説明

近接センサ

【課題】検出精度の信頼性を低下させることなく作業性を向上させることができること。
【解決手段】近接センサ1は、発振回路部2と検知回路部3とこれらを内部に収納するケ
ーシング6とを備える。発振回路部2は、少なくとも棒状に形成されるコア11、及びコ
ア11に巻回する環状コイルL1を有するLC発振回路21を具備する。検知回路部3は
、磁性体からなる回転子13の突部13aがコア11の先端部11aへ近接することによ
り発生するLC発振回路21の発振振幅の変化から突部13aの存否を検知する。コア1
1の先端部11aは、曲面形状に形成される。ケーシング6のコア11の先端部11aと
対向する位置には孔部62cが貫設される。コア11は、先端部11aが孔部62cより
ケーシング6外部に突出する位置と先端部11aが孔部62cよりケーシング6内部に隠
れる位置との間で移動自在に支持される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高周波発振型の近接センサに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、高周波発振型の近接センサが種々提供されている(例えば、特許文献1参照
)。この種の近接センサは、発振回路部と、検知回路部と、これらを収納するケーシング
とを備える。発振回路部は、少なくとも棒状に形成されるコア、及びコアに巻回する環状
コイルを有するLC発振回路を具備する。検知回路部は、金属体や磁性体等からなる被検
出体がコアの先端部へ近接することにより発生するLC発振回路の発振振幅の変化(例え
ば、発振/発振の停止)から被検出体の存否を検知する。すなわち、上述の近接センサは
、コアの前記先端部に例えば金属体が近接すると電磁誘導作用により渦電流損が生じて環
状コイルの実効抵抗値(インピーダンス)が変化することを利用したものである。
【0003】
ところで、この様な近接センサは、例えば自動車の走行速度(スピード)や車輪の回転
状態を検出するために、トランスミッションのハウジング内に取り付けられる。当該ハウ
ジング内には、回転軸と一体に回転し、且つ回転方向に沿った周部に所定の間隔で多数の
突部が形成された回転子が設置されており、近接センサは、この回転子の回転速度を検出
するために速度検出装置に用いられる(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
これは、回転する回転子(磁性体)の1つ1つの突部が静止するコアの前記先端部に対
して近接/非近接を連続的に繰り返すので、例えば近接センサが一定時間内に突部を何回
検知するか測定することによって回転子の回転速度を検出するというものである。
【0005】
また、この様な回転子の回転速度を検出するために用いられる近接センサの一例として
、図6に示すような近接センサ90がある。近接センサ90は、図6に示すように、発振
回路部と、検知回路部と、各回路部を構成する回路部品が実装される回路基板91と、回
路基板91を内部に収納するケーシング92とを備える。ケーシング92は、中空の略円
筒形状に形成されて、内部下方には環状コイル93が巻回するコア94が固定される。但
し、ケーシング92の下端部92aには孔部92bが貫設されていて、コア94の先端部
94aは、孔部92bを通じてケーシング92の下端部92aと面一としながら外部に露
出する。ケーシング92の周面にはネジ溝92cが形成され、ナット95に螺合すること
で速度検出装置96の器体96a(一部のみ図示)に取り付けられる。
【0006】
そして、図6中の破線方向に回転する回転子97の突部97aは、コア94の先端部9
4aに近接しているときでも所定の隙間98(例えば、1mm程度)をあけてトランスミ
ッションのハウジング(図示せず)内に配置される。もし隙間98が無ければ近接センサ
90と突部97aとが互いに接触して破損することにより検出精度の低下を招く恐れがあ
る。また、隙間98が広すぎても発振振幅の変化を検出することができず、同様に検出精
度の低下を招く恐れがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2002−76870号公報
【特許文献2】特開昭62−163970号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、従来の近接センサ90は、突部97aに対して隙間98をあけて配設す
るために、ネジ溝92cやナット95の寸法精度を向上させたり、これらの締め付けトル
クを厳密に調整したりする必要があり、非常に手間のかかるものであった。特に、上述の
ように近接センサ90がトランスミッションのハウジング内に配置される場合、当該ハウ
ジングに遮られて回転子97とコア94の先端部94aを直接目視しながら締め付けトル
クを調整することができず、作業性の悪いものであった。
【0009】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、検出精度の信頼性を低下
させることなく作業性を向上させることができる近接センサを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、少なくとも棒状に形成されるコア、及
