説明

特性劣化防止方法

【課題】超伝導体の特性劣化を防ぎ、超伝導体の理想的な特性を実現する。
【解決手段】原子層堆積法を用いて超伝導体12の表面に酸化膜13を形成する。これにより、自然酸化膜15を除去し、緻密で均一な酸化膜13が形成されるので、超伝導体12の電磁場照射環境での特性劣化を防ぎ、超伝導体12の理想的な特性を実現することができる。また、緻密な酸化膜13により、大気中の酸素による超伝導体12の経年劣化を防止できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、超伝導体の特性劣化を防止する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
超伝導体は、超伝導状態となる臨界温度以下においては、電気抵抗が零となり無損失で電流を流すことができ、マイスナー効果により超伝導体内部への磁場の侵入を許さないという特徴を有する。このような特徴により、大きな電流の貯蔵を可能としたり、非常に鋭いカットオフ特性を持つフィルターを作製することが可能である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】G. Ciovati, P. Kneisel, and A. Gurevich, "Measurement of the high-field Q drop in a high-purity large-grain niobium cavity for different oxidantion processes", Physical Review Special Topics - Accelerators and Beams, 2007, Vol. 10, 062002
【非特許文献2】R. Barends, H. L. Hortensius, T. Zijlstra, J. J. A. Baselmans, S. J. C. Yates, J. R. Gao, and T. M. Klapwijk, "Contribution of dielectrics to frequency and noise of NbTin superconducting resonators", Applied Physics Letters, 2008, Vol. 92, 223502
【非特許文献3】Martin M. Frank, Yves J. Chabal, and Glen D. Wilk, "Nucleation and interface formation mechanisms in atomic layer deposition of gate oxides", Applied Physics Letters, 2003, Vol. 82, p.4758-4760
【非特許文献4】M. Milojevic, R. Contreras-Guerrero, M. Lopez-Lopez, J. Kim, and R. M. Wallace, "Characterization of the ``clean-up'' of the oxidized Ge(100) surface by atomic layer deposition", Applied Physics Letters, 2009, Vol. 95, 212902
【非特許文献5】Martin M. Frank, Glen D. Wilk, Dmitri Starodub, Torgny Gustafsson, Eric Garfunkel, Yves J. Chabal, John Grazul, and David A. Muller, "HfO2and Al2O3gate dielectrics on GaAs grown by atomic layer deposition", Applied Physics Letters, 2005, Vol. 86, 152904
【非特許文献6】M. L. Huang, Y. C. Chang, C. H. Chang, Y. J. Lee, P. Chang, J. Kwo, T. B. Wu and M. Hong, "Surface passivation of III-V compound semiconductors using atomic-layer-deposition-grown Al2O3", Applied Physics Letters, 2005, Vol. 87, 252104
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の特徴は、理想的な状況における話である。現実には、図5に示すように、超伝導体12の表面に自然酸化膜15が形成され、その自然酸化膜15による影響から理想的な特性とはならないことが報告されている。例えば、超伝導空洞共振器においては、弱い磁場によるQ値の低下が報告されている。また、表面酸化膜を緻密にすることでQ値の低下を抑えられることが報告されている(非特許文献1)。超伝導共振器においては、人工的に酸化膜を堆積させた時の状況を検討し、表面酸化膜との界面が雑音の原因となることが指摘されている(非特許文献2)。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、超伝導体の特性劣化を防ぎ、超伝導体の理想的な特性を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る特性劣化防止方法は、超伝導体の特性劣化防止方法であって、前記超伝導体の表面に原子層堆積法を用いて酸化膜を形成することを特徴とする。
