説明

農作業機

【課題】トラクタ等の農作業機において、後輪フェンダーの後端部の切欠き部を通る状態でロプスフレームを設けたロプスフレーム装着仕様とロプスフレームを取り付けていないロプスフレームなし仕様との仕様変更が構造簡単に実現できるようにすることを目的とする。
【解決手段】ロプスフレームなし仕様において、後輪フェンダー24に、その後端後方側より後輪フェンダー24の内面側に嵌合して切欠き部25全体を閉塞するフォルダ27を装着するとともにこのフォルダ27を介してランプユニット28又はレフレクターを後輪フェンダー24に取付けるように構成したものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トラクタ等の農作業機にロプスフレームを備えた仕様とロプスフレームを装着しない仕様とに仕様変更可能な農作業機に関する。
【背景技術】
【0002】
トラクター等の農作業機では、特許文献1に開示されているように(部品番号は特許文献1の中のものである)、後輪2のフェンダー13に後向きに開放した切欠き15を設け、フェンダー13の下方の車体固定部10から立設したロプスフレーム5の支柱部6を切欠き15に入り込ませて、ロプスフレーム5を運転部4上方に架設し、切欠き15の開口部17をフェンダー13の後端に取り付けたレフレクター16やランプ等で閉塞してあるロプスフレーム装着仕様の農作業機が知られている。
特許文献1に示されたロプスフレーム5は、上部クロスバー7を操作ハンドル12の操作で係合部11の係合を解除して後倒れに任意の角度に回動させて、上部クロスバー7の頂部の高さを低くすることができるので、ビニールハウスによるハウス栽培や果樹園内で作業を行うことができる。
【0003】
他方、ハウス内作業や果樹園で作業を行うロプスフレームなし仕様の農作業機として、例えば図9に示されている構造のものが提案され、実施されている。
即ち、後輪フェンダー110の後端部上面に形成した切欠き部120を覆うフェンダーテールカバー130を用意するとともに、ランプステー140に、樹脂製のランプフォルダ150、テールランプを兼ねたストップランプやバックランプ及びハザードランプを兼ねる方向指示器等のランプ類160、樹脂製のテールランプカバー180等で構成されたランプユニット190を固定した構造のものが実施されている。上記ロプスフレームなし仕様の農作業機をロプスフレーム装着仕様とする場合は、フェンダーテールカバー130を無くして、フェンダーテールカバー130を取り去ったときに形成される空間にロプスフレームを通すことが予定されているものである。
【特許文献1】特開平7−329663号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図9の構造のロプスフレームなし仕様では、ロプスフレームが通る空間をフェンダーテールカバー130で閉塞するものであり、ロプスフレームを挿通する切欠き部が存在しないロプスフレームなし専用の仕様のものと比べて強度的に劣る。
本発明は、後部フェンダー構造をロプスフレームなし仕様のものとロプスフレーム装着仕様のものとが兼用できる形状としながら、ロプスフレームなし仕様の後部フェンダーの強度が低下しないようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本第1の発明の構成は、左右の後輪フェンダーの後端部に後向きに開口した切欠き部を設け、後輪フェンダーの下方の車体固定部から立設した支柱部を切欠き部に入り込ませて運転部の上方に架設されるロプスフレームを設けるとともに切欠き部の後向き開口部を閉塞するようにしたロプスフレーム装着仕様と、ロプスフレームを除去した状態で切欠き部全体を閉塞するようにしたロプスフレームなし仕様とに仕様変更可能に構成してある農作業機であって、ロプスフレームなし仕様において、後輪フェンダーに、その後端後方側より後輪フェンダーの内面側に嵌合して切欠き部全体を閉塞するフォルダを装着するとともに、このフォルダを介してランプユニット又はレフレクターを後輪フェンダーに取付けるように構成した点にある。
【0006】
本第1発明によると、ロプスフレームなし仕様において、後輪フェンダーに、その後端後方側より後輪フェンダーの内面側に嵌合して切欠き部全体を閉塞するフォルダを装着するとともに、このフォルダを介してランプユニットを後輪フェンダーに取付ける構成としてある。
例えばロプスフレーム装着仕様において、後輪フェンダーの切欠き部にロプスフレーム(支柱部)を入り込ませて、後輪フェンダーの後端部にランプユニット又はレフレクターを取付ける。ロプスフレームなし仕様にする場合は、ロプスフレーム(支柱部)を取付けず、フォルダを後輪フェンダーに取付ければ、フォルダにより後輪フェンダーの切欠き部を閉塞することができるのであり、フォルダにランプユニット又はレフレクターを取付けることができる。これにより、ロプスフレームなし仕様において、後輪フェンダー(切欠き部)に変更を施すことなく、後輪フェンダーの後端部にランプユニット又はレフレクターを取付けることができるのであり、ロプスフレーム装着仕様とロプスフレームなし仕様とで、共通したフェンダー形状のものが使用できる。
