説明

照明付マッドガード

【課題】耐久性を向上することができる照明付マッドガードを提供することを目的とする。
【解決手段】照明付マッドガード1は、車両2の車輪6後方の車両本体3に設置されるマッドガード本体4と、前記マッドガード本体4に設けた照明装置5とからなる。前記マッドガード本体4は、前記車輪6と対向して泥を受ける正面部材15と、空隙Aを介して前記正面部材15に対向して形成した背面部材16とからなり、前記照明装置5は、前記背面部材16に設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に設置されるマッドガードに関し、特に車両のドア近傍における足元を照射する照明装置を備えた照明付マッドガードに関するものである。
【背景技術】
【0002】
この種の照明付マッドガードは、車両の走行時において、車輪からの水、泥、石や雪などをよけるだけでなく、停車時において、暗闇で車両のドアを開ける際に足元を明るく照らすものとして、前輪用のマッドガードの斜め後方に向けた白色ライトを取り付けたものが開示されている(例えば特許文献1)。上記特許文献1に係るマッドガードによれば、夜間乗用車の助手席や後部席に乗る時、足元が照らされ、安心して乗車することができるという優れた効果を発揮することができる。
【特許文献1】実開平6−57776号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら上記特許文献においても、マッドガードが受けた衝撃により照明装置が故障しやすいという懸念があった。すなわち、マッドガードは、走行時において、跳ね上がる水、泥、石や雪などによる衝撃を受ける。また、マッドガードに付着した泥や、雪を取り除くため、ユーザがマッドガードを蹴るなどして、マッドガードが大きな衝撃を受けることもある。このようにマッドガードが受けた衝撃は、照明装置に直接伝わり、これにより照明装置が故障しやすくなると考えられる。
【0004】
そこで本発明は上記した問題点に鑑み、耐久性を向上することができる照明付マッドガードを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、車両の車輪後方の車両本体に設置されるマッドガード本体と、前記マッドガード本体に設けた照明装置とからなる照明付マッドガードであって、前記マッドガード本体は、前記車輪と対向して泥を受ける正面部材と、空隙を介して前記正面部材に対向して形成した背面部材とからなり、前記照明装置は、前記背面部材に設けることを特徴とする。
【0006】
また、請求項2に係る発明は、前記背面部材が、樹脂材料にて形成したことを特徴とする。
【0007】
また、請求項3に係る発明は、前記マッドガード本体が、前輪後方の前記車両本体に設置され、前記照明装置は、前記車両のドア近傍の足元を照射することを特徴とする。
【0008】
また、請求項4に係る発明は、前記マッドガード本体が、有底状構造であり、前記マッドガード本体の下部には水抜き穴を設けたことを特徴とする。
【0009】
また、請求項5に係る発明は、前記照明装置が、前記背面部材表面に凹設したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の請求項1に記載の照明付マッドガードによれば、正面部材で受けた衝撃を緩和することができ、照明装置の耐久性を向上することができる。
【0011】
また、請求項2に記載の照明付マッドガードによれば、外部からの衝撃が、照明装置に直接伝わることを防止することができるので、照明装置5の耐久性をより向上することができる。
【0012】
また、請求項3に記載の照明付マッドガードによれば、夜間においてもユーザが容易に乗車又は降車することができる。
【0013】
また、請求項4に記載の照明付マッドガードによれば、マッドガード本体内に侵入した水を円滑に排出することができ、照明装置の耐久性を向上することができる。
【0014】
また、請求項5に記載の照明付マッドガードによれば、ユーザがマッドガードを蹴るなどした場合でも、ユーザの足が照明装置に接触することを防ぐことができ、耐久性を向上することができる。また、濡れた路面を走行する際、タイヤの巻き上げなどによる霧状の汚れが照明装置に付着しにくくできるので、必要時に確実に足元を照らすことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
