説明

簡略地図による案内図

【課題】本発明は、通信端末画面の地図を簡略地図表示とし、落ち着かない環境でも簡便に目的施設などを探し出せる。また少ない操作回数で通信端末画面に地図を表示させる簡略地図による案内図を提供する。
【解決手段】複数の通信端末とA記憶装置B記憶装置C記憶装置D記憶装置E記憶装置と中継機器から構成するシステムにおいて、通信端末表面に画面とキーボタンとスピーカーを配置し内蔵のコンピューターに接続する。通信端末のキーボタン操作で画面に、各記憶装置から逐次、鉄道会社名や駅名や駅周囲の施設名や駅周囲の簡略地図や目的施設や表題や施設内の展示物や店の説明文や動画や音声を逐次呼び出し、画面やスピーカーに表示させる簡略地図による案内図。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は通信回線の端末で表示する簡略地図から人が施設又は施設内で目的場所等を探し出したり詳細を知る為に利用する簡略地図による案内図に関するものである。
【背景技術】
【0002】
本発明は通信端末画面に表示される地図はたとえば特開平10−206087号公報があるが実際の地上の状態を反映した詳細な地図をそのまま表示しており複雑な画面地図の中に目的場所など表示してある為、探す人に不要な表示が多く目に入り煩雑であった。施設内外や出先などまた緊急を要する状況を要する落ち着かない環境の中で検索を繰り返し最後に表示された通信端末画面の複雑な地図から目的地を探す事は大変に苦労するところである。人が移動する場合に目的地に到着した後、現在の立地案内図看板の所在位置が不明の所が多い。また市販地図などから探し当てることは困難な事が多い。又、出先で周囲の人に尋ねても当地の人でないことが多い。更に人通りの少ない時間帯や人家が少ない地方では人に尋ねる事も出来ず的確に必要な情報を知る事は困難が多かった。(特許文献1)
【特許文献1】 特開平10−206087号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は通信端末画面から目的地を探す時の煩雑さを無くし簡単に目的場所を探し出せる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
通信端末の表面に画面とキーボタンを配置し内臓のコンピューターに接続する複数の通信端末と、A記憶装置B記憶装置C記憶装置D記憶装置E記憶装置とA記憶装置B記憶装置C記憶装置D記憶装置E記憶装置と複数の通信端末を接続する中継機器から構成するシステムにおいて、通信端末のキーボタン操作で通信端末の画面に、A記憶装置B記憶装置C記憶装置D記憶装置E記憶装置から鉄道会社や表題駅名や駅周辺の施設名や駅周囲の簡略地図や目的施設を逐次呼び出し、通信端末の画面に表示させる。
【発明の効果】
【0005】
本発明の通信端末を無線通信回線の携帯電話などで使用した場合、移動中に目的施設の予備知識が得られる。出先で臨時に周辺施設の見学をする場合、駅名から手軽に距離道路など知ることが出来る。薄暗い美術館では展示作品の説明を自分の携帯から音声ガイドで聞くことができ当該製作者の事が館の内外で写真や動画で追加知識が得られる。広大なショッピング館内では、商品位置と店舗が自分の携帯から見られ、店内の商品説明も携帯電話に表示される。公衆トイレ・公園・避難所が簡略地図の中に表示があるので未知の場所でも安心できる。未知の駅頭で案内板や観光案内が無くても自分の携帯電話で簡単に表示される。簡略地図には交差点名称表示があるので進行方向の確定に便利であり一般地図より煩雑でなく一目瞭然にわかる。駅名と周辺道路に時間外の医療機関ペットの獣医や鍵パイプ業者が表示され深夜でも緊急時に対応が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
通信回線を利用して、鉄道会社名(9)や鉄道路線名や鉄道の駅(10)や表題(26)や駅周囲の簡略地図や施設や道路の交差点名などを表示するシステムである。A・B・C・D・Eの記憶装置に接続された中継機器(5)に通信端末(6)が接続され、通信端末(6)のキーボタン(7)操作によりこの通信端末画面(8)に、鉄道会社名や鉄道路線名(9)や、鉄道の駅(10)や駅周囲の簡略地図や、施設や道路の交差点(15)や美術館と絵画彫刻像の説明文や写真・動画・音案内やショッピング館と店説明文や写真・動画・音と商品の説明文や写真・動画・音を表示するシステムである。「ここで音とは人や動物の声、自然界の音等スピーカーから出るもの全てを言う。全体の流れは通信端末内蔵のコンピューターに接続するキーボタン(7)操作で、通信端末内蔵のコンピューターに、A・B・C・D・Eの記憶装置から中継機器(5)を介して通信端末(6)に鉄道会社名や鉄道路線名(9)や駅や駅周囲の簡略地図や施設や道路の交差点(15)や美術館と絵画彫刻像の説明文や写真・動画・音案内やショッピング館と店説明文や写真・動画・音声と商の説明文や写真・動画・音声を通信端末画面(8)に表示するように指令信号を出すと、通信端末(6)に、鉄道会社名や鉄道路線名(9)や駅や駅周囲の簡略地図や施設や道路の交差点名、美術館と絵画彫刻像の説明文や写真・動画・音案内やショッピング館と店説明文や写真・動画・音と商品の説明文や写真・動画・音が表示される。
