説明

電子部品パッケージ

【課題】電子部品のチッピングを低減し、熱工程における損傷を抑制する。
【解決手段】そしてこの目的を達成するために本発明は、実装基板11上に配置された外部電極21を介して実装された電子部品12をモールド樹脂14で被覆した電子部品パッケージにおいて、電子部品12は、圧電体からなる部品基板15の下面に配置したIDT電極17を部品カバー18で覆った構造であり、部品基板15の上面全体にフィラを含有する樹脂製の保護体16を配置した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は例えば表面弾性波素子をモールド樹脂で覆った電子部品パッケージに関するものである。
【背景技術】
【0002】
図12に示すように、電子部品の一例である表面弾性波素子(以下SAW素子1という)は、部品基板2と、部品基板2の上面に配置したIDT電極3と、部品基板2を覆う部品カバー4とを備え、IDT電極3と部品カバー4との間には、弾性波の振動空間を気密状態で保持するキャビティ5が形成されている。そしてSAW素子1は、ウエハ状の部品基板2上においてSAW素子1の集合体として形成され、その後回転刃6を用いて切断分離し個片化されたものである。
【0003】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1および2が知られている。
【特許文献1】特開2005−45319号公報
【特許文献2】特開2005−243702号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、図13に示すように、このSAW素子1を部品カバー4が下側に向いた状態で外部電極7を介して実装基板8上に実装しモールド加工した場合に、モールド加工時やその後のヒートサイクルなどの熱工程において、SAW素子1が損傷してしまうことがあった。
【0005】
これは、図12に示されるように回転刃6を用いてSAW素子1を切断する時に、部品基板2にチッピングが生じてしまい、このチッピングが生じたSAW素子1をモールド加工すれば、チッピング部分にモールド樹脂9が入り込んでしまうこととなる。
【0006】
そして、この状態のSAW素子1をモールド加工やその後のヒートサイクルなどの熱工程において、チッピング部分に入り込んだモールド樹脂9の線膨張係数が部品基板2より小さいため、モールド樹脂9を冷却する際にモールド樹脂9より部品基板2の方が大きく収縮し、その結果、このチッピング部分を起点として部品基板2にクラックが生じてしまうからである。
【0007】
そこで本発明は、電子部品の熱的負荷に対する信頼性の向上を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そしてこの目的を達成するために、本発明は、実装基板上に配置された外部電極を介して実装された電子部品をモールド樹脂で被覆した電子部品パッケージにおいて、電子部品は、圧電体からなる部品基板の下面に配置したIDT電極を部品カバーで覆った構造であり、部品基板の上面全体にフィラを含有する樹脂製の保護体を配置したのである。
【発明の効果】
【0009】
上記構成によれば、切断時に部品基板が回転刃からの応力を受けても、この部品基板の上に配置した保護体で部品基板の撓みを押さえることができ、部品基板のチッピングを低減し、電子部品パッケージの熱的負荷に対する信頼性を向上させることが出来るのである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
(実施の形態1)
実施の形態1の電子部品パッケージは、図1に示すように実装基板11上にアンテナ共用器用弾性波装置(以下SAWデュプレクサという。)を含む各種電子部品12,13a〜13cを実装しこれらをモールド樹脂14でモールドした構成を例に挙げて説明する。
【0011】
SAWデュプレクサ12は、図2に示すように部品基板15と、部品基板15の上面の全体に設けられた保護体16、部品基板15の下面に配置した共振素子となるIDT電極17と、部品基板15の下方を覆う部品カバー18を備えている。そして、この部品カバー18の上面のIDT電極17に対向する部分には、凹部19を有している。なお、この凹部19は、IDT電極17間を伝播する表面弾性波の振動空間となるキャビティ20を形成するものである。
【0012】
さらに、このSAWデュプレクサ12は、実装基板11上の外部電極21を介して実装基板11上に実装され、この実装基板11上においてモールド樹脂14で被覆することで電子部品パッケージを形成している。
【0013】
部品基板15の材料としてLiTaO3、またIDT電極17の材料としてアルミニウム、部品カバー18の材料としてはシリコンを用いた。また、モールド樹脂14には酸化シリコンのフィラを80〜90wt%含有するエポキシ樹脂を用い、保護体16には酸化シリコンのフィラを20wt%含有するエポキシ樹脂を用いた。その他部品基板15の材料としてはLiNbO3、IDT電極17の材料としてはアルミニウム以外の金属も用いることができる。
