説明

電子カメラ

【課題】低コストで連続撮影時の撮影間隔を短くすることができる電子カメラを提供すること。
【解決手段】複数のフォトダイオード11a、11bにおける光電変換によって得られた電荷は、異なる時点ごとに異なる位置のリードゲート12a、12bが制御されることによって、異なる時点で垂直読み出しバッファ13a、13bに転送される。垂直読み出しバッファ13a、13bに転送された電荷はすべての時点での露光が終了するまで保持される。すべての時点での露光が終了した後、垂直読み出しバッファ13a、13bにそれぞれ転送された電荷が同一タイミングで水平読み出しバッファ14に垂直転送され、同一タイミングで水平読み出しバッファ14から水平転送される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被写体を撮像してその画像を記録する電子カメラに関し、特に被写体を連続して撮像する連続撮像機能を備えた電子カメラに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、連続撮影時の撮影間隔を短くする技術として、例えば特許文献1には、撮像素子から電荷を読み出す際に間引きして読み出すようにするとともに、画像の一時的な蓄え場所としてバッファメモリを設けておき、記録媒体への書き込みにかかる時間ロスを吸収することにより、撮影間隔を短くする技術が提案されている。
【0003】
また、バッファメモリを設けることによりメモリ容量が増大し、コストアップにつながると言う問題を解決するために、撮影画面を複数の小画面に分割し、この複数の小画面に分割した撮影画面の中から露光箇所を選択できるようにシャッター部を設け、順次撮像することで撮像素子から1度の読み出しで、連続する複数の画像を得る技術として、特許文献2のような技術が提案されている。
【特許文献1】特開平11−252468号公報
【特許文献2】特開2000−307923号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記したように、特許文献1の技術では、画像の一時的な蓄え場所としてバッファメモリを設ける必要があり、コストアップにつながるおそれがある。
【0005】
また、特許文献2の技術では、撮影画面の中から露光箇所を選択できるようにするための構成として、光軸を小画面の中心に来るように調整可能なシフト光学部と、撮像しない部分を遮光するシャッター部とが必要になりコストアップにつながるおそれがある。更に、シフト光学部は、その構成が複雑であり、この分、更なるコストアップの要因となるおそれがある。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、低コストで連続撮影時の撮影間隔を短くすることができる電子カメラを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様の電子カメラは、第1の方向とこの第1の方向を横切る第2の方向とに配列され、光電変換を行う複数の受光部と、前記複数の受光部に対応する位置に設けられ、対応する受光部における光電変換によって生成された電荷を蓄積するとともに、蓄積した電荷を前記第1の方向に転送する複数の第1方向転送バッファと、前記複数の第1方向転送バッファによって前記第1の方向に転送された電荷を前記第2の方向に転送する第2方向転送バッファと、前記複数の受光部と前記複数の第1方向転送バッファとの間に設けられ、前記複数の受光部における光電変換によって生成された電荷をそれぞれ対応する第1方向転送バッファに転送する複数の転送部とを有する撮像素子と、複数の異なるタイミング毎に、それぞれ相異なる位置の前記転送部を制御してこの転送部に対応する前記第1方向転送バッファに順次電荷を蓄積させるとともに、前記複数の第1方向転送バッファ及び前記第2の転送バッファを制御して前記複数の第1方向転送バッファに蓄積された電荷を同一タイミングで前記第1の方向及び前記第2の方向に転送する制御部とを具備することを特徴とする。
【0008】
この第1の態様によれば、異なるタイミングで第1方向転送バッファに転送された電荷を、同一のタイミングで第1の方向及び第2の方向に転送するような制御がなされるので、連続的に撮像される複数の画像信号を1度の読み出しで得ることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、低コストで連続撮影時の撮影間隔を短くすることができる電子カメラを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
まず、本発明の概念について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電子カメラの撮像素子の構成図である。なお、図1では説明を簡略化する為に、2×4の画素しか図示していない。
【0011】
