説明

携帯電話機を遠隔操作受信端末機とし、ローカル側に設置するTRCS装置(通信制御装置)と遠隔操作リモートコントローラにより家電・情報機器の制御を行う遠隔操作システム

【課題】携帯電話機を遠隔操作受信端末機とし、ローカル施設の家電・情報機器の遠隔操作を安全・簡単・便利に制御できるシステムを提供する。
【解決手段】本発明は、携帯電話機(遠隔操作受信端末機)100からのローカル操作用のアクセスIP電話番号をダイヤルし、遠隔操作受信端末機100の操作画面により、家電・情報機器400を操作すると携帯網20のWebサーバー21を経由して、IP網30,ブロードバンドアクセス回線40のWAN側に収容したTRCS装置200に接続され、TRCS装置の認証機能でパスすると操作情報を受信し、TRCS装置のLAN側に接続されたネットワーク用リモコン300を制御し、家電・情報機器400を遠隔操作する。

【課題】
携帯電話機を遠隔操作受信端末機とし、ローカル施設の家電・情報機器の遠隔操作を安全・簡単・便利に制御できるシステム。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話を遠隔操作受信端末機とする新たな遠隔操作方法と、携帯電話とIP電話の通信技術を活かし、ローカル側に設置したTRCS(通信制御装置)と、遠隔操作リモコンによる、家電・情報機器の制御に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の遠隔操作システムでの携帯電話からの遠隔操作方法は、特開P2002−281169号、特開P002−345051号公報のように、いずれも携帯電話からインターネットを介しセンターのWebサーバーへアクセスしWebページ上の制御画面を操作して、家電を制御する方法で、携帯電話機は、Webページへのアクセスと制御画面の操作に活用され、遠隔操作端末機としての機能を有しているものではない。
【0003】
その他では、遠隔制御用専用・携帯通信端末機(CDMA)を開発したものもあるが、開発メーカー独自のサービス・機能仕様で開発したもので、操作方法もまちまちで、統一化が図れておらず、利用者は、携帯通信端末機を携帯する必要があり、実用的ではない。
【0004】
本発明は、携帯電話機を遠隔操作受信端末機としたものであり、従来の遠隔操作と比べ遠隔操作システムのネットワークシステム構成と制御方法がまったく異なるものとなっている。
根本的に違う点は、ユーザーが保有する遠隔操作したい家電・情報機器を固有の遠隔操作システムを独自で設置して、自身が所持している携帯電話機に操作対象の家電・情報機器を操作画面に登録し、操作ができる遠隔操作システムである。
【0005】
また、従来の遠隔操作システムの制御方法は、家庭内の家電機器を制御するためにインターネットを介し、センターの顧客データーベースの中から家電機器を選択し、Webサーバー制御画面で操作し、家庭内に設置したホームサーバーを制御し操作する。
この方法は、ホストセンターのコンピューターのサービス仕様に基づくプログラムに依存する方法であり、開発メーカーにより、操作方法も異なる。
【0006】
もう一方の、従来の制御方法は、インターネットを介しセンターのWebサーバーを経由して、端末側のホームサーバーに収容された家電を制御する方法をとっており、センターに収容されている顧客の中から自分の制御画面を選ぶ処理を行いホームサーバーへ操作情報が転送される。
この方式では、家庭内に設置されている複数の家電を操作する制御方法に対するホームサーバーのサービス仕様と機種の異なる家電製品を制御するプログラムが開発メーカーにより異なり、実用化する上で家電操作用プログラム開発、運用・保守面で、大きな課題を抱えている。
【0007】
従来の複数の家電を制御する課題を解決するため特開2003−7891では、家電製品に関する操作プログラムを家電製品サービス会社から入手して複数の家庭内に設置されるホームネットワークシステムと接続して、操作ソフトを配信サービスし、家庭内の複数の家電製品の操作を可能とするシステムが開示されている。
特開2003−7891の配信サービスも家電製品に関する操作プログラムを家電サービス会社が開発したものを、配信サービスセンターが入手し、ホームサーバーへ操作ソフトを配信し、ホームサーバーに収容されている複数の家電製品を制御する方法であり、各メーカー、多機種のホームサーバーとの操作プログラムの開発・提供が本当に可能なのか、プログラムがうまく動作するかなど実用化に至るまでの問題と運用上のデーターの維持・管理に加え、セキュリティに関する継続費用がユーザーの大きな負担になる障壁がある。