(第1の実施形態)
以下図面を参照して、本発明の好適な第1の実施形態について説明する。
【0016】
図1に示す照明付マッドガード1は、車両2の前輪の後方にあたる車両本体3に設置されるマッドガード本体4と、前記マッドガード本体4に設けられた照明装置5とからなり、全体として、車輪6からの泥はねを防止すると共に、ドア7から乗車又は降車する際のユーザの足元を照らし得るように構成されている。このマッドガード本体4は、前輪のホイールハウス8の後方下部にホイールハウス8と連続するように取り付けられている。このマッドガード本体4の後方側に照明装置5が設けられており、該照明装置5はハーネス9を介してコントロールユニット10に電気的に接続され、所定のタイミングで照明のオン、オフを切替え得るように構成されている。例えば、照明付マッドガード1は、ドア7の施錠及び解錠を遠隔操作するリモートコントロール装置(図示しない)によりドア7を解錠する動作に連動して照明装置5をオンさせ、ドア7を施錠する動作、エンジンを始動させる動作、ドアを閉める動作などに連動して照明装置5をオフさせることとしてもよい。
【0017】
次に、図2を参照して照明付マッドガード1の構成について詳細に説明する。尚、車輪6毎に設置される照明付マッドガード1は、基本的な構成は同じで左右対称であるため、説明の便宜上、車両2の左側に設けられる照明付マッドガード1について説明する。マッドガード本体4は、樹脂材料で一体成形された略L字形部材からなる。このマッドガード本体4は、車輪6と対向して泥を受ける正面部材15と、空隙Aを介して前記正面部材15に対向して形成した背面部材16とからなる。前記正面部材15と前記背面部材16とは、上側に開口を備えると共に、下側及び側面(図中矢印O及びI方向)において接続されて一体的に形成されている。正面部材15には、ホイールハウス8に固定するビス(図示しない)を螺合するためのビス穴17が設けられている。背面部材16は、外側(図中矢印O方向)へいくに従って正面方向(図中矢印F方向)へ緩やかに傾斜して形成されると共に、照明装置5のライトを表出させる照明用窓18が形成されている。照明用窓18は背面部材16を貫通する矩形状の穴で構成され、背面部材16のやや外側寄り、すなわち、正面方向(図中矢印F方向)へ緩やかに傾斜した面に形成されている。図3に示すように、照明用窓18には、レンズ19を中心位置に保持するためのリブ20が複数設けられている。因みに、本実施の形態では、照明用窓18には、ガーニッシュ18aが嵌合されており、該ガーニッシュ18aに前記リブ20が設けられている。
【0018】
図4に示すように、照明装置5は、ハーネス9を接続するコネクタ25を備えたケース本体26と、該ケース本体26に設けられたレンズ19とからなり、ブラケット27により該レンズ19を照明用窓18から表出させた状態で、正面部材15と背面部材16との間に固定される。背面部材16の裏面には、照明用窓18の周囲に窓枠28aが突出形成されている。因みに、本実施の形態では、窓枠28aは、ガーニッシュ18aと一体的に形成されている。
【0019】
さらに、マッドガード本体4には、水抜き穴47が形成されている。因みに、本実施の形態では、水抜き穴47が複数(2個)設けられている。水抜き穴の一方47aは、マッドガード本体4の底部45の略中央に形成された矩形状の穴で構成されている。水抜き穴の他方47bは、マッドガード本体4の内側寄りの底部45から内側面46にかけて開口した長方形状の穴で構成されている。図4において、正面部材の内側(図中矢印I方向)部分に形成された凹部15aは、車両本体3のホイールハウス8に係合するために形成されたものである。
【0020】
図5に示すように、ブラケット27は、ステンレスなどのばね鋼により形成された横長の矩形状部材からなり、照明装置5を保持する固定穴31を形成した保持部32と、該保持部32の長手方向の両端を直角に屈曲させて形成した一対の押付け部33と、該押付け部33の先端にマッドガード本体4の正面部材15の裏面に当接する座部34とを備え、該座部34に挿通穴35が設けられている。固定穴31は照明用窓18と同様な矩形状の穴で構成され、ブラケット27の略中央よりやや外側(図5中O側)に形成されている。保持部32は、固定穴31が設けられていないブラケット27の略中央より内側(図5中I側)に背面部材16の裏面と当接する当接面36を備える。押付け部33は、正面部材15と背面部材16との距離と略同じ長さに形成するのが好ましい。また、ブラケット27の幅方向には、窓枠28aに係合する係止部37が一体的に形成されている。因みに、本実施の形態では、係止部37は、正面方向(図中F方向)に突出して形成されている。
