新規な三環式化合物
本発明は、可変要素が本明細書で定義されている式(I)の化合物、それの製薬上許容される塩、プロドラッグ、生理活性代謝物、立体異性体および異性体を提供する。本発明の化合物は、免疫性の状態および腫瘍状態の治療において有用である。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物
【化1】
該化合物の製薬上許容される塩、プロドラッグ、生理活性代謝物、立体異性体および異性体[式中、
TはNであり、UはNであり、XはCR3でありならびにYはNであり;または
TはCR6であり、UはNであり、XはCR3でありならびにYはNであり;または
TはNであり、UはCR4であり、XはCR3でありならびにYはNであり;または
TはCR6であり、UはCR4であり、XはCR3でありならびにYはNであり;または
TはCR6であり、UはNであり、XはNR3でありならびにYはCであり;または
TはOであり、UはNであり、XはCR3でありならびにYはCであり;または
TはNR6であり、UはNであり、XはCR3でありならびにYはCであり;または
TはCR6であり、UはCR4であり、XはNR3でありならびにYはCであり;または
TはSであり、UはNであり、XはCR3でありならびにYはCであり;
R1、R2およびR5はそれぞれ独立に水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)(Rb)、−C(O)Ra、−C(OH)RaRb、−N(Ra)S(O)2−Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−CF3、−OCF3、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、または置換されていても良い(C6−C10)アリールであり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R3は、水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環であり;または
R3は、−A−D−E−Gであり;
Aは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Dは、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Eは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−ReC(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−OC(O)−Re、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−、または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Eは
【化2】
であり;いずれの場合も、Eは、Dにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Gは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−OC(O)N(Ra)、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル、置換されていても良い−(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い−(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い−(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリール、または置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R4およびR6はそれぞれ独立に、水素、ハロゲン、重水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル基、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環基、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環または−J−L−M−Qであり;
Jは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Lは、結合、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Mは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−OC(O)−Re、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−Re−C(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−、または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Mは
【化3】
であり、いずれの場合も、Mは、Lにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Qは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリール、または置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
RaおよびRbはそれぞれ独立に、水素、重水素、置換されていても良い(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C2−C10)アルケニル、置換されていても良い(C2−C10)アルキニル、置換されていても良い(C1−C10)アルキル−O−(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)ヘテロアリール、または置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)複素環であり;ならびに
Reは各場合において独立に、結合、置換されていても良い(C1−C10)アルキレン、置換されていても良い(C2−C10)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C10)アルキニレン、置換されていても良い−(C1−C10)アルキレン−O−(C1−C10)アルキレン基、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロシクリレンであり;
ただし、化合物が
【化4】
である場合、R3は上記で定義の通りでありならびにR6は、窒素原子または酸素原子によってピラゾール環に連結されておらず;および
ただし、化合物が
【化5】
である場合、R3がH、CH3または−C(O)OHである場合、R4はH、−C(O)OCH2CH3、−C(O)NH−置換されていても良いフェニル、−NHC(O)−置換されていても良いフェニルまたは−S(O)2−フェニルではない。]。
【請求項2】
TがNであり、UがNであり、XがCR3であり、およびYがNであり、ならびに式(Ia)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化6】
【請求項3】
TがCR6であり、UがNであり、XがCR3であり、およびYがNであり、ならびに式(Ib)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化7】
【請求項4】
TがNであり、UがCR4であり、XがCR3であり、およびYがNであり、ならびに式(Ic)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化8】
【請求項5】
TがCR6であり、UがCR4であり、XがCR3であり、およびYがNであり、ならびに式(Id)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化9】
【請求項6】
TがCR6であり、UがNであり、XがNR3であり、およびYがCであり、ならびに式(Ie)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化10】
【請求項7】
TがOであり、UがNであり、XがCR3であり、およびYがCであり、ならびに式(If)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化11】
【請求項8】
TがNR6であり、UがNであり、XがCR3であり、およびYがCであり、ならびに式(Ig)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化12】
【請求項9】
TがCR6であり、UがCR4であり、XがNR3であり、およびYがCであり、ならびに式(Ih)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化13】
【請求項10】
TがSであり、UがNであり、XがCR3であり、およびYがCであり、ならびに式(Ii)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化14】
【請求項11】
R3が、水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル基、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環基、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い(C2−C10)複素環である、請求項1の化合物。
【請求項12】
R3が、置換されていても良いシクロプロピル、置換されていても良いシクロブチル、置換されていても良いシクロペンチル、置換されていても良いシクロヘキシル、置換されていても良いフェニル、置換されていても良いアダマンチル、置換されていても良いアゼチジニル、置換されていても良いビシクロ[2.1.1]ヘキシル、置換されていても良いビシクロ[2.2.1]ヘプチル、置換されていても良いビシクロ[2.2.2]オクチル、置換されていても良いビシクロ[3.2.1]オクチル、置換されていても良いビシクロ[3.1.1]ヘプチル、置換されていても良いアザビシクロ[3.2.1]オクタニル、置換されていても良いアザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、置換されていても良い2−アザビシクロ[3.2.1]オクタニル、置換されていても良いアザビシクロ[3.2.2]ノナニル、置換されていても良いビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エニル、置換されていても良いピペリジニル、置換されていても良いピロリジニルまたは置換されていても良いテトラヒドロフラニルである、請求項11の化合物。
【請求項13】
R3がA−D−E−Gであり、ならびにAが結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−、−N(Ra)−、−S−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−、−N(Ra)S(O)2−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−である、請求項1の化合物。
【請求項14】
Dが、置換されていても良いアゼチジニル、置換されていても良いビシクロ[2.2.2]オクタニレン、置換されていても良いビシクロ[2.2.1]ヘプチレン、置換されていても良いビシクロ[2.1.1]ヘキシレン、置換されていても良いシクロブチレン、置換されていても良いシクロペンチレン、置換されていても良いシクロヘキシレン、置換されていても良いビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エニレン、置換されていても良いピペリジニルまたは置換されていても良いピロリジニルである、請求項13の化合物。
【請求項15】
Eが、−Re−C(O)−Re−、Re−O−Re、−Re−S(O)2−Re−、−Re−N(Ra)−Re、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−Re−C(O)N(Ra)Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)Re−である、請求項14の化合物。
【請求項16】
Gが、−ORa、−CN、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良いシクロプロピル、置換されていても良いシクロブチル、置換されていても良いシクロペンチル、置換されていても良いフェニル、置換されていても良いピリダジン、置換されていても良いピラジン、置換されていても良いピリミジン、置換されていても良いピラゾール、置換されていても良いピロリジン、置換されていても良いキナゾリン、置換されていても良いピリジン、置換されていても良いチアゾリジンまたは置換されていても良いトリアゾールである、請求項15の化合物。
【請求項17】
Aが結合であり;
Dが、置換されていても良いシクロペンチレン、置換されていても良いビシクロ[2.2.2]オクタニレン、置換されていても良いアゼチジニルまたは置換されていても良いピペリジニルであり;
Eが、−Re−C(O)−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−S(O)2N(Ra)−Re、−Re−S(O)2−Re−または−Re−N(Ra)S(O)2−Re−であり;
Reが各場合において独立に、結合または置換されていても良い(C1−C6)アルキレンであり;ならびに
Gが、−CN、置換されていても良いシクロプロピル、置換されていても良いシクロブチル、置換されていても良いシクロペンチル、置換されていても良いフェニル、置換されていても良いピラジン、置換されていても良いピリダジン、置換されていても良いピラゾールまたは置換されていても良いピリジンである、
請求項16の化合物。
【請求項18】
R1、R2、R4、R5およびR6が存在する場合、それぞれ独立に水素または置換されていても良い−(C1−C4)アルキルである、請求項17の化合物。
【請求項19】
化合物が式(Ia)の化合物である、請求項18の化合物。
【化15】
【請求項20】
化合物が式(Ib)の化合物である、請求項18の化合物。
【化16】
【請求項21】
化合物が式(Ic)の化合物である、請求項18の化合物。
【化17】
【請求項22】
化合物が
【化18】
である、請求項19の化合物。
【請求項23】
化合物が
【化19】
である、請求項19の化合物。
【請求項24】
化合物が
【化20】
である、請求項19の化合物。
【請求項25】
Aが結合であり;
Dが、置換されていても良いシクロペンチレンまたは置換されていても良いピペリジンであり;
Eが、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−S(O)2N(Ra)−Re、−Re−C(O)−Re、−Re−S(O)2−Reまたは−Re−N(Ra)S(O)2−Re−であり;ならびに
