説明

画像隠蔽化システム及び画像隠蔽化方法並びに画像形成装置

【課題】既存のシステムに大きな変更を加えることなく、また、データ容量を増大させることなく、特定部分を隠蔽して印刷することができる画像隠蔽化システムと画像隠蔽化方法を提供する。
【解決手段】画像入力装置1と、画像編集装置2と、画像出力装置3からなり、入力画像の隠蔽領域を指定して印刷出力時に隠蔽化する画像隠蔽化システムである。画像編集装置2は、隠蔽領域が指定されると隠蔽領域の画像データをYMCデータで擬似的な黒データに変換する変換手段8を備え、印刷出力時に隠蔽領域の画像データが隠蔽された隠蔽化画像を作成するようにしたものである。また、画像編集装置2は、入力画像に対して画像出力装置での画像隠蔽化の可否を制御するヘッダ情報の設定手段7を備え、画像出力装置3は、入力画像と共に入力されるヘッダ情報に基づき印刷出力が制御される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドキュメントデータを複写印刷するに際して、特定部分を隠蔽して印刷する画像隠蔽化システム及び画像隠蔽化方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、電子文書等によって作成されたドキュメントを複写印刷する場合に、ドキュメントのうちの一部を隠蔽して印刷したい場合がある。このような場合、ドキュメントの原本データのうちの隠匿したい部分を、マスクデータで覆って(例えば、黒塗りする形態)印刷する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、ドキュメントのベース画像に対して、隠匿したい隠匿情報を符号化して不可読の形態で記録しておき、ユーザ識別情報によって隠匿情報を復号して読取可能な状態で印刷されるようにする方法もある(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
上記のような隠蔽部分を不可読にするマスクデータや隠蔽情報を、ドキュメントのベース画像に追加、修正する画像編集には、例えば、複数のレイヤーを用いて画像情報を管理する方法がある(例えば、特許文献3参照)。また、大容量の画像データを修正して編集するような場合に、データの送信時間の短縮をはかるために、修正前の画像と修正後の画像の差分データで通信を行ない、プリントシステムの通信負荷を軽減する方法も知られている(例えば、特許文献4参照)。
【特許文献1】特開2002−207725号公報
【特許文献2】特開平10−126607号公報
【特許文献3】特開平11−195033号公報
【特許文献4】特開平10−27024号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ドキュメントの一部を部分的に隠蔽するのに、画像処理を用いて行なうことは、既に上記の特許文献1又は特許文献2に提案されている。特許文献1においては、ドキュメントの原本であるベース画像と、該ベース画像の特定部分を隠蔽するマスク画像とをそれぞれ格納しておき、これを合成して隠蔽化画像とし、さらにフォーマット変換により隠蔽部分のベース画像が残らないようしている。また、特許文献2においても、ベース画像と符号化された画像(隠蔽情報)とを合成して隠蔽化画像とし、必要に応じてユーザ識別情報を入力することにより隠蔽情報を復元して隠蔽が解除された画像が得られるようにしている。
【0005】
いずれの場合も、隠蔽する部分をマスクするか或いは符号化して、不可読状態としているが、このためのマスクデータや符号化データを格納する収納手段、ベース画像との合成手段等が必要となり、既存のシステム環境を変更するものである。また、これらの処理を効果的に実現するための特許文献3(画像のレイヤー管理)においては、隠蔽部分が複数レイヤーにわたる場合は、データ容量が増大してしまう。特許文献4(差分データによる送受信)においても、従来のシステムのままでは対応が不可能である。したがって、上記したような画像隠蔽化システムを導入するには、新たなシステム環境や新規構築が必要とされる。
【0006】
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、既存のシステムに大きな変更を加えることなく、また、データ容量を増大させることなく、特定部分を隠蔽して印刷することができる画像隠蔽化システムと画像隠蔽化方法の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による画像隠蔽化システムは、画像入力装置と、画像編集装置と、画像出力装置からなり、入力画像の隠蔽領域を指定して印刷出力時に隠蔽化する画像隠蔽化システムである。画像編集装置は、隠蔽領域が指定されると隠蔽領域の画像データをYMCデータで擬似的な黒データに変換する変換手段を備え、印刷出力時に隠蔽領域の画像データが隠蔽された隠蔽化画像を作成するようにしたものである。