びコアに巻回する環状コイルを有するLC発振回路を具備した発振回路部と、金属体や磁
性体等からなる被検出体がコアの先端部へ近接することにより発生するLC発振回路の発
振振幅の変化から被検出体の存否を検知する検知回路部と、これらを内部に収納するケー
シングと、を備え、コアの前記先端部は曲面形状に形成され、ケーシングのコアの前記先
端部と対向する位置には孔部が貫設され、コアは、前記先端部が孔部よりケーシング外部
に突出する位置と前記先端部が孔部よりケーシング内部に隠れる位置との間で移動自在に
支持されることを特徴とする。
【0011】
この発明によれば、コアの前記先端部と被検出体との間に隙間が無く、コアの前記先端
部と被検出体とが互いに接触しても、前記先端部が曲面形状に形成されることから接触時
に発生する摩擦力が小さく、更に、被検出体から受ける外力のうちコアの長手方向に働く
分力がコアを前記突出する位置から前記隠れる位置へと移動させることでエネルギーの損
失が行われ、互いの接触による破損を抑えることができる。すなわち、コアの前記先端部
と被検出体との隙間は広すぎなければ有っても無くてもよく、接触することを前提とした
融通の利く締め付けトルクの調整が可能となる。従って、検出精度の信頼性を低下させる
ことなく作業性を向上させることができる。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ケーシング内部には、前記突出する位置
に向かってコアを弾性付勢する弾性体が配設されることを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、コアの長手方向が如何なる方向を向いて設けられても、被検出体が
コアの前記先端部に接触していないときにはコアの前記先端部を前記突出する位置に配置
させることができる。
【0014】
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、コアの移動を前記隠れる位置で
規制する規制手段を備えることを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、コアの前記先端部と被検出体との間に隙間が無く、コアの前記先端
部と被検出体とが互いに接触する状態にあったとしても、被検出体がコアの前記先端部に
接触してコアが前記突出する位置から前記隠れる位置へ移動すれば、コアの前記突出する
位置への移動が規制されるので、それ以降の接触によって被検出体から受けるエネルギー
を略ゼロとすることができ、より接触による破損を抑えることができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明では、検出精度の信頼性を低下させることなく作業性を向上させることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の実施形態1の被検出体がコアに近接するときの断面図で、(a)は非接触状態、(b)は接触状態を示す。
【図2】同上における概略ブロック図である。
【図3】同上における発振回路部の回路構成図である。
【図4】同上における被検出体がコアに近接するときの断面図で、(a)は非接触状態、(b)は接触状態を示す。
【図5】本発明の実施形態2の被検出体がコアに近接するときの断面図で、(a)は非接触状態、(b)は接触状態を示す。
【図6】従来の近接センサの一例の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1について、図1〜図4を参照して説明する。尚、以下の説明
では、特に断りが無い限り、図1(a)において上下左右方向を規定し、図1(a)の正
面を前面として説明を行う。
【0019】
本実施形態の近接センサ1は、従来技術で述べた通り、例えば自動車の走行速度(スピ
ード)や車輪の回転状態を検出するために、速度検出装置10を介してトランスミッショ
ンのハウジング(図示せず)内に取り付けられる。ここで前記ハウジング内には、図1に
示すように、回転軸と一体に回転し、且つ回転方向に沿った周部に所定の間隔で多数の突
部13a(図1中では1つのみ図示)が形成された磁性体からなる回転子13が設置され
る。つまり、近接センサ1は、回転子13の突部13aを被検出体として、その回転速度
を検出するために用いられる。そして、近接センサ1は、図1及び図2に示すように、発
振回路部2と、検知回路部3と、出力回路部4と、各回路部を構成する回路部品が実装さ
れる回路基板5と、回路基板5を内部に収納するケーシング6とを備える。
【0020】
発振回路部2は、図3に示すように、LC発振回路21と、バイアス回路22と、レベ
ルシフト回路23と、電圧−電流変換回路24と、電流ミラー回路25とから構成される
。LC発振回路21は、図1及び図3に示すように、棒状に形成されて先端部11aが曲
面形状に形成されるコア11、及びコア11に巻回する環状コイルL1と、コンデンサC
1とで構成される。尚、コア11は、両端が開口する略円筒状のコイルボビン12に嵌入
されており、環状コイルL1は、コイルボビン12を介してコア11に巻回する。バイア