Gが、−CN、置換されていても良いフェニル、置換されていても良いピラジン、置換されていても良いピリダジン、置換されていても良いピラゾールまたは置換されていても良いピリジンである、
請求項21の化合物。
【請求項26】
化合物が
【化21】
である、請求項20の化合物。
【請求項27】
Gが、置換されていても良いフェニル、置換されていても良いピラジン、置換されていても良いピラゾール、置換されていても良いピリダジンまたは置換されていても良いピリジンである、請求項18の化合物。
【請求項28】
R2およびR5がそれぞれ独立に、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)(Rb)、−C(O)Ra、−C(OH)RaRb、−N(Ra)S(O)2−Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−CF3、−OCF3、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い(C1−C10)複素環である、請求項11の化合物。
【請求項29】
R1が、置換されていても良い(C6−C10)アリールまたは置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールである、請求項28の化合物。
【請求項30】
R2が、水素、ハロゲン、−CN、−C(O)NRaRb、−CF3、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル、置換されていても良い−(C3−C6)シクロアルキル、置換されていても良いベンゾ(b)チエニル、置換されていても良いベンゾイミダゾリル、置換されていても良いベンゾフラニル、置換されていても良いベンゾオキサゾリル、置換されていても良いベンゾチアゾリル、置換されていても良いベンゾチアジアゾリル、置換されていても良いフラニル、置換されていても良いイミダゾリル、置換されていても良いインドリニル、置換されていても良いインドリル、置換されていても良いインダゾリル、置換されていても良いイソオキサゾリル、置換されていても良いイソインドリニル、置換されていても良いモルホリニル、置換されていても良いオキサジアゾリル、置換されていても良いフェニル、置換されていても良いピペラジニル、置換されていても良いピペリジニル、置換されていても良いピラニル、置換されていても良いピラゾリル、置換されていても良いピラゾロ[3,4−d]ピリミジニル、置換されていても良いピリジニル、置換されていても良いピリミジニル、置換されていても良いピロリジニル、置換されていても良いピロリル、置換されていても良いピロロ[2,3−d]ピリミジニル、置換されたキノリニル、置換されていても良いチオモルホリニル、置換されていても良いテトラヒドロピラニル、置換されていても良いテトラヒドロフラニル、置換されていても良いテトラヒドロインドリル、置換されていても良いチアゾリルまたは置換されていても良いチエニルである、請求項29の化合物。
【請求項31】
R1が、置換されていても良いアザインドール、置換されていても良いベンゾフラン、置換されていても良いベンゾチアゾール、置換されていても良いベンゾオキサゾール、置換されていても良いジヒドロピロロイミダゾール、置換されていても良いフラン、置換されていても良いイミダゾール、置換されていても良いイミダゾオキサゾール、置換されていても良いイミダゾピラジン、置換されていても良いイミダゾピリジン、置換されていても良いインダゾール、置換されていても良いインドール、置換されていても良いイソキノリン、置換されていても良いイソチアゾール、置換されていても良いイソオキサゾール、置換されていても良いオキサジアゾール、置換されていても良いオキサゾール、置換されていても良いピラゾール、置換されていても良いピリジン、置換されていても良いピリミジン、置換されていても良いピラゾロピリジン、置換されていても良いピロール、置換されていても良いキノリン、置換されていても良いキナゾリン、置換されていても良いチアゾールまたは置換されていても良いチオフェンである、請求項30の化合物。
【請求項32】
R5が水素、ハロゲン、−NH2または−N(Ra)(Rb)である、請求項31の化合物。
【請求項33】
TがCHであり、UがNであり、YがNであり、ならびにXがCR3であり;R3が、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い(C2−C10)複素環である、請求項32の化合物。
【請求項34】
TがCHであり、UがNであり、YがCであり、ならびにXがNR3であり;R3が、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い(C2−C10)複素環である、請求項32の化合物。
【請求項35】
TがNであり、UがNであり、YがNであり、ならびにXがCR3であり;R3が、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い(C2−C10)複素環である、請求項32の化合物。
【請求項36】
式2の化合物:
【化22】
の使用であり、式(Ia)の化合物、該化合物の製薬上許容される塩、プロドラッグ、生理活性代謝物、立体異性体および異性体を形成するための使用
【化23】
[式中、
Rpは、水素、−SO2N(CH3)2、−SO2(2,4,6−トリメチルフェニル)、−SO2フェニル、−SO2(4−ブチルフェニル)、−SO2(4−メチルフェニル)、−SO2(4−メトキシフェニル)、−C(O)OCH2CCl3、−C(O)OCH2CH2Si(CH3)3、−C(O)OC(CH3)3、−C(O)OC(CH3)2(CCl3)、−C(O)O−1−アダマンチル、−CH=CH2、−CH2CH2Cl、−CH(OCH2CH3)CH3、−CH2CH2−2−ピリジル、−CH2CH2−4−ピリジル、−Si(C(CH3)3)(CH3)2、−Si(CH(CH3)2)3、−CH2フェニル、−CH2(4−CH3O−フェニル)、−CH2(3,4−ジメトキシフェニル)、−CH2(2−ニトロフェニル)、−(2,4−ジニトロフェニル)、−CH2C(O)フェニル、−C(フェニル)3、−CH(フェニル)2、−C(フェニル)2(4−ピリジル)、−N(CH3)2、−CH2OH、−CH2OCH3、−CH(OCH2CH3)2、−CH2OCH2CH2Cl、−CH2OCH2CH2Si(CH3)3、−CH2OC(CH3)3、−CH2OC(O)C(CH3)3、−CH2OCH2フェニル、−(2−テトラヒドロピラニル)、−C(O)Hまたは−P(S)(フェニル)2であり;
R1、R2およびR5はそれぞれ独立に水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)(Rb)、−C(O)Ra、−C(OH)RaRb、−N(Ra)S(O)2−Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−CF3、−OCF3、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環または置換されていても良い(C6−C10)アリールであり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R3は、水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環であり;または
R3は−A−D−E−Gであり、
Aは結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Dは、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Eは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−ReC(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−OC(O)−Re、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Eは、
【化24】
であり;いずれの場合もEは、Dにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Gは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−OC(O)N(Ra)、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル、置換されていても良い−(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い−(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い−(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
RaおよびRbはそれぞれ独立に、水素、重水素、置換されていても良い(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C2−C10)アルケニル、置換されていても良い(C2−C10)アルキニル、置換されていても良い−(C1−C10)アルキル−O−(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)複素環であり;ならびに
Reは各場合において独立に、結合、置換されていても良い(C1−C10)アルキレン、置換されていても良い(C2−C10)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C10)アルキニレン、置換されていても良い−(C1−C10)アルキレン−O−(C1−C10)アルキレン基、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレンまたは置換されていても良い(C1−C10)ヘテロシクリレンである。]。
【請求項37】
式3の化合物:
【化25】
の使用であり、式(Ib)の化合物、該化合物の製薬上許容される塩、プロドラッグ、生理活性代謝物、立体異性体および異性体の形成のための使用
【化26】
[式中、
Rpは、水素、−SO2N(CH3)2、−SO2(2,4,6−トリメチルフェニル)、−SO2フェニル、−SO2(4−ブチルフェニル)、−SO2(4−メチルフェニル)、−SO2(4−メトキシフェニル)、−C(O)OCH2CCl3、−C(O)OCH2CH2Si(CH3)3、−C(O)OC(CH3)3、−C(O)OC(CH3)2(CCl3)、−C(O)O−1−アダマンチル、−CH=CH2、−CH2CH2Cl、−CH(OCH2CH3)CH3、−CH2CH2−2−ピリジル、−CH2CH2−4−ピリジル、−Si(C(CH3)3)(CH3)2、−Si(CH(CH3)2)3、−CH2フェニル、−CH2(4−CH3O−フェニル)、−CH2(3,4−ジメトキシフェニル)、−CH2(2−ニトロフェニル)、−(2,4−ジニトロフェニル)、−CH2C(O)フェニル、−C(フェニル)3、−CH(フェニル)2、−C(フェニル)2(4−ピリジル)、−N(CH3)2、−CH2OH、−CH2OCH3、−CH(OCH2CH3)2、−CH2OCH2CH2Cl、−CH2OCH2CH2Si(CH3)3、−CH2OC(CH3)3、−CH2OC(O)C(CH3)3、−CH2OCH2フェニル、−(2−テトラヒドロピラニル)、−C(O)Hまたは−P(S)(フェニル)2であり;
R1、R2およびR5はそれぞれ独立に、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)(Rb)、−C(O)Ra、−C(OH)RaRb、−N(Ra)S(O)2−Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−CF3、−OCF3、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環または置換されていても良い(C6−C10)アリールであり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R3は、水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環であり;または
R3は−A−D−E−Gであり、
Aは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Dは、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Eは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−ReC(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−OC(O)−Re、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Eは、
【化27】
であり、いずれの場合もEは、Dにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Gは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−OC(O)N(Ra)、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル、置換されていても良い−(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い−(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い−(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R6は、水素、ハロゲン、重水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル基、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環基、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環または−J−L−M−Qであり;
Jは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Lは、結合、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Mは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−OC(O)−Re、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−Re−C(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Mは、
【化28】
であり、いずれの場合もMは、Lにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Qは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