【0007】
上記特性劣化防止方法において、前記超伝導体を格納した反応チャンバ内にキャリアガスに乗せて前駆体と酸化剤を交互に供給するステップを有し、前記前駆体を供給するステップの後、及び前記酸化剤を供給するステップの後に、前記反応チャンバ内に前記キャリアガスのみを供給することを特徴とする。
【0008】
上記特性劣化防止方法において、前記超伝導体は、ニオブ、鉛、チタン、ガリウム、窒化ニオブのいずれかであることを特徴とする。
【0009】
上記特性劣化防止方法において、前記酸化膜は、アルミナ、ハフニア、ハフニウムアルミネートのいずれかであることを特徴とする。
【0010】
上記特性劣化防止方法において、前記超伝導体はニオブであって、150℃以上250℃以下の基板温度で、前記前駆体としてトリメチルアルミニウムを、前記酸化剤として水を前記反応チャンバ内に供給することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、超伝導体の特性劣化を防ぎ、超伝導体の理想的な特性を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本実施の形態における特性劣化防止方法を適用した超伝導体装置の例を示す断面図である。
【図2】本実施の形態における特性劣化防止方法に使用される原子層堆積装置の構成を示す模式図である。
【図3】本実施の形態における特性劣化防止方法のプロセスを説明するためのグラフである。
【図4】超伝導共振器の構成を示す平面図である。
【図5】従来の超伝導体装置の例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。本発明は、超伝導体表面に形成された自然酸化膜を取り除き、代わりに緻密な酸化膜による保護膜を形成することで、超伝導体の特性劣化を防ぎ、超伝導体の理想的な特性を実現する特性劣化防止方法である。超伝導体表面の自然酸化膜を取り除き、超伝導体の表面に酸化膜を形成する方法として原子層堆積法(Atomic Layer Deposition:ALD)を用いた。
【0014】
図1は、本実施の形態における特性劣化防止方法を適用した超伝導体装置の例を示す断面図である。同図に示す超伝導体装置10は、基板11の上に超伝導体12を形成したものであり、原子層堆積法を用いて図5に示すような自然酸化膜15を除去し、代わりに酸化膜13を超伝導体12の表面に成長させたものである。原子層堆積法で形成する酸化膜13の厚さは、3nmから10nm必要であり、5nm程度が最適である。
【0015】
超伝導体12としては、ニオブ(Nb)、鉛(Pb)、チタン(Ti)、ガリウム(Ga)、および窒化ニオブ(NbN)が考えられる。原子層堆積法により形成する酸化膜13としては、アルミナ(Al)、ハフニア(HfO)、およびハフニウムアルミネート(HfAlO)が考えられる。アルミナの酸化膜13は、トリメチルアルミニウム(TMA)(原子式:(CHAl)と水(HO)から生成する。ハフニアの酸化膜13は、テトラキスエチルメチルアミノハフニウム(TEMAH)(原子式:Hf[N(CH)(C)])と水(HO)から生成する。ハフニウムアルミネートの酸化膜は、TMAとTEMAHを交互に供給することで成長させることができる。
【0016】
次に、本実施の形態における特性劣化防止方法に用いる原子層堆積装置100について説明する。
【0017】
本特性劣化防止方法は、例えば図2に示す原子層堆積装置100を用いて実行される。同図に示す原子層堆積装置100は、パルシングバルブ102,103、反応チャンバ104、およびドライポンプ105が配管106により接続されたものである。反応チャンバ104の中に試料(超伝導体装置10)が配置される。反応チャンバ104には、配管106を介してキャリアガス101が常に導入される。前駆体20は、パルシングバルブ102を開くことで配管106に導入され、キャリアガス101により反応チャンバ104に到達する。酸化剤30は、パルシングバルブ103を開くことで配管106に導入され、キャリアガス101により反応チャンバ104に到達する。パルシングバルブ102,103は、所望の時間だけ開閉できる構造を持ち、それぞれのパルシングバルブ102,103が同時に開くことはない。ドライポンプ105は、キャリアガス101や余分な前駆体20や反応生成物等を反応チャンバ104から外部へ排気する。
【0018】
次に、本実施の形態における特性劣化防止方法のプロセスについて説明する。
【0019】
本特性劣化防止方法は、まず、金属化合物からなる前駆体20をキャリアガス101に乗せて反応チャンバ104にパルス状に導入した後、キャリアガス101のみを反応チャンバ104に供給する。その後、酸化剤30をキャリアガス101に乗せて反応チャンバ104にパルス状に導入して、最初に導入された前駆体20と酸化剤30を反応させて酸化物を形成する。本特性劣化防止方法の特徴としては、試料(超伝導体12)表面の自然酸化膜15が取り除かれる点、前駆体20並びに酸化剤30自身の持つ自己制限機構により酸化膜13が原子レベルで一層ずつ成長していく点、さらに、酸化膜13が超伝導体12のすべての表面に均一に成長する点が上げられる。以下、図を用いて本特性劣化防止方法のプロセスを具体的に説明する。
