説明

発光装置

【課題】LED素子を光源として用いても、偏りのない配光とすることのできる発光装置を提供する。
【解決手段】長尺な放熱部材2と、放熱部材2の幅方向中央に搭載され、第1導電型の第1半導体層33、発光層34及び第2導電型の第2半導体層35を含み、第1半導体層35の電極37が放熱部材2の幅方向外側に一対に設けられ、放熱部材2の長手方向に線状の光源をなす発光体3と、放熱部材2上の発光体3を覆うレンズ4と、を備え、発光体3から横方向にも十分な光が放射されるようにし、レンズ4の内面に均一に光が入射するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、白熱灯、水銀灯、蛍光灯等の照明器具の代替として用いられる発光装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の発光装置として、板状の放熱部材としての外部基板と、外部基板に搭載され線状に発光する発光体と、外部基板上の発光体を覆う蛍光レンズと、蛍光レンズと発光体の間に形成された真空断熱層と、を備えたものが、本願発明者によって提案されている(特許文献1参照)。この発光装置によれば、LED構造をとる発光体を線状あるいは面状に発光させることができるので、発光面積を大きくして高輝度化を図ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4338768号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載された発光装置において、通常のLED素子を用いると、LED素子から横方向へ向かう光の量が比較的少ないため、発光装置から外部へ放射される光にむらが生じやすい。
【0005】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、LED素子を光源として用いても、偏りのない配光とすることのできる発光装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため、本発明では、長尺な放熱部材と、前記放熱部材の幅方向中央に搭載され、第1導電型の第1半導体層、発光層及び第2導電型の第2半導体層を含み、第1半導体層の電極が前記放熱部材の幅方向外側に一対に設けられ、前記放熱部材の長手方向に線状の光源をなす発光体と、前記放熱部材上の前記発光体を覆うレンズと、を備える発光装置が提供される。
【0007】
この発光装置によれば、第1半導体層の電極が幅方向外側に設けられていることから、発光体から横方向へ出射される光量が確保される。これにより、発光体からは上方向に加えて横方向にも十分に光が発せられ、レンズの内面に全体的に光が入射する。これにより、発光装置から外部へ放射される光のむらを軽減することができる。
【0008】
上記発光装置において、前記放熱部材は、外部へマイナスイオンを発するイオン発生部を有することが好ましい。
【0009】
上記発光装置において、前記放熱部材は、多孔質材料からなり、前記イオン発生部は、前記放熱部材に含浸させることにより、前記多孔質材料の表面を覆うよう形成されていてもよい。
【0010】
上記発光装置において、前記イオン発生部は、前記放熱部材における前記発光体の搭載面と反対側の面に層状に形成されていてもよい。
【0011】
上記発光装置において、前記発光体は、前記放熱部材の幅方向に長尺な長方形を呈する複数の発光素子からなり、各発光素子が前記放熱部材の長手方向に並んで、全体として線状の光源をなしていてもよい。
【0012】
上記発光装置において、前記レンズは、前記発光体から発せられる光により励起されると当該光と異なる波長の光を発する蛍光層を含んでいてもよい。
【0013】
上記発光装置において、前記レンズは、光を拡散させる拡散層を含んでいてもよい。
【0014】
上記発光装置において、前記レンズと前記発光体の間に形成された真空断熱層を備えていてもよい。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、LED素子を光源として用いても、偏りのない配光とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】図1は、本発明の一実施形態を示す発光装置の外観斜視図である。
【図2】図2は、発光装置の拡大斜視説明図である。
【図3】図3は、発光装置の断面図である。
【図4】図4は、変形例を示す発光装置の拡大斜視説明図である。
【図5】図5は、変形例を示す半導体ウェハの平面説明図である。
【図6】図6は、変形例を示す発光装置の断面図である。
【図7】図7は、変形例を示す発光装置の断面図である。
【図8】図8は、変形例を示す発光装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1から図3は本発明の一実施形態を示すものであり、図1は発光装置の外観斜視図、図2は発光装置の拡大斜視説明図、図3は発光装置の断面図である。
【0018】
図1に示すように、発光装置1は、全体として長尺に形成され、板状の外部基板2と、外部基板2の一面を覆う断面半円状のレンズ4とを有する。この発光装置1は、従来の蛍光灯のように天井、壁面、スタンド等に設けられ、発光体3(図1中不図示)から放射される光をレンズ4を通じて外部へ放射する。尚、図1には特に示していないが、外部基板2は、通常はヒートシンクに接続して使用される。例えば、天井や壁面に設置される場合は、鉄骨等をヒートシンクとして利用することもできる。
