説明

携帯電話機の携帯忘れ警報システム

【課題】携帯電話機の携帯忘れを直ちに知るようにすると共にマナーモード時の着信を確実に報知するようにすることを目的とする。
【解決手段】携帯電話機2を収納する収納体1と、この収納体1の所定部に設けられたこの携帯電話機2がマナーモード時に着信時の振動を検知する振動検知手段10及び一定間隔で識別信号を付した微弱電波の警報信号を送信する送信手段14と、この送信手段14よりのこの警報信号を受信する受信手段21と、この受信手段21のこの警報信号の受信に応じて警報を発生する警報発生手段27と、この警報発生手段27を人体に装着する装着手段28とを有し、この警報発生手段27はこの受信手段21がこの警報信号を受信できなくなったときに警報を発生すると共にこの振動検知手段10がこの着信時の振動を検知したときにこの警報信号の送信を停止し、この警報発生手段27がマナーモード時に着信を報知するようにしたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は携帯電話機の携帯忘れ警報システムに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、携帯電話機において、着信を報知するために通常の電話機と同様に着信時に呼び出し音を鳴らすことが広く行われているが、最近では、この呼び出し音が周囲の迷惑になることから、着信を振動により報知する所謂マナーモード機能を備えた携帯電話機が広く用いられている。
【0003】
従来、このマナーモードで使用した場合であっても、携帯電話機本体の着信を確実に認識することができるようにしたものが特許文献1に開示されている。
【0004】
この特許文献1に開示のものは、呼出受信機の振動部は装着バンドにより携帯電話機保持者の腕に装着されており、この状態で、着信があると携帯電話機本体は、呼出受信機に微弱電波を送信し、呼出受信機がこの信号を受け取ると振動部が振動して直接携帯電話機保持者の腕に振動を伝え、これによって、携帯電話機への着信が携帯電話機保持者に報知されるものである。
【特許文献1】特開2002−325268号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
然しながら、この携帯電話機保持者が、この携帯電話機の携帯を忘れ(紛失も含む)たときに、この携帯電話機本体と呼出受信機との距離が例えば2m以上と大きくなつたときは、この着信時の携帯電話機本体よりの電波は微弱電波であるので、この微弱電波を呼出受信機は受信することができず、この携帯電話機保持者は、携帯電話機本体に着信があっつても知ることはできない不都合があり、更に、この携帯電話機の携帯忘れを直ちに知ることができない。
【0006】
本発明は、斯かる点に鑑み、携帯電話機の携帯忘れを直ちに知るようにすると共にマナーモード時の着信を確実に報知するようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明携帯電話機の携帯忘れ警報システムは、携帯電話機を収納する収納体と、この収納体の所定部に設けられたこの携帯電話機がマナーモード時に着信時の振動を検知する振動検知手段及び一定間隔で識別信号を付した微弱電波又は微弱超音波の警報信号を送信する送信手段と、この送信手段よりの前記警報信号を受信する受信手段と、この受信手段の前記警報信号の受信に応じて警報を発生する警報発生手段と、この警報発生手段を人体に装着する装着手段とを有し、この警報発生手段は前記受信手段がこの警報信号を受信できなくなったときに警報を発生すると共にこの振動検知手段がこの着信時の振動を検知したときにこの警報信号の送信を停止し、この警報発生手段がマナーモード時に着信を報知するようにしたものである。
【0008】
