説明

JAK経路の阻害のための組成物および方法

本発明は、式Iを有する化合物、ならびにJAK経路の調節またはJAKキナーゼ、特にJAK3の阻害が治療上有用である病態の治療において、これらの化合物を使用する組成物および方法を包含する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物であって、

式中、
pは、0、1、2、または3であり、
qは、0、1、2、または3であり、
Xは、水素、アルキル、置換アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノ、カルボキシル、カルボキシルエステル、−C(O)N(R)R、シアノ、ハロ、ニトロ、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキニル、もしくは置換シクロアルキニルであり、
Yは、直鎖または分岐鎖のC1−6アルキレン基、シクロアルキレン、もしくは置換シクロアルキレンであり、
は、水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、または置換シクロアルキルであり、
各Rは独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノ、アリール、置換アリール、アリールオキシ、置換アリールオキシ、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルコキシ、置換シクロアルコキシ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、置換ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、置換ヘテロシクリルオキシ、アミノアシル、アミノアシルオキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、炭酸エステル、−C(O)N(R)R、ニトロ、もしくはハロであり、
各Rは独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノ、アリール、置換アリール、アリールオキシ、置換アリールオキシ、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルコキシ、置換シクロアルコキシ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、置換ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、置換ヘテロシクリルオキシ、アミノアシル、アミノアシルオキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、炭酸エステル、ニトロ、もしくはハロであり、
各Rは独立して、水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、カルボキシル、カルボキシルエステル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アシル、もしくはMであり、Mは、K、Na、Li、もしくはN(Rであり、各Rは独立して、水素もしくはアルキルであり、かつRに直接隣接する窒素は、陰イオン性であるか、または
およびRは、それらに結合する1個もしくは複数の介在原子とともに、ヘテロシクリルもしくは置換ヘテロシクリル基を形成し、
各Rは独立して、水素、アルキル、置換アルキル、アミノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、カルボキシル、カルボキシルエステル、もしくはアシルであり、
は、水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、もしくはアシルであるか、または
は、直鎖もしくは分岐鎖のC1−6アルキレン基、シクロアルキレン、もしくは置換シクロアルキレンであり、Rを担持する窒素とYを担持する環とを連結し、
は、水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、もしくはアシルであり、
は、水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、もしくはアシルであるか、または
およびRは、それらが結合する窒素ともに、ヘテロシクリルもしくは置換ヘテロシクリル基を形成し、
およびRの少なくとも1つは、水素ではなく、かつ
、R、およびRの各々は、Mであってもよく、Mは、K、Na、Li、もしくはN(Rであり、各Rは独立して、水素もしくはアルキルであり、かつMを担持する窒素は、陰イオン性である、化合物。
【請求項2】
は水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Xは、アルキル、置換アルキル、またはハロである、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
は水素であり、かつRは水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
Yはメチレンである、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
は水素であり、RはC1−3アルキルであり、かつRはC1−3アルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
およびRのそれぞれは独立して、低級アルキルまたは低級アルコキシである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
式IIに記載の化合物であって、

式中、
pは、0、1、2、または3であり、
qは、0、1、2、または3であり、
Xは、水素、アルキル、置換アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノ、カルボキシル、カルボキシルエステル、−C(O)N(R)R、シアノ、ハロ、ニトロ、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキニル、もしくは置換シクロアルキニルであり、
Yは、直鎖または分岐鎖のC1−6アルキレン基、シクロアルキレン、もしくは置換シクロアルキレンであり、
は、水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、もしくは置換シクロアルキルであり、
各Rは独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノ、アリール、置換アリール、アリールオキシ、置換アリールオキシ、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルコキシ、置換シクロアルコキシ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、置換ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、置換ヘテロシクリルオキシ、アミノアシル、アミノアシルオキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、炭酸エステル、−C(O)N(R)R、ニトロ、もしくはハロであり、
各Rは独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノ、アリール、置換アリール、アリールオキシ、置換アリールオキシ、シアノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルコキシ、置換シクロアルコキシ、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロアリールオキシ、置換ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、置換ヘテロシクリルオキシ、アミノアシル、アミノアシルオキシ、カルボキシル、カルボキシルエステル、炭酸エステル、ニトロ、もしくはハロであり、
各Rは独立して、水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、カルボキシル、カルボキシルエステル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、アシル、もしくはMであり、Mは、K、Na、Li、もしくはN(Rであり、各Rは独立して、水素もしくはアルキルであり、かつRに直接隣接する窒素は、陰イオン性であるか、または
およびRは、それらに結合する1個もしくは複数の介在原子とともに、ヘテロシクリルまたは置換ヘテロシクリル基を形成し、
各Rは独立して、水素、アルキル、置換アルキル、アミノ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、カルボキシル、カルボキシルエステル、もしくはアシルであり、
は、水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、もしくはアシルであり、
は、水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、もしくはアシルであるか、または
およびRは、それらが結合する窒素ともに、ヘテロシクリルもしくは置換ヘテロシクリル基を形成し、
10は、直鎖もしくは分岐鎖のC1−6アルキレン基、シクロアルキレン、もしくは置換シクロアルキレンであり、かつ
およびRの各々は、Mであってもよく、Mは、K、Na、Li、もしくはN(Rであり、各Rは独立して、水素もしくはアルキルであり、かつMを担持する窒素は、陰イオン性である、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
pはゼロであり、かつRおよびYの各々は独立して、直鎖または分岐鎖のC1−6アルキレン基である、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
およびYのそれぞれは独立して、メチレンまたはエチレンである、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
式IIIに記載の化合物であって、

