説明

自動車用内装部品

【課題】クリップ取付座を備えた自動車用内装部品であって、クリップ取付座の形状に創意工夫を加えることで、クリップをパネルに叩き込む際の叩き込み荷重に対して、製品表面に白化現象が生じることを防止しつつ、軽量化を達成する。
【解決手段】クリップ取付座20は、ドアトリムの製品面部11の裏面から縦壁フランジ部の裏面にかけて一体化された剛性に富む構成であって、クリップ30をドアインナーパネル40に叩き込む際の叩き込み荷重Fに対して、製品表面に白化現象が生じることがないように、立上り壁部又は補強リブ24に切欠き25を形成することで、立上り壁部や補強リブ24を撓ませて、根元部24aへの応力集中を解消する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、車体パネルに取り付けるためのクリップを保持するクリップ取付座を裏面に一体化した自動車用内装部品に係り、特に、クリップ取付座の形状に創意工夫を加えることで軽量化を可能にした自動車用内装部品に関する。
【背景技術】
【0002】
図10は自動車用内装部品の代表例としての自動車用ドアトリム1を示す正面図である。この種ドアトリム1は、意匠面となる製品面部1aの周縁の全長、あるいはその一部にドアトリム1に質感を付与し、更に剛性を強化するための縦壁フランジ部1bが一体化されている。そして、上記ドアトリム1を車体パネルに取り付けるには、ドアトリム1の裏面所定箇所に図11に示す櫓状のクリップ取付座2が一体成形されている。
【0003】
通常、クリップ取付座2は、クリップ着座部3、立上り壁部4、並びに立上り壁部4の剛性を強化する三角形状の補強リブ5とから構成されており、クリップ着座部3には、クリップ6を装着保持するためのクリップ係止孔3aが形成されている。また、立上り壁部4は、ドアトリム1の製品面部1aの裏面から縦壁フランジ部1bの裏面に跨って形成され、このこともクリップ取付座2の剛性を強化する要因となっている。尚、ドアトリム1は、汎用の熱可塑性樹脂を射出成形することにより所望の曲面形状に成形されるが、その際、クリップ取付座2も一体成形される。ドアトリム1の成形方法並びにクリップ取付座2の構造並びにクリップ取付座2の成形方法の従来例については、特許文献1に詳細に示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−174185号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、従来のドアトリム1の構造では、クリップ6を保持するクリップ取付座2は、クリップ着座部3と立上り壁部4とを備えた櫓形状に設定されており、実際にドアトリム1をドアインナーパネル7に取り付けるには、図12に示すように、クリップ取付座2におけるクリップ着座部3のクリップ係止孔3aに予めクリップ6を装着しておき、このクリップ6をドアインナーパネル7の取付孔7aと対峙させて、ドアトリム1の製品面部1aの表面側を工具により叩き込むことでクリップ6をドアインナーパネル7の取付孔7aに嵌合させているのが実情である。
【0006】
そして、クリップ6を叩き込む叩き込み荷重Fが加わった時、クリップ取付座2では、補強リブ5が歪んで横倒れが生じるとともに、立上り壁部4の根元部及び補強リブ5の根元部に応力が集中することにより製品面部1aに白化現象が生じる傾向にある。ところで、最近では、内装部品の軽量化を達成させるという市場からの要望が大きいため、ドアトリム1の厚みを薄肉化することにより軽量化を図るという試みが盛んである。しかしながら、ドアトリム1の板厚を薄肉に設定した場合、ドアトリム1をドアインナーパネル7に取り付ける際の叩き込み荷重Fが加わることにより製品面部1aに白化現象が特に顕著に表れるという不具合が指摘されている。
【0007】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、クリップ取付座における立上り壁部、あるいは補強リブの形状に創意工夫を加えることで内装部品をパネルに取り付ける際、補強リブの横倒れによる歪みを抑えるとともに、立上り壁部や補強リブの根元部に応力が集中することを有効に解消でき、薄肉化による軽量化を図っても、製品表面に白化現象が生じることがなく、美麗な外観見栄えが得られる自動車用内装部品を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明は、製品面部の周縁の一部に縦壁フランジ部を備えた自動車用内装部品であって、車体パネルに嵌着するクリップを保持するクリップ取付座が、製品面部の裏面から縦壁フランジ部の裏面にかけて一体成形された自動車用内装部品において、前記クリップ取付座の立上り壁部又は、立上り壁部の剛性を強化する補強リブの双方の少なくとも一方側に切欠きを形成することにより、上記内装部品の表面側から叩き込み荷重が加わった時、上記切欠きが撓むことで立上り壁部の根元部、あるいは補強リブの根元部への応力の集中を抑え、内装部品表面への白化現象を回避したことを特徴とする。