本発明携帯電話機の携帯忘れ警報システムは、携帯電話機につながれた繋留体と、この繋留体の所定部に設けられたこの携帯電話機がマナーモード時に着信時の振動を検知する振動検知手段及び一定間隔で識別信号を付した微弱電波又は微弱超音波の警報信号を送信する送信手段と、この送信手段よりの前記警報信号を受信する受信手段と、この受信手段の前記警報信号の受信に応じて警報を発生する警報発生手段と、この警報発生手段を人体に装着する装着手段とを有し、この警報発生手段は前記受信手段がこの警報信号を受信できなくなったときに警報を発生すると共にこの振動検知手段がこの着信時の振動を検知したときにこの警報信号の送信を停止し、この警報発生手段がマナーモード時に着信を報知するようにしたものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、警報発生手段は、受信手段が警報信号を受信できなくなったときに警報を発生すると共に振動検知手段が着信時にこの警報信号の送信を停止し、この警報発生手段がマナーモード時に着信を報知するようにしたので、携帯電話機の携帯忘れを直ちに知ることができると共にマナーモード時の着信を確実に報知することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明携帯電話機の携帯忘れ警報システムを実施するための最良の形態の例につき説明する。
【0011】
図1において、1は携帯電話機2を収納する如く形成された収納体の例の袋体を示し、1aはこの袋体1の開口を常時締めるように付勢されている弾性体を示す。
【0012】
この袋体1は、皮、合成皮、合成樹脂、布地等より形成する。この袋体1の一面に図2に示す如く、ハンドバック、背広のポケット等3に、この袋体1を固定するマジックテープ、ボタン、ファスナー等の固定手段3aを設ける。図2では、マジックテープを設けた例を示している。
【0013】
本例においては、この袋体1の他面に図2、図3に示す如く、所定位置に、この袋体1に収納された携帯電話機2がマナーモード時の着信時の振動を検知する後述する振動検知手段10を設けると共に一定間隔で携帯電話機2の所有者本人を識別する識別信号IDを付した微弱電波の警報信号を送信する送信手段を設けた電気回路部4を設ける。
【0014】
この携帯電話機2のマナーモード時の着信時における振動を検出する振動検知手段10としては、例えばマイクロホン等一般に周知のものを使用する。
【0015】
この袋体1の他面に設けた電気回路部4は、例えば図3に示す如く構成する。この図3につき説明するに、図3において、11は、図4Aに示す如く、一定間隔T0例えば1秒間隔で、1個のパルス信号の警報信号を発振するインターバル発振回路を示し、このインターバル発振回路11よりの警報信号を制御部12に供給する。
【0016】
また、図3において、13は携帯電話機2の所有者本人を識別する所望の識別信号IDを予めプリセットしておく、IDプリセット部を示し、このIDプリセット部13にプリセットされた識別信号IDを制御部12に供給する。
【0017】
この制御部12においては、この一定間隔T0例えば1秒間隔のパルス信号である警報信号にこの識別信号IDを付して、送信手段を構成する送信回路14に供給する。この送信回路14は、この識別信号IDを付した警報信号を微弱電波で送信する如くする。この場合この送信回路14は、この識別信号IDを付した警報信号を変調するようにしても良い。
【0018】
この微弱電波とは、例えば2mの範囲以内で通信が可能な電波であり、所定の範囲例えば2mの範囲以外では、通信が不可能な電波である。
【0019】
図5において、20は図6に示す如き、警報信号受信装置を示し、この警報信号受信装置20は、送信手段を構成する送信回路14よりの警報信号を受信する受信手段と、この受信手段のこの警報信号の受信に応じて警報を発生する警報発生手段と、この警報発生手段を人体に装着する装着手段28とを有している。
【0020】
図6を参照して、この警報信号受信装置20につき説明するに、図6において、21は、受信手段を構成する受信回路を示し、この受信回路21は、送信手段を構成する送信回路14が、所定の範囲例えば2mの範囲以内にあるときに、この送信手段を構成する送信回路14よりの微弱電波の識別信号IDを付した警報信号を受信する如く構成する。
【0021】
この受信回路21で受信した識別信号IDを付した警報信号を検波部22に供給する。この検波部22は、インターバル受信期間形成回路23よりのインターバル受信期間に警報信号が存在するかどうかを検波する。
【0022】
このインターバル受信期間形成回路23は、図4Bに示す如く、警報信号のパルス信号から、この警報信号の間隔T0よりやや小さい時間T1より、この間隔T0よりやや大きい時間の間のT2期間例えば、この警報信号の間隔T0が例えば1秒のときは、この警報信号の発生より1±0.1秒間毎にこの検波部22が検波できる如くする。
