説明

表示装置

【課題】複数の利用者に対応付けられる情報を一元的に管理し、当該利用者の情報を表示するのに好適な表示装置を提供する。
【解決手段】複数の利用者を示す利用者情報と当該利用者の生体の特徴を示す生体情報とを記憶する記憶部17と、前記利用者から生体の入力を受け付け、当該入力の情報と前記記憶部17に記憶された前記生体情報とが一致するか否か判定する生体判定部14と、前記生体判定部14により一致すると判定された場合、前記利用者に対応付けられる前記利用者情報を表示する表示部15と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の利用者に対応付けられる情報を一元的に管理し、当該利用者の情報を表示するのに好適な表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
非接触でデータの読み書きができて、かつ磁気誘導で起電するために内蔵電池が不要なIC(Integrated Circuit)カードが知られている。これら非接触型ICカードは、電磁界や電波などを用いた無線通信(RFID;Radio Frequency IDentification)によって、アンテナとの間で情報が送受信される。非接触型ICカードを病院の診察券に利用することにより、一個人の情報を一元的に管理するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2005−259033号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1に開示されている構成では、複数の個人が所属するグループ(例えば、家族)において、グループに所属する全員の個人情報を一元的に管理することが困難な場合がある。
【0004】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、複数の利用者に対応付けられる情報を一元的に管理し、当該利用者の情報を表示するのに好適な表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる表示装置は、
複数の利用者を示す利用者情報と、当該利用者の生体の特徴を示す生体情報と、を記憶する記憶部と、
前記利用者から生体の入力を受け付け、当該入力の情報と前記記憶部に記憶された前記生体情報とが一致するか否か判定する生体判定部と、
前記生体判定部により一致すると判定された場合、前記利用者に対応付けられる前記利用者情報を表示する表示部と、
を備えることを特徴とする。
【0006】
前記生体判定部は、同時に又は所定の時間以内に、二以上の利用者から生体の入力を受け付ける、ことも可能である。
【0007】
前記複数の利用者を示す利用者情報が記憶される情報管理システムとコンピュータ通信網を介して通信する通信部と、をさらに備え、
前記通信部は、前記情報管理システムに記憶された前記利用者情報を受信し、
前記表示部は、前記通信部が受信した前記利用者情報を表示する、ことも可能である。
【0008】
前記利用者情報は、前記利用者を示すID(IDentification)情報、前記利用者の氏名情報、及び、前記利用者が利用する病院情報を含むことも可能である。
【0009】
前記表示部は電子ペーパであることも可能である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、複数の利用者の情報を一元的に管理することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下では、本発明の表示装置の実施形態の一つについて説明するが、当該実施形態は本発明の原理の理解を容易にするためのものであり、本発明の範囲は、下記の実施形態に限られるものではなく、当業者が以下の実施形態の構成を適宜置換した他の実施形態も、本発明の範囲に含まれる。
【0012】
まず、表示装置を含む情報管理システムについて説明する。図1に情報管理システムの概略構成を示す。
【0013】
図1に示すように、情報管理システムは、サーバ1と、データベース2と、通信ネットワーク3と、通信ネットワーク3に接続された入出力端末装置4(4a〜4b)及びアンテナ5(5a〜5b)と、入出力端末装置4及びアンテナ5を介して接続される表示装置10と、を備えている。各医療機関等は、それぞれ情報管理システムを備えている。例えば、図2に示すように、病院Aの情報管理システムのデータベース2には、ID(IDentification)1及びID2の利用者を示す情報が記憶されている。
【0014】
サーバ1は、情報管理システムに関する各種の処理をするためのものである。サーバ1は、例えば、ルータなどの所定の通信装置から構成され、例えば、通信ネットワーク3に接続された入出力端末装置4及びアンテナ5を介して、表示装置10との各種データ(情報)の送受信を行う。また、サーバ1は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を備え、動作プログラムを実行する等により各種の処理を実行する。さらに、サーバ1は、半導体メモリ、磁気ディスク記録装置などから構成され、各種の情報やプログラムを記録する。
【0015】
データベース2は、情報管理システムに関する各種の情報を記憶するデータベース(DB)である。データベース2は、例えば、表示装置10の利用者を示す個人(利用者)情報、生体認証情報及び遺伝情報、並びに病院情報及び薬情報を記憶する。
【0016】