【0009】
ここで、自動車用内装部品としては、ドアトリム、リヤサイドトリム、ラゲージサイドトリム、各種ピラーガーニッシュ等に適用できる。また、自動車用内装部品は、熱可塑性樹脂材料を射出成形、あるいはモールドプレス成形することにより、所望の曲面形状に成形されている。そして、内装部品は、意匠面を構成する略フラットな製品面部と、その周縁の全長、あるいはその一部にパネル側に向けて延在する縦壁フランジ部とから構成されている。尚、縦壁フランジ部は、内装部品における周縁部分の剛性を強化することで、反り変形等を有効に防止するとともに、製品に質感を付与する機能を備えている。また、内装部品を車体パネルに取り付けるためのクリップを保持するクリップ取付座は、製品面部の裏面から縦壁フランジ部の裏面にかけて内装トリムに一体成形することで剛性が強化されている。
【0010】
更に、本発明においては、クリップ取付座は、クリップを保持するクリップ着座部と、クリップ着座部と連接する立上り壁部と、所望ならば立上り壁部に設けられる剛性を更に強化できる補強リブとから構成されている。そして、車体パネルに内装部品をクリップを介して取り付ける際、製品表面を工具で叩打して、クリップを車体パネルのクリップ取付孔に嵌め入れる時、製品表面に白化現象が生じることを抑えるためにクリップ取付座における立上り壁部の根元部、あるいは補強リブの根元部に応力が集中することを回避する形状設定がなされている。具体的には、三角形状の補強リブに適用する場合は、補強リブにおける根元部の端末付近に切欠きを形成するか、あるいは補強リブにおける根元部の端末と立上り壁部との接合部とを結ぶラインに沿う補強リブの縁辺部のほぼ中央に切欠きを設けるという構成が採用されている。
【0011】
一方、クリップ取付座における立上り壁部に切欠きを設ける場合は、立上り壁部の縁部に切欠きを形成し、この切欠きの一方端(下端)を立上り壁部における根元部の端末に設定するとともに、この端末が製品面部の裏面に対して斜め状に接地される形状を採用する。従って、切欠きにより立上り壁部に撓み性を付与する一方、根元部の端末が製品面部の裏面に斜め状に接地することで立上り壁部の根元部への応力集中を回避できる。
【0012】
以上の構成から明らかなように、本発明によれば、内装部品を車体パネルに取り付ける際、製品表面側を工具により叩き込む叩き込み荷重が加わっても、補強リブに歪みによる横倒れが生じないばかりか、補強リブの根元部、あるいは立上り壁部の根元部には応力が集中することがないため、製品表面に白化現象が生じることがなく、製品面部の厚みを薄肉化しても、美麗な外観見栄えが得られる。
【発明の効果】
【0013】
以上説明した通り、本発明に係る自動車用内装部品は、製品面部の裏面から縦壁フランジ部の裏面にかけて一体化されるクリップ取付座を備えた自動車用内装部品であって、剛性の強化されたクリップ取付座であっても、クリップ取付座の立上り壁部の縁部又は補強リブに切欠きを形成することで、クリップを叩き込む叩き込み荷重を製品表面側から加えても、立上り壁部の根元部並びに補強リブの根元部に応力が集中することがないとともに、補強リブが横倒れすることがないため、製品の板厚を薄肉化しても製品表面に白化現象が生じることがないことから、製品表面の外観見栄えを高めることができるという効果を有する。
【0014】
また、製品の板厚を薄肉化することで軽量化を達成することができるため、燃費効率を高めることができるとともに、パネル取付時における内装部品の取扱性に優れる一方、内装部品の材料コストを低減できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明に係る自動車用内装部品を自動車用ドアトリムに適用した正面図である。
【図2】図1に示す自動車用ドアトリムの裏面所定箇所に形成したクリップ取付座の第1実施例を示す斜視図である。
【図3】図2に示すクリップ取付座を示す断面図である。
【図4】図2に示すクリップ取付座の作用を示す側面図である。
【図5】図2に示すクリップ取付座の変形例を示す側面図である。
【図6】本発明に係る自動車用内装部品に適用するクリップ取付座の第2実施例を示す斜視図である。
【図7】図6に示すクリップ取付座の側面図である。
【図8】図6に示すクリップ取付座の変形例を示す側面図である。
【図9】図6に示すクリップ取付座の更に別の変形例を示す側面図である。
【図10】従来のドアトリムを示す正面図である。
【図11】従来のドアトリムに形成されるクリップ取付座を示す斜視図である。
【図12】従来のドアトリムを車体パネルに取り付ける形態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明に係る自動車用内装部品を自動車用ドアトリムに適用した実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。尚、念のため付言すれば、本発明の要旨は特許請求の範囲に記載した通りであり、以下に説明する実施例の内容は、本発明の一例を単に示すものに過ぎない。
