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Fターム[2G001CA01]の内容

Fターム[2G001CA01]に分類される特許

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【課題】複数種類の特性X線を同時に試料に照射して,複数種類の特性X線によるX線回折測定を同時に実施できるようにする。
【解決手段】X線管10は,Coからなる第1ターゲット領域24と,Cuからなる第2ターゲット領域26とを備える対陰極を有している。第1ターゲット領域24と第2ターゲット領域26はX線の取り出し方向に垂直な方向(Z方向)に区分けされている。入射側のソーラースリット14と受光側のソーラースリット18はZ方向のX線の発散を制限する。X線検出器20は,Coの特性X線が照射された第1試料領域から出てくる回折X線とCuの特性X線が照射された第2試料領域から出てくる回折X線とを分離して検出できるような,少なくともZ方向に位置感応型のX線検出器であり,例えば,TDI動作が可能な2次元CCDセンサである。 (もっと読む)


【課題】 高速・高精度な蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】 蛍光X線分析装置1は、測定試料7が配置される試料ステージ2と、測定試料7に向けてX線15を発生するX線管球3と、測定試料7からの蛍光X線16を検出するための検出器と、試料7と検出器4との間、またはX線管球3と試料7との間に配置されたX線を集光するためのX線光学素子11とを備えている。 (もっと読む)


本発明の一態様によれば、検査される対象物のジオメトリについてのいかなる仮定もなしで、エネルギー分解回折方法で測定されるX線強度の補正が多重散乱放射に対して提供されることができる。本発明の例示的な実施の形態によれば、一次スペクトラム中の陽極材料の特性線が評価され、その多重散乱部分の補正を可能にすることができる被検出スペクトラムの成分分析をもたらす。
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【課題】 小型であり、光軸調整のための作業が簡単であり、光軸調整の自動化が容易であるX線ビーム処理装置を提供する。
【解決手段】 所定の回折角度でX線を回折する第1結晶ブロック2a及び第2結晶ブロック2bを支持する結晶ホルダ3と、X線R1,R2,R3の光軸を含む面に直交する軸線X1を中心として結晶ホルダ3を回転させることができ且つ結晶ホルダ3をその回転範囲内で固定状態に支持できるモータ4とを有するX線ビーム処理装置1Aである。結晶ホルダ3は、第1結晶ブロック2aと第2結晶ブロック2bの両方でX線回折が生じるように互いの角度が調整された状態でそれら2つの結晶ブロック2a,2bを固定状態で支持する。2つの結晶ブロック2a,2bの光軸調整は軸線X1を中心として結晶ホルダ3を1軸回転させるだけで行われる。 (もっと読む)


【課題】 分析精度の高いエネルギー分散型蛍光X線装置、蛍光X線分析方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】 本発明にかかるエネルギー分散型蛍光X線装置100は、試料にX線を照射することにより発生する蛍光X線に基づいて前記試料を分析するエネルギー分散型蛍光X線装置であって、前記試料から発生した蛍光X線を検出する検出部14と、前記検出部が検出した前記蛍光X線のスペクトルを作成するスペクトル作成部22と、前記スペクトル作成部によって作成された前記スペクトルが、鉛元素に対応する複数のエネルギー位置のすべてにピークを有する場合に、前記試料が鉛を含有すると判断する鉛同定部24と、を含む。 (もっと読む)


【課題】 Pb、Hg、Br等の有害元素の検出下限を下げて分析感度を向上させる。
【解決手段】 X線源1と試料3との間の励起X線の光路上に挿入する一次X線フィルタ2としてAg箔又はPd箔を用いる。これらの箔は5〜13keV付近と25keV付近以上のX線を同時に吸収するから、これらの範囲のX線強度が減衰した励起X線が試料3に照射される。そのため、Pb、Hg、Br等の元素の蛍光X線が現れる9〜13keVの範囲では散乱X線によるバックグラウンドが低減され、また、25keV以上の高エネルギー範囲の散乱X線も減ってX線検出器4において9〜13keVの範囲のX線の検出効率が相対的に向上する。これにより、9〜13keVに蛍光X線を持つPb、Hg、Br等の元素の検出下限が下がる。 (もっと読む)


【課題】未知サンプルを測定するのに用いられる分光計と同様の分解能及び効率である基準物質からのスペクトルを測定するのに用いられる分光計を提供する。
【解決手段】X線放射特性を用いた物質同定方法が提供される。監視されるX線放射特性を表すX線データは、入射エネルギービームに応答して試料から得られる。同様に、複数の物質の組成データを含むデータセットが得られる。試料物質はデータセット内に含まれる。組成データを用いてデータセット内の物質の各々について予測X線データが計算される。取得X線データと予測X線データとが比較され、この比較に基づいて試料物質の可能性のある素性が判定される。 (もっと読む)