RaおよびRbはそれぞれ独立に水素、重水素、置換されていても良い(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C2−C10)アルケニル、置換されていても良い(C2−C10)アルキニル、置換されていても良い−(C1−C10)アルキル−O−(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)複素環であり;ならびに
Reは各場合において独立に、結合、置換されていても良い(C1−C10)アルキレン、置換されていても良い(C2−C10)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C10)アルキニレン、置換されていても良い−(C1−C10)アルキレン−O−(C1−C10)アルキレン基、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレンまたは置換されていても良い(C1−C10)ヘテロシクリレンである。]。
【請求項38】
式4の化合物
【化29】
の使用であり、式(Ic)の化合物、該化合物の製薬上許容される塩、プロドラッグ、生理活性代謝物、立体異性体および異性体の形成のための使用
【化30】
[式中、
Rp1は、水素、−SO2N(CH3)2、−SO2(2,4,6−トリメチルフェニル)、−SO2フェニル、−SO2(4−ブチルフェニル)、−SO2(4−メチルフェニル)、−SO2(4−メトキシフェニル)、−C(O)OCH2CCl3、−C(O)OCH2CH2Si(CH3)3、−C(O)OC(CH3)3、−C(O)OC(CH3)2(CCl3)、−C(O)O−1−アダマンチル、−CH=CH2、−CH2CH2Cl、−CH(OCH2CH3)CH3、−CH2CH2−2−ピリジル、−CH2CH2−4−ピリジル、−Si(C(CH3)3)(CH3)2、−Si(CH(CH3)2)3、−CH2フェニル、−CH2(4−CH3O−フェニル)、−CH2(3,4−ジ−メトキシフェニル)、−CH2(2−ニトロフェニル)、−(2,4−ジニトロフェニル)、−CH2C(O)フェニル、−C(フェニル)3、−CH(フェニル)2、−C(フェニル)2(4−ピリジル)、−N(CH3)2、−CH2OH、−CH2OCH3、−CH(OCH2CH3)2、−CH2OCH2CH2Cl、−CH2OCH2CH2Si(CH3)3、−CH2OC(CH3)3、−CH2OC(O)C(CH3)3、−CH2OCH2フェニル、−(2−テトラヒドロピラニル)、−C(O)Hまたは−P(S)(フェニル)2であり;
Rp2は、水素、−C(O)O−C(CH3)3、−C(O)OCH2−フェニル、−C(O)O−フルオレン−9−イル、−C(O)CH3、−C(O)CF3、−C(O)−CH(CH3)2、−CH2−フェニル、−CH2−(4−メトキシフェニル)、−S(O)2−フェニルまたは−S(O)2−(4−メチルフェニル)であり;
R1、R2およびR5はそれぞれ独立に、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)(Rb)、−C(O)Ra、−C(OH)RaRb、−N(Ra)S(O)2−Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−CF3、−OCF3、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環または置換されていても良い(C6−C10)アリールであり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R3は、水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環であり;または
R3は、−A−D−E−Gであり、
Aは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Dは、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Eは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−ReC(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−OC(O)−Re、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Eは、
【化31】
であり、いずれの場合もEは、Dにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Gは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−OC(O)N(Ra)、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル、置換されていても良い−(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い−(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い−(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R4は、水素、ハロゲン、重水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル基、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環基、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環または−J−L−M−Qであり;
Jは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Lは、結合、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Mは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−OC(O)−Re、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−Re−C(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Mは、
【化32】
であり、いずれの場合もMは、Lにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Qは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
RaおよびRbはそれぞれ独立に、水素、重水素、置換されていても良い(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C2−C10)アルケニル、置換されていても良い(C2−C10)アルキニル、置換されていても良い−(C1−C10)アルキル−O−(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)複素環であり;ならびに
Reは各場合において独立に、結合、置換されていても良い(C1−C10)アルキレン、置換されていても良い(C2−C10)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C10)アルキニレン、置換されていても良い−(C1−C10)アルキレン−O−(C1−C10)アルキレン基、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレンまたは置換されていても良い(C1−C10)ヘテロシクリレンである。]。
【請求項39】
式5の化合物:
【化33】
の使用であり、式(Id)の化合物、該化合物の製薬上許容される塩、プロドラッグ、生理活性代謝物、立体異性体および異性体の形成のための使用
【化34】
[式中、
Rpは、水素、−SO2N(CH3)2、−SO2(2,4,6−トリメチルフェニル)、−SO2フェニル、−SO2(4−ブチルフェニル)、−SO2(4−メチルフェニル)、−SO2(4−メトキシフェニル)、−C(O)OCH2CCl3、−C(O)OCH2CH2Si(CH3)3、−C(O)OC(CH3)3、−C(O)OC(CH3)2(CCl3)、−C(O)O−1−アダマンチル、−CH=CH2、−CH2CH2Cl、−CH(OCH2CH3)CH3、−CH2CH2−2−ピリジル、−CH2CH2−4−ピリジル、−Si(C(CH3)3)(CH3)2、−Si(CH(CH3)2)3、−CH2−フェニル、−CH2(4−CH3O−フェニル)、−CH2(3,4−ジ−メトキシフェニル)、−CH2(2−ニトロフェニル)、−(2,4−ジニトロフェニル)、−CH2C(O)フェニル、−C(フェニル)3、−CH(フェニル)2、−C(フェニル)2(4−ピリジル)、−N(CH3)2、−CH2OH、−CH2OCH3、−CH(OCH2CH3)2、−CH2OCH2CH2Cl、−CH2OCH2CH2Si(CH3)3、−CH2OC(CH3)3、−CH2OC(O)C(CH3)3、−CH2OCH2フェニル、−(2−テトラヒドロピラニル)、−C(O)Hまたは−P(S)(フェニル)2であり;
R1、R2およびR5はそれぞれ独立に、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)(Rb)、−C(O)Ra、−C(OH)RaRb、−N(Ra)S(O)2−Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−CF3、−OCF3、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環または置換されていても良い(C6−C10)アリールであり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R3は、水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環であり;または
R3は−A−D−E−Gであり、
Aは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Dは、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Eは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−ReC(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−OC(O)−Re、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Eは、
【化35】
であり、いずれの場合もEは、Dにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Gは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−OC(O)N(Ra)、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル、置換されていても良い−(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い−(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い−(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R4およびR6はそれぞれ独立に、水素、ハロゲン、重水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル基、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環基、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環または−J−L−M−Qであり;
Jは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Lは、結合、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Mは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−OC(O)−Re、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−Re−C(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Mは、
【化36】
であり、いずれの場合もMは、Lにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Qは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
RaおよびRbはそれぞれ独立に、水素、重水素、置換されていても良い(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C2−C10)アルケニル、置換されていても良い(C2−C10)アルキニル、置換されていても良い−(C1−C10)アルキル−O−(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)複素環であり;ならびに
Reは各場合において独立に、結合、置換されていても良い(C1−C10)アルキレン、置換されていても良い(C2−C10)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C10)アルキニレン、置換されていても良い−(C1−C10)アルキレン−O−(C1−C10)アルキレン基、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレンまたは置換されていても良い(C1−C10)ヘテロシクリレンである。]。
【請求項40】
式6の化合物:
【化37】
の使用であり、式(Ig)または式(If)または式(Ii)の化合物、該化合物の製薬上許容される塩、プロドラッグ、生理活性代謝物、立体異性体および異性体の調製のための、使用
【化38】
[式中、
Rpは、水素、−SO2N(CH3)2、−SO2(2,4,6−トリメチルフェニル)、−SO2フェニル、−SO2(4−ブチルフェニル)、−SO2(4−メチルフェニル)、−SO2(4−メトキシフェニル)、−C(O)OCH2CCl3、−C(O)OCH2CH2Si(CH3)3、−C(O)OC(CH3)3、−C(O)OC(CH3)2(CCl3)、−C(O)O−1−アダマンチル、−CH=CH2、−CH2CH2Cl、−CH(OCH2CH3)CH3、−CH2CH2−2−ピリジル、−CH2CH2−4−ピリジル、−Si(C(CH3)3)(CH3)2、−Si(CH(CH3)2)3、−CH2フェニル、−CH2(4−CH3O−フェニル)、−CH2(3,4−ジメトキシフェニル)、−CH2(2−ニトロフェニル)、−(2,4−ジニトロフェニル)、−CH2C(O)フェニル、−C(フェニル)3、−CH(フェニル)2、−C(フェニル)2(4−ピリジル)、−N(CH3)2、−CH2OH、−CH2OCH3、−CH(OCH2CH3)2、−CH2OCH2CH2Cl、−CH2OCH2CH2Si(CH3)3、−CH2OC(CH3)3、−CH2OC(O)C(CH3)3、CH2OCH2フェニル、−(2−テトラヒドロピラニル)、−C(O)Hまたは−P(S)(フェニル)2であり;