【0008】
従来の携帯電話等を使ったセキュリティ対策は、インターネットを介しWebサーバーへダイヤルアップ接続でアクセスし、パスワードを用いて認証を得て、制御画面を選択し制御する。
この方法は、世界中からアクセスし、操作することが可能となり、セキュリティの観点からみると非常に危険な状態であり、悪意のあるユーザーによって個人データーの参照、データーの改竄や機器を不正操作され重大な事故を引き起こす危険性をもっている。
【0009】
特開2003−17699では、従来のセンターのWebサーバーへ携帯電話でアクセスし、ユーザー名、パスワードを入力し、クライアントからのWebサーバー上の家電の制御アクセスを許可するといった従来のユーザー認証の手順を省略し、家庭内にアクセスする端末を区別する方法をセンターのホストサーバーと家庭内のPCフロントサーバーとでパスワードの複雑な組み合わせと暗号化により解決する方法である。
【0010】
特開P2003−78877A号では、携帯電話からインターネットを介しセンターの家電製品選択画面を呼び出し、家電製品に与えている固有の認証コードにより、認証手続きを行う方法であり、URLのホームページへ誰でもアクセスできる点では、改竄、個人情報の漏洩等の問題を抱えている。
従来のインターネットを介しセンターの制御用Webサーバーへアクセスし制御する方法は、いずれのシステムもセキュリティ対策や個人データーの維持管理の費用が継続してユーザー負担となる。
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
国民の8000万人が持っている携帯電話の遠隔操作受信端末機の機能を使って、ユーザーが保有している家電・情報機器を安心・安全・簡単に操作するユーザー固有の遠隔操作システムを低廉な価格で提供する。
従来の携帯電話からインターネットを介しセンターの家電製品の制御画面を呼び出し操作の認証を受ける方法は、インターネットが持つ、セキュリティ機能の脆弱性が大きな欠点であり、パスワードなどは簡単に解読され、セキュリティを強化すれば、操作方法も複雑になり、費用負担も増大する。
【0012】
固定IP電話と携帯電話の特性を利用し、通信事業者から払いだされる固定IP電話番号050−××××−××××をローカル制御端末機器と接続するアクセス番号として利用し、携帯電話の遠隔操作受信端末機能を使って、IP電話回線でローカル側TRCS装置と接続する。
【0013】
電話網を使ったピァツゥピァの接続構成により、従来のインターネットを使ったホストセンターを中心としたクライアント制御方式の弊害を排除する新たな遠隔ネットワークシステムとする。
【0014】
TRCS装置は、通信機能とサーバー機能およびコンピューターによる制御機能を備え、遠隔操作受信端末機からの操作情報を受信し、LANポートで接続された、複数の家電・情報機器の遠隔操作理リモコンに操作情報を駆動・切断・制御信号に変換し送信し、遠隔操作リモコンで、家電・情報機器を制御し、動作情報をTRCS経由して、隔操作受信端末機に伝送する。
【0015】
従来のセキュリティ対策で完全に解決できなかった、個人情報の漏洩、改竄、なりすまし、などの問題がまったく発生させない、ユーザーの家電・情報機器の遠隔操作を安心・安全に費用を掛けずにできるセキュリティが万全な遠隔操作システムとする。
上記に記述した事を可能にするために、ユーザー自身が個人情報や操作情報を管理、設定が簡単にできる機能を備える。
【発明が解決する為の手段】
【0016】
本発明は、上述の課題を解決するため、携帯電話を遠隔操作受信端末機とする−連のサービス仕様を創作しプログラム開発を行う。
【0017】
携帯電話を遠隔操作受信端末機にするため、ダイヤル符号#××〜*××をコード化し、操作コード#××〜を操作機器の選択に、操作機器に対応した制御コード*××××〜を制御内容にした、機器操作のメニューの1−A,登録1−B,機器操作1−C,操作状態の操作機能をプログラム開発により、携帯電話メニューに追加する。
【0018】
遠隔操作の操作機器の操作データーは、▲1▼家、▲2▼会社、▲3▼公共毎にグループ分けで遠隔操作機器のある場所ごとに登録する。
