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Fターム[4C087ZA52]に分類される特許

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【課題】血球を無菌的に処理するための、環境的に閉鎖された細胞処理装置の提供。
【解決手段】本発明は、血球を無菌的に処理するための、環境的に閉鎖された細胞処理装置に関する。装置は、連続フロー遠心分離機、流体リザーバ、および流体取扱いシステムを備える。血球は、それらの免疫優性抗原を取り除く目的で、本発明の装置によって処理される。血清変換細胞について、および被験者をこれら細胞で治療する方法についても説明する。 (もっと読む)


【課題】 ウイルスを含んでいる血液製品の中のウイルスの不活性化の方法を提供する。
【解決手段】 本方法は、ウイルスを含んでいる血液製品を、ジ−(di-)またはトリ−アルキル・ホスフェート(tri-alkyl phosphate)の溶媒および非イオン性の洗剤に接触させる処理を含み、血液製品タンパク質の収率が少なくとも90%である。 (もっと読む)


【課題】血漿の除去率を高率に維持しながらも、濾過流量の経時的な低下を抑制した血漿分離膜モジュール、及び、血小板を活性化するリスクを抑えた安全性の高い血漿分離膜モジュール、を提供すること。
【解決手段】本発明は、被処理液導入口及び処理液排出口を有する筒状ハウジングと、
その内部に配置される中空糸膜束と、中空糸膜束と筒状ハウジングとを接着固定するポッティング部と、筒状ハウジングの端部にそれぞれ液密に固定される第一のヘッダ(濾液排出口を有する)及び第二のヘッダと、を備え、中空糸膜束は、筒状ハウジングとの間で被処理液導入口及び処理液排出口に連通する空間が形成されるように、長軸方向における第一のヘッダ側の端面を開口した状態で固定され、上記空間には、処理液排出口を通過しない形状の粒体が内蔵されている、血漿分離膜モジュールを提供する。 (もっと読む)


【課題】医療機関や健康診断などで行われる血液検査の採取血の鮮度低化防止を目的とした冷却保冷において、高機能蓄冷剤を用いて、急速冷却と軽量長時間保冷の両立を図らせ、よりシンプルな形態において複雑な機能を一掃し、しかも全種類の採血管(5ml〜10ml)へ適応してその自在な組み合わせ使用を可能とさせ、更には緊急検査(血液ガス・電解質・アンモニア等)への対応または低質量化による冷蔵庫冷却でのエコ化等、機能面の多様化をも図ることのできる採血管冷却保冷システムを提供する。
【解決手段】高機能蓄冷剤を冷熱源とし、採血管に装着される高冷熱急速冷却採血管ホルダー100と、低冷熱間接空間冷却用BOX型クーラー200との組み合わせにより、採血管に対して直接的高冷熱伝導冷却に次ぐ間接的空間冷却の2段階冷熱負荷を与え、より急速的な0℃帯冷却を可能として低質量でも安定した採取血の検査前鮮度管理を行わせる。 (もっと読む)


【課題】プリオンタンパク質のPrPsc型と優先的に相互作用するペプチド試薬の提供。
【解決手段】プリオンおよびプリオン関連疾患についての検出、診断、精製、治療および予防のために試薬またはこの試薬に対する抗体を使用する方法も記載される。これらのペプチド試薬は、病原性プリオンを単離するためか、またはサンプル中の病原性プリオンの存在を検出するためのツールとして、治療的組成物または予防的組成物の成分として、および/またはプリオン特異的抗体を作製するためなどの幅広い用途において使用することができる。例えば、PrPと比較して、PrPScと優先的に相互作用するペプチド試薬は、生存被験体から得られたサンプル中の病原型の直接的な検出、例えば、疾患の診断または献血サンプルのスクリーニングまたは臓器提供用の臓器のスクリーニングに有用である。 (もっと読む)


