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Fターム[2G001EA03]の内容

Fターム[2G001EA03]に分類される特許

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【課題】減衰特性が未知の物質であっても、短時間にその材質を識別することができ、かつ予めX線の検出出力と対象物の厚みとの特性データを求める必要がない高速材質識別検査装置および方法を提供する。
【解決手段】被検査物5に2以上の異なる方向から複数の強度の入射X線7を照射するX線照射装置14と、被検査物を透過した透過X線8の強度と複数のX線透過画像から被検査物の厚さxを検出するX線検出装置16と、複数の強度、透過X線の強度、および厚さから被検査物の原子番号Zと電子密度ρを算出し、これから被検査物の材質を識別する演算装置18とを備える。比例定数A,Bに少なくとも一方を、原子番号が4から30の物質においてX線の減弱係数の線形性を利用して近似的に解く。 (もっと読む)


【解決手段】各々が個々のフォトンに対応している複数のステップエッジを有するプリアンプ信号の傾きに基づいて、FIRフィルタのような、パルスプロセッサのエネルギー測定フィルタの応答を調整する方法が提供され、当該方法は、各々がデジタル値を有する連続的な複数のデジタルサンプルを含むプリアンプ信号のデジタルバージョンを受信する工程を含んでおり、プリアンプ信号は、複数のステップエッジの中の第1ステップエッジと、複数のステップエッジの第1ステップエッジの直後に続く、複数のステップエッジの中の第2ステップエッジとで規定される部分を有している。当該方法は、当該部分に関するデジタルサンプルの各々のデジタル値を用いて、当該部分の長さで規格化された当該部分の傾きの平均値を決定する工程と、エネルギー測定フィルタの応答を補正するために当該部分の長さで規格化された当該部分の傾きの平均値を用いる工程とを含んでいる。 (もっと読む)


【解決手段】プリアンプ信号のエッジを検出する方法は、プリアンプ信号の第1部分を特定する工程であって、第1部分の各部が第1極性を有する瞬間の傾きを有する工程と、第1部分の直後に続く第2部分を特定する工程であって、第2部分の各部が逆の第2極性を有する瞬間の傾きを有する工程と、、第2部分の直後に続く第3部分を特定する工程であって、第3部分の各部が第1極性を有する瞬間の傾きを有する工程とを含む。その方法は、更に、第2部分の終点と始点の強度の間の第1差を特定する工程と、第3部分の終点の強度と第1部分の始点の強度の間の第2差を特定する工程と、(i)第1差が閾値を超え(ii)第2差が閾値のある割合を超えるとき、エッジを検出する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、液体物品のパッケージを開けないままその液体物品に麻薬が隠れているかを判断することができる、液体物品に隠れている麻薬を検査する方法及び装置を開示している。
【解決手段】前記方法は、放射線ビームを発生して前記液体物品を透過させるステップと、前記液体物品を透過した放射線ビームを受け取って多角度投影データを形成するステップと、前記液体物品の均一性に基づき、前記多角度投影データに対して逆演算を行うことにより、被検液体物品の属性値を計算して取得するステップと、前記液体物品の識別情報を索引として、予め作成したデータベースから参照属性値を検索し、計算した属性値と参照属性値との差分値を算出するステップと、前記差分値が所定の閾値より大きいかを判断するステップと、を含み、前記差分値が所定の閾値より大きい場合には、前記液体物品に麻薬が隠れていると認める。 (もっと読む)


【課題】対象サンプルに関するX線エネルギースペクトルの放射線量子の背景補正された計数を正確かつ速く決定する方法。
【解決手段】本発明の方法は、対象サンプルから蛍光X線ビームを発生させるステップであって、前記X線ビームは、解析結晶及び検出器に入射されるステップと、前記解析結晶を、前記蛍光X線ビームに対して角度θが得られるように回転させ、前記検出器を、前記蛍光X線ビームに対して角度2θが得られるように回転させるステップと、一定の検出器角度2θで、前記検出器を用いて、パルス高分布エネルギースペクトルを測定するステップとを有する。 (もっと読む)