ローカル操作対象機器へのアクセス番号は、上記のグループ分けしたローカル施設毎のIP電話番号を使い、遠隔操作のアクセス番号に限定して使用、番号は、非公開、非通知にし、固定IP電話回線は、ローカル端末制御の専用回線として使用し、電話の通話用としては、利用しない。
本発明のアクセス方法は、アクセス番号が非公開、非通知であり、他人がアクセス番号を知り得ることが出来ないため、他からのアクセスを考える必要がない。
上記のネットワーク接続上でのセキュリティ機能が、固定IP電話番号を使うことで、実現できる。
【0019】
認証については、ローカル側に設置したTRCS(通信制御装置)に携帯電話機番号+パスワード又は、指紋を登録して、発信者からの遠隔操作を登録データーと照合・判定し、チェックする三重のセキュリティ機能でユーザーにとって安心・安全の万全の対策を施したシステムである。
他人がアクセス番号を不正に入手し、携帯電話機からアクセスし、操作を試みても、TRCS装置に登録されている携帯電話機の番号を発信者(発ID)で端末機をチェック、発信者の特定をパスワードの照合により判定し、登録された携帯電話機と発信者からでないと発信端末機からの操作が拒否される。
【0020】
遠隔操作受信端末機からの操作情報は、TRCS装置を経由して遠隔操作リモコンにより家電・情報機器を制御する。
TRCS装置は、家電・情報機器の操作情報を操作コード#××、制御コード*××××で受信すると、操作コードでLANポートに収容された家電・情報機器を制御する遠隔操作リモコンと接続する。
遠隔操作リモコンに,操作コード#×××を駆動・切断信号(ON,OFF)に制御コードを制御信号に変換し送信する。
遠隔操作リモコンのAPプログラムにより、制御信号で制御命令コマンドを実行し家電・情報機器に組み込まれているICチップのSWのON,OFFをおこなう、又制御内容に基づく動作情報を遠隔操作受信端末機へ伝送し、ディスプレイ画面に表示する。
【0021】
各機種への遠隔操作リモコンの駆動・切断・制御信号として、送信される信号周波数は、操作コード、制御コードに対応したPBダイヤル周波数を使い、どのリモコンに対しても同一の信号周波数を送信し、標準化を図る。
制御信号により制御コマンドで動作する制御内容については、各メーカーの機種で自由裁量とする。
【0022】
遠隔操作リモコンの各メーカーの製品化は、現在の手操作のリモコンをネットワーク接続で、駆動・切断・制御信号を受信し、制御するネットワーク用の遠隔操作リモコンへ既存の技術を活かし、製品化する。
家電製品への赤外線周波数は、既存の周波数のまま送信するアンテナを遠隔操作リモコンへ付ければ現在ユーザーが保有している家庭内の家電・情報機器が遠隔制御家電・情報機器となる。
製品化については、提供家電メーカーの責任を明確にし、消費者保護の体制を確立する。
【発明実施の形態】
【0023】
携帯電話を図1.1−1.遠隔操作受信端末機とするための新たな一連のサービスを提供する。図1.1−2.遠隔操作メニューのプログラム開発を行う。図1.1−1.遠隔操作受信端末機からのアクセス番号により、図1.6−1.TRCS装置とIP電話回線で接続される。家電・情報機器を制御するアクセス番号は、通信事業者の5−1.IP電話050−××××−××××を使用する。
電話番号は、遠隔操作のアクセス用に限定し、非通知、非公開とする。
図1.1−2.遠隔操作受信端末機からの操作情報は、TRCS装置を経由して遠隔操作リモコンにより家電・情報機器が制御される。
携帯電話を遠隔操作受信端末機にするため、ダイヤル符号#××〜*×××をコード化し、操作コード#××〜を操作機器の選択に、制御コード*×××〜を制御内容にし、遠隔操作リモコンを制御する。図1.6−1.TRCS装置ローカル施設図1.1−1遠隔操作受信端末機から図1.5−1.IP電話番号(アクセス番号)をダイヤルすると1.2−1.携帯網、図1.3−1.IP網、図1.4−1.IP光ブロードアクセス回線を経由して図1.6−1.TRCS装置に接続される。
図1.6−1.TRCS装置では、アクセスに対して、携帯電話番号とパスワードで認証チェックを行い、パスして初めて遠隔操作を許可する。

TRCS装置は、家電・情報機器の操作情報を操作コード#××、制御コード*××××で受信する。
操作コードでLANポートに収容された家電・情報機器の図1.7−1.遠隔操作リモコンを選択し,操作コード#×××を駆動・切断信号(ON,OFF)に制御コードを制御信号に変換し遠隔操作リモコンへ送信する。
