説明

洗浄機

【課題】タンクから供給ローラ、回転軸及び軸受けを介して洗浄液が漏れることがない洗浄機を提供する。
【解決手段】洗浄液が注入された有底無蓋のタンクと、回転軸が水平で洗浄液に浸るように配置された供給ローラと、供給ローラの真上に平行、かつ接触するように配置され、回転軸が回転駆動される洗浄ローラと、を備え、供給ローラと洗浄ローラとの間で板状部材を洗浄する洗浄機において、洗浄ローラの回転軸の洗浄ローラの両端近傍に設けられた円盤状の洗浄ローラ側仕切り板と、供給ローラの回転軸の供給ローラの両端近傍に洗浄ローラ側仕切り板の外側と洗浄液に接触するように設けられた円盤状の供給ローラ側仕切り板と、を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一対のローラ間で板状部材を洗浄する洗浄機に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、自動車工場の製造ラインにおいて、各部品箱に部品納入の時間や数量を明示した作業指示書をつけることが行われている。
この作業指示書は、通常リライタブルシートと呼ばれる板状部材であり、作業者がプリンタで印刷したり、消去したりすることにより使用される。
【0003】
この種のリライタブルシートは、いわゆる「かんばん」として工場内で使用されるため、油等で汚れ、指示内容の読取が難しくなるため、洗浄する必要がある。
このリライタブルシートは、洗浄液が供給される一対のローラを有する洗浄機で洗浄される。
【0004】
図7は、一般的な洗浄機の概念図である。
同図に示す洗浄機10は、洗浄液17が注入された有底無蓋のタンク16と、回転軸15が水平で洗浄液17に接触するように配置された供給ローラ14と、供給ローラ14の真上に平行、かつ接触するように配置され、回転軸11が回転駆動される洗浄ローラ13と、を備え、供給ローラ14と洗浄ローラ13との間で板状部材(図示せず)を洗浄する装置である。
【0005】
この洗浄機10が動作すると、図示しないモータにより回転軸11が回転し、回転軸11に固定された洗浄ローラ13が回転し、洗浄ローラ13に接触する供給ローラ14が洗浄ローラ13と逆方向に回転する。供給ローラ13が回転することによりその表面が洗浄液17で覆われ、その一部が供給ローラ13に付着して矢印P1方向に洗浄液が流れる。この結果両ローラ13、14の表面が洗浄液17で覆われ、両ローラ13、14間に挿入される板状部材としてのリライタブルシートが洗浄される。
【0006】
ところで、洗浄機10は洗浄ローラ13及び供給ローラ14を回転させており、中心軸がずれると各ローラ13、14がバラツキ、リライタブルシートを十分に洗浄することができないだけでなく、周囲に洗浄液が飛散し、錆や電子部品のショートのおそれが生じる。
【0007】
そこで、特許文献1には剥離ローラの軸穴内への粘着剤の進入を防止した技術が提案されている。
特許文献1に記載の発明は、「剥離ローラ」に関するものであり、具体的には、「台紙からラベルを剥離する剥離ローラであって、回転軸と、回転軸が挿入された軸穴と、軸穴の延在方向と平行な外周面を有し、外周面とプラテンローラの外周面との間にラベルが剥離された台紙を挟んで台紙を搬送する大径部と、大径部の端面から大径部と同軸に大径部の直径より小さい直径を有して延びる小径部と、小径部の延在方向と直交する方向に小径部の該大径部から離れた縁部から延びる鍔部と、を備えたローラ部と、を有し、大径部の端面と、小径部の外周面と、端面と対向した鍔部の表面とで少なくとも1つの凹部」が形成されているものである。
【0008】
