皮膚の真空補助式医療処置中に痛み信号を抑制するための方法と装置
注射など皮膚関連の医療治療中に皮膚内の痛みレセプターによって発生される痛み信号を抑制するようになされた装置。排気室が、選択された皮膚領域に医療治療を実行することのできる実質的に硬質のインターフェース部材と、皮膚領域の上、または皮膚領域の近傍に配置可能である1つ以上の壁と、壁とインターフェース部材とによって画成される内部と、皮膚領域によって封止可能である内部の底面にある開口とを設けられる。デバイスは、インターフェース部材に向けて且つインターフェース部材と圧迫関係になるように、皮膚領域を開口を通して誘引するのに適したレベルまで、排気室内部で真空を発生させ、皮膚領域内部に位置された痛みレセプターによって発生される痛み信号の伝達を抑制する。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
皮膚領域の制御された圧迫を誘発することによって、皮膚関連の医療治療中に皮膚内の痛みレセプターによって発生される痛み信号が脳に伝達されるのを抑制するようになされた装置において、
a)選択された皮膚領域に医療治療をそれを介して実践することができる本質的に硬質インターフェース部材と、前記皮膚領域の上に、または前記皮膚領域の近傍に配置可能である1つ以上の壁と、少なくとも前記1つ以上の壁、および前記インターフェース部材によって画成される内部と、前記皮膚領域によって封止可能な前記内部の底部にある開口とを含む排気室と、
b)前記排気室内部で真空を発生するための手段であって、前記発生される真空のレベルが、前記インターフェース部材に向かって且つ前記インターフェース部材と圧迫関係に前記皮膚領域を前記開口を通して誘引するのに適しており、それにより、前記皮膚領域内部に位置された痛みレセプターによって発生される痛み信号の伝達を抑制する手段と、
c)皮膚関連の医療治療を実践するための手段であって、前記インターフェース部材を通過するように、且つ前記圧迫されて痛みを抑制する皮膚領域に向けられるように適合された実践手段とを含む装置。
【請求項2】
前記インターフェース部材の表面積が、前記皮膚領域内部に位置された痛みレセプターによって発生される痛み信号の伝達を抑制するのに適した閾値表面積よりも大きい請求項1に記載された装置。
【請求項3】
前記閾値表面積が少なくとも100mm2である請求項2に記載された装置。
【請求項4】
前記排気室内部の真空レベルが、前記皮膚領域内部に位置された痛みレセプターによって発生される痛み信号の伝達を抑制するのに適した閾値真空レベルよりも大きい請求項2に記載された装置。
【請求項5】
前記閾値真空レベルが少なくとも150mmHgである請求項4に記載された装置。
【請求項6】
前記閾値真空レベルが少なくとも400mmHgである請求項5に記載された装置。
【請求項7】
前記真空発生手段が、前記排気室と流体連絡する真空ポンプを含む請求項1に記載された装置。
【請求項8】
前記真空発生手段が、前記排気室と、前記排気室内部から真空源を隔離するための手段とに流体連絡する真空源である請求項1に記載された装置。
【請求項9】
さらに、前記真空発生手段の作動を同期させるための制御手段を含む請求項1に記載された装置。
【請求項10】
前記制御手段が機械的な制御手段である請求項9に記載された装置。
【請求項11】
前記制御手段が、制御装置と、前記皮膚領域上への前記排気室の配置を感知するための、前記制御装置に連絡する皮膚接触検出器とを含み、前記制御装置が、前記皮膚領域上への前記排気室の配置に続いて前記真空発生手段を作動させるための第1の信号を発生するように、且つ前記第1の信号の発生後、所定の持続時間で前記真空発生手段を作動停止するための第2の信号を発生するように適合された請求項9に記載された装置。
【請求項12】
前記発生される真空の持続時間が約6秒以下である請求項11に記載された装置。
【請求項13】
前記制御装置が、さらに、前記排気室の内部と流体連絡し、且つ前記制御装置と電気連絡する圧力センサを含み、前記制御装置がさらに、400mmHg〜1気圧の範囲の所定の痛み抑制真空レベルが前記排気室内で発生されるように前記真空発生手段の動作を制御するように適合された請求項11に記載された装置。
【請求項14】
前記真空発生手段が、少なくとも1つの制御弁を含み、前記制御装置が、前記少なくとも1つの制御弁を通して空気を送達するのに適しており、前記第2の信号の発生に続いて、前記排気室内の圧力を大気圧まで高め、第2の皮膚領域への前記排気室の容易な配置転換を可能にし、前記制御手段が、電子手段、空気圧手段、電気手段、および光学手段からなる群から選択される請求項11に記載された装置。
【請求項15】
前記皮膚接触検出器が光結合器またはマイクロスイッチである請求項11に記載された装置。
【請求項16】
前記真空ポンプが空気ゲル両用の真空ポンプである請求項7に記載された装置。
【請求項17】
前記インターフェース部材が、事前圧迫される請求項1に記載された装置。
【請求項18】
前記インターフェース部材が平坦である請求項1に記載された装置。
【請求項19】
前記インターフェース部材が、1つ以上の側壁に取り付けられたカバー部材内に保持される請求項18に記載された装置。
【請求項20】
前記インターフェース部材が湾曲している請求項1に記載された装置。
【請求項21】
前記インターフェース部材が1つ以上の側壁によって保持される請求項22に記載された装置。
【請求項22】
超音波ベースの脱毛、超音波ベースのコラーゲン引締め、超音波ベースの血管シーリング、超音波ベースの脂肪またはセルライト組織の治療、ワクチンのための注射、薬物の投与のための注射、コラーゲンの注射、メソセラピー、ハンドヘルド器具を用いた毛の除去、針脱毛、表皮内部へのコラーゲンの注射、入れ墨除去、および色素性病変の治療からなる群から選択される医療治療の無痛実践に適した請求項1に記載された装置。
【請求項23】
前記医療治療を実践するための前記手段が注射針である請求項1に記載された装置。
【請求項24】
前記インターフェース部材が穿刺可能である請求項23に記載された装置。
【請求項25】
前記インターフェース部材が開口付きインターフェース部材であり、注射針が各前記開口を通して導入可能である請求項23に記載された装置。
【請求項26】
前記開口の総面積が前記インターフェース部材の総面積の20%未満である請求項25に記載された装置。
【請求項27】
前記インターフェース部材が細分化されたインターフェース部材である請求項24に記載された装置。
【請求項28】
前記開口がシールド部材によってカバーされる請求項25に記載された装置。
【請求項29】
前記シールド部材が、前記インターフェース部材のすぐ上に配置される請求項28に記載された装置。
【請求項30】
シール部材が、前記シールド部材と前記インターフェース部材との間に挿間される請求項28に記載された装置。
【請求項31】
前記開口の位置に対応するマークが前記シールドの上面に記される請求項28に記載された装置。
【請求項32】
前記真空発生手段の終了後、前記排気室内部で前記真空を維持するための手段を更に含む請求項25に記載された装置。
【請求項33】
前記真空維持手段が、前記開口付きインターフェース部材の下側に接続された複数のリムを含み、各前記リムが、前記インターフェース部材に形成された対応する開口を取り囲み、前記真空発生手段の終了に続いて、前記インターフェース部材と圧迫関係に前記皮膚領域を誘引するための前記排気室内部の陰圧の体積を生成するように適合され、前記体積が、前記インターフェース部材、リム、および誘引された皮膚領域によって取り囲まれ、または前記インターフェース部材、排気室側壁、および誘引された皮膚領域によって取り囲まれる請求項32に記載された装置。
【請求項34】
前記誘引された皮膚領域に前記注射針を開口を通して案内するための手段を更に含む請求項25に記載された装置。
【請求項35】
複数の注射針を投与するための手段を更に含む請求項34に記載された装置。
【請求項36】
複数の注射針を投与するための前記手段が、複数の針アプリケータをその下に保持するための棒と、前記棒に実質的に垂直なガイド・トラックとを含む請求項35に記載された装置。
【請求項37】
排気室側壁がインターフェース部材である請求項1に記載された装置。
【請求項38】
前記排気室が、細長い平坦な側壁と、前記側壁の間に延在し、前記側壁よりもかなり短い長さを有する硬質上面とによって画成されるスリットとして構成される請求項37に記載された装置。
【請求項39】
前記真空源の体積が、前記排気室の体積の少なくとも2倍である請求項8に記載された装置。
【請求項40】
前記真空源が事前排気された容器である請求項8に記載された装置。
【請求項41】
前記隔離手段が制御手段によって開放可能である請求項40に記載された装置。
【請求項42】
前記隔離手段が弁である請求項41に記載された装置。
【請求項43】
前記隔離手段が破壊可能なストップである請求項41に記載された装置。
【請求項44】
前記制御手段が、制御装置と、前記皮膚領域上への前記排気室の配置を感知するための前記制御装置に連絡する皮膚接触検出器とであり、前記制御装置が、前記皮膚領域上への前記排気室の配置に続いて前記隔離手段を開放するための信号を発生するように適合された請求項41に記載された装置。
【請求項45】
前記制御手段が、前記皮膚領域上に配置可能なピンを含み、前記排気室が前記皮膚領域の上に配置されるとき、前記ピンの尖った端部が、前記事前排気された容器と前記排気室との間に延在する管路の内部にわたって伸展された膜に穿孔するように適合された請求項41に記載された装置。
【請求項46】
前記制御手段が、さらに、前記管路と周りの周囲空気との両方に連絡する弁を含み、前記弁が開放可能であり、前記皮膚領域上への前記排気室の配置に続いて、所定の持続時間で、運動学的手段によって真空を解放する請求項41に記載された装置。