遠隔操作リモコンのプログラムでの内部処理により、制御信号で制御命令コマンドを実行し図1.8−1家電・情報機器に組み込まれているICチップのSWのON,OFFをおこなう、又制御内容に基づく動作情報を遠隔操作受信端末機へ返送し、携帯電話機のディスプレイ画面に表示する。
【発明の効果】
【0024】
本発明のコンセプトは、個々のライフスタイルにあった安心・安全・快適な生活を確保するため、家庭内および他のローカル施設の操作対象機器の家電・情報機器を携帯電話からいつ、どこからでも目的にあった必要な操作が簡単にでき、操作機器の動作状態をリアルタイムにディスプレイ画面で文字や映像で表示又は音声ガイダンスで通知する画期的な発明である。
ユーザーの保有する家庭内およびローカル施設の多機種の家電・情報機器を固有の遠隔操作システムで、自身が所持する携帯電話を使って、遠隔操作が簡単にできるシステムを、通信事業者が提供するIP電話回線を申し込み、TRCS装置と遠隔操作リモコンを家電販売店で購入し、簡単な工事で構築できる。
遠隔システムの運用も通信費だけて、個人情報の秘守、セキュリティを独自が情報管理する方法を施した、万全なシステムである。
本システムは、ローカル側に設置するTRCS装置で、遠隔操作システムのアクセス番号、携帯電話号+パスワードで、セキュリティチェックを行う。
TRCS装置の操作情報の設定は、コード化した操作コード#××に操作機器を、操作機器にたいする制御コード*××××に制御内容を設定する。
遠隔操作リモコンへの操作情報の設定は、ローカル施設の実態と操作目的に合わせ、LANポート収容した家電および情報機器に対し、TRCS装置へPCを接続、簡単に設定データーの書込みが出来る。
上記ローカル施設の操作対象機器を自身が所持している携帯電話に、操作メニューとして、家庭、会社、公共のグループ分けした複数のローカル施設の操作機器を登録する。
操作者は、ライフスタイルと操作目的に合わせ、いつ、どこからでも操作機器を制御し、動作情報をディスプレイ画面で映像・文字情報で現場の状況をリアルタイムに把握できる。
【産業上の利用可能性】
【0025】
用途は、国民8000万人が所持する携帯電話を遠隔操作端末機とするこの遠隔システムは、公共、各種業界、一般消費者の利用目的に柔軟に応じる操作ができる。
携帯電話機を使って、国民の生命、財産を自らが守り、快適な生活を過すために欠かせない画期的な発明であり、日本の通信業界、産業界、公共関係の広範囲におよび、安全・安心・簡単・便利をキーワードに世界のIT産業の発展に寄与するものとなる。
例えば監視カメラなどを活用し、犯罪の撲滅、防災に幅広く貢献できる発明となる可能性を秘めている。
「例」家電メーカー
遠隔操作リモコンで制御できる家電製品の開発により、旅先、職場から風呂、電灯、エアコン、炊飯器、ビデオなど快適な生活を過す製品化の裾野が拡大する。
「例」警備保障
新聞紙上をにぎわす凶悪犯罪、一家惨殺等の犯罪の抑止力になる。
職場、出張先から家庭の外灯、玄関の電灯を操作したり、カメラの映像で現場の状況をリアルタイムに把握することにより、一家の女性、子供、お年寄りなどの弱い立場の生命、財産を遠隔操作システムにより守ることができる。
インテリジェントビルとしてのオフィス及びマンション、個人住宅等へ遠隔操作が可能な家電・情報機器を装備することにより、快適な生活を保障することができる。
「例」福祉・託児所・ペット
カメラの映像で逐次、遠方から老人・幼児・ペット等の現場の状況をリアルタイムに把握し、適切な措置を行い、安心と安全を得ることができる。
その他用途は、無限大に広がり、あらゆる産業の活性化と国民の生活環境の改善に大きく貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の−実施形態における遠隔操作のシステム・ネットワーク構成を示す説明である。
【図2】遠隔操作受信端末機のメニューと画面遷移図を示す説明である。
【図3】遠隔操作受信端末機からのあらゆる家電・情報機器を簡単操作 接続構成図
【図4】遠隔操作受信端末機からのあらゆる家電・情報機器を簡単操作 サービス仕様と利用図
【図5】遠隔操作受信端末機からのあらゆる家電・情報機器を簡単操作 利用ビジネスモデル
【図6】遠隔操作受信端末機からのあらゆる家電・情報機器を簡単操作 利用図 例
【図7】遠隔操作リモートコントローラ ・TRCS装置(通信制御装置)
【図8】遠隔操作シーケンス
【符号の説明】
図1. 1.携帯電話機
2.携帯網
3.IP網
4.IPアクセス回線