また、画像編集装置は、入力画像に対して画像出力装置での画像隠蔽化の可否を制御するヘッダ情報の設定手段を備え、画像出力装置は、入力画像とともに入力されるヘッダ情報に基づき印刷出力が制御される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ドキュメント等の画像データの隠蔽したい部分を、YMCデータによる擬似的な黒データに変換することにより、通常のカラーデータとして管理することが可能となり、隠蔽化のためのデータ構造を単純化することができる。これにより、システムに大掛かりな変更を加えることなく、ドライバで吸収できる程度の変更で、画像の隠蔽化処理を容易に実現することができる。また、画像データのヘッダ情報として、印刷モード(カラーモード/モノクロモード)を設定することにより、画像の隠蔽化処理のオン/オフ、印刷枚数の制御を簡単に行なうことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図により本発明の概略を説明する。図1は本発明の概略を説明するブロック図、図2は動作形態を説明する図である。図中、1は画像入力装置、2は画像編集装置、3は画像出力装置、4は画像受信部、5aは表示部、5bは画像記憶部、6は領域指定部、7はヘッダ設定部、8はYMC変換部、9はK変換部、10はドキュメント原稿、11は隠蔽部データ、12はYMC生成黒データ、13はK生成黒データ、14は非隠蔽化画像、15は隠蔽化画像を示す。
【0010】
本発明による画像隠蔽化システムは、スキャナ等で読取ったドキュメント原稿の隠したい部分を指定することにより、その部分を隠蔽して印刷するものである。具体的には、図1に一例として示すように、画像入力装置1で入力されたドキュメント原稿等の画像データを画像編集装置2で、修正或いは隠蔽部分を指定するなどの編集を行ない、画像出力装置3で修正或いは隠蔽化されたドキュメントで印刷出力するものである。なお、画像入力装置1は、例えば、画像文書を読取るスキャナ、または、FDディスクやCD−ROM等に入れられた電子文書を読み出すドライブである。
【0011】
画像編集装置2は、画像入力装置1で読取られたドキュメント原稿の画像データ(RGBデータ)を画像受信部で受取り、表示部5aに編集のために表示する。画像編集装置2には、受信により入力された画像データの隠蔽領域を指定する領域指定部6と、画像データを記憶する画像記憶部5bと、画像データの属性を示すヘッダ情報を設定するヘッダ設定部7を有している。ユーザは、領域指定部6により、ドキュメント原稿の隠蔽しようとする範囲を隠蔽部分として自由に指定することができる。また、ヘッダ設定部7により、隠蔽化画像又は非隠蔽化画像のモード設定や、それらの印刷枚数等を設定することができる。
【0012】
また、画像編集装置2は、入力された画像データに対して隠蔽領域が指定されると、指定された隠蔽領域を、カラー画像印刷用のY(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)により生成される擬似的な黒色画像に変換するYMC変換部8を備える。さらに、隠蔽領域に指定されなかったその他の部分を、白黒(グレースケール)画像用のK(ブラック)に変換するK変換部9を備える。画像編集装置2で画像データを前記のように編集した後、画像データは画像出力装置3に送信され、隠蔽化画像ドキュメント又は非隠蔽化画像ドキュメントとして印刷される。
【0013】
図1の画像入力装置、画像編集装置、画像出力装置からなるシステム以外に、図7に示すように画像入力部21、画像編集部22、画像出力部23を一体化して1つの画像形成装置20として実現することもできる。画像形成装置20は、具体的には画像入力部21としての原稿読取部、画像編集部22、画像出力部23としての印刷部を備えたカラーコピー機等が想定される。
【0014】
本発明による画像隠蔽化の動作状態は、図2に示すように、複写印刷されるドキュメント原稿10が、光学的なRGBデータで読取られる。この読取られたドキュメント原稿10に対して、印刷されるのを隠したいと思う隠蔽部データ11を指定する。また、このときに、隠したい隠蔽データを追加することもできる。隠したい部分の隠蔽部データ11が指定されると、この隠蔽部データ11は、カラー印刷で擬似的な黒色を生成するYMC生成黒データ12に変換される。この隠蔽部データ11以外の他の部分は、カラー印刷で白黒(グレースケール)を生成するK生成黒データ13に変換される。
【0015】
上述のように変換されたドキュメント原稿は、カラーモード(YMCK)で印刷を実行することにより、YMCの黒データに変換されている隠蔽部データ11は、そのまま印刷され、非隠蔽化画像14のドキュメントで印刷される。すなわち、ドキュメント原稿10をそのままの状態で印刷することができる。しかし、モノクロモード(K)で印刷を実行することにより、YMCデータによる擬似的な黒データに変換されている隠蔽部データ11は印刷されないため、隠蔽化画像15のドキュメントとして印刷することができる。
