説明

複素環式抗ウイルス化合物

式(I)[式中、A、R、R、R、R4a、R4b、R4c、R、R、R7a、R7b、Ar、R、R、R、R、X、n及びpは、本明細書に定義のとおりである]を有する化合物は、C型肝炎ウイルスNS5bポリメラーゼ阻害剤である。またHCV感染症を処置しかつHCV複製を阻害するための組成物及び方法も開示される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化35】


[式中、
Aは、3−オキソ−3,4−ジヒドロ−ピラジン−2−イル、3−オキソ−2,3−ジヒドロ−ピリダジン−4−イル、6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリミジン−5−イル、6−オキソ−1,6−ジヒドロ−[1,2,4]トリアジン−5−イル、2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリミジン−5−イル及び4,6−ジオキソ−1,4,5,6−テトラヒドロ−ピリミジン−5−イルからなる群より選択されるヘテロアリール基であり、該ヘテロアリールは、場合により、ハロゲン、C1−6アルキル、C1−3ハロアルキル、C1−3ジアルキルアミノ又はC1−6アルコキシで置換されており;
は、水素、ヒドロキシ、C1−3ヒドロキシアルキル、COX又はシアノであり;
は、(a)−[C(R−Ar、(b)CR7a=CR7bAr、(c)ナフチル(場合により、C1−6アルコキシ、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、ハロゲン、(CHNR、シアノ、C1−6アルコキシカルボニル、及びカルボキシルからなる群より独立に選択される1〜3個の基で置換されいる)、(d)−NRCOAr、又は(e)CONRArであり;
は、水素、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、又はハロゲンであるか、或いはRとR4aは、一緒になって、CH−Oであり、そしてそれらが結合している原子と一緒になって、2,3−ジヒドロベンゾフランを形成し;
4a、R4b及びR4cは、(i)独立している場合、C1−3アルキル、C1−2アルコキシ、C1−2フルオロアルキル、ヒドロキシ又はハロゲンより独立に選択されるか、或いは(ii)一緒になっている場合、R4aとR4bは、一緒になって、C2−4メチレンであり、そしてR4cは、C1−3アルキル、C1−2アルコキシ、C1−2フルオロアルキル又はハロゲンであるか、或いは(iii)R又はRのいずれかとR4aは、一緒になって、CH−Oであり、そしてそれらが結合している原子と一緒になって、2,3−ジヒドロ−ベンゾフランを形成し、ならびにR4b及びR4cは、C1−3アルキルであるか、或いは(iv)R4aとR4bは、一緒になって、エチレンであり、そしてR4cは、水素であるか、或いは(v)R4a、R4b及びR4cは、それらが結合している炭素と一緒になって、C1−6フルオロアルキルであり;
は、水素、フッ素であるか、或いはRとR4aは、一緒になって、CH−Oであり、そしてそれらが結合している原子と一緒になって、2,3−ジヒドロベンゾフランを形成し;
は、水素又はC1−6アルキルであり;
は、各出現ごとに独立に、水素、C1−6アルキル、カルボキシ、C1−6アルコキシカルボニル又はC1−6ヒドロキシアルキルであり;
7a及びR7bは、独立に、水素又はC1−6アルキルであり、
Arは、フェニル又はピリジニル(場合により、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、ハロゲン、(CHNR、シアノ、C1−6アルコキシカルボニル、カルバモイル、N−アルキルカルバモイル、N,N−ジアルキルカルバモイル及びカルボキシルからなる群より選択される1〜3個の置換基で独立に置換されている)であり;
及びRは、独立に、水素、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6アシル、C1−6スルホニル、スルファモイルC1−3アルキルスルファモイル、C1−3ジアルキルスルファモイル、カルバモイル、C1−3アルキルカルバモイル、C1−3ジアルキルカルバモイルであり;
Xは、OH、C1−6アルコキシ又はNRであり;
及びRは、独立に、水素又はC1−6アルキルであり;
nは、0又は1であり;
pは、0〜3である]で示される化合物、又はその薬学的に許容しうる塩。
【請求項2】
Aが、3−オキソ−ピリダジン−2,3−ジヒドロ−4−イルである、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
が、水素又はヒドロキシであり;
が、(a)−[C(R−Ar、(b)CR7a=CR7bAr又は(c)−NRCOArであり;
4a、R4b及びR4cが、独立に、C1−3アルキルであり;
、R7a及びR7bが、水素であり;そして
Arが、フェニル(場合により、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、ハロゲン、(CHNRからなる群より選択される1〜3個の置換基で独立に置換されている)である、
請求項2記載の化合物。
【請求項4】
が、水素であり、そしてRが、R7aCH=CR7bArである、請求項3記載の化合物。
【請求項5】
Arが、少なくとも(CHNR(ここで、Rは、水素又はC1−3アルキルであり、そしてRは、C1−6アルキルスルホニルである)で置換されているフェニルである、請求項4記載の化合物。
【請求項6】
が、−NRCOArであり、Rが、水素であり、そしてArが、少なくとも(CHNR(ここで、Rは、水素又はC1−3アルキルであり、そしてRは、C1−6アルキルスルホニルである)で置換されているフェニルである、請求項2記載の化合物。
【請求項7】
Aが、3−オキソ−3,4−ジヒドロ−ピラジン−2−イルである、請求項1記載の化合物。
【請求項8】
が、水素又はヒドロキシであり;
が、(a)−[C(R−Ar、(b)CR7a=CR7bAr又は(c)−NRCOArであり;
4a、R4b及びR4cが、独立に、C1−3アルキルであり;
、R7a及びR7bが、水素であり;そして
Arが、フェニル(場合により、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、ハロゲン、(CHNRからなる群より選択される1〜3個の置換基で独立に置換されている)である、