5.IP電話番号 050−××××−××××
6.TRCS(通信制御)装置
7.遠隔操作リモコン
8.各種家電・情報機器










【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯電話機を遠隔操作受信端末機にするための、新たな遠隔操作メニュー用プログラム。
遠隔操作メニュー画面には、1−A,登録、1−B,機器操作,1−C,操作状態のサービス項目を備える。
図1、携帯電話の遠隔操作受信端末機の画面遷移図2.1−1.アクセス番号を登録するサービス仕様とプログラム。
アクセス番号は、ISP事業者が決め、通知されるIP電話番号(050−××××−××××)を登録する。
登録番号は、▲1▼家、▲2▼会社、▲3▼公共にグループ分けでローカル遠隔操作機器のある場所ごとに登録するプログラム。
【請求項2】
携帯電話機を遠隔操作受信端末機とする画面遷移図2.1−2.操作機器の登録画面のサービス仕様とプログラム。
携帯電話のダイヤル符号#××〜#××のダイヤル符号をコード化し操作コード#××〜#××に操作機器を対応させ入力すれば、コードに対応した操作機器が決まる。
携帯電話機の遠隔操作受信端末機の操作機器の設定・入力方法の特徴は、操作コードに対応した操作機器の設定をローカル施設ごとに設置した図1.6−1.TRCS装置の設定・登録データーを参照し画面登録するプログラム。
設定方法は、TRCS装置の操作コードと対で制御する操作機器の家電・情報機器の設定・登録データーを照会ボタンでダウンロードし、操作データーを画面登録する、簡単な、誤登録を防ぐ方法を考案した。
【請求項3】
携帯電話機を遠隔操作受信端末機とする画面遷移図2.1−3.機器制御の登録画面のサービス仕様とプログラム。
TRCS装置の上記操作コード#××に対応した操作機器の制御を制御コード*××××と対で制御内容を登録した制御設定テーブルから照会ボタンで参照し、ダウンロードで画面登録を処理するプログラム。
制御の特徴は、操作コード#××のアンダーライン数字二桁の操作機器に対応した制御コード*××××頭二桁の数値は操作機器を示し同−で、制御コード下二桁で制御内容を表し、MAX四桁で制御内容を設定するプログラム。
画面遷移図2.1−4.の▲1▼家、▲2▼会社、▲3▼公共のグループの登録方法は、上記の登録をグループごとに分けて登録するプログラム。
【請求項4】
携帯電話機を遠隔操作受信端末機とする画面遷移図2.2−1.機器操作のサービス仕様とプログラム。
遠隔操作受信端末機からの操作の特徴は、上記、グループ分けしたアクセス番号(IP電話番号)をダイヤルすると、グループ▲1▼家、▲2▼会社、▲3▼公共のローカル施設毎のTRCS装置へIP電話回線で接続される。
IP電話番号は、遠隔操作のダイヤルアクセス番号に限定して使用、非通知、非公開とする。
TRCS装置では、アクセス番号を受信すると、発信元の携帯電話機(発ID)と発信者(パスワード)を識別する認証機能により、操作を許可するかどうかを判定する。
セキュリティチェックでの、機器の不正操作に対するガードをパスして初めて、ローカル施設の家電・情報機器の操作が可能となるプログラム。
認証機能で不正アクセスと判定した場合は、不正アクセスを通知する音声ガイダンスを図1.6−1.TRCS装置から受信、TRCS装置では、切断動作に入り、数秒後、通信回線は強制切断され、操作は終了するプログラム。
認証をパスすると,操作を誘導する音声ガイダンスおよび文字情報をTRCS装置から受信するプログラム。
遠隔操作受信端末機から機器操作は、上記の画面遷移図2.1−2.操作機器の登録および図2.1−3.機器制御で登録されたローカル施設の家電・情報機器を操作する。
認証をパスし,操作機器と制御内容を選択し操作すると操作コード#××と制御コード*××××が図1.6−1.TRCS装置へ送信されるプログラム。
【請求項5】
上記遠隔操作受信端末機で操作する監視カメラの制御を制御コードに対応した制御内容で監視カメラのくび振り移動撮影、ズーム映像などの制御を自由に行い、カメラからの映像をリアルタイムにパケットで受信、ディスプレイ画面に表示させるプログラム。
操作コードに対応した機器の操作、制御を複数同時に送信し操作機器の動作情報をリアルタイムにディスプレイ画面に表示するプログラム。
ローカル施設の操作対象機器の操作を複数組み合わせ操作することにより遠隔地から現場の状況を的確に把握できるプログラム。
