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Fターム[2G075DA14]の内容

Fターム[2G075DA14]に分類される特許

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【課題】構造部材の腐食電位をより正確に測定できる腐食電位センサを提供する。
【解決手段】腐食電位センサ1は、基準電極2、絶縁体3、被測定電極5およびセンサ胴6を備える。金属ジルコニウム製の基準電極2は酸化ジルコニウム製の絶縁体3内に固定される。ステンレス鋼製のセンサ胴6が絶縁体3の1つの端部を取り囲んで絶縁体3に取り付けられる。被測定電極5が、絶縁体3の側面および絶縁体3の先端面の周辺部を覆うように、絶縁体3の表面に取り付けられる。被測定電極5は腐食電位測定対象物である、原子力プラントの構造部材と同じ材料で作られている。ジルコニウム電極線7が、絶縁体3を貫通して基準電極2に接続される。センサ胴6内に挿入された鉱物絶縁ケーブル9の芯線9bがジルコニウム電極線7に接続され、鉱物絶縁ケーブル9の金属外筒管9aがセンサ胴6に接続される。 (もっと読む)


【課題】BWRの圧力容器の下部プレナム領域内での腐食電位を測定する場合に、腐食電位センサを設置する機器の影響を受けにくくして、下部プレナム内のSCC対策機器の状態を正確に測定できる腐食電位の測定方法を提供する。
【解決手段】腐食電位センサを備えたLPRM管を有する原子力プラントにおいて、LPRM外面に腐食電位センサー設置用の外筒管凹部を設け、外筒管凹部に腐食電位センサを設置し、腐食電位センサの上下位置に保護用のセンサ保護部材を設置し、腐食電位センサの電位検知部からLPRM管の凹部外表面までの距離、腐食電位センサの電位検知部から腐食電位の匡体までの距離、および腐食電位センサの電位検知部からセンサ保護部材までの距離が、腐食電位センサの電位検知部からインコアモニタ案内管までの距離よりも長くなるように前記腐食電位センサを設置する。 (もっと読む)


【課題】原子炉を構成する配管等の構造材に対して、コバルト-60やコバルト-58などの放射性物質を取り込み難い材料を提供し、その状態(付着量等)を監視する技術を提供する。
【解決手段】原子炉を構成する構造材の、放射性物質と接触する表面において、酸化チタンを含む酸化被膜を形成して原子炉構造材を構成する。前記酸化チタンの付着量は、前記酸化被膜に対し、光照射装置から光照射を行って前記酸化被膜の腐食電位及び/又は電流密度を計測して行う。 (もっと読む)


【課題】
一定以上の表面粗さを有する構造材表面の粗さの凹凸に追従して、微細な凹部の表面にも磁気センサを十分に近づけることのできるひずみ検出センサを提供する。
【解決手段】
構造材表面のひずみを材料の応力誘起マルテンサイト変態した部分が強磁性体となることを利用して磁気的に検出するひずみ検出センサ10であって、磁気信号を検出するためのセンサ部2および該センサ部と電気的回路を形成するための電極部3を備えており、前記センサ部2と前記電極部3を支持するセンサ本体部1の被測定面に対向する表面内において、前記センサ部2周辺がセンサ本体部1の他の部分よりも突出するように形成されたセンサ周辺突出部4を有し、該センサ周辺突出部4に前記センサ部2が形成されている。 (もっと読む)


【課題】原子炉システム内の水化学を監視する電気化学的腐食電位プローブアセンブリを提供する。
【解決手段】高流速原子炉配管内のECPを監視するための電気化学的腐食電位(ECP)プローブアセンブリ110は、ECPセンサ100を越える、又はその周囲の流線を改善するエアフォイル形状のECPカバー114を含む。エアフォイル形状のカバーは、ECPカバー114の表面に垂直に穿孔されるフローホールを含む。従って、ECPプローブアセンブリ100内への炉水の流れ方向が変更され、ECPプローブ110への損傷を防止するのに十分にECPカバー114内部の流速を低減する。後付け部品として使用し易くするため、ECPカバー114は、既存のプローブウェルとプローブサブアセンブリの幾何形状に適合する円形セクションに隣接する楕円セクションを有してもよい。 (もっと読む)