【0023】
本例においては、検波部22で警報信号を検波したときは、この警報信号の検波のタイミングをインターバル受信期間形成回路23に通知し、このインターバル受信期間形成回路23は、次の警報信号の検波期間を、この検波された警報信号の後のT1時間後のT2期間とする。
【0024】
この警報信号の検出を前の警報信号の検知よりのT1時間後のT2期間毎の所定の期間毎としたときは、それだけ電力損失を少なくすることができる。
【0025】
また、図6において、24は、携帯電話機2の所有者本人を識別する所望の識別信号IDを予めプリセットしておく、IDプリセット部を示し、このIDプリセット部24には、送信側のIDプリセット部13にプリセットした識別信号IDと同じ、識別信号IDをプリセットする如くする。
【0026】
このIDプリセット部24にプリセットされた識別信号IDを検波部22に供給し、この検波部22においては、この識別信号IDが同じ警報信号のみを検波する如くする。
【0027】
このように、識別信号IDの同じ警報信号のみを検波するようにしたときには、この携帯電話機の携帯忘れ警報システムの他人の警報信号による誤動作を防止することができる。
【0028】
この検波部22で検波した警報信号を制御部25に供給する。この制御部25は、警報信号の間隔T0よりも大きい所定期間例えば安全をみて、この間隔T0の3倍の3T0期間に警報信号が供給されないときは、駆動回路26を作動し、警報発生手段であるバイブレータ27を動作する如くする。
【0029】
本例においては、図5に示す如く、この警報発生手段であるバイブレータ27を含む警報信号受信装置20を携帯電話機2の所有者の腕に装着するための装着手段を構成するバンド28により装着する如くする。
【0030】
図6において、29は警報発生手段であるバイブレータ27の警報である振動を停止させるためのリセットボタンである。
【0031】
本例は上述の如く構成されているので、携帯電話機2をマナーモードとし、所有者が収納体である袋体1に収納し、携帯(ハンドバック、背広のポケット等3に携帯)しているときは、この袋体1と携帯電話機2の所有者の腕にバンド28で装着した受信手段を含む警報信号受信装置20とは所定の範囲例えば2mの範囲以内に有るので、受信手段を構成する受信回路21は、この袋体1の送信手段を構成する送信回路14よりの警報信号を受信でき、この警報信号の受信により、警報発生手段であるバイブレータ27は作動しない。これにより携帯電話機2の所有者は、携帯電話機2を携帯忘れしていないこと及び着信が無いことを知ることができる。
【0032】
携帯電話機2の所有者が袋体1に収納した携帯電話機2を置き忘れ又は紛失したとき等の携帯忘れのときは、この袋体1と携帯電話機2の所有者の腕にバンド28で装着した受信手段を含む警報信号受信装置20とは所定の範囲例えば2mの範囲以外となり、受信手段を構成する受信回路21は、この袋体1の送信手段を構成する送信回路14よりの警報信号を受信できなくなり、この制御部25は、警報信号の間隔T0よりも大きい所定期間例えば3T0期間に警報信号が得られないので、駆動回路26を作動し、警報発生手段であるバイブレータ27が動作し、腕に振動を与えるので、この携帯電話機2の所有者が携帯電話機2の置き忘れ又は紛失等の携帯忘れを直ちに知ることができる。
【0033】
また、本例によれば、携帯電話機2をマナーモードとし、所有者が収納体である袋体1に収納し、携帯(ハンドバック、背広のポケット等3に携帯)しているとき、この携帯電話機2に着信があり、この携帯電話機2のバイブレータが振動し、この振動を振動検知手段10が検知して、制御部12に検知信号を供給して制御部12よりの警報信号を発生しないようにするので、送信回路14は、図4Cに示す如く、警報信号の送信を停止し、警報信号受信装置20の受信手段を構成する受信回路21は警報信号を受信せず、この制御部25は、警報信号の間隔T0よりも大きい所定期間例えば3T0期間に警報信号が得られないので、駆動回路26を作動し、警報発生手段であるバイブレータ27が動作し、腕に振動を与えるので、この携帯電話機2の所有者が携帯電話機2の携帯を確認し、この携帯電話機2に着信があったことを確実に知ることができる。