ス回路22は、図3に示すように、トランジスタTr4,Tr5と抵抗R1とで構成され
るカレントミラー回路より構成されLC発振回路21へ一定のバイパス電流Ibを供給す
る。レベルシフト回路23は、ベース・コレクタ間が短絡されダイオードとして動作する
NPN型トランジスタTr6により構成され、LC発振回路21に発生する電圧(発振振
幅)VTを電圧V1へと電圧レベルをシフトする。電圧−電流変換回路24は、トランジ
スタTr1により構成され、トランジスタTr1のエミッタと回路のグランドとの間には
帰還電流設定用の抵抗Reが接続され、トランジスタTr1のコレクタ電流は、電流ミラ
ー回路25のトランジスタTr2に流れる。電流ミラー回路25は、トランジスタTr2
,Tr3でカレントミラー回路を構成しており、Tr3のコレクタ電流IfbはLC発振
回路21に帰還される。
【0021】
そして、金属体や磁性体等からなる被検出体がコア11に対して近接していないときに
はLC発振回路21は発振して、発振振幅VTは十分に大きな値になる。一方、被検出体
がコア11に対して近接すると環状コイルL1の渦電流損の増大により発振振幅VTは小
さくなり発振動作を停止する。ここで、発振回路部2は、図2に示すように、近接センサ
1が稼働中の間、発振振幅VTを検知回路部3へ出力し続けている。検知回路部3は、入
力される発振振幅VTが所定の閾値に対して超過しているか否か比較し、超過していない
ときのみLC発振回路21が発振動作を停止している、すなわち、被検出体が近接して存
在していると判定して検知信号を生成する。そして、前記検知信号は、出力回路部4を介
して接続される速度検出装置10の入力回路部10bへ出力される。速度検出装置10は
、例えば一定時間当たりに入力されてくる前記検知信号のカウント数からスピードを演算
し、表示器(図示せず)にてスピードの表示を行う。尚、これらの各回路部を駆動するた
めの電源供給は、速度検出装置10に接続される図示しないハーネスケーブを通じて行わ
れる。
【0022】
ケーシング6は、図1に示すように、全体として中空の略円筒形状に形成されて、回路
基板5を内部に収納する本体部61と、本体部61の内部下方に貫設された挿通部61a
に嵌入されて、環状コイルL1が巻回するコア11を内部に収納する収納部62とから構
成される。本体部61の周面には、ネジ溝8が形成され、ナット9に嵌合することで速度
検出装置10の器体10a(一部のみ図示)に取り付けられるとともに、出力回路部4の
端子部と速度検出装置10の入力回路部10bの端子部とが電気的に接続される。
【0023】
収納部62は、図1に示すように、中空の円筒形状に形成され、その内径は、(コイル
ボビン12や環状コイルL1を含めた)コア11の外径よりやや大きい程度の寸法に設定
される。また、収納部62の下端部62aには、孔部62cが貫設される。但し、孔部6
2cの内径は、コア11の曲面形状に形成された先端部11aが収納部62外部に突出す
る程度で、且つコア11が収納部62から落脱しない程度の大きさに形成される。収納部
62の上端部62bには、導出孔(図示せず)が貫設されており、環状コイルL1の両端
部に接続されるリード線7,7は、当該導出孔を通じて回路基板5に接続される。
【0024】
そして、本実施形態のコア11は、収納部62内部で固定されていないため、先端部1
1aが孔部62cよりケーシング6外部に突出する位置(以下、突出位置と略称する)と
、先端部11aが孔部62cよりケーシング6内部に隠れる位置(以下、隠れ位置と略称
する)との間で移動自在に支持される。
【0025】
以下、本実施形態の近接センサ1の作用について説明する。先ず、図1(a)に示すよ
うに、回転子13の突部13aが近接するときにコア11の先端部11aとの間に隙間1
4が有る場合には、従来の近接センサ90と同様に問題はない。尚、このときコア11は
突出位置にある。これに対して図1(b)に示すように、回転子13の突部13aが近接
するときにコア11の先端部11aとの間に隙間14が無い場合には、回転する回転子1
3の突部13aが静止するコア11の先端部11aに接触してしまう。しかし、コア11
の先端部11aは、曲面形状に形成されることから接触時に発生する摩擦力が小さく、更
に回転子13から受ける外力の上下方向と左右方向の2成分のうち、上方向に働く分力が
コア11を突出位置から隠れ位置へと移動させることでエネルギーの損失が行われ、互い
の接触による破損を抑えることができる。言い換えれば、コア11の先端部11aと回転
子13との隙間14は、広すぎなければ有っても無くてもよく、すなわち、本実施形態の
近接センサ1は、回転子13と接触することを前提とした融通の利く締め付けトルクの調
整が可能となる。従って、検出精度の信頼性を低下させることなく作業性を向上させるこ
とができる。
【0026】
尚、本実施形態の近接センサ1は、当然車両用トランスミッションのハウジング内に設
置される回転子13の回転速度を検出することに限定されるものではないが、特に、上述
の様なハウジング内に配置するときに、当該ハウジングに遮られてコア11の先端部11
aと被検出体とを直接目視しながら締め付けトルクを調整することができない場合により
効果を奏することができる。
【0027】