図1に示す構成において、図示しない被写体からの光像は、撮像素子を構成する複数の受光部としての複数のフォトダイオード11a、11bで受光され、光電変換される。これら複数のフォトダイオード11a、11bにおいて光電変換されて得られた電荷は、転送部としての複数のリードゲート(RG)12a、12bを介して第1方向転送バッファとしての複数の垂直読み出しバッファ(VCCD)に転送される。ここで、複数のリードゲート12a、12bは、それぞれの電荷転送タイミングが異なるように制御され、この結果、複数の垂直読み出しバッファには、それぞれ異なるタイミングで電荷が転送される。VCCD13a、13bに転送された電荷は、同じタイミングで第2方向転送バッファとしての水平読み出しバッファ(HCCD)14に垂直転送され、更に、HCCD14から水平転送される。これにより、1撮影画面上で複数の連続する画像が撮像される。
【0012】
図2は、連続撮影時における撮像素子の電荷読み出しに関するタイミングチャートである。
例えば4連写ならば、まず時点T1において、すべてのフォトダイオードの電荷がリセットされ、RG1のリードゲートがOn状態になる。これによりRG1に接続されるVCCD13aに時点T1の電荷が転送される。続く時点T2において、再びすべてのフォトダイオードの電荷がリセットされ、RG2のリードゲートがOn状態になる。これによりRG2に接続されるVCCD13bに時点T2の電荷が転送される。続く時点T3において、すべてのフォトダイオードの電荷がリセットされ、RG3のリードゲートがOn状態になる。これによりRG3に接続されるVCCD13aに時点T3の電荷が転送される。続く時点T4において、すべてのフォトダイオードがリセットされ、RG4のリードゲートがOn状態になる。これによりRG4に接続されるVCCD13bに時点T4の電荷が転送される。
【0013】
この後、垂直転送及び水平転送が順次行われることで、撮像素子から1度の読み出しを行うことで、時点T1から時点T4のタイミングで撮像された画像信号を得ることができる。
【0014】
即ち、本発明では、VCCD13a、13bをメモリとして用いることで、時点の異なる画像信号を撮像素子より読み出して一時的にメモリバッファへ書き込みながら撮像を繰り返すことで連続する画像信号を得る方法と比較して、メモリバッファへの書き込み時間を削除できるので撮影間隔の短い連続する画像信号を得ることができる。また、画像信号を撮像素子より読み出して一時的にメモリバッファへ書き込む必要がなくなるので、メモリバッファを削除できる。
【0015】
以下、本発明の一実施形態について説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る電子カメラの構成である。図3において、レンズ21から入射された光像は、図示しない色フィルタを介して上記撮像素子としてのCCDイメージャ22に結像される。このCCDイメージャ22は、タイミングジェネレータ23により駆動される。また、タイミングジェネレータ23は、CCDイメージャ22内部のリードゲートの制御を行うリードゲート(RG)制御部23aの機能も有している。このRG制御部23aの詳細な動作については後で詳しく述べる。
【0016】
CCDイメージャ22で得られた画像信号は、プリプロセス回路24で増幅、波形整形、ノイズ除去等の所定の処理が行われた後、アナログデジタル(A/D)変換器25でデジタルデータ化される。
【0017】
デジタルデータ化された画像信号は、画像処理回路26で種々の画像処理が行われる。画像処理回路26で画像処理された画像信号はバス27に転送される。バス27に転送された画像信号は、メモリ制御回路28の指示に従って、SDRAM29に書き込まれる。
【0018】
ここで、SDRAM29に書き込まれた画像信号を表示出力する際には、SDRAM29に書き込まれた画像信号がメモリ制御回路28の指示に従って、バス27を介してビデオエンコーダ30に入力される。ビデオエンコーダ30では、入力された画像信号からNTSCやPALなどの所定のフォーマットに従った画像信号が生成され、生成された画像信号に基づいて図示しないモニタ上に画像が表示される。
【0019】
一方、SDRAM29に書き込まれた画像信号を記録する際には、SDRAM29に書き込まれた画像信号が、メモリ制御回路28の指示に従って、バス27を介してJPEG処理回路31に入力される。JPEG処理回路31に入力された画像信号は、CPU32から指示された圧縮率に従って圧縮される。圧縮された画像信号は、CPU32の指示に従ってメモリカード33に書き込まれる。
【0020】
また、バス27には入力部34が接続されている。入力部34は、カメラユーザが本電子カメラに対して撮影実行の指示や、撮像モードの切り替え指示などの各種指示を行うための操作入力部である。ここで、本一実施形態における撮像モードには、1枚撮像(単写)モードと連続撮像(連写)モードが含まれている。この撮像モードは、入力部34によって指示された内容に従って、CPU32に設けられた撮像モード設定部32aにおいて設定される。また、連写モード時には、更に連写時の連写枚数と連写間隔とを入力部34によって指示することができる。これら連写枚数及び連写間隔は、入力部34によって指示された内容に従って、CPU32に設けられた連写枚数設定部32b及び連写間隔設定部32cにおいてそれぞれ設定される。CPU32内部の制御部32dは、これら撮像モードや、連写枚数、及び連写間隔の設定に従ってタイミングジェネレータ23に制御指令を送りタイミングジェネレータ23の制御を行う。
【0021】
