説明

成形されたフォーム部分のコーティング方法

【課題】本発明は、フォーム成形品表面の下流工程における改変を可能にする方法を発見することを目的とする。
【解決手段】上記目的は、a)カプセル内に前記フォーム成形品を配置及び固定し、ここで前記プラスチック薄膜をカプセル壁とフォーム成形品の間に挿入する工程、b)プラスチック薄膜とフォーム成形品の間のチャンバー内の空気を抜く工程、及びc)次いでプラスチック薄膜をフォーム成形品に押圧し、この押圧手順の間、減圧を維持する工程を含む、フォーム成形品をプラスチック薄膜でコーティングする方法により達成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、
a)カプセル内に前記フォーム成形品を配置及び固定し、ここで前記プラスチック薄膜をカプセル壁とフォーム成形品の間に挿入する工程、
b)プラスチック薄膜とフォーム成形品の間のチャンバー内の空気を抜く工程、及び
c)次いでプラスチック薄膜をフォーム成形品に押圧し、この押圧手順の間、減圧を維持する工程
を含む、フォーム成形品をプラスチック薄膜でコーティングする方法に関する。
【0002】
更に本発明は、この方法により初めて得ることができるコーティングされたフォーム成形品、及びそのフォーム成形品の使用方法に関する。
【背景技術】
【0003】
従来、フォーム成形品の下流工程の表面処理の先行技術は、複雑な飽和方法又は含浸法(US6,607,817及びDE 100 11 388参照)のみしか開示されていなかった。これらの方法では、フォームシートは疎水剤(hydrophobizer)又は撥油剤(oleophobizer)の溶液中に含浸目的で浸され、過剰な液体は圧延機中で圧力下において除去され、フォームシートは最終的に乾燥される。
【0004】
フォーム成形品の場合、形状、色、及び表面はほとんど、又は全く変更することができない。しばしば不満足なフォーム成形品の特定の特徴が、肌触りや対候性のようなそれらの外観及び特徴となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】US6,607,817
【特許文献2】DE 100 11 388
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
それゆえに、フォーム成形品表面の下流工程における改変を可能にする方法を発見することが本発明の目的であった。
【課題を解決するための手段】
【0007】
驚くべきことに、冒頭に記載した方法が、フォーム成形品の下流工程における表面改変のために優れた適合性を有することがわかった。
【発明を実施するための形態】
【0008】
ドアをコーティングするための比較できる方法が以前にWO01/032400中で開示されている。しかしながらWO01/032400によると、フォーム成形品が開示された方法によりコーティングされるか、又はどのようにフォーム成形品が開示された方法によりコーティングされるかが明らかではない。
【0009】
WO01/032400に記述された方法は、引用文献として明確にこの中に組み込まれている。特に、明示参照が以下のWO01/032400の方法の特徴及び装置の特徴となされている。前記特徴は、個々に、又は好ましくは組み合わせで使用される。
【0010】
・圧力の適用の前に、好ましくは120〜180℃でプラスチック薄膜を加熱する赤外線加熱−そうして、ふくれ、その薄膜の裂け、又は曲げられた領域でのその薄膜の応力白化を避けることができる。
・フォーム成形品と薄膜の間の(チャンバーA)、及びまた薄膜とカプセル壁の間の(チャンバーB)独立したチャンバー−減圧がチャンバーA及びBに同時に、又は好ましくは連続して、有利に実施される。減圧は一般的に50mbarより低く、又は好ましくは30mbarより低く調整される。そうして、薄膜のしわ、又は薄膜とフォーム成形品の早期接触が抑制される。チャンバーA中の減圧は維持されたままである一方で、チャンバーB中が減圧から大気圧へと戻されることにより、その薄膜はフォーム成形品に押し付けられる。