請求項7記載の化合物。
【請求項9】
が、水素であり、そしてRが、R7aCH=CR7bArである、請求項8記載の化合物。
【請求項10】
Arが、少なくとも(CHNR(ここで、Rは、水素又はC1−3アルキルであり、そしてRは、C1−6アルキルスルホニルである)で置換されているフェニルである、請求項9記載の化合物。
【請求項11】
Aが、場合により置換されている6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリミジン−5−イルである、請求項1記載の化合物。
【請求項12】
が、水素又はヒドロキシであり;Rが、(a)CR7a=CR7bAr又は(b)−NRCOArであり;R4a、R4b及びR4cが、独立に、C1−3アルキルであり;R、R7a及びR7bが、水素であり;そしてArが、フェニル又はピリジニル(いずれも、場合により、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、ハロゲン、(CHNRからなる群より選択される1〜3個の置換基で独立に置換されている)である、
請求項11記載の化合物。
【請求項13】
Aが、6−オキソ−1,6−ジヒドロ−[1,2,4]トリアジン−5−イルである、請求項1記載の化合物。
【請求項14】
が、水素であり;Rが、CR7a=CR7bArであり;R4a、R4b及びR4cが、独立に、C1−3アルキルであり;R、R7a及びR7bが、水素であり;そしてArがフェニル又はピリジニル(場合により、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、ハロゲン、(CHNRからなる群より選択される1〜3個の置換基で独立に置換されている)である、
請求項13記載の化合物。
【請求項15】
Aが、2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリミジン−5−イルである、請求項1記載の化合物。
【請求項16】
が、水素であり;Rが、CR7a=CR7bArであり;R4a、R4b及びR4cが、独立に、C1−3アルキルであり;R、R7a及びR7bが、水素であり;そしてArが、フェニル又はピリジニル(場合により、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、ハロゲン、(CHNRからなる群より選択される1〜3個の置換基で独立に置換されている)である、
請求項15記載の化合物。
【請求項17】
Aが、4,6−ジオキソ−2−メチル−1,4,5,6−テトラヒドロ−ピリミジン−5−イルである、請求項1記載の化合物。
【請求項18】
が、水素であり;Rが、CR7a=CR7bArであり;R4a、R4b及びR4cが、独立に、C1−3アルキルであり;R、R7a及びR7bが、水素であり;そしてArが、フェニル又はピリジニル(場合により、ヒドロキシ、C1−6アルコキシ、C1−6アルキル、C1−6ヒドロキシアルキル、ハロゲン、(CHNRからなる群より選択される1〜3個の置換基で独立に置換されている)である、
請求項17記載の化合物。
【請求項19】
化合物が、下記:
N−(4−{2−[3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−ピラジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{2−[3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−ピラジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−フェニル)−アセトアミド;
N−(4−{2−[3−tert−ブチル−4−フルオロ−2−メトキシ−5−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−ピラジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−[3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−ピラジン−2−イル)−フェニル]−4−メタンスルホニルアミノ−ベンズアミド;
N−(4−{2−[5−tert−ブチル−2−ヒドロキシ−3−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−ピラジン−2−イル)−フェニル]−エチル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[5−tert−ブチル−2−ヒドロキシ−3−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−ピラジン−2−イル)−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−{(S)−1−[7−tert−ブチル−5−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−ピラジン−2−イル)−ベンゾフラン−3−カルボニル]−ピロリジン−3−イルメチル}−メタンスルホンアミド;
N−{4−[7−tert−ブチル−5−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−ピラジン−2−イル)−ベンゾフラン−3−カルボニル]−モルホリン−2−イルメチル}−メタンスルホンアミド;
N−{1−[7−tert−ブチル−5−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−ピラジン−2−イル)−ベンゾフラン−3−カルボニル]−ピペリジン−3−イルメチル}−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[3−tert−ブチル−5−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−ピラジン−2−イル)−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−ピラジン−2−イル)−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