【0021】
照明装置5は、図6に示すように、コネクタ25がブラケット27の裏面側へ突き出るようにケース本体26を固定穴31に挿通して、ビス41を螺合することによりブラケット27に固定する。このようにブラケット27に固定した照明装置5をマッドガード本体4に固定するには、図7に示すように、正面部材15と背面部材16との空隙Aに挿入する。このとき、ブラケット27は、押付け部33を正面部材15と背面部材16との距離と略同じ長さに形成したことにより、当接面36を背面部材16の裏面に押付け、ブラケット27が正面部材15と背面部材16との間に狭持される。そして、レンズ19を照明用窓18から表出させた状態で、正面部材15側からビス41を挿通穴35に挿通してブラケット27をマッドガード本体4に固定する(図7(B))。このようにして、照明付マッドガード1は、マッドガード本体4に照明装置5を取付固定することにより構成される。
【0022】
マッドガード本体4は、図8に示すように、底部45において正面部材15と背面部材16とが接続されている。これにより、背面部材16は、上端から下端に渡って、平坦形状とすることができる。照明装置5は、背面部材16の照明用窓18に嵌合したガーニッシュ18aに一体的に形成した窓枠28aに、ブラケット27を当接させることにより、背面部材16に凹設される。すなわち、レンズ19の表面は、背面部材16の表面から裏面側へ凹んだ位置にある。これにより、照明付マッドガード1では、照明装置5が、背面部材16の表面から一段窪んだ位置に設置されるため、ユーザが蹴るなどした場合に、ユーザの足が直接照明装置5に当たることを防いで、照明装置5の耐久性を向上することができる。
【0023】
また、照明付マッドガード1では、照明装置5を背面部材16の表面から一段窪んだ位置に設置したことにより、濡れた路面を走行する際、タイヤの巻き上げなどによる霧状の汚れが照明装置5に付着しにくくできるので、必要時に確実に足元を照らすことができる。
【0024】
また、ブラケット27には、窓枠28aと当接する部分にシール材29が設けられている。シール材29は、照明装置5の光を遮ぎ得る材料、例えば、発泡性材料からなるシート状の部材からなり、接着剤などにより、ブラケット27の窓枠28aに当接する部分、特に、窓枠28aの上側に当接する部分に設けられている。これにより、照明付マッドガード1では、照明装置5の光が、照明用窓18の上面からマッドガード本体4内へ漏れることを防ぐことができると共に、マッドガード本体4と車両本体3との取付部からの光漏れも防ぐことができる。
【0025】
また、底部45はマッドガード本体4の外側(図2中矢印O方向)から内側(図2中矢印I方向)に向かって下り勾配が設けられており、マッドガード本体4の内側面には、前記水抜き穴47bが設けられている。
【0026】
上記のように構成した照明付マッドガード1は、マッドガード本体4に照明装置5を設けたことにより、足元に近いドア近傍を照らすことができる。これにより、照明付マッドガード1では、夜間においてユーザが容易に乗車又は降車することができる。
【0027】
また、照明付マッドガード1は、正面部材15が、車両2の走行中に車輪6からの泥はねなどを受け、車両本体3の汚れや損傷を防ぐことができる。さらに、この照明付マッドガード1は、マッドガード本体4が、泥はねを受ける正面部材15と、該正面部材15との間に空隙Aを設けて形成した背面部材16とからなる二重構造であり、かつ、前記背面部材16に照明装置5を設置することとした。これにより、照明付マッドガード1では、正面部材15から背面部材16に伝わる衝撃を緩和することができ、照明装置5の耐久性を向上することができる。
【0028】
また、照明付マッドガード1は、マッドガード本体4を正面部材15と背面部材16との二重構造としたことにより、背面部材16の形状の制約を受けることなく、正面部材15を形成することができる。これにより、正面部材15を平坦形状とすることができるので、泥や、雪などが正面部材15の表面に付着したり、堆積したりすることを防止できる。
【0029】