【請求項47】
前記事前排気された容器が前記排気室に一体に接続される請求項40に記載された装置。
【請求項48】
前記インターフェース部材に運動力学的に接続された振動器を更に含む請求項1に記載された装置。
【請求項49】
前記医療治療を実践するための前記手段が超音波のビームであり、前記インターフェース部材が超音波に対して透明である材料からなる請求項1に記載された装置。
【請求項50】
前記超音波が、1〜10MHzの範囲の周波数を有し、超音波トランスデューサによって発生される請求項49に記載された装置。
【請求項51】
前記医療治療を実践するための前記手段が電磁エネルギーのビームであり、前記インターフェース部材が電磁波に対して透明または半透明である材料からなる請求項1に記載された装置。
【請求項52】
前記電磁エネルギーがレーザまたはIPL光である請求項51に記載された装置。
【請求項53】
前記光が400〜1800nmの範囲の波長を有する請求項51に記載された装置。
【請求項54】
前記排気室の各壁が、穿刺可能であり、暗色にされた針が、前記排気室の壁を穿孔し、前記光の光エネルギーを引き付け、周囲の皮膚構造に熱的に損傷を及ぼすことが可能である請求項53に記載された装置。
【請求項55】
前記光が、10〜100J/cm2の範囲のエネルギー密度と、10〜300ミリ秒の範囲のパルス持続時間とを有する請求項54に記載された装置。
【請求項56】
0.3〜40cm/秒の範囲の速度で前記インターフェース部材の上で光源遠位端を移動させるための滑動装置を更に含む請求項53に記載された装置。
【請求項57】
前記光源遠位端が、前記インターフェース部材上のマーカーの存在を感知する光学検出器によって移動される請求項56に記載された装置。
【請求項58】
前記光源遠位端がテクスチャ感知機構によって移動される請求項56に記載された装置。
【請求項59】
前記インターフェース部材が、開口付きインターフェース部材であり、前記光が、前記インターフェース部材が構成される材料を通して透過されることなく、各前記開口を通って伝播する請求項53に記載された装置。
【請求項60】
前記光がCO2またはエルビウム・レーザによって発生される請求項59に記載された装置。
【請求項61】
5パルス/秒までの繰返し率で、前記インターフェース部材の下にある前記皮膚領域の実質的に全領域を前記光によって走査するためのスキャナを更に含む請求項53に記載された装置。
【請求項62】
前記排気室の壁に関して、且つ前記排気室の壁の上で、光源遠位端を位置調整するための手段を更に含む請求項53に記載された装置。
【請求項63】
ギャップまたは重畳を伴わずに前記排気室を別の皮膚領域に配置転換するための手段を更に含む請求項56に記載された装置。
【請求項64】
前記電磁エネルギーが、入れ墨または色素性病変を除去するのに適したQスイッチ・レーザによって発生される光である請求項52に記載された装置。
【請求項65】
前記電磁エネルギーがRFエネルギーである請求項51に記載された装置。
【請求項66】
前記RFエネルギーが単極または双極RF源によって発生される請求項65に記載された装置。
【請求項67】
前記インターフェース部材がRFエネルギーを伝送するための電極を含む請求項65に記載された装置。
【請求項68】
前記電磁エネルギーが、RF源と組み合わせられた高強度パルス非コヒーレント光源、レーザ源、または発光ダイオード源から放出された光を含む請求項52に記載された装置。
【請求項69】
皮膚関連の医療治療中に皮膚内の痛みレセプターによって発生される痛み信号を抑制するための方法であって、
a)選択された皮膚領域の上に硬質インターフェース部材を位置決めするステップと、
b)前記皮膚領域が前記インターフェース部材に対して平坦化されて圧迫されるように、前記皮膚領域の上に十分な値の真空を印加するステップと、
c)前記インターフェース部材を通過するように、且つ前記圧迫された皮膚目標部分に向けられるように適合された手段によって皮膚関連の医療治療を実践するステップであって、前記医療治療中に神経系によって発生される痛み信号が、前記インターフェース部材への前記皮膚領域の接触によって抑制されるステップとを含む方法。
【請求項70】
前記インターフェース部材の表面積が、前記皮膚領域内部に位置された痛みレセプターによって発生される痛み信号の伝達を抑制するのに適した閾値表面積よりも大きい請求項69に記載された方法。
【請求項71】
前記閾値表面積が、少なくとも100mm2である請求項70に記載された方法。
【請求項72】
前記排気室内部の真空レベルが、前記皮膚領域内部に位置された痛みレセプターによって発生される痛み信号の伝達を抑制するのに適した閾値真空レベルよりも大きい請求項69に記載された方法。
【請求項73】
前記閾値真空レベルが少なくとも150mmHgである請求項72に記載された方法。
【請求項74】
前記閾値真空レベルが少なくとも400mmHgである請求項73に記載された方法。
【請求項75】
前記医療治療が、超音波ベースの脱毛、超音波ベースのコラーゲン引締め、超音波ベースの血管シーリング、超音波ベースの脂肪またはセルライト組織の治療、ワクチンのための注射、薬物の投与のための注射、コラーゲンの注射、メソセラピー、ハンドヘルド器具を用いた毛の除去、針脱毛、表皮内部へのコラーゲンの注射、入れ墨除去、色素性病変の治療、および歯肉への小さな切開の形成からなる群から選択される請求項69に記載された装置。
【請求項76】
a)皮膚構造の近傍の皮膚領域の上に、インターフェース部材を設けられた排気室を配置するステップと、
b)前記皮膚領域が、前記真空によって生じる近位向きの力によって誘引されて前記インターフェース部材に接触するように、ステップa)に続いて、十分なレベルの真空を前記排気室に自動的に印加するステップと、
c)光源の遠位端を前記皮膚領域に向けるステップと、
d)ステップb)に続いて、所定の遅延後に前記光源を起動するステップであって、前記光が、前記皮膚構造に向けられ、所望の治療を行い、その際、前記インターフェース部材への前記皮膚領域の接触および圧迫により、前記皮膚構造の治療中に神経系によって発生される痛み信号が、前記所定の遅延以上の期間にわたって緩和または防止されるステップと、
e)前記光源の作動停止に続いて、前記排気室から前記真空を自動的に解放するステップと、
f)任意選択で、別の皮膚領域の近傍に前記真空室を配置転換するステップと、
g)前記光源の前記遠位端を前記別の皮膚目標部分に向けるステップと、
h)ステップb)、d)、およびe)を繰り返すステップとを更に含む請求項69に記載された方法。
【請求項77】
前記光源の前記遠位端を別の皮膚目標部分に向ける前記ステップが、前記インターフェース部材の上で前記光源遠位端を滑動させることによって行われる請求項76に記載された方法。
【請求項78】
前記光源の前記遠位端を別の皮膚目標部分に向ける前記ステップがスキャナによって行われる請求項76に記載された方法。
【請求項79】
前記遅延が約0.5秒〜約4秒の範囲である請求項76に記載された方法。
【請求項80】
前記光源が、高強度パルス単色または非コヒーレント光源である請求項76に記載された方法。
【請求項81】
前記光が400〜1800nmのスペクトル範囲の任意の光帯域にある請求項80に記載された方法。
【請求項82】
真空補助式光ベース皮膚治療のための装置であって、
a)非焼灼性高強度パルス単色または非コヒーレント光源と、
b)遠位端に開口を有し、近位端に透過部材を設けられた、皮膚目標部分の上に配置可能な真空室であって、前記透過部材が、前記光源によって発生される光に対して透明または半透明であり、前記皮膚目標部分に向けられる真空室と、
c)前記真空室に真空を印加するための手段であって、前記印加される真空のレベルが、前記開口を通して前記真空室に前記皮膚目標部分を誘引するのに適している手段と、
d)真空印加モード中に、真空室内への空気の浸入を防止するための手段とを含む装置。
【請求項83】
前記真空印加手段が真空ポンプを含む請求項82に記載された装置。
【請求項84】
前記真空印加手段が、少なくとも1つの制御弁と、前記真空ポンプ、前記少なくとも1つの制御弁、および前記光源の動作を制御するための制御手段とを更に含み、
前記制御手段が、前記真空ポンプの動作の後、約0.5秒〜約4秒の範囲の第1の所定の遅延後に前記光源を起動するのに適し、第2の皮膚目標部分への前記真空室の容易な配置転換を可能にするために、前記光源の作動停止に続いて前記真空室の圧力を大気圧まで増加させるのに適し、前記光の所望のエネルギー密度レベルが前記皮膚目標部分に向けられていることを検証するのに適し、且つ、前記エネルギー密度レベルが前記所望のレベルよりも著しく大きい場合に前記光源を作動停止するのに適しており、
前記制御手段が、電子手段、空気圧手段、電気手段、および光学手段からなる群から選択され、光治療ハンドピース上に配置された指で押すことのできるボタンによって始動される請求項83に記載された装置。
【請求項85】
真空印加モード中の前記真空室への空気の浸入が、制御弁および制御回路によって妨げられる請求項82に記載された装置。
【請求項86】
前記光の波長が400〜1800nmの範囲であり、前記光のパルス持続時間が10ナノ秒〜900ミリ秒の範囲であり、前記光のエネルギー密度が約2〜約150J/cm2の範囲であり、前記真空室内部の印加される真空のレベルが約0〜約1気圧の範囲である請求項82に記載された装置。
【請求項87】
前記真空室が、光が前記皮膚目標部分に向かってそこを通って伝播する、近位方向に設けられたハンドピースに接続され、または前記ハンドピースと一体形成され、前記真空室が、任意選択で、一体型透過部材を有するハンドピースに取付け可能な、開口を形成された近位カバーを有する請求項82に記載された装置。