【課題】有害物質の含有量調査において目的とする有害物質の存在が確認できなかった場合でも、その含有量が規制値・管理値を超えている可能性があるか否かを分かり易く提示する。
【解決手段】目的元素が入力設定されると(S1)、各目的元素の特性X線位置におけるバックグラウンド強度から理論計算により検出下限が算出される(S11〜S14)。一方、蛍光X線スペクトルに対するピークサーチ処理から得られるピーク位置、ピーク強度に基づいて含有元素が同定され(S5)同定された元素が定量される(S6)。目的元素が同定されなかった場合(S7でN)、理論計算により求められた該当元素の検出下限が呼び出され(S8)、元素と定量値(又は検出下限)とが対応付けて表示される(S9)。これにより、存在が確認されなかった元素についての検出下限が規制値・管理値を超えているか否かを容易に確認することができる。 (もっと読む)


【課題】ピーク測定条件で測定したネット強度とバックグラウンド測定条件で測定したバックグラウンド強度との強度比を用いて、測定値の統計変動を小さくし、分析を精度よく行うことができる蛍光X線分析装置およびその方法を提供する。
【解決手段】試料Sに1次X線2を照射するX線源1と、試料Sから発生する2次X線4の強度を測定する検出器8A、8Bと、測定条件設定手段91と、ピーク測定条件で測定したネット強度Inを記憶するネット強度測定手段92と、バックグラウンド測定条件で測定したバックグラウンド強度Ibxを記憶するバックグラウンド強度測定手段93と、ネット強度Inとバックグラウンド強度Ibxとの強度比を演算する強度比演算手段94と、演算された演算値In/Ibxにより試料Sを定量分析する定量分析手段95とを有する蛍光X線分析装置10。 (もっと読む)


本発明は、多色X線源(10)と、各々のピクセルが、少なくとも1つの調整可能な閾値により範囲が規定されている少なくとも1つのエネルギ・ウィンドウ内で光子計数モードにて動作するのに適している複数のピクセルを有する検出器(1、2)と、少なくとも1つのカウンタとを備えるX線撮像装置に関し、各々のピクセルは、予め定められた期間にてエネルギ・ウィンドウ内で各々のピクセルにより受領された光子の数に対応する出力を送出することが可能である。X線撮像装置は、さらに、リアルタイムで、種々のエネルギ・ウィンドウ内で複数のピクセルの閾値を連続して調整することが可能な調整手段(12)と、リアルタイムで、種々のエネルギ・ウィンドウ内で複数のピクセルの出力の微分処理を実行するための処理手段(16)とを備える。
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【課題】蛍光XAFS法を利用して、単結晶の試料に含まれる微量元素の構造解析を行うのに際し、試料から特定角度に強い回折X線が生じることに伴い、蛍光X線信号の測定が阻害されることを抑制できる微量元素の構造解析方法を提供する。
【解決手段】X線エネルギーを変えながら試料にX線を照射し、試料から放出される蛍光X線を検出して、前記X線エネルギーと蛍光X線との関係から試料中の微量元素の原子構造に関する情報を解析する微量元素の構造解析方法である。この方法において、X線の照射を粉砕された単結晶の試料(粉砕試料S)に対して行う。 (もっと読む)