式中、
pは、0、1、2、または3であり、
qは、0、1、2、または3であり、
Xは、アルキル、置換アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノ、カルボキシル、カルボキシルエステル、−C(O)N(R)R、シアノ、ハロ、ニトロ、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキニル、もしくは置換シクロアルキニルであり、
各Rは独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルコキシ、置換シクロアルコキシ、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、置換ヘテロシクリルオキシ、−C(O)N(R)R、もしくはハロであり、
各Rは独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルコキシ、置換シクロアルコキシ、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、置換ヘテロシクリルオキシ、もしくはハロであり、
は、水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、もしくはアシルであり、
は、水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、もしくはアシルであり、
は、水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、もしくはアシルであるか、または
およびRは、それらが結合する窒素ともに、ヘテロシクリルもしくは置換ヘテロシクリル基を形成し、
およびRの少なくとも1つは、水素ではなく、かつ
、R、およびRの各々は、Mで置換されていてもよく、Mは、K、Na、Li、もしくはN(Rであり、各Rは独立して、水素もしくはアルキルであり、かつMを担持する窒素は、陰イオン性である、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
式IVに記載の化合物であって、

式中、
pは、0、1、2、または3であり、
qは、0、1、2、または3であり、
Xは、アルキル、置換アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、置換アルコキシ、アミノ、置換アミノ、カルボキシル、カルボキシルエステル、−C(O)N(R)R、シアノ、ハロ、ニトロ、アルケニル、置換アルケニル、アルキニル、置換アルキニル、シクロアルキニル、もしくは置換シクロアルキニルであり、
各Rは独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルコキシ、置換シクロアルコキシ、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、置換ヘテロシクリルオキシ、−C(O)N(R)R、もしくはハロであり、
各Rは独立して、アルキル、置換アルキル、アルコキシ、置換アルコキシ、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シクロアルコキシ、置換シクロアルコキシ、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、ヘテロシクリルオキシ、置換ヘテロシクリルオキシ、もしくはハロであり、
は、水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、もしくはアシルであり、
は、水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、もしくはアシルであり、
は、水素、アルキル、置換アルキル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロシクリル、置換ヘテロシクリル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、もしくはアシルであるか、または
およびRは、それらが結合する窒素ともに、ヘテロシクリルもしくは置換ヘテロシクリル基を形成し、
およびRの少なくとも1つは、水素ではなく、かつ
、R、およびRの各々は、Mで置換されていてもよく、Mは、K、Na、Li、もしくはN(Rであり、各Rは独立して、水素もしくはアルキルであり、かつMを担持する窒素は、陰イオン性である、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
I−1:N2−(3−アミノスルホニルフェニル)−5−クロロ−N4−[4−[(N,N−ジメチルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−2,4−ピリミジンジアミン、
I−2:N2−(4−アミノスルホニルフェニル)−5−クロロ−N4−[4−[(N,N−ジメチルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−2,4−ピリミジンジアミン、
I−3:N2−(3−アミノスルホニルフェニル)−N4−[4−[(N,N−ジメチルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−5−メチル−2,4−ピリミジンジアミン、
I−4:N2−(4−アミノスルホニルフェニル)−N4−[4−[(N,N−ジメチルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−5−メチル−2,4−ピリミジンジアミン、