【請求項88】
前記光源が、色素レーザ、Nd:YAGレーザ、ダイオード・レーザ、発光ダイオード、アレクサンドライト・レーザ、ルビー・レーザ、Nd:YAG周波数2倍レーザ、Nd:ガラス・レーザ、非コヒーレント高強度パルス光源、およびRF源と組み合わせられた非コヒーレント高強度パルス光源からなる群から選択され、前記光が、脱毛、コラーゲン収縮、光若返り、血管病変の治療、皮脂腺または汗腺の治療、疣の治療、色素性病変の治療、損傷されたコラーゲンの治療、座瘡の治療、疣の治療、ケロイドの治療、汗腺の治療、および乾癬の治療に適しており、前記血管病変が、ブドウ酒様斑点、毛細血管拡張症、酒さ、およびクモ状静脈からなる群から選択される請求項86に記載された装置。
【請求項89】
前記透過部材が、隣接する皮膚表面から0.5〜50mmの範囲のギャップだけ離隔され、前記皮膚目標部分に隣接する皮膚表面に実質的に垂直な方向で前記光を伝送するのに適している請求項82に記載された装置。
【請求項90】
前記真空室が、少なくとも1つの吸引開口を有し、前記皮膚目標部分に隣接する前記皮膚表面と真空室壁との周辺接触領域を封止するためのリムを設けられ、前記真空が、前記少なくとも1つの吸引開口を介して前記真空室に印加される請求項82に記載された装置。
【請求項91】
前記真空室がU字形である請求項82に記載された装置。
【請求項92】
真空室圧力の増加が、前記光源によって発生される光エネルギーの大幅な減少を感知したときに前記制御手段に信号を伝達する光学検出器によってトリガされ、または前記光源の作動停止の後、第2の所定の遅延後にトリガされる請求項84に記載された装置。
【請求項93】
前記光のパルス毎の治療スポットの幅が、5mmよりも大きい、または15〜50mmの範囲である請求項82に記載された装置。
【請求項94】
前記真空ポンプが、前記真空室の内部と連絡する管路に接続されたホースを介して前記真空室の内部から空気およびゲルを引き抜くためのポンプであり、または空気ポンプである請求項83に記載された装置。
【請求項95】
前記皮膚目標部分上への前記真空室の配置を感知するため、および前記皮膚目標部分上への前記真空室の配置に続いて前記真空ポンプを作動するように第1の信号を発生するための皮膚接触検出器を更に含み、
前記制御弁が、前記皮膚目標部分に向けられた前記光の終了を感知するように適合された光学検出器による第2の信号の発生に続いて開放され、それにより大気圧空気が前記真空室の内部に導入され、また、前記第2の信号が、前記真空ポンプの作動停止にも適している請求項84に記載された装置。
【請求項96】
皮膚表面の上に配置可能な真空室のアレイを更に含み、前記アレイが、前記光に対して透明または半透明である材料からなる単一のシートから形成され、前記シートが、空気排気のための複数の管路を形成され、各前記管路が、対応する真空室と連絡し、隣接する真空室間の距離が十分小さく、各室の内部から拡散した光が、対応する管路の下に位置される皮膚領域を治療することを可能にし、各管路が、それぞれ真空ポンプおよび圧縮空気源に連絡する第1および第2の部分に分岐している請求項83に記載された装置。
【請求項97】
各真空室が、前記真空ポンプを作動するために信号をトリガするための接触検出器と、それぞれ対応する第1および第2の管路部分を通る流体の通過を制御するための2つの制御弁と、前記皮膚目標部分に向けられる前記光の終了を感知したとき、前記対応する第2の管路部分を通して圧縮空気を導入するために信号を発生する光学検出器とを設けられ、或いは、前記第1の管路部分が、前記真空ポンプの作動時に全ての真空室からの空気が同時に排気されるように構成される請求項96に記載された装置。
【請求項98】
前記真空印加手段が、
a)前記透過部材が固定される垂直方向に移動可能なカバーと、
b)前記カバーを取り囲み、前記カバーと同様の形状をもつ室壁であって、真空が、前記壁に対する前記カバーの近位方向移動時に、前記カバー、前記壁、および前記皮膚目標部分の間の体積によって規定される真空室内部で発生される室壁と、
c)真空解放モード中に前記真空室に大気空気を導入するための通気管であって、皮膚目標部分治療の終了時に作動される弁と連絡する通気管と
を含み、
前記真空室内への浸入を防止するための前記手段が、前記カバーの外周に固定され、前記室壁に弾性的に接触する封止部材であり、
近位向きの力または遠位向きの力が、前記カバーの周辺部の周りに配備されて前記壁に接続された、複数のソレノイド、ばねアセンブリ、および空気圧デバイス、またはそれらの組合せからなる群から選択される任意の手段によって発生され、
前記近位向きの力が、前記隣接する皮膚表面に対する前記誘引された皮膚目標部分の高さを調節するように制御可能であり、任意選択で真空ポンプによって補われる請求項82に記載された装置。
【請求項99】
前記ソレノイドが、1.5V電池によって通電される請求項98に記載された装置。
【請求項100】
トラップと、前記真空室から前記トラップにゲルおよび空気が引き込まれる第1の管路と、前記トラップから前記真空ポンプに空気が引き込まれる第2の管路と、任意選択で、前記第1および第2の管路の入口にあるフィルタとを含む、前記真空印加手段への皮膚冷却ゲルの通過を防止するための手段を更に含み、或いは装置が、開いた中央領域を有する取外し可能な真空室上部と、前記上部に取り付けられた透過部材と、真空室壁と、前記壁に垂直であり、前記上部を支持するように適切にサイズ設定された真空室・カバーと、前記真空室・カバーに前記上部を取外し可能に固定するための、対応する真空室壁に枢動可能に接続された複数の取付けクリップとを含み、前記上部の取外しが、前記真空室内部に保持されるゲルの除去を可能にし、或いは装置が、真空室壁が被覆される疎水性材料を含み、或いは装置が、前記真空の印加時にゲルおよび誘引された皮膚による少なくとも1つの吸引開口の閉塞を防止するために、前記少なくとも1つの吸引開口が、真空室壁の前記遠位端の上方に且つ前記真空室の中心線から十分に離隔されるように構成された真空室を含む請求項82に記載された装置。
【請求項101】
前記トラップが、前記ゲルが結合可能であるイオン交換樹脂の前記トラップ内部への導入に適している請求項100に記載された装置。
【請求項102】
真空印加モード中に前記ホースの端部から皮膚表面上に排出されるゲルによって、または真空解放モード中に前記真空室壁の前記遠位端の形状で前記皮膚表面に落ちるゲルによって、皮膚目標部分が光ベース治療を受けたことを示す表示手段を含む請求項100に記載された装置。
【請求項103】
皮膚冷却のための手段を更に含み、
前記皮膚冷却手段が、前記皮膚目標部分での表皮の温度上昇の速度を低下するように適合され、前記印加される真空のレベルが、皮膚の冷却中に前記透過部材と前記皮膚目標部分との間の前記ギャップ内部で生成されて前記透過部材上に凝縮した凝縮蒸気を排気するのに適しており、
前記皮膚冷却手段が、前記皮膚目標部分に隣接する前記皮膚表面上に位置決め可能であって、その外側で前記真空室と当接する、または前記透過部材と接触する金属プレートであり、前記プレートが、熱電クーラーによって冷却され、或いは皮膚冷却手段が、前記透過部材の前記遠位面に取り付けられた、前記向けられた光に対して透明なポリカーボネート層であり、或いは皮膚冷却手段が、前記皮膚目標部分に塗布されるゲル、低温の液体、または気体である請求項89に記載された装置。
【請求項104】
照準された皮膚構造の非焼灼性光ベース治療によって引き起こされる痛みを緩和または防止するのに適しており、
前記皮膚目標部分に隣接する前記皮膚表面から前記透過部材を離隔するギャップと、前記印加された真空によって生じる近位向きの力の大きさとの組合せが、前記皮膚目標部分が前記透過部材に接触するまで、第1の所定の遅延以上の期間にわたって、前記真空室の前記遠位端にある前記開口を通して前記真空室に前記皮膚目標部分を誘引するのに適し、それにより、前記皮膚構造の前記治療中に神経系によって発生される痛み信号が緩和または防止され、
前記制御手段が、前記真空印加手段の動作の後、前記第1の所定の遅延後に前記光源を起動するのに適しており、且つ前記真空印加手段によって発生される真空レベルを制御するのに適しており、
前記制御手段が、指で押すことができる複数のボタンを有し、各ボタンが、動作条件の一意の組合せで前記真空印加手段と光源とを設定するように適合されて、前記真空室内部に所定の真空レベルを発生させ、前記真空印加手段の動作の後、所定の時間遅延後に前記光源を起動する
請求項89に記載された装置。
【請求項105】
実質的に非平坦な皮膚表面上で前記真空室を安定させるための手段を更に含む請求項82に記載された装置。
【請求項106】
前記真空室が、前記皮膚目標部分の前記皮膚表面の下で所定の深さにおける血液および/または血管の密度の増加を誘発するのに適した少なくとも1つの支持要素を有し、治療光ハンドピースに解放可能に取付け可能である請求項82に記載された装置。
【請求項107】
前記真空室が、前記真空室に接続されたハンドルによって片手把持可能である請求項82に記載された装置。
【請求項108】
皮膚表面の下の血管による吸光の深さを制御するための装置であって、
a)遠位端に開口を形成され、近位端に透過部材を設けられた、皮膚目標部分の上に配置された真空室であって、前記透過部材が、前記皮膚目標部分に向けられる高強度パルス単色または非コヒーレント光に対して透明または半透明であり、前記皮膚目標部分に隣接する皮膚表面に実質的に垂直な方向で光を伝送するのに適している真空室と、
b)前記真空室に真空を印加するための手段であって、前記印加される真空のレベルが、前記開口を通して前記真空室に前記皮膚目標部分を誘引するのに適した手段と、