Rxは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、−OS(O)2CH3、−OS(O)2CF3、−OS(O)2フェニルまたは−OS(O)2(4−メチルフェニル)であり;
R1、R2およびR5はそれぞれ独立に、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)(Rb)、−C(O)Ra、−C(OH)RaRb、−N(Ra)S(O)2−Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−CF3、−OCF3、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環または置換されていても良い(C6−C10)アリールであり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R3は、水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環であり;または
R3は−A−D−E−Gであり、
Aは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Dは、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Eは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−ReC(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−OC(O)−Re、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Eは、
【化39】
であり、いずれの場合もEは、Dにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Gは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−OC(O)N(Ra)、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル、置換されていても良い−(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い−(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い−(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R6は、水素、ハロゲン、重水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル基、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環基、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環または−J−L−M−Qであり;
Jは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Lは、結合、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Mは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−OC(O)−Re、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−Re−C(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Mは、
【化40】
であり、いずれの場合もMは、Lにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Qは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
RaおよびRbはそれぞれ独立に、水素、重水素、置換されていても良い(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C2−C10)アルケニル、置換されていても良い(C2−C10)アルキニル、置換されていても良い(C1−C10)アルキル−O−(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)複素環であり;ならびに
Reは各場合において独立に、結合、置換されていても良い(C1−C10)アルキレン、置換されていても良い(C2−C10)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C10)アルキニレン、置換されていても良い−(C1−C10)アルキレン−O−(C1−C10)アルキレン基、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレンまたは置換されていても良い(C1−C10)ヘテロシクリレンである。]。
【請求項41】
請求項1で定義されたとおりの式(I)の化合物:
【化41】
製薬上許容される担体および賦形剤およびサイトカイン抑制性抗炎症薬、他のヒトサイトカイン類もしくは増殖因子に対する抗体もしくは拮抗薬、IL−1、IL−2、IL−3、IL−4、IL−5、IL−6、IL−7、IL−8、IL−12、IL−15、IL−16、IL−21、IL−23、インターフェロン類、EMAP−II、GM−CSF、FGF、PDGF、CTLAもしくはCD154などのそれらのリガンド、ヒュミラ(商標名)、レミケード(商標名)、シンポニー(商標名)(ゴリムマブ)、シムジア(商標名)、アクテムラ(商標名)、CDP571、可溶性p55もしくはp75TNF受容体、エンブレル(商標名)、レネルセプト、TNFα変換酵素阻害薬、IL−1阻害薬、インターロイキン11、IL−18拮抗薬、IL−12拮抗薬、IL−12抗体、可溶性IL−12受容体、IL−12結合タンパク質、非欠失抗CD4阻害薬FK506、ラパマイシン、ミコフェノール酸モフェチル、レフルノミド、NSAID類、イブプロフェン、コルチコステロイド類、ホスホジエステラーゼ阻害薬、アデノシン(adensosine)作働薬、抗血栓薬、補体阻害剤、アドレナリン作働薬、IL−1β変換酵素阻害薬、T細胞シグナル伝達キナーゼ阻害薬、メタロプロテイナーゼ阻害剤、スルファサラジン、6−メルカプトプリン類、誘導体類p75TNFRIgG、sIL−1RI、sIL−1RII、sIL−6R、セレコキシブ、硫酸ヒドロキシクロロキン、ロフェコキシブ、インフリキシマブ、ナプロキセン、バルデコキシブ、スルファサラジン、メロキシカム、酢酸塩、金チオリンゴ酸ナトリウム、アスピリン、トリアムシノロン・アセトニド、プロポキシフェンナプシラート/apap、葉酸、ナブメトン、ジクロフェナク、ピロキシカム、エトドラク、ジクロフェナク・ナトリウム、オキサプロジン、オキシコドンHCl、二酒石酸ヒドロコドン/apap、ジクロフェナク・ナトリウム/ミソプロストール、フェンタニル、アナキンラ、トラマドールHCl、サルサラート、スリンダク、シアノコバラミン/fa/ピリドキシン、アセトアミノフェン、アレンドロン酸ナトリウム、硫酸モルヒネ、リドカイン塩酸塩、インドメタシン、グルコサミン・スルフ/コンドロイチン、アミトリプチリンHCl、スルファジアジン、オキシコドンHCl/アセトアミノフェン、オロパタジンHClミソプロストール、ナプロキセンナトリウム、オメプラゾール、シクロホスファミド、リツキシマブ、IL−1TRAP、MRA、CTLA4−IG、IL−18BP、抗IL−12、抗IL15、VX−740、ロフルミラスト、IC−485、CDC−801、S1P1作働薬、FTY720、PKCファミリー阻害薬、ルボキシスタウリン、AEB−071、メソプラム、メトトレキセート、レフルノミド、コルチコステロイド類、ブデノシド、デキサメタゾン、スルファサラジン、5−アミノサリチル酸、オルサラジン、IL−1β変換酵素阻害薬、IL−1ra、T細胞シグナル伝達阻害薬、チロシンキナーゼ阻害薬、6−メルカプトプリン類、IL−11、メサラミン、プレドニゾン、アザチオプリン、メルカプトプリン、インフリキシマブ、コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム、ジフェノキシレート/アトロプ硫酸塩、塩酸ロペラミド、オメプラゾール、葉酸塩、シプロフロキサシン/ブドウ糖−水、ヒドロコドン、二酒石酸/apap、塩酸テトラサイクリン、フルオシノニド、メトロニダゾール、チメロサール/ホウ酸、コレスチラミン/ショ糖、塩酸シプロフロキサシン、硫酸ヒヨスチアミン、塩酸メペリジン、塩酸ミダゾラム、オキシコドンHCl/アセトアミノフェン、塩酸プロメタジン、リン酸ナトリウム、スルファメトキサゾール/トリメトプリム、ポリカルボフィル、ナプシル酸プロポキシフェン、ヒドロコルチゾン、総合ビタミン剤、バルサラジド二ナトリウム、リン酸コデイン/apap、コレセベラムHCl、シアノコバラミン、葉酸、レボフロキサシン、ナタリズマブ、インターフェロン−γ、メチルプレドニゾロン、アザチオプリン、シクロホスファミド、シクロスポリン、メトトレキセート、4−アミノピリジン、チザニジン、インターフェロン−β1a、アボネックス(登録商標)、インターフェロン−β1b、ベタセロン(登録商標)、インターフェロンα−n3、インターフェロン−α、インターフェロンβ1A−IF、Pegインターフェロンα2b、コポリマー1、コパキソン(登録商標)、高圧酸素、静注免疫グロブリン、クラドリビン、シクロスポリン、FK506、ミコフェノール酸モフェチル、レフルノミド、NSAID類、コルチコステロイド類、プレドニゾロン、ホスホジエステラーゼ阻害薬、アデノシン作働薬、抗血栓薬、補体阻害剤、アドレナリン作働薬、抗炎症サイトカイン類、インターフェロン−β、IFNβ1a、IFNβ1b、コパキソン、コルチコステロイド類、カスパーゼ阻害薬、カスパーゼ−1の阻害薬、CD40リガンドおよびCD80に対する抗体、アレムツズマブ、ドロナビノール、ダクリツマブ、ミトキサントロン、キサリプロデン塩酸塩、ファムプリジン、酢酸グラチラマー、ナタリズマブ、シンナビドール(sinnabidol)、α−イムノカインNNSO3、ABR−215062、アレルギX.MS、ケモカイン受容体拮抗薬、BBR−2778、カラグアリン(calagualine)、CPI−1189、リポソーム封入ミトキサントロン、THC.CBD、カンナビノイド作働薬、MBP−8298、メソプラム、MNA−715、抗IL−6受容体抗体、ニューロバクス(neurovax)、ピルフェニドン・アロトラップ(allotrap)1258(RDP−1258)、sTNF−R1、タランパネル、テリフルノミド(teriflunomide)、TGF−β2、チプリモチド(tiplimotide)、VLA−4拮抗薬、インターフェロンγ拮抗薬、IL−4作働薬、ジクロフェナク、ミソプロストール、ナプロキセン、メロキシカム、インドメタシン、ジクロフェナク、メトトレキセート、アザチオプリン、ミノサイクリン、プレドニゾン、エタネルセプト、ロフェコキシブ、スルファサラジン、ナプロキセン、レフルノミド、酢酸メチルプレドニゾロン、インドメタシン、硫酸ヒドロキシクロロキン、プレドニゾン、スリンダク、増強ジプロピオン酸ベタメタゾン、インフリキシマブ、メトトレキセート、葉酸塩、トリアムシノロン・アセトニド、ジクロフェナク、ジメチルスルホキシド、ピロキシカム、ジクロフェナク・ナトリウム、ケトプロフェン、メロキシカム、メチルプレドニゾロン、ナブメトン、トルメチン・ナトリウム、カルシポトリエン、シクロスポリン、ジクロフェナク・ナトリウム/ミソプロストール、フルオシノニド、硫酸グルコサミン、金チオリンゴ酸ナトリウム、二酒石酸ヒドロコドン/apap、リセドロン酸ナトリウム、スルファジアジン、チオグアニン、バルデコキシブ、アレファセプト、およびエファリズマブ、ジクロフェナク、ナプロキセン、イブプロフェン、ピロキシカム、インドメタシン、COX2阻害薬、ロフェコキシブ、バルデコキシブ、ヒドロキシクロロキン、ステロイド類、プレドニゾロン、ブデノシド、デキサメタゾン、細胞傷害薬、アザチオプリン、シクロホスファミド、ミコフェノール酸モフェチル、PDE4の阻害薬、プリン合成阻害薬、スルファサラジン、5−アミノサリチル酸、オルサラジン、イムラン(登録商標)、CTLA−4−IgG、抗B7ファミリー抗体、抗PD−1ファミリー抗体、抗サイトカイン抗体、フォノトリズマブ(fonotolizumab)、抗IFNg抗体、抗受容体受容体抗体、抗IL−6受容体抗体、B細胞表面分子に対する抗体、LJP394、リツキシマブ、抗CD20抗体およびリンフォスタット(lymphostat)−Bからなる群から選択される第2の治療薬を含む、医薬組成物。
【請求項1】
式(I)の化合物
【化1】
該化合物の製薬上許容される塩、プロドラッグ、生理活性代謝物、立体異性体および異性体[式中、
TはNであり、UはNであり、XはCR3でありならびにYはNであり;または
TはCR6であり、UはNであり、XはCR3でありならびにYはNであり;または
TはNであり、UはCR4であり、XはCR3でありならびにYはNであり;または
TはCR6であり、UはCR4であり、XはCR3でありならびにYはNであり;または
TはCR6であり、UはNであり、XはNR3でありならびにYはCであり;または
TはOであり、UはNであり、XはCR3でありならびにYはCであり;または
TはNR6であり、UはNであり、XはCR3でありならびにYはCであり;または
TはCR6であり、UはCR4であり、XはNR3でありならびにYはCであり;または
TはSであり、UはNであり、XはCR3でありならびにYはCであり;
R1、R2およびR5はそれぞれ独立に水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)(Rb)、−C(O)Ra、−C(OH)RaRb、−N(Ra)S(O)2−Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−CF3、−OCF3、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、または置換されていても良い(C6−C10)アリールであり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R3は、水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環であり;または
R3は、−A−D−E−Gであり;
Aは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Dは、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Eは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−ReC(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−OC(O)−Re、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−、または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Eは