また、照明付マッドガード1は、背面部材16を樹脂材料により形成したことにより、外部からの衝撃を背面部材16において吸収することができる。これにより、照明付マッドガード1では、外部からの衝撃が照明装置5に直接伝わることを防止することができるので、照明装置5の耐久性を向上することができる。
【0030】
また、照明付マッドガード1は、照明用窓18に嵌合したガーニッシュ18aにリブ20を設けたことにより、レンズ19とガーニッシュ18aとの隙間を一定に保つことができる。
【0031】
また、照明付マッドガード1は、ブラケット27をばね鋼により形成したことにより、外部からの衝撃をブラケット27においても吸収することができる。これにより、照明付マッドガード1では、より確実に外部からの衝撃を吸収できるので、レンズ19の位置ずれを防止することができる。
【0032】
また、照明付マッドガード1は、マッドガード本体4の底部45に内側へ下り勾配を設け、底部45及び内側面46に水抜き穴47を形成したことにより、マッドガード本体4の上方開口から侵入した水を円滑に排出することができ、照明装置5の耐久性を向上することができる。また、水抜き穴47は、マッドガード本体4の内側面46に設けたので、外観を損なわずに、確実に水を排出することができる。さらに、水抜き穴47は複数設けられ、一方47aは底部45に、他方47bは内側面46に形成したことにより、雪道を走行するなどして、底部45が凍結し一方の水抜き穴47aが塞がった場合でも、他方の水抜き穴47bから確実に水を排出することができる。
【0033】
また、照明付マッドガード1は、マッドガード本体4を有底形状としたことにより、構造を強化することができる。
【0034】
また、照明付マッドガード1は、ブラケット27の幅方向の端部に窓枠28aに係止する係止部37を設けたことにより、ブラケット27を所定位置に容易に設置することができる。
【0035】
また、照明付マッドガード1は、ブラケット27の保持部32に当接面36を設けたことにより、背面部材16との接触面積が増え、より確実に照明装置5を保持することができる。
【0036】
また、照明付マッドガード1は、照明用窓18が、背面部材16のやや外側寄り、すなわち、正面方向(図中矢印F方向)へ緩やかに傾斜した面に形成されていることにより、乗車又は降車しようとするユーザの足元を確実に照らすことができる。
(第2の実施形態)
以下図面を参照して、本発明の好適な第2の実施形態について説明する。尚、上記した第1の実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、簡単のため説明を諸略する。
【0037】
図9に示すように、照明装置5は、ハーネス9を接続するコネクタ25を備えたケース本体26と、該ケース本体26に設けられたレンズ19とからなり、ブラケット27により該レンズ19を照明用窓18から表出させた状態で、正面部材15と背面部材16との間に固定される。背面部材16の裏面には、照明用窓18の周囲に窓枠28bが突出形成されている。そして、図10に示すように、照明用窓18には、レンズ19を中心位置に保持するためのリブ20が複数設けられている。
【0038】
図11に示すブラケット27は、上記した第1の実施形態におけるブラケットに対し、係止部材37の形状が異なる。すなわち、本実施形態に係るブラケット27は、係止部材37aが車両後方(図中R方向)に突出して形成されている。
【0039】
マッドガード本体4は、図12に示すように、車両2後方側へ突出させた係止部材37aが、背面部材16の裏面に突出形成された窓枠28b上側において、背面部材16の裏面に当接するように設置される。これにより、照明付マッドガード1では、照明装置5の光がマッドガード本体4と車両本体3との取付部からの光漏れを防ぐことができる。さらに、窓枠28bの下側において、正面部材15の下端と、背面部材16とが接続され、背面部材16の下端は、前方に向かってやや湾曲して形成されている。底部45はマッドガード本体4の外側(図2中矢印O方向)から内側(図2中矢印I方向)に向かって下り勾配が設けられている。そして、この下り勾配を設けた底部45とマッドガード本体4の内側面46との交差部分には、水抜き穴47cが設けられている(図13)。
【0040】
