説明

Fターム[2G001SA01]の内容

Fターム[2G001SA01]の下位に属するFターム

Fターム[2G001SA01]に分類される特許

101 - 120 / 212


【課題】 X線分析装置及びX線分析方法において、X線源を安定に挙動させ、定量分析を安定して行なうこと。
【解決手段】 1次X線を試料1に照射するX線管球3と、1次X線の強度を調整可能な1次X線調整機構4と、試料1から放出される特性X線を検出し該特性X線及び散乱X線のエネルギー情報を含む信号を出力するX線検出器5と、上記信号を分析する分析器6と、試料1とX線検出器5との間に配設されX線検出器5に入射される特性X線及び散乱X線の合計強度を調整可能な入射X線調整機構7とを備えている。 (もっと読む)


【課題】X線回折測定を用いて結晶の構造を正確に解析する。
【解決手段】対象試料にX線を照射したときに対象試料にて回折した回折X線の強度を、広い開口角条件と狭い開口角条件にて検出して、「広開口角での対象試料の回折X線強度」と「狭開口角での対象試料の回折X線強度」とし、両者の相対比を「対象試料の回折X線強度比」とする。また結晶の完全性が保証された参照試料にX線を照射したときに参照試料にて回折した回折X線の強度を、広い開口角条件と狭い開口角条件にて検出して、「広開口角での参照試料の回折X線強度」と「狭開口角での参照試料の回折X線強度」とし、両者の相対比を「参照試料の回折X線強度比」とする。そして、「対象試料の回折X線強度比」を、「参照試料の回折X線強度比」で除算した値を、「規格化された回折X線強度比」としこの値から結晶状態を解析する。 (もっと読む)


【課題】X線回折測定を用いて結晶の構造を正確に解析する。
【解決手段】対象試料にX線を照射したときに対象試料にて回折した回折X線の強度を、広い開口角条件と狭い開口角条件にて検出して、両者の相対比を「対象試料の回折X線強度比」とする。また結晶の完全性が保証された参照試料にX線を照射したときに参照試料にて回折した回折X線の強度を、広い開口角条件と狭い開口角条件にて検出して、両者の相対比を「参照試料の回折X線強度比」とする。参照試料に対してX線解析をする際の反射指数は、対象試料に対してX線解析をする際における反射指数に対して独立選択したものとしている。そして、「対象試料の回折X線強度比」を、「参照試料の回折X線強度比」で除算した値を、「規格化された回折X線強度比」としこの値から結晶状態を解析する。 (もっと読む)


【課題】広範囲な医療用途などに対して適用することが可能な、高出力かつ高輝度で平行性に優れたX線を利用して、高解像度かつ短時間で目的とする被写体のX線画像を得ることが可能な画像測定方法及び画像測定装置を提供する。
【解決手段】回転式ターゲットの表面に所定のエネルギー線源からエネルギー線を照射し、被写体の最大長に相当するような大きさを有するように前記ターゲットからX線を発生させる。次いで、前記X線を分光器に入射させ、前記X線から波長及び波長幅を選択するとともに、平行光となった平行X線を生成する。次いで、前記平行X線を前記被写体の周りに相対的に回転させながら照射し、前記被写体より得たX線画像を検知する。 (もっと読む)


【課題】広範囲な医療用途などに対して適用することが可能な、高出力かつ高輝度で平行性に優れたX線を利用して、高解像度かつ短時間で目的とする被写体のX線画像を得ることが可能な画像測定方法及び画像測定装置を提供する。
【解決手段】ターゲットの表面に所定のエネルギー線源からエネルギー線を照射し、被写体の最大長に相当するような大きさを有するように前記ターゲットからX線を発生させる。次いで、前記X線を分光器に入射させ、前記X線から波長及び波長幅を選択するとともに、平行光となった平行X線を生成する。次いで、前記平行X線を前記被写体の周りに相対的に回転させながら照射し、前記被写体より得たX線画像を検知する。 (もっと読む)