特許文献1に記載の発明によれば、台紙からローラ部の大径部の外周面に移って付着した粘着剤は、この凹部の鍔部を越えて回転軸の外周面が露出した側へ流出することが無くなる。そのため、剥離ローラの軸穴内に粘着剤が進入することが無くなるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2009−78839号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ところで、図7に示した洗浄機においては、洗浄ローラ13を覆う洗浄液17の一部が矢印P2方向に流れると、軸受け12a、12b(図では12bだけであるが、12aにも流れる。)から液漏れが生じて、錆の発生や図示しない電子部品のショートのおそれが生じる。
【0011】
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、ローラの軸穴内への粘着剤の進入については改善されるものの、本願発明におけるタンク17から供給ローラ14、回転軸11及び軸受け12a、12bを介して洗浄液が漏れる液漏れの問題については解決されていない。
【0012】
そこで、本発明の目的は、タンクから供給ローラ、回転軸及び軸受けを介して洗浄液が漏れることがない洗浄機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の第1の装置は、洗浄液が注入された有底無蓋のタンクと、回転軸が水平で前記洗浄液に浸るように配置された供給ローラと、前記供給ローラの真上に平行、かつ接触するように配置され、回転軸が回転駆動される洗浄ローラと、を備え、前記供給ローラと前記洗浄ローラとの間で板状部材を洗浄する洗浄機において、前記洗浄ローラの回転軸の前記洗浄ローラの両端近傍に設けられた円盤状の洗浄ローラ側仕切り板と、前記供給ローラの回転軸の前記供給ローラの両端近傍に前記洗浄ローラ側仕切り板の外側と前記洗浄液に接触するように設けられた円盤状の供給ローラ側仕切り板と、を有することを特徴とする。
【0014】
本発明の第2の装置は、洗浄液が注入された有底無蓋のタンクと、回転軸が水平で前記洗浄液に浸るように配置された供給ローラと、前記供給ローラの真上に平行、かつ接触するように配置され、回転軸が回転駆動される洗浄ローラと、を備え、前記供給ローラと前記洗浄ローラとの間で板状部材を洗浄する洗浄機において、前記洗浄ローラの回転軸の前記洗浄ローラの両端近傍に設けられた円盤状の洗浄ローラ側仕切り板と、前記洗浄ローラ側仕切り板の下端に接触すると共に液滴が前記タンクに落下するように配置された水切り板と、を有することを特徴とする
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、洗浄ローラの回転軸の洗浄ローラの両端近傍に設けられた円盤状の洗浄ローラ側仕切り板と、供給ローラの回転軸の供給ローラの両端近傍に洗浄ローラ側仕切り板の外側と洗浄液に接触するように設けられた円盤状の供給ローラ側仕切り板と、を有することにより、洗浄ローラから回転軸に流れる余分な洗浄液が洗浄ローラ側仕切り板及び供給ローラ側仕切り板を伝わってタンクに戻るので、回転軸及び軸受けを介して洗浄液が漏れることがない洗浄機の提供を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明に係る洗浄機の一実施の形態を示す概念図である。
【図2】本発明に係る洗浄機の他の実施の形態を示す概念図である。
【図3】本発明に係る洗浄機の他の実施の形態を示す概念図である。
【図4】本発明に係る洗浄機の他の実施の形態を示す概念図である。
【図5】本発明に係る洗浄機の他の実施の形態を示す概念図である。
【図6】本発明に係る洗浄機の他の実施の形態を示す概念図である。
【図7】一般的な洗浄機の概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明に係る洗浄機の一実施の形態を示す概念図である。尚、図5に示した部材と同様の部材には共通の符号を用いた。
[構 成]