【0020】
図3は、本特性劣化防止方法における反応チャンバ104内の圧力と時間の関係を示すグラフである。縦軸に反応チャンバ104内の圧力を示し、横軸に時間を示している。
【0021】
まず、試料を反応チャンバ104に格納する。試料は、例えば、図5に示すように自然酸化膜15が形成された超伝導体装置50である。反応チャンバ104内の温度を50℃から350℃程度に保ち、反応チャンバ104内にキャリアガス101を導入する。キャリアガス101には、窒素(N)あるいはヘリウム(He)を用いる。キャリアガス101の圧力Pは、3から6hPa程度とする。
【0022】
成長開始時間tになると、前駆体20のパルシングバルブ102を時間t1Pだけ開く。前駆体20はキャリアガス101により反応チャンバ104内に搬送され、試料表面に吸着される。前駆体20の圧力Pは、7から10hPa程度とする。
【0023】
その後、パルシングバルブ102を閉じ、キャリアガス101のみを反応チャンバ104に供給する。反応チャンバ104内の余分な前駆体20並びに前駆体20の吸着時に生成された反応生成物は、この前駆体パージ時間t1Mの間にドライポンプ105により排気される。
【0024】
続いて、酸化剤30のパルシングバルブ103を時間t0Pだけ開く。酸化剤30はキャリアガス101により反応チャンバ104内に搬送され、試料表面に吸着した前駆体20と反応して1原子層分の酸化膜13を形成する。酸化剤30の圧力Pは、7から12hPa程度とする。
【0025】
そして、パルシングバルブ103を閉じ、キャリアガス101のみを反応チャンバ104に供給する。反応チャンバ104内の余分な酸化剤30並びに前駆体20との反応で生成された反応生成物は、この酸化剤パージ時間t0Mの間にドライポンプ105により排気される。
【0026】
その後、再び前駆体20のパルシングバルブ102を開き、上記のプロセスを繰り返す。図3で示すように、1原子層成長時間tcycleは、tcycle=t1P+t1M+t0P+t0Mとなる。
【0027】
本実施の形態における特性劣化防止方法は、自然酸化膜の除去、形成した酸化膜による外部からの酸素侵入を防ぐ保護膜効果、および酸化膜と超伝導体との良好な界面状態の以下に示す3つの主な効果が挙げられる。
【0028】
原子層堆積法による自然酸化膜の除去に関しては、シリコン(Si)基板、ゲルマニウム(Ge)基板、および化合物半導体(GaAs,InGaAs)基板においては既に報告されている(非特許文献3,4,5,および6)。原子層堆積法で、最初に基板表面に供給される前駆体(主として有機金属化合物)が非常に酸化されやすいため、基板表面の酸素原子が前駆体側に吸収されて、基板表面の酸化膜が取り除かれる。発明者らの実験では、超伝導体の場合にも同様に自然酸化膜が取り除かれることがわかった。
【0029】
また、原子層堆積法で形成された酸化膜は緻密でかつ欠陥が非常に少ない酸化膜であることがわかっている。このため、外界から酸化膜中に酸素が吸着されることがない。つまり、超伝導体12が再度酸化されることがない。また、本特性劣化防止方法で形成された酸化膜13は熱平衡的条件下で形成されたために非常に安定で、この酸化膜13自体から酸素を超伝導体12に供給することは、温度を400℃以上に上げない限り起こらない。
【0030】
さらに、超伝導体12の自然酸化膜15が除去された後に本特性劣化防止方法による酸化膜13が形成されるために、界面が非常にはっきりしている。このため界面の不均一性に起因する電磁場の分布による問題が排除される。
【0031】
酸化膜の成長方法としては、原子層堆積法以外に、化学気相成長(CVD)法や分子線エピタキシー(MBE)法などもある。化学気相成長法は、基本的に原子層堆積法よりも温度が高い状態において成膜が行われる。このため、膜自体が熱平衡ではないことから、再度超伝導体表面を酸化させる可能性は必ずしも零ではない。また、化学気相成長法は、表面状態に敏感な成長法ではないので、表面反応はあまり期待できない。分子線エピタキシー法は、表面の状態に非常に敏感であるがために、もともとの自然酸化膜を除去してから成膜を行う必要がある。また、方式自体が工業化には適していないという問題もある。したがって、原子層堆積法による酸化膜形成が最も適していると考えられる。また、原子層堆積法は、三次元構造にも一様な酸化膜を形成することができるために、どのような立体構造物においても適用することが可能である。例えば、図1に示す超伝導体装置10は、超伝導体12の側壁にも上面と同様の厚さの酸化膜13Aが形成されている。このような酸化膜成長は、化学気相成長法や分子線エピタキシー法では不可能である。
【0032】
[実施例]
図4に示すような超伝導共振器を超伝導材料であるニオブを用いてサファイア基板上に作製し、本特性劣化防止方法を施した超伝導共振器とそのままのもの、つまり、ニオブ表面にニオブ酸化膜が存在する超伝導共振器の特性の温度依存性を測定した。
【0033】