c)前記皮膚目標部分の前記皮膚表面の下で所定の深さにおける血液および/または血管の密度の増加を誘発するための手段であって、前記向けられる光に関連付けられる光エネルギーが、前記所定の深さにおいて吸収され、前記深さに位置される所定の皮膚構造に熱的に傷害を及ぼす、または前記所定の皮膚構造を治療するのに適した手段と
を含む装置。
【請求項109】
前記皮膚目標部分の前記皮膚表面の下で所定の深さにおける血液および/または血管の密度の増加を誘発するための前記手段が、前記印加される真空を変調するための手段である請求項108に記載された装置。
【請求項110】
前記皮膚目標部分の前記皮膚表面の下で所定の深さにおける血液および/または血管の密度の増加を誘発するための前記手段が、前記皮膚目標部分に隣接する皮膚領域に位置決めされ、前記所定の深さにおける血液および/または血管の密度の増加を誘発するのに適した厚さを有する少なくとも1つの支持要素であり、任意選択で、前記少なくとも1つの支持要素よりもかなり薄い厚さを有し、前記真空室の周辺に位置決めされた少なくとも1つの脚部を含み、前記少なくとも1つの脚部が、隣接する支持要素から離隔され、前記少なくとも1つの支持要素が、前記少なくとも1つの脚部によって圧出される血液を前記皮膚目標部分に向けて付勢するように適合された請求項108に記載された装置。
【請求項111】
前記隣接する皮膚表面から約1mmだけ前記皮膚目標部分を誘引するのに適しており、前記隣接する皮膚表面からの前記誘引される皮膚の最大突出が、前記透過部材によって制限される請求項108に記載された装置。
【請求項112】
真空変調の周波数が、0.2〜100Hzの範囲である請求項109に記載された装置。
【請求項113】
前記真空印加手段と光源との動作を制御するため、前記真空室と連絡する少なくとも1つの制御弁の動作を制御するため、前記真空の印加の後、約10ミリ秒〜約1秒の範囲の所定の遅延後に光を発射するため、および前記真空を電子的に変調するための制御ユニットを更に含む請求項108に記載された装置。
【請求項114】
前記真空室への真空印加の持続時間が、2秒未満である請求項108に記載された装置。
【請求項115】
前記光源から放出される前記光が、400nm〜1800nmの任意の波長帯域を有し、
色素レーザ・ユニットから放出されて585nmの波長を有する光を用いた血管病変、ブドウ酒様斑点、毛細血管拡張症、酒さ、およびクモ状静脈の治療のための治療エネルギー密度レベルが、5〜12J/cm2の範囲であり、
ダイオード・レーザ・ユニットから放出されて940nmの波長を有する光を用いた血管病変、ブドウ酒様斑点、毛細血管拡張症、酒さ、およびクモ状静脈の治療のための治療エネルギー密度レベルが、10〜30J/cm2の範囲であり、
高強度パルス非コヒーレント光ユニットから放出されて570〜900nmの波長を有する光を用いた血管病変の治療のための治療エネルギー密度レベルが、5〜20J/cm2の範囲であり、
色素レーザ・ユニットから放出されて585nmの波長を有する光を用いた光若返りのための治療エネルギー密度レベルが、1〜4J/cm2の範囲であり、
高強度パルス非コヒーレント光ユニットから放出されて570〜900nmの波長を有する光を用いた光若返りのための治療エネルギー密度レベルが、5〜20J/cm2の範囲であり、
高強度パルス非コヒーレント光ユニットから放出されて570〜900nmの範囲の波長を有する光と、RF源との組合せ効果を用いた光若返りのための治療エネルギー密度レベルが、高強度パルス非コヒーレント光ユニットとRF源との両方に関して約10J/cm2であり、
Nd:YAGレーザ・ユニットから放出されて1604nmの波長を有する光を用いた脱毛のための治療エネルギー密度レベルが、25〜35J/cm2の範囲であり、
420nm、585nm、または630nmの波長での光を送達する発光ダイオードを用いたポルフィリン・ベースの光線力学療法に関する治療エネルギー密度レベルが、5〜20J/cm2の範囲である請求項108に記載された装置。
【請求項116】
0.2〜10MHzの範囲の周波数で適切な電磁波を前記皮膚目標部分に向けるためのパルス無線周波(RF)源を更に含み、
前記RF源が、ワイヤおよび電極を介して前記皮膚表面に印加される交番電圧を発生する双極RF発生器、または単極RF発生器であり、
前記制御ユニットが、前記少なくとも1つの制御弁に第1のコマンド・パルスを伝送し、前記光源とRF源との両方に第2のコマンド・パルスを伝送するのに適している請求項108に記載された装置。
【請求項117】
前記真空印加手段によって誘発される皮膚赤みの度合いを測定するための紅斑センサを更に含み、前記制御ユニットが、前記光源を起動する前に、前記紅斑センサの出力に応答して、前記光源から放出される前記光のエネルギー密度を制御するのに適している請求項113に記載された装置。
【請求項118】
前記皮膚目標部分上への前記真空室の配置を感知するための皮膚接触検出器を更に含み、前記制御ユニットが、前記皮膚接触検出器によって伝達される信号に応答して前記真空印加手段を作動するのに適している請求項113に記載された装置。
【請求項119】
前記皮膚目標部分に向けられた前記光の終了を感知するための光学検出器を更に含み、前記制御ユニットが、前記光学検出器によって伝達される信号に応答して、前記真空室の内部に大気圧空気を導入するように制御弁を調整するのに適した請求項113に記載された装置。
【請求項120】
皮膚表面の上に配置可能な真空室のアレイを更に含み、前記アレイが、前記光に透明または半透明である材料からなる単一のシートから形成され、前記シートが、空気排気のための複数の管路を形成され、それにより各前記管路が、対応する真空室と連絡する請求項108に記載された装置。
【請求項121】
皮膚冷却のための手段を更に含み、前記皮膚冷却手段が、前記皮膚目標部分での表皮の温度上昇の速度を低下するように適合された請求項108に記載された装置。
【請求項122】
前記真空印加手段への皮膚冷却ゲルの通過を防止するための手段を更に含む請求項108に記載された装置。
【請求項123】
前記真空室が、治療光ハンドピースに解放可能に取付け可能である請求項108に記載された装置。
【請求項124】
前記真空室が、前記真空室に接続されたハンドルによって片手把持可能である請求項108に記載された装置。
【請求項125】
実質的に非平坦な皮膚表面上で前記真空室を安定させるための手段を更に含む請求項108に記載された装置。
【請求項126】
ゲルで被覆された皮膚領域の上に配置された真空室内で真空を発生させるための蠕動ポンプの使用。
【請求項127】
前記蠕動ポンプが、光ベース真空補助式皮膚科治療を行うのに適した光源を収容するハンドピースに取り付けられる請求項126に記載された蠕動ポンプの使用。
【請求項128】
皮膚疾患の治療のための装置であって、
a)遠位端に開口を有し、近位端に透過部材を設けられた、皮膚目標部分の上に配置可能な真空室と、
b)前記真空室に真空を印加するための手段であって、前記印加される真空のレベルが、前記開口を通して前記真空室に前記皮膚目標部分を誘引するのに適し、且つ前記皮膚目標部分の前記皮膚表面の下の血液および/または血管の密度の増加を誘発するのに適した手段と、
c)前記真空室を通して伝送されて前記皮膚目標部分を通って伝播する光を放出するのに適し、且つ前記皮膚目標部分上に存在する皮膚疾患を治療するのに適した光源とを含む装置。
【請求項129】
皮膚疾患の治療のための装置であって、
a)遠位端に開口を有し、近位端に透過部材を設けられた、皮膚目標部分の上に配置可能な真空室と、
b)前記真空室に真空を印加するための手段であって、前記印加される真空のレベルが、前記開口を通して前記真空室に前記皮膚目標部分を誘引するのに適し、且つ前記皮膚目標部分のスペクトル特性の変化を誘発するのに適した手段と、
c)前記真空室を通して伝送されて前記皮膚目標部分を通って伝播する光を放出するのに適し、且つ前記皮膚目標部分上に存在する皮膚疾患を治療するのに適した光源と
を含む装置。
【請求項130】
前記皮膚目標部分の走査区域内での重畳および隙間を防止するために、正方形ビーム・ホモゲナイザを更に含む請求項61に記載された装置。
【請求項131】
前記印加される真空の持続時間が0.1〜6秒の範囲である請求項69に記載された方法。
【請求項1】
皮膚領域の制御された圧迫を誘発することによって、皮膚関連の医療治療中に皮膚内の痛みレセプターによって発生される痛み信号が脳に伝達されるのを抑制するようになされた装置において、
a)選択された皮膚領域に医療治療をそれを介して実践することができる本質的に硬質インターフェース部材と、前記皮膚領域の上に、または前記皮膚領域の近傍に配置可能である1つ以上の壁と、少なくとも前記1つ以上の壁、および前記インターフェース部材によって画成される内部と、前記皮膚領域によって封止可能な前記内部の底部にある開口とを含む排気室と、
b)前記排気室内部で真空を発生するための手段であって、前記発生される真空のレベルが、前記インターフェース部材に向かって且つ前記インターフェース部材と圧迫関係に前記皮膚領域を前記開口を通して誘引するのに適しており、それにより、前記皮膚領域内部に位置された痛みレセプターによって発生される痛み信号の伝達を抑制する手段と、
c)皮膚関連の医療治療を実践するための手段であって、前記インターフェース部材を通過するように、且つ前記圧迫されて痛みを抑制する皮膚領域に向けられるように適合された実践手段とを含む装置。
【請求項2】
前記インターフェース部材の表面積が、前記皮膚領域内部に位置された痛みレセプターによって発生される痛み信号の伝達を抑制するのに適した閾値表面積よりも大きい請求項1に記載された装置。
【請求項3】
前記閾値表面積が少なくとも100mm2である請求項2に記載された装置。