従来の通信端末画面(8)の地図から、目的場所を探すには地上の詳細状態を表示した地図の中から鉄道の駅(10)や鉄道路線名(9)や主要施設名や道路の交差点(15)を探していたが、この地図では雑然と全てが表示されているため、出先や緊急状態で、煩雑な通信端末画面(8)の表示地図の中から、目的の鉄道の駅(10)や鉄道路線名(9)や主要施設名や道路の交差点(15)を探し出すのは、大変な苦労であった。本発明のシステムの通信端末画面(8)には簡略地図の中に交差点(15)や目的施設が表示されるので、通信端末画面(8)を見て早く簡単に目的施設を探す事が可能となる。目的施設に立ち入った後施設内の見取り図や商品と展示品の説明文・写真・動画・音が表示される。女性にとって外出先では、生活習慣と身体生理上、公衆トイレ(19)の場所を知っておくことは必需であり安心して行動する素地をつくる。一般に人の行動は、出先で目的行動と併せて食べて休憩して排泄行動をすることから、簡略地図中に、コンビニ店(18)、公衆トイレ(19)、公園の位置を表示する。 催事に参加する場合に催事の案内書は持参するが、駅付近の市販地図や観光案内パンフレットは持参しないのが一般人の行動習慣であるから、催事参加と食事場所探し弁当購入店探し休息身支度排泄場所探しに奔走するので、催事前後の余裕時間が無くなり、催事場所周囲の観光見学や買い物を行わず帰宅するので、催事場所周辺の経済活動は拡大せず国民全体の道徳的知的教養目的に設置された民間官公庁設置の観光見学場所も活用されず、社会教育の目的も達せられないもったいない結果で終わる。
通信端末(6)には内蔵コンピューターと通信端末表面に目的入力手段としてキーボタン(7)を有し、目的視認表示装置としての画面を、備え音声表示にスピーカー(28)を備え端末利用者の質問にスピーカー(28)を備えた。 画面およびキーボタン(7)は、内蔵コンピューターに接続されている。キーボタン(7)は7a地域名鉄道会社名呼び出しAキーボタン、7b1個の鉄道会社に属する路線内全部の駅名や駅近隣の地名・施設名呼び出しBキーボタン、7c1個の駅と駅周辺の略地図呼び出しCキーボタン、7d目標施設と目的施設最寄の交差点(15)からの簡略地図や目的施設の詳細説明やホームページ等 呼び出しキーボタンDを割り当てる。
(イ)通信端末(6)の使用者が、通信端末(6)のAキーボタン(7a)を操作してA記憶装置(1)から地域名・鉄道会社名を、通信端末使用者の通信端末画面(8)に表示するように指令信号を送ると、A記憶装置(1)から通信端末(6)の使用者の通信端末画面(8)に信号が送られて、通信端末(6)の使用者の通信端末画面(8)に地域名・鉄道会社名が表示され通信端末第一画面(25)となる。
(ロ)次に通信端末(6)の使用者が、通信端末(6)のBキーボタン(7b)を操作してB記憶装置(2)から1個の鉄道会社に属する路線内全部の駅名や駅近隣の地名・施設名を、通信端末使用者の通信端末画面(8)に表示するように指令信号を送ると、B記憶装置(2)から通信端末使用者の通信端末画面(8)に信号が送られて通信端末(6)の使用者の通信端末画面(8)に1個の鉄道会社に属する路線内全部の駅名や駅近隣の地名・施設名が表示され通信端末第二画面(12)となる。
(ハ)通信端末(6)の使用者が、通信端末(6)のCキーボタン(7c)を操作してC記憶装置(3)から1個の駅と駅周辺の略地図を、通信端末使用者の通信端末画面(8)に表示するように指令信号を送ると、C記憶装置(3)から通信端末(6)の使用者の通信端末画面(8)に信号が送られて通信端末(6)の使用者の通信端末画面(8)に1個の駅と駅周辺の略地図や1個の施設と施設周辺の周辺の略地図が表示される。略地図の中には交差点信号・交差点名称・主要道路・公衆トイレ記号・コンビニエンスストアー記号・公園避難所・鉄道路線・訪問目的場所で構成され通信端末第三画面(13)なる。
(二)通信端末(6)の使用者が、通信端末(6)のDキーボタン(7d)を操作してD記憶装置(4)から目標施設と目的施設最寄の交差点(15)からの簡略地図や目的施設の詳細説明やホームページ等を、通信端末(6)の使用者の通信端末画面(8)に表示するように指令信号を送ると、D記憶装置(4)から通信端末(6)の使用者の通信端末画面(8)に信号が送られて通信端末(6)の使用者の通信端末画面(8)に、目標施設と目的施設最寄の交差点(15)からの簡略地図や目的施設の詳細説明やホームページ等を表示され通信端末第四画面(22)となる。
