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Fターム[2G085DA03]の内容

粒子加速器 (3,302) | 荷電粒子ビームの取扱い (129) | ビームの改変 (126) | 粒子ビームの変換(電荷変換、X線等の発生) (103)

Fターム[2G085DA03]に分類される特許

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【解決手段】小型中性子発生装置は、移動可能な検出システムを用いて、高濃縮ウランの能動検出に用いられる。サイズが小さく、軽量で、電力消費量が少なく、操作及びメンテナンスが容易である。検出器は、簡素化されたイオン源及びイオン輸送システムに基づいている。 (もっと読む)


【課題】
線形加速器を利用し、治療部位に応じて中性子を多方向から治療部位に照射可能なBNCT装置を提供する。
【解決手段】
線形加速器3を用いて陽子エネルギを、Be(p,xn)反応によって単位陽子電流当りに発生する中性子発生率が、Li(p,n)反応によって単位陽子電流当りに発生する中性子発生率より大きく、かつ、核破砕反応によって単位陽子電流当りに発生する中性子発生率よりも小さくなる範囲のエネルギに陽子を加速する。加速された陽子を複数の四重極電磁石14および偏向電磁石15A、15B、15Cからなる回転ガントリ5Aに入射し、回転ガントリ5Aの先端に設置した中性子発生用のベリリウムのターゲット7に衝突させる。ターゲット7で発生した高速中性子を、脱着可能な中性子照射部9を用いてホウ素中性子捕捉療法に必要な熱中性子または熱外中性子に調整し、治療部位に多方向から照射する。 (もっと読む)


【課題】単位時間当たりの中性子発生量を増加することができるイオン発生装置および中性子発生装置を提供すること。
【解決手段】中性子発生装置1は、イオン発生装置2を備え、このイオン発生装置2は、重水素ガスまたは三重水素ガスが供給されるイオン発生管21と、イオン発生管21の外部に配置され、このイオン発生管21に磁界を発生させる磁石23と、イオン発生管21の外部に配置され、このイオン発生管21に電界を発生させるプラズマ発生用アンテナ22と、プラズマ発生用アンテナ22に高周波電力を供給する高周波電源24と、を備える。高周波電源24は、イオン発生管21においてプラズマの非定常状態を繰り返し発生するように、プラズマ発生用アンテナ22に、高周波電力をパルス制御して供給する。 (もっと読む)


【課題】安価に短時間で所望の単位時間当たりの放出原子密度分布にすることを可能にする。
【解決手段】陽極駆動部31aにより陽極2の中心を回動軸として反復回動可能にすることにより、陽極2と原子放出部との距離を変化させる。制御部32aは、陽極2の変位により所望の原子密度分布を得るように設定された入力データを受けて、陽極2を変位させるための駆動制御信号を前記陽極駆動部31aに出力する。また、制御部32aによって、陽極駆動部31aを駆動中に停止したり、駆動速度を変更したりして、陽極2における各姿勢の滞在時間などを変更することにより、単位時間あたりの原子密度を変化させる。 (もっと読む)


【課題】X線光源サイズが数μmのコンパクトで、X線ターゲットの放熱効果が大きく低コストな高輝度大強度のX線源を得る。
【解決手段】荷電粒子発生手段、荷電粒子加速手段、偏向磁界発生手段および荷電粒子の安定周回軌道上に配置されたX線ターゲットを有する円形加速器において、上記X線ターゲット14を、先端が直径10μm程度の針状に尖った金属棒とし、針状突起部の方向を荷電粒子が周回している方向に対し垂直方向とした。 (もっと読む)


【課題】加速器を利用したホウ素中性子捕獲療法において使用するリチウムターゲットの製造方法であって、リチウムと基盤用銅板との接触熱伝導を保ったまま、リチウム接合方法の簡素化及びリチウム厚みの均一性を向上させたリチウムターゲットの製造方法を提供すること。また、リチウムの寿命を向上させたリチウムターゲット及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】ホウ素中性子捕獲療法において陽子線を照射してLi(p,n)Be反応により中性子を発生させるためのリチウムターゲットの製造方法であって、基盤用銅板及びリチウム薄板を、不活性雰囲気内において、押圧手段により圧延圧着することを特徴とする、前記製造方法。更に、リチウム薄板を被覆するようにベリリウム薄膜を基盤用銅板に接合することを含むことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】供用終了後の放射能を低減できる加速器を提供する。
【解決手段】陽子をRFQ12a、DTL12bで加速してターゲット20に照射する加速器10の四重極電極13及びドリフトチューブ14のイオンビームRに対向する内面、ビーム伝送ダクト15の内面、コリメータ電極15bの表面に、金メッキを施す。金は(p,n)核反応で生成する197Hgの半減期が短いので、加速器供用終了後の放射能レベルを低減できる。その結果、廃棄コストを従来よりも安くできる。加速器の前記部分に金メッキを施さない場合には、生成される65Zn、56Coなどの半減期が長いので、放射能レベルが高く、廃棄コストが高くなる。 (もっと読む)