ところで、近接センサ1は、図1に示すように、コア11の長手方向を上下方向に向け
てコア11の先端部11aを下方に向けてハウジング内に配置される。従って、回転子1
3の突部13aがコア11に近接していないとき、又は近接していても接触しない程度の
隙間14が有るとき、コア11は自重により突出位置に移動して留まっている。しかし、
近接センサ1がコア11の先端部11aを上方に向けてハウジング内に配置されると、コ
ア11は自重により隠れ位置に常に留まってしまい、上述した効果を奏さなくなってしま
う。
【0028】
そこで、図4(a)及び(b)に示すように、収納部62内部に突出位置に向かってコ
ア11を弾性付勢するバネ体15を配設すればよい。すなわち、バネ体15を収納部62
の上端部62bとコア11との間に介装することで、コア11の長手方向が如何なる方向
に向いて配置されても、回転子13の突部13aがコア11に近接していないとき、又は
近接していても接触しない程度の隙間14が有るときに、コア11を突出位置に配置させ
ることができ、上述と同様の効果を奏することができる。尚、バネ体15の付勢力は、コ
ア11の自重に抗する程度に強く、且つ回転子13から受ける外力のコア11の長手方向
にかかる分力より弱く設定される必要がある。
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2について、図5を参照して説明する。尚、本実施形態は、基
本的な構成が実施形態1と共通であるので、共通の構成要素には、同一の符号を付して説
明を省略する。
【0029】
上述した実施形態1のコア11は、1つの突部13aが近接して接触すると隠れ位置に
移動するものの、突部13aが離間すると自重又はバネ体15により突出位置に戻る。そ
して、次の隣接する突部13aが再び近接して接触するので、回転子13から受けるエネ
ルギーが略ゼロになることはない。これに対して、本実施形態の近接センサ1は、収納部
62内でのコア11の移動を隠れ位置で規制する規制手段を備える点に特徴がある。
【0030】
すなわち、図5(a)に示すように、収納部62の上端部62bには、前記規制手段と
してコア11の上端部と対向し且つコア11の上端部の外形と略同形に窪んでなる溝部1
6が設けられている。そして、コア11は突出位置にあるとき上下方向に移動可能な程度
に溝部16と嵌合する。ここで、図5(b)に示すように、回転子13の突部13aがコ
ア11に接触すると、実施形態1と同様に、回転子13から受ける外力のコア11の長手
方向にかかる分力によりコア11は上方へ押上げられる。但し、溝部16の内周面は、下
方に向かってややラッパ状に拡開しており、コア11は前記分力により上方へ押上げられ
ることで溝部16から落脱しない程度に強固に嵌入される。
【0031】
従って、たとえコア11の先端部11aと回転子13の突部13aとの間に隙間14が
無く、先端部11aと突部13aとが互いに接触する状態にあったとしても、突部13a
が先端部11aに接触してコア11が突出位置から隠れ位置へ移動すれば、コア11の溝
部16への強固な嵌入により、コア11の突出位置への移動が規制されるので、それ以降
の接触によって回転子13から受けるエネルギーを略ゼロとすることができ、より接触に
よる破損を抑えることができる。
【符号の説明】
【0032】
1 近接センサ
2 発振回路部
3 検知回路部
6 ケーシング
11 コア
11a 先端部
13 回転子
13a 突部
21 LC発振回路
62c 孔部
L1 環状コイル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも棒状に形成されるコア、及びコアに巻回する環状コイルを有するLC発振回
路を具備した発振回路部と、金属体や磁性体等からなる被検出体がコアの先端部へ近接す
ることにより発生するLC発振回路の発振振幅の変化から被検出体の存否を検知する検知
回路部と、これらを内部に収納するケーシングと、を備え、コアの前記先端部は曲面形状
に形成され、ケーシングのコアの前記先端部と対向する位置には孔部が貫設され、
コアは、前記先端部が孔部よりケーシング外部に突出する位置と前記先端部が孔部より
ケーシング内部に隠れる位置との間で移動自在に支持されることを特徴とする近接センサ

【請求項2】
ケーシング内部には、前記突出する位置に向かってコアを弾性付勢する弾性体が配設さ
れることを特徴とする請求項1記載の近接センサ。
【請求項3】
コアの移動を前記隠れる位置で規制する規制手段を備えることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の近接センサ。





【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2011−49003(P2011−49003A)
【公開日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−196053(P2009−196053)
【出願日】平成21年8月26日(2009.8.26)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】