「例」夜間の室内の状況を監視カメラの映像で状況を見たい時は、まず、操作を室内の電灯を点ける操作を行い、次に監視カメラの操作で、映像を携帯電話のディスプレイ画面で見る。
【請求項6】
携帯電話を遠隔操作受信端末機とする画面遷移図3−1.端末機器の操作状況
ローカル施設の操作対象機器の家電・情報機器の操作状況をリアルタイムに把握するプログラム。
遠隔操作受信端末機からアクセス番号をダイヤルし、認証をパスして遠隔操作メニューの状態ボタンをクリックし#999をダイヤルするとTRCS装置の操作状況のファイルのデーターをダウンロードし、ディスプレイ画面に表示するプログラム。
【請求項7】
図1.6−1.TRCS装置の6−A.SIPでアクセス番号(IP電話番号)を受信すると、通信事業者のIP交換機から、IP回線のセッションが確立され、CR(呼び出し音)を数秒受信し、応答信号(極性反転)を返し、通信回線が接続されるプログラム。
発信者の発ID+パスワードを受信、図1.6−F.認証テーブルに登録されている携帯電話番号とパスワードにより、照合・判定し、操作者が正しい場合は、操作情報を受信するタスクの移行処理を行うプログラム及び認証プログラム。
図1.6−1.TRCS装置にパソコンを接続し、図1.6−F.認証テーブルに携帯電話番号とパスワードを図1.6−H.IP電話番号を登録するプログラム。
【請求項8】
操作情報の操作コード#××対応の操作機器を図1.6−A.SIPで受信する。
図1.6−Gのテーブルの「操作コード#××:LANポート」の設定・登録データーを参照し、ポートに収容されている図1.7−1.遠隔操作リモコンをLANポートで接続する制御システム。
【請求項9】
操作コード#××に対する制御を制御コード*××××で受信すると図1.6−G.の変換テーブルで操作コード#××:駆動、切断信号(ON,OFF)に制御コード*××××を制御信号に変換し、図1.7−1.遠隔操作リモコンへ信号を送信するシステム。
【請求項10】
図1.6−1.TRCS装置の6−J.ICチップから駆動・切断・制御信号を作成するシステム。
遠隔操作受信端末機からの操作情報である操作コード、制御コードを受信すると図1.6−G.変換テーブルで駆動・切断・制御信号に変換し、図1.6−J信号発信ICチップから遠隔操作リモコンへ送信するシステム。
遠隔操作リモコンへ送信する駆動・切断・制御信号は、PBダイヤル・符号周波数を使い標準化を図り、各メーカーが、遠隔操作リモコンの製品化を行うための技術開示を行い、統一化を図る。
上記の遠隔操作リモコンの制御は、操作コード、制御コードと駆動・切断・制御の対比表と操作・制御コードのダイヤル・符号周波数に基づき、図1.6−1.TRCS装置から送信される信号種別の周波数を、情報開示して、各社の図1.7−1.遠隔操作リモコンの製品化を支援する。
【請求項11】
図1.1−1.遠隔操作端末機からの制御*××××コードによる監視カメラの映像コマ数の制御情報を図1.6−1.TRCS装置で受信し、制御信号を遠隔操作リモコンへ送信、図1.7−1.遠隔操作リモコンの制御コマンドで図1.8−1.監視カメラを操作し、その映像を図1.6−1.TRCS装置、図1.6−Dで蓄積、伝送するシステム。
【請求項12】
図1.6−1.TRCS装置の図1.6−H.操作状況ファイルに遠隔操作受信端末機からの操作情報をその都度更新蓄積するプログラム
【請求項13】
:上記のネットワークを介し、操作情報を図1.6−1.TRCS装置で受信し、TRCS装置から送信された駆動・切断・制御信号を図1.7−1.遠隔操作リモコンで受信し、制御コマンドにより、リアルタイムに図1.8−1.家電・情報機器のIC回路を動作させるシステム。
遠隔操作リモコンから家電・情報機器に送信する赤外線については、現在、各社が開発製品化している手操作のリモコンを本発明のネットワーク制御用の遠隔操作リモコンに送信アンテナをつけ簡単に従来の技術を活かした遠隔操作リモコン端末を製品化することが可能で、遠隔操作システを簡単に構築できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯電話機を遠隔操作受信端末機にするための、新たな遠隔操作メニュー用プログラム。
遠隔操作メニュー画面には、グループ,▲1▼登録、▲2▼機器操作,▲3▼操作状態のサービス項目を備える。
図2、携帯電話の遠隔操作受信端末機のアクセス番号を登録するサービス仕様とプログラム。