このように、照明付マッドガード1では、マッドガード本体を、窓枠28bの下側において、正面部材15の下端と、背面部材16と接続したことにより、窓枠28bを一体成形して、コストダウンを図ることができる。
【0041】
本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、本実施例においては、照明付マッドガード1は、前輪のホイールハウス8に設ける場合について説明したが、本発明はこれに限らず、後輪のホイールハウスに設けることとしてもよい。この場合、マッドガード本体4に設けられた照明装置5により、車両2の後方を照らすことができるので、ユーザは夜間において容易に車両2を後進させることができる。
【0042】
また、照明用窓18は、レンズ19の形状に合せ矩形状としたものについて説明したが、本発明はこれに限らず、円形のレンズ19を用いることもでき、その場合には、照明用窓18は円形状とすることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の第1実施形態に係る照明付マッドガードを車両に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】同上、照明付マッドガードの全体構成を示す斜視図である。
【図3】同上、照明付マッドガードに係る照明用窓の構成を示す部分拡大図である。
【図4】同上、照明付マッドガードの横断面図である。
【図5】同上、照明付マッドガードに係るブラケットの構成を示す斜視図である。
【図6】同上、照明装置をブラケットに固定する様子を示す斜視図である。
【図7】同上、照明装置をマッドガード本体に取り付ける様子を示す斜視図であり,(A)正面部材側から見た図、(B)背面部材側から見た図である。
【図8】同上、照明付マッドガードの拡大縦断面図であり、照明用窓付近の拡大縦断面図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る照明付マッドガードの平面図である。
【図10】同上、照明付マッドガードに係る照明用窓の構成を示す部分拡大図である。
【図11】同上、照明付マッドガードに係るブラケットの構成を示す斜視図である。
【図12】同上、照明付マッドガードの拡大縦断面図であり、照明用窓付近の拡大縦断面図である。
【図13】本発明の照明付マッドガードを内側から見た図である。
【符号の説明】
【0044】
1 照明付マッドガード
2 車両
3 車両本体
4 マッドガード本体
5 照明装置
6 車輪
7 ドア
15 正面部材
A 空隙
16 背面部材
47 水抜き穴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の車輪後方の車両本体に設置されるマッドガード本体と、前記マッドガード本体に設けた照明装置とからなる照明付マッドガードであって、前記マッドガード本体は、前記車輪と対向して泥を受ける正面部材と、空隙を介して前記正面部材に対向して形成した背面部材とからなり、前記照明装置は、前記背面部材に設けることを特徴とする照明付マッドガード。
【請求項2】
前記背面部材は、樹脂材料にて形成したことを特徴とする請求項1記載の照明付マッドガード。
【請求項3】
前記マッドガード本体は、前輪後方の前記車両本体に設置され、前記照明装置は、前記車両のドア近傍の足元を照射することを特徴とする請求項1又は2記載の照明付マッドガード。
【請求項4】
前記マッドガード本体は、有底状構造であり、前記マッドガード本体の下部には水抜き穴を設けたことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の照明付マッドガード。
【請求項5】
前記照明装置は、前記背面部材表面に凹設したことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の照明付マッドガード。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2008−94206(P2008−94206A)
【公開日】平成20年4月24日(2008.4.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−276830(P2006−276830)
【出願日】平成18年10月10日(2006.10.10)
【出願人】(390005430)株式会社ホンダアクセス (205)
【Fターム(参考)】