説明

改良型ハウジングを備えた平形回路用コネクタ

【解決手段】平形電気回路を端終する電気コネクタである。コネクタは平形回路の端部を収容する開口を備える細長い絶縁性ハウジングを含む。複数の端子は、ハウジング上に並んだ配列で開口に沿って離間されて取付けられている。細長いアクチュエータは、平形回路を開口に挿入することを可能にする開位置と、平形回路を端子に対して付勢する閉位置との間で回転運動するようにハウジングに枢動可能に取付けられている。アクチュエータは、長手方向の両端に設けられた回転ボスと、ボスの端面に設けられたカム突起とを含む。ハウジングは、コネクタの後側から端子を取付けることができる細長い後部を含む。プラットフォーム部は、後部から前方に突出するとともに後部と協働してコネクタの前側からプラットフォームの上部に平形回路を挿入することができる開口を画定する。1対の端壁は、後部の長手方向の両端から外方に離間されて、アクチュエータの回転ボスを収容する1対のアクチュエータ収容スロットを画定する。カム溝は、アクチュエータ上のカム突起を収容するため端壁の内側面に形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、電気コネクタの技術に関し、詳細には、平形フレキシブル回路、フレキシブルプリント回路、又は、他の平形電気ケーブル等の平形回路を終端するコネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
平形ケーブル又は平形回路を終端するために、様々な電気コネクタが設計されてきた。平形回路用の代表的なコネクタは、例えば、プラスチック材料から成る絶縁性ハウジングを有する。該ハウジングは、一般に、ほぼ平行な横方向に離間された導体が端部において露出された平形回路の端部を収容する細長い開口又はスロットを有する。複数の端子がハウジングに取付けられ、端子の接触部が平形回路の横方向に離間された導体と係合可能な状態でスロットに沿って横方向に離間されている。アクチュエータが、ハウジングに可動式に取付けられ、平形回路をスロットに自由に挿入することを可能にする第1の位置と、アクチュエータが回路をハウジング内に固定し、回路を端子の接触部に対して付勢する第2の位置との間で動く。
【0003】
本明細書の図7及び8は、前述の特徴を持つ従来技術の平形回路コネクタを示す。コネクタは、全体を20で示すハウジングを有し、該ハウジング20にはその後側から、全体を22で示した複数の端子が組込まれている。ハウジングは、プリント回路基板(図示せず)に実装され、絶縁性プラスチック材料で作成されている。ハウジングはその前面に、矢印「B」で示したような回路挿入方向に平形回路の端部を収容するスロット20aを有する。ハウジングには、端子22を取付ける複数対の端子収容通路20cを有する後部24bがある。最後に、ハウジングは細長く、固定溝20eが内側に形成された1対の壁又は固定アーム20dを有する。全体を24で示した細長いアクチュエータが、ハウジング20の両端にピボットボス24bを有する1対の固定突起24aによってハウジングに枢動可能に取付けられる。固定突起は、アーム20dの内側に形成された固定溝20e内に回転可能に取付けられる。細長いアクチュエータの両端の前側には、1対のロック突起24cが形成されている。該ロック突起は、図7に示したように、アクチュエータが閉位置にあるときにハウジングの前側に引掛けられる。
【0004】
1対の実質的に囲まれた取付ネイル26が、矢印「B」で示される方向にハウジングのほぼ逆T字形の取付部20fに被せられる。取付ネイルは、金属材料で作成され、プリント回路基板上の取付パッドにはんだ付されてコネクタを基板に固定する。
【0005】
アクチュエータ24は、図7に示した閉位置から直立状態まで90〔°〕回転され、その後端が、ハウジングの固定アーム20dの間に挿入される。固定突起24aはそれぞれ、アクチュエータをハウジングに固定するためにアーム20dの内側の固定溝20eに挿入される。これにより、アクチュエータの開位置が画定される。アクチュエータがこの開位置にあるとき、平形回路の端部は、矢印「A」で示される方向にスロット20aに挿入される。次に、アクチュエータは、図7に示した閉位置にピボットボス24bの周りに回転されて、平形回路の下面の適切な接触を端子22に対して付勢する。
