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Fターム[4C082AP03]の内容

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Fターム[4C082AP03]に分類される特許

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【課題】 高速で正確な減弱補正方法を用いて散乱源の再構成を行うことで、散乱線が被検体自体で減弱されるために生じる治療線の線量の測定誤差を低減し、定量性の高い散乱源分布を計測することができる放射線治療システム等を提供すること。
【解決手段】 治療放射線の線量を散乱線によりモニタする方式の放射線治療システムにおいて、散乱線が体内を通過することによる減弱を補正するため、散乱源の存在する平面を決定し、散乱源から検出器の間の通過パスをCT画像を元に決定し、源弱の程度を推定し散乱線の検出結果に含まれる源弱による影響を補正する。 (もっと読む)


【課題】再構成処理において、散乱線が照射された領域についての条件を再構成に導入し、得られる散乱源分布の精度を向上することができる放射線治療システム等を提供すること。
【解決手段】治療放射線の線量を散乱線によりモニタする方式の放射線治療システムにおける再構成方法に関する。一般に治療用放射線は細い放射線錐を用いるが、従来の断層撮影法はこのような情報を利用しない。本発明では、反復再構成法を採用し、その反復中に測定した散乱線画像に基づいて、散乱線画像の値の小さい領域に対応する散乱源分布を減少させるステップを含める。また、散乱源分布が負の値の領域に対し散乱源分布を0に置き換えるステップを含める。特に散乱線画像が0に近い値を示す領域に対応する被検体の位置において、散乱源分布が0に近い値であるという条件を付加する。 (もっと読む)


【課題】放射線照射治療において、術者に治療部位への過少照射や正常組織への過剰照射を防ぎ、正確かつ安全に治療を行えるようにする。
【解決手段】放射線照射システム2は、被検体に対して治療用放射線ビームを照射し、散乱線検出システム3は、治療用放射線ビームに基づいて発生する被検体内からの散乱線を検出し散乱線データを発生する。再構成処理部503は、検出された散乱線データに基づいて、被検体内における散乱線発生密度の三次元的分布を示す散乱線ボリュームデータを再構成する。変換処理部505は、この散乱線ボリュームデータを各ボクセルの組織の組成に対応する密度を用いて吸収された放射線量の三次元分布を示す吸収線量ボリュームデータに変換する。 (もっと読む)


【課題】重イオン癌治療設備用のイオンビーム用走査マグネットシステムを提供する。
【解決手段】システムは、走査マグネット1−2、3−4と、この下流に位置する90度ダイポール6、この下流にステイプル止めされたビーム診療板タイプ検知装置7から成る。90度ダイポールは走査域に適応する開口を有し、ギャップの付いたヨークエレメントを包含して電界の均一性を増強する。走査マグネットは、約1.5度の最大曲げ角度、約22mの曲率半径、約0.6mの路長を有し、120乃至150mmのギャップ高とギャップ巾を有し、0.3mm迄の範囲の厚さで、2%までのシリコンとの合金製鋼板で作られた1個の接着されたヨークエレメントから成る。このヨークエレメントは、300乃至400mmの範囲の巾、200乃至250mmの範囲の高さ、500乃至600mmの範囲の長さを持つ。走査マグネットのコイル巻き数は、50乃至70の範囲とする。 (もっと読む)


【課題】放射線照射治療において、術者に治療部位への過少照射や正常組織への過剰照射を防ぐための情報を提供し、正確かつ安全に治療を行えるようにする。
【解決手段】放射線照射システム2は、被検体の治療部位および正常部位に吸収される基準線量及び放射線の照射条件を定めた照射計画にしたがって治療用放射線ビームを照射し、散乱線検出システム3は、治療用放射線ビームに基づいて発生する散乱線を検出する。データ処理システム5は、検出された散乱線データから吸収線量データを取得し、吸収線量データと照射計画をもとに、既照射と未照射の照射を含む線量分布を算出する。そして、吸収線量データをもとに照射計画の良否を所定の評価基準に基づいて評価し、上記線量分布および評価結果を表示部6に表示する。 (もっと読む)


