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Fターム[4E065EA04]の内容

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Fターム[4E065EA04]に分類される特許

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【課題】裏面側に支持部材を配置できない溶接対象部においては、インダイレクトスポット溶接ができない
【解決手段】下板56に上板54の方へ突出する部分球面状の突出部63を予め形成し、上板54と上板56とを突出部63の上端部が上板54に点接触するように重ね合わせた溶接対象部60から所定距離離隔した下板部分56aに上方から給電側電極31を当接させ、溶接対象部60の上板部分にガン側電極21を上方から当接させて、このガン側電極21により上板54に対して加圧通電する。ガン側電極21が上板54に当接したときのガン側電極21の加圧力を上板54と下板56とが変形しない加圧力に設定すると共に、ガン側電極21から溶接対象部60を介して給電側電極31に通電する通電時間を、通電に伴う熱量により突出部63が実質的に平坦になる時間に設定している。これにより、良好なナゲットの形成と溶接対象部の変形防止が両立できる。 (もっと読む)


【課題】片側スポット溶接において、被溶接材の溶接前の加工や、溶接中の加圧力制御などを必要とせずに、被溶接材同士の間や被溶接材の表面からのチリの発生を抑制し、所要のナゲット径を安定して確保する。
【解決手段】複数の被溶接材を重ね合わせ、一方の被溶接材の被溶接部を溶接電極で押圧し、他方の被溶接材の被溶接部以外の位置にバック電極を配置し、溶接電極とバック電極の間を通電することにより複数の被溶接材を溶接する片側スポット溶接において、通電により被溶接材同士の間にナゲットを形成する第1通電と、この第1通電の電流よりも大きな電流を通電することによりナゲットを拡大する第2通電とを有する。 (もっと読む)


【課題】一対の電極を共に一方の金属板に当接させて抵抗溶接するにあたり、接合予定部に十分な電流を供給する。
【解決手段】一対の電極30,40を上側の金属板10に当接させた状態で、上側の金属板10を介した最短の通電経路L1の経路長が、下側の金属板20を介した最短の通電経路L2の経路長よりも長くなるように、一対の電極30,40を配置する。この状態で電極30,40間に電流を流すと、下側の金属板20を介した最短の通電経路L2により多くの電流が流れるため、金属板10,20の当接部(接合予定部Q’)に十分な電流を流して良好な溶接部を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】電極チップ脱着時の作業性低下や損傷等を生じることが無く、複雑な形状の鋼板であっても容易にスポット溶接を行うことが可能な鋼板のスポット溶接方法を提供する。
【解決手段】電極チップ4が、JIS C 9304で規定される呼び径が16(mm)のDR形、CR形、またはCF形であり、水冷端42から先端44までの電極先端部において、水冷端42から先端基部43までが同一径の円柱状に形成されており、水冷端42から後端部までの冷却接続部においては、水冷端42から後端部に向かうに従って内径aが拡開するテーパ状の嵌合穴4aが設けられるとともに、外径Dが水冷端42から後端部に向かうに従って拡大するテーパ状とされており、電極チップ4の嵌合穴4aに、JIS C 9304で規定される呼び径Dが20mmのアダプタ3の先端部3Bが挿入され、嵌合されてなるキャップ型電極1を用いて鋼板を溶接する。 (もっと読む)


【課題】アウターパネルの意匠品質を確保しつつも、両パネル間の相対的な位置ずれを防いでその固定強度を高めることのできるパネル複合体の形成方法を提供する。
【解決手段】パネル複合体1は、アウターパネル10とインナーパネル20とを互いに重ね合わせてなるもので、その周縁に、アウターパネル10の周縁部11をインナーパネル20側に折り返すことで、インナーパネル20の周縁部21をアウターパネル10の周縁部11とその隣接領域12とで挟み込んだ挟み込み部30が形成されている。このパネル複合体1は、アウターパネル10の周縁部11とインナーパネル20の周縁部21を互いに行き違う向きに重ね合わせる重ね合わせ工程と、重ね合わせた両周縁部11,21に溶接を施すことで両周縁部11,21を接合する溶接工程と、接合された両周縁部11,21を一体にインナーパネル20側に折り曲げることで、上記挟み込み部30を形成する折り曲げ工程とを少なくとも経て形成される。 (もっと読む)