【請求項4】
前記排気室内部の真空レベルが、前記皮膚領域内部に位置された痛みレセプターによって発生される痛み信号の伝達を抑制するのに適した閾値真空レベルよりも大きい請求項2に記載された装置。
【請求項5】
前記閾値真空レベルが少なくとも150mmHgである請求項4に記載された装置。
【請求項6】
前記閾値真空レベルが少なくとも400mmHgである請求項5に記載された装置。
【請求項7】
前記真空発生手段が、前記排気室と流体連絡する真空ポンプを含む請求項1に記載された装置。
【請求項8】
前記真空発生手段が、前記排気室と、前記排気室内部から真空源を隔離するための手段とに流体連絡する真空源である請求項1に記載された装置。
【請求項9】
さらに、前記真空発生手段の作動を同期させるための制御手段を含む請求項1に記載された装置。
【請求項10】
前記制御手段が機械的な制御手段である請求項9に記載された装置。
【請求項11】
前記制御手段が、制御装置と、前記皮膚領域上への前記排気室の配置を感知するための、前記制御装置に連絡する皮膚接触検出器とを含み、前記制御装置が、前記皮膚領域上への前記排気室の配置に続いて前記真空発生手段を作動させるための第1の信号を発生するように、且つ前記第1の信号の発生後、所定の持続時間で前記真空発生手段を作動停止するための第2の信号を発生するように適合された請求項9に記載された装置。
【請求項12】
前記発生される真空の持続時間が約6秒以下である請求項11に記載された装置。
【請求項13】
前記制御装置が、さらに、前記排気室の内部と流体連絡し、且つ前記制御装置と電気連絡する圧力センサを含み、前記制御装置がさらに、400mmHg〜1気圧の範囲の所定の痛み抑制真空レベルが前記排気室内で発生されるように前記真空発生手段の動作を制御するように適合された請求項11に記載された装置。
【請求項14】
前記真空発生手段が、少なくとも1つの制御弁を含み、前記制御装置が、前記少なくとも1つの制御弁を通して空気を送達するのに適しており、前記第2の信号の発生に続いて、前記排気室内の圧力を大気圧まで高め、第2の皮膚領域への前記排気室の容易な配置転換を可能にし、前記制御手段が、電子手段、空気圧手段、電気手段、および光学手段からなる群から選択される請求項11に記載された装置。
【請求項15】
前記皮膚接触検出器が光結合器またはマイクロスイッチである請求項11に記載された装置。
【請求項16】
前記真空ポンプが空気ゲル両用の真空ポンプである請求項7に記載された装置。
【請求項17】
前記インターフェース部材が、事前圧迫される請求項1に記載された装置。
【請求項18】
前記インターフェース部材が平坦である請求項1に記載された装置。
【請求項19】
前記インターフェース部材が、1つ以上の側壁に取り付けられたカバー部材内に保持される請求項18に記載された装置。
【請求項20】
前記インターフェース部材が湾曲している請求項1に記載された装置。
【請求項21】
前記インターフェース部材が1つ以上の側壁によって保持される請求項22に記載された装置。
【請求項22】
超音波ベースの脱毛、超音波ベースのコラーゲン引締め、超音波ベースの血管シーリング、超音波ベースの脂肪またはセルライト組織の治療、ワクチンのための注射、薬物の投与のための注射、コラーゲンの注射、メソセラピー、ハンドヘルド器具を用いた毛の除去、針脱毛、表皮内部へのコラーゲンの注射、入れ墨除去、および色素性病変の治療からなる群から選択される医療治療の無痛実践に適した請求項1に記載された装置。
【請求項23】
前記医療治療を実践するための前記手段が注射針である請求項1に記載された装置。
【請求項24】
前記インターフェース部材が穿刺可能である請求項23に記載された装置。
【請求項25】
前記インターフェース部材が開口付きインターフェース部材であり、注射針が各前記開口を通して導入可能である請求項23に記載された装置。
【請求項26】
前記開口の総面積が前記インターフェース部材の総面積の20%未満である請求項25に記載された装置。
【請求項27】
前記インターフェース部材が細分化されたインターフェース部材である請求項24に記載された装置。
【請求項28】
前記開口がシールド部材によってカバーされる請求項25に記載された装置。
【請求項29】
前記シールド部材が、前記インターフェース部材のすぐ上に配置される請求項28に記載された装置。
【請求項30】
シール部材が、前記シールド部材と前記インターフェース部材との間に挿間される請求項28に記載された装置。
【請求項31】
前記開口の位置に対応するマークが前記シールドの上面に記される請求項28に記載された装置。
【請求項32】
前記真空発生手段の終了後、前記排気室内部で前記真空を維持するための手段を更に含む請求項25に記載された装置。
【請求項33】
前記真空維持手段が、前記開口付きインターフェース部材の下側に接続された複数のリムを含み、各前記リムが、前記インターフェース部材に形成された対応する開口を取り囲み、前記真空発生手段の終了に続いて、前記インターフェース部材と圧迫関係に前記皮膚領域を誘引するための前記排気室内部の陰圧の体積を生成するように適合され、前記体積が、前記インターフェース部材、リム、および誘引された皮膚領域によって取り囲まれ、または前記インターフェース部材、排気室側壁、および誘引された皮膚領域によって取り囲まれる請求項32に記載された装置。
【請求項34】
前記誘引された皮膚領域に前記注射針を開口を通して案内するための手段を更に含む請求項25に記載された装置。
【請求項35】
複数の注射針を投与するための手段を更に含む請求項34に記載された装置。
【請求項36】
複数の注射針を投与するための前記手段が、複数の針アプリケータをその下に保持するための棒と、前記棒に実質的に垂直なガイド・トラックとを含む請求項35に記載された装置。
【請求項37】
排気室側壁がインターフェース部材である請求項1に記載された装置。
【請求項38】
前記排気室が、細長い平坦な側壁と、前記側壁の間に延在し、前記側壁よりもかなり短い長さを有する硬質上面とによって画成されるスリットとして構成される請求項37に記載された装置。
【請求項39】
前記真空源の体積が、前記排気室の体積の少なくとも2倍である請求項8に記載された装置。
【請求項40】
前記真空源が事前排気された容器である請求項8に記載された装置。
【請求項41】
前記隔離手段が制御手段によって開放可能である請求項40に記載された装置。
【請求項42】
前記隔離手段が弁である請求項41に記載された装置。
【請求項43】
前記隔離手段が破壊可能なストップである請求項41に記載された装置。
【請求項44】
前記制御手段が、制御装置と、前記皮膚領域上への前記排気室の配置を感知するための前記制御装置に連絡する皮膚接触検出器とであり、前記制御装置が、前記皮膚領域上への前記排気室の配置に続いて前記隔離手段を開放するための信号を発生するように適合された請求項41に記載された装置。
【請求項45】
前記制御手段が、前記皮膚領域上に配置可能なピンを含み、前記排気室が前記皮膚領域の上に配置されるとき、前記ピンの尖った端部が、前記事前排気された容器と前記排気室との間に延在する管路の内部にわたって伸展された膜に穿孔するように適合された請求項41に記載された装置。
【請求項46】
前記制御手段が、さらに、前記管路と周りの周囲空気との両方に連絡する弁を含み、前記弁が開放可能であり、前記皮膚領域上への前記排気室の配置に続いて、所定の持続時間で、運動学的手段によって真空を解放する請求項41に記載された装置。
【請求項47】
前記事前排気された容器が前記排気室に一体に接続される請求項40に記載された装置。
【請求項48】
前記インターフェース部材に運動力学的に接続された振動器を更に含む請求項1に記載された装置。
【請求項49】
前記医療治療を実践するための前記手段が超音波のビームであり、前記インターフェース部材が超音波に対して透明である材料からなる請求項1に記載された装置。
【請求項50】
前記超音波が、1〜10MHzの範囲の周波数を有し、超音波トランスデューサによって発生される請求項49に記載された装置。
【請求項51】
前記医療治療を実践するための前記手段が電磁エネルギーのビームであり、前記インターフェース部材が電磁波に対して透明または半透明である材料からなる請求項1に記載された装置。
【請求項52】
前記電磁エネルギーがレーザまたはIPL光である請求項51に記載された装置。
【請求項53】
前記光が400〜1800nmの範囲の波長を有する請求項51に記載された装置。
【請求項54】
前記排気室の各壁が、穿刺可能であり、暗色にされた針が、前記排気室の壁を穿孔し、前記光の光エネルギーを引き付け、周囲の皮膚構造に熱的に損傷を及ぼすことが可能である請求項53に記載された装置。
【請求項55】
前記光が、10〜100J/cm2の範囲のエネルギー密度と、10〜300ミリ秒の範囲のパルス持続時間とを有する請求項54に記載された装置。
【請求項56】
0.3〜40cm/秒の範囲の速度で前記インターフェース部材の上で光源遠位端を移動させるための滑動装置を更に含む請求項53に記載された装置。
【請求項57】
前記光源遠位端が、前記インターフェース部材上のマーカーの存在を感知する光学検出器によって移動される請求項56に記載された装置。
【請求項58】
前記光源遠位端がテクスチャ感知機構によって移動される請求項56に記載された装置。
【請求項59】
前記インターフェース部材が、開口付きインターフェース部材であり、前記光が、前記インターフェース部材が構成される材料を通して透過されることなく、各前記開口を通って伝播する請求項53に記載された装置。
【請求項60】
前記光がCO2またはエルビウム・レーザによって発生される請求項59に記載された装置。
【請求項61】