【化2】
であり;いずれの場合も、Eは、Dにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Gは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−OC(O)N(Ra)、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル、置換されていても良い−(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い−(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い−(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリール、または置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R4およびR6はそれぞれ独立に、水素、ハロゲン、重水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル基、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環基、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環または−J−L−M−Qであり;
Jは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Lは、結合、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Mは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−OC(O)−Re、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−Re−C(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−、または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Mは
【化3】
であり、いずれの場合も、Mは、Lにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Qは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリール、または置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
RaおよびRbはそれぞれ独立に、水素、重水素、置換されていても良い(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C2−C10)アルケニル、置換されていても良い(C2−C10)アルキニル、置換されていても良い(C1−C10)アルキル−O−(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)ヘテロアリール、または置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)複素環であり;ならびに
Reは各場合において独立に、結合、置換されていても良い(C1−C10)アルキレン、置換されていても良い(C2−C10)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C10)アルキニレン、置換されていても良い−(C1−C10)アルキレン−O−(C1−C10)アルキレン基、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロシクリレンであり;
ただし、化合物が
【化4】
である場合、R3は上記で定義の通りでありならびにR6は、窒素原子または酸素原子によってピラゾール環に連結されておらず;および
ただし、化合物が
【化5】
である場合、R3がH、CH3または−C(O)OHである場合、R4はH、−C(O)OCH2CH3、−C(O)NH−置換されていても良いフェニル、−NHC(O)−置換されていても良いフェニルまたは−S(O)2−フェニルではない。]。
【請求項2】
TがNであり、UがNであり、XがCR3であり、およびYがNであり、ならびに式(Ia)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化6】
【請求項3】
TがCR6であり、UがNであり、XがCR3であり、およびYがNであり、ならびに式(Ib)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化7】
【請求項4】
TがNであり、UがCR4であり、XがCR3であり、およびYがNであり、ならびに式(Ic)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化8】
【請求項5】
TがCR6であり、UがCR4であり、XがCR3であり、およびYがNであり、ならびに式(Id)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化9】
【請求項6】
TがCR6であり、UがNであり、XがNR3であり、およびYがCであり、ならびに式(Ie)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化10】
【請求項7】
TがOであり、UがNであり、XがCR3であり、およびYがCであり、ならびに式(If)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化11】
【請求項8】
TがNR6であり、UがNであり、XがCR3であり、およびYがCであり、ならびに式(Ig)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化12】
【請求項9】
TがCR6であり、UがCR4であり、XがNR3であり、およびYがCであり、ならびに式(Ih)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化13】
【請求項10】
TがSであり、UがNであり、XがCR3であり、およびYがCであり、ならびに式(Ii)の化合物を形成している、請求項1の化合物。
【化14】
【請求項11】
R3が、水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル基、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環基、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い(C2−C10)複素環である、請求項1の化合物。
【請求項12】
R3が、置換されていても良いシクロプロピル、置換されていても良いシクロブチル、置換されていても良いシクロペンチル、置換されていても良いシクロヘキシル、置換されていても良いフェニル、置換されていても良いアダマンチル、置換されていても良いアゼチジニル、置換されていても良いビシクロ[2.1.1]ヘキシル、置換されていても良いビシクロ[2.2.1]ヘプチル、置換されていても良いビシクロ[2.2.2]オクチル、置換されていても良いビシクロ[3.2.1]オクチル、置換されていても良いビシクロ[3.1.1]ヘプチル、置換されていても良いアザビシクロ[3.2.1]オクタニル、置換されていても良いアザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、置換されていても良い2−アザビシクロ[3.2.1]オクタニル、置換されていても良いアザビシクロ[3.2.2]ノナニル、置換されていても良いビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エニル、置換されていても良いピペリジニル、置換されていても良いピロリジニルまたは置換されていても良いテトラヒドロフラニルである、請求項11の化合物。
【請求項13】
R3がA−D−E−Gであり、ならびにAが結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−、−N(Ra)−、−S−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−、−N(Ra)S(O)2−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−である、請求項1の化合物。
【請求項14】
Dが、置換されていても良いアゼチジニル、置換されていても良いビシクロ[2.2.2]オクタニレン、置換されていても良いビシクロ[2.2.1]ヘプチレン、置換されていても良いビシクロ[2.1.1]ヘキシレン、置換されていても良いシクロブチレン、置換されていても良いシクロペンチレン、置換されていても良いシクロヘキシレン、置換されていても良いビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エニレン、置換されていても良いピペリジニルまたは置換されていても良いピロリジニルである、請求項13の化合物。
【請求項15】
Eが、−Re−C(O)−Re−、Re−O−Re、−Re−S(O)2−Re−、−Re−N(Ra)−Re、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−Re−C(O)N(Ra)Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)Re−である、請求項14の化合物。
【請求項16】
Gが、−ORa、−CN、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良いシクロプロピル、置換されていても良いシクロブチル、置換されていても良いシクロペンチル、置換されていても良いフェニル、置換されていても良いピリダジン、置換されていても良いピラジン、置換されていても良いピリミジン、置換されていても良いピラゾール、置換されていても良いピロリジン、置換されていても良いキナゾリン、置換されていても良いピリジン、置換されていても良いチアゾリジンまたは置換されていても良いトリアゾールである、請求項15の化合物。
【請求項17】
Aが結合であり;
Dが、置換されていても良いシクロペンチレン、置換されていても良いビシクロ[2.2.2]オクタニレン、置換されていても良いアゼチジニルまたは置換されていても良いピペリジニルであり;
Eが、−Re−C(O)−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−S(O)2N(Ra)−Re、−Re−S(O)2−Re−または−Re−N(Ra)S(O)2−Re−であり;
Reが各場合において独立に、結合または置換されていても良い(C1−C6)アルキレンであり;ならびに
Gが、−CN、置換されていても良いシクロプロピル、置換されていても良いシクロブチル、置換されていても良いシクロペンチル、置換されていても良いフェニル、置換されていても良いピラジン、置換されていても良いピリダジン、置換されていても良いピラゾールまたは置換されていても良いピリジンである、
請求項16の化合物。
【請求項18】
R1、R2、R4、R5およびR6が存在する場合、それぞれ独立に水素または置換されていても良い−(C1−C4)アルキルである、請求項17の化合物。
【請求項19】
化合物が式(Ia)の化合物である、請求項18の化合物。
【化15】
【請求項20】
化合物が式(Ib)の化合物である、請求項18の化合物。
【化16】
【請求項21】
化合物が式(Ic)の化合物である、請求項18の化合物。
【化17】
【請求項22】
化合物が
【化18】
である、請求項19の化合物。
【請求項23】
化合物が
【化19】
である、請求項19の化合物。
【請求項24】
化合物が
【化20】
である、請求項19の化合物。
【請求項25】
Aが結合であり;
Dが、置換されていても良いシクロペンチレンまたは置換されていても良いピペリジンであり;
Eが、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−S(O)2N(Ra)−Re、−Re−C(O)−Re、−Re−S(O)2−Reまたは−Re−N(Ra)S(O)2−Re−であり;ならびに
Gが、−CN、置換されていても良いフェニル、置換されていても良いピラジン、置換されていても良いピリダジン、置換されていても良いピラゾールまたは置換されていても良いピリジンである、
請求項21の化合物。
【請求項26】
化合物が
【化21】
である、請求項20の化合物。
【請求項27】
Gが、置換されていても良いフェニル、置換されていても良いピラジン、置換されていても良いピラゾール、置換されていても良いピリダジンまたは置換されていても良いピリジンである、請求項18の化合物。
【請求項28】
R2およびR5がそれぞれ独立に、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)(Rb)、−C(O)Ra、−C(OH)RaRb、−N(Ra)S(O)2−Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−CF3、−OCF3、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い(C1−C10)複素環である、請求項11の化合物。
【請求項29】
R1が、置換されていても良い(C6−C10)アリールまたは置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールである、請求項28の化合物。
【請求項30】
R2が、水素、ハロゲン、−CN、−C(O)NRaRb、−CF3、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル、置換されていても良い−(C3−C6)シクロアルキル、置換されていても良いベンゾ(b)チエニル、置換されていても良いベンゾイミダゾリル、置換されていても良いベンゾフラニル、置換されていても良いベンゾオキサゾリル、置換されていても良いベンゾチアゾリル、置換されていても良いベンゾチアジアゾリル、置換されていても良いフラニル、置換されていても良いイミダゾリル、置換されていても良いインドリニル、置換されていても良いインドリル、置換されていても良いインダゾリル、置換されていても良いイソオキサゾリル、置換されていても良いイソインドリニル、置換されていても良いモルホリニル、置換されていても良いオキサジアゾリル、置換されていても良いフェニル、置換されていても良いピペラジニル、置換されていても良いピペリジニル、置換されていても良いピラニル、置換されていても良いピラゾリル、置換されていても良いピラゾロ[3,4−d]ピリミジニル、置換されていても良いピリジニル、置換されていても良いピリミジニル、置換されていても良いピロリジニル、置換されていても良いピロリル、置換されていても良いピロロ[2,3−d]ピリミジニル、置換されたキノリニル、置換されていても良いチオモルホリニル、置換されていても良いテトラヒドロピラニル、置換されていても良いテトラヒドロフラニル、置換されていても良いテトラヒドロインドリル、置換されていても良いチアゾリルまたは置換されていても良いチエニルである、請求項29の化合物。