【実施例】
【0017】
図1乃至図5は本発明の第1実施例を示し、図6乃至図9は本発明の第2実施例を示す。図1は本発明に係る自動車用内装部品を適用した自動車用ドアトリムを示す正面図、図2は同ドアトリムの裏面所定箇所に設けられたクリップ取付座の第1実施例を示す斜視図、図3は同クリップ取付座を示す断面図、図4は同ドアトリムを車体パネルに取り付ける際のクリップ取付座の作用を示す側面図、図5は同クリップ取付座の変形例を示す側面図である。また、図6はクリップ取付座の第2実施例を示す斜視図、図7は同クリップ取付座の作用を示す側面図、図8,図9は同クリップ取付座の変形例を示す各側面図である。
【0018】
図1において、本発明の第1実施例に係る自動車用内装部品の一例としての自動車用ドアトリム10は、意匠面を構成する略フラットな製品面部11と、その周縁の全長、あるいはその一部にパネル側に向けて折曲形成された縦壁フランジ部12とから構成されている。そして、縦壁フランジ部12により周縁部分の剛性を強化するとともに、ドアトリム10に質感を付与している。尚、上記ドアトリム10は、汎用の熱可塑性樹脂材料を射出成形、あるいはモールドプレス成形することにより所望の曲面形状に成形されている。
【0019】
上記ドアトリム10は、クリップを介して車体パネルに取付固定されるのが一般的であり、図1では図示しないクリップを保持するクリップ取付座20は、図2に示すように、クリップ30を保持するクリップ係止孔21aを有する馬蹄形状のクリップ着座部21と、製品面部11の裏面並びに縦壁フランジ部12の裏面から立ち上がり、クリップ着座部21の周縁部分に繋がるように延びる立上り壁部22と、立上り壁部22の内面同士を連接するか、あるいは立上り壁部22の内面から縦壁フランジ部12に繋がるように一体化される連結プレート23と、立上り壁部22と製品面部11の裏面との間に跨って形成される三角形状の補強リブ24とから構成されている。尚、クリップ取付座20は、ドアトリム10の成形と同時に一体成形される。
【0020】
更に、本発明の第1実施例においては、この三角形状の補強リブ24の形状に創意工夫が施されている。すなわち、図示するように、補強リブ24は、ドアトリム10の製品面部11の裏面に接地する根元部24aの端末24bと、立上り壁部22と当接する接合部24cとを結ぶラインに沿う縁辺部24dを備えており、特にこの第1実施例においては、ドアトリム10の製品面部11の裏面に接地する補強リブ24における根元部24aの端末24b付近にR状の切欠き25が設けられている。
【0021】
従って、この第1実施例の作用としては、図4に示すように、クリップ取付座20におけるクリップ着座部21のクリップ係止孔21aにクリップ30を装着した状態で、このクリップ30がドアインナーパネル40のクリップ取付孔41と対峙するようにドアインナーパネル40に対してドアトリム10を位置決めし、ドアトリム10の表面側からハンマー等の工具により叩き込む叩き込み荷重Fを加え、クリップ30をドアインナーパネル40のクリップ取付孔41内に嵌着する。この時、特に、補強リブ24における根元部24aの端末24b近傍部分にR状の切欠き25が形成されているため、ドアトリム10の製品面部11から加わる叩き込み荷重Fに対して補強リブ24は図4中矢印で示す方向に撓むため、補強リブ24の横倒れが解消できるとともに、根元部24aに応力が集中することがないことから、製品面部11の表面側に白化現象が生じることがない。
【0022】
このように、上述した形状のクリップ取付座20を採用すれば、ドアトリム10の板厚を薄肉化しても、白化現象が生じることがないため、ドアトリム10の軽量化を達成でき、軽量化による燃費効率の向上、ハンドリング特性の向上、並びに材料コストの低減等、種々の作用効果が期待できる。
【0023】
次いで、図5は、上述した第1実施例の変形例を示すもので、クリップ取付座20における補強リブ24の形状において、根元部24aの端末24bと接合部24cとを結ぶライン上に延びる縁辺部24dのほぼ中央に切欠き25A(図5中斜線で示す)を形成し、補強リブ24の根元部24aについては、補強リブ24とドアトリム10との接地面を多く確保するという構成が採用されている。このように、切欠き25Aを形成することで上述した第1実施例同様、製品表面側から叩き込み荷重Fが加わっても、この切欠き25Aにより図5中矢印方向に補強リブ24が撓むため、補強リブ24の横倒れが解消できるとともに、補強リブ24の根元部24aに応力が集中することがなく、白化現象が生じることがない。更に、この変形例においては、三角形状の補強リブ24とドアトリム10との接地面を多く確保したため、上述した第1実施例のものに比べ剛性をより強化することができるという付随的な利点がある。
【0024】