通信ネットワーク3は、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの所定の通信プロトコルに基づくインターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などの通信ネットワークである。
【0017】
入出力端末装置4は、データベース2及び表示装置10に記憶される情報を書き込み及び読み出しするための装置である。入出力端末装置4は、例えば、操作部及び表示部等を備えるパーソナルコンピュータと、情報を送受信するアンテナ部と、を備える。利用者は入出力端末装置4を操作することにより、データベース2に記憶された情報を表示装置10に書き込んだり、データベース2及び表示装置10に記憶された情報を、追加、削除、修正したりすることができる。
なお、データベース2及び表示装置10に記憶された情報を保護するため、例えば、遺伝情報、生体認証情報、住所、電話番号等の情報について、閲覧制限や、書き込み制限を設けることもできる。
また、入出力端末装置4のアンテナ部は、後述するアンテナ5が有する機能を包含することもできる。
【0018】
アンテナ5は、表示装置10に対して電源を供給するとともに、情報の送受信を行うアンテナ部と、通信内容のエンコード・デコードや上位システムとの通信を行う制御部と、を備える。電磁界や電波などを用いた無線通信(RFID;Radio Frequency IDentification)によって、アンテナ5とID情報が埋め込まれた表示装置10と間で情報が送受信される。アンテナ5には、例えば、ハンディ型、据え置き型、ゲート型等がある。
【0019】
次に、表示装置10について説明する。表示装置10は、病院の診察券としての役割を果たし、初回の通院時等に病院から利用者(患者)に付与される。表示装置10は、図2に示すように、家族等のグループにおいて1つ所持され、当該グループに所属する患者の情報を記憶することにより、複数の病院の診察券として機能する。また、表示装置10には複数の利用者を示す情報が記憶されるため、表示装置10及びデータベース2には表示装置10を所有する代表者(筆頭者)を示す情報が記憶される。
【0020】
表示装置10は、図3に示すように、制御部11と、通信部12と、操作部13と、生体認証部14と、表示部15と、出力部16と、記憶部17と、電源部18と、を備えている。
【0021】
制御部10は、例えば、CPU等を備え、後述する記憶部17に格納された又は後述する通信部12より受信した動作プログラムに従って、表示装置10の動作を制御する。
【0022】
通信部12は、例えば、高周波用の平面ループアンテナにより構成される。通信部12は、例えば、数MHz〜2.45GHz、あるいは5.75GHzのRF信号をアンテナ5等と間で送受信する。通信部12は、入出力端末装置4及びアンテナ5との間で情報の送受信を行う。
【0023】
操作部13は、図4に示すように、利用者の指示入力を受け付けるためのキー等により構成される。利用者は、操作部13を操作することにより、後述する表示部15に所定の情報を表示させることができる。
なお、表示装置10の消費電力を抑制するために、操作部13を省略することもできる。
【0024】
生体認証部14は、温度センサ、圧力センサ、各種バイオセンサ等を備え、これらによって利用者の生体情報を測定する。生体認証部14は、複数のセンサを用いて生体認証を行うこともできる。生体認証部14は、例えば、指紋、静脈等を測定することにより、個人認証を行う。利用者は、個人認証を行うことにより、表示装置10やデータベース2等に記憶されたセキュリティの掛かった情報を閲覧することができる。例えば、筆頭者が生体認証を行うことにより、記憶部17に記憶されたすべての情報を閲覧することができる。一方、非筆頭者の場合、生体認証を行った場合であっても、閲覧できる情報を制限することもできる。
なお、利用者が筆頭者又は非筆頭者であるかに関わらず、表示される情報を任意に設定することができる。
また、表示装置10は、複数の生体認証部14を備えることができる。複数の生体認証部14により、例えば、医者及び患者、親及び子供のような複数人が同時に生体認証を行い、認証ができた場合に所定の動作を行うこともできる。
【0025】
表示部15は、電子ペーパで構成され、図4に示すように、記憶部17やデータベース2に記憶された情報を表示する。表示部15は、例えば、所定のギャップを挟んで対向する少なくとも一方が光透過する2枚のシートと、当該シートの間に充填される光学的反射濃度や色の異なる1種類もしくは複数の帯電性微粒子を内包させた現像剤と、から構成される。表示方式は、当該現像剤に電界もしくは磁界を印加することにより、微粒子をシート内で移動させ、光学的反射濃度や色を変化させる電気泳動方式や磁気泳動方式である。表示部15は、記憶部17に記憶された情報等を表示する。
なお、表示方式として、例えば、ツイスティングボール、相安定液晶、CN液晶、トナーディスプレイ、電子粉流体などを利用することもできる。
【0026】
出力部16は、スピーカ及びマイク等より構成される。出力部16は、表示部15に表示された文字等を音声に変換した音声情報を出力する。また、出力部16は、利用者の音声を受け付けることもできる。制御部11は、当該音声に基づいて表示装置10を操作及び制御することもできる。
なお、表示装置10の消費電力を抑制するために、出力部16を省略することもできる。
【0027】