【0016】
本発明の実施形態として、図3に示すように、「スキャナ入力→パソコン(PC)で受信→パソコンからプリント要請→複写機で印刷」という使用形態を想定することができる。この場合、スキャナでRGBデータとして読取った画像データを、印刷のためにYMCKデータに変換するのは、従来と同様にドライバと複写機本体で行なうことが考えられる。ここで、ドライバとは、パソコン等の表示画面に表示された文字や画像を複写機で印刷可能なデータに変換して印刷機に伝えるなどの制御を行なうソフトウエアであるが、本発明による画像隠蔽化システムでは、ドライバのみでの対応が可能である。
【0017】
上記の「パソコンで受信→パソコンからプリント要請」には、パソコンで受信した画像のRGBデータに対して隠蔽化を行ないたい隠蔽部分を指定し、それに対応したYMCKデータを生成して複写機に送信するという処理フローが求められる。
図4は、この処理フローの一例を示す図で、アプリケーションが行なう処理とドライバが行なう処理とで構成される。アプリケーションではユーザインターフェイスに含まれる処理を受け持ち、ユーザから受信したドキュメント原稿の隠蔽すべき部分を指定するなどの処理を行なっている。他方、ドライバは、画像データの変換処理を受け持ち、RGBデータからYMCKデータへの変換を行なう。
【0018】
先ず、アプリケーションの処理として、スキャナで読取られたドキュメント原稿に対して、ユーザから隠蔽部が指定されるのを待つ状態が表示される(S1)。次いで、ユーザが隠蔽して印刷したい隠蔽部分を指定する(S2)。数ヶ所の特定領域を指定、或いは、新たな追記を行なって編集処理を終了する(S3)。
【0019】
この後、ドライバの処理として、先ず、隠蔽された隠蔽部のデータが、YMCの色データで生成する擬似的な黒データとなるように変換する処理が行なわれる(S4)。その他の隠蔽化しない部分については、K(ブラック)データで生成するグレースケールデータとなるように変換する処理が行なわれる(S5)。なお、(S4)と(S5)は、順序が逆の(S5)→(S4)であってもよい。このとき、ドキュメント原稿を隠蔽化画像で印刷するか(モノクロモードで印刷)、非隠蔽化画像で印刷するか(カラーモードで印刷)、隠蔽化画像と非隠蔽化画像の両方を印刷する(ミックス印刷)、並びにそれらの印刷枚数等をヘッダ情報として付加する処理がおこなわれる(S6)。この後、上述の画像データとヘッダ情報を複写機に送信して(S7)、パソコン側での処理が終了となる。
【0020】
図5,図6は、上述したフロー処理の具体例を説明する図である。例えば、図5に示すように、変換されているモノクロの画像データの隠蔽化で、上から1列目(250)と3列目(20)および7列目の画素(0)の画素に対して隠蔽化を指定するものとする。画像データの画素は、パソコンで受信したときにRGBデータからYMCKデータに変換され、モノクロの場合、図5に示すように、画像データの全てがK(ブラック)で生成されるように変換される。
【0021】
次に、図6に示すように、隠蔽化しようとする1列目の画素(250)と3列目の画素(20)および7列目の画素(0)をYMCデータで生成される擬似的な黒データに対応させる。すなわち、この1列目と3列目の画素部分を全て、YMCのMax(255)で黒データに変換する。7列目の画素(0)はYMCの「0」とする。その他、隠蔽化領域として指定されなかった画素部分は、画像の有無と濃度に応じて、Kデータで生成されるグレースケールデータに変換する。
【0022】
このように変換することにより、画像のある箇所(1列目、3列目の画素)はYMCデータで生成される擬似的な黒データとなり、モノクロモードでは再現されず隠蔽化される一方、カラーモードで再現される。画像の無い箇所(7列目の画素)はモノクロモードでもカラーモードでも再現されないため、アプリケーションで隠蔽化を指定した領域の中で、画像のある箇所がカラーモードで可視化される。
【0023】
ヘッダ情報としては、上述したように印刷対象とする複写機で使用可能なプリント言語の特性を示す情報が含まれているが、この他に、モノクロモード(隠蔽化画像)の印刷枚数、カラーモード(非隠蔽化画像)の印刷枚数を入れることができる。2種類の画像を1枚ずつ印刷したい場合は、ヘッダ情報の各フィールドに「1」をセットすればよい。また、隠蔽化画像と非隠蔽化画像の両方を同時に印刷するミックス印刷を行なうことも可能である。
【0024】
隠蔽化する部分が複数回にわたって指定される場合であっても、その都度、YMCデータで生成される擬似的な黒データに変換されるようにしておけばよい。この場合、ドライバでYMCKデータに変換でき、指定された隠蔽部分は色データで管理されるため、隠蔽部分が複雑に入り組んでいたりしても、これによってデータ量が増加することはない。また、隠蔽化未対応機種で印刷する場合でも、モノクロモード又はカラーモードで必要枚数分だけ印刷要請すればよいので、問題なく利用することができる。