図4に示す超伝導共振器40は、メアンダラインと呼ばれるジグザグのインダクタ41とインターデジタルキャパシタと呼ばれる櫛形を2つ交互に合わせた形状のキャパシタンス42で構成される。作製した超伝導共振器40は、ニオブ膜厚が100nmで5から6ギガヘルツに共振周波数を持つように設計されている。本特性劣化防止方法を施した超伝導共振器40は、キャパシタンス42の部分にAl膜を20nm堆積させた。堆積時の条件として、基板温度は150℃から250℃が良い。ニオブの表面酸化膜は130℃以上で酸素が抜けやすい条件となり、更に高温である350℃以上では表面の粗い酸化膜が緻密な膜になる。このため、ニオブ表面の酸化膜から酸素を除去するためには、基板温度は150℃以上250℃以下が適当である。また、前駆体20としてトリメチルアルミニウム(TMA)、酸化剤30として水(HO)を用いる。TMAは、他の材料よりも酸素を奪う力が強い材料である。材料供給のタイミングは、例えばt1P=0.1秒、t1M=4.0秒、t0P=0.1秒、t0M=4.0秒が典型的な値である。
【0034】
2つの超伝導共振器40の特性評価は、温度T=3Kから300mKで行った。超伝導共振器40の共振周波数の温度依存性は、超伝導体の伝導度とキャパシタンス42の誘電率の変化で記述できる(非特許文献2)。温度が高い領域では、超伝導体中には熱的に励起された準粒子が多数存在するために伝導度が変化するが、物質が超伝導性を発現する温度である臨界温度の約15%以下の温度では、準粒子の数が指数関数的に減少するためにほぼ一定となる。このような領域においては、二準位ゆらぎに基づく誘電率の変化が支配的となる。二準位ゆらぎとは、原子ないしは分子が量子力学的に二つの準位の間をゆらぐことに起因する現象で、量子的なコヒーレンスが保たれる極低温において顕著となる。高温領域では2つの超伝導共振器40とも同じ振る舞いを示したが、低温領域、すなわち二準位ゆらぎが支配的となる領域では異なる振る舞いを示した。二準位ゆらぎの大きさは、欠陥準位の数に比例することがわかっている。実験結果の解析から、本特性劣化防止方法でAlを堆積した超伝導共振器40の方が、そのままの超伝導共振器40よりも欠陥準位が2桁少ないことがわかった。
【0035】
超伝導空洞共振器は、加速器実験においては欠かせない装置であり、加速電圧の増加のためには更にQ値の高い超伝導空洞共振器が望ましい。また、超伝導共振器は、超伝導量子ビットと組み合わされた応用が期待されており、フォトンひとつずつの応答をみるためには、Q値の更なる増加が望まれる。本発明は、比較的安価な方法で、超伝導空洞共振器や超伝導共振器のQ値を上げ、更に大気中の酸素による経年劣化を防ぐことが可能である。
【0036】
以上説明したように、本実施の形態によれば、原子層堆積法を用いて超伝導体12の表面に酸化膜13を形成することで、自然酸化膜15を除去し、緻密で均一な酸化膜13が形成されるので、超伝導体12の電磁場照射環境での特性劣化を防ぎ、超伝導体12の理想的な特性を実現することができる。また、緻密な酸化膜13により、大気中の酸素による超伝導体12の経年劣化を防止できる。
【符号の説明】
【0037】
10,50…超伝導体装置
11…基板
12…超伝導体
13,13A…酸化膜
15…自然酸化膜
100…原子層堆積装置
101…キャリアガス
102,103…パルシングバルブ
104…反応チャンバ
105…ドライポンプ
106…配管
20…前駆体
30…酸化剤
40…超伝導共振器
41…インダクタ
42…キャパシタンス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
超伝導体の特性劣化防止方法であって、
前記超伝導体の表面に原子層堆積法を用いて酸化膜を形成することを特徴とする特性劣化防止方法。
【請求項2】
前記超伝導体を格納した反応チャンバ内にキャリアガスに乗せて前駆体と酸化剤を交互に供給するステップを有し、
前記前駆体を供給するステップの後、及び前記酸化剤を供給するステップの後に、前記反応チャンバ内に前記キャリアガスのみを供給すること
を特徴とする請求項1記載の特性劣化防止方法。
【請求項3】
前記超伝導体は、ニオブ、鉛、チタン、ガリウム、窒化ニオブのいずれかであることを特徴とする請求項1又は2記載の特性劣化防止方法。
【請求項4】
前記酸化膜は、アルミナ、ハフニア、ハフニウムアルミネートのいずれかであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の特性劣化防止方法。
【請求項5】
前記超伝導体はニオブであって、
150℃以上250℃以下の基板温度で、前記前駆体としてトリメチルアルミニウムを、前記酸化剤として水を前記反応チャンバ内に供給することを特徴とする請求項2記載の特性劣化防止方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−176000(P2011−176000A)
【公開日】平成23年9月8日(2011.9.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−37098(P2010−37098)
【出願日】平成22年2月23日(2010.2.23)
【出願人】(000004226)日本電信電話株式会社 (13,992)
【Fターム(参考)】