【課題】物理量検査領域の各区画毎に、物理量算出結果をそれに対応するX線画像と関連付けた把握容易な表示を行なうことができるX線検査装置を提供する。
【解決手段】X線源2と、X線検出部4と、データ処理部6と、表示部20とを備えたX線検査装置において、被検査物の質量検査領域を複数の区画A,B,Cに分割し、X線検出部4からの検出情報のうち所定検出レベル範囲の検出情報を複数の区画の各区画毎に抽出して質量測定領域のX線画像をX線画像生成部11に生成させる領域抽出処理部8と、この領域抽出処理部8で抽出された検出情報に基づいてワークWの質量を算出する質量算出部13と、複数の区画における質量測定領域のX線画像と質量算出部13で算出された質量を示す複数のグラフ表示要素43,44,45とをそれぞれ関連付けて表示部20に表示させる表示データ生成部15とを設ける。 (もっと読む)


【課題】高い分析精度を維持しつつ、非常に短時間で分析を行うことができるアスベストの定量分析方法を提供する。
【解決手段】被検試料Sに含まれるアスベストの回折線強度を求め、検量線に基づいてその回折線強度からアスベストの重量を求める定量分析方法である。アスベストの回折線強度を求める際、受光スリット5のスリット幅をアスベストの回折線幅と等しい幅に設定し、その受光スリット5及びX線検出器8をアスベストの回折線角度位置(2θ)に停止させた状態でX線検出器8によって所定時間、回折線を計数する。受光スリット5及びX線検出器8のスキャンによってアスベストの回折線強度を測定することに比べて、測定時間を大幅に短縮できる。 (もっと読む)


【課題】断面がライン状のX線ビームを発生するX線源を用いたままで、ライン状のX線ビームとポイント状のX線ビームを選択的に得られるようにして、かつ、ポイント状のX線ビームを選択した場合に、その単位面積当たりのX線強度を大きくする。
【解決手段】X線光学系は、X線源10と、アパーチャスリット板14が付属する放物面多層膜ミラー18と、光路選択スリット装置22と、ポリキャピラリー36と、出射幅制限スリット38を備えている。ポリキャピラリー36と出射幅制限スリット38は、放物面多層膜ミラー18から出てくる平行ビーム20の経路中に着脱可能に挿入されていて、この経路から取り外すことができる。そして、その空いたところに、ソーラスリット26と発散スリット28を挿入することができる。 (もっと読む)


【課題】散乱イオンのエネルギースペクトルを測定するにあたり、特定の散乱イオンを検出対象から除外するためのデフレクタに求められる必要電力を削減する。
【解決手段】散乱イオン18をそのエネルギーに応じて第1の方向に偏向する磁気形成手段24と、その偏向された散乱イオンの到達位置を検出するイオン検出器28と、特定のイオンを検出対象から除外するデフレクタ26とが用いられる。デフレクタ26は、イオン検出器28に向かう散乱イオン18を第1の方向と直交する第2の方向に偏向する電場を形成して、当該第2の方向への偏向量が一定以上の散乱イオンを前記イオン検出器の散乱イオン検出可能領域から逸脱させる。その電場は、当該電場を通過する散乱イオンのエネルギーが大きいほどその偏向量を大きくするような強さ分布または形状を有する。 (もっと読む)


【課題】X線回折の測定結果に悪影響を及ぼすことなく、ヒータの小型化が図れながら試料を加熱する均熱領域を広くできるX線回折装置を提供し、複数の試料に対して同時にX線回折測定が良好に行えるようにする。
【解決手段】試料が配置されるケーシング1と、ケーシング1内に配置された試料にX線を照射するX線照射器2と、試料を透過した回折X線を検出するX線検出器3と、ケーシング1内に配置され、このケーシング1内に配置された試料を加熱するヒータ4とを備える。ヒータ4は、試料に入射するX線(入射X線)の光軸の周りに、試料を囲むように配置する。ヒータ4は、試料を囲む筒状に形成したときは、筒部の中心軸が入射X線の光軸と平行となるように配置する。 (もっと読む)