【課題】放射線照射治療において、術者に治療部位への過少照射や正常組織への過剰照射を防ぐための情報を提供し、正確かつ安全に治療を行えるようにする。
【解決手段】放射線照射システム2は、被検体に対して治療用放射線ビームを照射し、散乱線検出システム3は、治療用放射線ビームに基づいて発生する散乱線を検出する。データ処理システム5は、治療用放射線ビームの照射毎に散乱線のデータから被照射位置及び吸収線量を取得する。そして、取得された被照射位置及び吸収線量の少なくとも一方と、被検体の治療部位及び正常部位の位置毎の基準線量とを対比させた情報を生成する。 (もっと読む)


【課題】シンクロトロンから出射されるイオンビームの強度を、ビーム輸送系の各機器及び照射装置を動作させることなく調整することができる荷電粒子ビーム照射システムを提供する。
【解決手段】荷電粒子ビーム発生装置1からイオンビームが出射される第1ビーム輸送系4の途中に高速ステアラ装置(ビームダンパー装置)100を設置し、そのビームダンパー装置100に、ビームダンパーに当てるイオンビームの線量を計測する線量モニタ装置を設け、照射装置15A〜15Dに輸送せずにイオンビームの強度を計測できるようにする。 (もっと読む)


【課題】 X線外照射治療において、実際に患者のどの部位に、どれだけの線量が照射されたかを実際に計測し、その結果を所定の形態で提供することで、病変部への過剰照射や正常組織への過剰照射を防ぐことを可能とする放射線治療用線量分布測定装置等を提供すること。
【解決手段】 治療X線ビームに対して特定の角度をなす位置にコリメータを備えた検出器を設置し、その方向に来た散乱線のみを選択的に検出する。コンプトン散乱で、どの角度に、どれだけX線が散乱されるかは理論的に分かるため、ある角度での散乱線を検出できれば、他の角度への散乱線の数も推定できる。さらに、患者体内の、散乱の起こった場所の分布を3次元的に得るために、照射中に検出器を回転させ、すべての方向から散乱線の測定を行う。その後、再構成処理を行い、被検体内部の散乱線の発生分布を3次元的に画像化する。 (もっと読む)


【課題】固有の安全性を有するブロードビームを用いて、複雑な形状のターゲットに対しても、可能な限りコンフォーマルに照射することが可能な方法を提供する。
【解決手段】照射不可部位14がターゲット12よりも照射下流側になるような照射方向F1,F2で粒子線を照射した場合に、所定線量が1度の照射で与えられる第1の領域12(#1a),12(#1b)を決定する。次に、ターゲット12のうち、照射方向に沿った深さが、第1の領域の深さd(#1a),d(#1b)よりも深い第2の領域12(#2)を決定する。そして、ボーラス及びエネルギーフィルタを介して、粒子線を、照射方向F1及び照射方向F2のそれぞれに沿って照射し、各第1の領域に対しては、照射方向F1,F2からの1度の照射で所定線量を与えると共に、各第2の領域12に対しては、第1の領域と共に照射することによって複数回照射し、その合計線量として所定線量を与える。 (もっと読む)


患者の放射線療法治療計画を適応させるシステムと方法において、任意の個別日に患者へ送達されるフラクションサイズを、少なくとも部分的には日毎患者レジストレーションの使用(即ち、それぞれのフラクションを送達させる前に患者の画像を撮影して当日の腫瘍の位置とサイズを見る)に基づいて変えることによって、適応させるシステムと方法である。フラクションサイズは、腫瘍の生物学に基づき、動的に改変することができる。 (もっと読む)