・フォーム成形品の両面への薄膜による同時コーティング−それは、フォーム成形品を木、金属、又はプラスチックからなる枠の中に固定し、そしてそれを保持器を用いて枠の最高点にてコーティングチャンバーの中央で、中心に配置することにより、最も単純に達成される。さらなる薄膜がフォーム成形品より下に導入され、そうして前述の薄膜と低いカプセル壁の間に第3のチャンバーCが作られる。上の早い段階で述べたように、次いで減圧が3つのチャンバー全てに実施され、薄膜の加熱後にチャンバーA及びCの開放によりフォーム成形品が対応して両面コーティングされる。
・プラスチック薄膜のコーティング、又は好ましくは薄膜に対してフォーム成形品への持続性のある粘着性を付与する接着剤を用いたフォーム成形品のコーティング。
【0011】
驚くべきことに、本発明の方法は半硬質フォームのコーティング、特に、今までにプラスチック薄膜でコーティングすることができなかった柔軟性フォームのコーティングに適している。本発明の目的のためには、フォームはDIN7726のためのフォームである。この発明の目的のためには、弾力性フォームは、DIN53577に基く方法によるそれらの厚さの50%の短時間の変形の後で、10分後に、それらの当初の厚さの2%を超える残留変形を有さないというDIN7726のためのフォームである。ここで含まれるフォームは、柔軟性及び弾力性を有し、又は半硬質性及び弾力性を有する。半硬質性弾力性フォームは、DIN53421/DIN EN ISO604で測定されたその10%圧縮時の圧縮応力が15kPaより大きく、80kPaより小さいというDIN7726のための弾力性フォームである。柔軟性のある弾力性フォームは、DIN53421/DIN EN ISO604で測定されたその10%圧縮時の圧縮応力が15kPaであるというDIN7726のための弾力性フォームである。
【0012】
コーティング工程の間のフォーム成形品の変形を避けるために、その工程全体の間、その成形品は補助的な枠の中に固定される。その枠がフォーム成形品コーティングの終了の際に残存するように意図される範囲内で、コーティング工程に先駆けて、その後のコーティング工程においてその薄膜の加熱により活性化される接着剤がスプレーされる。もしその目的がコーティング工程の後で枠を除去することであれば、接着剤は塗布されず、そしてその薄膜は好ましくは刃物によって枠に沿って切り取られる。
【0013】
使用される接着剤は好ましくはポリウレタンに基く水溶液系を含む。単一成分系を使用することができる、また、二成分系も同様に使用することができる。
【0014】
PU分散液を単一成分系接着剤として使用することができる、そしてここで記載されることが多いのは、例えば、Jowapur(登録商標)150.50である。Jowapur(登録商標)150.30とイソシアネートのようなPU分散液の組み合わせ、Jowat(登録商標)195.40のようなPU分散液の組み合わせが二成分系接着剤として使用することができる。しかしながらここで、アクリレート又はエポキシ樹脂に基く接着剤もまた一般的に使用するために適している。
【0015】
下側にスチレン−ブタジエン−スチレン共重合体に基く付着付与剤を伴う二層の薄膜が同様に適切である。接着薄膜が使用されると、通常さらなる接着剤の使用を省略することができる。
【0016】
接着剤は、塗り広げ(spreading)、ローラ塗り、又はスプレーのような定法により塗布することができ、そしてスプレー法がここでは特に好ましい。接着剤の塗布に続く室温での20分の乾燥時間は記載されるその系にとって十分である。
【0017】
本発明のフォーム成形品の製造のために適切であるフォームの例は、Elastogran GmbHのElastopor(登録商標)又はElastoflex(登録商標)のようなポリウレタン、BASF SEのStyropor(登録商標)、Neopor(登録商標)、又はStyrodur(登録商標)のようなポリスチレンフォーム、BASF SEのNeopolen(登録商標)のようなポリプロピレンフォーム、及びBASF SEのメラミン−ホルムアルデヒド樹脂フォーム(Basotect(登録商標)という商標名であり、メラミン樹脂フォームと省略される)である。特にメラミン樹脂フォームが好ましい。ここで、柔軟性フォームは通常連続気泡フォームである。そのフォーム成形品のサイズは一般的にDIN A4からドアのサイズである。フォームシートの長さは6mまで可能であり、それらの通常の厚さは50〜2000mmである。
【0018】