I−5:N2−(3−アミノスルホニルフェニル)−5−クロロ−N4−[4−[(N−エチルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−2,4−ピリミジンジアミン、
I−6:N2−(4−アミノスルホニルフェニル)−5−クロロ−N4−[4−[(N−エチルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−2,4−ピリミジンジアミン、
I−7:N2−(3−アミノスルホニルフェニル)−N4−[4−[(N−エチルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−5−メチル−2,4−ピリミジンジアミン、
I−8:N2−(4−アミノスルホニルフェニル)−N4−[4−[(N−エチルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−5−メチル−2,4−ピリミジンジアミン、
I−9:N2−(3−アミノスルホニルフェニル)−5−クロロ−N4−[3−[(N−エチルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−2,4−ピリミジンジアミン、
I−10:N2−(4−アミノスルホニルフェニル)−5−クロロ−N4−[3−[(N−エチルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−2,4−ピリミジンジアミン、
I−11:N2−(3−アミノスルホニルフェニル)−N4−[3−[(N−エチルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−5−メチル−2,4−ピリミジンジアミン、
I−12:N2−(4−アミノスルホニルフェニル)−N4−[3−[(N−エチルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−5−メチル−2,4−ピリミジンジアミン、
I−13:N2−(3−アミノスルホニルフェニル)−N4−[3−[(N−エチルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−5−フルオロ−2,4−ピリミジンジアミン、
I−14:N2−(4−アミノスルホニルフェニル)−N4−[3−[(N−エチルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−5−フルオロ−2,4−ピリミジンジアミン、
I−15:N2−(3−アミノスルホニルフェニル)−5−クロロ−N4−[4−[(N−エチルスルファモイルアミノ)メチル]−2−メチルフェニル]−2,4−ピリミジンジアミン、
I−16:N2−(4−アミノスルホニルフェニル)−5−クロロ−N4−[4−[(N−エチルスルファモイルアミノ)メチル]−2−メチルフェニル]−2,4−ピリミジンジアミン、
I−17:N2−(4−アミノスルホニル−3,5−ジメチルフェニル)−5−クロロ−N4−[4−[(N−エチルスルファモイルアミノ)メチル]−2−メチルフェニル]−2,4−ピリミジンジアミン、
I−18:N2−(3−アミノスルホニルフェニル)−5−クロロ−N4−[4−[(N−シクロプロピルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−2,4−ピリミジンジアミン、
I−19:N2−(4−アミノスルホニルフェニル)−5−クロロ−N4−[4−[(N−シクロプロピルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−2,4−ピリミジンジアミン、
I−20:N2−(4−アミノスルホニル−3,5−ジメチルフェニル)−5−クロロ−N4−[4−[(N−シクロプロピルスルファモイル−アミノ)メチル]フェニル]−2,4−ピリミジンジアミン、
I−21:N2−(3−アミノスルホニルフェニル)−N4−[4−[(N−シクロプロピルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−5−メチル−2,4−ピリミジンジアミン、
I−22:N2−(4−アミノスルホニルフェニル)−N4−[4−[(N−シクロプロピルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−5−メチル−2,4−ピリミジンジアミン、
I−23:N2−(4−アミノスルホニル−3,5−ジメチルフェニル)−N4−[4−[(N−シクロプロピルスルファモイルアミノ)メチル]フェニル]−5−メチル−2,4−ピリミジンジアミン、
I−24:N2−(3−アミノスルホニルフェニル)−5−クロロ−N4−[4−[(N−シクロプロピルスルファモイルアミノ)メチル]−2−メチルフェニル]−2,4−ピリミジンジアミン、
I−25:N2−(4−アミノスルホニルフェニル)−5−クロロ−N4−[4−[(N−シクロプロピルスルファモイルアミノ)メチル]−2−メチルフェニル]−2,4−ピリミジンジアミン、
I−26:N2−(4−アミノスルホニル−3,5−ジメチルフェニル)−5−クロロ−N4−[4−[(N−シクロプロピルスルファモイルアミノ)メチル]−2−メチルフェニル]−2,4−ピリミジンジアミン、
I−27:N4−[3−(N−エチル−N−プロピオニル)アミノスルホニル−(N−プロピオニル)アミノメチル]フェニル−5−メチル−N2−(3−プロピオニルアミノスルホニル)フェニル−2,4−ピリミジンジアミン、
I−28:N4−[3−(N−エチル−N−プロピオニル)アミノスルホニル−(N−プロピオニル)アミノメチル]フェニル−5−メチル−N2−(3−プロピオニルアミノスルホニル)フェニル−2,4−ピリミジンジアミンナトリウム塩、
I−29:N2−(3−アミノスルホニル−4−メチル)フェニル−N4−(3−エチルアミノスルホニルアミノメチル)フェニル−5−メチル−2,4−ピリミジンジアミン、