【0025】
また、「パソコンからプリント要請→複写機で印刷」には、複写機が特別な処理を行なう必要がなく、ドライバからの指示どおりに、モノクロモード印刷又はカラーモード印刷で指定枚数分の印刷を行なえばよい。すなわち、パソコンがら送信されたYMCK形式の画像データをもとに、複写機の画像形成装置が出力可能なデータを形成し、ヘッダ情報に基づいて印刷する。例えば、隠蔽化された画像で印刷する場合は、ヘッダのモノクロモードで指定されている枚数を参照して、その枚数を印刷する。他方、隠蔽化されない画像を印刷する場合には、カラーモードで指定されている枚数を参照してその枚数を印刷する。
【0026】
本発明ではドキュメント原稿を印刷する際の隠蔽化処理として、ドライバを更新するだけで、格別の環境変更を行なう必要がない。複写機はドライバから転送されてくるヘッダ情報に基づきモノクロモードもしくはカラーモードに動作モードが設定され、設定された動作モードで画像データを出力するだけで隠蔽化を実現することができる。なお、ミックス印刷を行なうような場合であっても、ヘッダ情報に含まれるモノクロモードの印刷枚数とカラーモードの印刷枚数を受け付けてそれぞれのモードで印刷する制御を複写機のファームウエアに組込めばよく、ファームウエアのバージョンアップのみで対応が可能となる。さらにコピー時にこのような隠蔽化処理を実現する場合には、前述のアプリケーションとドライバの行う処理と同様の処理を複写機のファームウエアとして設けることによって実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の概略を説明するブロック図である。
【図2】本発明の動作形態を説明する図である。
【図3】本発明の実施形態の一例を説明する図である。
【図4】本発明の実施形態による画像隠蔽化の処理フローの一例を示す図である。
【図5】本発明の具体例における隠蔽化指定前の画像データを示す図である。
【図6】本発明の具体例における隠蔽化指定後の画像データを示す図である。
【図7】本発明の他の実施形態を説明する図である。
【符号の説明】
【0028】
1…画像入力装置、2…画像編集装置、3…画像出力装置、4…画像受信部、5a…表示部、5b…画像記憶部、6…領域指定部、7…ヘッダ設定部、8…YMC変換部、9…K変換部、10…ドキュメント原稿、11…隠蔽部データ、12…YMC生成黒データ、13…K生成黒データ、14…非隠蔽化画像、15…隠蔽化画像、20…画像形成装置、21…画像入力部、22…画像編集部、23…画像出力部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像入力装置と、画像編集装置と、画像出力装置からなり、入力画像の隠蔽領域を指定して印刷出力時に隠蔽化する画像隠蔽化システムにおいて、
前記画像編集装置は、前記隠蔽領域が指定されると前記隠蔽領域の画像データをYMCデータで擬似的な黒データに変換する変換手段を備え、印刷出力時に前記隠蔽領域の画像データが隠蔽された隠蔽化画像を作成することを特徴とする画像隠蔽化システム。
【請求項2】
前記画像編集装置は、前記入力画像に対して前記画像出力装置での画像隠蔽化の可否を制御するヘッダ情報の設定手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像隠蔽化システム。
【請求項3】
前記画像出力装置は、前記入力画像とともに入力されるヘッダ情報に基づき印刷出力が制御されることを特徴とする請求項1に記載の画像隠蔽化システム。
【請求項4】
画像入力装置と、画像編集装置と、画像出力装置からなり、入力画像の隠蔽領域を指定して印刷出力時に隠蔽化する画像隠蔽化方法において、
前記入力画像の隠蔽領域が指定されると、前記隠蔽領域の画像データがYMCデータにより生成される擬似的な黒データに変換され、印刷出力時に前記隠蔽領域の画像データが隠蔽された隠蔽化画像とすることを特徴とする画像隠蔽化方法。
【請求項5】
画像入力部と、画像編集部と、画像出力部からなり、入力画像の隠蔽領域を指定して印刷出力時に隠蔽化する画像形成装置において、
前記画像編集部は、前記隠蔽領域が指定されると前記隠蔽領域の画像データをYMCデータで擬似的な黒データに変換する変換手段を備え、印刷出力時に前記隠蔽領域の画像データが隠蔽された隠蔽化画像を作成することを特徴とする画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−345264(P2006−345264A)
【公開日】平成18年12月21日(2006.12.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−169486(P2005−169486)
【出願日】平成17年6月9日(2005.6.9)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】