アクセス番号は、ISP事業者が決め、通知されるIP電話番号(050−××××−××××)を登録する。
登録番号は、▲1▼家、▲2▼会社、▲3▼公共にグループ分けでローカル遠隔操作機器のある場所ごとに登録するプログラム。
【請求項2】
携帯電話機を遠隔操作受信端末機とする操作機器の登録画面のサービス仕様とプログラム。
携帯電話のダイヤル符号#××〜#××のダイヤル符号をコード化し操作コード#××〜#××に操作機器を対応させ入力すれば、コードに対応した操作機器が決まる。
携帯電話機の遠隔操作受信端末機の操作機器の設定・入力方法の特徴は、アクセス番号とパスワードにより、認証を行い、パスするとローカル施設ごとに設置した図1.TRCS装置200の設定・登録データーを参照し画面登録するプログラム。
設定方法は、TRCS装置の操作コードと対で制御する操作機器の家電・情報機器の設定・登録データーを照会ボタンでダウンロードし、操作データーを画面登録する、簡単で誤登録を防ぐ方法を考案した。
【請求項3】
携帯電話機を遠隔操作受信端末機とする図3.遠隔操作画面遷移図に示す登録画面のサービス仕様とプログラム。
TRCS装置の上記操作コード#××に対応した操作機器の制御を制御コード*××××と対で制御内容を登録した制御設定テーブルから照会ボタンで参照し、ダウンロードで画面登録を処理するプログラム。
制御の特徴は、操作コード#××のアンダーライン数字二桁の操作機器に対応した制御コード*××××頭二桁の数値は操作機器を示し同一で、制御コード下二桁で制御内容を表し、MAX四桁で制御内容を設定するプログラム。
携帯電話の遠隔操作画面遷移図3.の▲1▼家、▲2▼会社、▲3▼公共のグループの登録方法は、上記の登録をグループごとに分けて登録するプログラム。
【請求項4】
携帯電話機を遠隔操作受信端末機とする図3.遠隔操作画面遷移図に示す機器操作のサービス仕様とプログラム。
遠隔操作受信端末機からの操作の特徴は、上記、グループ分けしたアクセス番号(IP電話番号)をダイヤルすると、グループ▲1▼家、▲2▼会社、▲3▼公共のローカル施設毎のTRCS装置へIP電話回線で接続される。
IP電話番号は、遠隔操作のダイヤルアクセス番号に限定して使用、非通知、非公開とする。
TRCS装置200では、アクセス番号50とパスワードを受信すると、発信元の携帯電話機(発ID)と発信者(パスワード)を識別する認証機能により、操作を許可するかどうかを判定する。
セキュリティチェックでの、機器の不正操作に対するガードをパスして初めて、ローカル施設の家電・情報機器の操作が可能となるプログラム。
認証機能で不正アクセスと判定した場合は、不正アクセスを通知する音声ガイダンスを図1.TRCS装置200から受信、TRCS装置では、切断動作に入り、数秒後、通信回線は強制切断され、操作は終了するプログラム。
認証をパスすると,操作を誘導する音声ガイダンスおよび文字情報をTRCS装置から受信するプログラム。
遠隔操作受信端末機から機器操作は、上記の携帯電話の遠隔操作メニュー画面遷移図の図3.操作機器の登録および図2.操作情報のダイヤル符号のコード化により登録されたローカル施設の家電・情報機器を操作する。
認証をパスし,操作機器と制御内容を選択し操作すると操作コード#××と制御コード*××××が図1.−TRCS装置200へ送信されるプログラム。
【請求項5】
上記遠隔操作受信端末機で操作する監視カメラの制御を制御コードに対応した制御内容で監視カメラのくび振り移動撮影、ズーム映像などの制御を自由に行い、カメラからの映像を携帯網のWebサーバーを介しリアルタイムにパケットで受信、ディスプレイ画面に表示させるプログラム。
操作コードに対応した機器の操作、制御を複数同時に送信し操作機器の動作情報をWebサーバーを介しリアルタイムにディスプレイ画面に表示するプログラム。
ローカル施設の操作対象機器の操作を複数組み合わせ操作することにより遠隔地から現場の状況を的確に把握できるプログラム。
「例」夜間の室内の状況を監視カメラの映像で状況を見たい時は、まず、操作を室内の電灯を点ける操作を行い、次に監視カメラの操作で、映像を携帯電話のディスプレイ画面で見る。
【請求項6】
携帯電話を遠隔操作受信端末機とする図3.遠隔操作の画面遷移図の端末機器の操作状態を把握するサービス仕様とローカル施設の操作対象機器の家電・情報機器の操作状況をリアルタイムに把握するプログラム。