【課題】ヘモグロビンベースの人工酸素運搬体のヘモグロビン原料を赤血球濃厚液から抽出精製する時、赤血球濃厚液から血漿、白血球、血小板を出来る限り除去した後、一旦、凍結保存する方法において、解凍後の混合物のヘモグロビンメト化率の上昇を防止する。
【解決手段】ヘモグロビンベースの人工酸素運搬体製造に用いるヘモグロビン原料の中間生成物であって、赤血球濃厚液から、pH調整剤を含有する等張の洗浄液を用いて血漿、血小板、白血球を洗浄除去して得た赤血球液を、凍結保存した後解凍した液のpHが7.1〜7.5である事を特徴とするヘモグロビンベースの人工酸素運搬体製造に用いるヘモグロビン原料中間生成物。 (もっと読む)


【課題】血球を無菌的に処理するための、環境的に閉鎖された細胞処理装置の提供。
【解決手段】本発明は、血球を無菌的に処理するための、環境的に閉鎖された細胞処理装置に関する。装置は、連続フロー遠心分離機、流体リザーバ、および流体取扱いシステムを備える。血球は、それらの免疫優性抗原を取り除く目的で、本発明の装置によって処理される。血清変換細胞について、および被験者をこれら細胞で治療する方法についても説明する。 (もっと読む)


新規の処理方法及び装置は、生体液例えば血液及びヒト単独ドナー新鮮凍結血漿、濃縮血小板、赤血球(RBC)、凝血因子(例えば因子V、VII、VII、IX、X、及びXIII)を含む血液製剤などの中に存在する病原微生物を弱毒化/不活化するために提供される。抗菌性光力学治療方法は、血液及び血液製剤から、これらの生物学的特性に影響を与えることなく、多(耐性)細菌、ウイルス性因子、菌、寄生虫、及びその他の検出されない又は検出が容易でない病原微生物又は粒子を除去するのに用いられる。耐性菌は除去するのが難しい。これは、黄色ブドウ球菌やこれに関連する菌株、表皮ブドウ球菌又はアクネ菌、ボレリア種、及び皮膚に存在するその他の菌において、特に言えることである。本発明の他の実施形態は、血液や血液製剤を汚染し、肝炎、後天性免疫不全症候群(AIDS)、及びその他の血液感染性ウイルス性疾患の蔓延の原因となる、検出されない又は検出が容易でないウイルス性因子を除去する。ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、B型肝炎ウイルス、及びC型肝炎ウイルスは、近年になって重大な血液感染性感染病として出現してきた。血液及び由来製剤を介して伝染する数多くの寄生虫もまた、これらの新たなプロセス及び装置によって除去される。 (もっと読む)


【課題】回分照射による病原体の光化学的不活化のための方法および装置を提供すること。
【解決手段】流体サンプル中の病原体を不活化するために光化学的に有用な線量を決定するための有効な方法が、本明細書中に記載される。特に、本発明は、生体サンプル中での病原体を不活化するのに十分な、光化学的に有効な用量を決定し、一方で生物学的に活性な目的の物質を影響されないままにするための方法を網羅する。本方法は、上記生体流体を、一以上の光源からの単色光または多色光の有効線量で照射する工程を包含する。生物学的サンプル中の病原体を不活化するために有効な回分照射反応器も、また記載される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、血液製品に関し、より具体的には、酸素に対して高親和性を有する改変酸素化ヘモグロビンを含む組成物、およびこのような組成物を作製する方法を課題とする。
【解決手段】本発明に従うこのような組成物は、自己酸化に対するより良好な安定性および優れた酸素運搬特性を有する。上記課題は、表面改変酸素化ヘモグロビンを含む代用血液製品であって、表面改変酸素化ヘモグロビンが、同じ条件下で測定した場合に、同じ動物供給源に由来するネイティブの支質非含有ヘモグロビンより小さなP50を有する、代用血液製品を提供することによって解決された。 (もっと読む)