【課題】 分析内容に応じて冷凍機本体の運転を切替えて、振動による影響の低減と冷却性能の向上とを両立させるようにした試料分析装置を提供する。
【解決手段】
電子顕微鏡20またはEDS検出器10のどちらが運転されているかという運転状態を検出して冷凍機本体1aに対して運転切替信号を出力する運転状態検出制御部7と、運転切替信号に基づいて冷凍機本体1aの駆動を制御する駆動電源部6と、を備え、電子顕微鏡20の運転時ではX線検出素子の許容上限温度まで温度上昇させて予冷運転し、EDS検出器10の運転時ではX線検出素子の運転温度まで温度下降させて本運転するような試料分析装置1000とした。 (もっと読む)


【課題】
MEM構造解析により得られる電子密度を、たんぱく質に代表される高分子に適用して、その高分子の静電ポテンシャルの計算に応用する。
【解決手段】
実験的に得られるX線回折データにMEM構造解析を適用することで詳細な電子密度分布を求め,これをもとに観測されていないX線回折データを予測することで静電ポテンシャルを求める。 (もっと読む)


【課題】電子写真感光体を破壊、加工することなく、連続して検査することのできるEPMA法による検査装置および検査方法を提供することである。
【解決手段】試料に電子線を照射する電子線光学手段が接続され、所定の真空度に保持された試料室と、真空排気手段および給気手段とが接続され、前記試料室との間で試料の出し入れを行う第1開口部および外部との間で試料の出し入れを行う第2開口部を有する予備排気室と、前記第1開口部を開閉するための第1仕切り弁と、前記第2開口部を開閉するための第2仕切り弁と、試料を保持して外部と予備排気室と試料室との間を移動する試料台と、この試料台の移動に対応して、前記第1仕切り弁および第2仕切り弁の開閉、予備排気室の給・排気を行う制御手段とを備えたことを特徴とするEPMA法による検査装置である。 (もっと読む)


【課題】 半導体デバイス用の基板として好ましく用いられ得るように結晶を破壊することなく直接かつ確実に評価された結晶表面層を有する窒化物結晶、窒化物結晶基板、エピ層付窒化物結晶基板、ならびに半導体デバイスおよびその製造方法を提供する
【解決手段】 窒化物結晶の任意の特定結晶格子面のX線回折条件を満たしながら結晶の表面からのX線侵入深さを変化させるX線回折測定から得られる特定結晶格子面の面間隔において、0.3μmのX線侵入深さにおける面間隔d1と5μmのX線侵入深さにおける面間隔d2とから得られる|d1−d2|/d2の値で表される結晶の表面層の均一歪みが2.1×10-3以下であることを特徴とする窒化物結晶。 (もっと読む)


【課題】 衣類等の検査対象物に混入した針等の異物を検出するにあたって、検査官の見落としによる異物の不検出を防止し、小さな異物をも検出することが可能な異物検出装置を提供する。
【解決手段】 検査対象物を輸送する輸送手段3と、輸送手段3上の検査対象物にX線を照射するX線照射手段4、5と、X線照射手段4、5から輸送手段3上の検査対象物にX線が照射された際のX線透過率を測定する複数の電離箱検出器6と、複数の電離箱検出器6の各々の測定値と、予め記録した基準値から検査対象物中に異物が混入しているか否かを判定する判定手段とを備えた異物検出装置1において、複数の電離箱検出器6を、検査対象物を挟んでX線照射手段4、5の反対側に、2段にわたって配置した。判定手段によって検査対象物に異物が混入していると判定された場合には、検査対象物は、輸送手段3の入口側に戻すことができる。 (もっと読む)


【解決手段】 封入物検査装置11において、封書投入ステーションAに封書2が投入されると、外観検査手段27及びX線検査手段33により、封書の厚さと、封書に封入された封入物が所定の擬似対象物であるか否かが判定される。
所定厚さ以上の封書は第1選別ステーションDでリジェクトされ、所定厚さ以下で擬似対象物の検出されなかった封書は第2選別ステーションGまでそのまま搬送され、所定厚さ以下で擬似対象物の検出された封書は位置決めステーションEにおいて封書内の擬似対象物の位置が位置決めされた後、擬似対象物査ステーションFではテラヘルツ波を用いて上記擬似対象物が爆薬や麻薬などの所定の対象物であるか否かが判定される。
【効果】 大量の封書であっても、迅速に対象物の有無を検出することができる。 (もっと読む)


【課題】双晶の実空間単位格子,逆格子空間基本格子及び逆格子点群を立体的に表示することにより,双晶成分間の3次元的な相互関係を容易に理解できるようにして,双晶試料のX線構造解析の成功率を高める。
【解決手段】単結晶X線構造解析装置42を用いて,複数の双晶成分の各結晶方位行列を得る。第1演算手段34は,結晶方位行列に基づいて,複数の双晶成分の実空間単位格子を求めて,それを回転,拡大・縮小,平行移動の各操作が可能なように立体的に表示するための表示データを作成する。第2演算手段36は,結晶方位行列に基づいて,複数の双晶成分の逆格子空間基本格子を求めて,それを同様に立体的に表示するための表示データを作成する。第3演算手段38は,結晶方位行列に基づいて,X線回折が生じる逆格子点群を,双晶成分ごとに区別して,それを同様に立体的に表示するための表示データを作成する。 (もっと読む)