記憶部17は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、RAM(Random Access Memory)等から構成され、データベース2に記憶された一部の情報を記憶する。また、記憶部17は、制御部11に実行させるためのプログラム等を記憶して、制御部11のワークメモリとしても機能する。
【0028】
電源部18は、入出力端末装置4及びアンテナ5を介して送られてくるRF信号(電磁波)から電磁誘導により交流電圧を発生させ、それを直流電圧に整流することにより、表示装置10の駆動に必要な動作電力を内部で作り出す。制御部11等は、この電源部18にて生成された動作電力によって駆動される。表示装置10は、RF信号を受信することにより、半永久的に可動できる。
【0029】
次に、以上のように構成された表示装置10の動作について説明する。以下、生体認証処理、対応表示処理の順に説明する。
【0030】
(生体認証処理)
生体認証処理は、個人認証を行うことにより認証を行った利用者が表示装置10に登録された利用者であるか否かを判定して、表示部15に所定の情報を表示する処理である。利用者は、表示装置10に表示された情報から必要な情報を取得することができる。以下、図5を参照して生体認証処理を説明する。
【0031】
まず、生体認証部14は、利用者からの生体認証を受け付ける(ステップS11)。例えば、利用者が右手の親指を生体認証部14の上に置くことによって、指紋認証がなされる。制御部11は、生体認証部14が生体認証を受け付けている旨を表示部15に表示させることもできる。
【0032】
次に、制御部11は、生体認証部14から受け付けた生体情報と、記憶部17に記憶された利用者の生体情報と、を比較することにより、認証できるか否かを判定する(ステップS12)。
【0033】
認証ができない場合(ステップS12;No)、生体認証を再度受け付けるため、ステップS11へ遷移する。
なお、所定回数(例えば、3回)以上、認証ができない場合には、制御部11は、生体認証処理を強制的に終了することもできる。
【0034】
一方、認証ができた場合(ステップS12;Yes)、制御部11は、他の利用者から更に認証の受け付けがあるか否かを判定する(ステップS13)。制御部11は、一度目の認証終了後、所定時間(例えば、3秒)以内に、生体認証部14が更に認証を受け付けた場合、認証の受け付けがあったと判定する。
なお、生体認証部14を複数設けることにより、複数の利用者が同時に個人認証を行うようにすることもできる。
【0035】
他の利用者からの認証の受け付けがある場合(ステップS13;Yes)、ステップS12に遷移し、他の利用者についても同様に、認証できるか否かが判定される(ステップS12)。他の利用者が複数人いる場合には、ステップS13からステップS12が繰り返される。
【0036】
一方、他の利用者からの認証がない場合(ステップS13;No)、制御部11は、認証した情報に、筆頭者の情報が含まれるか否かを判定する(ステップS14)。制御部11により、生体認証部14から取得した生体情報と、記憶部17に記憶された筆頭者の生体情報と、が一致するか否かを判定され、筆頭者の情報が含まれるか否かが決定される。
【0037】
認証された情報に筆頭者が含まれる場合(ステップS14;Yes)、制御部11は、記憶部17に記憶されたすべての情報を表示部15に表示して(ステップS15)、本フローは終了する。利用者は、操作部13を介して表示部15に表示された情報を変更することにより、新たな情報を取得することができる。
なお、制御部11は、筆頭者が含まれる場合であっても、例えば、遺伝子情報等について、表示する情報を制限することもできる。
【0038】
認証された情報に筆頭者が含まれない場合(ステップS14;No)、制御部11は、非筆頭者が閲覧できる情報のみを表示部15に表示して(ステップS16)、本フローは終了する。
【0039】
以上の処理により、表示装置10に登録された利用者のみが所定の情報を閲覧できるため、1つの表示装置10でも複数の利用者の情報を一元的に管理することができる。
【0040】
(対応表示処理)
対応表示処理は、利用者が表示装置10と入出力端末装置4等との間で通信を行うことにより、情報管理システムに登録された利用者の情報を表示する処理である。以下、図2及び図6を参照して対応表示処理を説明する。
【0041】
まず、入出力端末装置4等を通じて、表示装置10と情報管理システムとの間で通信が行われる(ステップS21)。入出力端末装置4は、記憶部17に記憶された表示装置10の利用者を示す情報(例えば、ID情報)を取得する。
【0042】
次に、サーバ1又は入出力端末装置4は、情報管理システムのデータベース2に記憶された利用者の情報と、通信を行った表示装置10の記憶部17に記憶された利用者の情報と、が一致(対応)するか否かを判定する(ステップS22)。例えば、図2に示すように、病院Bの情報管理システムのデータベース2には、ID1及びID2の利用者を示す情報が記憶されている。このため、表示装置10にID1又はID2の利用者の情報が記憶されている場合、利用者の情報は一致する。
【0043】
情報が一致しない場合(ステップS22;No)、入出力端末装置4又は表示装置10は、データベース2に利用者の情報が登録されていない旨を表示部15等に表示して(ステップS26)、本フローは終了する。
【0044】
一方、情報が一致する場合(ステップS22;Yes)、入出力端末装置4又は表示装置10は、生体認証処理を行うか否かを判定する(ステップS23)。入出力端末装置4又は表示装置10は、生体認証を受け付けている旨を表示部15等に表示する。
【0045】