メラミン−ホルムアルデヒド重縮合物からなる連続気泡フォームは優れた消音能力と非凡な断熱特性を有する。これらのプラスチックフォームの他の特性は、火事の場合における安全性と、高い耐熱性である。この魅力的な特性のプロフィールは低い密度により補完される。
【0019】
メラミン樹脂フォームという省略語によって知られる、メラミン−ホルムアルデヒド重縮合物からなるこれらの連続気泡フォームは、それゆえ建設及び交通産業において、ノイズの低減及び/又はエネルギー削減の目的で使用される。
【0020】
交通産業、例えば、自動車製造、電車及び船の建設における使用の特定の成果は、例えば、潤滑油、凝縮水、又は雨水の形態の液体と接触するメラミン樹脂フォームである。また、液体の混入はメラミン樹脂フォームがノイズ低減のために使用されるエンジンテスト装置及び機械のカプセル(machinery capsule)にも可能である。
【0021】
そのフォームの連続気泡の性質及び下地材料であるメラミン樹脂の吸収挙動のおかげで、そのフォームは多量の液体を吸収することができる。水飽和物との直接接触によって、そのメラミン樹脂フォームは飽和する。ここでの例は、洗浄スポンジである。水の吸収は90容量%(容量%)より多くなる。ここで、粘度が大きいために吸収されるその量はいくぶん小さいけれども、同じことがエンジンオイルとの接触に適用される。例として、約80容量%のオイルの吸収が、SAE粘度等級が10Wであるエンジンオイルとの直接接触で見られた。
【0022】
プラスチック薄膜でのコーティングで、フォーム成形品による液体の吸収をほぼ完全に抑制することができる。
【0023】
さらに、プラスチック薄膜でのコーティングが耐候性及びフォーム成形品の肌触りに明白な改良を与えることができる。
【0024】
特に適切なプラスチック薄膜はポリ塩化ビニル、スチレン共重合体、ポリプロピレン、フッ化ポリビニリデン、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、及びポリメチルメタクリレート(PMMA)である。SAN、AMSAN、及び特にASAのようなスチレン共重合体はそれらの耐候性のために、とりわけ屋外用途に適することが証明されている。ASA共重合体の場合、例えば、その薄膜は熱可塑性エラストマーの0.5〜30質量%の範囲で変性させることができる。使用することができる熱可塑性エラストマーの典型的な等級は、TPE−O(オレフィン、主にPP/EPDMに基く熱可塑性エラストマー)、TPE−V(オレフィン、主にPP/EPDMに基く架橋した熱可塑性エラストマー)、TPE−U(ウレタンに基く熱可塑性エラストマー)、TPE−E(熱可塑性共重合体)、TPE−S(スチレンブロック共重合体、すなわち、SBS、SEBS、SEPS、SEEPS、MBS)、及びTPE−A(熱可塑性共重合体、すなわち、PEBA)である。これらの薄膜は様々な単色のみでなく、印刷した表面とともに使用することができる。その表面は、薄膜の押出しの間に、さらに様々な打ち出しロールにより構成することができる。
【0025】
使用される薄膜の厚さは50〜750μm、好ましくは100〜500μm、そして特に好ましくは200〜350μmである。それらは対応する出発物質のペレットから、薄膜の製造のための公知の方法により製造することができ、そして、ここではキャストフィルム製造のための押出法を用いることが好ましい。
【0026】
粘着特性を改良するために、その薄膜は片面に、又は両面にコロナ処理が実施されてもよい。
【0027】
被覆フォーム成形品は、良好な断熱性及び消音性、及び音響減衰のおかげで、建設分野で有利に使用することができる。
【0028】
本発明の成形品は特に、天井の外装及び壁の外装として使用することができる。
【0029】
そのうえ、そのフォーム成形品が低質量であること及びそれらの表面を修飾する際の容易性が、それらに展示スタンドの建設、スクリーンパーテーション、及び間仕切りのための非常に良好な適合性を与え、そしてそれは非常に容易に軽量の風景(lightweight scenery)を生み出すことができる。
【0030】
本発明のフォーム成形品の断熱性能、及びそれらの魅力的な表面とそれらの高い柔軟性がそれらに、例えば、ケーブル管路、ローラーシャッターケース、及びカーテンレール機構のラミネーションのためにすぐれた適合性を与える。その成形品は、例えば、切断、折り曲げその他の一般的な要求に速やかに適応することができ、それぞれの凹所に適合する柔軟性を有する。この手順は可逆的であり、多くの場合、付加的な支持具を必要としない。