5パルス/秒までの繰返し率で、前記インターフェース部材の下にある前記皮膚領域の実質的に全領域を前記光によって走査するためのスキャナを更に含む請求項53に記載された装置。
【請求項62】
前記排気室の壁に関して、且つ前記排気室の壁の上で、光源遠位端を位置調整するための手段を更に含む請求項53に記載された装置。
【請求項63】
ギャップまたは重畳を伴わずに前記排気室を別の皮膚領域に配置転換するための手段を更に含む請求項56に記載された装置。
【請求項64】
前記電磁エネルギーが、入れ墨または色素性病変を除去するのに適したQスイッチ・レーザによって発生される光である請求項52に記載された装置。
【請求項65】
前記電磁エネルギーがRFエネルギーである請求項51に記載された装置。
【請求項66】
前記RFエネルギーが単極または双極RF源によって発生される請求項65に記載された装置。
【請求項67】
前記インターフェース部材がRFエネルギーを伝送するための電極を含む請求項65に記載された装置。
【請求項68】
前記電磁エネルギーが、RF源と組み合わせられた高強度パルス非コヒーレント光源、レーザ源、または発光ダイオード源から放出された光を含む請求項52に記載された装置。
【請求項69】
皮膚関連の医療治療中に皮膚内の痛みレセプターによって発生される痛み信号を抑制するための方法であって、
a)選択された皮膚領域の上に硬質インターフェース部材を位置決めするステップと、
b)前記皮膚領域が前記インターフェース部材に対して平坦化されて圧迫されるように、前記皮膚領域の上に十分な値の真空を印加するステップと、
c)前記インターフェース部材を通過するように、且つ前記圧迫された皮膚目標部分に向けられるように適合された手段によって皮膚関連の医療治療を実践するステップであって、前記医療治療中に神経系によって発生される痛み信号が、前記インターフェース部材への前記皮膚領域の接触によって抑制されるステップとを含む方法。
【請求項70】
前記インターフェース部材の表面積が、前記皮膚領域内部に位置された痛みレセプターによって発生される痛み信号の伝達を抑制するのに適した閾値表面積よりも大きい請求項69に記載された方法。
【請求項71】
前記閾値表面積が、少なくとも100mm2である請求項70に記載された方法。
【請求項72】
前記排気室内部の真空レベルが、前記皮膚領域内部に位置された痛みレセプターによって発生される痛み信号の伝達を抑制するのに適した閾値真空レベルよりも大きい請求項69に記載された方法。
【請求項73】
前記閾値真空レベルが少なくとも150mmHgである請求項72に記載された方法。
【請求項74】
前記閾値真空レベルが少なくとも400mmHgである請求項73に記載された方法。
【請求項75】
前記医療治療が、超音波ベースの脱毛、超音波ベースのコラーゲン引締め、超音波ベースの血管シーリング、超音波ベースの脂肪またはセルライト組織の治療、ワクチンのための注射、薬物の投与のための注射、コラーゲンの注射、メソセラピー、ハンドヘルド器具を用いた毛の除去、針脱毛、表皮内部へのコラーゲンの注射、入れ墨除去、色素性病変の治療、および歯肉への小さな切開の形成からなる群から選択される請求項69に記載された装置。
【請求項76】
a)皮膚構造の近傍の皮膚領域の上に、インターフェース部材を設けられた排気室を配置するステップと、
b)前記皮膚領域が、前記真空によって生じる近位向きの力によって誘引されて前記インターフェース部材に接触するように、ステップa)に続いて、十分なレベルの真空を前記排気室に自動的に印加するステップと、
c)光源の遠位端を前記皮膚領域に向けるステップと、
d)ステップb)に続いて、所定の遅延後に前記光源を起動するステップであって、前記光が、前記皮膚構造に向けられ、所望の治療を行い、その際、前記インターフェース部材への前記皮膚領域の接触および圧迫により、前記皮膚構造の治療中に神経系によって発生される痛み信号が、前記所定の遅延以上の期間にわたって緩和または防止されるステップと、
e)前記光源の作動停止に続いて、前記排気室から前記真空を自動的に解放するステップと、
f)任意選択で、別の皮膚領域の近傍に前記真空室を配置転換するステップと、
g)前記光源の前記遠位端を前記別の皮膚目標部分に向けるステップと、
h)ステップb)、d)、およびe)を繰り返すステップとを更に含む請求項69に記載された方法。
【請求項77】
前記光源の前記遠位端を別の皮膚目標部分に向ける前記ステップが、前記インターフェース部材の上で前記光源遠位端を滑動させることによって行われる請求項76に記載された方法。
【請求項78】
前記光源の前記遠位端を別の皮膚目標部分に向ける前記ステップがスキャナによって行われる請求項76に記載された方法。
【請求項79】
前記遅延が約0.5秒〜約4秒の範囲である請求項76に記載された方法。
【請求項80】
前記光源が、高強度パルス単色または非コヒーレント光源である請求項76に記載された方法。
【請求項81】
前記光が400〜1800nmのスペクトル範囲の任意の光帯域にある請求項80に記載された方法。
【請求項82】
真空補助式光ベース皮膚治療のための装置であって、
a)非焼灼性高強度パルス単色または非コヒーレント光源と、
b)遠位端に開口を有し、近位端に透過部材を設けられた、皮膚目標部分の上に配置可能な真空室であって、前記透過部材が、前記光源によって発生される光に対して透明または半透明であり、前記皮膚目標部分に向けられる真空室と、
c)前記真空室に真空を印加するための手段であって、前記印加される真空のレベルが、前記開口を通して前記真空室に前記皮膚目標部分を誘引するのに適している手段と、
d)真空印加モード中に、真空室内への空気の浸入を防止するための手段とを含む装置。
【請求項83】
前記真空印加手段が真空ポンプを含む請求項82に記載された装置。
【請求項84】
前記真空印加手段が、少なくとも1つの制御弁と、前記真空ポンプ、前記少なくとも1つの制御弁、および前記光源の動作を制御するための制御手段とを更に含み、
前記制御手段が、前記真空ポンプの動作の後、約0.5秒〜約4秒の範囲の第1の所定の遅延後に前記光源を起動するのに適し、第2の皮膚目標部分への前記真空室の容易な配置転換を可能にするために、前記光源の作動停止に続いて前記真空室の圧力を大気圧まで増加させるのに適し、前記光の所望のエネルギー密度レベルが前記皮膚目標部分に向けられていることを検証するのに適し、且つ、前記エネルギー密度レベルが前記所望のレベルよりも著しく大きい場合に前記光源を作動停止するのに適しており、
前記制御手段が、電子手段、空気圧手段、電気手段、および光学手段からなる群から選択され、光治療ハンドピース上に配置された指で押すことのできるボタンによって始動される請求項83に記載された装置。
【請求項85】
真空印加モード中の前記真空室への空気の浸入が、制御弁および制御回路によって妨げられる請求項82に記載された装置。
【請求項86】
前記光の波長が400〜1800nmの範囲であり、前記光のパルス持続時間が10ナノ秒〜900ミリ秒の範囲であり、前記光のエネルギー密度が約2〜約150J/cm2の範囲であり、前記真空室内部の印加される真空のレベルが約0〜約1気圧の範囲である請求項82に記載された装置。
【請求項87】
前記真空室が、光が前記皮膚目標部分に向かってそこを通って伝播する、近位方向に設けられたハンドピースに接続され、または前記ハンドピースと一体形成され、前記真空室が、任意選択で、一体型透過部材を有するハンドピースに取付け可能な、開口を形成された近位カバーを有する請求項82に記載された装置。
【請求項88】
前記光源が、色素レーザ、Nd:YAGレーザ、ダイオード・レーザ、発光ダイオード、アレクサンドライト・レーザ、ルビー・レーザ、Nd:YAG周波数2倍レーザ、Nd:ガラス・レーザ、非コヒーレント高強度パルス光源、およびRF源と組み合わせられた非コヒーレント高強度パルス光源からなる群から選択され、前記光が、脱毛、コラーゲン収縮、光若返り、血管病変の治療、皮脂腺または汗腺の治療、疣の治療、色素性病変の治療、損傷されたコラーゲンの治療、座瘡の治療、疣の治療、ケロイドの治療、汗腺の治療、および乾癬の治療に適しており、前記血管病変が、ブドウ酒様斑点、毛細血管拡張症、酒さ、およびクモ状静脈からなる群から選択される請求項86に記載された装置。
【請求項89】
前記透過部材が、隣接する皮膚表面から0.5〜50mmの範囲のギャップだけ離隔され、前記皮膚目標部分に隣接する皮膚表面に実質的に垂直な方向で前記光を伝送するのに適している請求項82に記載された装置。
【請求項90】
前記真空室が、少なくとも1つの吸引開口を有し、前記皮膚目標部分に隣接する前記皮膚表面と真空室壁との周辺接触領域を封止するためのリムを設けられ、前記真空が、前記少なくとも1つの吸引開口を介して前記真空室に印加される請求項82に記載された装置。
【請求項91】
前記真空室がU字形である請求項82に記載された装置。
【請求項92】
真空室圧力の増加が、前記光源によって発生される光エネルギーの大幅な減少を感知したときに前記制御手段に信号を伝達する光学検出器によってトリガされ、または前記光源の作動停止の後、第2の所定の遅延後にトリガされる請求項84に記載された装置。
【請求項93】
前記光のパルス毎の治療スポットの幅が、5mmよりも大きい、または15〜50mmの範囲である請求項82に記載された装置。
【請求項94】
前記真空ポンプが、前記真空室の内部と連絡する管路に接続されたホースを介して前記真空室の内部から空気およびゲルを引き抜くためのポンプであり、または空気ポンプである請求項83に記載された装置。
【請求項95】
前記皮膚目標部分上への前記真空室の配置を感知するため、および前記皮膚目標部分上への前記真空室の配置に続いて前記真空ポンプを作動するように第1の信号を発生するための皮膚接触検出器を更に含み、