【課題】隙間腐食の発生を抑制し、高品質,信頼性に優れたステンレス製機器及び沸騰水型原子炉の制御棒を提供する。
【解決手段】横断面が概略十字形のタイロッドと、概略U字形の横断面形状を有し、内部に中性子吸収材を内包するシース4を備えた沸騰水型原子炉用制御棒のクラッド付着検出方法であって、複数の電極を備えるセンサプローブ8を用いて、前記シース内面のクラッド付着量を前記シースの外面から電気化学的に計測することによって、シース4と中性子吸収材5の間の隙間部に堆積した腐食生成物等の量を検出することができる。これにより、シースと中性子吸収材の隙間の縮小が未然に検知でき、隙間腐食の発生を防止できる。 (もっと読む)


【課題】化学プローブ組立体及び原子炉内で化学プローブ組立体を用いる方法を提供すること。
【解決手段】電気化学的腐食電位(ECP)プローブ組立体は、運転中の原子炉において冷却材の化学的性質に起因した材料のECPを監視するのに用いることができる。例示的な実施形態の組立体は、潜在的に複数の異なる原子炉材料についての構成要素ECPを検出する少なくとも1つのECPプローブと、ECPプローブを覆う冷却材用流体流路を提供する構造体と、ECPプローブによって検出されたECPデータを外部受信機に送信又は搬送する信号送信機とを含む。 (もっと読む)


【課題】ライニング材を有する放射性廃液タンクにおいて、ライニングの劣化状況の把握は、貯蔵タンクが高線量であるため、まずタンク内の内容物を移送して空にして実施するなど、多大な時間とコストがかかるとの課題があった。
【解決手段】上記課題を解決する本発明の特徴は、放射性廃液貯蔵タンク内部に設置した第1のタンク外壁面に電極を設置し、その絶縁抵抗を測定することにより、ライニング材の健全性が評価する。
【効果】本発明により、放射性廃液貯蔵タンクのライニング材の健全性が簡便かつ迅速に測定でき、放射性廃液貯蔵タンクを安全に長期間使用することができる。また、ライニング材の張替え時期を適切に評価できるため、張替えに伴う時間やコストを低減できる。 (もっと読む)


【課題】過酸化水素の発生前後の原子炉内の水環境を模擬することができ、原子炉の構成材料の評価を高精度で行うことができる炉内環境模擬方法および炉内環境模擬装置を提供する。
【解決手段】高温高圧容器11が、内部に液体を収容し、その液体を高温高圧に保つ。ラジカル発生手段12が、液体中に超音波を照射可能に設けられた超音波発生装置、または、液体中に高圧水を噴射可能に設けられた噴射装置51から成る。ラジカル発生手段12は、高温高圧容器11の内部の液体中にOHラジカルを発生可能である。画像取得手段13が、高温高圧容器11の内部の画像を取得する。解析部14が、画像取得手段13で取得された画像に基づいて、液体中の発光の位置と強度とを測定し、測定された発光の位置と強度とに基づいて、液体中でのOHラジカルの発生位置と濃度とを求めるよう構成されている。 (もっと読む)