同図に示す洗浄機100は、洗浄液17が注入された有底無蓋のタンク16と、回転軸15が水平で洗浄液17に浸るように配置された弾性体(例えばスポンジ)からなる供給ローラ14と、供給ローラ14の真上に平行、かつ接触するように配置され、回転軸11が回転駆動される弾性体(例えばスポンジ)からなる洗浄ローラ13と、洗浄ローラ13の回転軸11の洗浄ローラ13の両端近傍に設けられた円盤状の洗浄ローラ側仕切り板20a、20bと、供給ローラ14の回転軸15の供給ローラ14の両端近傍に洗浄ローラ側仕切り板20a、20bの外側と洗浄液17に接触するように設けられた円盤状の供給ローラ側仕切り板21a、21bと、を有する装置である。
【0018】
洗浄ローラ側仕切り板20a、20b、と供給ローラ側仕切り板21a、21bとで液漏れ防止器具が構成されている。液漏れ防止器具の材質は、例えばシリコーンゴムが挙げられるが、撥水性の部材であれば他の材質を用いてもよい。
【0019】
回転軸11、15は、例えば、ステンレスロッドが挙げられる。
洗浄ローラ13及び供給ローラ14は、弾性体からなり、例えば、スポンジもしくはゴムが挙げられる。
軸受け12a、12bは、例えば、ボールベアリングが挙げられる。
タンク16としては、例えば、プラスチック製の容器が挙げられる。
洗浄液17としては、例えば、石鹸液、合成洗剤等が挙げられる。
【0020】
[動 作]
洗浄機100が動作を開始すると、図示しないモータにより回転軸11が回転し、回転軸11に固定された洗浄ローラ13が回転し、洗浄ローラ13に接触する供給ローラ14が洗浄ローラ13と逆方向に回転する。供給ローラ13が回転することによりその表面が洗浄液17で覆われ、その一部が供給ローラ13に付着して矢印P3方向に洗浄液が流れる。この結果両ローラ13、14の表面が洗浄液17で覆われ、両ローラ13、14間に挿入される板状部材としてのリライタブルシートが洗浄される。
【0021】
洗浄ローラ13を覆う洗浄液17の一部が矢印P4方向に流れると、回転軸11を伝わって軸受け12b方向に流れるが、洗浄ローラ側仕切り板20bで遮られ、洗浄ローラ側仕切り板20bの内側(洗浄ローラ13側)に沿って供給ローラ側仕切り板21bを伝わって矢印P5方向に流れ落ちてタンク16に回収される。
この結果、回転軸及び軸受けを介して洗浄液が漏れることがない洗浄機の提供を実現することができる。
【0022】
ところで、タンク16は、図示しない器具により洗浄機100の下から、供給ローラ14ごと着脱自在に取り付けられるようになっている。また、供給ローラ14はタンク16に着脱自在に取り付けられている。このため、タンク16を交換したり、供給ローラ14を交換したりする度に供給ローラ14と洗浄ローラ13との間のテンションにバラツキが生じ、リライタブルシートに洗浄ムラが生じるおそれがある。
【0023】
そこで、供給ローラ14と洗浄ローラ13との間のテンションのバラツキを抑えた洗浄機を提案した。
【0024】
<実施の形態2>
図2は、本発明に係る洗浄機の他の実施の形態を示す概念図である。
図2に示した洗浄機の図1に示した洗浄機との相違点は、供給ローラ14と洗浄ローラ13との間に両ローラ13、14と平行になるように挿入された中継ローラ23と、中継ローラ23の回転軸24の中継ローラ23の両端近傍に洗浄ローラ側仕切り板20a、20bと供給ローラ側仕切り板21a、21bと接触するように設けられた円盤状の中継ローラ側仕切り板22a、22bと、を有する点である。
【0025】
図2に示す洗浄機200は、洗浄ローラ13側の軸受け12a、12b及び中継ローラ23側の軸受け12c、12dが洗浄機200側に固定されており、タンク16及び供給ローラ14が洗浄機200に着脱自在に取り付けられている。
【0026】
このような洗浄機200を用いても図1に示した実施の形態と同様にリライタブルシートを洗浄することができるだけでなく、洗浄ローラ13側の軸受け12a、12b及び中継ローラ23側の軸受け12c、12dが洗浄機200側に固定されているので、供給ローラ14と洗浄ローラ13との間のテンションが常に一定となり、タンク16を交換したり、供給ローラ14を交換したりしてもリライタブルシートに洗浄ムラが生じることがない。