【0006】
本発明は、前述のような平形回路コネクタのハウジングの改良に関する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
したがって、本発明の目的は、平形電気回路を終端するための新規かつ改善された電気コネクタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の例示的な実施形態において、コネクタは、平形回路の端を収容する開口を有する細長い絶縁性ハウジングを有する。ハウジングには、並んだ配列で開口に沿って離間された複数の端子が取付けられる。細長いアクチュエータが、平形回路を開口に挿入することを可能にする開位置と平形回路を端子に対して付勢する閉位置との間で回転運動するようにハウジングに枢動式に取付けられる。アクチュエータは、長手方向の両端に設けられた回転ボスと、ボスの端面に設けられたカム突起とを有する。ハウジングは、コネクタの後側から端子を取付けることができる細長い後側部を有する。プラットホーム部が、後側部から前方に突出するとともに、後側部と協働して、平形回路をコネクタの前側からプラットホームの上部に挿入することができる開口を画定する。1対の端壁が、後部の長手方向の両側端から外方に離間されて、アクチュエータの回転ボスを収容する1対のアクチュエータ収容スロットを画定する。端壁の内側面に、アクチュエータ上のカム突起を収容するカム溝が形成されている。
【0009】
本発明の一形態によれば、端子は、開口内に突出し、平形回路上の適切な接点を係合する接触部を備えた接触アームを有する。ハウジングは、プラットホーム部の上部に端子の接触アームを収容する複数のガイド溝を有する。ハウジングは、ガイド溝の間に複数の仕切を有する。該仕切は、平形回路をハウジング内に案内する傾斜した前端面を有する。
【0010】
本発明の更に他の形態によれば、コネクタをプリント回路基板に固定する1対の取付ネイルが設けられる。ハウジングの端壁は、ハウジングの前側において開口し、取付ネイルを挿入するネイル収容通路を有する。通路は、アクチュエータ収容スロットと連通し、取付ネイルは、スロット内に延在するアクチュエータ支持部を有する。
【0011】
本発明の更に他の形態によれば、アクチュエータは、その両端に長手方向に外方に突出するロック突起を有する。ハウジングの端壁は、その内側に、アクチュエータがその閉位置にあるときにロック突起を収容するロック溝を有する。
【0012】
本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面と関連して行われる以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0013】
新規であると確信する本発明の特徴は、添付の特許請求の範囲において詳細に説明される。本発明は、更に他の目的及び利点とともに、添付図面と関連して行われる以下の説明を参照して最もよく理解することができ、図面において類似の参照符号は類似の要素を指す。
【0014】
図面をより詳細に参照して説明する。最初に、図1及び2を参照すると、本発明は、平形電気回路32(図示せず)をプリント回路基板(図示せず)に接続するための全体を30で示した電気コネクタにおいて実施される。平形電気回路には、平形ケーブル又は回路、平形フレキシブルケーブル、フレキシブルプリント回路等がある。
【0015】
コネクタ10は、全体を34で示した絶縁性ハウジングを有し、このハウジング34は細長く、またプラスチック材料でモールド成形することができる。ハウジングは、該ハウジングの前端に、図2に矢印「C」で示したような回路挿入方向に平形回路の端部を収容するために全体を36で示したスロットを画定する。全体を38で示した複数の導電性端子が、ハウジング34内に並行な配列で取付けられ、スロット36に沿って離間されている。図2には、最も端の2本の端子だけを示す。全体を40で示したアクチュエータが、後で分かるように、平形回路をスロット36に挿入することを可能にする開位置(図6)と平形回路を端子に対して付勢する閉位置(図5)との間で動くように枢動式にハウジング34に取付けられている。端子は、ハウジングの後側に矢印「D」で示される方向に挿入され、全体を42で示した1対の取付ネイルが、ハウジングの前側に矢印「E」で示される方向に挿入される。