【0031】
連続気泡フォームは通常例えば、腰掛け、マットレス、又はマットに詰め物を供給するための優れた適合性を有する。上述したように、適切なプラスチック薄膜は例えば、合成皮革のような魅力的な外面を供給することができる。
【0032】
詰め物は道路交通、例えば、乗物の歩行者保護の分野における安全性の増大に貢献することができる。例としては、乗物のフロントスポイラーをフォーム成形品で装備させることができる。
【0033】
しかしながら、他の可能性は、体育館、及びまた車庫、駐車場、及び中央の防護柵の壁の外装である。少なくとも乗物の高さで、その壁へのこの付加物は例えば駐車の間に乗物への衝撃を避けるために使用することができる。
【実施例】
【0034】
メラミン樹脂フォームシートのASA薄膜での片側被覆
片側被覆に使用される基層はBASF SEの市販されているメラミン−ホルムアルデヒド樹脂フォームであるBasotect(登録商標)からなる柔軟性フォーム成形品であった。その成形品の長さは29cm、その幅は21cm、及びその高さは5cmであった。その最初の操作は接着剤の塗布により始まった。その使用される接着剤は、塗布の直前に二種のそれぞれの成分の混合によって製造されるポリウレタンに基く水性二成分系(結合剤及び硬化剤からなる)を含んだ。均質な混合物を得るために、その混合物を室温で精密ガラスグランド(precision glass gland)付きのスターラーを用いて少なくとも3分間攪拌した。それから、80g/m2の量の接着剤をワルサーパイロットのスプレーガンを用いてその成形品の二つの表面の一方に塗布した。それから、その成形品を20分間室温で乾燥した。次の工程ではその成形品を、その成形品の外縁に正確に適合して取り囲む、適切な大きさの木枠(壁厚2cm)の中に配置した。それから、その枠内に固定した成形品を、そのコーティングカプセル内に固定し、そして、挿入されるプラスチック薄膜をカプセル壁と成形品の間に配置した。接着剤でスプレーされた成形品のその表面はここでプラスチック薄膜と直面した。その使用されるプラスチック薄膜は、BASF SEの市販されているASA共重合体であるLuran(登録商標)Sからなる厚さ250μmの白く着色された薄膜を含んだ。それから、フォーム成形品と薄膜の間(チャンバーA)、及び薄膜とカプセル壁の間(チャンバーB)の二つの独立したチャンバーを同時にカプセル内で減圧した。一旦減圧が25mbarまで達すると、プラスチック薄膜を(チャンバーBの)薄膜の上のカプセル壁に配置された赤外線源を用いて150℃まで加熱した。一旦その温度が達温すると加熱を終了し、そしてチャンバーBを空気を用いて大気圧に戻した。しかし同時に、チャンバーAは減圧を維持した。チャンバーBの氾濫は過剰圧を生み出し、結果として加熱されたプラスチック薄膜は圧力を受けて接着剤がスプレーされた成形品の表面に塗布された。これでコーティング工程が終了した。さらに、その工程の間の赤外線源による加熱はその成形品の表面で接着剤を活性化し、そうしてその工程が終了するや否や接着剤とプラスチック薄膜の間に非常に良好な粘着性をもたらす。一旦コーティング工程が完結すると、コーティングされた成形品をカプセルから除去し、その外縁を覆っていた木枠を取り除いた。そのコーティングされた表面の縁から突出した薄膜は鋭利な刃物を用いて手作業で取り除いた。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プラスチック薄膜でフォーム成形品をコーティングする方法であって、
a)カプセル内に前記フォーム成形品を配置及び固定し、ここで前記プラスチック薄膜をカプセル壁とフォーム成形品の間に挿入する工程、
b)プラスチック薄膜とフォーム成形品の間のチャンバー内の空気を抜く工程、及び
c)次いでプラスチック薄膜をフォーム成形品に押圧し、この押圧手順の間、30mbarより低い減圧を維持する工程
を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
