説明

NFκB阻害剤

【課題】NFκB活性化による皮膚の老化の予防、症状の改善に有効な剤を提供する。
【解決手段】本発明は化学式(1)で表される化合物/またはその塩を含有することを特徴とするNFκB阻害剤に関する(式中のR、Rはそれぞれ水素、アルキル基、アリール基、アシル基、酢酸エチレンから選ばれる)。本発明の化学式(1)で表される化合物および/またはその塩は、NFκB阻害作用を有し、皮膚の老化や炎症、MMPの亢進が原因で起こる各種疾患の予防、抑制または症状の改善に有用である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、NFκB阻害剤に関し、詳しくは、皮膚の老化や炎症、マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)の亢進が原因で起こる各種疾患の予防、抑制または症状の改善に効果が期待でき、かつ安全性の高いNFκB阻害剤に関する。
【背景技術】
【0002】
太陽紫外線によって加速される皮膚の加齢変化を光加齢と呼ぶ。光老化にともなう皮膚変化の一つであるシワは、真皮の細胞外マトリックス成分の減少および変性により皮膚弾力性の低下が起こることが原因となって発生する。シワの形成を抑制する手段としては、従来、コラーゲン、ヒアルロン酸等の真皮細胞外マトリックス成分を皮膚に塗布したり、紫外線や活性酸素から皮膚を守るための防御物質を配合した組成物を用いるのが主流であったが、これらの効果は十分なものではなかった。
【0003】
紫外線や活性酸素に曝された皮膚の真皮では細胞外マトリックス成分を分解するMMPの活性が亢進するので、このMMPを阻害することがシワの形成抑制につながると考えられている。
【0004】
さらに、皮膚においてMMP等のタンパクは、DNAの情報を翻訳して作り出される。DNA情報の翻訳は、DNA上のプロモーター領域に、転写因子が結合することにより開始される。転写因子の一つであるNuclear Factor κB(NFκB)はMMPのDNAのプロモーター領域に結合し、NFκBの活性が高まると、MMPが過剰に翻訳、合成されるため、NFκBはシワの形成に関与することが以下の非特許文献1〜3に示されている。
【0005】
【非特許文献1】Han Y−P等,J.Cell Science,2000,114,131−139
【非特許文献2】Yuan W等,J.Biol.Chem.2001,276,38502−38510
【非特許文献3】Fieber C等,J.Cell Science,2004,117,359−367
【0006】
NFκBは紫外線によって活性が高まることが非特許文献4〜5で示されており、光老化の根本原因となっている可能性が極めて高く、NFκBの活性を制御することがシワの形成抑制につながると考えた。
【0007】
【非特許文献4】Ahn K S等,J.Dermatol.Sci.,2003,31,193−201
【非特許文献5】Maalouf S等,Mol,Carcinog.,2002,34,121−130
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、NFκBに対して阻害活性を有し、皮膚の老化や炎症、MMPの亢進が原因で起こる各種疾患の予防、抑制または症状を改善しうるNFκB阻害剤を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
このような事情により、本発明者らは鋭意研究検討した結果、化学式(1)で表される化合物および/またはそれらの塩が非常に高いNFκB阻害効果を示すこと、またこれを含有する皮膚外用剤が優れたシワ形成抑制作用を示すことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
本発明の化学式(1)は、天然由来のものを利用することができるほか、トコフェロールから常法により合成でき、下記の文献も参考にできる。
【0011】
【特許文献1】特公昭61−20583
【特許文献2】特公平3−32558
【0012】
また、本発明においては化学式(1)の塩も使用可能であり、塩の種類は限定されないが、一般的にはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩が用いられる。
【0013】
本発明のNFκB阻害剤は、医薬品、医薬部外品、化粧品または食品いずれにも用いることができ、その剤型としては、例えば、散剤、丸剤、錠剤、注射剤、座剤、乳剤、カプセル剤、顆粒剤、液剤(チンキ剤、流エキス剤、酒精剤、懸濁剤、リモナーデ剤等を含む)、化粧水、クリーム、乳液、ゲル剤、エアゾール剤、パック、洗浄剤、浴用剤、ファンデーション、打粉、口紅、軟膏、パップ剤、ペースト剤、プラスター剤、エッセンス、錠菓、飲料等が挙げられる。また、本発明の効果を損なわない範囲内で、通常の化粧品、医薬部外品、医薬品等に用いられる各種成分、例えば油性成分、乳化剤、保湿剤、増粘剤、薬効成分、防腐剤、顔料、粉体、pH調整剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、香料等を適宜配合することができる。
【0014】