核燃料棒における2つのタイプのCRUDの分析を行うための方法は、燃料棒の外側にCRUDの第1の層及び第2の層を提供し、ブラッシング装置を有するCRUDツールを用いて燃料棒上の選択された領域においてCRUDの第1の層をブラッシングし、CRUDの第1の層を除去するためにブラッシング装置に力が加えられ、ブラッシング装置からCRUDの第1の層を収集し、ツールを用いて、選択された領域において、燃料棒からCRUDの第2の層を掻き取り、この場合、ツールは掻き取り装置を有しており、掻取りのためにツールに力が加えられ、掻き取り装置からCRUDの第2の層を収集し、走査型電子顕微鏡を用いて、CRUDの第1の層と第2の層とを別々に分析することを含む。
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蒸気発生器の内部を検査するための検査システムは、一態様では、第1ブームと、第1ブームに枢動的に取り付けられた近位端と、供給カプセルに耐える遠位端とを有する第2の伸縮ブームであって、供給カプセルはストレージベイを画定する第2の伸縮ブームとを含む。検査システムは、供給カプセルのストレージベイに適合するように寸法づけられ、ストレージベイを画定する第1のロボット検査車両を含む。第1のロボット検査車両は、少なくとも一つの検査カメラ及び少なくとも一つの照明システムを含む。第1のロボット検査車両は、第1ロボット検査車両を供給カプセルに接続するケーブルを更に含む。検査システムは、第1ロボット検査車両のストレージベイに適合するように寸法づけられた第2のロボット検査車両を含む。第2のロボット検査車両は、少なくとも一つの検査カメラ及び少なくとも一つの照明システムを含み、第2のロボット検査車両を第1のロボット検査車両に接続するケーブルを更に含む。 (もっと読む)


【課題】鉄濃度を安定させると共に、水中の鉄濃度をppbレベルで微調整すること。
【解決手段】水を流通させる下流に模擬機器4を配置した耐食性の主管2と、主管2の途中を迂回して設けられ、主管2から水を流通させつつ主管2に戻す耐食性のバイパス管3と、バイパス管3の途中に接続された炭素鋼管の内部に炭素鋼棒を複数挿入してなる鉄発生部6と、バイパス管3における鉄発生部6よりも上流側に配置された耐食性の流量調整弁7とを備える。バイパス管3に炭素鋼からなる鉄発生部6を設けたことにより、実際の機器と同様の使用環境を模擬して水に鉄イオンを発生させる。しかも、流量調整弁7によりバイパス管3に流通する水の流量を調整することで鉄濃度が制御される。このため、鉄濃度を安定させると共に、水中の鉄濃度をppbレベルで微調整できる。 (もっと読む)


【課題】燃料集合体を解体することなく、磁性クラッドが付着した状態下でも燃料棒被覆管の酸化膜厚さ高精度で測定することができる新規な酸化膜厚さ測定方法を提供する。
【解決手段】本発明の酸化膜厚さ測定方法は、渦電流センサ4と未照射燃料被覆管上に被覆した厚さの異なる模擬磁性クラッド試料と未照射燃料被覆管の肉厚変化試料を用いて、磁性クラッドに起因する位相角度と被覆管肉厚変化による位相角度が同一方向となる周波数を求める工程と、この周波数を印加した渦電流センサ4と未照射燃料被覆管からベクトル平面図上のゼロ点を求める工程と、同周波数にて渦電流センサを測定対象の被覆管表面3に接触させインピーダンス値を求める工程と、前記インピーダンス値を前記リフトオフ成分と前記同一方向の位相角度成分に分解する工程と、前記分解されたリフトオフ成分から酸化膜厚さを求める工程からなる。 (もっと読む)


【課題】原子炉、粒子加速器等の構造材料において発生する照射誘起応力腐食割れ(IASCC)のき裂発生以前の予兆を評価するシステムを提供すること。
【解決手段】交流磁化法により、被検体の第3高調波電圧値を測定し、予め求められている第3高調波電圧値の変化の大きさとIASCC感受性の度合いとの相関関係を示すデータベースを参照して、被検体のIASCC感受性の度合いを求める。さらに、前記被検体の渦電流法プローブ電圧を測定し、予め求められている渦電流法プローブ電圧値の変化とIASCC感受性の度合いとの相関関係を示すデータベースを参照して、前記被検体のIASCC感受性の度合いを求め、求められたIASCC感受性の度合いが、前記第3高調波電圧値の変化から求められたIASCC感受性の度合いから所定の誤差範囲にあるかどうかを求める。 (もっと読む)


【課題】ベント管の内側の点検及び補修の作業を効率的に行うことである。
【解決手段】原子炉格納容器の上部のドライウェル15と原子炉格納容器の下部のサプレッションチェンバー16とを連通するベント管17の上部に固定されたダイヤフラムフロアに滑車部25を配置し、滑車部25にベント管17内を昇降する昇降体27を吊り下げる。サプレッションチェンバー16の底部には揚重装置28を設置し、揚重装置28により昇降体27を昇降させる。昇降体27には各種の作業を行うための作業装置24が着脱可能に装着され、この作業装置24によりベント管17内において点検補修のための各種作業を行う。 (もっと読む)