【0034】
以上述べた如く、本例によれば、警報発生手段27は、受信手段21が警報信号を受信できなくなったときに警報を発生すると共に振動検知手段10が着信時にこの警報信号の送信を停止し、この警報発生手段27がマナーモード時に着信を報知するようにしたので、携帯電話機2の携帯忘れを直ちに知ることができると共にマナーモード時の着信を確実に報知することができる。
【0035】
尚、上述例では、警報発生手段を構成するバイブレータ27を腕に装着するバンド28により携帯電話機2の所有者の腕に装着する如く述べたが、この装着手段として、図7に示す如くペンダント形式とし、この警報発生手段を構成するバイブレータ27を携帯電話機2の所有者の首にひも等でぶら下げるようにしても良い。
【0036】
また、図8に示す如く、警報発生手段を構成するバイブレータ27を腰に装着するバンド28により携帯電話機2の所有者の腰に装着するようにしても良い。
【0037】
また、上述例では、警報発生手段としてバイブレータ27を用いた例につき述べたが、この警報発生手段として、図9に示す如く、発光ダイオード等であっても良い。この図9例は、眼鏡のつるのコーナー部に警報発生手段を構成する発光ダイオード30を設け、この発光ダイオード30を携帯電話機2の携帯忘れ時及びマナーモード時の着信時に発光するようにしたものである。
【0038】
更に、上述例においては、携帯電話機2の収納体として、袋体1を用いた例につき述べたが、この収納体としては、ケース等その他のものでも良いことは勿論である。
【0039】
また、上述例においては、携帯電話機2の収納体1に携帯電話機2がマナーモード時の着信時の振動を検知する振動検知手段10を設けると共に一定間隔で携帯電話機2の所有者本人を識別する識別信号IDを付した微弱電波の警報信号を送信する送信手段を設けた電気回路部4を設けた例つき述べたが、この代わりに図10に示すように、この携帯電話機2にストラップ6によりつながれた繋留体5にこの携帯電話機2がマナーモード時の着信時の振動を検知する振動検知手段10を設けると共に一定間隔で携帯電話機2の所有者本人を識別する識別信号IDを付した微弱電波の警報信号を送信する送信手段を設けた電気回路部4を設けるようにしても良い。
【0040】
この図10例は、繋留体5としてこの電気回路部4そのものを筐体に収納したものである。この繋留体5としては、携帯電話機2の所有者本人の連絡先を記入する例えばネームプレイト等であっても良い。
【0041】
また、上述例においては、警報信号として所有者本人を識別する識別信号IDを付した微弱電波を用いた例につき述べたが、この代わりに所有者本人を識別する識別信号IDを付した微弱超音波を用いても良い。この場合、電気回路部4として図11に示すような構成を用い、警報信号受信装置20として図12に示すような構成を用いる。
【0042】
この図11及び図12につき説明するに、図3及び図6に対応する部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。図11例においては、図3例において、制御部12の出力信号を超音波出力回路15に供給し、スピーカ16より例えば40KHzの例えば2m範囲以内の通信が可能な微弱超音波を出力するようにしたものである。
【0043】
また、図12例においては、図6例において、超音波信号を受信するマイクロホン40よりの超音波信号を超音波受信回路41を介して検波部22に供給するようにし、その他は、図6同様に構成したものである。この図11及び図12においても、図3及び図6と同様の作用効果が得られることは、容易に理解できよう。
【0044】
また、本発明は上述例に限ることなく、本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明携帯電話機の携帯忘れ警報システムを実施するための最良の形態の例の要部の概要を示す断面図である。
【図2】図1の側断面図である。
【図3】電気回路部の例を示す構成図である。
【図4】本発明の説明に供する線図である。
【図5】警報信号受信装置の装着の例を示す図である。
【図6】警報信号受信装置の例を示す構成図である。
【図7】警報信号受信装置の装着の他の例を示す図である。