油性成分としては、例えば流動パラフィン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス、スクワラン、ホホバ油、ミツロウ、カルナウバロウ、ラノリン、オリーブ油、ヤシ油、高級アルコール、脂肪酸、高級アルコールと脂肪酸のエステル、シリコーン油等が挙げられる。乳化剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の非イオン界面活性剤、ステアロイル乳酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤、大豆リン脂質等の両性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウム等のカチオン界面活性剤が挙げられる。保湿剤としては、例えばグリセリン、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコールなどが挙げられる。増粘剤としては、例えばカルボキシビニルポリマー、キサンタンガム、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ゼラチン、ベントナイト等の粘土鉱物等が挙げられる。薬効成分としては、例えば各種ビタミンおよびその誘導体、アラントイン、グリチルリチン酸およびその誘導体、各種動植物抽出物等が挙げられる。
【0015】
本発明のNFκB阻害剤中に配合される化合物の量は、剤型や期待する効果の程度により異なるが、通常0.001重量%以上、好ましくは0.1〜50重量%程度配合するのがよい。0.001重量%未満では十分な効果は望みにくい場合があり、50重量%を超えて配合した場合、効果の増強は認められにくく不経済である。
【発明の効果】
【0016】
本発明の新規な薬効成分は、NFκBに対する阻害効果を有し、NFκBが関与して起こる皮膚老化に対しても抑制効果を示した。本発明のNFκB阻害剤は、皮膚の老化や炎症、MMPの亢進が原因で起こる各種疾患の予防、抑制、症状の改善に有用である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
次に本発明による効果を具体的な実施例を挙げ説明する。これらの実施例は効果を具体的に説明するもので、発明の範囲を限定するものではない。実施例中の配合量は重量%である。
【実施例1】
【0018】
本発明の薬効成分は、処方例として下記の製剤化を行うことができる。
【0019】
処方例1 クリーム 配合量
1.dl−α−トコフェリルリン酸ナトリウム 2.0重量%
2.スクワラン 5.5
3.オリーブ油 3.0
4.ステアリン酸 2.0
5.ミツロウ 2.0
6.ミリスチン酸オクチルドデシル 3.5
7.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.)3.0
8.ベヘニルアルコール 1.5
9.モノステアリン酸グリセリン 2.5
10.香料 0.1
11.1,3−ブチレングリコール 8.5
12.パラオキシ安息香酸エチル 0.05
13.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
14.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分2〜9を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分1および11〜14を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化して、かき混ぜながら冷却し、45℃で成分10を加え、さらに30℃まで冷却して製品とする。
【0020】
比較例1 従来のクリーム
処方例1において、dl−α−トコフェリルリン酸ナトリウムを精製水に置き換えたものを従来のクリームとした。
【0021】
処方例2 化粧水 配合量
1.d−α−トコフェリルリン酸ナトリウム 0.1重量%
2.1,3−ブチレングリコール 8.0
3.グリセリン 2.0
4.キサンタンガム 0.02
5.クエン酸 0.01
6.クエン酸ナトリウム 0.1
7.エタノール 5.0
8.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
9.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 0.1
10.香料 適量
11.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分1〜6および11と、成分7〜10をそれぞれ均一に溶解し、両者を混合し濾過して製品とする。
【0022】
処方例3 乳液 配合量
1.dl−α−トコフェリルリン酸ジナトリウム 0.5重量%
2.スクワラン 5.0
3.オリーブ油 5.0
4.ホホバ油 5.0
5.セタノール 1.5
6.モノステアリン酸グリセリン 2.0
7.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.)3.0
8.ポリオキシエチレンソルビタン
モノオレエート(20E.O.) 2.0
9.香料 0.1
10.プロピレングリコール 1.0
11.グリセリン 2.0
12.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
13.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分2〜8を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分1および10〜13を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化して、かき混ぜながら冷却し、45℃で成分9を加え、さらに30℃まで冷却して製品とする。
【0023】
処方例4 ゲル剤 配合量
1.d−α−トコフェリルリン酸カリウム 0.1重量%
2.エタノール 5.0
3.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