【課題】 二次冷却系配管の減肉の発生を効果的に低減することを可能とし、これに伴う発電所設備への影響、および配管の減肉の状態をオンラインで連続監視することを可能とするPWR発電所二次冷却系の水処理システムを提供する。
【解決手段】 PWR発電所二次冷却系の水処理システムであって、PWR発電所二次冷却系の二次冷却材に微量の酸素を注入する酸素注入部と、注入した微量な酸素がSGへ流入しないこと及び配管の減肉の状態を監視する腐食電位計とを有する。 (もっと読む)


【課題】 燃料棒の表面のクラッドの除去や校正作業等の準備作業を含めて燃料棒の酸化膜厚の測定を効率よく、正確に行うことができるようにすること。
【解決手段】 枠体12に取り付けられ水中にある燃料集合体1の燃料棒表面の酸化膜厚を測定する測定プローブ20と、同じ枠体12に取り付けられ燃料棒表面のクラッドを除去するクラッド除去治具30とを備え、また測定プローブ20を燃料棒1Rの被測定面に押し当てる際に燃料棒列1Lの間に食い込んで測定プローブ20を燃料棒1Rの被測定表面に向けて案内するプローブ位置決めガイド22を更に備えている。先ず、クラッド除去治具30を測定すべき燃料棒1Rに当ててクラッドを除去し、次いで枠体12の向きを変えて測定プローブ20を燃料棒1Rに当てて酸化膜厚を測定する。 (もっと読む)


【課題】実際稼働中の原電または装置産業の設備で発生する応力腐食割れを、原電で実際使用している配管材に原電と類似な環境下で直接形成させ、割れの進展速度を予測することにより、実際原電または装置産業における危険度を減少させるとともに非破壊検査の技量検証に対する実効性を保障することが可能な応力腐食割れ形成装置の提供。
【解決手段】管型試片10の一側の外周面に円周方向に備えられる伝導部材、および前記伝導部材に隣接して配置された加熱コイルを備え、管の内部に蒸気圧を発生させる加熱ユニット20と、管型試片の内部に発生する蒸気圧が漏れないように、開放された両側を密閉させる両端拘束ユニット30と、加熱ユニットおよび両端拘束ユニットを制御する制御ユニットとを含んでなる、応力腐食割れ形成装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】パイプ溶接部の応力腐食割れを緩和するためにパイプ溶接部(62)の内周(ID)を遠隔でブラッシングするためのツール(10)が開示される。
【解決手段】 ツール(10)は、パイプ(60)の入り口に位置し、溶接位置までパイプ(60)内を移動する。溶接位置に到達すると、ツール(10)は自身を固定し、そして溶接部(62)の内周(ID)に触れるまでブラシを軸方向や(または)放射状に前進させる。ブラシ(52)を徐々にパイプ(60)の軸に沿って指標付ける一方で、ツール(10)はブラシ(52)を溶接部(62)の内周(ID)を環状に動かす。 (もっと読む)


本発明は、沸騰水型原子炉用の燃料集合体(8)の燃料チャネル(14)に対する測定を含む方法に関する。この方法は、以下の特徴を含む:この測定は非破壊的な誘導渦電流測定方法の使用により行われる、この測定は運転中に少なくともある時間沸騰水型原子炉の炉心で使用された燃料チャネル(14)に対して行われる、この測定は燃料チャネル(14)が水の中に置かれるときに行われる、この測定は、燃料チャネル(14)上の異なる場所に対して行われ、この方法を通して少なくとも当該場所における燃料チャネル(14)の水素化物含有量が決定される。この方法は、隣接している制御棒からのシャドウ腐食が燃料チャネル(14)の特性に対してどのように影響を及ぼすかを見出すために使用することができる。 (もっと読む)


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