発光装置および画像形成装置
【課題】 装置の構造を複雑にすることなく、可及的に少ない信号伝送路によって、複数配列される発光素子を選択的に発光させることができる発光装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】 しきい電圧またはしきい電流を外部から光学的に制御可能な複数のスイッチ素子Tを備え、各スイッチ素子Tが発生する光によって、隣接する他のスイッチ素子Tのしきい電圧またはしきい電流を変化させるようにスイッチ素子アレイ13を配列し、スイッチ素子Tの発光によって、スイッチ素子Tの発光状態を順次転送させる。スイッチ素子アレイ13の各スイッチ素子Tの光を受光するように、発光素子アレイ11の各発光素子Lを配列し、スイッチ素子Tによって発光素子Lに光を照射して発光素子Lのしきい電圧またはしきい電流を低下させて、発光素子Lに発光信号φEを与えることによって発光素子Lを選択的に発光させることができる。
【解決手段】 しきい電圧またはしきい電流を外部から光学的に制御可能な複数のスイッチ素子Tを備え、各スイッチ素子Tが発生する光によって、隣接する他のスイッチ素子Tのしきい電圧またはしきい電流を変化させるようにスイッチ素子アレイ13を配列し、スイッチ素子Tの発光によって、スイッチ素子Tの発光状態を順次転送させる。スイッチ素子アレイ13の各スイッチ素子Tの光を受光するように、発光素子アレイ11の各発光素子Lを配列し、スイッチ素子Tによって発光素子Lに光を照射して発光素子Lのしきい電圧またはしきい電流を低下させて、発光素子Lに発光信号φEを与えることによって発光素子Lを選択的に発光させることができる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
受光によって発光信号の電圧または電流よりもしきい電圧またはしきい電流が低下し、かつ前記発光信号が与えられたとき発光する発光素子を複数有し、複数の前記発光素子が相互に間隔をあけて配列された発光素子アレイと、
各発光素子に接続され、前記発光信号を伝送する発光信号伝送路と、
受光によって、走査信号の電圧または電流よりもしきい電圧またはしきい電流が低下し、かつ前記走査信号が与えられたとき発光するスイッチ素子を複数有し、各スイッチ素子が、隣接するスイッチ素子からの光を受光し、かつ各スイッチ素子から対応する各発光素子に光を照射するように相互に間隔をあけて配列されたスイッチ素子アレイと、
各スイッチ素子に接続され、配列方向に隣接するスイッチ素子毎に、異なるタイミングで与えられる前記走査信号を伝送する複数の走査信号伝送路とを含むことを特徴とする発光装置。
【請求項2】
予め定める部位にトリガ信号を与えることによって発光信号の電圧または電流よりもしきい電圧またはしきい電流が低下し、かつ前記発光信号が与えられたとき発光する発光素子を複数有し、複数の前記発光素子が相互に間隔をあけて配列された発光素子アレイと、
各発光素子に接続され、前記発光信号を伝送する発光信号伝送路と、
受光によって予め定める部位にトリガ信号が発生するトリガ信号発生素子を複数有し、前記トリガ信号発生素子が相互に間隔をあけて配列されたトリガ信号発生素子アレイと、
各発光素子の前記予め定める部位と、各発光素子に対応する各トリガ信号発生素子の前記予め定める部位とを接続する接続手段と、
受光によって、走査信号の電圧または電流よりもしきい電圧またはしきい電流が低下し、かつ前記走査信号が与えられたとき発光するスイッチ素子を複数有し、各スイッチ素子が、隣接するスイッチ素子からの光を受光し、かつ各スイッチ素子から対応する各トリガ信号発生素子に光を照射するように相互に間隔をあけて配列されたスイッチ素子アレイと、
各スイッチ素子に接続され、配列方向に隣接するスイッチ素子毎に、異なるタイミングで与えられる前記走査信号を伝送する複数の走査信号伝送路とを含むことを特徴とする発光装置。
【請求項3】
前記スイッチ素子および前記発光素子は、PNPN構造を有する発光サイリスタであることを特徴とする請求項1または2記載の発光装置。
【請求項4】
前記スイッチ素子アレイと、前記発光素子アレイとは、同一の基板上に集積されて構成されることを特徴とする請求項1または2記載の発光装置。
【請求項5】
前記スイッチ素子アレイと、前記発光素子アレイと、前記トリガ信号発生素子アレイとは、同一の基板上に集積されて構成されることを特徴とする請求項1または2記載の発光装置。
【請求項6】
前記発光素子が発する光に発光スイッチ素子が発する光が重畳されないように、発光スイッチ素子から発する光を遮光する遮光手段を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の発光装置。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか1つに記載の発光装置と、
画像情報に基づいて前記発光装置を駆動する駆動手段と、
感光体ドラムに前記発光装置の発光素子からの光を集光する集光手段と、