【図8】警報信号受信装置の装着の他の例を示す図である。
【図9】本発明を実施するための最良の形態の他の例の要部の概要を示す斜視図である。
【図10】本発明携帯電話機の携帯忘れ警報システムを実施するための最良の形態の他の例の要部の概要を示す斜視図である。
【図11】電気回路部の他の例を示す構成図である。
【図12】警報信号受信装置の他の例を示す構成図である。
【符号の説明】
【0046】
1…袋体、2…携帯電話機、4…電気回路部、5…繋留体、10…振動検知手段、11…インターバル発振回路、12、25…制御部、13、24…IDプリセット部、14…送信回路、15…超音波出力回路、16…スピーカ、20…警報信号受信装置、21…受信回路、22…検波部、23…インターバル受信期間形成回路、26…駆動回路、27…バイブレータ、28…バンド、29…リセットボタン、30…発光ダイオード、40…マイクロホン、41…超音波受信回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯電話機を収納する収納体と、
該収納体の所定部に設けられた前記携帯電話機がマナーモード時に着信時の振動を検知する振動検知手段及び一定間隔で識別信号を付した微弱電波又は微弱超音波の警報信号を送信する送信手段と、
該送信手段よりの前記警報信号を受信する受信手段と、
該受信手段の前記警報信号の受信に応じて警報を発生する警報発生手段と、
該警報発生手段を人体に装着する装着手段とを有し、
前記警報発生手段は前記受信手段が前記警報信号を受信できなくなったときに警報を発生すると共に前記振動検知手段が前記着信時の振動を検知したときに前記警報信号の送信を停止し、前記警報発生手段がマナーモード時に着信を報知するようにしたことを特徴とする携帯電話機の携帯忘れ警報システム。
【請求項2】
請求項1記載の携帯電話機の携帯忘れ警報システムにおいて、
前記警報発生手段は振動手段であることを特徴とする携帯電話機の携帯忘れ警報システム。
【請求項3】
請求項1記載の携帯電話機の携帯忘れ警報システムにおいて、
前記警報発生手段は発光手段であることを特徴とする携帯電話機の携帯忘れ警報システム。
【請求項4】
請求項2記載の携帯電話機の携帯忘れ警報システムにおいて、
前記装着手段は腕バンドであることを特徴とする携帯電話機の携帯忘れ警報システム。
【請求項5】
請求項2記載の携帯電話機の携帯忘れ警報システムにおいて、
前記装着手段は腰バンドであることを特徴とする携帯電話機の携帯忘れ警報システム。
【請求項6】
請求項2記載の携帯電話機の携帯忘れ警報システムにおいて、
前記装着手段は首ぶら下げひもであることを特徴とする携帯電話機の携帯忘れ警報システム。
【請求項7】
請求項3記載の携帯電話機の携帯忘れ警報システムにおいて、
前記装着手段は眼鏡であることを特徴とする携帯電話機の携帯忘れ警報システム。
【請求項8】
携帯電話機につなげる繋留体と、
該繋留体の所定部に設けられた前記携帯電話機がマナーモード時に着信時の振動を検知する振動検知手段及び一定間隔で識別信号を付した微弱電波又は微弱超音波の警報信号を送信する送信手段と、
該送信手段よりの前記警報信号を受信する受信手段と、
該受信手段の前記警報信号の受信に応じて警報を発生する警報発生手段と、
該警報発生手段を人体に装着する装着手段とを有し、
前記警報発生手段は前記受信手段が前記警報信号を受信できなくなったときに警報を発生すると共に前記振動検知手段が前記着信時の振動を検知したときに前記警報信号の送信を停止し、前記警報発生手段がマナーモード時に着信を報知するようにしたことを特徴とする携帯電話機の携帯忘れ警報システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2007−329890(P2007−329890A)
【公開日】平成19年12月20日(2007.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−311854(P2006−311854)
【出願日】平成18年11月17日(2006.11.17)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.マジックテープ
【出願人】(504035098)
【Fターム(参考)】