生体認証処理を行う判定された場合(ステップS23;Yes)、上述の生体認証処理が行われる(ステップS24)。生体認証処理を行うことにより、セキュリティの掛かった情報を含む所定の情報が表示される。
【0046】
一方、生体認証処理を行わないと判定された場合(ステップS23;No)、ステップS25へ遷移する。生体認証処理が行われない場合には、セキュリティの掛かった情報を含まない所定の情報が表示される。
【0047】
次に、サーバ1、入出力端末装置4又は表示装置10は、情報管理システムのデータベース2に記憶された利用者の情報、例えば、通院日時、通院科、対応した医師、及び、処方薬を表示部15等に表示する(ステップS25)。一致する利用者が複数いる場合には、複数の利用者の情報が表示される。また、生体認証処理が行われているか否かに基づいて、セキュリティの掛かった情報が表示される。
【0048】
以上の処理により、表示装置10において複数の利用者に対応付けられる情報が一元的に管理され、当該利用者の情報が表示される。また、利用者及び当該利用者が利用する利用機関の対応関係に基づいて表示される情報が変化するため、1つの表示装置10でも複数の利用者の情報を管理することができる。
【0049】
なお、本発明は、上記の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な他の実施の形態について説明する。
【0050】
上記実施の形態では、病院の診察券の場合を例に本発明の表示装置10を説明したが、病院の診察券に限定されるものではなく、種々の形式であってもよい。
【0051】
本実施の形態にかかるサーバ1は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、汎用コンピュータに、上述の処理を実行するためのプログラムを格納した記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROMなど)から当該プログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行するサーバ1を構成することができる。
【0052】
そして、これらのプログラムを供給するための手段は任意である。上述のように所定の記録媒体を介して供給できる他、例えば、通信回線、通信ネットワーク、通信システムなどを介して供給してもよい。この場合、例えば、通信ネットワークの掲示板(BBS)に当該プログラムを掲示し、これをネットワークを介して搬送波に重畳して提供してもよい。そして、このように提供されたプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本発明の実施の形態に係る表示装置を含む情報管理システムの構成を示す図である。
【図2】表示装置を共有する利用者及び利用機関の一例を示す図である。
【図3】表示装置の構成を示すブロック図である。
【図4】表示装置の一例を示す図である。
【図5】生体認証処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】対応表示処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
【0054】
10 表示装置
1 サーバ
2 データベース
3 通信ネットワーク
4 入出力端末装置
5 アンテナ
11 制御部
12 通信部
13 操作部
14 生体認証部
15 表示部
16 出力部
17 記憶部
18 電源部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の利用者を示す利用者情報と、当該利用者の生体の特徴を示す生体情報と、を記憶する記憶部と、
前記利用者から生体の入力を受け付け、当該入力の情報と前記記憶部に記憶された前記生体情報とが一致するか否か判定する生体判定部と、
前記生体判定部により一致すると判定された場合、前記利用者に対応付けられる前記利用者情報を表示する表示部と、
を備えることを特徴とする表示装置。
【請求項2】
前記生体判定部は、同時に又は所定の時間以内に、二以上の利用者から生体の入力を受け付ける、
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記複数の利用者を示す利用者情報が記憶される情報管理システムとコンピュータ通信網を介して通信する通信部と、をさらに備え、
前記通信部は、前記情報管理システムに記憶された前記利用者情報を受信し、
前記表示部は、前記通信部が受信した前記利用者情報を表示する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記利用者情報は、前記利用者を示すID(IDentification)情報、前記利用者の氏名情報、及び、前記利用者が利用する病院情報を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項5】
前記表示部は電子ペーパであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−301460(P2009−301460A)
【公開日】平成21年12月24日(2009.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−157561(P2008−157561)
【出願日】平成20年6月17日(2008.6.17)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】