【0007】
ロプスフレームなし仕様において、ランプユニット又はレフレクターを取付けるフォルダを、ロプスフレーム装着仕様においてロプスフレームを挿通させる切欠き部を閉塞する部材に兼用してあるので、後部フェンダーをロプスフレーム装着仕様のものとロプスフレームなし仕様のものと切欠き部を設けた同じ形状のものを採用しながら、フォルダによって切欠き部全体を閉塞でき、しかもフォルダを後輪フェンダーの内面に嵌合して切欠き部全体を閉塞するように構成してあるので、フォルダにより切欠き部を有する後輪フェンダーを補強することができ、ロプスフレーム挿通用の切欠き部を形成していない専用のロプスフレームなし仕様のものと比べて強度を低下させないで、後部フェンダーをロプスフレーム装着仕様のものとロプスフレームなし仕様のものとに兼用できる利点がある。
殊に、ロプスフレーム装着仕様のものが圧倒的に多い場合において、ロプスフレームなし仕様のものを安価に製造できる利点がある。
【0008】
又、ランプユニット又はレフレクターを取付けるフォルダとは別に切欠き部を閉塞する部材を設ける必要がなく、フォルダで切欠き部を閉塞するようにしてあるので、ロプスフレームなし仕様にするのに、強度的に丈夫なものにできながらも部品点数を増加することもなく、仕様変更をすることができた。
即ち、本第1発明においては、ランプユニットの取付け用のフォルダで後輪フェンダーの切欠き部を閉塞するようにしてあるので、部品点数並びに取付け手間も増大させることがないので、生産性を低下させることもなく製作できる利点がある。
【0009】
本第2発明は、第1発明の構成において、前記フォルダを後輪フェンダーの内面形状に沿った形状、又は略沿った形状で後輪フェンダーの内面側に装着してある。
【0010】
本第2発明によると、フォルダを後輪フェンダーの内面形状に沿った形状、又は略沿った形状にしてあるので、フォルダを後輪フェンダーの内面に装着した状態で、フォルダ部分が後輪フェンダーとで二重構造となり、フェンダーの補強に対してより効果的に作用し、後輪フェンダーの補強に役立つ。
【0011】
本第3発明は、第1発明または第2発明の構成において、前記フォルダにライセンスプレートの取付け部を一体に備えた点にある。
【0012】
本第3発明によると、ランプユニット及びライセンスプレートを取り付けるのに、部品点数及び取り付け工数の削減をすることができた。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例に係るトラクタの全体側面図である。この図に示すように、本発明の実施例に係るトラクタは、左右一対の操向操作および駆動自在な前輪1,1と、左右一対の駆動自在な後輪2,2と、車体前部に設けたエンジン3と、ステアリングホィール4および運転座席5が装備された運転部6と、運転座席5の後側近くに位置したロプスフレーム7とを有した自走車体を備え、かつ、自走車体の車体フレームの後部を構成するミッションケース9に支持されたリンク機構10と、前記ミッションケース9の後部に設けた動力取り出し軸11とを備えている。リンク機構10は、ミッションケース9の上部の両横側に上下に揺動操作自在に支持されたリフトアーム12と、ミッションケース9の下部の両横側に上下揺動自在に支持されたロワーリンク13と、左右のリフトアーム12と左右のロワーリンク13とを連結する左右のリフトロッド14とを備えている。
このトラクタは、車体後部に前記リンク機構10によってロータリ耕耘装置(図示せず)を昇降操作自在に連結し、動力を動力取り出し軸11からロータリ耕耘装置に伝達するように構成して乗用型耕耘機を構成するなど、車体後部に各種の作業装置を昇降操作および駆動自在に連結して、各種の乗用型作業機を構成する。
【0014】
エンジンボンネット41は、左右一対の横ボンネット42、両横ボンネット42,42の前方に位置するフロントグリル43、前記横ボンネット42やフロントグリル43の上方に位置する上ボンネット44を備えて構成してある。
【0015】
上ボンネット44は、車体前後方向視で門形のフレームで成る後部ボンネット部53に車体横向きの軸芯まわりで上下に揺動自在に連結しており、横ボンネット42やフロントグリル43から上方に離間して上方を開放するように開き状態になり、下降側に揺動操作することにより、横ボンネット42やフロントグリル43の上端付近まで下降してエンジン3の上方を覆う閉じ状態になる。
【0016】