4.ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1
5.香料 適量
6.1,3−ブチレングリコール
5.0
7.グリセリン 5.0
8.キサンタンガム 0.1
9.カルボキシビニルポリマー 0.2
10.水酸化カリウム 0.2
11.精製水にて全量を100とする
成分2〜5と、成分1および6〜11をそれぞれ均一に溶解し、両者を混合して製品とする。
【0024】
処方例5 軟膏 配合量
1.dl−α−トコフェリルリン酸ナトリウム 1.0重量%
2.ポリオキシエチレンセチルエーテル(30E.O.)2.0
3.モノステアリン酸グリセリン 10.0
4.流動パラフィン 5.0
5.セタノール 6.0
6.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
7.プロピレングリコール 10.0
8.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分2〜5を加熱溶解して混合し、70℃に保ち油相とする。成分1および6〜8を加熱溶解して混合し、75℃に保ち水相とする。油相に水相を加えて乳化し、かき混ぜながら30℃まで冷却して製品とする。
【0025】
実施例6 パック 配合量
1.dl−α−トコフェリルリン酸カリウム 0.1重量%
2.ポリビニルアルコール 12.0
3.エタノール 5.0
4.1,3−ブチレングリコール 8.0
5.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
6.パラオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.) 0.5
7.クエン酸 0.1
8.クエン酸ナトリウム 0.3
9.香料 適量
10.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分1〜10を均一に溶解し製品とする。
【0026】
処方例7 ファンデーション 配合量
1.d−α−トコフェリルリン酸ジナトリウム 1.0重量%
2.ステアリン酸 2.4
3.ポリオキシエチレンソルビタン
モノステアレート(20E.O.) 1.0
4.ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.)2.0
5.セタノール 1.0
6.液状ラノリン 2.0
7.流動パラフィン 3.0
8.ミリスチン酸イソプロピル 6.5
9.パラオキシ安息香酸ブチル 0.1
10.カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1
11.ベントナイト 0.5
12.プロピレングリコール 4.0
13.トリエタノールアミン 1.1
14.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
15.二酸化チタン 8.0
16.タルク 4.0
17.ベンガラ 1.0
18.黄酸化鉄 2.0
19.香料 適量
20.精製水にて全量を100とする
[製造方法]成分2〜9を加熱溶解し、80℃に保ち油相とする。成分20に成分10をよく膨潤させ、続いて、成分1および11〜14を加えて均一に混合する。これに粉砕機で粉砕混合した成分15〜18を加え、冷却し、45℃で成分19を加え、かき混ぜながら30℃まで冷却して製品とする。
【0027】
処方例8 浴用剤 配合量
1.dl−α−トコフェリルリン酸ナトリウム 1.0重量%
2.炭酸水素ナトリウム 50.0
3.黄色202号 適量
4.香料 適量
5.無水硫酸ナトリウムにて全量を100とする
[製造方法]成分1〜5を均一に混合し製品とする。
【0028】
次に、本発明の効果を詳細に説明するため、実験例を挙げる。
【0029】
実験例1 NFκB阻害試験
線維芽細胞においてインターロイキン1β(IL−1β)を加えるとMMPの発現が亢進することはよく知られている(非特許文献1〜3参照)。IL-1βのこの様な作用はNFκBの活性化を介して行われるので、MMPの発現を指標にNFκBの活性を調べることができる。そこでMMPの発現を指標にゼラチンザイモグラフィーを用いて、化学式(1)で表される化合物および/またはそれらの塩のNFκB阻害試験を行った。すなわち、NB1RGB(ヒト皮膚線維芽細胞)にIL−1βを10ng/mL、試料を50μMとなるように添加し、24時間後に培養液中のMMPを回収した。0.6mg/mLのゼラチンを含む10%SDS−PAGEゲル(1mm厚)を作製し、得られた培養上清0.015mLを非還元条件下で電気泳動した。その後ゲルを2.5%TritonX−100(SIGMA社製)の溶液にて室温で30分間2回洗浄してSDSを除去し、200mM塩化ナトリウム、5mM塩化カルシウム、0.01%brij−35(SIGMA社製)を含む30mMトリス塩酸緩衝液(pH7.6)中にて37℃で24時間インキュベートした。反応終了後ゲルを0.2%クマシーブリリアントブルーR(SIGMA社製)の溶液にて染色し、5%メタノール−7.5%酢酸溶液にて脱色した。青色のゲル上で染色されないバンドとして検出される72kDa付近のバンドにおけるゼラチナーゼ活性をデンシトメーター(アトー社製、アトーデンシトグラフ、AE−6905)にて定量化し、阻害率を算出した。阻害率の計算は、この例では、用いたデンシトメーターの数値を利用して、次式(1)により計算した。その結果、表1に示すように、化学式(1)で表される化合物および/またはそれらの塩はIL-1βによるMMPの発現を抑制した。
【0030】
阻害率={1−(A/B)}×100 (1)
A:試料を添加した場合のデンシトメーターの数値
B:試料を添加しない場合のデンシトメーターの数値
【0031】
【表1】