【課題】互いに2分割されている積層された正極芯体露出部及び負極芯体露出部を有する密閉電池において、それぞれの芯体露出部と集電用部材との間の低抵抗化を実現でき、1回の溶接でかつ安定的に抵抗溶接によって溶接することができるようにすること。
【解決手段】2分割された正極芯体露出部14及び負極芯体露出部間に、それぞれ対向する二つの面のそれぞれに突起24bが形成されている金属ブロックからなる通電ブロック24Aを、対向する二つの面のそれぞれの突起24bが積層された正極芯体露出部14又は負極芯体露出部と接するように配置し、正極芯体露出部14及び負極芯体露出部の最外側の両表面にそれぞれ配置されている正極用集電部材16間又は負極用集電部材間に一対の抵抗溶接用電極31、32を当接し、一対の抵抗溶接用電極31、32間に押圧力を印加しながら抵抗溶接を行う。 (もっと読む)


【課題】品質の安定を図った非磁性改質相を備える鋼材の製造方法を提供すること。
【解決手段】複数の鋼材1を重ね合わせによって内部に空間20を形成し、その空間20内に改質金属30を入れ、重ね合わせた鋼材1を改質金属30の存在する位置で重ね合わせ方向に挟み込んだ一対の電極5により通電加圧することによって、改質金属30を周囲の鋼材1の一部とともに溶融して非磁性改質相11を形成するものであり、改質金属30は、電極5による加圧方向の両面にそれぞれ複数の突起32が形成されたものであって、電極5による通電加圧の前に、空間20に改質金属30を入れて重ね合わせた鋼材1を加圧装置で加圧し、突起32を鋼材1に食い込ませる改質前加圧工程を有する非磁性改質相を備える鋼材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】インダイレクトスポット溶接の際に、溶融した状態で形成されるナゲットを安定して得ることができるインダイレクトスポット溶接方法を提供する。
【解決手段】少なくとも2枚の金属板を重ね合わせた部材に対し、一方の面側から金属板に溶接電極を加圧しながら押し当て、他方の面側の金属板には該溶接電極と離隔した位置に給電端子を取り付け、該溶接電極と該給電端子との間で通電して溶接を行うインダイレクトスポット溶接において、溶接部を除く金属板間の重ね合わせ面を電気的に絶縁する。 (もっと読む)


【課題】溶け落ち等の過熱による欠損の発生を可及的に防止しつつも、高品質の溶接部を短時間で形成することのできる、生産効率に優れた金属板の溶接方法を提供する。
【解決手段】2個の電極1を、相互に重ね合わせた複数の金属板2,3の片側から押し当てて通電することで、金属板2,3間に接合領域を生成する。具体的には、この溶接方法は、先端に向けて縮径する縮径面4を設けた電極1を通電しながら金属板2,3に押込んで、金属板2,3同士を密着変形させる密着変形過程(A)と、密着変形させた領域7に存在する異物を、電極1の押込みにより密着変形させた領域7から排出して、異物のない清浄面同士が密着した清浄面密着領域を生成する異物排出過程(B)と、清浄面密着領域に固相接合領域10を生成する固相接合過程(C)、とを含む。 (もっと読む)


【課題】3枚以上のワークが積層され、且つその最外に厚みが最も小さい最薄ワークが配置された積層体に対して抵抗溶接を施す際、前記最薄ワークと、該最薄ワークに隣接するワークとの間にナゲットを十分に成長させる。
【解決手段】抵抗溶接装置を構成する溶接ガン14は、溶接用電極としての下チップ32及び上チップ38と、加圧用部材としての加圧用ロッド46とを具備する。この中の上チップ38及び加圧用ロッド46は、溶接対象である積層体48を、該積層体48の最外に配置された金属板(最薄ワーク)54側から加圧力F1、F2でそれぞれ加圧し、一方、下チップ32は、前記積層体48を金属板50側から加圧力F3で加圧する。F1+F2は、F3と均衡するように制御される。この状態で、上チップ38から下チップ32への通電がなされる。 (もっと読む)