【0019】
図2に示すように、発光装置1は、放熱部材としての外部基板2と、外部基板2に搭載された発光体3と、外部基板2上の発光体3を覆うレンズ4と、レンズ4と発光体3の間に形成された真空断熱層5と、を備えている。本実施形態においては、発光体3は、平面視にて、外部基板2の幅方向に長尺な長方形を呈する。また、複数の発光体3が外部基板2の長手方向に並んで、全体として線状の光源をなしている。
【0020】
外部基板2は、例えばインターポーザであり、無機材料からなり放熱性に優れた基板本体21を有する。基板本体21は、例えばAlNのようなセラミックからなり、平面視にて四角形状に形成されている。基板本体21の表面には、発光体3へ電力を供給する回路パターンが形成される。また、基板本体21における発光体3の搭載面と反対側の面に、イオン発生部としてのイオン発生層22が形成される。本実施形態においては、外部基板2の表面の幅方向一端側に第1電極2aの回路パターンが、幅方向中央から他端側にかけて第2電極2bの回路パターンが形成される。
【0021】
イオン発生層22は、例えば、基板本体21の下面全体に微粉砕された電気石(トルマリン)、珊瑚粉体粒等を塗布することにより層状に形成される。イオン発生層22は、発光体3にて生じた熱が基板本体21を介して伝達されると励起されて、マイナスイオンを大量に発生させる。
【0022】
図3に示すように、発光体3は、支持基板31と、支持基板31上に形成された半導体積層構造を有する。本実施形態においては、発光体3はフェイスアップタイプであり、支持基板31はサファイア、半導体積層構造はGaN系材料である。半導体積層構造は、支持基板31側からn型半導体層33、発光層34、p型半導体層35を有し、n型半導体層33上及びp型半導体層35上にn側電極36及びp側電極37が形成されている。
【0023】
n型半導体層33は、発光層34及びp型半導体層35の中央側をエッチングにより除去することにより露出部33aが形成され、この露出部33aの幅方向中央にn側電極36が形成される。本実施形態においては、露出部33aは、平面視にて、p型半導体層35と同じ幅に形成されている。本実施形態においては、発光層34が外部基板2の幅方向について分離して形成され、p側電極37が分離した発光層34にそれぞれ設けられている。すなわち、各p側電極37は、外部基板2の幅方向につき、外側に一対に設けられている。
【0024】
n側電極36は、第1ワイヤ3aにより外部基板2上の第1電極2aと電気的に接続される。また、各p側電極37は、それぞれ、第2ワイヤ3bにより外部基板2上の第2電極2bと電気的に接続される。
【0025】
また、発光体3は、青色光を発し、例えばピーク波長が460nmである。また、発光体3は、エポキシ樹脂、シリコーン等の透明樹脂7により封止されている。この透明樹脂7には、蛍光体が含有されておらず、発光体3から発せられた光をそのまま透過する。透明樹脂7は、耐熱性が高い樹脂が好ましい。
【0026】
図3に示すように、レンズ4は、例えば樹脂、ガラス等の透明材からなり、蛍光層41と、拡散層42と、を内側からこの順に有している。尚、レンズ4を、繊維強化プラスチック(FRP(Fiber Reinforced Plastics))等の透明材により形成することもできる。
【0027】
蛍光層41は、透明材中に蛍光体を含有している。蛍光体は、発光体3から発せられる光により励起されると、当該光と異なる波長の光を発する。本実施形態においては、発光体3は、青色光により励起されると黄色光を発する黄色蛍光体であり、例えばYAG(Yttrium Aluminium Garnet)、ケイ酸塩系等が用いられる。
【0028】
拡散層42は、透明材中に拡散粒子を含有している。拡散粒子は、拡散層42へ入射した光を散乱させて、レンズ4から外部へ放射される光の強度、色度等の均一化を図る。
【0029】
真空断熱層5は、空気等の気体を大気圧より減圧することにより形成される。ここでいう「真空」とは、完全に物質が存在しない状態を言うのではなく、断熱作用を有する程度に気体が減圧された状態をいう。真空断熱層5の内部の圧力は、大気圧より低ければ10Pa以上(低真空)であってもよく、10〜10−1Pa以下(中真空)が好ましく、10−1〜10−5Pa(高真空)がさらに好ましい。さらには、真空断熱層5の内部の圧力を、10−5以下(超高真空)とすることも可能である。
【0030】
以上のように構成された発光装置1によれば、外部基板2の第1電極2a及び第2電極2bを通じて発光体3に電圧を印加すると、発光体3から青色光が発せられ、青色光が直接的又は間接的にレンズ4へ入射する。ここで、発光体3は、発光層34が外部基板2の幅方向について外側に一対に形成されていることから、幅方向外側(横方向)へ出射される光量が確保される。これにより、発光体3からは上方向に加えて横方向にも十分に光が発せられ、レンズ4の内面に全体的に光が入射する。
【0031】
レンズ4へ入射した青色光の一部は蛍光層41にて蛍光体により黄色光に変換される。そして、拡散層42にて光が拡散することから光量及び色度のムラが軽減された後、外部へ青色光と黄色光の混合光が放射される。このようにして、発光装置1から白色光が放射される。