【0032】
実験例2 MMP活性阻害試験
0.6mg/mLのゼラチンを含む10%SDS−PAGEゲル(1mm厚)を作製し、線維芽細胞の培養上清0.015mLを非還元条件下で電気泳動した。その後ゲルを2.5%TritonX−100(SIGMA社製)の溶液にて室温で30分間2回洗浄してSDSを除去し、200mM塩化ナトリウム、5mM塩化カルシウム、0.01%brij−35(SIGMA社製)を含む30mMトリス塩酸緩衝液(pH7.6)中にて37℃で24時間インキュベートした。この際、ゲルを浸した緩衝液中に試料を添加した。反応終了後ゲルを0.2%クマシーブリリアントブルーR(SIGMA社製)の溶液にて染色し、5%メタノール−7.5%酢酸溶液にて脱色した。青色のゲル上で染色されないバンドとして検出される72kDa付近のバンドにおけるゼラチナーゼ活性をデンシトメーター(アトー社製、アトーデンシトグラフ、AE−6905)にて定量化し、活性阻害率を実験例1と同様に算出した。その結果、表2に示すように、化学式(1)で表される化合物および/またはそれらの塩は高いMMP活性阻害作用が認められた。
【0033】
【表2】

【0034】
実験例3 使用試験
処方例1のクリーム及び比較例1のクリームを用いて、各々女性30人(31〜50才)を対象に2ヶ月間の使用試験を行った。使用後、シワ、たるみ、肌の弾力についてのアンケート調査を行って、老化防止効果を判定した。アンケートの評価基準は、有効なもの「優」、やや有効なものを「良」、わずかに有効なものを「可」、無効なものを「不可」として評価した。
【0035】
これらの結果を表2に示した。本発明のNFκB阻害剤は優れた老化防止効果を示した。なお、試験期間中皮膚トラブルは一人もなく、安全性においても問題なかった。
【0036】
【表3】

【0037】
その他のNFκB阻害剤について同様な使用試験を行ったところ、いずれも安全で優れた老化防止・改善効果を示した。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明の化学式(1)で表される化合物および/またはその塩は、高いNFκB阻害作用を有し、皮膚の老化や炎症、MMP亢進性疾患に対する予防、抑制または症状の改善を目的とする医薬品、医薬部外品、化粧品または食品に配合することが可能である。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
化学式(1)で表される化合物および/またはこれらの塩を配合することを特徴とするNuclear Factor κB(NFκB)阻害剤。

【請求項2】
、Rが水素原子であることを特徴とする請求項1記載のNFκB阻害剤。
【請求項3】
請求項1〜2のいずれか記載のNFκB阻害剤を含有する化粧品、医薬部外品、医薬品または食品。
【請求項4】
化学式(1)で表される化合物および/またはこれらの塩を配合することを特徴とするマトリックスメタロプロテアーゼ発現抑制剤。
【請求項5】
化学式(1)で表される化合物および/またはこれらの塩を配合することを特徴とするマトリックスメタロプロテアーゼ活性阻害剤。

【公開番号】特開2006−143661(P2006−143661A)
【公開日】平成18年6月8日(2006.6.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−336719(P2004−336719)
【出願日】平成16年11月19日(2004.11.19)
【出願人】(592262543)日本メナード化粧品株式会社 (223)
【Fターム(参考)】