【課題】移植用の輸血用血液、血小板、臍帯血、骨髄、造血幹細胞、骨髄間葉系幹細胞、胚性幹細胞、人工多能性幹細胞(iPS)、あるいはそれら幹細胞から分化誘導した細胞や組織などを効率よく臨床応用できる抗菌性保存液を開発する。
【解決手段】
抗菌性ペプチドであるポリリジン(ε結合を有する)単独、あるいはポリリジンと緑茶ポリフェノールの一種である(−)−エピガロカテキン−3−O−ガレート(EGCg)を添加した保存液を用いる。例えば、10〜100μg/mLのポリリジン、及び、10〜100μg/mLのEGCgを、輸血用血液、血小板、臍帯血、骨髄、造血幹細胞、骨髄間葉系幹細胞、胚性幹細胞、人工多能性幹細胞(iPS))、あるいはそれら幹細胞から分化誘導した細胞や組織などの保存液に含有させることで、好気性グラム陰性菌やグラム陽性菌に対して高活性を示し、さらに嫌気性菌やマイコプラズマ等に対しても強力な抗菌力を示す。 (もっと読む)


【課題】薬剤調製物または血漿誘導剤の生産に関連して、微生物(ウイルス)の充填に関し、核酸増幅法により質の保証された生物学的サンプルのプールを生成する、安価かつ単純な方法を提供する。
【解決手段】PCRによる核酸増幅法を使用して、肝炎ウイルス、レトロウイルス、およびパルボウイルス等の微生物の充填に関して、個々の血液提供物、血漿、血清および細胞培養バッチからなる群より選択される、質の保証された生物学的サンプルのプールを生成する方法。 (もっと読む)


単一ユニットのヒト血漿が、源の移送バッグから貯蔵容器の中に分注され、貯蔵容器の中で血漿が凍結乾燥される。源の移送容器から凍結乾燥用の貯蔵容器に血漿を分注している間に、例えば、細胞の血液成分を除去することによって、または病原体あるいはウイルス性もしくは細菌性作用物質の除去によって、または血液型特異的抗体の除去もしくは中和によって、インライン処理デバイスが、凍結乾燥の前に血漿を処理する。本発明の一側面によると、例えば、凍結乾燥されたヒト血漿等の凍結乾燥物質は、例えば、脱気水等の凍結乾燥物質のための再構成液とともに、容器の第1のチャンバの中に保存される。
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【課題】灌流の応用における使用のための方法および組成物の提供。
【解決手段】対象または、例えば単離された器官または組織などのその派生物に、少なくとも2種の液体組成物が注入、灌流および/または輸血される方法。第一の液体組成物は非天然の生物学的緩衝液を含まない血漿様溶液であり、かつ第二の液体組成物は液体血液組成物である。好ましい態様において、追加容量の第一の溶液またはその誘導体が患者に投与され、その後液体血液組成物が導入される。該方法を行うためのキットおよびシステムもまた提供される。また該方法および組成物は、低体温手術応用、低温貯蔵手法などにおける処置を含む様々な灌流の応用において使用される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、血液製剤中における血液型群A、B、およびABに反応性の細胞からA型抗原およびB型抗原の酵素的除去、それによって、これらを非Aおよび非B反応性細胞に変換することに関する。
【解決手段】本発明はさらに、血液型群A抗原および血液型群B抗原を除去するための免疫的に優勢なモノサッカリドを除去するためのすばらしい速度論的特性および赤血球の酵素的変換における高性能を有する特定のN−アセチルガラクトサミニダーゼおよびα−ガラクトシダーゼの使用に関する。 (もっと読む)


【課題】分子を結合する高い能力を有するヒトアルブミン溶液を得る方法の提供。
【解決手段】a)第1の透析(ダイアフィルトレーション)、b)NaCl及び少なくとも1つのアミノ酸による溶液の安定化、c)溶液の加熱、d)第2の透析(ダイアフィルトレーション)を含む。 (もっと読む)


【課題】血液製剤から、ソラレンおよびソラレン光産物を除去するための方法およびデバイスを提供すること。
【解決手段】本発明の方法は、ソラレン処理および放射線処理した血液製剤をソラレンおよびソラレン光産物を吸収し得る樹脂に接触させる工程を含む。この除去プロセスは、特に、濃縮血小板および血漿に用いるのに特に適している。なぜならば、このプロセスは、凝血因子の機能に、悪影響を及ぼさないからである。この方法およびデバイスは、アフェレーシスシステム、および現在輸血の為の血液製剤の処理に用いられている他のデバイスおよび手法に組み込まれ得る。 (もっと読む)