【0032】
このように、本実施形態の発光装置1では、発光体3が外部基板2の幅方向について外側で発光するようにしたので、レンズ4から横方向(外部基板2と平行な方向)へ出射される光量を確保することができる。従って、発光装置1を天井、壁面等に設置した際に、装置の設置面が十分に照射されずに、使用者等に発光装置1が暗い印象を与えることはない。
【0033】
また、発光体3の発光時に発光体3にて生じた熱は、基板本体21を介してイオン発生層22へ伝達されて、イオン発生層22からマイナスイオンが放出される。発光装置1から外部へ放出されるマイナスイオンにより、タバコ煙等に含まれる微粒子の除去効果、脱臭効果、ホルムアルデヒドの除去効果等を得ることができる。
【0034】
また、発光体3にて生じた熱は、真空断熱層5により断熱されていることからレンズ4側へは殆ど伝達せず、その殆どが外部基板2側へ伝達されるので、マイナスイオンの発生を効率良く行うことがでるし、レンズ4に含有された蛍光体の劣化を抑制することもできる。従って、蛍光体の劣化を考慮せずに、発光体3におけるLEDの本来の長寿命を活かすことができる。また、装置における発光体3の搭載部からレンズ4方向へ熱が伝達しないことから、発光体3を室内、被照射体等を照らす照明器具として用いた場合に、室内、被照射体等が加熱されることはなく、室内、被照射体等に発光装置1に起因する熱的な影響を及ぼすことはない。また、放熱部材が板状であるので、放熱面積を大きくすることが容易であり、放熱性能を向上させることができるし、装置を薄型とすることができ、実用に際して極めて有利である。
【0035】
尚、前記実施形態においては、発光体3が外部基板2の幅方向へ延びるものを示したが、例えば図4に示すように、発光体103が外部基板2の長手方向へ延びるものであってもよい。図4の発光装置101では、発光体103は、前記実施形態の発光体3を外部基板2の長手方向へ延長して形成され、各電極36,37が当該長手方向に複数並べられている。この発光装置101によれば、発光体103の数が少ないことから、各発光体13における輝度、色度等のばらつきを小さくすることができる。尚、発光体を1つの長尺なLED素子から構成すれば、輝度、色度等のばらつきはなくなる。
【0036】
図5に示すように、この発光体103は、支持基板31上に半導体積層体が形成された円板状の半導体ウェハ200をカットすることにより作成される。半導体ウェハ200の中央側には、長尺な発光体103がその幅方向に隣接して形成される。そして、半導体ウェハ200における各発光体103の外側には、点光源LEDに用いられる略正方形の発光体201が形成される。
【0037】
また、前記実施形態においては、発光体3がフェイスアップタイプであるものを示したが、例えば図6に示すように、発光体303がフリップチップタイプであってもよい。また、発光体3の発光波長、材質等も任意に変更することができる。例えば、発光体303が紫外光を発するものとし、レンズ4に紫外光により励起される青色蛍光体、緑色蛍光体及び赤色蛍光体を含有させたものであってもよい。また、蛍光体を含有させずに、互いに異なる発光波長を有する複数種類の発光体の組合せにより白色光を得るものであってもよい。
【0038】
図6の発光装置301では、発光体303のp型半導体層35上の各p側電極337が、はんだ303bを介して外部基板2の第2電極302bに接続されている。また、n型半導体層33上のn側電極336が、はんだ303aを介して外部基板2の第1電極302aに接続されている。この発光装置301では、第1電極302aが外部基板2の幅方向中央に形成され、第2電極302bが外部基板2の幅方向外側に形成される。
【0039】
また、前記実施形態においては、外部基板2の下面にイオン発生層22を形成したものを示したが、例えば図6に示すように、外部基板2の下側を多孔質材料322とし、この多孔質材料322の内部空洞の表面を覆うようにイオン発生材料を含浸させて形成してもよい。図6においては、素子実装基板302は、上側が非多孔質材料321からなり、下側が多孔質材料322から構成されている。このように、多孔質材料にイオン発生材料を含浸させることにより、イオン発生部の表面積を大きくして、効率良くマイナスイオンを発生させることができる。
【0040】
また、前記実施形態においては、n型半導体層33上にn側電極36を形成し、第1ワイヤ3aによりn側電極36と外部基板2の第1電極2aとを接続したものを示したが、例えば図7に示すように、発光体403の支持基板431をGaN等の導電性の材料として支持基板431を介してn型半導体層33と第1電極402aとを直接的に電気的に接続することも可能である。p型半導体層35上には一対のp側電極37が形成され、それぞれワイヤ403bにより第2電極402bと接続される。この発光装置401では、第1電極402aが外部基板2の幅方向中央に形成され、第2電極402bが外部基板2の幅方向外側に形成される。尚、発光体403の支持基板431がp型半導体層35側に設けられ、n型半導体層33側にワイヤが接続されるようにしてもよい。また、図7の発光装置401では、素子実装基板402は、全体的にイオン発生部が表面に形成されている多孔質材料からなり、レンズ4の内側は真空とはなっていない。