図4は、CCDイメージャ22の詳細な構成を示す図である。なお、ここでは、説明を簡略化する為に、水平方向に8画素、垂直方向に12画素分を図示している。
【0022】
フォトダイオード11a〜11hの前面には、モザイク状に配列された色フィルタ(R、Gr、Gb、B)が装着されている。
【0023】
CCDイメージャ22は、フォトダイオード11a〜11hと、フォトダイオード11a〜11hのそれぞれで光電変換されて得られた電荷を垂直読み出しバッファ(VCCD)13a〜13hへ転送するためのリードゲート12a〜12hと、VCCD13a〜13hの終端に配置されVCCD13a〜13hから転送されてきた電荷を水平方向に転送する水平読み出しバッファ(HCCD)14とを含む。また、上記したように、CCDイメージャ22は、図3のタイミングジェネレータ23から出力されるタイミング信号によって駆動される。
【0024】
即ち、リードゲート12a〜12hの電荷転送は、タイミングジェネレータ23のRG制御部23aで生成されたリードゲート制御信号によって制御される。このリードゲート制御信号は、CPU32の撮像モード設定部32aで設定された撮像モードに従って生成される。撮像モードが単写モードに設定されていれば、RG制御部23aで生成されるリードゲート制御信号は1種類である。一方、撮像モードが連写モードに設定されていれば、連写枚数設定部32bで設定される連写枚数分のリードゲート制御信号が生成される。即ち、RG制御部23aで生成されるリードゲート制御信号の数が連続撮像時の撮像タイミング数となる。また、連写間隔設定部32cで設定される連写間隔により、時点T1に連続して続く時点T2、T3、T4…でのリードゲートがOnされる間隔(即ち、リードゲート制御信号が出力される時間間隔)が設定される。
【0025】
また、上記したように、図3のメモリ制御回路28によって、SDRAM29への書き込み又は読み出し制御が行われる。ここで、CPU32内部の制御部32dは、配列変換部としての機能を有しており、この制御部32dでは、画像表示のためのアドレス制御が行われる。このアドレス制御も撮像モード設定部32aで設定された撮像モードに従って行われる。撮像モードが単写モードに設定されていれば、CCDイメージャ22から読み出された画像信号は、すべて同一の撮像期間で得られた画像信号なので特別なアドレス制御はいらない。一方、撮像モードが連写モードに設定されていれば、制御部32dでは、連写枚数設定部32bで設定された連写枚数に基づいて、モニタ表示する画像のアドレス制御が行われ、ここでアドレス変換された画像信号が、それぞれの時点毎にSDRAM29に書き込まれる。
【0026】
上記図3及び図4で説明した構成により、CCDイメージャ22の各画素に対するフォトダイオード11a〜11hで受光され光電変換されて得られた電荷をそれぞれ対応するVCCD13a〜13hに転送するためのリードゲート12a〜12hを、各時点毎に制御して、時点の異なるタイミングで得られた電荷をVCCD13a〜13hにそれぞれ転送し、転送した電荷をVCCD13a〜13hから垂直転送してHCCD14で水平転送することで、複数の連続する画像を短い時間間隔で撮像することができる。
【0027】
例えば、時点T1、T2、T3、T4における画像を連写する時、図4に示したように、R、Gr、Gb、Bの4画素単位を一塊として、リードゲート12a〜12hのタイミング制御が行われる。時点T1では、すべてのフォトダイオードの電荷がリセットされ、水平画素列12、11、8、7、4、3のリードゲート12a、12b、12e、12fがOn状態に制御されて露光が開始され、光電変換された電荷がVCCD13a、13b、13e、13fに転送される。これら転送された電荷は、その後の時点T2、T3、T4の露光が終了するまで、それぞれのVCCDで保持される。
【0028】
次の時点T2では、すべてのフォトダイオードの電荷がリセットされ、水平画素列12、11、8、7、4、3のリードゲート12c、12d、12g、12hがOn状態に制御されて露光が開始され、光電変換された電荷がVCCD13c、13d、13g、13hに転送される。これら転送された電荷は、その後の時点T3、T4の露光が終了するまで、それぞれのVCCDで保持される。
【0029】
次の時点T3では、すべてのフォトダイオードがリセットされ、水平画素列10、9、6、5、2、1のリードゲート12a、12b、12e、12fがOn状態に制御されて露光が開始され、光電変換された電荷がVCCD13a、13b、13e、13fに転送される。これら転送された電荷はその後の時点T4の露光が終了するまで、それぞれのVCCDにおいて保持される。
【0030】
次の時点T4では、すべてのフォトダイオードがリセットされ、水平画素列10、9、6、5、2、1のリードゲート12c、12d、12g、12hがOn状態に制御されて露光が開始され、光電変換された電荷がVCCD13c、13d、13g、13hに転送される。
【0031】
その後、各VCCDに保持された電荷がHCCD14に同時に垂直転送され、HCCD14から水平転送されることで、CCDイメージャ22からの1度の読み出しで、時点T1から時点T4のタイミングで撮像された画像信号を得ることができる。
【0032】