(ホ)通信端末(6)の使用者が、通信端末(6)のキーボタン(7)を操作してE記憶装置(27)から博物館の見取り図や絵画(34)・彫刻象(33)の説明文や写真や動画や音を、通信端末使用者の通信端末画面(8)とスピーカー(28)に表示するように指令信号を送ると、E記憶装置(27)から通信端末(6)の使用者の通信端末画面(8)に信号が送られて通信端末(6)の使用者の通信端末画面に(8)、目標施設の博物館の見取り図や売店や絵画(34)・彫刻像(33)の説明文や写真や動画や音(35)が通信端末画面(8)とスピーカー(28)に表示され通信端末第五画面(29)となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明のシステム図
【図2】 本発明の鉄道会社・路線名・施設名などの羅列表示図
【図3】 本発明の鉄道路線別の駅名や施設名の表示図
【図4】 本発明の鉄道駅と駅周辺の略地図
【図5】 従来の通信端末表示の地図画面
【図6】 本発明の訪問目的地の最寄交差点から、訪問目的地までの略地図
【図7】 本発明の彫刻像説明文や写真や動画や音、絵画説明文や写真や動画や音の表示図
【符号の説明】
【0008】
1 A記憶装置
2 B記憶装置
3 C記憶装置
4 D記憶装置
5 中継装置
6 通信端末
7 キーボタン
7a Aキーボタン
7b Bキーボタン
7c Cキーボタン
7d Dキーボタン
8 通信端末画面
9 鉄道路線名
10 鉄道の駅
11 近くの施設名
12 通信端末第二画面
13 通信端末第三画面
14 交差点信号
15 交差点
16 主要道路
17 公園避難所
18 コンビ二店
19 公衆トイレ
20 交差点名称
21 目的施設
22 通信端末第四画面
23 道順
24 目的施設の詳しい案内
25 通信端末第一画面
26 表題
27 記憶装置
28 スピーカー
29 通信端末第五画面
30 売店
31 入口
32 博物館
33 展示品(彫刻像)
34 展示品(絵画)
35 E記憶装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワーク上に設けたサーバーの記憶装置に多数の施設に関するデータを記憶させ、前期ネットワークと接続した端末機の画面に表示させる、簡略地図から人が施設又は施設内で目的場所などを探したり詳細を知るため利用することを特徴とする、簡略地図による案内システム。
【請求項2】
前期ネットワーク上に設けたサーバーの記憶装置には複数の鉄道路線名、当該各鉄道路線名の駅名、各駅名の駅の周辺の施設名、及び当該各施設の周辺の交差点から当該施設までの簡略地図を夫々データとして入力しておき前期サーバーの記憶装置にアクセスした前記端末機からの指示により、上記各データが選択されて、前記端末機に選択されたデータが画面表示されることを特徴とする、請求項1に記載の簡略地図による案内システム。
【請求項3】
前記簡略地図には公衆トイレを表示していることを特徴とする、請求項1又は2に記載の簡略地図による案内システム。
【請求項4】
前記簡略地図にはコンビニを表示していることを特徴とする、請求項1、2又は3のいずれかに記載の簡略地図による案内システム。
【請求項5】
前記サーバーの記憶装置には、さらに前記各施設の見取り図をデータとして入力し、前記記憶装置にアクセスした端末機に前記各施設の見取り図を画面表示可能にしたことを特徴とする、請求項1,2,3又は4のいずれかに記載の簡略地図による案内システム。
【請求項6】
前記サーバーの記憶装置には、さらに前記各施設の商品又は展示物に関する詳細データとして入力し、前期記憶装置にアクセスした端末機に前記各施設の商品又は展示物に関する詳細を表示可能してことを特徴とする、請求項1、2,34又は5のいずれかに記載の簡略地図による案内システム。
【請求項7】
前記各施設の商品又は展示物に関する詳細データは画面表示又は音声表示であることを特徴とする、請求項6に記載の簡略地図による案内システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−145311(P2009−145311A)
【公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−341750(P2007−341750)
【出願日】平成19年12月12日(2007.12.12)
【出願人】(500536249)
【Fターム(参考)】