【0041】
また、前記実施形態においては、レンズ4が断面半円状であるものを示したが、レンズ4の形状は適宜に変更することができる。例えば、図8に示すように、レンズ504を、拡散層542からなる平板状としてもよい。図8の発光装置501では、外部基板402上に反射面を有するリフレクタ部材509が設置されており、リフレクタ部材509の上端に設置された断熱ガラス508の上に、レンズ504が設置されている。この発光装置501においても、発光体3から横方向に出射される光量が確保され、レンズ504の内面に全体的に光が入射し、発光装置501から外部へ放射される光のむらを軽減することができる。また、図8の発光装置501では、素子実装基板402全体がイオン発生部が表面に形成されている多孔質材料からなり、レンズ504の内側は真空とはなっていない。
【0042】
また、前記実施形態においては、蛍光体層41をレンズ4に設けるものを示したが、例えば図8に示すように、蛍光体71を封止樹脂7に含有させてもよい。
また、前記実施形態においては、発光体3を封止樹脂7により封止するものを示したが、発光体3をガラスにより封止することで、装置の耐熱性能をさらに向上させることができる。
【0043】
また、前記実施形態においては、レンズ4を蛍光層41及び拡散層42の2層構造としたが、レンズ4の層構成は任意である。例えば、レンズ4は、蛍光層または拡散層の単層であってもよいし、蛍光体粒子及び拡散粒子が混合された単層とすることもできるし、さらには蛍光機能、拡散機能、イオン発生機能等を備えていないものであってもよい。
【0044】
また、前記実施形態においては、レンズ4と発光体3の間に真空断熱層5を形成するものを示したが、レンズ4の内側を真空とせずともよいし、その他、具体的な細部構造等について適宜に変更可能であることは勿論である。
【符号の説明】
【0045】
1 発光装置
2 外部基板
2a 第1電極
2b 第2電極
3 発光体
3a 第1ワイヤ
3b 第2ワイヤ
4 レンズ
5 真空断熱層
7 封止樹脂
21 基板本体
22 イオン発生層
31 支持基板
32 半導体積層体
33 n型半導体層
33a 露出部
34 発光層
35 p型半導体層
36 n側電極
37 p側電極
41 蛍光層
42 拡散層
101 発光装置
103 発光体
200 半導体ウェハ
201 発光体
301 発光装置
302 素子実装基板
302a 第1電極
302b 第2電極
303 発光体
321 非多項質材料
322 多孔質材料
336 n側電極
337 p側電極
401 発光装置
402 素子実装基板
402a 第1電極
402b 第2電極
403 発光体
403b ワイヤ
431 支持基板
501 発光装置
504 レンズ
508 断熱材
509 リフレクタ
542 拡散層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
長尺な放熱部材と、
前記放熱部材の幅方向中央に搭載され、第1導電型の第1半導体層、発光層及び第2導電型の第2半導体層を含み、第1半導体層の電極が前記放熱部材の幅方向外側に一対に設けられ、前記放熱部材の長手方向に線状の光源をなす発光体と、
前記放熱部材上の前記発光体を覆うレンズと、を備える発光装置。
【請求項2】
前記放熱部材は、外部へマイナスイオンを発するイオン発生部を有する請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記放熱部材は、多孔質材料からなり、
前記イオン発生部は、前記放熱部材に含浸させることにより、前記多孔質材料の表面を覆うよう形成されている請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記イオン発生部は、前記放熱部材における前記発光体の搭載面と反対側の面に層状に形成される請求項2または3に記載の発光装置。
【請求項5】
前記発光体は、前記放熱部材の幅方向に長尺な長方形を呈する複数の発光素子からなり、各発光素子が前記放熱部材の長手方向に並んで、全体として線状の光源をなす請求項2から4のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項6】
前記レンズは、前記発光体から発せられる光により励起されると当該光と異なる波長の光を発する蛍光層を含む請求項2から5のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項7】
前記レンズは、光を拡散させる拡散層を含む請求項2から6のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項8】
前記レンズと前記発光体の間に形成された真空断熱層を備える請求項2から7のいずれか1項に記載の発光装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−151059(P2011−151059A)
【公開日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−8938(P2010−8938)
【出願日】平成22年1月19日(2010.1.19)
【出願人】(599139615)
【Fターム(参考)】