I−30:N2−(3−アミノスルホニル)フェニル−N4−(3−N,N−ジメチルアミノスルホニルアミノメチル)−5−メチル−2,4−ピリミジンジアミン、
I−31:N2−(4−アミノスルホニル)フェニル−N4−(3−N,N−ジメチルアミノスルホニルアミノメチル)−5−メチル−2,4−ピリミジンジアミン、
I−32:N2−(3−アミノスルホニル−4−メチル)フェニル−N4−(3−N,N−ジメチルアミノスルホニルアミノ−メチル)−5−メチル−2,4−ピリミジンジアミン、
II−1:N2−(3−アミノスルホニル−4−メチル)フェニル−N4−(2−N,N−ジメチルアミノスルホニル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−7−イル)−5−フルオロ−2,4−ピリミジンジアミン、
II−2:N2−(3−アミノスルホニル−4−メチル)フェニル−N4−(2−N,N−ジメチルアミノスルホニル−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−イル)−5−フルオロ−2,4−ピリミジンジアミン、
II−3:N2−(4−アミノスルホニル)フェニル−N4−(2−N,N−ジメチルアミノスルホニル−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−イル)−5−メチル−2,4−ピリミジンジアミン、
II−4:N2−(3−アミノスルホニル)フェニル−N4−(2−N,N−ジメチルアミノスルホニル−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−イル)−5−メチル−2,4−ピリミジンジアミン、または
II−5:N2−(3−アミノスルホニル−4−メチル)フェニル−N4−(2−N,N−ジメチルアミノスルホニル−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−イル)−5−メチル−2,4−ピリミジンジアミンである、化合物。
【請求項14】
請求項1に記載の化合物を含む、薬学的製剤。
【請求項15】
JAKキナーゼの活性を阻害する方法であって、前記JAKキナーゼを、前記JAKキナーゼの活性を阻害するのに有効な量の請求項1に記載の化合物と接触させることを含む、方法。
【請求項16】
JAKキナーゼの活性を阻害する方法であって、JAK3キナーゼを、前記JAK3キナーゼの活性を阻害するのに有効な量の請求項1に記載の化合物とインビトロで接触させることを含む、方法。
【請求項17】
T細胞媒介性自己免疫疾患を治療する方法であって、前記自己免疫疾患を治療するのに有効な量の請求項1に記載の化合物を、そのような自己免疫疾患に罹患している患者に投与することを含む、T細胞媒介性自己免疫疾患を治療する方法。
【請求項18】
前記化合物は、10μM未満のIC50でSykキナーゼを阻害する化合物または薬学的組成物と併用で、または付属的に投与される、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
移植レシピエントにおける同種移植片拒絶を治療または阻止する方法であって、前記拒絶を治療または阻止するのに有効な量の請求項1に記載の化合物を、前記移植レシピエントに投与することを含む、方法。
【請求項20】
前記化合物は、前記移植レシピエントにおける組織または臓器の移植の前に、前記組織または前記臓器に投与される、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記拒絶は急性拒絶である、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記拒絶は慢性拒絶である、請求項20に記載の方法。
【請求項23】
前記拒絶は、HVGRまたはGVHRによって媒介される、請求項20に記載の方法。
【請求項24】
前記同種移植は、腎臓、心臓、肝臓、または肺移植である、請求項20に記載の方法。
【請求項25】
前記化合物は、別の免疫抑制剤と併用で、または付属的に投与される、請求項20に記載の方法。
【請求項26】
前記免疫抑制剤は、シクロスポリン、タクロリムス、シロリムス、IMPDH阻害剤、ミコフェノレート、ミコフェノール酸モフェチル、抗T細胞抗体、またはOKT3である、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
IV型過敏症反応を治療または阻止する方法であって、前記過敏症反応を治療または阻止するのに有効な量の請求項1に記載の化合物を、被験体に投与することを含む、方法。
【請求項28】
眼の疾病および/または疾患を治療する方法であって、前記眼の疾病および/または疾患を治療するのに有効な量の請求項1に記載の化合物を、被験体に投与することを含む、方法。
【請求項29】
前記眼の前記疾病および/または疾患は、ドライアイ症候群、ブドウ膜炎、アレルギー性結膜炎、緑内障、または酒さである、請求項28に記載の方法。

【公表番号】特表2012−513480(P2012−513480A)
【公表日】平成24年6月14日(2012.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−543688(P2011−543688)
【出願日】平成21年12月23日(2009.12.23)
【国際出願番号】PCT/US2009/069480
【国際公開番号】WO2010/075558
【国際公開日】平成22年7月1日(2010.7.1)
【出願人】(504294145)ライジェル ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (63)
【Fターム(参考)】