【請求項31】
R1が、置換されていても良いアザインドール、置換されていても良いベンゾフラン、置換されていても良いベンゾチアゾール、置換されていても良いベンゾオキサゾール、置換されていても良いジヒドロピロロイミダゾール、置換されていても良いフラン、置換されていても良いイミダゾール、置換されていても良いイミダゾオキサゾール、置換されていても良いイミダゾピラジン、置換されていても良いイミダゾピリジン、置換されていても良いインダゾール、置換されていても良いインドール、置換されていても良いイソキノリン、置換されていても良いイソチアゾール、置換されていても良いイソオキサゾール、置換されていても良いオキサジアゾール、置換されていても良いオキサゾール、置換されていても良いピラゾール、置換されていても良いピリジン、置換されていても良いピリミジン、置換されていても良いピラゾロピリジン、置換されていても良いピロール、置換されていても良いキノリン、置換されていても良いキナゾリン、置換されていても良いチアゾールまたは置換されていても良いチオフェンである、請求項30の化合物。
【請求項32】
R5が水素、ハロゲン、−NH2または−N(Ra)(Rb)である、請求項31の化合物。
【請求項33】
TがCHであり、UがNであり、YがNであり、ならびにXがCR3であり;R3が、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い(C2−C10)複素環である、請求項32の化合物。
【請求項34】
TがCHであり、UがNであり、YがCであり、ならびにXがNR3であり;R3が、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い(C2−C10)複素環である、請求項32の化合物。
【請求項35】
TがNであり、UがNであり、YがNであり、ならびにXがCR3であり;R3が、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い(C2−C10)複素環である、請求項32の化合物。
【請求項36】
式2の化合物:
【化22】
の使用であり、式(Ia)の化合物、該化合物の製薬上許容される塩、プロドラッグ、生理活性代謝物、立体異性体および異性体を形成するための使用
【化23】
[式中、
Rpは、水素、−SO2N(CH3)2、−SO2(2,4,6−トリメチルフェニル)、−SO2フェニル、−SO2(4−ブチルフェニル)、−SO2(4−メチルフェニル)、−SO2(4−メトキシフェニル)、−C(O)OCH2CCl3、−C(O)OCH2CH2Si(CH3)3、−C(O)OC(CH3)3、−C(O)OC(CH3)2(CCl3)、−C(O)O−1−アダマンチル、−CH=CH2、−CH2CH2Cl、−CH(OCH2CH3)CH3、−CH2CH2−2−ピリジル、−CH2CH2−4−ピリジル、−Si(C(CH3)3)(CH3)2、−Si(CH(CH3)2)3、−CH2フェニル、−CH2(4−CH3O−フェニル)、−CH2(3,4−ジメトキシフェニル)、−CH2(2−ニトロフェニル)、−(2,4−ジニトロフェニル)、−CH2C(O)フェニル、−C(フェニル)3、−CH(フェニル)2、−C(フェニル)2(4−ピリジル)、−N(CH3)2、−CH2OH、−CH2OCH3、−CH(OCH2CH3)2、−CH2OCH2CH2Cl、−CH2OCH2CH2Si(CH3)3、−CH2OC(CH3)3、−CH2OC(O)C(CH3)3、−CH2OCH2フェニル、−(2−テトラヒドロピラニル)、−C(O)Hまたは−P(S)(フェニル)2であり;
R1、R2およびR5はそれぞれ独立に水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)(Rb)、−C(O)Ra、−C(OH)RaRb、−N(Ra)S(O)2−Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−CF3、−OCF3、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環または置換されていても良い(C6−C10)アリールであり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R3は、水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環であり;または
R3は−A−D−E−Gであり、
Aは結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Dは、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Eは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−ReC(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−OC(O)−Re、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Eは、
【化24】
であり;いずれの場合もEは、Dにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Gは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−OC(O)N(Ra)、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル、置換されていても良い−(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い−(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い−(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
RaおよびRbはそれぞれ独立に、水素、重水素、置換されていても良い(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C2−C10)アルケニル、置換されていても良い(C2−C10)アルキニル、置換されていても良い−(C1−C10)アルキル−O−(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)複素環であり;ならびに
Reは各場合において独立に、結合、置換されていても良い(C1−C10)アルキレン、置換されていても良い(C2−C10)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C10)アルキニレン、置換されていても良い−(C1−C10)アルキレン−O−(C1−C10)アルキレン基、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレンまたは置換されていても良い(C1−C10)ヘテロシクリレンである。]。
【請求項37】
式3の化合物:
【化25】
の使用であり、式(Ib)の化合物、該化合物の製薬上許容される塩、プロドラッグ、生理活性代謝物、立体異性体および異性体の形成のための使用
【化26】
[式中、
Rpは、水素、−SO2N(CH3)2、−SO2(2,4,6−トリメチルフェニル)、−SO2フェニル、−SO2(4−ブチルフェニル)、−SO2(4−メチルフェニル)、−SO2(4−メトキシフェニル)、−C(O)OCH2CCl3、−C(O)OCH2CH2Si(CH3)3、−C(O)OC(CH3)3、−C(O)OC(CH3)2(CCl3)、−C(O)O−1−アダマンチル、−CH=CH2、−CH2CH2Cl、−CH(OCH2CH3)CH3、−CH2CH2−2−ピリジル、−CH2CH2−4−ピリジル、−Si(C(CH3)3)(CH3)2、−Si(CH(CH3)2)3、−CH2フェニル、−CH2(4−CH3O−フェニル)、−CH2(3,4−ジメトキシフェニル)、−CH2(2−ニトロフェニル)、−(2,4−ジニトロフェニル)、−CH2C(O)フェニル、−C(フェニル)3、−CH(フェニル)2、−C(フェニル)2(4−ピリジル)、−N(CH3)2、−CH2OH、−CH2OCH3、−CH(OCH2CH3)2、−CH2OCH2CH2Cl、−CH2OCH2CH2Si(CH3)3、−CH2OC(CH3)3、−CH2OC(O)C(CH3)3、−CH2OCH2フェニル、−(2−テトラヒドロピラニル)、−C(O)Hまたは−P(S)(フェニル)2であり;
R1、R2およびR5はそれぞれ独立に、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)(Rb)、−C(O)Ra、−C(OH)RaRb、−N(Ra)S(O)2−Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−CF3、−OCF3、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環または置換されていても良い(C6−C10)アリールであり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R3は、水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環であり;または
R3は−A−D−E−Gであり、
Aは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Dは、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Eは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−ReC(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−OC(O)−Re、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Eは、
【化27】
であり、いずれの場合もEは、Dにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Gは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−OC(O)N(Ra)、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル、置換されていても良い−(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い−(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い−(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R6は、水素、ハロゲン、重水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル基、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環基、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環または−J−L−M−Qであり;
Jは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Lは、結合、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Mは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−OC(O)−Re、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−Re−C(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Mは、
【化28】
であり、いずれの場合もMは、Lにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Qは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
RaおよびRbはそれぞれ独立に水素、重水素、置換されていても良い(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C2−C10)アルケニル、置換されていても良い(C2−C10)アルキニル、置換されていても良い−(C1−C10)アルキル−O−(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)複素環であり;ならびに
Reは各場合において独立に、結合、置換されていても良い(C1−C10)アルキレン、置換されていても良い(C2−C10)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C10)アルキニレン、置換されていても良い−(C1−C10)アルキレン−O−(C1−C10)アルキレン基、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレンまたは置換されていても良い(C1−C10)ヘテロシクリレンである。]。
【請求項38】
式4の化合物
【化29】
の使用であり、式(Ic)の化合物、該化合物の製薬上許容される塩、プロドラッグ、生理活性代謝物、立体異性体および異性体の形成のための使用
【化30】
[式中、
Rp1は、水素、−SO2N(CH3)2、−SO2(2,4,6−トリメチルフェニル)、−SO2フェニル、−SO2(4−ブチルフェニル)、−SO2(4−メチルフェニル)、−SO2(4−メトキシフェニル)、−C(O)OCH2CCl3、−C(O)OCH2CH2Si(CH3)3、−C(O)OC(CH3)3、−C(O)OC(CH3)2(CCl3)、−C(O)O−1−アダマンチル、−CH=CH2、−CH2CH2Cl、−CH(OCH2CH3)CH3、−CH2CH2−2−ピリジル、−CH2CH2−4−ピリジル、−Si(C(CH3)3)(CH3)2、−Si(CH(CH3)2)3、−CH2フェニル、−CH2(4−CH3O−フェニル)、−CH2(3,4−ジ−メトキシフェニル)、−CH2(2−ニトロフェニル)、−(2,4−ジニトロフェニル)、−CH2C(O)フェニル、−C(フェニル)3、−CH(フェニル)2、−C(フェニル)2(4−ピリジル)、−N(CH3)2、−CH2OH、−CH2OCH3、−CH(OCH2CH3)2、−CH2OCH2CH2Cl、−CH2OCH2CH2Si(CH3)3、−CH2OC(CH3)3、−CH2OC(O)C(CH3)3、−CH2OCH2フェニル、−(2−テトラヒドロピラニル)、−C(O)Hまたは−P(S)(フェニル)2であり;
Rp2は、水素、−C(O)O−C(CH3)3、−C(O)OCH2−フェニル、−C(O)O−フルオレン−9−イル、−C(O)CH3、−C(O)CF3、−C(O)−CH(CH3)2、−CH2−フェニル、−CH2−(4−メトキシフェニル)、−S(O)2−フェニルまたは−S(O)2−(4−メチルフェニル)であり;