【課題】異なる患部形状に容易に対応可能としつつ、装置全体の簡素化を図ることができる照射装置を提供する。
【解決手段】照射装置において、ビームの進行方向に対し垂直な第1の方向に移動可能としつつ第1の方向に互いに対向配置された対の遮蔽用リーフ板400a,400bをビームの進行方向に対し垂直な第2の方向に複数配設した遮蔽用リーフ板群400と、第1の方向に移動可能としつつ第1の方向に互いに対向配置された対の減衰用リーフ板401a,401bを第2の方向に複数配設し、それら複数対の減衰用リーフ板401a,401bをビームの進行方向に沿って複数段設け、遮蔽用リーフ板群400に対しビームの進行方向下流側直下に配置した減衰用リーフ板群401と、遮蔽用リーフ板400a,400b及び減衰用リーフ板401a,401bの配置をそれぞれ調整するリーフ板駆動機構とを備える。 (もっと読む)


【課題】照射対象内の荷電粒子ビーム進行方向に垂直な方向おける線量分布を精度良く計測することができ、その結果、照射対象内の荷電粒子ビーム進行方向に垂直な方向の各位置における照射線量の制御精度を高めることができ、所望の線量分布を担保することができる荷電粒子ビーム照射システムを提供する。
【解決手段】二次元線量モニタ212と照射制御装置300を設け、線量カウンタ装置304aにより、二次元線量モニタ212のモニタ平面の領域毎に計測した線量をモニタ平面の領域毎に独立して積算してモニタ平面の領域毎に積算線量を計測する。また、比較部306により、モニタ平面の領域毎に計測した積算線量がモニタ平面の領域毎に予め設定した目標線量に到達するとビーム照射を停止する制御信号を出力し、目標線量に到達した領域へのビーム照射を停止させる。 (もっと読む)


【課題】呼吸や脈拍などの生体活動による反復的な位置の変動に伴って照射領域が動いてしまう場合であっても、予め設定された形状および線量に基づいて正確な照射を行うことのできる、3次元スキャニング法を用いたスキャニング照射方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るスキャニング照射方法は、線量算出ステップS2と、差分線量算出ステップS3と、照射線量設定ステップS4と、を含み、所定の条件を満たすまで差分線量算出ステップS3および照射線量設定ステップS4を繰り返して行う。 (もっと読む)


【課題】安全性を確保しつつビームの照射位置の精度を緩和することができ、加速器やビーム輸送系の調整時間の短縮化を図ることができる荷電粒子ビーム照射システム及び荷電粒子ビーム照射方法を提供する。
【解決手段】荷電粒子ビーム発生装置3と、この荷電粒子ビーム発生装置3から出射された荷電粒子ビームを偏向して走査面上で走査する走査電磁石21A,21Bを有する照射装置5とを備えた荷電粒子ビーム照射システムにおいて、走査面をビーム断面積より小さくなるように区画した複数の区画領域のそれぞれにおける照射量を検出する第二線量モニタ27と、同じ飛程のビームを走査面上の位置を移動させて照射したときの各区画領域における積算照射量を演算し、この演算した積算照射量が予め設定記憶された許容値を超えたと判定した場合に、荷電粒子ビーム発生装置3から照射装置5へのビーム出射を中止させる照射制御装置6とを備える。 (もっと読む)


【課題】 レンジシフターでの散乱による荷電粒子線のビーム径の増加を低減して、被照射体への空間的に精密な照射が可能な小さなビーム径の荷電粒子線を供給できるとともに、レンジシフターを患者から離れた位置に配置して、その移動音等による威圧感を無くすることができる粒子線照射装置及び粒子線治療装置を得る。
【解決手段】 荷電粒子線のエネルギーを低下させる可変レンジシフター4と、可変レンジシフター4で低下した荷電粒子線のエネルギーに応じて励磁量が制御されて、可変レンジシフター4での散乱による前記荷電粒子線の発散を収束させる4極電磁石6と、荷電粒子線のビーム軌道を変化させるスキャニング電磁石8とを備えた。 (もっと読む)