【課題】 土壌中の有害物質の分析において、溶出法に極めて近似する測定結果を得られるとともに、簡易的かつ迅速に分析が可能な土壌有害物質含有量分析方法を提供する。
【解決手段】 土壌有害物質含有量分析方法においては、前分析工程として、採取された土壌を試料として蛍光X線分析により有害物質の含有量を分析する。溶出工程として、試料とされた土壌から有害物質を溶出するように前記土壌に水系溶媒を加えて混合した後に固液分離する。後分析工程として、固液分離されたうちの固体成分を試料として蛍光X線分析法により有害物質の含有量を分析する。溶出量算出工程として、前記前分析工程で分析された有害物質の含有量から後分析工程で分析された有害物質の含有量を減算し、溶出された有害物質の含有量を算出する。 (もっと読む)


【課題】 管設備へX線を放射するシステムを提供する。
【解決手段】 管路などの検査に用いられる移動式放射線透過写真装置は、移動運搬車両に連結された連接型空中ブームを備える。空中ブームの遠位端に、ピボットマウントが回転可能に連結される。スライドレールを有するプラットフォームが、ピボットマウントに動作可能に連結される。マウント固定具が、クレードルに回転可能にマウントされ、クレードルはプラットフォームのスライドレールに連結される。管路の外表面又は他の物体に放射線を照射するために、放射線源と放射線検出器とが、固定具の、直径に沿って対向する側面にマウントされる。管路に対して走査装置を粗く位置決めするために、第1の位置決め手段が設けられる。管路に対して走査装置を微細に位置決めするために、第2の位置決め手段が設けられる。第2の位置決め手段は、放射線源が管路に放射線を照射しているときに、遠隔場所から操作することが可能である。第1及び第2の位置決め手段は、走査装置を位置決めするための複数の自由度を与える。 (もっと読む)


【課題】コンピュータ断層撮影装置について、装置停止時間に応じた条件による適切なエージング運転を自動的に行えるようにする。
【解決手段】コンピュータ断層撮影装置は、装置立上げ時に徐々に所望の設定電圧まで昇圧させるエージング運転を自動的に行わせる自動エージング部9を備えており、その自動エージング部は、入力された次回の撮像予定に基づいて装置停止時間を算出する停止期間算出部17、および停止期間算出部で求めた装置停止時間に応じたエージング条件を設定するエージング条件設定部18を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】 被検査物を管理領域内のX線検査位置を通過させ、その間にX線検査するX線検査設備において、長尺の敷地を必要とせず、遮蔽扉が軽量化され、運転手の移動距離も少なくかつ監視要員数も削減できるX線検査設備を提供する。
【解決手段】 遮蔽壁6で囲まれ、入側遮蔽扉5aと出側遮蔽扉5bとを有する管理領域3を有し、前記管理領域3に搬入された被検査物が、前記管理領域3内のX線検査位置18を移動する間にX線検査されるX線検査設備1において、前記被検査物が前記入側遮蔽扉5aを介して前記管理領域3内に搬入される搬入方向と、前記被検査物が前記出側遮蔽扉5bを介して前記管理領域3外に搬出される搬出方向との少なくとも一方が、前記被検査物が前記X線検査位置18を移動する方向と異なる直線上にある。 (もっと読む)


【課題】 基底面内転位などの、面内方向に配向した転位線を有する結晶欠陥を、簡易な装置構成により高い分解能で撮影可能なX線トポグラフによる結晶欠陥の撮影方法を提供する。
【解決手段】 X線源から放射されたX線を4結晶コリメータを通過させることによって、分解能に異方性がある入射X線を生成し、面内に6回対称反射または4回対称反射を有する単結晶試料について、その等価な回折面のうち、結晶欠陥の転位線の方向と、入射X線における発散角が小さい方向とが成す角度がより垂直に近い回折面からのX線回折像を撮影する。さらに、4結晶コリメータを、入射X線の方向を軸として傾斜させた配置とすることによって、入射X線における発散角が小さい方向を傾斜させて単結晶試料へ入射X線を入射させ、これにより、結晶欠陥の転位線の方向と、入射X線における分解能が高い方向とが成す角度をさらに垂直に近づけてトポグラフ撮影を行う。 (もっと読む)


【課題】 FP法で試料の組成を分析する蛍光X線分析装置などにおいて、非測定元素を多く含み、その原子番号を特定できない種々の試料についてより広い適用範囲で十分正確に分析できるものを提供する。
【解決手段】 仮定した元素の濃度に基づいて、試料13中の各元素から発生する2次X線4 の理論強度を計算し、その理論強度と検出手段9 で測定した測定強度とが合致するように、仮定した元素の濃度を最適化計算して、試料13における元素の濃度を算出する算出手段10を備え、その算出手段10が、蛍光X線4 を測定しない非測定元素については、複数の非測定元素の濃度を仮定するとともに、試料中の非測定元素から発生する2次X線に代えて、濃度を仮定する非測定元素と少なくとも同数の1次X線の散乱線を用い、用いる1次X線の散乱線に、試料で散乱される前の波長が相異なる散乱線を含める。 (もっと読む)


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