上ボンネット44を閉じた場合、図3の如く上ボンネット44の前端側の内部に設けた閉じフック46により上ボンネット44を閉じ状態にロックする。閉じフック46は上ボンネット44の左右の側板部分に渡って架設したステー47に支持される。上ボンネット44の前端部には左右のヘッドライト48がビス45止めして装着されている。ヘッドライト48を支持する上ボンネット44の下部部分を構成する板金製のヘッドライトステー49は、上ボンネット本体50に対して分離でき、上ボンネット本体50の前端の左右中間部51とステー47の左右箇所にビス45止めできるように構成されている。ヘッドライト48は、ヘッドライトステー49を上ボンネット本体50に装着した状態で、ステー47と図示しないステー上枠とにビス45止めできるようになっている。
上ボンネット44を上ボンネット本体50とヘッドライトステー49とに分けて製作するようにしてあるので、上ボンネット本体50前部の形状を形成し易い簡素な形状に構成できるとともに、ヘッドライトステー49を板金のプレス又は折り曲げ加工で安価に製作することができる。これにより、例えば上ボンネット本体50前部を樹脂製の部材で覆うように構成した場合に比べ、金型費用等を節約できる。
【0017】
フロントスモールランプやハザードランプを兼ねる方向指示器を設けたフロントランプユニット52は、後部ボンネット部53の左右の横ボンネット部分54にステー55を介して取り付けられている。
【0018】
ステー55は、一枚板状の板金製の板56に、図6に示すように切込み57を形成するとともに、この板56に、フロントランプユニット52を構成するランプ類の配線を通す孔58,59と、ステー55を横ボンネット部分54に取り付けるための取付け孔60,61と、フロントランプユニット52の取付け孔62,63とをキリ穴加工や打抜き加工で形成し、二点鎖線で示す折り曲げ線64,65に沿って、図5の斜視図に示すような形状に折り曲げ、傾斜上片66の下面側内端縁と縦側片67の外面とを隅肉溶接することにより一体的に製作する。
フロントランプユニット52の取付け用のステー55を上記のように板金を切り抜いて折り曲げ加工し、シンプルなワンビードの溶接により製作することで、簡単な構造で容易に製作できながら強度のあるステー55とすることができる。
【0019】
図1、図2に示すように、ロプスフレーム7は、鋼管材からなる門形の支柱部15と基部16とで構成し、基部16をミッションケース9に締め付け固定してある。ロプスフレーム7を取付けた状態、又は取付けていない状態とすることにより、ロプスフレーム7を装着しないロプスフレームなし仕様と、ロプスフレーム7を装着したロプスフレーム装着仕様とに仕様変更できるようにしてある。
即ち、ロプスフレームなし仕様では、ロプスフレーム7を製造段階から装着していないが、ロプスフレーム装着仕様では、ロプスフレーム7を製造段階から装着するようにしてある。
【0020】
図7に示すように、左右の後輪フェンダー24の後端部は、夫々正面視下向きコの字状に形成されているとともに、後向きに開口した切欠き部25を形成してあり、この切欠き部25内を通るようにロプスフレーム7を配設してある。
【0021】
〔ロプスフレーム装着仕様〕
図7に示すように、ロプスフレーム装着仕様においては、ランプユニット28のテールランプカバー38をランプフォルダ36から外した状態で、ランプフォルダ36を後輪フェンダー24の後端から装着して後輪フェンダー24の内側に付設した取付け用ピース23にビス止めし、後輪フェンダー24にランプフォルダ36を固定した後、テールランプカバー38を被せる。このようにランプユニット28の取付けにより後輪フェンダー24の後端部に形成されている切欠き部25の後向き開口部26が閉塞される。
【0022】
前記ランプユニット28は、反射鏡(図示せず)を背面に設けたランプフォルダ36に、テールランプと兼用のストップランプ、バックランプ及びハザードランプ兼用の方向指示器等のランプ類37を取付けるとともに樹脂製のテールランプカバー38を嵌合してランプ類37を覆うことによって構成してある。
【0023】
〔ロプスフレームなし仕様〕
図8に示すように、ロプスフレームなし仕様では、工場出荷段階からロプスフレーム7が取り付けられておらず、切欠き部25を閉塞するとともにランプユニット28(ロプスフレーム装着仕様とは異なる形状)を装着するための板金製のフォルダ27を備えている。
すなわち、ロプスフレームなし仕様においては、後輪フェンダー24にロプスフレーム7を通すために形成されている切欠き部25を閉塞できるフォルダ27を、後輪フェンダー24の後端から装着して後輪フェンダー24にボルト止めする。フォルダ27の下面には、ランプユニット28取付け用のボルト29を挿通する取付け孔30を形成した取付け部31を設けてある。ライセンスプレート32には、ボルト29を挿通する取付け孔33を形成した取付け部34を設けてある。これによりランプユニット28に設けたボルト29をライセンスプレート32に設けた取付け孔33とフォルダ27に設けた取付け孔30とに挿通してランプユニット28をライセンスプレート32とともにフォルダ27に取付けられるように構成してある。ライセンスプレート32には、ライセンスランプ40をボルト止めしてある。