放射線伝送データおよび特に対象物の画像を取得する方法および装置であって、この方法は、X線またはガンマ線などの放射線ソース、およびそのソースから間隔を置かれたX線またはガンマ線検出システムなどの放射線検出器システムであってそれらの間にあるスキャン領域を画定する、検出器システムを提供する工程であって、この検出器システムは、入射放射線についての、分光的に分解可能な情報を検出し収集することができる、工程と、この検出器において入射する放射線と、ならびに、対象物を介して伝送され、この検出器システムにおいて受け取られる放射線から、少なくとも1つ、および好ましくは複数のスキャン位置において、スキャン領域におけるこの対象物の透過率とについての情報のデータセットを収集する工程と、そのソースのスペクトル内にて、複数の周波数帯に亘り、分光的にその各々のデータセットを分解する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】本発明は蛍光X線分析装置のEDSヘッド保護方法及び保護機構に関し、最適なX線強度を得ることができる蛍光X線分析装置のEDSヘッド保護方法及び保護機構を提供することを目的としている。
【解決手段】蛍光X線分析装置で、試料上の測定点での位置を測定する位置検出器と、試料上の測定点の試料の高さを測定するラインセンサ3と、前記位置検出器で検出した試料上の位置座標と前記ラインセンサ3で測定した試料の高さを記録するメモリ14と、該メモリ14に記憶されている位置座標と試料の高さに基づき、EDSヘッド2の高さを制御する高さ制御手段13と、を有して構成される。 (もっと読む)


【課題】 蛍光X線分析装置による半導体封止樹脂中の有害元素管理方法において、誤差の少ない測定方法を用いて管理を行なう。
【解決手段】 本発明は、半導体封止樹脂中の有害元素管理方法であって、蛍光X線分析装置により定性分析を行ない含有判定する工程と、試料の上下面を一致させてX線照射面全体に試料を並べる試料準備工程と、試料の一方面およびその対向面を蛍光X線分析装置により測定し定量分析を行なう工程と、前記定量分析工程から得られた2つのデータのうち共存元素の影響が少ない方の定量結果を用いて閾値判定をする工程、を有することを特徴とする有害元素管理方法である。この方法によれば、半導体製品の封止樹脂中の有害元素を精度よく測定・管理することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】X線ビームを形成する小型かつ軽量のX線ビーム源を得る。
【解決手段】X線ビーム源13は、絶縁材1に挿入され電圧を印加する導入線2と、導入線2の一端に設けられた陰極と、陰極と対面して設けられ発生した電子ビームを衝突させてX線を発生させる陽極であるターゲット6と、導入線2、陰極及びターゲット6を収納しX線が通過するX線透過窓5を有する真空容器7と、X線透過窓5の外側に設けられX線から特性X線を選択的に取り出すフィルタ8と、真空容器7及びフィルタ8を収納するハウジング10と、ハウジング10に設けられ特性X線を収束するX線集光素子であるフレネルゾーンプレート(FZP)9と、を有する。 (もっと読む)


X線又は他の放射ビームを使用した物体の検査の技術、特に、符号化放射ビームを用いて物体を照明し、物体によって散乱された及び/又は物体を通して伝達された放射線を検出することによって物体を検査するための装置及び方法を提供する。物体を検査するための装置は、物体の被検査領域を照明するために扇ビーム又はフラッドビームを利用する。可動マスクの形態を取ることができる変調器は、被検査領域の各セグメントが所定の時間的シーケンスに従って変動する放射線量を受け取るようにビームを動的に符号化する。物体からの放射線を受け取る後方散乱検出器又は任意的な透過検出器によって生成され得られる信号は、被検査領域の画像を構成することができるように、空間情報を再生するために復号される。 (もっと読む)


【課題】 X線分析装置及びX線分析方法において、X線源を安定に挙動させ、定量分析を安定して行なうこと。
【解決手段】 1次X線を試料1に照射するX線管球3と、1次X線の強度を調整可能な1次X線調整機構4と、試料1から放出される特性X線を検出し該特性X線及び散乱X線のエネルギー情報を含む信号を出力するX線検出器5と、上記信号を分析する分析器6と、試料1とX線検出器5との間に配設されX線検出器5に入射される特性X線及び散乱X線の合計強度を調整可能な入射X線調整機構7とを備えている。 (もっと読む)