このような制御は、RG制御部23aからのリードゲート制御信号に基づいて行われるが、このリードゲート制御信号が撮像モード設定部32a、連写枚数設定部32b、連写間隔設定部32cの設定に従って生成されるようにしているので、ユーザの設定に応じた適切なリードゲート制御がなされる。
【0033】
また、外部のメモリカード33に画像信号を書き込む際やモニタ等への表示時などでは、それぞれの時点毎の画像信号となるように、制御部32dにおいてアドレス制御がなされる。この場合にも、リードゲート制御の場合と同様に、撮像モード設定部32a、連写枚数設定部32b、連写間隔設定部32cの設定に従って適切なアドレス制御がなされるようにしている。
【0034】
以上説明したように、本一実施形態によれば、CCDイメージャのリードゲート制御を画素単位で行い、また、VCCDをメモリとして使うことにより、撮像素子を複数の小画面に分割し、露光箇所を選択できるようにシャッター部を設け、順次撮像するために、小画面の中心に光軸が来るように調整するシフト光学部を設けなくても、撮像素子から1度の読み出しで、時点の異なる複数の画像を得ることができる。これにより、時間間隔の短い連続する複数の画像を、バッファメモリを設けることなく得ることが容易に可能であるという特有の効果が得られる。
【0035】
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
【0036】
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の一実施形態に係る電子カメラの撮像素子の構成図である。
【図2】連続撮影時における撮像素子の電荷読み出しに関するタイミングチャートである。
【図3】本発明の一実施形態に係る電子カメラの構成である。
【図4】CCDイメージャの詳細な構成を示す図である。
【符号の説明】
【0038】
11a〜11h…フォトダイオード、12a〜12h…リードゲート、13a〜13h…垂直読み出しバッファ(VCCD)、14…水平読み出しバッファ(HCCD)、21…レンズ、22…CCDイメージャ、23…タイミングジェネレータ、23a…リードゲート(RG)制御部、24…プリプロセス回路、25…アナログデジタル(A/D)変換器、26…画像処理回路、27…バス、28…メモリ制御回路、29…SDRAM、30…ビデオエンコーダ、31…JPEG処理回路、32…CPU、32a…撮像モード設定部、32b…連写枚数設定部、32c…連写間隔設定部、32d…制御部、33…メモリカード、34…入力部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の方向とこの第1の方向を横切る第2の方向とに配列され、光電変換を行う複数の受光部と、
前記複数の受光部に対応する位置に設けられ、対応する受光部における光電変換によって生成された電荷を蓄積するとともに、蓄積した電荷を前記第1の方向に転送する複数の第1方向転送バッファと、
前記複数の第1方向転送バッファによって前記第1の方向に転送された電荷を前記第2の方向に転送する第2方向転送バッファと、
前記複数の受光部と前記複数の第1方向転送バッファとの間に設けられ、前記複数の受光部における光電変換によって生成された電荷をそれぞれ対応する第1方向転送バッファに転送する複数の転送部と、
を有する撮像素子と、
複数の異なるタイミング毎に、それぞれ相異なる位置の前記転送部を制御してこの転送部に対応する前記第1方向転送バッファに順次電荷を蓄積させるとともに、前記複数の第1方向転送バッファ及び前記第2の転送バッファを制御して前記複数の第1方向転送バッファに蓄積された電荷を同一タイミングで前記第1の方向及び前記第2の方向に転送する制御部と、
を具備することを特徴とする電子カメラ。
【請求項2】
複数の撮像モードから、所望の撮像モードを設定するための撮像モード設定部を更に具備し、
前記制御部は、前記撮像モード設定部において設定された前記撮像モードに応じ、前記転送部における電荷転送のタイミングを制御することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
【請求項3】
前記複数の異なるタイミングのタイミング数を設定する連写枚数設定部を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
【請求項4】
前記複数の異なるタイミングにおける各タイミング間の時間間隔を設定する連写間隔設定部を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
【請求項5】
前記複数の異なるタイミングで前記複数の第1転送バッファに蓄積された電荷を、各タイミング単位で処理可能に配列を変換する配列変換部を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−19813(P2006−19813A)
【公開日】平成18年1月19日(2006.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−192975(P2004−192975)
【出願日】平成16年6月30日(2004.6.30)
【出願人】(000000376)オリンパス株式会社 (11,466)
【Fターム(参考)】