【0027】
<実施の形態3>
図3は、本発明に係る洗浄機の他の実施の形態を示す概念図である。
なお、説明を簡単にするため、ベアリングは省略されている。
図3に示した洗浄機300の図1に示した洗浄機との相違点は、洗浄ローラからの余剰洗浄液を少なくとも洗浄ローラ側仕切り板及び水切り板でタンクに戻すように構成した点である。
図3に示す洗浄装置は、洗浄液17が注入された有底無蓋のタンク16と、回転軸15が水平で洗浄液17に浸るように配置された供給ローラ14と、回転軸24が水平で供給ローラ14の真上に平行、かつ接触するように配置された中継ローラ23と、中継ローラ23の真上に平行、かつ接触するように配置され、回転軸11が回転駆動される破線で示す洗浄ローラ13と、を備え、中継ローラ23と洗浄ローラ13との間で板状部材を洗浄する洗浄機であって、洗浄ローラ13の回転軸11の洗浄ローラ13の両端近傍に設けられた破線で示す円盤状の洗浄ローラ側仕切り板20aaと、中継ローラ23の回転軸24の中継ローラ23の両端近傍に洗浄ローラ側仕切り板20aaの内側の円盤側面と接触するように設けられた円盤状の中継ローラ側仕切り板22aaと、を有する。
洗浄ローラ側仕切り板20aa及び中継ローラ側仕切り板22aaは、いずれも内側に向かって細くなる円錐台形状を有する。
【0028】
このような仕切り板20aaを用いても図1に示した実施の形態と同様の効果が得られる。
洗浄ローラ13の余剰洗浄液は、回転軸11及び洗浄ローラ側仕切り板20aaを、遠心力及び重力により矢印方向に移動し、中継ローラ側仕切り板22aaを伝わって水切り板31でタンク16に洗浄液を戻す。この結果、回転軸及び軸受けを介して洗浄液が漏れることがない洗浄機の提供を実現することができる。
【0029】
<実施の形態4>
図4は、本発明に係る洗浄機の他の実施の形態を示す概念図である。
図4に示した洗浄機400の図3に示した洗浄機との相違点は、洗浄ローラ側仕切り板20ab及び中継ローラ側仕切り板22abは、いずれも平凸レンズ形状である点である。
すなわち、洗浄ローラ13の回転軸11に平凸レンズ(図では平凸レンズ形状であるが、両凸レンズ形状であってもよい。)形状の仕切り板20abが設けられている。
このような仕切り板20abを用いても図1に示した実施の形態と同様の効果が得られる。
【0030】
<実施の形態5>
図5は、本発明に係る洗浄機の他の実施の形態を示す概念図である。
図5に示した洗浄機500の図3に示した洗浄機との相違点は、洗浄ローラ側仕切り板20ab及び中継ローラ側仕切り板22abは、いずれも凸メニスカスレンズ形状である点である。
すなわち、洗浄ローラ13の回転軸11に凸メニスカスレンズ形状の仕切り板20acが設けられている。
このような仕切り板20acを用いても図1に示した実施の形態と同様の効果が得られる。
【0031】
<実施の形態6>
図6は、本発明に係る洗浄機の他の実施の形態を示す概念図である。
図6に示した洗浄機600の図3に示した洗浄機との相違点は、洗浄ローラ側仕切り板20adの内側の円盤側面が中継ローラ側仕切り板22adの外側の円盤側面に接触するように配置されている点である。
洗浄ローラ側仕切り板20aa及び中継ローラ側仕切り板22aaは、いずれも外側に向かって細くなる円錐台形状を有する。
このような仕切り板20adを用いても図1に示した実施の形態と同様の効果が得られる。
【0032】