この発明は、全血の病原性を不活性化するする方法に向けられている。そのステップは、全血をドナーからバックに収集するステップと、全血に十分なエネルギーの光を照明して、全血中に存在するあらゆる病原体を不活性化するように全血中に存在するアロサジン光感作薬を光分解させ、病原性を不活性化した全血を保管する。本発明は、病原性を不活性化した全血を成分に分離する方法を含んでいる。
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緩衝剤が無機リン酸塩緩衝剤ではない生理学的に許容可能な緩衝剤である、緩衝化された体液増量剤溶液は、カルシウムイオンおよびマグネシウムイオンを5:1〜1:1の濃度比で含んでなる。非リン酸緩衝剤は、生理学的に許容可能なN−置換アミノスルホン酸緩衝剤、特に20℃で7.1〜7.5の水溶液中pKa値を有するもの、最も好ましくは、N−トリス(ヒドロキシメチル)メチル−2−アミノエタンスルホン酸(TES)、3−(N−モルホリノ)プロパンスルホン酸(MOPS)、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−2−アミノエタンスルホン酸(BES)およびこれらの組み合わせであってよい。好ましい成分には、100〜150(好ましくは約135)mmol/Lのナトリウムイオン、2.5〜6.2(好ましくは約5)mmol/Lのカリウムイオン、0.1〜2.5(好ましくは約1.25)mmol/Lのカルシウムイオン、0.4〜25.0(好ましくは約0.45)mmol/Lのマグネシウムイオン、96〜126(好ましくは約118)mmol/Lの塩化物イオン、2〜11(好ましくは約10)mmol/Lのグルコース(好ましくはD−グルコース)、50〜150(好ましくは約110)μmol/Lのグリセロール、7〜15(好ましくは約10)μmol/Lのコリン、5〜400(好ましくは約300)μmol/Lのグルタミン酸(好ましくはL−グルタミン酸)、5〜200(好ましくは約20)μmol/Lのアスパラギン酸(好ましくはL−アスパラギン酸)、100〜2000(好ましくは約400)μmol/Lのグルタミン(好ましくはL−グルタミン)、15〜215(好ましくは約60)μmol/Lのピログルタミン酸、20〜200(好ましくは約100)μmol/Lのアルギニン(好ましくはL−アルギニン)、1〜120(好ましくは約40)nmol/Lのチアミンピロリン酸(TPP)、40〜70(好ましくは約50)μmol/LのD−もしくはDLもしくはL−カルニチン(好ましくはL−カルニチン)、および5〜200(好ましくは約28)mI.U./Lのブタもしくはヒトのインスリン(好ましくはヒトインスリン)が挙げられる。該溶液は、血液量減少症の治療もしくは熱傷を負った対象者の細胞外液および間質液の損失の治療、対象者における呼吸性アシドーシスもしくは代謝性アシドーシスのうち少なくともいずれか一方の治療、急性腎不全もしくは急性毒性症状を有する対象者の腹膜透析中の腹腔の灌流、再灌流傷害の防止もしくは軽減のうち少なくともいずれか一方、ならびに治療薬、検査薬、もしくは相助作用剤のうち少なくともいずれか、例えば少なくとも1つの幹細胞、ペプチドまたはゲノム由来のタンパク質のような生物学的作用物質の対象者への送達、のための医薬および血液量増量剤の製造に有用である。
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【課題】食経験の長いソバやレンコンに付着・共生しているグラム陰性菌群の成分がソバ又はレンコンの機能性や漢方薬効果に寄与していると考えられることに着目し、ソバ粉をソバに共生するグラム陰性菌単独若しくは混合で、又は、レンコンをレンコンに共生するグラム陰性菌単独若しくは混合で、発酵させて、同時に該菌を培養する発酵及び培養方法を提供すること。
【解決手段】ソバ又はレンコンに由来する素材を、ソバ又はレンコンに付着又は共生するグラム陰性菌によって発酵させて、同時に該菌を培養する発酵及び培養方法。 (もっと読む)


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