【課題】比較的小型の加速器装置を利用して、ほぼ同時かつ同方向に二つの異なる波長帯の短パルス高輝度光ビームを得ることができる二帯域短パルス高輝度光源を提供することを目的とする。
【解決手段】二帯域短パルス高輝度光源装置は、大電荷量の線形加速器を用いた相対論的電子ビームに大出力短パルスレーザーを衝突させるコンプトン散乱により準単色の硬X線ビームを発生させ、前記電子ビームを周期長の短いアンジュレータで短パルスレーザーから分離した一部分と相互作用させてバンチスライス法によるテラヘルツ光を発生させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】放射光施設で用いられる硬X線、軟X線を集光させるためX線集光装置であって、大きな開口数(NA)を有するK−Bミラーのアライメントを高精度且つ迅速に行うことが可能なミラーマニピュレータを備え、集光スポットが100nm以下の高い空間分解能を達成することが可能なX線集光装置を提供する。
【解決手段】光源と集光点を焦点とする楕円の形状が作り込まれた2枚の全反射ミラーからなる第1ミラー1と第2ミラー2を互に垂直に配置したK−Bミラー配置とし、2本の平行なレーザービームの一方を、水平に配した第1ミラーに垂直に入射し、他方を垂直に配した第2ミラーに90°方向を変換して垂直に入射し、両ミラーからの反射ビームが入射ビームと重なるように調節する。 (もっと読む)


【課題】従来に比べて小型で電源容量も小さい電磁波発生装置を実現する。
【解決手段】内部を密閉して真空に保つ矩形断面の環状の真空チャンバー及び真空チャンバーに電子ビームを放出する電子銃を備え、また、内側から順に円筒形の加速用磁極61、矩形断面の環状の収束用磁極62、矩形断面の環状のリターンヨーク63の3つを同心円状に配置して円盤状に構成して、真空チャンバーと同一の中心軸をもって真空チャンバーの両側に対称に配置される1対の電磁石を備え、また加速用磁極61の周囲に巻かれて、加速用磁極61を励磁する加速用コイル70、及び収束用磁極62の周囲に巻かれて、収束用磁極62を励磁する収束用コイル40を備えた電磁波発生装置の、加速用コイル70と、この加速用コイル70に電力を供給する加速用電源とを接続する給電線を、加速用磁極61の中心軸に設けた貫通孔を通して取り出す。 (もっと読む)


【課題】放射性核種を高収量で得ることができる放射性同位元素製造装置およびターゲットを提供する。
【解決手段】この放射性同位元素製造装置のターゲット20Aは、グリッド21と、透過膜22と、放射性同位元素の元になる物質を収容する容器26とを備えている。容器の原料室26a内に、通過口と対応した位置に原料粉末23Aを充填した保持孔33aを配置した保持板33を収容する。保持板はポーラスSUSで構成されている。このような構成により、イオンビーム照射中に、キャリア媒体の原料室への流入および加熱による原料粉末の変形により、原料室内で原料粉末が移動することを防止でき、原料粉末の温度を生成された放射性核種が熱拡散しやすい温度に維持でき、生成された放射性核種の回収率を向上できる。 (もっと読む)


【課題】軸方向磁場の強度変化によるプラズマ密度或いはイオンビーム電流の変化を低減し、精密な磁場調整なしでビーム電流を安定化するマイクロ波イオン源或いはプラズマ源と、それを利用した線形加速器システム、医療用加速器システム等の機器等の応用装置を提供する。
【解決手段】永久磁石6を放電容器4の周囲に16個、隣り合う磁石の極性が異なるように設置し、放電で発生するプラズマを閉じ込める多極磁場B2を放電容器壁近傍に局部的に発生させる。また、この多極磁場により軸方向磁場B1の変化によるプラズマ密度の変化が低減され、電極9a〜9cの孔より引き出されるイオンビームの電流の変化も低減される。これにより磁場B1の精密な調整なしでイオンビーム電流を安定化できる。また、軸方向磁場B1を永久磁石15で発生させた場合でも、大電流のイオンビームが安定に得られる。 (もっと読む)


【課題】高速中性子及び連続エネルギー・スペクトルX線による材料識別の方法と装置を提供する。
【解決手段】本発明の方法は、(a)高速中性子源及び連続エネルギー・スペクトルX線源でそれぞれ産生された高速中性子ビーム及び連続エネルギー・スペクトルX線ビームを被検対象に照射する;(b)X線検出器アレー及び中性子検出器アレーにて、透過したX線ビーム及び高速中性子ビームの強度を直接計測する;(c)被検対象の異なる材料を透過した中性子ビームとX線ビームの減衰差によって形成された曲線により、被検対象の材料に対して材料識別を行う;ステップを含む。 高速中性子と連続エネルギー・スペクトルX線との透過減衰強度が異なるように構成され、被検対象の厚さと無関係に被検対象の等効原子番号Zとのみ関係するn-X曲線を利用して材料識別を行う。 (もっと読む)