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。例えば、上述の説明では、板状部材の洗浄を行う洗浄機の場合について説明したが、本発明ではこれに限定されず、洗浄液の代わりに塗料を用いて板状部材の塗装を行ったり、洗浄液の代わりに消毒薬を用いて板状部材の消毒を行ったりしてもよい。また、図3〜図6に示した実施の形態では洗浄ローラ13、中継ローラ23、及び供給ローラ14の三つのローラの場合で説明したが、本発明は、これに限定されず、供給ローラ14と、洗浄ローラ13との2つのローラで構成してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明は、洗浄機、塗装機、及び消毒器に利用することができる。
【符号の説明】
【0034】
11、15、24 回転軸
12a、12b、12c、12d 軸受け
13 洗浄ローラ
14 供給ローラ
16 タンク
17 洗浄液
20a、20b、20aa、20ab、20ac、20ad 洗浄ローラ側仕切り板
21a、21b 供給ローラ側仕切り板
22a、22b 中継ローラ側仕切り板
23 中継ローラ
31 水切り板
10、100、200、300、400、500、600 洗浄機

【特許請求の範囲】
【請求項1】
洗浄液が注入された有底無蓋のタンクと、
回転軸が水平で前記洗浄液に浸るように配置された供給ローラと、
前記供給ローラの真上に平行、かつ接触するように配置され、回転軸が回転駆動される洗浄ローラと、を備え、前記供給ローラと前記洗浄ローラとの間で板状部材を洗浄する洗浄機において、
前記洗浄ローラの回転軸の前記洗浄ローラの両端近傍に設けられた円盤状の洗浄ローラ側仕切り板と、
前記供給ローラの回転軸の前記供給ローラの両端近傍に前記洗浄ローラ側仕切り板の外側と前記洗浄液に接触するように設けられた円盤状の供給ローラ側仕切り板と、を有することを特徴とする洗浄機。
【請求項2】
前記供給ローラと前記洗浄ローラとの間に前記両ローラと平行になるように挿入された中継ローラと、
前記中継ローラの回転軸の前記中継ローラの両端近傍に前記洗浄ローラ側仕切り板と前記供給ローラ側仕切り板と接触するように設けられた円盤状の中継ローラ側仕切り板と、
を有することを特徴とする請求項1記載の洗浄機。
【請求項3】
洗浄液が注入された有底無蓋のタンクと、
回転軸が水平で前記洗浄液に浸るように配置された供給ローラと、
前記供給ローラの真上に平行、かつ接触するように配置され、回転軸が回転駆動される洗浄ローラと、を備え、前記供給ローラと前記洗浄ローラとの間で板状部材を洗浄する洗浄機において、
前記洗浄ローラの回転軸の前記洗浄ローラの両端近傍に設けられた円盤状の洗浄ローラ側仕切り板と、
前記洗浄ローラ側仕切り板の下端に接触すると共に液滴が前記タンクに落下するように配置された水切り板と、
を有することを特徴とする洗浄機。
【請求項4】
前記供給ローラと前記洗浄ローラとの間に前記両ローラと平行になるように挿入された中継ローラと、
前記中継ローラの回転軸の前記中継ローラの両端近傍に前記洗浄ローラ側仕切り板の何れかの円盤側面と接触するように設けられた円盤状の中継ローラ側仕切り板と、
を有することを特徴とする請求項3記載の洗浄機。
【請求項5】
前記洗浄ローラ側仕切り板及び前記中継ローラ側仕切り板は、円錐台形状であることを特徴とする請求項3または4記載の洗浄機。
【請求項6】
前記洗浄ローラ側仕切り板及び前記中継ローラ側仕切り板は、平凸レンズ形状であることを特徴とする請求項3または4記載の洗浄機。
【請求項7】
前記洗浄ローラ側仕切り板及び前記中継ローラ側仕切り板は、凸メニスカスレンズ形状であることを特徴とする請求項3または4記載の洗浄機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−72914(P2011−72914A)
【公開日】平成23年4月14日(2011.4.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−226987(P2009−226987)
【出願日】平成21年9月30日(2009.9.30)
【出願人】(302069930)NECパーソナルプロダクツ株式会社 (738)
【Fターム(参考)】