【課題】測定種別の選択と光学部品の交換作業とを関連付けて、交換すべき光学部品の情報を図を用いて画面に表示することで、測定準備作業を容易にする。
【解決手段】X線分析装置の測定準備作業に関連して、選択画面において、複数の測定種別の中からオペレータが所望の測定種別を選択すると、その測定種別に応じて、取り付けるべき光学部品及び取り外すべき光学部品の情報が、図を伴って表示装置の画面に表示される。オペレータは、その作業指示を見て、X線分析装置の光学系から光学部品を取り外したり、光学部品を取り付けたりする作業を実行する。図を伴って表示する形態には、交換すべき光学部品16,18の光学系上の位置を図示することや、取り付け作業と取り外し作業の区別を絵記号69で表示することや、光学部品の識別マーク70,72を表示すること、が含まれる。 (もっと読む)


位相コントラスト画像形成は、試料マスク(8)および検出器マスク(6)を用いて達成される。X線源(2)から放射されたX線は試料マスクによって個々のビーム(16)に形成されて、試料(14)を通過し、検出器マスク(6)を通って検出器(4)の各ピクセル(12)に到達する。各X線ビームは、各ピクセル行、各ピクセル列、あるいは各ピクセルのピクセル縁部(20)に衝突するように配置される。各ビーム(16)の小さな偏向θがピクセルの露出領域(22)に衝突して信号の大幅な増加あるいは減少を生じさせ、大きな位相コントラスト信号に帰着する。
(もっと読む)


【課題】作業性の極めて優れたX線分析装置を提供することである。
【解決手段】X線照射室31を形成する本体ブロック3と、前記本体ブロック3の試料側端部に設けられ、一次X線及び二次X線を通過させるX線通過孔412を有する通過孔部材4と、隔膜Fを保持するとともに、前記通過孔部材4に取り付けられて、前記X線通過孔412の試料側に前記隔膜Fを固定する膜固定部材5と、を備え、前記通過孔部材4が本体ブロック3に取り付けられている状態において、前記通過孔部材4と前記膜固定部材5とを弾性固定部材6により着脱可能に構成していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】効率的に高解像度で長尺状の被検査物をX線検査する。
【解決手段】被検査物であるテープ22を一定速度で搬送しながらX線を透過させ、透過したX線を、外周面に輝尽性蛍光体を備えた回転する回転ドラム60に照射する。X線の照射位置よりも回転方向下流側で励起光Laを走査照射し、輝尽性蛍光体から発する輝尽発光光Lbをフォトマルチプライヤー78で受け、2次元のX線画像を得る。励起光Laを走査照射した位置よりも回転方向下流側では、消去光を照射して残像を消去する。残像の消去された輝尽性蛍光体は、回転ドラム60の回転により再び、X線照射位置に戻るので、長尺状のテープ22を順次X線検査することができる。 (もっと読む)


【課題】ゴニオメータの機械誤差を現在以上に正確に補正することができるX線回折測定方法の角度補正方法を提供する。
【解決手段】標準試料に関して回折角度(2θ)ごとの回折線強度(I))を測定よって求め、回折線強度(I)と標準試料の真値の回折線強度(IRtru)との比較から回折角度(2θ)ごとの誤差(Δ2θ)を求め、誤差(Δ2θ)及び系統誤差(Δ2θ)を Δ2θ=Δ2θ−Δ2θ の式に代入して回折角度(2θ)ごとの機械誤差(Δ2θ)を求め、測定試料に関して回折角度(2θ)ごとの回折線強度(I)を測定によって求め、測定試料に関して求めた回折角度(2θ)及び機械誤差(Δ2θ)を 2θ=2θ+Δ2θの式に代入して校正回折角度(2θ)を求めと、校正回折角度(2θ)に基づいて等間隔回折角度(2θ)を設定し、測定試料の回折線強度(I)を等間隔回折角度(2θ)に所定配分比で配分する。 (もっと読む)