【課題】特に高CT値を用いる放射線治療用CT値−水等価厚変換(校正)を用いることにより算出した数値と実測値の差を小さくし、高CT値を用いる粒子線治療用CT値−水等価厚変換(校正)が精度高く適用可能であるようにした。
【解決手段】画面の上に、可変密度試料について密度を変えて測定し、水分を含んだ状態でのCT値−水等価厚線図を生成させ、乾燥した状態でのCT値−水等価厚線図を生成させるCT値−水等価厚線図生成手段と、を備え、画面上で、前記二つの線図が高CT値の点で変わったときの状態の水分を含んだ状態でのCT値−水等価厚線図で表されるCT値データおよびこれに対応する水等価厚データをCT値−水等価厚校正テーブルとして構成するCT値−水等価厚校正テーブル生成手段を備える。 (もっと読む)


【課題】線量分布幅の小さいSOBPを重ね合わせてSOBPを形成する方式において、線量分布の体表から深い側の立下りが急峻なSOBPを形成できる粒子線照射装置及び粒子線照射方法を提供することにある。
【解決手段】エネルギー分布拡大装置部5は、第1の線量分布幅の小さいSOBPを形成するエネルギー分布拡大装置1と、線量分布の体表から最深部に急峻な第2の線量分布幅の小さいSOBPを形成するエネルギー分布拡大装置2とを備える。粒子線を照射してエネルギー分布拡大装置2により標的領域の体表からの最深部に線量分布の立下りが急峻なSOBPを形成し、最深部の次に深い領域から体表側の標的領域までを、エネルギー分布拡大装置1を複数回用いて、粒子線を照射して形成する線量分布幅の小さいSOBPを重ね合わせて、記標的領域に合う長さのSOBPを形成する。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、高い安全性を確保して、高精度で荷電粒子ビームを照射できる荷電粒子ビーム照射システム及び荷電粒子ビーム出射方法を提供することにある。
【解決手段】
荷電粒子ビーム発生装置から出射された荷電粒子ビームを、ビーム進行方向と垂直な照射面上に走査する走査磁石に供給し、この走査磁石を通過した荷電粒子ビームの照射面上における位置及び線量に基づいて、荷電粒子ビーム発生装置からの荷電粒子ビームの出射量を制御する。具体的には、照射面上で分割して形成される複数の領域のうち、目標線量に達した領域への荷電粒子ビームの供給を停止し、目標線量に達していない他の領域に荷電粒子ビームを供給する。 (もっと読む)


【課題】原画像データを取得すること及び観察用の画像を形成するように画像データを処理することの両方を行なうように設計された可動式X線イメージング・システムを提供する。
【解決手段】システム(20)は、X線源(22)及び可搬型フラット・パネル・ディジタルX線検出器(24)を有し、高エネルギ画像(118)及び低エネルギ画像(120)を形成し、これらの画像を分解して軟組織画像(130)及び骨画像(132)を形成し、所望の解剖学的構造をさらに解析することができる。システム(20)は、搬送を容易にする搬送器(30)に配設される。システム(20)は、フラット・パネル・ディジタル検出器のX線源との整列を容易にする整列システムを有する。システムはまた、散乱線除去グリッド(96)と、画像から散乱線除去グリッド(96)のアーティファクトを除去する散乱線除去グリッド位置揃えシステムとを含む。 (もっと読む)


【課題】患者校正深測定の頻度を少なくすることができる粒子線治療装置を得る。
【解決手段】標準の照射条件により不定期または所定の間隔で実施された標準校正深測定結果及び種々の患者の治療照射条件に合うように複数の照射パラメータを変化させて予め測定された患者校正深基準データをデータベース14に保存しておき、データ処理計算機13は、このデータベース14に保存された患者校正深基準データ及び標準校正深測定結果を用いて、患者への粒子線の治療照射時の照射線量を算出し、この算出された照射線量に基づいて、患者への粒子線の治療照射が行われるようにして、患者校正深測定の頻度を少なくしたものである。このデータベース14に登録される患者校正深基準データとしては、過去の患者校正深測定結果が適切なデータであれば、これを登録することも可能である。 (もっと読む)


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