【課題】
集束イオンビーム形成装置において、加速器と集束レンズ系を一体化とすることにより小型化を実現するとともに、加速器の加速管も集束レンズ系の一部とすることで装置全体の縮小率も最大化することで、ナノビームを形成する。
【解決手段】
加速器が、折り返し型タンデム加速器であるため、高電圧ターミナル部に180°分析電磁石を置き、高エネルギー側の加速管の入口部にエネルギー分析及び発散制限スリット機能を有するスリットを設置し、再度、単孔レンズ効果を有する加速管によりビームを加速するとともに、集束を行い、MeV領域高エネルギーイオンナノビームを形成する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、1台の加速器が出力する荷電粒子ビームを、複数のターゲットに照射するように構成し、BNCTによるがん治療や、PET用薬剤に用いられるRIの製造等に効率よく利用し、採算性の向上が図れる加速器利用システムを提供することを課題にする。
【解決手段】 加速器利用システム(100)は、加速器(110)から出射する荷電粒子ビーム(5)が、ターゲット(201,301)に照射して起きる核反応を利用するものであり、荷電粒子ビーム(5)の軌道を形成しその軌道上に出入自在な複数のターゲット(201,301)が配置されるビーム輸送管(6)と、荷電粒子ビーム(5)が照射する少なくとも1つのターゲット(201,301)を前記軌道上に位置させるターゲット駆動機構(204,304)と、を前記課題の解決手段として備える。 (もっと読む)


一実施例において、放射線源は、筐体および筐体内の加速室を備え、ピーク加速エネルギーはタンタルの最低中性発生閾値よりも高い。荷電粒子源は、筐体により支えられ、加速室内に荷電粒子を放射する。標的は、加速室の下流にある筐体により支えられる。標的は、本質的に、ピーク加速エネルギーよりも大きな中性子発生閾値を有する少なくとも1つの同位体からなる。したがって、中性子は発生しない。線源は、さらに、従来技術に比べて中性子発生を低減するか、または発生しなくする、ピーク加速エネルギーよりも高い中性子発生閾値を有する少なくとも1つの同位体を含むコリメータ、標的遮蔽、および/または筐体遮蔽を備えることもできる。線源を備えるシステム、線源を動作させる方法、および線源を製造する方法も開示される。
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【課題】Q値の高い共振空洞において、高周波が共振するように周波数を調節することを容易かつ高速にし、電気的ノイズに対してロバストな制御を行う高周波周波数同調装置の提供。
【解決手段】共振空洞に対する高周波の進入波と反射波の位相差を検出する。その位相差から、進相・合致・遅相のいずれかを示す3値の位相差信号を生成する。その位相差信号に基づいて、検出した位相差が小さくなる方向に、大きい刻み値で1刻みずつ高周波の周波数を変更する。位相差信号が進相から遅相へ、または遅相から進相へ変化したら、より小さい刻み値を用いて、位相差が小さくなる方向に、1刻みずつ高周波の周波数を変更する。 (もっと読む)


【課題】シンクロトロンから、動いている3次元の複雑な腫瘍ターゲットに正確に、ビーム強度とエネルギーを可変の状態にして取り出すこと。
【解決手段】特殊な電子ビーム冷却装置による強い強度の“冷たいイオンビーム”をもつ低ビームエミッタンスをビーム強度、エネルギー可変で安定にシンクロトロンの外に取り出す方法であり、電子ビーム冷却装置によるイオンの荷電再結合現象を使うかまたはギャップの小さい10kHz超高速キッカーを用いる。 (もっと読む)


経路に沿って移動する荷電粒子源を備えた放射線源を開示する。ビームが衝突すると放射を生成するターゲット材料が、経路に沿って配置されている。ターゲットに衝突する前のビームを偏向させるために磁石が設けられている。この磁石は、時間に対して変化する磁場または定常磁場を生成ことができる。定常磁場は、ビームにかけて空間的に変化する。磁石は電磁石または永久磁石であってよい。或る例では、ビームを偏向させることにより、ビームが複数の軸に沿ってターゲットに衝突する。別の例では、ビームの各部分が異なった形で偏向される。そのため、線源は、走査する対象物を均等な放射線によって照射することができる。荷電粒子は電子または陽子であってよく、また放射はX光線またはガンマ光線放射、または中性子であってよい。このような線源を組み込んだ走査システム、放射の生成方法、および対象物の検査方法も開示している。
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【課題】大強度X線の発生が可能で、発生するX線のエネルギーを高速に切り替えられる、小型で低コストな電磁波発生装置の実現。
【解決手段】円形加速器からなる電磁波発生装置において、円形加速器を構成する偏向電磁石が、その形状により、入射または加速電子に対して収束機能を有することにより、当該加速器が、電子の入射、加速の全過程でその径方向の所定範囲で安定な電子周回軌道を有し、この安定な電子周回軌道上にターゲットが設置され、このターゲットの設置位置に対応して、周回する電子ビームが前記ターゲットに衝突する領域と、前記ターゲットに衝突しない領域が設定され、偏向電磁石の偏向磁界及び電子ビーム加速の両時間変化パターンの制御により、これらの領域間を電子が周回しつつ移動して、前記ターゲットと衝突することでX線を発生させるようにした。 (もっと読む)


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