次に、図6乃至図9は、本発明に係るクリップ取付座20の第2実施例を示すもので、図6に示すように、この第2実施例においては、クリップ取付座20における立上り壁部22の縁部22aにV字状の切欠き26が形成されている。そして、この切欠き26の一方端(下側端末)26aは、立上り壁部22の根元部22bの端末に相当しているため、立上り壁部22の縁部22aはドアトリム10の製品面部11の裏面に対して傾斜状に接地しており、切欠き26の他方端(上側端末)26bは、連結プレート23との接合部近辺に設定されている。すなわち、第2実施例では、切欠き26を形成することで、立上り壁部22がドアトリム10の製品面部11の裏面に角度αで斜めに接地している。
【0025】
従って、この第2実施例によれば、図7に示すように、クリップ30をドアインナーパネル40のクリップ取付孔41内に圧入するための叩き込み荷重Fによっても、立上り壁部22の根元部22bは、その端末が角度αにより製品面部11に対して傾斜状に接地しているため、根元部22bに加わる荷重を分散でき、従来の如く端末が垂直状に接地する構造に比べ根元部22bへの応力集中を回避できる。尚、角度αとしては、45°以下が好ましい。このように、本発明の第2実施例によれば、クリップ取付座20が折れるような変形を防止することができるとともに、切欠き26により立上り壁部22が撓み変形することで、立上り壁部22の根元部22bに応力が集中することを更に抑えることができ、製品面部11の表面に白化現象が生じることがない。
【0026】
次いで、図8,図9は、本発明に係る第2実施例の変形例を示すもので、図8は立上り壁部22の縁部22aにR(湾曲)状の切欠き26Aを形成した変形例であり、この変形例によれば、V字状の切欠き26に比べ切欠き26Aに対して応力が均一に作用する。
【0027】
更に、図9は立上り壁部22の縁部22aに形成するV字状の切欠き26の一方端26aである根元部22bの端末が外方に偏位した位置に設定されている。そして、この変形例では、角度αをより小さく設定できるため、図7に示す構造のものよりも撓み易くなるという利点がある。
【産業上の利用可能性】
【0028】
以上説明した実施例は、ドアトリム10におけるクリップ取付座20の構造に適用したものであるが、ドアトリム10の他に、リヤサイドトリム、ラゲージサイドトリム、各種ピラーガーニッシュ等に適用することができる。更に、立上り壁部22と補強リブ24との双方に切欠き25,26を設けることもできる。
【符号の説明】
【0029】
10 自動車用ドアトリム
11 製品面部
12 縦壁フランジ部
20 クリップ取付座
21 クリップ着座部
21a クリップ係止孔
22 立上り壁部
22a 縁部
22b 根元部
23 連結プレート
24 補強リブ
24a 根元部
24b 端末
24c 接合部
24d 縁辺部
25,25A,26,26A 切欠き
30 クリップ
40 ドアインナーパネル
41 クリップ取付孔
F 叩き込み荷重

【特許請求の範囲】
【請求項1】
製品面部(11)の周縁の一部に縦壁フランジ部(12)を備えた自動車用内装部品(10)であって、車体パネル(40)に嵌着するクリップ(30)を保持するクリップ取付座(20)が、製品面部(11)の裏面から縦壁フランジ部(12)の裏面にかけて一体成形された自動車用内装部品(10)において、
前記クリップ取付座(20)の立上り壁部(22)又は、立上り壁部(22)の剛性を強化する補強リブ(24)の双方の少なくとも一方側に切欠き(25,26)を形成することにより、上記内装部品(10)の表面側から叩き込み荷重(F)が加わった時、上記切欠き(25,26)が撓むことで立上り壁部(22)の根元部(22b)、あるいは補強リブ(24)の根元部(24a)への応力の集中を抑え、内装部品(10)表面への白化現象を回避したことを特徴とする自動車用内装部品。
【請求項2】
前記補強リブ(24)に形成される切欠き(25)は、補強リブ(24)が製品面部(11)の裏面に接地する根元部(24a)の端末(24b)付近に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品。
【請求項3】
前記補強リブ(24)に形成される切欠き(25A)は、根元部(24a)の端末(24b)と接合部(24c)を結ぶ縁辺部(24d)のほぼ中央に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品。
【請求項4】
前記立上り壁部(22)の縁部(22a)に形成される切欠き(26,26A)の一方端(26a)は、立上り壁部(22)の根元部(22b)の端末に相当し、該端末が製品面部(11)の裏面に対して傾斜状に接地していることを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate


【公開番号】特開2011−230726(P2011−230726A)
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−104968(P2010−104968)
【出願日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【出願人】(000124454)河西工業株式会社 (593)
【Fターム(参考)】