前記制御弁が、前記皮膚目標部分に向けられた前記光の終了を感知するように適合された光学検出器による第2の信号の発生に続いて開放され、それにより大気圧空気が前記真空室の内部に導入され、また、前記第2の信号が、前記真空ポンプの作動停止にも適している請求項84に記載された装置。
【請求項96】
皮膚表面の上に配置可能な真空室のアレイを更に含み、前記アレイが、前記光に対して透明または半透明である材料からなる単一のシートから形成され、前記シートが、空気排気のための複数の管路を形成され、各前記管路が、対応する真空室と連絡し、隣接する真空室間の距離が十分小さく、各室の内部から拡散した光が、対応する管路の下に位置される皮膚領域を治療することを可能にし、各管路が、それぞれ真空ポンプおよび圧縮空気源に連絡する第1および第2の部分に分岐している請求項83に記載された装置。
【請求項97】
各真空室が、前記真空ポンプを作動するために信号をトリガするための接触検出器と、それぞれ対応する第1および第2の管路部分を通る流体の通過を制御するための2つの制御弁と、前記皮膚目標部分に向けられる前記光の終了を感知したとき、前記対応する第2の管路部分を通して圧縮空気を導入するために信号を発生する光学検出器とを設けられ、或いは、前記第1の管路部分が、前記真空ポンプの作動時に全ての真空室からの空気が同時に排気されるように構成される請求項96に記載された装置。
【請求項98】
前記真空印加手段が、
a)前記透過部材が固定される垂直方向に移動可能なカバーと、
b)前記カバーを取り囲み、前記カバーと同様の形状をもつ室壁であって、真空が、前記壁に対する前記カバーの近位方向移動時に、前記カバー、前記壁、および前記皮膚目標部分の間の体積によって規定される真空室内部で発生される室壁と、
c)真空解放モード中に前記真空室に大気空気を導入するための通気管であって、皮膚目標部分治療の終了時に作動される弁と連絡する通気管と
を含み、
前記真空室内への浸入を防止するための前記手段が、前記カバーの外周に固定され、前記室壁に弾性的に接触する封止部材であり、
近位向きの力または遠位向きの力が、前記カバーの周辺部の周りに配備されて前記壁に接続された、複数のソレノイド、ばねアセンブリ、および空気圧デバイス、またはそれらの組合せからなる群から選択される任意の手段によって発生され、
前記近位向きの力が、前記隣接する皮膚表面に対する前記誘引された皮膚目標部分の高さを調節するように制御可能であり、任意選択で真空ポンプによって補われる請求項82に記載された装置。
【請求項99】
前記ソレノイドが、1.5V電池によって通電される請求項98に記載された装置。
【請求項100】
トラップと、前記真空室から前記トラップにゲルおよび空気が引き込まれる第1の管路と、前記トラップから前記真空ポンプに空気が引き込まれる第2の管路と、任意選択で、前記第1および第2の管路の入口にあるフィルタとを含む、前記真空印加手段への皮膚冷却ゲルの通過を防止するための手段を更に含み、或いは装置が、開いた中央領域を有する取外し可能な真空室上部と、前記上部に取り付けられた透過部材と、真空室壁と、前記壁に垂直であり、前記上部を支持するように適切にサイズ設定された真空室・カバーと、前記真空室・カバーに前記上部を取外し可能に固定するための、対応する真空室壁に枢動可能に接続された複数の取付けクリップとを含み、前記上部の取外しが、前記真空室内部に保持されるゲルの除去を可能にし、或いは装置が、真空室壁が被覆される疎水性材料を含み、或いは装置が、前記真空の印加時にゲルおよび誘引された皮膚による少なくとも1つの吸引開口の閉塞を防止するために、前記少なくとも1つの吸引開口が、真空室壁の前記遠位端の上方に且つ前記真空室の中心線から十分に離隔されるように構成された真空室を含む請求項82に記載された装置。
【請求項101】
前記トラップが、前記ゲルが結合可能であるイオン交換樹脂の前記トラップ内部への導入に適している請求項100に記載された装置。
【請求項102】
真空印加モード中に前記ホースの端部から皮膚表面上に排出されるゲルによって、または真空解放モード中に前記真空室壁の前記遠位端の形状で前記皮膚表面に落ちるゲルによって、皮膚目標部分が光ベース治療を受けたことを示す表示手段を含む請求項100に記載された装置。
【請求項103】
皮膚冷却のための手段を更に含み、
前記皮膚冷却手段が、前記皮膚目標部分での表皮の温度上昇の速度を低下するように適合され、前記印加される真空のレベルが、皮膚の冷却中に前記透過部材と前記皮膚目標部分との間の前記ギャップ内部で生成されて前記透過部材上に凝縮した凝縮蒸気を排気するのに適しており、
前記皮膚冷却手段が、前記皮膚目標部分に隣接する前記皮膚表面上に位置決め可能であって、その外側で前記真空室と当接する、または前記透過部材と接触する金属プレートであり、前記プレートが、熱電クーラーによって冷却され、或いは皮膚冷却手段が、前記透過部材の前記遠位面に取り付けられた、前記向けられた光に対して透明なポリカーボネート層であり、或いは皮膚冷却手段が、前記皮膚目標部分に塗布されるゲル、低温の液体、または気体である請求項89に記載された装置。
【請求項104】
照準された皮膚構造の非焼灼性光ベース治療によって引き起こされる痛みを緩和または防止するのに適しており、
前記皮膚目標部分に隣接する前記皮膚表面から前記透過部材を離隔するギャップと、前記印加された真空によって生じる近位向きの力の大きさとの組合せが、前記皮膚目標部分が前記透過部材に接触するまで、第1の所定の遅延以上の期間にわたって、前記真空室の前記遠位端にある前記開口を通して前記真空室に前記皮膚目標部分を誘引するのに適し、それにより、前記皮膚構造の前記治療中に神経系によって発生される痛み信号が緩和または防止され、
前記制御手段が、前記真空印加手段の動作の後、前記第1の所定の遅延後に前記光源を起動するのに適しており、且つ前記真空印加手段によって発生される真空レベルを制御するのに適しており、
前記制御手段が、指で押すことができる複数のボタンを有し、各ボタンが、動作条件の一意の組合せで前記真空印加手段と光源とを設定するように適合されて、前記真空室内部に所定の真空レベルを発生させ、前記真空印加手段の動作の後、所定の時間遅延後に前記光源を起動する
請求項89に記載された装置。
【請求項105】
実質的に非平坦な皮膚表面上で前記真空室を安定させるための手段を更に含む請求項82に記載された装置。
【請求項106】
前記真空室が、前記皮膚目標部分の前記皮膚表面の下で所定の深さにおける血液および/または血管の密度の増加を誘発するのに適した少なくとも1つの支持要素を有し、治療光ハンドピースに解放可能に取付け可能である請求項82に記載された装置。
【請求項107】
前記真空室が、前記真空室に接続されたハンドルによって片手把持可能である請求項82に記載された装置。
【請求項108】
皮膚表面の下の血管による吸光の深さを制御するための装置であって、
a)遠位端に開口を形成され、近位端に透過部材を設けられた、皮膚目標部分の上に配置された真空室であって、前記透過部材が、前記皮膚目標部分に向けられる高強度パルス単色または非コヒーレント光に対して透明または半透明であり、前記皮膚目標部分に隣接する皮膚表面に実質的に垂直な方向で光を伝送するのに適している真空室と、
b)前記真空室に真空を印加するための手段であって、前記印加される真空のレベルが、前記開口を通して前記真空室に前記皮膚目標部分を誘引するのに適した手段と、
c)前記皮膚目標部分の前記皮膚表面の下で所定の深さにおける血液および/または血管の密度の増加を誘発するための手段であって、前記向けられる光に関連付けられる光エネルギーが、前記所定の深さにおいて吸収され、前記深さに位置される所定の皮膚構造に熱的に傷害を及ぼす、または前記所定の皮膚構造を治療するのに適した手段と
を含む装置。
【請求項109】
前記皮膚目標部分の前記皮膚表面の下で所定の深さにおける血液および/または血管の密度の増加を誘発するための前記手段が、前記印加される真空を変調するための手段である請求項108に記載された装置。
【請求項110】
前記皮膚目標部分の前記皮膚表面の下で所定の深さにおける血液および/または血管の密度の増加を誘発するための前記手段が、前記皮膚目標部分に隣接する皮膚領域に位置決めされ、前記所定の深さにおける血液および/または血管の密度の増加を誘発するのに適した厚さを有する少なくとも1つの支持要素であり、任意選択で、前記少なくとも1つの支持要素よりもかなり薄い厚さを有し、前記真空室の周辺に位置決めされた少なくとも1つの脚部を含み、前記少なくとも1つの脚部が、隣接する支持要素から離隔され、前記少なくとも1つの支持要素が、前記少なくとも1つの脚部によって圧出される血液を前記皮膚目標部分に向けて付勢するように適合された請求項108に記載された装置。
【請求項111】
前記隣接する皮膚表面から約1mmだけ前記皮膚目標部分を誘引するのに適しており、前記隣接する皮膚表面からの前記誘引される皮膚の最大突出が、前記透過部材によって制限される請求項108に記載された装置。
【請求項112】
真空変調の周波数が、0.2〜100Hzの範囲である請求項109に記載された装置。
【請求項113】
前記真空印加手段と光源との動作を制御するため、前記真空室と連絡する少なくとも1つの制御弁の動作を制御するため、前記真空の印加の後、約10ミリ秒〜約1秒の範囲の所定の遅延後に光を発射するため、および前記真空を電子的に変調するための制御ユニットを更に含む請求項108に記載された装置。
【請求項114】
前記真空室への真空印加の持続時間が、2秒未満である請求項108に記載された装置。
【請求項115】
前記光源から放出される前記光が、400nm〜1800nmの任意の波長帯域を有し、
色素レーザ・ユニットから放出されて585nmの波長を有する光を用いた血管病変、ブドウ酒様斑点、毛細血管拡張症、酒さ、およびクモ状静脈の治療のための治療エネルギー密度レベルが、5〜12J/cm2の範囲であり、