前記発光装置からの光が前記集光手段によって前記感光体ドラムに集光されて露光された感光体ドラムに現像剤を供給する現像剤供給手段と、
感光体ドラムに現像剤によって形成された画像を記録シートに転写する転写手段と、
記録シートに転写された現像剤を定着させる定着手段とを含むことを特徴とする画像形成装置。
【請求項1】
受光によって発光信号の電圧または電流よりもしきい電圧またはしきい電流が低下し、かつ前記発光信号が与えられたとき発光する発光素子を複数有し、複数の前記発光素子が相互に間隔をあけて配列された発光素子アレイと、
各発光素子に接続され、前記発光信号を伝送する発光信号伝送路と、
受光によって、走査信号の電圧または電流よりもしきい電圧またはしきい電流が低下し、かつ前記走査信号が与えられたとき発光するスイッチ素子を複数有し、各スイッチ素子が、隣接するスイッチ素子からの光を受光し、かつ各スイッチ素子から対応する各発光素子に光を照射するように相互に間隔をあけて配列されたスイッチ素子アレイと、
各スイッチ素子に接続され、配列方向に隣接するスイッチ素子毎に、異なるタイミングで与えられる前記走査信号を伝送する複数の走査信号伝送路とを含むことを特徴とする発光装置。
【請求項2】
予め定める部位にトリガ信号を与えることによって発光信号の電圧または電流よりもしきい電圧またはしきい電流が低下し、かつ前記発光信号が与えられたとき発光する発光素子を複数有し、複数の前記発光素子が相互に間隔をあけて配列された発光素子アレイと、
各発光素子に接続され、前記発光信号を伝送する発光信号伝送路と、
受光によって予め定める部位にトリガ信号が発生するトリガ信号発生素子を複数有し、前記トリガ信号発生素子が相互に間隔をあけて配列されたトリガ信号発生素子アレイと、
各発光素子の前記予め定める部位と、各発光素子に対応する各トリガ信号発生素子の前記予め定める部位とを接続する接続手段と、
受光によって、走査信号の電圧または電流よりもしきい電圧またはしきい電流が低下し、かつ前記走査信号が与えられたとき発光するスイッチ素子を複数有し、各スイッチ素子が、隣接するスイッチ素子からの光を受光し、かつ各スイッチ素子から対応する各トリガ信号発生素子に光を照射するように相互に間隔をあけて配列されたスイッチ素子アレイと、
各スイッチ素子に接続され、配列方向に隣接するスイッチ素子毎に、異なるタイミングで与えられる前記走査信号を伝送する複数の走査信号伝送路とを含むことを特徴とする発光装置。
【請求項3】
前記スイッチ素子および前記発光素子は、PNPN構造を有する発光サイリスタであることを特徴とする請求項1または2記載の発光装置。
【請求項4】
前記スイッチ素子アレイと、前記発光素子アレイとは、同一の基板上に集積されて構成されることを特徴とする請求項1または2記載の発光装置。
【請求項5】
前記スイッチ素子アレイと、前記発光素子アレイと、前記トリガ信号発生素子アレイとは、同一の基板上に集積されて構成されることを特徴とする請求項1または2記載の発光装置。
【請求項6】
前記発光素子が発する光に発光スイッチ素子が発する光が重畳されないように、発光スイッチ素子から発する光を遮光する遮光手段を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の発光装置。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか1つに記載の発光装置と、
画像情報に基づいて前記発光装置を駆動する駆動手段と、
感光体ドラムに前記発光装置の発光素子からの光を集光する集光手段と、
前記発光装置からの光が前記集光手段によって前記感光体ドラムに集光されて露光された感光体ドラムに現像剤を供給する現像剤供給手段と、
感光体ドラムに現像剤によって形成された画像を記録シートに転写する転写手段と、
記録シートに転写された現像剤を定着させる定着手段とを含むことを特徴とする画像形成装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【公開番号】特開2006−303331(P2006−303331A)
【公開日】平成18年11月2日(2006.11.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−125708(P2005−125708)
【出願日】平成17年4月22日(2005.4.22)
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年11月2日(2006.11.2)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年4月22日(2005.4.22)
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】
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