R1、R2およびR5はそれぞれ独立に、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)(Rb)、−C(O)Ra、−C(OH)RaRb、−N(Ra)S(O)2−Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−CF3、−OCF3、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環または置換されていても良い(C6−C10)アリールであり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R3は、水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環であり;または
R3は、−A−D−E−Gであり、
Aは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Dは、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Eは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−ReC(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−OC(O)−Re、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Eは、
【化31】
であり、いずれの場合もEは、Dにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Gは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−OC(O)N(Ra)、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル、置換されていても良い−(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い−(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い−(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R4は、水素、ハロゲン、重水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル基、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環基、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環または−J−L−M−Qであり;
Jは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Lは、結合、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Mは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−OC(O)−Re、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−Re−C(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Mは、
【化32】
であり、いずれの場合もMは、Lにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Qは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
RaおよびRbはそれぞれ独立に、水素、重水素、置換されていても良い(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C2−C10)アルケニル、置換されていても良い(C2−C10)アルキニル、置換されていても良い−(C1−C10)アルキル−O−(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)複素環であり;ならびに
Reは各場合において独立に、結合、置換されていても良い(C1−C10)アルキレン、置換されていても良い(C2−C10)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C10)アルキニレン、置換されていても良い−(C1−C10)アルキレン−O−(C1−C10)アルキレン基、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレンまたは置換されていても良い(C1−C10)ヘテロシクリレンである。]。
【請求項39】
式5の化合物:
【化33】
の使用であり、式(Id)の化合物、該化合物の製薬上許容される塩、プロドラッグ、生理活性代謝物、立体異性体および異性体の形成のための使用
【化34】
[式中、
Rpは、水素、−SO2N(CH3)2、−SO2(2,4,6−トリメチルフェニル)、−SO2フェニル、−SO2(4−ブチルフェニル)、−SO2(4−メチルフェニル)、−SO2(4−メトキシフェニル)、−C(O)OCH2CCl3、−C(O)OCH2CH2Si(CH3)3、−C(O)OC(CH3)3、−C(O)OC(CH3)2(CCl3)、−C(O)O−1−アダマンチル、−CH=CH2、−CH2CH2Cl、−CH(OCH2CH3)CH3、−CH2CH2−2−ピリジル、−CH2CH2−4−ピリジル、−Si(C(CH3)3)(CH3)2、−Si(CH(CH3)2)3、−CH2−フェニル、−CH2(4−CH3O−フェニル)、−CH2(3,4−ジ−メトキシフェニル)、−CH2(2−ニトロフェニル)、−(2,4−ジニトロフェニル)、−CH2C(O)フェニル、−C(フェニル)3、−CH(フェニル)2、−C(フェニル)2(4−ピリジル)、−N(CH3)2、−CH2OH、−CH2OCH3、−CH(OCH2CH3)2、−CH2OCH2CH2Cl、−CH2OCH2CH2Si(CH3)3、−CH2OC(CH3)3、−CH2OC(O)C(CH3)3、−CH2OCH2フェニル、−(2−テトラヒドロピラニル)、−C(O)Hまたは−P(S)(フェニル)2であり;
R1、R2およびR5はそれぞれ独立に、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)(Rb)、−C(O)Ra、−C(OH)RaRb、−N(Ra)S(O)2−Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−CF3、−OCF3、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環または置換されていても良い(C6−C10)アリールであり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R3は、水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環であり;または
R3は−A−D−E−Gであり、
Aは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Dは、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Eは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−ReC(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−OC(O)−Re、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Eは、
【化35】
であり、いずれの場合もEは、Dにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Gは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−OC(O)N(Ra)、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル、置換されていても良い−(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い−(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い−(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R4およびR6はそれぞれ独立に、水素、ハロゲン、重水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル基、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環基、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環または−J−L−M−Qであり;
Jは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Lは、結合、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Mは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−OC(O)−Re、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−Re−C(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Mは、
【化36】
であり、いずれの場合もMは、Lにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Qは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
RaおよびRbはそれぞれ独立に、水素、重水素、置換されていても良い(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C2−C10)アルケニル、置換されていても良い(C2−C10)アルキニル、置換されていても良い−(C1−C10)アルキル−O−(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)複素環であり;ならびに
Reは各場合において独立に、結合、置換されていても良い(C1−C10)アルキレン、置換されていても良い(C2−C10)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C10)アルキニレン、置換されていても良い−(C1−C10)アルキレン−O−(C1−C10)アルキレン基、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレンまたは置換されていても良い(C1−C10)ヘテロシクリレンである。]。
【請求項40】
式6の化合物:
【化37】
の使用であり、式(Ig)または式(If)または式(Ii)の化合物、該化合物の製薬上許容される塩、プロドラッグ、生理活性代謝物、立体異性体および異性体の調製のための、使用
【化38】
[式中、
Rpは、水素、−SO2N(CH3)2、−SO2(2,4,6−トリメチルフェニル)、−SO2フェニル、−SO2(4−ブチルフェニル)、−SO2(4−メチルフェニル)、−SO2(4−メトキシフェニル)、−C(O)OCH2CCl3、−C(O)OCH2CH2Si(CH3)3、−C(O)OC(CH3)3、−C(O)OC(CH3)2(CCl3)、−C(O)O−1−アダマンチル、−CH=CH2、−CH2CH2Cl、−CH(OCH2CH3)CH3、−CH2CH2−2−ピリジル、−CH2CH2−4−ピリジル、−Si(C(CH3)3)(CH3)2、−Si(CH(CH3)2)3、−CH2フェニル、−CH2(4−CH3O−フェニル)、−CH2(3,4−ジメトキシフェニル)、−CH2(2−ニトロフェニル)、−(2,4−ジニトロフェニル)、−CH2C(O)フェニル、−C(フェニル)3、−CH(フェニル)2、−C(フェニル)2(4−ピリジル)、−N(CH3)2、−CH2OH、−CH2OCH3、−CH(OCH2CH3)2、−CH2OCH2CH2Cl、−CH2OCH2CH2Si(CH3)3、−CH2OC(CH3)3、−CH2OC(O)C(CH3)3、CH2OCH2フェニル、−(2−テトラヒドロピラニル)、−C(O)Hまたは−P(S)(フェニル)2であり;
Rxは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、−OS(O)2CH3、−OS(O)2CF3、−OS(O)2フェニルまたは−OS(O)2(4−メチルフェニル)であり;
R1、R2およびR5はそれぞれ独立に、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)(Rb)、−C(O)Ra、−C(OH)RaRb、−N(Ra)S(O)2−Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−CF3、−OCF3、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環または置換されていても良い(C6−C10)アリールであり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R3は、水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環であり;または
R3は−A−D−E−Gであり、
Aは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Dは、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Eは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−ReC(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−OC(O)−Re、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Eは、
【化39】
であり、いずれの場合もEは、Dにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Gは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−OC(O)N(Ra)、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル、置換されていても良い−(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い−(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い−(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