【0016】
図2とともに図5を参照すると、端子38が、ハウジング34内の端子収容通路43に挿入される。各端子は、ベース部38a、上側ピボットアーム38b及び下側接触アーム38cによって画定されたほぼ水平方向に向いたU字形構造を有する。上側ピボットアームには、その下側の遠位端の近くにピボット溝38dが形成されている。接触アームには、その遠位端に回路収容スロット36内に突出する接触部38eがある。脚部38fが、ベース部38aから下方に突出し、プリント回路基板上の適切な回路トレースと接続するようにハウジング34の下面とほぼ面一に配設される。端子は、導電性シートメタル材料から打抜き形成される。
【0017】
図1及び2とともに図3及び4を参照すると、ハウジング34は細長く、また直立する後側部34aと、下方の前方に突出するプラットホーム部34bとを有し、それにより、回路収容スロット36が上方前方向に開いている。プラットホーム部34bに沿った複数の仕切44aの間に、ほぼ平行な複数のガイド溝44が離間されている。端子38がハウジングに挿入されたとき、接触アーム38cが溝44内に導かれ、接触部38eが、回路収容スロット36の上方に突出する。仕切44aは、その上部と端部に平形回路を開口36内に案内するための斜面を有する。
【0018】
ハウジング34には1対の端壁34cが一体形成されている。取付ネイル42は、1対の端壁に形成されハウジングの前側に開いた逆L字形の1対のネイル収容通路46に矢印「E」に示される方向に挿入される。上側に開いたアクチュエータ収容スロット48が、各端壁34c内の後部に、対応するネイル収容通路46の後側に位置し、それと連通した状態で形成されている。回転カム溝又は凹部50がスロット48内において各端壁34cの内側に形成される。カム収容溝50は、後で説明する目的のために、第1のカム溝又は凹部50aと、第1の溝の上の第2のカム溝又は凹部50bとを有する。ロック溝52が対応するネイル収容通路46の上側に位置するように各端壁34cの内側に形成される。
【0019】
アクチュエータ40は細長く、前側に沿った細長い圧力板40aと、後側に配設され、圧力板から離間された細長いピボット軸40bとを有する。アクチュエータは一体構造であり、ピボット軸40bは、アクチュエータの全長に沿って一定の離間間隔で複数の支持体54によって圧力板40aに接続され、支持体の間に空間56を画定している。アクチュエータの下側後部の角には、丸みのついた加圧部40cが形成されている。
【0020】
アクチュエータ40は、さらに、両端にブロック状支持ボス58を有する。該ボス58の外側面から外方に回転カム60が突出している。ボス58は、後で説明する目的のために、支持体58aと移動防止部58bとを有する。アクチュエータ40の圧力板40aは、それぞれの角に切欠き62を有する。最後に、圧力板40aの両端からロック突起64が外方に突出している。
【0021】
各取付ネイル42は、垂直又は直立支持板42bと水平支持板42cとによって画定されたL字形取付部42aを有する。該L字形取付部は、ハウジングのそれぞれの端壁34cの前側にあるそれぞれのL字形通路46に挿入することができる。取付ネイルは、その下部に水平固定板又は脚部42dを有し、この脚部42dは、プリント回路基板上の取付パッドにはんだ付によって接続してコネクタを基板に固定するためにハウジング34とほぼ面一になる。固定板42dの外縁に、コネクタを基板に更に固定するために固定部材(図示せず)を収容する横開きの穴42eが形成されている。本発明によれば、各取付ネイル42は、アクチュエータを上方に付勢しアクチュエータ40のピボット軸40bを端子38のピボット溝38d内に確実に着座させるために、垂直板の形の付勢部又は上昇アーム42fを有する。板42fは、実質的に、アクチュエータを特にその閉位置で垂直方向に支持する。
【0022】