【課題】鋼帯の板厚が薄い場合、鋼帯同士を重ね溶接して得られる溶接部の強度を向上する。
【解決手段】複数の鋼帯11を順次重ねスポット溶接して接続するに際し、先行鋼帯11aの板厚が0.4mm以下である場合、先行鋼帯11aと後行鋼帯11bとで形成される重ね継手12の先行鋼帯11aの側に、厚さ1.0mmの鋼板13を当てて溶接する。後行鋼帯の板厚が0.4mm以下である場合には、重ね継手の後行鋼帯の側に厚さ1.0mmの鋼板を当てて溶接する。また、先行鋼帯および後行鋼帯ともに板厚が0.4mm以下である場合には、重ね継手の先行鋼帯および後行鋼帯の両方の側に厚さ1.0mmの鋼板を当てて溶接する。 (もっと読む)


【課題】板厚が比較的小さな鋼板を含む複数の鋼板を、高い接合強度で重ね溶接する鋼板の重ね溶接方法及び鋼板の重ね溶接継手を提供する。
【解決手段】表面側鋼板1aと、表面側鋼板1aよりも板厚が大きい高板厚鋼板1b、1cとを、表面側鋼板1aが表面側に配置するように重ね合わせた状態で、鋼板1a〜1cを板厚方向から加圧しながらスポット溶接することにより、鋼板1a〜1cにスポット溶接部5を設けるスポット溶接工程と、スポット溶接部5または前記スポット溶接部5の周囲にレーザ光Lを照射して、表面側鋼板1aと高板厚鋼板1bとをレーザ溶接するレーザ溶接工程と、を具備してなる鋼板の重ね溶接方法を採用する。 (もっと読む)


【課題】高強度鋼板を含んだ板厚比の大きな板組みにおいても、余計な工程を付加することなく、また散りを発生することなく、必要サイズのナゲットが形成されているとともに、良好な引張強度を有する抵抗スポット溶接継手を安定して得ることができる、抵抗スポット溶接継手の製造方法を提案する。
【解決手段】複数枚の金属板を重ね合わせた板組みを抵抗スポット溶接により溶接接合し抵抗スポット溶接継手を製造するにあたり、板厚比が5以上の板組みとし、前記抵抗スポット溶接を第一段・第二段・第三段の三段階からなる溶接とし、第二段の溶接は前記第一段の溶接に比べ、高加圧力、低電流又は同じ電流、長通電時間又は同じ通電時間の溶接とし、さらに第三段は第二段よりも高加圧力で、高電流の通電を繰り返すことを特徴とする抵抗スポット溶接継手の製造方法。 (もっと読む)


【課題】材質が異なるプレート同士を積層しスポット溶接によって接合する。
【解決手段】第1プレート材1の両面に、互いにスポット溶接可能な第2プレート材2と第3プレート材3とを重ねる。第1プレート材1は、第2プレート材及び第3プレート材とは異質の材料で形成されていて、位置決め孔4を有する。第2プレート材2及び第3プレート材3の少なくとも一方には、第1プレート材1の位置決め孔4に対応する位置決め突起5を形成する。位置決め突起5を第1プレート材1の位置決め孔4に嵌め、第2プレート材2と第3プレート材3とを、第1プレート材1の位置決め孔4に嵌められた位置決め突起5においてスポット溶接する。 (もっと読む)


【課題】金属板部材のフランジ部及び該フランジ部の基端側に形成した曲率部と相手部材との間の接着剤によって、上記金属板部材をそのフランジ部で上記相手部材に接合した金属板接合構造において、継手強度を高くする。
【解決手段】金属板部材1の曲率部12は、第1曲率部13と、この第1曲率部13とフランジ部11の長手方向に隣接して設けられ、第1曲率部13よりも曲率半径が大きい第2曲率部14とを有している。 (もっと読む)