4−(3−tert−ブチル−5−メチル−フェニル)−2H−ピリダジン−3−オン;
N−(4−{(E)−2−[3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(3−オキソ−2,3−ジヒドロ−ピリダジン−4−イル)−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
4−[3−tert−ブチル−4−メトキシ−5−((E)−スチリル)−フェニル]−2H−ピリダジン−3−オン;
N−(4−{(E)−2−[3−tert−ブチル−5−(3−オキソ−2,3−ジヒドロ−ピリダジン−4−イル)−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
4−(3−tert−ブチル−4−メトキシ−フェニル)−2H−ピリダジン−3−オン;
N−(4−{(E)−2−[3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−ピリダジン−4−イル)−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[3−tert−ブチル−5−(5−クロロ−3−オキソ−2,3−ジヒドロ−ピリダジン−4−イル)−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
4−アミノ−N−[3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(3−オキソ−2,3−ジヒドロ−ピリダジン−4−イル)−フェニル]−ベンズアミド;
N−[3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(3−オキソ−2,3−ジヒドロ−ピリダジン−4−イル)−フェニル]−4−(2,2,2−トリフルオロ−エチルアミノ)−ベンズアミド;
N−(4−{(E)−2−[3,3−ジメチル−7−(3−オキソ−2,3−ジヒドロ−ピリダジン−4−イル)−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−5−イル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[3,3−ジメチル−7−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−ピラジン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−5−イル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
2−{(E)−2−[5−(2−ベンジルオキシ−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリミジン−5−イル)−3−tert−ブチル−2−メトキシ−フェニル]−ビニル}−5−メタンスルホニルアミノ−安息香酸メチルエステル;
N−(4−{(E)−2−[3−tert−ブチル−5−(2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリミジン−5−イル)−2−メトキシ−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[3−シクロプロピル−2−メトキシ−5−(3−オキソ−2,3−ジヒドロ−ピリダジン−4−イル)−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[4−メトキシ−3,3−ジメチル−7−(3−オキソ−2,3−ジヒドロ−ピリダジン−4−イル)−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−5−イル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[7−(2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリミジン−5−イル)−4−メトキシ−3,3−ジメチル−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−5−イル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(6−{(E)−2−[3−tert−ブチル−5−(2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリミジン−5−イル)−2−メトキシ−フェニル]−ビニル}−ピリジン−3−イル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[3−(1−ジフルオロメチル−シクロプロピル)−5−(2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリミジン−5−イル)−2−メトキシ−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[3−(1−ジフルオロメチル−シクロプロピル)−2−メトキシ−5−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−ピラジン−2−イル)−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[3−tert−ブチル−5−(2−クロロ−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリミジン−5−イル)−2−メトキシ−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[5−(4−ベンジルオキシ−2−ジメチルアミノ−ピリミジン−5−イル)−3−tert−ブチル−2−メトキシ−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(2−メトキシ−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[5−(2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリミジン−5−イル)−2−メトキシ−3−トリフルオロメチル−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(6−オキソ−1,6−ジヒドロ−[1,2,4]トリアジン−5−イル)−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−{6−[3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(6−オキソ−1,6−ジヒドロ−[1,2,4]トリアジン−5−イル)−フェニル]−ナフタレン−2−イル}−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[5−(2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリミジン−5−イル)−2−メトキシ−3−(2,2,2−トリフルオロ−エチル)−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(2−メトキシ−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ビニル}−3−メトキシメチル−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[5−(2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリミジン−5−イル)−2−メトキシ−3−トリフルオロメトキシ−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[3−tert−ブチル−5−(4−ヒドロキシ−2−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリミジン−5−イル)−2−メトキシ−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
N−(4−{(E)−2−[3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(2−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド;
2−{(E)−2−[3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(3−オキソ−2,3−ジヒドロ−ピリダジン−4−イル)−フェニル]−ビニル}−5−メタンスルホニルアミノ−安息香酸;及び
N−(4−{(E)−2−[3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−(1−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−ピリミジン−5−イル)−フェニル]−ビニル}−フェニル)−メタンスルホンアミド
からなる群、又はその薬学的に許容しうる塩より選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項20】
活性医薬物質として使用するための、請求項1〜19のいずれか一項記載の式(I)の化合物。
【請求項21】
少なくとも1つの免疫系調節薬及び/又はHCVの複製を阻害する少なくとも1つの抗ウイルス薬と組みあわせて、請求項20記載の活性医薬物質として使用するための、請求項1〜19のいずれか一項記載の式(I)の化合物。
【請求項22】
インターフェロン、化学的に誘導体化されたインターフェロン、インターロイキン、腫瘍壊死因子又はコロニー刺激因子の少なくとも1つと組みあわせて、請求項21記載の活性医薬物質として使用するための、請求項1〜19のいずれか一項記載の式(I)の化合物。
【請求項23】
HCVプロテアーゼ阻害剤、別のHCVポリメラーゼ阻害剤、HCVヘリカーゼ阻害剤、HCVプライマーゼ阻害剤及びHCV融合阻害剤からなる群より選択される少なくとも1つの抗ウイルス化合物と組みあわせて、請求項22記載の活性医薬物質として使用するための、請求項1〜19のいずれか一項記載の式(I)の化合物。
【請求項24】
C型肝炎ウイルス(HCV)感染症の処置のために有用な医薬の製造のための、請求項1〜19のいずれか一項記載の化合物の使用。
【請求項25】
単独で、又は他の抗ウイルス化合物もしくは免疫調節物質と組み合わせて、1〜19のいずれか一項記載の化合物を含む、医薬。
【請求項26】
C型肝炎ウイルス(HCV)感染症を処置するための方法であって、それを必要とする患者に治療有効量の請求項1記載の化合物を投与することを含む、方法。
【請求項27】
少なくとも1つの免疫系調節薬及び/又はHCVの複製を阻害する少なくとも1つの抗ウイルス薬を同時投与することを更に含む、請求項26記載の方法。
【請求項28】
免疫系調節薬が、インターフェロン、化学的に誘導体化されたインターフェロン、インターロイキン、腫瘍壊死因子又はコロニー刺激因子である、請求項27記載の方法。
【請求項29】
抗ウイルス化合物が、HCVプロテアーゼ阻害剤、別のHCVポリメラーゼ阻害剤、HCVヘリカーゼ阻害剤、HCVプライマーゼ阻害剤及びHCV融合阻害剤からなる群より選択される、請求項28記載の方法。
【請求項30】
請求項1記載の化合物を送達することにより細胞中のHCVの複製を阻害するための方法。
【請求項31】
請求項1記載の化合物を少なくとも1つの担体、希釈剤又は賦形剤と混合物して含む、組成物。

【公表番号】特表2012−513434(P2012−513434A)
【公表日】平成24年6月14日(2012.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−542761(P2011−542761)
【出願日】平成21年12月14日(2009.12.14)
【国際出願番号】PCT/EP2009/067028
【国際公開番号】WO2010/072598
【国際公開日】平成22年7月1日(2010.7.1)
【出願人】(591003013)エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー (1,754)
【氏名又は名称原語表記】F. HOFFMANN−LA ROCHE AKTIENGESELLSCHAFT
【Fターム(参考)】