図6は、平形回路の端部をスロット36に自由に挿入することができるような直立位置、すなわち、開位置のアクチュエータ40を示す。該アクチュエータの支持ボス58が、ハウジングの端壁34cのアクチュエータ収容スロット48に入れられていることが分かる。カム突起60がカム溝50b内にある。平形回路が空間36に挿入された後、アクチュエータ40は、図5に示した閉位置に下方に枢動される。ピボット軸40bが、端子38のピボットアーム38bの下側のピボット溝38dに嵌(は)められていることが分かる。この位置で、アクチュエータの圧力板40aは、平形回路を端子の接触アーム38cの接触部38eに対して押す。アクチュエータが閉位置まで回転したとき、ロック突起64は、端壁34cの内側にあるロック溝52(図2を参照)にぱちんと嵌(はま)る。
【0023】
アクチュエータ40は、アクチュエータを直立状態にし、そして、アクチュエータを下方に動かすことによってハウジング34に取付けられる。取付ける際に、カム突起60は、端壁34cの内側面のカム溝50aにぱちんと嵌る。このため、カム突起60の外側面には傾斜が付けられ、カム突起60の外端部間の長手方向の距離は、端壁34cの内側面の間の距離よりもわずかに大きく、それにより、端壁はそれ自体の弾性によって外側に広がり、端壁は、カム突起60が第1のカム溝50aに「ぱちん」と嵌った後でその通常状態に戻る。
【0024】
端子38は、最初に、アクチュエータ40を図5に示したように閉位置に枢動することによって、ハウジング34の通路43に組込まれる。端子は、図5に示したように、端子がしっかりと嵌まるまで矢印「D」で示される方向に通路に挿入される。端子のピボットアーム38bは、アクチュエータの支持体54の間の空間56内に配設される。端子の接触アーム38cは、ハウジング34のプラットホーム部34bの上の仕切44aの間のガイド溝44内に延在する。
【0025】
取付ネイルがハウジングに完全に挿入されたとき、取付ネイルの付勢部又は付勢板42fは、アクチュエータ40の下部と係合してアクチュエータを上方に付勢する上下移動カムを構成する。アクチュエータをこのように上方に付勢する動きの結果、アクチュエータのピボット軸40bが端子38のピボット溝38dに入り、アクチュエータがコネクタ内に強固に固定され、ハウジングに対してのアクチュエータの確実な枢動が可能とされる。さらに、カム突起60(図2)は、第1のカム溝50aから第2のカム溝50bまで動く。
【0026】
本発明は、その精神又は中心的特徴から逸脱することなく他の特定の形態で実施できることを理解されよう。したがって、上記の実施例と実施形態は、すべての点において例示的であり限定的でないと考えるべきであり、本発明は、本明細書に示した詳細に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】アクチュエータが閉位置にある状態の本発明による平形回路用コネクタの斜視図である。
【図2】コネクタの分解斜視図である。
【図3】コネクタのハウジングの斜視図である。
【図4】ハウジングの上面図である。
【図5】アクチュエータが閉位置にある状態のコネクタの拡大前後方向断面図である。
【図6】アクチュエータが開位置にある状態のコネクタの一端の部分的に断面した破断斜視図である。
【図7】背景技術で述べた従来技術のコネクタの図である。
【図8】背景技術で述べた従来技術のコネクタの図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
平形電気回路を終端する電気コネクタであって、
平形回路の端部を収容する開口を備える細長い絶縁性ハウジングと、
該ハウジング上に並んだ配列で開口に沿って離間されて取付けられた複数の端子と、
平形回路を前記開口に挿入することを可能にする開位置と、平形回路を端子に対して付勢する閉位置との間で回転運動するようにハウジングに枢動可能に取付けられた細長いアクチュエータであって、長手方向の両端に設けられた回転ボスと、該ボスの端面に設けられたカム突起とを備えるアクチュエータとを有し、
前記ハウジングが、
コネクタの後側から端子を取付けることができる細長い後部と、
該後部から前方に突出するとともに後部と協働してコネクタの前側からプラットホームの上部に平形回路を挿入することができる前記開口を画定するプラットホーム部と、