【課題】高強度鋼板を含んだ板厚比の大きな板組みにおいても、余計な工程を付加することなく、また散りを発生することなく、必要サイズのナゲットが形成されているとともに、良好な引張強度を有する抵抗スポット溶接継手を安定して得ることができる、抵抗スポット溶接継手の製造方法を提案する。
【解決手段】複数枚の金属板を重ね合わせた板組みを抵抗スポット溶接により溶接接合し抵抗スポット溶接継手を製造するにあたり、板厚比が5以上の板組みとし、前記抵抗スポット溶接を第一段・第二段・第三段の三段階からなる溶接とし、第二段の溶接は前記第一段の溶接に比べ、高加圧力、低電流又は同じ電流、長通電時間又は同じ通電時間の溶接とし、さらに第三段は第二段よりも高電流の通電を繰り返すことを特徴とする抵抗スポット溶接継手の製造方法。 (もっと読む)


【課題】片面に予め塗装が施された塗装金属板と、塗装が施されていない非塗装金属板を電気抵抗溶接して溶接構造体を製造したときに、塗装金属板の塗装面を変色させることなく溶接接合できる溶接構造体の製造方法を提供する。
【解決手段】金属板同士を溶接して溶接構造体を製造するにあたり、第一面に塗装が施された塗装金属板と、第一面に錐状の凸部を設けた非塗装金属板を準備し、前記非塗装金属板の第一面とは反対側の第二面を前記塗装金属板の第一面とは反対側の第二面に当接させ、前記凸部に電気抵抗溶接用の電極を当てて電気抵抗溶接を行なう。 (もっと読む)


【課題】 ベース部材に接合されるビーム部材のフランジ部の外側端部(エッジ)におけるシール性を確保しながら、ベース部材およびビーム部材の耐腐食性を向上させることができる金属部材の接合構造を提供すること。
【解決手段】 フロアパネル5とフロアサイドメンバ9との接合構造15において、フロアサイドメンバ9に、長手方向に沿って延びフロアパネル5へ向かって開放する凹部本体16と、凹部本体16の各遊端部から幅方向外方へ張り出すフランジ部17とを形成する。フランジ部17には、フロアパネル5に接合される直交部23と、フロアパネル5に接合されない傾斜部24とを長手方向に沿って交互に複数設ける。そして、傾斜部24を、その外側端部21のみがフロアパネル5に接触するように、フロアパネル5と間隔を隔てて対向配置させた状態で、フロアパネル5とフロアサイドメンバ9とを接合する。 (もっと読む)


【課題】金属板の本体部分から屈曲する屈曲片同士を抵抗溶接によって強固に溶接することができる金属板の溶接方法を提供する。
【解決手段】この金属板の溶接方法では、第1の金属板11の本体部分13に沿う第1の当接面62と、第1の屈曲片14の角度に対応して第1の当接面62に対して傾斜する第2の当接面63とを有する下部電極61を用いることにより、第1の屈曲片14と第1の金属板11の本体部分13との間に下部電極61を容易に配置できる。この状態で上部電極51を第2の屈曲片24に対して配置することにより、通電中の第1の屈曲片14及び第2の屈曲片24への加圧及び拘束を十分な力で行うことが可能となるので、屈曲片14,24同士を抵抗溶接によって強固に溶接することができる。 (もっと読む)


【課題】長尺状の金属板同士の突き合わせ溶接において、複雑なギャップ管理を行なうことなく健全な溶接部を形成できるレーザ溶接方法及び鉄道車両用外板を提供する。
【解決手段】このレーザ溶接方法では、プレス成型によって第1の金属板11の端部12に鋭角に屈曲する第1の屈曲片14を設けると共に、第2の金属板21の端部22に鈍角に屈曲する第2の屈曲片24を設け、第1の屈曲片14と第2の屈曲片24とが当接するように第1の金属板11の端部12と第2の金属板21の端部22とを突き合わせている。プレス成型の金型では、加工材の長さに関わらず十分な直線性を達成できる。したがって、このレーザ溶接方法では、複雑なギャップ管理を行わなくとも、第1の屈曲片14と第2の屈曲片24とを当接させるだけで端部12,22間のギャップが抑えられ、レーザ溶接部W1を健全に形成できる。 (もっと読む)


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