遠隔操作受信端末機からアクセス番号をダイヤルし、認証をパスして遠隔操作メニューの状態ボタンをクリックし#999をダイヤルするとTRCS装置の操作状況のファイルのデーターをダウンロードし、ディスプレイ画面に表示するプログラム。
【請求項7】
図1.TRCS装置の200のSIPでアクセス番号(IP電話番号)を受信すると、通信事業者のIP交換機から、IP回線のセッションが確立され、CR(呼び出し音)を数秒受信し、応答信号(極性反転)を返し、通信回線が接続されるプログラム。
発信者の発ID+パスワードを受信、図1.TRCS装置の認証テーブルに登録されている携帯電話番号とパスワードにより、照合・判定し、発信者が正しい場合は、操作情報を受信するタスクの移行処理を行うプログラム及び認証プログラム。
図1.TRCS装置にパソコンを接続し、認証テーブルに携帯電話番号とパスワードおよびIP電話番号を登録するプログラム。
【請求項8】
携帯電話からの操作情報を操作コード#××と制御コードでWebサーバーを介しTRCS装置のSIPで受信する。
図1.TRCS装置のポート制御テーブルの「操作コード#××:LANポート」の設定・登録データーを参照し、ポートに収容されている図1.遠隔操作リモコン300をLANポートで接続する制御システム。
【請求項9】
操作コード#××に対する制御を制御コード*××××で受信すると図1.TRCS装置の変換テーブルで操作コード#××:駆動、切断信号(ON,OFF)に制御コード*××××を制御信号に変換し、図1.遠隔操作リモコン300へ信号を送信するシステム。
【請求項10】
図1.TRCS装置のICチップから駆動・切断・制御信号を作成するシステム。
遠隔操作受信端末機からの操作情報である操作コード、制御コードを受信すると図1.TRCS装置の変換テーブルで駆動・切断・制御信号に変換し、信号発信制御部から遠隔操作リモコンへ送信するシステム。
遠隔操作リモコンへ送信する駆動・切断・制御信号は、PBダイヤル・符号周波数を使い標準化を図り、各メーカーが、遠隔操作リモコンの製品化に必要な技術開示を行い、統一化を図る。
上記の遠隔操作リモコンの制御は、操作コード、制御コードと駆動・切断・制御の対比表と操作・制御コードのダイヤル・符号周波数に基づき、図1.TRCS装置から送信される信号種別の周波数を、情報開示して、各社の図1.遠隔操作リモコン300の製品化を支援する。
【請求項11】
図1.遠隔操作端末機100からの制御*××××コードによる監視カメラの映像コマ数の制御情報を携帯網のWebサーバーを介しTRCS装置で受信し、制御信号を遠隔操作リモコンへ送信、遠隔操作リモコン300の制御コマンドで監視カメラ405を操作し、その映像をTRCS装置で蓄積、伝送するシステム。
【請求項12】
図1.TRCS装置200の操作状況ファイルに遠隔操作受信端末機からの操作情報をその都度更新蓄積するプログラム。
【請求項13】
:上記のネットワークを介し、操作情報を図1.TRCS装置で受信し、TRCS装置から送信された駆動・切断・制御信号を遠隔操作リモコン300で受信し、制御コマンドにより、リアルタイムに家電・情報機器400のIC回路を動作させるシステム。
遠隔操作リモコンから家電・情報機器に送信する赤外線については、現在、各社が開発製品化している手操作のリモコンを本発明のネットワーク制御用の遠隔操作リモコンに送信アンテナをつけ簡単に従来の技術を活かした遠隔操作リモコン端末を製品化することが可能で、遠隔操作システを簡単に構築できる

【図1】遠隔操作の情報伝達経路を示すネットワーク・システム構成図である。
【図2】携帯電話の操作情報のダイヤル符号コード化仕様。
【図3】携帯電話の遠隔操作メニューによる画面遷移図を示す。
【図4】遠隔操作受信端末機100からあらゆる家電・情報機器400を簡単・安心・安全に操作するビジネスモデルの利用イメージを表す。
【図5】遠隔操作シーケンスを示す。
【符号の説明】
100 遠隔操作受信端末機(携帯電話)
20 携帯網
21 Webサーバー
30 IP網
40 ブロードバンドアクセス回線
200 TRCS装置 50 アクセス番号
300 ネットワークリモートコントローラー
400 家電・情報機器

【公開番号】特開2006−196933(P2006−196933A)
【公開日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−304917(P2004−304917)
【出願日】平成16年9月17日(2004.9.17)
【出願人】(304045468)
【Fターム(参考)】