R6は、水素、ハロゲン、重水素、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキル基、置換されていても良い架橋(C2−C10)複素環基、置換されていても良い(C1−C8)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C3−C8)シクロアルケニル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C2−C10)複素環または−J−L−M−Qであり;
Jは、結合、−C(O)−、置換されていても良い(C1−C6)アルキレン、置換されていても良い(C2−C6)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C6)アルキニレン、置換されていても良い(C3−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C2−C6)ヘテロシクリレン、−C(O)N(Ra)−Re−、−N(Ra)C(O)−Re−、−O−Re−、−N(Ra)−Re−、−S−Re−、−S(O)2−Re−、−S(O)Re−、−C(O−Ra)(Rb)−Re−、−S(O)2N(Ra)−Re−、−N(Ra)S(O)2−Re−または−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−であり;
Lは、結合、置換されていても良い(C1−C8)アルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C12)シクロアルキレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い架橋(C5−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルケニレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレン、置換されていても良い架橋(C2−C10)ヘテロシクリレンまたは置換されていても良い(C2−C10)ヘテロシクリレンであり;
Mは、結合、−Re−、−Re−C(O)−Re−、−Re−C(O)C(O)−Re−、−Re−C(O)O−Re−、−Re−OC(O)−Re、−Re−C(O)C(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)−C(O)C(O)−Re−、−Re−O−Re−、−Re−S(O)2−Re−、−Re−S(O)−Re−、−Re−S−Re−、−Re−N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)−Re−、−Re−C(O)N(Ra)Re−、−Re−OC(O)N(Ra)−Re−、−Re−N(Ra)C(O)ORe−、−Re−N(Ra)C(O)N(Rb)−Re−、−Re−N(Ra)S(O)2−Re−または−Re−S(O)2N(Ra)−Re−であり;または
Mは、
【化40】
であり、いずれの場合もMは、Lにおける炭素もしくは窒素原子に連結されており;
Qは、水素、重水素、−N(Ra)(Rb)、ハロゲン、−ORa、−SRa、−S(O)Ra、−S(O)2Ra、−NO2、−C(O)ORa、−CN、−C(O)N(Ra)(Rb)、−N(Ra)C(O)Rb、−N(Ra)C(O)ORb、−N(Ra)C(O)N(Rb)2、−C(O−Ra)(Rb)2、−C(O)Ra、−CF3、−OCF3、−N(Ra)S(O)2Rb、−S(O)2N(Ra)(Rb)、−S(O)2N(Ra)C(O)Rb、置換されていても良い(C1−C6)アルキル、置換されていても良い(C2−C6)アルケニル、置換されていても良い(C2−C6)アルキニル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキル−(C1−C10)複素環であり;
−N(Ra)(Rb)を含む部分において、窒素、RaおよびRbが環を形成して、−N(Ra)(Rb)が窒素を介して連結された置換されていても良い(C2−C10)複素環または置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリールを表すようになっていても良く;
RaおよびRbはそれぞれ独立に、水素、重水素、置換されていても良い(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C2−C10)アルケニル、置換されていても良い(C2−C10)アルキニル、置換されていても良い(C1−C10)アルキル−O−(C1−C10)アルキル、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い(C6−C10)アリール、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリール、置換されていても良い(C1−C10)複素環、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C3−C10)シクロアルキル、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C6−C10)アリール、置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)ヘテロアリールまたは置換されていても良い−(C1−C6)アルキレン−(C1−C10)複素環であり;ならびに
Reは各場合において独立に、結合、置換されていても良い(C1−C10)アルキレン、置換されていても良い(C2−C10)アルケニレン、置換されていても良い(C2−C10)アルキニレン、置換されていても良い−(C1−C10)アルキレン−O−(C1−C10)アルキレン基、置換されていても良い(C3−C10)シクロアルキレン、置換されていても良い(C6−C10)アリーレン、置換されていても良い(C1−C10)ヘテロアリーレンまたは置換されていても良い(C1−C10)ヘテロシクリレンである。]。
【請求項41】
請求項1で定義されたとおりの式(I)の化合物:
【化41】
製薬上許容される担体および賦形剤およびサイトカイン抑制性抗炎症薬、他のヒトサイトカイン類もしくは増殖因子に対する抗体もしくは拮抗薬、IL−1、IL−2、IL−3、IL−4、IL−5、IL−6、IL−7、IL−8、IL−12、IL−15、IL−16、IL−21、IL−23、インターフェロン類、EMAP−II、GM−CSF、FGF、PDGF、CTLAもしくはCD154などのそれらのリガンド、ヒュミラ(商標名)、レミケード(商標名)、シンポニー(商標名)(ゴリムマブ)、シムジア(商標名)、アクテムラ(商標名)、CDP571、可溶性p55もしくはp75TNF受容体、エンブレル(商標名)、レネルセプト、TNFα変換酵素阻害薬、IL−1阻害薬、インターロイキン11、IL−18拮抗薬、IL−12拮抗薬、IL−12抗体、可溶性IL−12受容体、IL−12結合タンパク質、非欠失抗CD4阻害薬FK506、ラパマイシン、ミコフェノール酸モフェチル、レフルノミド、NSAID類、イブプロフェン、コルチコステロイド類、ホスホジエステラーゼ阻害薬、アデノシン(adensosine)作働薬、抗血栓薬、補体阻害剤、アドレナリン作働薬、IL−1β変換酵素阻害薬、T細胞シグナル伝達キナーゼ阻害薬、メタロプロテイナーゼ阻害剤、スルファサラジン、6−メルカプトプリン類、誘導体類p75TNFRIgG、sIL−1RI、sIL−1RII、sIL−6R、セレコキシブ、硫酸ヒドロキシクロロキン、ロフェコキシブ、インフリキシマブ、ナプロキセン、バルデコキシブ、スルファサラジン、メロキシカム、酢酸塩、金チオリンゴ酸ナトリウム、アスピリン、トリアムシノロン・アセトニド、プロポキシフェンナプシラート/apap、葉酸、ナブメトン、ジクロフェナク、ピロキシカム、エトドラク、ジクロフェナク・ナトリウム、オキサプロジン、オキシコドンHCl、二酒石酸ヒドロコドン/apap、ジクロフェナク・ナトリウム/ミソプロストール、フェンタニル、アナキンラ、トラマドールHCl、サルサラート、スリンダク、シアノコバラミン/fa/ピリドキシン、アセトアミノフェン、アレンドロン酸ナトリウム、硫酸モルヒネ、リドカイン塩酸塩、インドメタシン、グルコサミン・スルフ/コンドロイチン、アミトリプチリンHCl、スルファジアジン、オキシコドンHCl/アセトアミノフェン、オロパタジンHClミソプロストール、ナプロキセンナトリウム、オメプラゾール、シクロホスファミド、リツキシマブ、IL−1TRAP、MRA、CTLA4−IG、IL−18BP、抗IL−12、抗IL15、VX−740、ロフルミラスト、IC−485、CDC−801、S1P1作働薬、FTY720、PKCファミリー阻害薬、ルボキシスタウリン、AEB−071、メソプラム、メトトレキセート、レフルノミド、コルチコステロイド類、ブデノシド、デキサメタゾン、スルファサラジン、5−アミノサリチル酸、オルサラジン、IL−1β変換酵素阻害薬、IL−1ra、T細胞シグナル伝達阻害薬、チロシンキナーゼ阻害薬、6−メルカプトプリン類、IL−11、メサラミン、プレドニゾン、アザチオプリン、メルカプトプリン、インフリキシマブ、コハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム、ジフェノキシレート/アトロプ硫酸塩、塩酸ロペラミド、オメプラゾール、葉酸塩、シプロフロキサシン/ブドウ糖−水、ヒドロコドン、二酒石酸/apap、塩酸テトラサイクリン、フルオシノニド、メトロニダゾール、チメロサール/ホウ酸、コレスチラミン/ショ糖、塩酸シプロフロキサシン、硫酸ヒヨスチアミン、塩酸メペリジン、塩酸ミダゾラム、オキシコドンHCl/アセトアミノフェン、塩酸プロメタジン、リン酸ナトリウム、スルファメトキサゾール/トリメトプリム、ポリカルボフィル、ナプシル酸プロポキシフェン、ヒドロコルチゾン、総合ビタミン剤、バルサラジド二ナトリウム、リン酸コデイン/apap、コレセベラムHCl、シアノコバラミン、葉酸、レボフロキサシン、ナタリズマブ、インターフェロン−γ、メチルプレドニゾロン、アザチオプリン、シクロホスファミド、シクロスポリン、メトトレキセート、4−アミノピリジン、チザニジン、インターフェロン−β1a、アボネックス(登録商標)、インターフェロン−β1b、ベタセロン(登録商標)、インターフェロンα−n3、インターフェロン−α、インターフェロンβ1A−IF、Pegインターフェロンα2b、コポリマー1、コパキソン(登録商標)、高圧酸素、静注免疫グロブリン、クラドリビン、シクロスポリン、FK506、ミコフェノール酸モフェチル、レフルノミド、NSAID類、コルチコステロイド類、プレドニゾロン、ホスホジエステラーゼ阻害薬、アデノシン作働薬、抗血栓薬、補体阻害剤、アドレナリン作働薬、抗炎症サイトカイン類、インターフェロン−β、IFNβ1a、IFNβ1b、コパキソン、コルチコステロイド類、カスパーゼ阻害薬、カスパーゼ−1の阻害薬、CD40リガンドおよびCD80に対する抗体、アレムツズマブ、ドロナビノール、ダクリツマブ、ミトキサントロン、キサリプロデン塩酸塩、ファムプリジン、酢酸グラチラマー、ナタリズマブ、シンナビドール(sinnabidol)、α−イムノカインNNSO3、ABR−215062、アレルギX.MS、ケモカイン受容体拮抗薬、BBR−2778、カラグアリン(calagualine)、CPI−1189、リポソーム封入ミトキサントロン、THC.CBD、カンナビノイド作働薬、MBP−8298、メソプラム、MNA−715、抗IL−6受容体抗体、ニューロバクス(neurovax)、ピルフェニドン・アロトラップ(allotrap)1258(RDP−1258)、sTNF−R1、タランパネル、テリフルノミド(teriflunomide)、TGF−β2、チプリモチド(tiplimotide)、VLA−4拮抗薬、インターフェロンγ拮抗薬、IL−4作働薬、ジクロフェナク、ミソプロストール、ナプロキセン、メロキシカム、インドメタシン、ジクロフェナク、メトトレキセート、アザチオプリン、ミノサイクリン、プレドニゾン、エタネルセプト、ロフェコキシブ、スルファサラジン、ナプロキセン、レフルノミド、酢酸メチルプレドニゾロン、インドメタシン、硫酸ヒドロキシクロロキン、プレドニゾン、スリンダク、増強ジプロピオン酸ベタメタゾン、インフリキシマブ、メトトレキセート、葉酸塩、トリアムシノロン・アセトニド、ジクロフェナク、ジメチルスルホキシド、ピロキシカム、ジクロフェナク・ナトリウム、ケトプロフェン、メロキシカム、メチルプレドニゾロン、ナブメトン、トルメチン・ナトリウム、カルシポトリエン、シクロスポリン、ジクロフェナク・ナトリウム/ミソプロストール、フルオシノニド、硫酸グルコサミン、金チオリンゴ酸ナトリウム、二酒石酸ヒドロコドン/apap、リセドロン酸ナトリウム、スルファジアジン、チオグアニン、バルデコキシブ、アレファセプト、およびエファリズマブ、ジクロフェナク、ナプロキセン、イブプロフェン、ピロキシカム、インドメタシン、COX2阻害薬、ロフェコキシブ、バルデコキシブ、ヒドロキシクロロキン、ステロイド類、プレドニゾロン、ブデノシド、デキサメタゾン、細胞傷害薬、アザチオプリン、シクロホスファミド、ミコフェノール酸モフェチル、PDE4の阻害薬、プリン合成阻害薬、スルファサラジン、5−アミノサリチル酸、オルサラジン、イムラン(登録商標)、CTLA−4−IgG、抗B7ファミリー抗体、抗PD−1ファミリー抗体、抗サイトカイン抗体、フォノトリズマブ(fonotolizumab)、抗IFNg抗体、抗受容体受容体抗体、抗IL−6受容体抗体、B細胞表面分子に対する抗体、LJP394、リツキシマブ、抗CD20抗体およびリンフォスタット(lymphostat)−Bからなる群から選択される第2の治療薬を含む、医薬組成物。
【公表番号】特表2012−505152(P2012−505152A)
【公表日】平成24年3月1日(2012.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−513627(P2011−513627)
【出願日】平成21年6月9日(2009.6.9)
【国際出願番号】PCT/US2009/046714
【国際公開番号】WO2009/152133
【国際公開日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【出願人】(391008788)アボット・ラボラトリーズ (650)
【氏名又は名称原語表記】ABBOTT LABORATORIES
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年3月1日(2012.3.1)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年6月9日(2009.6.9)
【国際出願番号】PCT/US2009/046714
【国際公開番号】WO2009/152133
【国際公開日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【出願人】(391008788)アボット・ラボラトリーズ (650)
【氏名又は名称原語表記】ABBOTT LABORATORIES
【Fターム(参考)】
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