説明

4’−O−置換イソインドリン誘導体および該誘導体を含有する組成物およびその使用方法

4’−O置換イソインドリン化合物、ならびにその医薬的に許容可能な塩、溶媒和物、クラスレート、立体異性体およびプロドラッグが提供される。これらの化合物の使用方法および医薬組成物が開示される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】

【化32】


の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩、溶媒和物、プロドラッグ、クラスレートもしくは立体異性体
[式中、
Yは、C=OまたはCHであり、
は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、アリールアミノカルボニル、アルキルカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、アルコキシカルボニル、シクロアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、またはヘテロシクリルカルボニルであり、Rは、アルコキシ、ハロ、アルキル、カルボキシ、アルキルアミノカルボニル、アルコキシカルボニル、ニトロ、アミン、ニトリル、ハロアルキル、ヒドロキシ、およびアルキルスルホニルから選択される1つまたは複数の基で置換されていてもよい]。
【請求項2】
YがC=Oである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
YがCHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
が、アリール、アラルキルまたはヘテロアリールアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
中のアリール基が、5または6員の単環式アリール基である、請求項1から4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
中のアリール基が、O、N、およびSから選択される1〜3個のへテロ原子を含む5または6員の単環式へテロアリール基である、請求項1から5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
中のアリール基が、二環式アリールまたは二環式ヘテロアリール基である、請求項1から6のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
が、アルコキシ、ハロ、アルキルおよびアルキルスルホニルから選択される1つまたは複数の置換基で置換されている、請求項1から7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
が、メトキシ、クロロ、ブロモ、フルオロ、メチルおよびメチルスルホニルから選択される1つまたは2つの置換基で置換されている、請求項1から8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
が、ニトロ、アミノ、ハロアルキル、ニトリルまたはヒドロキシから選択される1つまたは複数の置換基で置換されている、請求項1から7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
が、フェニル、ベンジル、ナフチルメチル、キノリルメチル、ベンゾフリルメチル、ベンゾチエニルメチル、フリルメチルまたはチエニルメチルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
が、2−メトキシフェニル、ベンジル、3−クロロベンジル、4−クロロベンジル、3,4−ジクロロベンジル、3,5−ジクロロベンジル、3−フルオロベンジル、3−ブロモベンジル、3−メチルベンジル、4−メチルスルホニルベンジル、3−メトキシベンジル、ナフチルメチル、3−キノリルメチル、2−キノリルメチル、2−ベンゾフリルメチル、2−ベンゾチエニルメチル、3−クロロチエン−2−イルメチル、4−フルオロベンゾチエン−2−イルメチル、2−フリルメチル、5−クロロチエン−2−イルメチルまたは1−ナフト−2−イルエチルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】

【化33】


を有し、式中、Rが、アルキル、ハロ、アルコキシ、カルボキシ、アルキルアミノカルボニル、アルコキシカルボニル、ニトロ、アミン、ニトリル、ハロアルキル、ヒドロキシおよびアルキルスルホニルから選択される1つ、2つまたは3つの基で置換されていてもよいアリールまたはヘテロアリールであり、nが0〜5である、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
が、メチル、メトキシ、クロロ、フルオロ、ブロモおよびメチルスルホニルから選択される1つまたは2つの基で置換されていてもよい、フェニル、ナフチル、フリル、チエニル、ベンゾフリル、ベンゾチエニルおよびキノリルから選択される、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】

【化34】


を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
【化35】


から選択される請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩、溶媒和物もしくは立体異性体。
【請求項17】
【化36】



から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
請求項1から17のいずれか1項に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩、溶媒和物もしくは立体異性体を含有する医薬組成物。
【請求項19】
患者に、請求項1から17のいずれか1項に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩、溶媒和物もしくは立体異性体を投与することを含む、疾患または障害の治療、管理もしくは予防の方法であって、該疾患または障害が、癌、血管新生関連障害、疼痛、黄斑変性もしくはその関連症候群、皮膚病、肺障害、アスベスト関連障害、寄生虫病、免疫不全障害、CNS障害、CNS損傷、アテローム性動脈硬化症もしくはその関連障害、機能不全睡眠もしくはその関連障害、感染症、異常ヘモグロビン症もしくはその関連障害、またはTNFα関連障害である前記方法。
【請求項20】
1または複数種類の追加の活性薬剤を投与することをさらに含む、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記疾患が、癌であり、前記追加の活性薬剤が、癌ワクチンである、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記疾患が感染症であり、前記追加の活性薬剤が前記感染症のためのワクチンである、請求項20に記載の方法。
【請求項23】
前記化合物、またはその医薬的に許容可能な塩、溶媒和物もしくは立体異性体が、経口または非経口で投与される、請求項19に記載の方法。
【請求項24】
請求項1から17のいずれか1項に記載の化合物、またはその医薬的に許容可能な塩、溶媒和物もしくは立体異性体を含有する1回投与用単位剤形。
【請求項25】
経口または非経口投与に適した、請求項24に記載の1回投与用単位剤形。
【請求項26】
経口投与に適した、請求項25に記載の1回投与用単位剤形。
【請求項27】
錠剤またはカプセルである、請求項26に記載の1回投与用単位剤形。

【公表番号】特表2010−522170(P2010−522170A)
【公表日】平成22年7月1日(2010.7.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−554563(P2009−554563)
【出願日】平成20年3月19日(2008.3.19)
【国際出願番号】PCT/US2008/003602
【国際公開番号】WO2008/115516
【国際公開日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【出願人】(500026935)セルジーン コーポレイション (41)
【Fターム(参考)】