プラスチック薄膜とカプセル壁の間に、最初は30mbarより低く減圧され、そして工程b)及び/又は工程c)の間に大気圧に戻される二番目のチャンバーが、その薄膜をフォーム成形品に押圧するために存在することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記フォーム成形品を二つのプラスチック薄膜の間に配置し、そして工程b)及び工程c)において、前記二つの薄膜によって区切られたチャンバー内を減圧にし、そしてそれを維持することを特徴とするフォーム成形品の両面コーティングのための請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記二つのプラスチック薄膜とそれぞれのカプセル壁の間に、工程b)及び/又は工程c)の間に大気圧に戻される二つのさらなるチャンバーが、薄膜をフォーム成形品の両面に押圧するために存在することを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
工程b)の前に、接着剤をフォーム成形品及び/又はプラスチック薄膜に塗布することを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記フォーム成形品がポリウレタンフォーム及び/又はメラミン−樹脂フォームからなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記フォーム成形品を、工程b)及びc)においてフォーム成形品に前記薄膜を均一に挿入するために、工程a)において枠の中に導入することを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
請求項1、2又は5〜7の方法の何れか1項の方法により得られる片側被覆フォーム成形品。
【請求項9】
請求項3〜7の方法の何れか1項の方法により得ることができる両面被覆フォーム成形品。
【請求項10】
前記薄膜が、容易に後処理することができるベースコート薄膜であることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の方法。
【請求項11】
前記薄膜が、ポリ塩化ビニル、スチレン共重合体、ポリプロピレン、フッ化ポリビニリデン、熱可塑性ポリウレタン、及びポリメチルメタクリレートよりなる群から選択される一つ以上のプラスチックからなり、且つその層の厚さが100〜500μmであることを特徴とする請求項8〜10に記載のコーティングされたフォーム成形品。
【請求項12】
前記薄膜が、繊維強化プラスチックからなることを特徴とする請求項11に記載のコーティングされたフォーム成形品。
【請求項13】
前記薄膜が、SAN、AMSAN、又はASAからなることを特徴とする請求項11に記載のコーティングされたフォーム成形品。
【請求項14】
断熱又は消音又は音響減衰のための請求項8〜13に記載のフォーム成形品の使用方法。
【請求項15】
天井の外装及び壁の外装のための請求項8〜13に記載のフォーム成形品の使用方法。
【請求項16】
スクリーンパーティションのための請求項8〜13に記載のフォーム成形品の使用方法。
【請求項17】
ケーブル管路、ローラーシャッターケース、又はカーテンレール機構のラミネーションのための請求項8〜13に記載のフォーム成形品の使用方法。
【請求項18】
腰かけ、マットレス、マット、体育館の壁、車庫、駐車場又は中央の防護柵への詰め物を供給するための請求項8〜13に記載のフォーム成形品の使用方法。
【請求項19】
乗物の歩行者保護の分野での請求項8〜13に記載のフォーム成形品の使用方法。

【公表番号】特表2010−529911(P2010−529911A)
【公表日】平成22年9月2日(2010.9.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−506914(P2010−506914)
【出願日】平成20年5月5日(2008.5.5)
【国際出願番号】PCT/EP2008/055491
【国際公開番号】WO2008/135552
【国際公開日】平成20年11月13日(2008.11.13)
【出願人】(508020155)ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア (2,842)
【氏名又は名称原語表記】BASF SE
【住所又は居所原語表記】D−67056 Ludwigshafen, Germany
【Fターム(参考)】