【課題】試料内部の微小空間における元素分析を非破壊的に行なえるようにする。
【解決手段】励起用X線を発生させる一次X線源1は、X線照射機構によってX線検出用導管5と接続されている。X線検出用導管5の基端部にはX線検出器9が結合され、試料7から放出された蛍光X線が先端部の開口から内部通路4を通ってX線検出器9に導かれるようになっている。X線検出用導管5内には、X線入射用導管2aを介して入射した一次X線ビームを受けて二次X線ビームを発生し、X線検出用導管5の先端部を経て試料に照射するための二次ターゲット3が備えられている。二次ターゲット3はX線検出用導管5の内側、かつその導管5内の内部通路4の外周にリング状に備えられており、先端部が傾斜面となっているため、二次X線ビームを効率よく試料方向に照射することができる。 (もっと読む)


【課題】回折角度2θの高角度領域において分解能が高く、低角度でバックグラウンドが低く、しかもスリット幅の制御が非常に簡単であるX線回折装置を提供する。
【解決手段】X線源Fと、X線検出器10と、発散スリット2と、散乱スリット8とを有するX線回折装置である。試料Sへ入射するX線Rの入射角度θは測定に際して所定角速度で変化し、X線検出器10による回折線検出角度2θはX線入射角θの2倍の角速度でθ方向と逆方向に変化する。発散スリット2のスリット幅はX線照射幅Wが常に試料幅Wに一致するように変化し、散乱スリット8のスリット幅は一定値に保持される。発散スリット2と散乱スリット8のうちのスリット幅が狭い方のスリットによってX線検出器10に入るX線が規制される。高角度領域における分解能を高く維持できる。 (もっと読む)


【課題】散乱角の小さい散乱イオンを優先的に採取することによって高い測定精度を得る。
【解決手段】イオンビーム15が照射された試料から散乱する散乱イオンのエネルギースペクトルを測定するための装置であって、磁場が形成された真空容器内で前記散乱イオンを検出するイオン検出器と、このイオン検出器と前記試料との間の位置に設けられるイオン選別用のアパーチャ16とを備える。アパーチャ16は、イオンビーム15の通過を許容する開口30を有し、特定の散乱角を有しかつ前記磁場により前記イオンビーム15のビーム軸に特定の位置で収束するイオンのみが前記開口30を通過する位置に設けられる。この開口30の周縁部16aにはテーパー面36やテーパー面38が形成される。 (もっと読む)


【課題】透過型電子顕微鏡を用いた観測により、種々の方向における観測対象物の観測データを取得することが可能な、透過型電子顕微鏡用試料保持体およびその製造方法、透過型電子顕微鏡用試料およびその製造方法、並びに、透過型電子顕微鏡用試料を用いた観測方法および結晶構造解析方法を提供する。
【解決手段】本発明のマイクログリッド10は、グリッド本体12と、グリッド本体12の縁部に形成された触媒層14と、触媒層14の表面上に形成されたカーボンナノチューブ16とから構成される。また本発明の試料20は、本発明のマイクログリッド10と、マイクログリッド10を構成するカーボンナノチューブ16の側面に被覆した観測対象物(例えば、蛋白質層18)とから構成される。さらに本発明の観測方法は、本発明の試料20を試料ホルダーにセットして透過型電子顕微鏡に装着する事により行う。 (もっと読む)


【課題】スメアリング現象の発生を抑えることにより、超小角領域における試料からの散乱線を正確に捕えることができる超小角X線散乱測定装置を提供する。
【解決手段】試料Sから出射したX線を検出する検出器7と、X線実焦点Fと試料Sとの間に設けられたX線平行化ミラー16と、ミラー16と試料Sとの間に設けられたモノクロメータ22と、試料Sと検出器7との間に設けられたアナライザ23とを有する超小角X線散乱測定装置である。ミラー16は、直交するミラー16a,bを有する。ミラー16a,bは多層膜ミラーであり、X線反射面は放物面形状であり、多層膜の格子面間隔はブラッグ条件を満足するように放物面に沿って連続的に変化している。モノクロメータ22及びアナライザ23はチャネルカット結晶によって形成される。アナライザ23は2θ軸線を中心として走査回転し、アナライザで分光された回折線が検出器7によって検出される。 (もっと読む)


101 - 120 / 212