【0024】
従って、ロプスフレームなし仕様においては、フォルダ27を後輪フェンダー24の後端から装着した状態では、後輪フェンダー24の後端部に形成されている切欠き部25はその全体がフォルダ27の上面によって閉塞されることとなる。ランプユニット28及びライセンスプレート32はボルト止めによりフォルダ27に取付けられる。
【0025】
フォルダ27は、左右対称に形成してあり、図8に図示している右側のフォルダ27を取付ける場合は、後輪フェンダー24の上面に形成したボルト孔24aと、フォルダ27に形成した左右のボルト孔27a、27bのうちの左側のボルト孔27aとにボルト69を挿通してフォルダ27をフェンダー24に固定する。
【0026】
〔別実施の形態〕
発明を実施するための最良の形態では、フォルダ27の上面及び左右側面は後輪フェンダー24の上面及び左右側面の内面に沿った形状にしてあるが、フォルダ27の外形がフォルダ27と全く同じ形状でなくてもフォルダ27の上面及び左右側面が後輪フェンダー24の上面及び左右側面の内面に装着できる程度に略沿った形状であってもよいし、又、後輪フェンダー24の形状と全く異なった形状であってもよい。
【0027】
ロプスフレーム装着仕様及びロプスフレームなし仕様において、ランプユニット28に代えて、レフレクター(図示せず)後輪フェンダー24(フォルダ27)に取付けるように構成してもよい。ロプスフレーム装着仕様及びロプスフレームなし仕様において、同じ形状(仕様)のランプユニット28を後輪フェンダー24(フォルダ27)に取付けるように構成してもよい。
【0028】
発明を実施するための最良の形態では、ロプスフレーム装着仕様では、ロプスフレーム7の基部16をミッションケース9の外面に締め付け固定した例を示したが、ミッションケース9に取付け用ブラケットを固定し、この取付け用ブラケットを介して、ロプスフレーム7の基部16をボルトナットで着脱自在に固定してもよい。ロプスフレーム7の基部を直接固定するミッションケース9や前記取付け用ブラケットを車体固定部と総称する。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】トラクタの全体側面図
【図2】トラクタの概略背面図
【図3】ヘッドライトの組付け構造の要部を示す分解斜視図
【図4】ヘッドライトの組付け状態を示す要部斜視図
【図5】フロントランプユニットの組付け構造の要部を示す分解斜視図
【図6】フロントランプユニットの取付け用ステーの加工板を示す展開図
【図7】(a)図はロプスフレーム装着仕様の後部ランプユニットの組付け構造の要部を示す分解斜視図、(b)図は同ユニットの組付け状態の要部斜視図
【図8】(a)図はロプスフレームなし仕様の後部ランプユニットの組付け構造の要部を示す分解斜視図、(b)図は同ユニットの組付け状態の要部斜視図
【図9】従来のロプスフレームなし仕様の後部ランプユニットの組付け構造の要部を示す分解斜視図
【符号の説明】
【0030】
6 運転部
7 ロプスフレーム
9 車体固定部(ミッションケース)
15 支柱部
24 後輪フェンダー
25 切欠き部
26 開口部
27 フォルダ
28 ランプユニット
31 取付け部
32 ライセンスプレート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
左右の後輪フェンダーの後端部に後向きに開口した切欠き部を設け、後輪フェンダーの下方の車体固定部から立設した支柱部を前記切欠き部に入り込ませて運転部の上方に架設されるロプスフレームを設けるとともに前記切欠き部の後向き開口部を閉塞するようにしたロプスフレーム装着仕様と、ロプスフレームを除去した状態で前記切欠き部全体を閉塞するようにしたロプスフレームなし仕様とに仕様変更可能に構成してある農作業機において、
ロプスフレームなし仕様において、前記後輪フェンダーに、その後端後方側より後輪フェンダーの内面側に嵌合して前記切欠き部全体を閉塞するフォルダを装着するとともに、このフォルダを介してランプユニット又はレフレクターを後輪フェンダーに取付けるように構成してある農作業機。
【請求項2】
前記フォルダを前記後輪フェンダーの内面形状に沿った形状、又は略沿った形状で後輪フェンダーの内面側に装着してある請求項1記載の農作業機。
【請求項3】
前記フォルダにライセンスプレートの取付け部を一体に備えてある請求項1または2記載の農作業機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−69925(P2010−69925A)
【公開日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−236675(P2008−236675)
【出願日】平成20年9月16日(2008.9.16)
【出願人】(000001052)株式会社クボタ (4,415)
【Fターム(参考)】