの駆動負荷に関連する状態量が減少するように制御することを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
【請求項2】
上記油圧ポンプの駆動負荷に関連する状態量が該油圧ポンプの吸収トルクであることを特徴とする請求項1記載の建設機械の油圧駆動装置。
【請求項3】
上記油圧ポンプの駆動負荷に関連する状態量が、該油圧ポンプから吐出される圧油の流量であることを特徴とする請求項1記載の建設機械の油圧駆動装置。
【請求項4】
上記油圧ポンプの駆動負荷に関連する状態量が、該油圧ポンプから吐出される圧油の圧力であることを特徴とする請求項1記載の建設機械の油圧駆動装置。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−150773(P2010−150773A)
【公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−328149(P2008−328149)
【出願日】平成20年12月24日(2008.12.24)
【出願人】(502246528)住友建機株式会社 (346)
【Fターム(参考)】