後部の長手方向の両端から外方に離間されて、アクチュエータの回転ボスを収容する1対のアクチュエータ収容スロットを画定する1対の端壁と、
アクチュエータ上のカム突起を収容するための端壁の内側面のカム溝とを含む電気コネクタ。
【請求項2】
前記端子が、前記開口内に突出し平形回路上の適切な接点と係合する接触部を備えた接触アームを備え、前記ハウジングが、プラットホーム部の上部に端子の接触アームを収容する複数のガイド溝を含む、請求項1に記載の電気コネクタ。
【請求項3】
前記ハウジングが、ガイド溝の間に複数の仕切を含み、該仕切が、平形回路を前記開口内に案内する傾斜した前端面を備える、請求項2に記載の電気コネクタ。
【請求項4】
コネクタをプリント回路基板に固定する1対の取付ネイルを含み、ハウジングの前記1対の端壁が、ハウジングの前側において開口し取付ネイルを挿入するためのネイル収容通路を含む、請求項1に記載の電気コネクタ。
【請求項5】
前記ネイル収容通路が、前記アクチュエータ収容スロットと連通し、取付ネイルが、スロット内に延在するアクチュエータ支持部を含む、請求項4に記載の電気コネクタ。
【請求項6】
前記アクチュエータが、長手方向外方に突出するロック突起を両端に含み、ハウジングの前記1対の端壁は、その内側に、アクチュエータがその閉位置にあるときにロック突起を収容するロック溝を含む、請求項1に記載の電気コネクタ。
【請求項7】
平形電気回路を終端する電気コネクタであって、
平形回路の端部を収容する開口を備える細長い絶縁性ハウジングと、
該ハウジング上に並んだ配列で取付けられ開口に沿って離間された複数の端子であって、前記開口内に突出し平形回路上の適切な接触と係合する接触部を備えた接触アームを備えた端子と、
平形回路を前記開口に挿入することを可能にする開位置と、平形回路を端子に対して付勢する閉位置との間で回転運動するようにハウジング上に枢動可能に取付けられた細長いアクチュエータであって、長手方向の両端に設けられた回転ボスと、該ボスの端面に設けられたカム突起とを備えるアクチュエータと、
コネクタをプリント回路基板に固定する1対の取付ネイルとを有し、
前記ハウジングが、
コネクタの後側から端子を取付けることができる細長い後部と、
該後部から前方に突出するとともに後部と協働してコネクタの前部からプラットホームの上部に平形回路を挿入することができる前記開口を画定するプラットホーム部と、
後部の長手方向の両端から外方に離間され、アクチュエータの回転ボスを収容する1対のアクチュエータ収容スロットを画定する1対の端壁と、
該端壁の内側面にありアクチュエータ上のカム突起を収容するカム溝と、
プラットホーム部の上部にあり端子の接触アームを収容する複数のガイド溝とを有し、
前記1対の端壁が、ハウジングの前側において開口し取付ネイルを挿入するためのネイル収容通路を含む電気コネクタ。
【請求項8】
前記ハウジングが、ガイド溝間に複数の仕切を含み、該仕切が、平形回路を前記開口内に案内する傾斜した前端面を有する、請求項7に記載の電気コネクタ。
【請求項9】
前記ネイル収容通路が、前記アクチュエータ収容スロットと連通し、前記取付ネイルが、スロット内に延在するアクチュエータ支持部を含む、請求項7に記載の電気コネクタ。
【請求項10】
前記アクチュエータが、長手方向外方に突出するロック突起を両端に含み、ハウジングの前記1対の端壁が、その内側に、アクチュエータが閉位置にあるときにロック突起を収容するロック溝を含む、請求項7に記載の電気コネクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2007−503701(P2007−503701A)
【公表日】平成19年2月22日(2007.2.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−524812(P2006−524812)
【出願日】平成16年8月25日(2004.8.25)
【国際出願番号】PCT/US2004/027552
【国際公開番号】WO2005/022702
【国際公開日】平成17年3月10日(2005.3.10)
【出願人】(591043064)モレックス インコーポレーテッド (441)
【氏名又は名称原語表記】MOLEX INCORPORATED
【Fターム(参考)】