【課題】検査対象物内の液体の流れを停止させないで保温材内の水の存在位置を精度良く測定できる水分検出装置を提供する。
【解決手段】配管検査装置15の中性子発生管1及び中性子検出器を有する。中性子発生管2は単一エネルギーを有するパルス状の高速中性子20を発生し、保温材12に照射する。高速中性子20は保温材12内に存在する水14及び配管11内を流れる液体10によって減速されて熱中性子21となる。高速中性子20の照射方向とは逆方向に進行する熱中性子21はHe比例計数管2で検出される。この計数管2からの出力信号は多チャンネル波高分析器8を経てデータ処理装置9に達する。データ処理装置9は高速中性子の発生時刻を基準とする熱中性子検出率の分布情報を算出し、さらに、この分布情報を用いて、保温材12内に水14が存在する場合の水14の位置及び水14の量を求める。 (もっと読む)


【課題】X線に基づいた分析の際に対象物にビームをマッチングさせる際の問題点を解決する。
【解決手段】検査方法は、サンプルの表面上においてスポットを画定するべく合焦されるX線ビームを使用してサンプルを照射する段階を含んでいる。表面上の特徴部を横断するスキャン経路に沿ってスポットをスキャンするべく、サンプル及びX線ビームの中の少なくとも1つをシフトさせる。スポットが異なる個々の程度の特徴部とのオーバーラップを具備しているスキャン経路に沿った複数の場所において、X線ビームに応答してサンプルから放射される蛍光X線の個々の強度を計測する。スキャン経路における放射蛍光X線の調節値を演算するべく、複数の場所において計測された強度を処理する。調節済みの値に基づいて、特徴部の厚さを推定する。 (もっと読む)


本発明は、X線光子12、14を計数する装置10に関する。装置10は、光子12、14を電荷パルスに変換するよう構成されるセンサ16と、電荷パルス51を電気パルス53に変換するよう構成される処理要素18と、電気パルス53を第1の閾値TH1と比較し、第1の閾値TH1が越えられる場合イベント55を出力するよう構成される第1の識別器20とを有する。第1のゲート要素24により計数が禁止されるまで、第1のカウンタ22はこれらのイベント55を計数する。上記第1の識別器20が上記イベント55を出力するとき、第1のゲート要素24は起動される。測定により又は上記処理要素18において光子12、14を処理するのにかかる時間に関する情報により、光子12、14の上記処理が完了したとわかるか又は完了しそうであるとき、このゲート要素は停止される。上記第1のカウンタ22を起動及び停止することにより、パイルアップイベント、即ち、複数の電気パルス53のパイルアップが、処理されることができる。本発明は、対応する撮像デバイス及び対応する方法にも関連する。
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【課題】測定試料中の微量元素の分析を可能とする比較的安価な蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】X線3を試料1に照射し、当該試料1から発生した蛍光X線32を検出器6で検出することにより、前記試料1の元素分析を行う蛍光X線分析装置において、X線管4と、前記X線管4から出射されたX線3のうち一部のX線を吸収する1次フィルタ8と、前記1次フィルタ8を通過したX線により励起されて特性X線を発生する2次ターゲット9とを備え、前記1次フィルタ8は、前記2次ターゲット9の励起に寄与しないX線を吸収し、かつ、励起源となるX線が透過されて前記2次ターゲット9に照射され、前記2次ターゲット9から発生した特性X線を前記試料1に照射することを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、多染性放射源2及びエネルギー分解放射検出器6を含む、物体20を画像化する画像化システムに関する。画像化システムは、異なる方向から打切り投影を得るため、物体20及び放射源2を互いに関連して移動させる駆動装置を更に含む。計算ユニットは、打切り投影から、物体20及び物体20内の物質のうちの少なくとも1つのkエッジ成分を決定し、決定されたkエッジ成分から、非打切り投影を決定する。再構成ユニットは、非打切り投影を使用して、物体を構成する。
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