【0014】
次に、SAWデュプレクサ12を樹脂モールドした電子部品パッケージの製造方法を以下に説明する。
【0015】
先ず、ウエハ状の部品基板15を複数の区画に分ける。なお、図3はこの区画の一つを示したものである。そして、ウエハ状の部品基板15の下面全体にアルミニウムを蒸着スパッタし、その後、ドライエッチング加工でIDT電極17等の電極パターンを形成する。なお、IDT電極17の両端部には、短絡電極を平行に配置した反射器を配置するのが一般的であるが、簡略化して示した。
【0016】
次に、図4(a)に示すIDT電極17等の所定の電極パターンを形成したウエハ状態の部品基板15に、図4(b)で示すよう部品基板15上全体に感光性樹脂層22を形成し、マスク23を用いてIDT電極17等の所定の電極パターンに相当する部分以外をマスキングし、露光し現像することで図4(c)で示すようにマスキングしていない部分だけ感光性樹脂層22が硬化して残り、マスキングした部分には残らない。
【0017】
その後、図4(d)で示すように、部品基板15の上面全体に後述する接着層24を形成するSiO2をスパッタし、次にこの部品基板15を、剥離液などに浸漬し、感光性樹脂層22を溶解して部品基板15から脱落させる。そうすると、図4(e)で示すように、感光性樹脂層22のない部分、すなわちIDT電極17等の電極パターン以外の部分にのみSiO2が残り、この残ったSiO2を接着層24とする。
【0018】
一方、部品カバー18は図4(f)に示すように、シリコン板の下面に、前記IDT電極17と向かい合う部分に、ドライエッチング加工あるいはサンドブラスト加工で凹部19を形成し、この部品カバー18と部品基板15とを、接着層24を介して、常温で直接原子間結合することでSAWデュプレクサ12の集合体を形成することができる。なお、本実施の形態では部品カバー18を接着する工程は真空で行った。
【0019】
次に、図5(a)で示すように、上記SAWデュプレクサ12の集合体を反転し、部品基板15の上面に保護体16を配置する。この時、保護体16と前記部品基板15とが密着するように、軽く押圧(2atm〜3atm)して接着するとよい。
【0020】
その後、図5(b)に示すように、回転刃25を用いて、保護体16の上面から部品カバー18の下面までを電子部品毎に切断し、分離する。なお、この回転刃25はダイヤモンド砥粒を付着させたものであり、この回転刃25の砥粒の番手が#1000以上#2000以下であるものを用いた。また、この回転刃25の切断速度は、毎秒約10mm(スピンドルスピード5000〜6000rpm)とした。
【0021】
また、先に述べた部品カバー18は、図6のSAWデュプレクサ12の断面図(図7のB−B断面)に示すように、部品カバー18にドライエッチング加工により貫通孔26を設け、この貫通孔26の内側にTi、Ni、Auを順次蒸着し金属膜を形成し、さらにその金属膜の内部にはんだを印刷して外部端子接続部27を形成する。次に、この外部端子接続部27の下面に実装基板11の外部電極21に接合される図7に示される受信端子28、アンテナ端子29、送信端子30、グランド端子31を形成する。
【0022】
そして、図1に示すように、外部電極21を介して前述のSAWデュプレクサ12を実装基板11上に実装し、その後このSAWデュプレクサ12を、金型に入れ、この金型に加熱・加圧したモールド樹脂14を樹脂温度175℃、注入圧力50〜100atmで注入し、その後冷却して電子部品パッケージを成形するのである。
【0023】
そして、本実施の形態の電子部品パッケージでは、部品基板15のチッピングを低減し、電子部品パッケージの熱的負荷に対する信頼性を向上させることが出来るものであり、以下にその理由を説明する。
【0024】
従来、図12で説明したように、部品基板2を上にしてダイシングすると、部品基板2および部品カバー4に入った回転刃6が部品基板2から出る際に、部品基板2の上方が空間になっているため、部品基板2の切断面が上方に撓みやすくなり、結果として部品基板2の上面にチッピングが生じやすくなる。
【0025】
一方、本実施の形態では、保護体16をフィラ入りのエポキシ樹脂とすることによりその弾性率を大きく(硬く)することが出来、したがって、回転刃25で部品基板15を切断する際、部品基板15の撓みを押さえることが出来るのである。したがって、部品基板15のチッピングを低減し、モールド時やその後の熱工程における電子部品パッケージの熱的負荷に対する信頼性を向上させることが出来るのである。
【0026】
なお、本実施の形態では保護体16としてフィラを含有するエポキシ樹脂を用いたが、部品基板15との接着性がよく、部品基板15の撓みを押さえる程度の弾性率を有するものであれば他の樹脂を用いてもよい。ただし、一般的なフィラを含まない樹脂テープの弾性率が5GPa未満であるから、弾性率は5GPa以上が好ましい。また、フィラの含有率は、エポキシ樹脂を用いる場合、フィラを過度に増加すると、接着性が悪くなることから、20wt%〜50wt%が望ましい。