ダイオード・レーザ・ユニットから放出されて940nmの波長を有する光を用いた血管病変、ブドウ酒様斑点、毛細血管拡張症、酒さ、およびクモ状静脈の治療のための治療エネルギー密度レベルが、10〜30J/cm2の範囲であり、
高強度パルス非コヒーレント光ユニットから放出されて570〜900nmの波長を有する光を用いた血管病変の治療のための治療エネルギー密度レベルが、5〜20J/cm2の範囲であり、
色素レーザ・ユニットから放出されて585nmの波長を有する光を用いた光若返りのための治療エネルギー密度レベルが、1〜4J/cm2の範囲であり、
高強度パルス非コヒーレント光ユニットから放出されて570〜900nmの波長を有する光を用いた光若返りのための治療エネルギー密度レベルが、5〜20J/cm2の範囲であり、
高強度パルス非コヒーレント光ユニットから放出されて570〜900nmの範囲の波長を有する光と、RF源との組合せ効果を用いた光若返りのための治療エネルギー密度レベルが、高強度パルス非コヒーレント光ユニットとRF源との両方に関して約10J/cm2であり、
Nd:YAGレーザ・ユニットから放出されて1604nmの波長を有する光を用いた脱毛のための治療エネルギー密度レベルが、25〜35J/cm2の範囲であり、
420nm、585nm、または630nmの波長での光を送達する発光ダイオードを用いたポルフィリン・ベースの光線力学療法に関する治療エネルギー密度レベルが、5〜20J/cm2の範囲である請求項108に記載された装置。
【請求項116】
0.2〜10MHzの範囲の周波数で適切な電磁波を前記皮膚目標部分に向けるためのパルス無線周波(RF)源を更に含み、
前記RF源が、ワイヤおよび電極を介して前記皮膚表面に印加される交番電圧を発生する双極RF発生器、または単極RF発生器であり、
前記制御ユニットが、前記少なくとも1つの制御弁に第1のコマンド・パルスを伝送し、前記光源とRF源との両方に第2のコマンド・パルスを伝送するのに適している請求項108に記載された装置。
【請求項117】
前記真空印加手段によって誘発される皮膚赤みの度合いを測定するための紅斑センサを更に含み、前記制御ユニットが、前記光源を起動する前に、前記紅斑センサの出力に応答して、前記光源から放出される前記光のエネルギー密度を制御するのに適している請求項113に記載された装置。
【請求項118】
前記皮膚目標部分上への前記真空室の配置を感知するための皮膚接触検出器を更に含み、前記制御ユニットが、前記皮膚接触検出器によって伝達される信号に応答して前記真空印加手段を作動するのに適している請求項113に記載された装置。
【請求項119】
前記皮膚目標部分に向けられた前記光の終了を感知するための光学検出器を更に含み、前記制御ユニットが、前記光学検出器によって伝達される信号に応答して、前記真空室の内部に大気圧空気を導入するように制御弁を調整するのに適した請求項113に記載された装置。
【請求項120】
皮膚表面の上に配置可能な真空室のアレイを更に含み、前記アレイが、前記光に透明または半透明である材料からなる単一のシートから形成され、前記シートが、空気排気のための複数の管路を形成され、それにより各前記管路が、対応する真空室と連絡する請求項108に記載された装置。
【請求項121】
皮膚冷却のための手段を更に含み、前記皮膚冷却手段が、前記皮膚目標部分での表皮の温度上昇の速度を低下するように適合された請求項108に記載された装置。
【請求項122】
前記真空印加手段への皮膚冷却ゲルの通過を防止するための手段を更に含む請求項108に記載された装置。
【請求項123】
前記真空室が、治療光ハンドピースに解放可能に取付け可能である請求項108に記載された装置。
【請求項124】
前記真空室が、前記真空室に接続されたハンドルによって片手把持可能である請求項108に記載された装置。
【請求項125】
実質的に非平坦な皮膚表面上で前記真空室を安定させるための手段を更に含む請求項108に記載された装置。
【請求項126】
ゲルで被覆された皮膚領域の上に配置された真空室内で真空を発生させるための蠕動ポンプの使用。
【請求項127】
前記蠕動ポンプが、光ベース真空補助式皮膚科治療を行うのに適した光源を収容するハンドピースに取り付けられる請求項126に記載された蠕動ポンプの使用。
【請求項128】
皮膚疾患の治療のための装置であって、
a)遠位端に開口を有し、近位端に透過部材を設けられた、皮膚目標部分の上に配置可能な真空室と、
b)前記真空室に真空を印加するための手段であって、前記印加される真空のレベルが、前記開口を通して前記真空室に前記皮膚目標部分を誘引するのに適し、且つ前記皮膚目標部分の前記皮膚表面の下の血液および/または血管の密度の増加を誘発するのに適した手段と、
c)前記真空室を通して伝送されて前記皮膚目標部分を通って伝播する光を放出するのに適し、且つ前記皮膚目標部分上に存在する皮膚疾患を治療するのに適した光源とを含む装置。
【請求項129】
皮膚疾患の治療のための装置であって、
a)遠位端に開口を有し、近位端に透過部材を設けられた、皮膚目標部分の上に配置可能な真空室と、
b)前記真空室に真空を印加するための手段であって、前記印加される真空のレベルが、前記開口を通して前記真空室に前記皮膚目標部分を誘引するのに適し、且つ前記皮膚目標部分のスペクトル特性の変化を誘発するのに適した手段と、
c)前記真空室を通して伝送されて前記皮膚目標部分を通って伝播する光を放出するのに適し、且つ前記皮膚目標部分上に存在する皮膚疾患を治療するのに適した光源と
を含む装置。
【請求項130】
前記皮膚目標部分の走査区域内での重畳および隙間を防止するために、正方形ビーム・ホモゲナイザを更に含む請求項61に記載された装置。
【請求項131】
前記印加される真空の持続時間が0.1〜6秒の範囲である請求項69に記載された方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6a】
【図6b】
【図6c】
【図6d】
【図6e】
【図7a】
【図7b】
【図7c】
【図8】
【図9】
【図10a】
【図10b】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14a】
【図14b】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20a】
【図20b】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29a】
【図29b】
【図30】
【図31】
【図32A】
【図32B】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37A】
【図37B】
【図37C】
【図38】
【図39】
【図40a】
【図40b】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50a】
【図50b】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62A】
【図62B】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6a】
【図6b】
【図6c】
【図6d】
【図6e】
【図7a】
【図7b】
【図7c】
【図8】
【図9】
【図10a】
【図10b】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14a】
【図14b】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20a】
【図20b】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29a】
【図29b】
【図30】
【図31】
【図32A】
【図32B】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37A】
【図37B】
【図37C】
【図38】
【図39】
【図40a】
【図40b】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50a】
【図50b】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62A】
【図62B】
【公表番号】特表2009−502413(P2009−502413A)
【公表日】平成21年1月29日(2009.1.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−524675(P2008−524675)
【出願日】平成18年8月3日(2006.8.3)
【国際出願番号】PCT/IL2006/000897
【国際公開番号】WO2007/015247
【国際公開日】平成19年2月8日(2007.2.8)
【出願人】(508034602)イノレイゼ 2002 リミテッド (1)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年1月29日(2009.1.29)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年8月3日(2006.8.3)
【国際出願番号】PCT/IL2006/000897
【国際公開番号】WO2007/015247
【国際公開日】平成19年2月8日(2007.2.8)
【出願人】(508034602)イノレイゼ 2002 リミテッド (1)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]