【0027】
また、本実施の形態では、前記部品カバー18を、弾性率の比較的大きいシリコン素材としたことにより、前記部品基板15のチッピングをより効果的に低減することが出来る。
【0028】
それは、前述のように、回転刃25で部品基板15を切断する際、部品基板15が部品カバー18と保護体16で両側への撓みを押さえることが出来るからである。したがって、前記部品基板15のチッピングを低減し、モールド時やその後の熱工程における電子部品パッケージの熱信頼性を向上させることが出来るのである。
【0029】
なお、部品カバー18の材料はシリコンに限定されないが、その弾性率は、切断時において部品基板15の撓みを抑えられる程度に大きいもの(硬いもの)である必要がある。本実施の形態では、一般的なダイシングシートなどの樹脂テープの弾性率(5GPa未満)と比較して著しく弾性率の大きいシリコン(弾性率100GPa以上)を用いてチッピングを効果的に抑制している。
【0030】
また、部品カバー18自体のチッピングを回避するため、部品カバー18の素材としては脆性(脆度)が小さく、回転刃25を用いて切断時に、劈開破壊を示さない材料が望ましい。以上の観点から、シリコン以外の特に好ましい材料としては、弾性率が70GPa程度のガラスやフィラ入りのエポキシ樹脂などが挙げられる。
【0031】
また、本実施の形態では、部品カバー18に凹部19を設け、IDT電極17との間にキャビティ20を形成したが、図8のように部品カバー18は平板とし接着層24の厚みを増やしてキャビティ20を形成してもよく、また図9のようにキャビティ20部分を樹脂あるいは金属からなる素子カバー32で封止してもよい。
【0032】
さらに、本実施の形態1では、部品基板15と部品カバー18との接着層24をSiO2としたことによって、部品基板15のチッピングを更に低減する効果が得られる。
【0033】
これは、SiO2の弾性率が約60GPaであり、一般的に用いられる樹脂製の接着剤(5GPa未満)と比較し、著しく大きいからである。
【0034】
すなわち、回転刃25で部品基板15を切断する際、この接着層24も部品基板15の撓みを押さえることができるのである。
【0035】
なお、接着層24に樹脂製接着剤を用いる場合、接着層24を出来るだけ薄くし、チッピングが生ずる割合を減らす必要がある。具体的には、20μm以内とすることが望ましい。また、部品基板15と部品カバー18とは接着剤を用いず、直接接合することも出来るが、その場合は引き出し電極(図7の受信端子28、アンテナ端子29、送信端子30、グランド端子31)を接合部分の外部に設ける必要があり、SAWデュプレクサ12の小型化が達成できないという問題がある。
【0036】
また、本実施の形態1では部品カバー18の材料をシリコンとし、かつ部品基板15上に設けた接着層24をSiO2とし、この接着層24および部品カバー18を直接接合したことにより、完成したSAWデュプレクサ12の熱的負荷特性を向上させることができる。
【0037】
それは、シリコン(部品カバー18)とSiO2(接着層24)は同種材料であることから、熱膨張率の差が小さく、加熱時に接着層24が部品カバー18から剥離しにくいためである。従って、リフロー工程やヒートサイクル工程における熱工程において、SAWデュプレクサ12の信頼性を向上させることができるのである。
【0038】
上述のように、本実施の形態では、部品基板15の上面と下面を、それぞれフィラ入り樹脂製の保護体16および部品カバー18とで挟み込み、一体化して切断することによって、部品基板15の撓みを抑え、チッピングを低減している。そして、その結果、電子部品パッケージの熱信頼性を向上させることが出来るのである。また、保護体16は従来のダイシングシートのように切断後剥離する必要が無く、製造工程の短縮化に寄与する。
【0039】
また、図7に示されるようにキャビティ20を複数成形することによりキャビティ間に出来る仕切り壁33は、部品カバー18に対する外部応力を分散する作用を有し、その結果、SAWデュプレクサ12の外部圧力に対する強度を増大することが出来るもので、凹部19と凹部19との境目を仕切り壁33としてもよいが、キャビティ20内に別途樹脂等の柱状体(特に図示せず)を設けたも同様の効果が得られる。なお、このような効果は、本発明にかかる電子部品パッケージでは保護体16を配置する際に押圧する必要があることから、電子部品の損傷を抑制するために非常に有効である。
【0040】
なお、キャビティ20は仕切り壁33によって完全に分割してもよいが、隣接するキャビティ20間をトンネル状の連通路(特に図示せず)によって一部連結させてもよい。この場合、連通路は部品カバー18に設けてもよいし、部品基板15の下面(IDT電極17の形成面)に設けてもよい。部品基板15の下面に設ける場合は、IDT電極17および配線電極、引き出し電極(図7の受信端子28と、アンテナ端子29と、送信端子30およびグランド端子31)の非形成部を利用してもよい。
【0041】
この連通路によって、キャビティ20の一部に印加された外部応力を、他のキャビティ20に滑らかに移動させることができ、応力分散により電子部品の損傷を抑制することができるのである。
【0042】
(実施の形態2)
本実施の形態2と実施の形態1との違いは、図10に示すように、部品カバー18の下面であり、凹部19の下方に相当する部分に外部ダミー電極34を配置したことである。ここで、外部ダミー電極34とは、部品基板15の下面(IDT電極17を形成した面)に設けた引き出し電極(図7の受信端子28、アンテナ端子29、送信端子30、グランド端子31)と接続されていない電極であり、電気を通さないため、電極としての役割を果たさないものを言う。
【0043】
この外部ダミー電極34は電子部品と実装基板11との間の支柱となるため、電子部品に印加される外部圧力を分散させることができ、電子部品の損傷を抑制する効果を有する。また、この外部ダミー電極34は、特に電子部品の前記キャビティ20の下方に相当する部分に設けることが望ましい。
【0044】
すなわち、従来、モールド加工時において、前記部品カバー18と実装基板11との間に入りこんだモールド樹脂14の圧力は非常に大きく、部品カバー18がキャビティ20の方へ割れてしまうことがあったが、前記部品カバー18の下面であって前記キャビティ20の下方対向する部分に、外部ダミー電極34を配置することによって、モールド樹脂14の入り込む量を減少させることが出来、その結果電子部品の損傷を抑制することができるのである。
【0045】
上記構成は、本発明にかかる電子部品パッケージでは、保護体16を配置する際に、押圧する必要があることから、電子部品の損傷を抑制するために非常に有効である。
【0046】
(実施の形態3)
本実施の形態3と実施の形態1との違いは、図11に示すように、部品カバー18の下面であって受信端子28、アンテナ端子29、送信端子30を除いた略全面にグランド電極35を設けたことである。
【0047】
これにより、グランド電極35が支柱となり、外部圧力を分散することができる。また、部品カバー18と実装基板11との隙間を著しく小さくすることができ、モールド樹脂14の入り込む量も減ることから、前述のようにモールド加工時において、モールド樹脂14が部品カバー18の下方から印加する応力を著しく減少させることができる。そしてその結果、電子部品の損傷を抑制することが出来るのである。
【0048】
上記構成は、本発明にかかる電子部品パッケージでは保護体16を配置する際に、押圧する必要があることから、電子部品の損傷を抑制するために非常に有効である。
【産業上の利用可能性】
【0049】
本発明にかかる電子部品は、切断時における電子部品のチッピングを低減し、熱信頼性を向上させ、電子部品の損傷を抑制することができる。したがって、モールド加工やヒートサイクルなど熱処理工程における電子部品に、大いに利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本実施の形態1における電子部品の斜視図
【図2】本実施の形態1における電子部品の断面図
【図3】本実施の形態1における部品基板の下面図
【図4】本実施の形態1におけるSAWデュプレクサの製造工程図
【図5】本実施の形態1におけるSAWデュプレクサの製造工程図
【図6】本実施の形態1における電子部品の断面図
【図7】本実施の形態1における部品カバーの下面図
【図8】本実施の形態における電子部品の断面図
【図9】本実施の形態における電子部品の断面図
【図10】本実施の形態2における部品カバーの下面図
【図11】本実施の形態3における部品カバーの下面図
【図12】従来の電子部品の断面図
【図13】従来の電子部品の断面図
【符号の説明】
【0051】
11 実装基板
12 SAWデュプレクサ(電子部品)
14 モールド樹脂
15 部品基板
16 保護体
17 IDT電極
18 部品カバー
21 外部電極

【特許請求の範囲】
【請求項1】
実装基板と、この実装基板上に配置された外部電極と、この外部電極を介して前記実装基板上に実装された電子部品と、この電子部品を前記実装基板上において被覆したモールド樹脂とを備え、前記電子部品は、圧電体からなる部品基板と、この部品基板の下面に配置したIDT電極と、前記部品基板の下方を覆う部品カバーとを有し、前記部品基板の上面全体にフィラを含有する樹脂製の保護体を配置したことを特徴とする電子部品パッケージ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2007−243916(P2007−243916A)
【公開日】平成19年9月20日(2007.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−280054(P2006−280054)
【出願日】平成18年10月13日(2006.10.13)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】